JPH03192884A - 文字図形情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、受信した文字図形情報を復号処理し表示部に
表示する文字図形情報表示装置に関するものである。

従来の技術 近年、電話回線を利用して、文字や図形からなるニュー
ス、天気予報、株式市況などの文字図形情報を、家庭の
テレビジョン受像機の画面に映し出すことのできる、キ
ャプテン等のビデオテックスや、同様に文字図形情報を
放送電波で、伝送する文字多重放送が実用化されている
。さらに最近では、より表示密度の高い文字図形情報（
キャプテンではランク３．ランク５画面）がサービスさ
れている。これらの高密度な文字図形情報を表示するた
めには、ＣＲＴ等の表示デバイスを含めて表示部の表示
能力の高性能化がなされた専用表示装置が必要であるが
、大変高価なものとなるために、高密度画面の画素を間
引いて標準密度に変換し、また高密度画面の一部のみを
表示するようにして、従来のテレビジョン受像機で、受
信できるようにした文字図形情報表示装置が開発されて
いる。

以下、図面を参照しながら、上述したような文字図形情
報表示装置について説明する。

第６図は、従来の文字図形情報表示装置の構成を示すも
のである。第６図において、１は文字図形情報を文字図
形画像に復号する文字図形情報復号部、２は文字図形情
報復号部を制御するマイクロプロセッサ回路、３は映像
信号より文字図形情報をデジタルデータとして取り出す
受信回路、４は受信した文字図形情報を記憶したり、マ
イクロプロセッサ回路２の作業領域として使用するＲＡ
Ｍ、５はマイクロプロセッサ回路２を制御するためのプ
ログラムを格納するＲＯＭ、７はマイクロプロセッサ回
路２によって復号された文字図形画像を記憶するための
表示メモリ、６は、表示メモＩＪ　７に記憶された文字
図形画像を、ＲＧＢ信号に合成するための表示処理回路
、９は文字図形情報を、文字図形画像に復号する時に使
用する文字発生器、８は文字図形情報の中に含まれる付
加音データを処理する付加音デコーダ１０は文字図形情
報復号部に、文字図形情報の選択などを指示するキーバ
ンドである。２０はテレビジョン信号受信部で、２１は
アンテナ、２２はテレビジョン信号受信回路、２３は音
声復調増幅回路、２４は輝度増幅色復調回路、２５はテ
レビジョンの映像音声信号と、文字図形情報復号部より
出力されるＲ（、Ｂ信号と付加音信号の切換え又は混合
を行う映像音声切換回路、２６は音声増幅出力回路、２
８はスピーカ、２７は映像増幅出力回路、２９は映像を
表示する表示部である。

以上のように構成された文字図形情報表示装置について
、以下その動作について説明する。

アンテナ２１により受信したテレビジョン信号は、テレ
ビジョン信号受信部２０のテレビジョン信号受信回路２
２で復調し、映像信号と音声信号を取り出す。映像信号
は、文字図形情報復号部１の受信回路３に入力され、映
像信号の中から、文字図形情報を取り出す。利用者はキ
ーバッド１０を走査することによって多くの文字図形情
報の中から希望する文字図形情報を選択することを、マ
イクロプロセッサ回路２に対して指示する。マイクロプ
ロセッサ回路２は、指示された文字図形情報を選択し、
ＲＡＭ４に記憶させるとともに、ＲＯＭ５記憶されてい
るプログラムの内容に従って、文字発生器９を必要に応
じて使用しながら、復号処理を行い、文字図形画像に変
換し、表示メモリ７に記憶する。

表示メモリ７に記憶された文字図形画像は、表示処理回
路６によってＲＧＢ信号に合成される。また文学図形信
号の中に含まれる付加音データは、付加音デコーダ８に
より付加音信号に変換される。

一方、テレビジョン受信回路２２で復調された音声信号
と映像信号は、それぞれ音声復調増幅回路２３、輝度増
幅色復調回路２４に入力、処理され、映像音声切換回路
２５に入力される。映像音声切換回路２５は、文字図形
情報復号部１より出力される映像信号（ＲＧＢ信号）お
よび音声信号（付加音信号）と、テレビジョンの映像信
号および音声信号を切換えることによって、文字図形画
像を表示する時は前者を、テレビジョン画像を表示する
時は後者を選択し、音声増幅出力回路２６、映像増幅出
力回路２７を通してそれぞれ、スピーカー２８９表示部
２９に入力する。以上の動作により、利用者は、選択し
た文字図形情報を、表示部２９に表示させることができ
る。

