JPH10294907A

JPH10294907A - 受信装置

Info

Publication number: JPH10294907A
Application number: JP9100257A
Authority: JP
Inventors: Takashi Hoshino; 剛史星野; Masahide Aoki; 正英青木; Toshiyuki Kurita; 俊之栗田; Minoru Fujita; 実藤田; Hiroyuki Suzuki; 宏幸鈴木
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1997-04-17
Filing date: 1997-04-17
Publication date: 1998-11-04

Abstract

(57)【要約】【課題】テレビなどの受信装置において、外部からの
指示に応じて放送映像などを任意に縮小し、余白部分に
アイコン等の操作部を表示する。【解決手段】テレビディスプレイ１０７の画面５００
上には、画像５１０とともにメニューキー５２０がオン
スクリーンディスプレイとして表示される。メニューキ
ー５２０は、例えば画像設定キー５２１、音声設定キー
５２２、他の設定キー５２３等が用意される。図は音声
設定キー５２２が押された状態を示し、音声設定用のキ
ーボード５３０が表示される。ユーザは、リモートコン
トローラ等を用いてキー操作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は外部からの指示に基
づいて現在視聴中の放送映像などを任意に縮小し、画面
の余白部分にアイコンや番組関連情報を表示する受信装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のテレビディスプレイ等にあって
は、画面に表示される画像は、フル画像の外に、子画像
等の表示が使用されている。しかしながら、画像を画面
上の任意の位置に縮小して表示するものではなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】例えば、デジタル放送
等にあっては、デジタル化した映像と音声の信号ととも
に、番組に関連する情報を同時に伝送することができ
る。また、放送受信の外に、ＶＴＲ、ＤＶＤ、インター
ネット等のディスプレイとして共通のテレビディスプレ
イを用いることも可能である。従来はこの種の付属の機
器を接続するためには、付属機器専用のコントローラを
別個に備える必要があった。また、テレビディスクプレ
イの画質や音声等の調整もコントローラ上に調整手段を
備えていた。本発明は、番組関連情報の表示や、付属機
器の操作、テレビディスプレイの調整等を画面とリモー
トコントローラにより容易に操作することができる受信
装置を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、基
本的な手段として、外部からの指示に応じて表示中の映
像を縮小し、該縮小映像以外の表示領域に、少なくとも
一つの操作部を表示する手段を備える。そして、該表示
される操作部の数が、前記映像の縮小量に応じて増加さ
れるものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロック
図である。１０１は外部アンテナ等からの放送及び通信
の入力端子、１０２は受信した信号から、映像信号、音
声信号、番組関連情報信号のうち任意の信号を取り出す
分離装置、１０３は映像信号と、音声信号を復号し、原
画像と現音声を再生するＡ／Ｖでコーダ、１０４は画面
上に表示する画像のサイズと表示位置を移動する制御
部、１０５はメモリ、１０６は映像信号と文字等のグラ
フィックを合成する画像合成部、１０７はテレビディス
プレイである。

【０００６】１２０は伝送された番組関連情報を復号す
る情報デコーダであって、その出力は情報バッファ１２
１を介して表示制御部１３０のファイリング装置１３１
へ送られる。ファイリング装置１３１は、送られてくる
番組関連情報の全てを記憶するメモリである。比較部１
３２は表示指示部１３４の指示を受けて、ファイリング
装置１３１の情報を表示データ選定部１３３へ送る。メ
モリ１３５はアイコン等の装置自体が持つ情報を記憶す
るもので、必要に応じてその情報を表示データ選定部１
３３へ送る。選定されたデータは、画像合成部１０６へ
送られ、受信された情報とともに、テレビディスプレイ
１０７上に表示される。

【０００７】コマンド受信装置２００は、例えば、ユー
ザが操作するリモートコントロール装置からの指令を受
信し、表示制御部１３０へ送る。リモートコントロール
装置からの指令は、コマンド受信装置２００を介して、
ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）やデジタルビデオディ
スクプレーヤ（ＤＶＤ）等の機器のコントローラへ送ら
れる。

【０００８】図２は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。この受信装置は、ディスクプレイ１０７上に
種類の異なる２つの動画を同時に表示する機能を備え
る。この装置は、第１の入力部１０１の外に第２の入力
部１５１を有し、第１の入力部１０１に入力するものと
は別の入力を受ける。入力信号はＡ／Ｖでコーダ１５２
へ送られ、メモリ１５４を有する画像サイズの変更／移
動部１５３を介して画像合成部１０６へ送る。画像合成
部１０６は、第１の入力部で受信した動画像と合せて第
２の入力部からの動画像をディスプレイ１０７上に表示
する。

