JPH02135883A - 文字放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン放送に多重して伝送された文字
図形情報を受信復号して、ＣＲＴなどの表示部に表示す
る文字放送受信装置に関するものである。

従来の技術 近年、放送電波を有効に利用するために様々なテレビジ
ョン多重放送が考えられているが、その中のひとつとし
て、家庭において、ニュース、天気予報、株式市況など
の文字や図形からなる情報を、テレビジョン受像機の画
面に映し出すことのできる文字放送が既に実用化されて
いる。

以下、図面を参照しながら、上述したような、テレビジ
ョン放送に多重して伝送された文字図形情報を受信して
、テレビジョン受像機の画面に映し出すことのできる文
字放送受信装置について説明する。

第４図は、従来の文字放送受信装置の構成を示すもので
ある。第４図において、１は文字図形情報を文字図形画
像に復号する文字図形情報復号部、２は文字図形情報復
号部を制御するマイクロプロセッサ回路、３は映像信号
から文字図形情報をディジタルデータとして取り出す受
信回路、４′は、受信した文字図形情報を記憶したり、
マイクロプロセッサ回路２の作業頭載として使用するＲ
ＡＭ、５はマイクロプロセッサ回路２を制御するための
プログラムを格納するＲＯＭ、７はマイクロプロセッサ
回路２によって復号された文字図形画像を記憶するため
の表示メモリ、６は表示メモリ７に記憶された文字図形
画像をＲＧＢ信号に合成するための表示処理回路、９は
文字図形情報を文字図形画像に復号する時に使用する文
字発生器、８は文字図形情報の中に含まれる付加音デー
タを処理する付加音デコーダ、１０は文字図形情報の選
択などを指示するキーバットである。２０はテレビジョ
ン信号受信部で、２１はアンテナ、２２はテレビジョン
信号受信回路、２３は音声復調増幅回路、２４は輝度増
幅色復調回路、２５は、テレビジョンの映像音声信号と
、文字図形情報復号部ｌより出力されるＲＧＢ信号と付
加音信号との切り換え、または、混合を行なう映像音声
切換回路、２６は音声増幅出力回路、２８はスピーカ、
２７は映像増幅出力回路、２９は映像を表示する表示部
である。

以上のように構成された文字放送受信装置について、以
下その動作について説明する。

アンテナ２１から入力したテレビジョン信号は、テレビ
ジョン信号受信部２０のテレビジョン信号受信回路２２
で復調し、映像信号と音声信号を取り出す。映像信号は
文字図形情報復号部１の受信回路３に入力されて、映像
信号の中から、文字図形情報が取り出される。利用者は
、キーパラ目Ｏを操作することによって、多くの文字図
形情報番組の中から希望する文字図形情報番組を選択す
ることを、マイクロプロセッサ回路２に対して要求する
。

マイクロプロセッサ回路２は、指示された文字図形情報
番組を選択して、ＲＯＭ５に記憶されているプログラム
の内容に従って、文字発生器９を必要に応じて使用して
、文字図形情報を文字図形画像に変換し、表示メモリ７
に記憶する。表示メモリ７に記憶された文字図形画像は
、表示処理回路６によってＲＧＢ信号に合成される。ま
た文字図形情報の中に含まれる付加音データは、付加音
デコーダ８により付加音信号に変換される。

一方、テレビジョン受信回路２２で復調された音声信号
と映像信号は、それぞれ、音声復調増幅回路２３と輝度
増幅色復調回路２４に入力、処理された後、映像音声切
換回路２５に入力される。映像音声切換回路２５は、文
字図形情報復号部１より出力される映像信号（ＲＧＢ信
号）および音声信号（付加音信号）と、テレビジョンの
映像信号および映像信号を切り換えることによって、文
字図形画像を表示する時は前者を、テレビジョン画像を
表示する時は後者を選択し、音声増幅出力回路２６、映
像増幅出力回路２７を通して、それぞれ、スピーカ２８
、表示部２９に入力する。以上の動作により、利用者は
選択した文字図形情報を、表示部２９に表示させること
ができる。

現在実用化されている文字放送では、同一番組番号の文
字図形情報は標準２０秒周期でくり返し送出される。文
字図形情報の番組が複数のページで構成されている場合
は、２０秒毎に１ページずつページ番号の順に送出され
る。利用者が文字図形情報の番組番号だけを指定し、ペ
ージ番号を不定とした場合は、該当する番組番号の各ペ
ージの文字図形情報を受信する毎に表示部２９に画面を
表示する。利用者が番組番号とページ番号の両方を指定
した場合、該当番組のページ数が多いと、選択したペー
ジを受信するまで、しばらく、待つ必要がある。

第ｆ図の文字放送受信装置において、利用者はキーバッ
ド１０を操作することによってＲＡＭ４に記憶させる文
字図形情報の番組をマイクロプロセッサ回路２に対して
要求する。マイクロプロセッサ回路２は要求された文字
図形情報番組を受信する毎にＲＡＭ４に記憶させる。

利用者が番組番号とページ番号の両方を指定して文字図
形情報の表示を要求した場合、該当する文字図形情報が
ＲＡＭ４に記憶されていれば、すぐに表示部２９に表示
され、待ち時間を必要としない。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成の文字放送受信装置で
は、表示部に表示されている文字図形情報と同じ番組番
号で異なるページ番号の文字図形情報を見たい場合に、
該当する文字図形情報がＲＡＭ４に記憶されていないと
きは、待ち時間を必要とする不便さがあった。また、Ｒ
ＡＭ４に記憶する文字図形情報を指定するためには、利
用者がキーバッド１０を操作して番組番号を指定する必
要があり、この操作が煩雑であった。