また、受信した文字図形情報がより表示密度が高い画面
の場合は、マイクロプロセッサ回路２によって、高密度
画面の画素を間引いて標準密度に変換し、表示メモリ７
に記憶する。また標準密度に変換された画面が判読でき
ないようなときは、キーバッド１０を操作することによ
って、表示したい画面傾城をマイクロプロセンサ回路２
に指示し、マイクロプロセンサ回路２は、指示された領
域を、表示メモリ７に記憶することによって、高密度画
面の一部のみを表示させることができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成の文字図形情報表示装
置では、先ず全画面情報を縮小して表示し、次に拡大し
て表示する表示領域を指定し、拡大表示するという操作
が必要で、さらに別の領域を拡大表示したいときは、−
旦、全画面情報を表示し、再度、拡大したい領域を指定
し直す必要があり、非常に使いづらいものであった。ま
た、文字図形情報が、複数の標準密度画面で構成されて
いるような場合、拡大領域の指定が、高密度画面と同じ
であるために、複数回の操作で、一つの標準画面を指定
しなければならなかった。また、高密度画面と標準画面
が混存した文字図形情報は、高密両面のみ拡大されるた
めに、正しく画面が表示されないという欠点があった。

さらに、拡大して表示する表示領域以外の文字図形情報
も、表示するための処理と同じ処理を行っているために
処理時間がかかり、表示したい領域の画面情報が、すぐ
に表示されてこないという問題も有していた。

本発明は、上記問題点に鑑み、通常のテレビジョン受像
機の機能で、より表示密度の高い文字図形情報を、簡単
な操作で、かつ効率よく表示できる文字図形情報表示装
置を提供するものである。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の文字図形情報表示装
置は、文字図形情報を受信する受信回路と、文字図形情
報を復号処理することによって得られる文字図形画像を
記憶する表示メモリと、上記文字図形情報により指定さ
れた表示密度と異なる表示密度で文字図形画像に復号す
る第１の復号手段と、上記文字図形情報の一部を上記表
示制御情報により指定された表示密度で文字図形画像に
復号する第２の復号手段と、上記表示メモリに記憶され
た文字図形画像を表示部に表示するための表示処理回路
から構成される。さらに上記第２の復号手段で表示する
領域を、連続して指定し表示することのできる第１の領
域表示手段と、文字図形情報が複数の画面で１つの画面
を構成する時は、第２の復号手段で表示する領域を、画
面単位に指定し、表示することのできる第２の領域表示
手段と、文字図形情報が、複数の表示密度で１つの画面
を構成する時は、最も高密度で表示することを指定され
た画面を基準として第１の第１の復号手段と第２の復号
手段の両方の手段で表示するように制御する表示制御手
段から構成される。さらに、第２の復号手段で表示する
領域以外の文字図形情報の処理を省略することによって
高速に、指定された領域のみを表示する領域選択手段か
ら構成される。

作用 この構成によって、受信回路で受信したより表示密度の
高い文字図形情報（テレビジョン文字多重放送ではレベ
ルＢ、キャプテンではランク３及びランク５）は、第１
の復号手段によって、縮小した画面で文字図形画像全体
が表示され、第２の復号手段によって文字図形画像の一
部を指定された密度で表示することが可能である。また
、第１の領域表示手段により、表示する文字図形画像の
一部を連続的に移動させることができ、文字図形画像が
複数の画面で１つの画面を構成する時は、第２の領域表
示手段により、その表示の位置設定を画面単位に移動さ
せることが可能になる。また、文字図形情報が複数の表
示密度で１つの画面を構成する時は、表示制御手段によ
り、最も高密度で表示すること、指定された画面を基準
として正確に表示することが可能となる。さらに、表示
指定された領域外の処理を、領域選択手段により、省略
することによって高速に表示することが可能となる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明の一実施例における文字図形情
報表示装置の構成を示すものである。

第１図において、２は、第１の復号手段１１．第２の復
号手段１２．第１の領域表示手段１３．第２の領域表示
手段１４．表示制御手段１５．　Ｎ域選択手段１６を有
するマイクロプロセッサ回路である。第１の復号手段１
１は、文字図形情報に含まれる表示制御情報により指定
された表示密度と異なる表示密度で文字図形情報を文字
図形画像に復号するものである。第２の復号手段１２は
、上記文字図形情報の一部を表示制御情報により指定さ
れた表示密度で文字図形画像に復号するものである。第
１の領域表示手段１３は、上記第２の復号手段１２で表
示する領域を、連続して指定し表示するようにするもの
である。第２の領域表示手段１４は、文字図形情報が複
数の画面で１つの画面を構成する時、第２の復号手段１
２で表示する領域を、画面単位に指定し、表示するよう
にするものである。表示制御手段１５は、文字図形情報
が、複数の表示密度で１つの画面を構成する時、最も高
密度で表示することを指定された画面を基準として第１
の第１の復号手段１１と第２の復号手段１２の両方の手
段で表示するように制御するものである。また、領域選
択手段１６は、第２の復号手段１２で表示する領域以外
の文字図形情報の処理を省略することによって高速に、
指定された領域のみを表示するようにするものである。

上記以外は、第６図のものと同じものである。

以上のように構成された文字図形情報表示装置について
、以下この動作を説明する。本実施例の文字図形情報表
示装置は、基本的に第６図のものと同じ動作をすること
ができる。

