JPH04162892A - 文字放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビ上放送に多重して伝送された文字図形
上方を受信復号し、ＣＲＴなどの表示装置の表示部に表
示する文字放送受信装置に関するものである。

従来の技術 近年、放送電波を利用した様々なテレビジョン多重放送
が考えられているが、そのなかの一つとして家庭におい
てニュース、天気予報、株式状況などの文字や図形から
なる情報を、テレビジョン受像機の画面に映し出す事の
出来る文字放送が既に実用化されている。

以下、図面を参照しながら、上述したようなテレビジロ
ン放送に多重して伝送された文字図形情報を受信してテ
レビジョン受像機の画面にうつし出すことのできる文字
放送受信装置について説明する。

第３図において、テレビシロン信号受信部１には、アン
テナ２と、任意の放送局のテレビジ１ン信号を択一的に
受信して復調し、映像信号と音声信号を取り出すテレビ
ジーン信号受信回路３と、取り出した音声信号を処理す
る音声復調・増幅回路４と、取り出した映像信号を処理
する輝度増幅・色復調回路５と、音声復調・増幅回路４
から出力される音声信号および輝度増幅・色復調回路５
から出力される映像信号と後述する文字図形情報復号部
より出力される音声信号と映像信号を切り替える映像音
声切り替え回路６と、映像音声切り替え回路６から出力
される音声信号を増幅出力する音声増幅出力回路７と、
映像音声切り替え回路６から出力される映像信号を増幅
出力する映像増幅出力回路８と、音声増幅出力回路７に
接続されたスピーカ９と、映像増幅出力回路８に接続さ
れた表示部ｌＯとが設けられている。

そして、文字図形情報を文字図形画像に復号する文字図
形情報復号部１１には、文字図形情報復号部１１を制御
するマイクロプロセッサ回路１２と、テレビジョン信号
受信回路３から出力される映像信号を受信し、映像信号
から文字図形情報をデジタルデータとして取り出す受信
回路１３と、受信回路１３から出力される文字図形情報
を記憶したり、マイクロプロセッサ回路１２の作業領域
として使用されるＲＡＭ　（随時読み出し書込み可能な
メモリ）１４と、マイクロプロセッサ回路１２を制御す
るためのプログラムを格納するＲＯＭ　（読み出し専用
メモリ）−１５と、マイクロプロセッサ回路１２で復号
された文字図形画像情報を記憶する表示メモＩＪＩＧと
、表示メモリ１Ｂに記憶された文字図形画像をＲＧＢ信
号に合成するための表示処理回路１７と、マイクロプロ
セッサ回路１２において文字図形情報を文字図形画像に
復号するときに使用する文字発生器１８と、文字図形情
報のなかに含まれた付加音データを処理する付加音デコ
ーダ１９とが設けられている。

そして、マイクロプロセッサ回路１２に接続してキーバ
ッド２０が設けられており、キーバッド２０は選局用マ
イクロプロセッサ回路２Ｉにも接続されている。また、
選局用マイクロプロセッサ回路２１はキーバッド２０に
よるチャンネル選局指示に基づいてチャンネル選局の処
理を行ってテレビジジン信号受信回路３を制御するもの
である。さらに、選局用マイクロプロセッサ回路２１に
接続してチャンネル番号表示回路２２が設けられており
、チャンネル番号表示回路２２は選局用マイクロプロセ
ッサ回路２１で処理されたチャンネル番号を映像信号（
ＲＧＢ信号）に変換して映像音声切り替え回路６に出力
するものである。

以上のように構成された従来の文字放送受信装置におい
ては、アンテナ２に入力したテレビシロン信号はテレビ
ジョン信号受信回路３で復調され、テレビジョン信号受
信回路３から映像信号と音声信号として出力される。そ
して、映像信号は文字図形情報復号部１１の受信回路Ｉ
３に入力され、受信回路１３において映像信号の中から
文字図形情報が取り出される。この文字図形情報には複
数の文字図形情報番組が含まれている。また、利用者は
キーバッド２０を操作してマイクロプロセッサ回路１２
に希望する文字図形情報番組を選択することを要求する
。マイクロプロセッサ回路１２は、指示された文字図形
情報番組を文字図形情報の中から選択し、ＲＯＭ１５に
記憶されたプログラムの内容に従って必要に応じて文字
発生器１８を使用し、選択された文字図形情報番組の文
字図形情報を文字図形画像に変換し、変換された文字図
形画像を表示処理回路１７を通して表示メモリ！６に記
憶する。

そして、表示メモＩＪＩＧに記憶された文字図形画像は
表示処理回路１７によって映像信号（ＲＧＢ信号）に合
成され、映像音声切り替え回路６に出力される。また、
文字図形情報の中に含まれる付加音データは付加音デコ
ーダ１９によって音声信号（付加音信号）に変換されて
映像音声切り替え回路６に出力される。

一方、テレビジョン信号受信回路３で復調された音声信
号と映像信号はそれぞれ音声復調・増幅回路４と輝度増
幅・色復調回路５に入力され、処理された後に映像音声
切り替え回路６に入力される。