【０００９】図３は、ユーザが操作するリモートコント
ローラの操作パネルを示す説明図である。全体を符号３
００で示すリモートコントローラは、電源ボタン３０
１、入力切換ボタン３０２、アクセスボタン３０３、メ
ニューボタン３０４、画面位置ボタン３０５、インター
ネットボタン３０６、２画面ボタン３０７を有する。入
力切換ボタン３０２を押すことによって、ＶＴＲ、ＤＶ
Ｄ等の入力に切り換えられる。アクセスボタン３０３を
押すと、文字多重放送等のアイコン等を表示させること
ができる。メニューボタン３０６は、画像や音声等の調
整用のキー等を画面上に呼び出す際に用いられる。カー
ソルボタン３１０は、中央に配設される決定ボタン３１
５のまわりにカーソル上ボタン３１１、カーソル下ボタ
ン３１２、カーソル左ボタン３１３、カーソル右ボタン
３１４が設けられる。音量の調節ボタン３２１，３２
２、画面の拡大ボタン３２３、縮小ボタン３２４の他
に、１チャンネルから１２チャンネルまでの地上波のチ
ャンネルボタン３３０、ＢＳのチャンネルボタン３４０
等が設けられる。

【００１０】図４以下に、本発明による表示画面の例を
示す。図４はメニューボタン３０４を用いた画面の例を
示す。テレビディスプレイ１０７の画面５００上には、
画像５１０とともにメニューキー５２０がオンスクリー
ンディスプレイとして表示される。メニューキー５２０
は、例えば画像設定キー５２１、音声設定キー５２２、
他の設定キー５２３等が用意される。図は音声設定キー
５２２が押された状態を示し、音声設定用のキーボード
５３０が表示される。

【００１１】図５は、入力手段の切換え用の画面を示
す。ＴＶ画像５１０の他にＶＴＲからの画像５６０が表
示され、これらの入力手段を選択するためのアイコン５
５０が表示される。図６は、周辺機器を操作するための
画面を示し、ＶＴＲが選択された状態を示す。画像５１
０に加えて、ＶＴＲの操作用アイコン５７０が用意され
る。

【００１２】図７は、アクセスボタン３０３を操作して
文字多重放送等のアイコン５８０を表示する例を示す。
文字多重放送のカテゴリーとしては、ニュース、スポー
ツ、競馬等がサービスされる。図８は、インターネット
３０６を操作して、インターネットの接続用キー６００
を画面上に表示する場合を示す。図９は、インターネッ
トなどの情報６１０を表示する例を示す。

【００１３】図１０以下に画面表示の例を示す。図１０
は、ディスプレイの表示画面５００上にフルサイズの画
面５１０が表示される。図１１は画面５１０を縮小する
とともに、右側に寄せて、左側の空いたスペースに文字
多重放送用のアイコン７００を表示する。キー７０３は
競馬の番組を示す。

【００１４】図１２は、画面５１０を更に縮小し、アイ
コン７００の表示エリアを拡大している天気予報のキー
７０４、経済情報のキー７０５、ドアラマのキー７０６
が追加して表示される。図１３は、アイコンの外に、文
字情報７２０を表示する画面を示す。図１４は、画面５
１０を左上側に寄せて、下部にアイコン７５０を表示
し、右側に文字情報７６０を表示する画面を示す。

【００１５】図１５は、本発明による操作処理のフロー
を示す。ステップＳ１０でスタートした処理は、ステッ
プＳ１０で受信中の番組のフルサイズの画面が表示され
る。ステップＳ１２でアクセスボタン３０３が押下され
ると、ステップＳ１３で画面が縮小され、左側のスペー
スにアイコンが表示される。ステップＳ１４でアクセス
ボタン３０３が再度押下されると、ステップＳ１５で画
面は更に縮小されて、より多くのマイコンが表われる。

【００１６】ステップＳ１６により、もう１度アクセス
ボタン３０３を押下すると、ステップＳ１１のフル画面
表示に復帰する。ステップＳ２０で、画面上に表示され
たアイコンをリモートコントローラのカーソルボタンと
決定ボタンで天気予報のアイコンを選択すると、ステッ
プＳ２１に示す天気予報が画面上に表示される。ステッ
プＳ２２でアクセスボタンを押下すると、フルサイズの
画面に戻る。