第２図ａ　−ｆは、第１の復号手段１１、第２の復号手
段１２、第１の領域表示手段１３の動作説明図である。

受信した文字図形情報が高密度画面であるとき、第１の
復号手段１１により標準密度画面に変換され、第２図ａ
のように表示される。標準密度に変換したことにより内
容が判読できない等で、その一部のみを本来の高密度で
表示させたいときは、まずキーバッド１０を操作するこ
とによって、その領域を第２図すのように指定する０表
示領域が決定した時点で、さらにキーバッドＩＯを操作
し、第２の復号手段１２を機能させることによって第２
図（Ｃ）のように高密度で画面の一部を表示する。ここ
までの動作は従来例と同じであるが、本構成では第１の
領域表示手段１３により、再度、標準密度画面に変換し
、別の領域を高密度指定するという操作が不要となり、
高密度で表示する領域を連続時に指定し表示することが
可能となる。すなわち、従来　；３−＋　ｌ）−＋（−
＋　ｄ　−＋　６　→（ｆ）　−＋　（ｄ）−＋　ｅ−
ｈ　ｆ　・−・本構成ａ→ｂ→ｃ−＋ｆ→ｆ・・・ と、非常に操作性がよくなる。

第３図は、第２の領域表示手段１４の動作説明図である
。標準密度に変換された画面の一部の領域を指定する時
、キーバッド１０を複数回操作することによって、目的
の領域を指定するわけであるが、受信した文字図形情報
が、それぞれ独立した複数の画面で構成される場合（ａ
）、　６Ｎ域の指定を、第３図す、第３図Ｃ１第３図ｄ
、第３図ｅのように画面単位にすることによって、非常
に指定しやすくなる。

第４図は、受信した文字図形情報が、複数の密度で構成
されている場合（ａ）の説明図である。従来は、高密度
画面に対してのみ、第２の復号手段１２を適用していた
ので、第４図すのような表示になって、正確に表示され
なかったが、表示制御手段１５により、標準画面にも、
第１の復号手段１１を通用することによって、第４図Ｃ
のように正確に表示することが可能となる。

第５図は、領域選択手段１Ｇの動作説明図で、従来は、
第５図の外側の四角形全体の文字図形情報に対して、第
１の復号手段１１を適用していたため、第５図の内側の
四角形の部分の文字図形情報が、表示されるのに、時間
がかかっていたが、領域選択手段１６により、第５図の
斜線の部分の文字図形情報の処理を省略することにより
、目的の表示領域を高速に表示することが可能となる。

なお、本実施例においては文字多重放送を例に説明した
が、キャプテン等のビデオテックスにおいても同様であ
るのは、勿論である。

発明の効果 以上のように、本発明を実施することにより、標準密度
の表示能力の表示部を用いて、高密度の文字図形画像を
表示し、かつ必要に応じて表示画像の一部を、簡単な操
作で、使いかって良く表示することができ、その実用効
果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における文字図形情報表示装
置の構成を示す機能ブロック図、第２図は第１の復号手
段、第２の復号手段、第１の領域表示手段で、高密度画
面を標準画面に変換し、かつその一部を本来の表示密度
で表示する表示例を示す図、第３図は文字図形情報が、
独立した複数の画面で構成された場合の、領域指定の例
を示す図、第４図は文字図形情報が、複数の表示密度で
構成された場合の表示例を示す図、第５図は領域選択手
段により、指示された領域のみに第１の復号手段を適用
する説明図、第６図は従来例の文字図形情報表示装置の
構成例を示すブロック図である。 ３・・・受信回路、６・・・表示処理回路、７・・・表
示メモリ゛・、１１・・・第１の復号手段、１２・・・
第２の復号手段、１３・・・第１の領域表示手段、１４
・・・第２の領域表示手段、１５・・・表示制御手段、
１６・・・領域選択手段。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示制御情報を含む文字図形情報を受信する受信
   回路と、文字図形情報を復号処理することによって得ら
   れる文字図形画像を記憶する表示メモリと、上記表示制
   御情報により指定された表示密度と異なる表示密度で文
   字図形画像に復号し、上記表示メモリに記憶せしめる第
   １の復号手段と、上記文字図形情報の一部を上記表示制
   御情報により指定された表示密度で文字図形画像に復号
   し、上記表示メモリに記憶せしめる第２の復号手段と、
   上記表示メモリに記憶された文字図形画像を表示部に表
   示するための表示処理回路を備えたことを特徴とする文
   字図形情報表示装置。
2. （２）第２の復号手段で表示する領域を、連続して指定
   し表示することのできる第１の領域表示手段を備えたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字図形情
   報表示装置。
3. （３）文字図形情報が複数の画面で１つの画面を構成す
   る時は、第２の復号手段で表示する領域を、画面単位に
   指定し、表示することのできる第２の領域表示手段を備
   えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字
   図形情報表示装置。
4. （４）文字図形情報が、複数の表示密度で１つの画面を
   構成する時は、最も高密度で表示することを指定された
   画面を基準として第１の復号手段と第２の復号手段の両
   方の手段で表示するように制御する表示制御手段を備え
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字図
   形情報表示装置。
5. （５）第２の復号手段で表示する領域以外の文字図形情
   報の処理を省略することによって高速に指定された領域
   のみを表示する領域選択手段を備えたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の文字図形情報表示装置。