そして、映像音声切り替え回路６は、文字図形画像を表
示するときには文字図形情報復号部１１より出力される
映像信号（ＲＧＢ信号）および音声信号（付加音信号）
を選択し、テレビシロン画像を表示するときにはテレビ
ジ１ンの映像信号および音声信号を選択し、選択した映
像信号および音声信号をそれぞれ映像増幅出力回路７お
よび音声増幅出力回路８を通して表示部１０およびスピ
ーカ９に入力する。以上の動作により、利用者はキーバ
ッド２０を操作することにより受信したいテレビジジン
放送のチャンネル番号および文字図形情報番組を指定し
、指定した放送局の文字図形情報のうち希望の文字図形
情報番組を表示部１Ｇに表示させる。

このとき、選局用マイクロプロセッサ回路２１は、予め
受信チャンネル番号に対応して設定された番号もしくは
文字列の情報をチャンネル番号表示回路２２に出力し、
チャンネル表示回路２２は入力された情報を映像信号（
ＲＧＢ信号）に変換し、表示部ｌＯは現在受信している
放送局のチャンネル番号を表示する。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の構成においては、受信したい放
送局のチャンネル番号をキーバッド２０の操作により指
定したときに、表示部１Ｇに表示されるチャンネル番号
と指定した放送局のチャンネル番号が一致するように、
予め両者を関係付けて設定する必要があった。また、放
送局のチャンネル番号に対応して文字列を設定する場合
には自らアルファベットの組合わせを行う必要があった
。しかも、その表示内容は３文字程度の表示内容であっ
た。したがって、利用者はチャンネル番号もしく文字列
を表示させるためには、煩雑な操作を行わねばならず、
不便という課題を有していた。

本発明は上記課題を解決するもので、利用者の煩雑な操
作を必要とせずに、受信している放送局がどの放送局で
あるかを表示することができる文字放送受信装置を提供
することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、受信した映像信号
から文字図形情報を取り出す受信回路と、この受信回路
から出力される文字図形情報を記憶するメモリと、この
メモリに記憶された文字図形情報を文字図形画像に復号
するための制御を行うマイクロプロセッサ回路と、この
マイクロプロセッサ回路に設けられ、文字図形情報の番
組索引データヘッダの送出識別番号に基づいて予め設定
された放送事業者情報を選別するとともに、選別した放
送事業者情報を放送事業者名文字図形画像に復号して表
示することを指示する表示手段とを備えた構成としたも
のである。

作用 上記した構成により、受信回路で受信した映像信号には
文字図形情報が含まれており、文字図形情報の番組索引
データヘッダには放送事業者ごとに割り当てられた送出
識別番号が情報として含まられている。このため、送出
識別番号に対応して放送局名やその略称などを放送事業
者情報として予め記憶し、表示手段によって送出識別番
号に対応する放送事業者名文字図形画像を復号して表示
することにより、現在受信中の放送局名やその略称が利
用者の煩雑な操作を伴うことなく表示される。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第１
図において、テレビシロン信号受信部２１には、アンテ
ナ２２と、任意の放送局のテレビシロン信号を択一的に
受信して復調し、映像信号と音声信号を取り出すテレビ
シロン信号受信回路２３と、取り出した音声信号を処理
する音声復調・増幅回路２４と、取り出した映像信号を
処理する輝度増幅・色復調回路２５と、音声復調・増幅
回路２４から出力される音声信号および輝度増幅・色復
調回路２５から出力される映像信号と後述する文字図形
情報復号部より出力される音声信号と映像信号を切り替
える映像音声切り替え回路２６と、映像音声切り替え回
路２Ｂから出力される音声信号を増幅出力する音声増幅
出力回路２７と、映像音声切り替え回路２６から出力さ
れる映像信号を増幅出力する映像増幅回路２８と、音声
増幅出力回路２７に接続されたスピーカ２９と、映像増
幅回路２８に接続された表示部３０とが設けられている
。

そして、文字図形情報を文字図形画像に復号する文字図
形情報復号部３１には、文字図形情報復号部３１を制御
するマイクロプロセッサ回路３２と、テレビジョン信号
受信回路２３から出力される映像信号を受信し、映像信
号から文字図形情報をデジタルデータとして取り出す受
信回路３３と、受信回路３３から出力される文字図形情
報を記憶したり、マイクロプロセッサ回路３２の作業領
域として使用されるＲＡＭ　（随時読み出し書込み可能
なメモリ）３４と、マイクロプロセッサ回路３２を制御
するためのプログラムを格納するＲＯＭ　（読み出し専
用メモリ）３５と、マイクロプロセッサ回路３２で復号
された文字図形画像情報を記憶する表示メモリ３６と、
表示メモリ３６に記憶された文字図形画像を映像信号（
ＲＧＢ信号）に合成するための表示処理回路３７と、マ
イクロプロセッサ回路３２において文字図形情報を文字
図形画像に復号するときに使用する文字発生器３日と、
文字図形情報のなかに含まれた付加音データを処理する
付加音デコーダ３３とが設けられている。