【００１７】図１６は、本発明による他の操作処理のフ
ローを示す。ステップＳ３０でスタートした処理は、ス
テップＳ３１でフルサイズの画面が表示される。ステッ
プＳ３２でアクセスボタンが押下されると、ステップＳ
３４で画面が中央部に縮小表示される。画面の両側は使
用されない。この状態でステップＳ３５でアクセスボタ
ンを再度押下すると、ステップＳ３１のフル画面に戻
る。ステップＳ４０でカーソルボタンと決定ボタンで画
面上のメニューアイコンのうちで、例えば天気予報のア
イコンを選択すると、ステップＳ４１で天気予報の文字
情報が画面右側のスペースに表示される。ステップＳ４
２でアクセスボタンが押下されると、ステップＳ３１の
初期画面に戻る。

【００１８】図１７以下に、画面上でのウインドの配置
の各種のレイアウトを示す。図１７はディスプレイ５０
０上の左側に画面５１０を表示し、右側にインターネッ
トの接続用のウインド６００を配設したものである。図
１８は、画面５１０を縮小し、上下にエリアをアイコン
等の表示に利用するか、空白に残す。右側のウインド８
０３に文字情報を表示する。図１９は、画面５１０を再
に縮小し、文字情報のウインド８１３を大型化する。

【００１９】図２０は、右側に画面５１０を、左側に文
字情報のウインド８２１を配設したものである。図２１
は、右側の画面５１０を縮小し、下部を空けたものであ
る。図２２は、画面５１０を更に縮小し、文字情報のウ
インド８６２を大型にしてある。

【００２０】図２３は、ディスプレイの全面を文字情報
のエリア８３１として使用し、画面５１０をウインドの
形式で表示してある。図２４は、文字情報のウインド８
５２と画面ウインド５１０を段差をつけて表示してあ
る。図２５は、文字情報のエリア８９２を縮小し、その
上側に画像のウインド５１０を設けたものである。

【００２１】

【発明の効果】本発明の受信装置は以上のように、外部
からの指示に応じて放送映像などを任意に縮小し、余白
部分にアイコンなどの操作部を表示させるものである。
余白部分に表示させる操作部は、ａ）画質調整などテレビ自身の設定をするためのオンス
クリーンディスプレイ。ｂ）入力切換などの選択肢アイコン（例えばビデオの再
生、ストップなど）。ｃ）周辺機器を操作するためのアイコン（例えばビデオ
の再生、ストップなど）。ｄ）文字多重放送などの情報サービスを選択するための
アイコンと情報の内容。ｅ）インターネットなどの接続操作アイコンと情報の内
容。などである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の受信装置の構成を示すブロック図。

【図２】本発明の受信装置の他の構成を示すブロック
図。

【図３】リモートコントローラの操作パネルを示す説明
図。

【図４】画面調整の操作部を表示する画面。

【図５】入力切換の選択アイコンを表示する画面。

【図６】周辺機器操作部を表示する画面。

【図７】文字多重放送などの操作部を表示する画面。

【図８】インターネットの接続操作部を表示する画面。

【図９】インターネットの情報表示操作部を表示する画
面。

【図１０】全画面を表示する画面。

【図１１】画面を縮小し、操作部を表示する画面。

【図１２】画面を縮小し、操作部を表示する画面。

【図１３】画面を縮小し、操作部を表示する画面。

【図１４】画面を縮小し、操作部を表示する画面。

【図１５】操作処理のフロー図。

【図１６】操作処理のフロー図。

【図１７】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図１８】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図１９】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図２０】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図２１】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図２２】縮小画面と関連情報を表示する画面。

【図２３】ウインドを使用する画面。

【図２４】ウインドを使用する画面。

【図２５】ウインドを使用する画面。

【符号の説明】

１０１入力部１０２分離装置１０３Ａ／Ｖデコーダ１０４画面サイズ変更／移動部１０６画面合成部１０７テレビディスプレイ１３０制御部２００コマンド受信部３００リモートコントローラ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者栗田俊之神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者藤田実東京都千代田区神田駿河台四丁目６番地株式会社日立製作所家電・情報メディア事業本部内 (72)発明者鈴木宏幸神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外部からの指示に応じて表示中の映像を
縮小し、該縮小映像以外の表示領域に、少なくとも一つ
の操作部を表示する手段を備え、該表示される操作部の
数が、前記映像の縮小量に応じて増加される受信装置。
【請求項２】前記操作部は、映像の画質調整を行うた
めのものである請求項１記載の受信装置。
【請求項３】前記操作部は、周辺機器を操作するため
のものである請求項１記載の受信装置。
【請求項４】前記操作部は、表示中の映像以外の映像
もしくは情報（文字放送、インターネット）を表示させ
るためのものである請求項１記載の受信装置。
【請求項５】前記操作部は、使用頻度が高いものが画
面の枠部付近に配置される請求項１記載の受信装置。