さらに、マイクロプロセッサ回路３２に接続してキーバ
ッド４０が設けられており、キーバッド４０は選局用マ
イクロプロセッサ回路４１にも接続されている。この選
局用マイクロプロセッサ回路４１はキーバッド４０によ
るチャンネル選局指示に基づいてチャンネル選局の処理
を行ってテレビジョン信号受信回路２３を制御するもの
である。

また、ＲＡＭ３４に記憶される文字図形情報の番組索引
データヘッダには各放送事業者ごとに割り当てされた送
出識別番号が含まれており、さらにＲＯＭ１５には送出
識別番号に対応する放送事業者の放送局名やその略称が
放送事業者情報として記憶されている。

そして、マクロプロセッサ回路３２には放送事業者名表
示手段４２が設けられている。この放送事業者名表示手
段４２は、ＲＡＭ３４に記憶された文字図形情報の送出
識別番号を検出するとともに、ＲＯＭ１５に記憶された
放送事業者情報の中から前記の送出識別番号に対応する
放送事業者情報を選別し、選別した放送事業者情報を放
送事業者名文字図形画像に復号して表示メモリ３Ｂに記
憶させる表示手段に形成されている。

以下、上記構成における作用について説明する。

アンテナ２２に入力したテレビシロン信号はテレビジョ
ン信号受信回路２３で復調され、テレビジョン信号受信
回路２３から映像信号と音声信号として出力される。そ
して、映像信号は文字図形情報復号部３１の受信回路３
３に入力され、受信回路３３において映像信号の中から
文字図形情報が取り出される。

マイクロプロセッサ回路３２は、指示された文字図形情
報番組を文字図形情報の中から選択し、ＲＯＭ３５に記
憶されたプログラムの内容に従い、選択された文字図形
情報番組の文字図形情報を必要に応じて文字発生器３８
を使用して文字図形画像に変換し、変換された文字図形
画像を表示処理回路３７を通して表示メモリ３６に記憶
する。

また、放送事業者名表示手段４２は、ＲＡＭ３４に記憶
された文字図形情報の送出識別番号を検出するとともに
、ＲＯＭ１５に記憶された放送事業者情報の中から前記
の送出識別番号に対応する放送事業者情報を選別し、選
別した放送事業者情報を放送事業者名文字図形画像に復
号して表示メモ１Ｊ３Ｇに記憶する。

そして、表示メモリ３Ｂに記憶された文字図形画像およ
び放送事業者名文字図形画像は表示処理回路３７によっ
て映像信号（ＲＧＢ信号）に合成されて後に、映像音声
切り替え回路２６に出力される。

さらに、文字図形情報の中に含まれる付加音データは付
加音デコーダ３９によって音声信号（付加音信号）に変
換されて映像音声切り替え回路２６に出力される。一方
、テレビジョン信号受信回路２３で復調された音声信号
と映像信号はそれぞれ音声復調・増幅回路２４と輝度増
幅・色復調回路２５に入力され、処理された後に映像音
声切り替え回路２６に入力される。

そして、映像音声切り替え回路２６は、文字図形画像を
表示するときには文字図形情報復号部３１より出力され
る映像信号（ＲＧＢ信号）および音声信号（付加音信号
）を選択し、テレビジョン画像を表示するときにはテレ
ビシロンの映像信号および音声信号を選択し、選択した
映像信号および音声信号をそれぞれ映像増幅出力回路２
７および音声増幅出力回路２８を通して表示部３０およ
びスピーカ２９に入力する。

したがって、利用者はキーバッド４０を操作することに
より受信したいテレビジョン放送のチャンネル番号およ
び文字図形情報番組を指定し、指定した放送局の文字図
形情報のうち希望の文字図形情報番組を表示部３０に表
示させる。このとき表示部３Ｇには、第２図に示すよう
に、放送事業者名文字図形画像として現在受信中の放送
局名もしくはその略称が表示されるので、利用者は現在
受信中の放送局名やその略称を煩雑な操作を伴うことな
く見ることができる。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、送出識別番号に対応
して放送局名やその略称などを放送事業者情報として予
め記憶し、表示手段によって送出識別番号に対応する放
送事業者名文字図形画像を復号して表示することにより
、現在受信中の放送局名やその略称を利用者の煩雑な操
作を伴うことなく表示することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す文字放送受信装置のブ
ロック図、第２図は文字図形情報および放送事業者名の
表示例を示す図、第３図は従来の文字放送受信装置のブ
ロック図である。 ３２・・・マイクロプロセッサ回路、３３・・・受信回
路、３４・・・ＲＡＭ、３５・・・ＲＯＭ、４２・・・
放送事業者名表示手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、受信した映像信号から文字図形情報を取り出す受信
   回路と、この受信回路から出力される文字図形情報を記
   憶するメモリと、このメモリに記憶された文字図形情報
   を文字図形画像に復号するための制御を行うマイクロプ
   ロセッサ回路と、このマイクロプロセッサ回路に設けら
   れ、文字図形情報の番組索引データヘッダの送出識別番
   号に基づいて予め設定された放送事業者情報を選別する
   とともに、選別した放送事業者情報を放送事業者名文字
   図形画像に復号して表示することを指示する表示手段と
   を備えた文字放送受信装置。