本発明は上記課題に鑑み、利用者の煩雑な操作を必要と
せずに、表示部に表示されている番組の異なるページが
選択された場合に、該当する文字図形情報をすぐに表示
することのできる文字放送受信装置を提供するものであ
る。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の文字放送受信装置は
、符号化された文字図形情報を復号して画像情報Ｇこ変
換する復号手段と、上記符号化された文字図形情報を記
憶するメモリと、受信した文字図形情報と上記メモリに
記憶されている文字図形情報の中から指定された番号の
文字図形情報を選択し上記復号手段へ入力するデータ選
択手段と、上記復号手段で文字図形情報を画像情報に変
換する毎に文字図形情報が上記メモリに既に記憶されて
いるかどうかを判定する判定手段と、上記判定手段によ
り文字図形情報が上記メモリに未だ記憶されていないと
判定した場合は文字図形情報を上記メモリへ転送して記
憶させ、上記メモリに既に記憶されていると判定した場
合は文字図形情報の上記メモリへの転送を行なわないデ
ータ転送制御手段とから構成される。

作用 本発明は、上記した構成により、文字図形情報番組番号
だけを指定し、ページ番号を不定とした場合に、各ペー
ジ文字図形情報を受信して表示部に表示する毎に文字図
形情報がメモリに記憶されるので、表示部に表示されて
いる文字図形情報と同じ番組番号で異なるページの文字
図形情報を待ち時間無しで見ることが可能となる。また
、メモリへの記憶が自動的に行なわれるので、利用者の
煩雑な操作も不要である。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明の一実施例における文字放送受
信装置の構成を示すものである。

第１図において、３は受信回路、４はＲＡＭ、５はＲＯ
Ｍ、６は表示処理回路、７は表示メモリ、８は付加音デ
コーダ、１０はキーバッド、２０はテレヒション信号受
信部、２１はアンテナ、２２はテレビジョン信号受信回
路、２３は音声復調増幅回路、２４は輝度増幅色復調回
路、２５は映像音声切換回路、２６は音声増幅出力回路
、２７は映像増幅出力回路、２８はスピーカ、２９は表
示部で、以上は第４回の構成と同じものである。また、
２は、データ選択手段１１と判定手段１２とデータ転送
制御手段１３とを含むマイクロプロセッサ回路である。

１４は文字図形情報を記憶するメモリである。

以上のように構成された文字放送受信装置について、以
下その動作を説明する。

本実施例の文字放送受信装置は、基本的には、第４図の
従来の文字放送受信装置と同じ動作をすることができる
。

第２図は、第１図におけるメモリ１４の構成を示すもの
である。第２図において、ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆは、
それぞれ、一画面分の文字図形情報を記憶する領域であ
る。第１図におけるデータ転送制御手段１３によって、
文字図形情報は、ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆの順序で、メ
モリ１４の各領域に記憶され、ｆの次には、また、ａか
ら順に記憶される。こうして、メモリ、１４には、最新
５画面分の文字図形情報が記憶される。

第３図は、文字図形情報の構成の一例を示すものである
。文字図形情報は、いくつかのパケットに分割して送出
される。文字図形情報には、管理情報が１パケツト付加
される。管理情報には、文字図形情報の番組番号とペー
ジ番号に関する情報が含まれる。

利用者がキーバッド１０を操作して表示部２９に表示し
たい文字図形情報の番号を指定すると、マイクロプロセ
ッサ回路２のデータ選択手段１１は、受信回路３から出
力される文字図形情報とメモリ１４に記憶されている文
字図形情報から指定された番号の文字図形情報を選択す
る。上記選択された文字図形情報は、マイクロプロセッ
サ回路２により復号されて画像情報として表示メモリ７
に記憶される。上記選択された文字図形情報は、判定手
段１２により、メモリ１４に同一の情報が記憶されてい
るかどうかの判定がなされる。データ転送制御手段１３
は、判定手段１２の結果に従い、上記選択された文字図
形情報がメモ１月４に未だ記憶されていない場合に、上
記選択された文字図形情報をメモリ１４に記憶させる。

すでに、メモリ１４に記憶されている場合は文字図形情
報のメモリ１４への転送はおこなわない。

上記利用者のキーバッド１０の操作による文字図形情報
の指定が、番組番号だけを指定し、ページ番号は指定し
なかった場合は、各ページの文字図形情報を受信する毎
に、文字図形情報が復号されて表示部２９に画像情報が
表示されるとともに、文字図形情報がメモリ１４に記憶
される。こうして、表示部２９に表示されている文字図
形情報と同じ番組番号の各ページの文字図形情報をメモ
リ１４に記憶することができ、待ち時間無しで各ページ
の情報を見ることができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、符号化された文字図形情
報を復号して画像情報に変換する復号手段と、メモリと
、データ選択手段と、判定手段と、データ転送制御手段
とを備えることにより、表示部に表示されている文字図
形情報と同じ番組番号で異なるページの文字図形情報を
待ち時間無しで見ることができ、煩雑な操作を要しない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における文字放送受信装置
の機能ブロック図、第２図は第１図におけるメモリ１４
の構成を示す図、第３図は文字図形情報の構成の一例を
示す図、第４図は従来の文字放送受信装置のブロック図
である。 ２・・・・・・マイクロプロセッサ回路、１１・・・・
・・データ選択択手段、１２・・・・・・判定手段、１
３・・・・・・データ転送制御手段、１４・・・・・・
メモリ。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１２第　２　図 名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 符号化された文字図形情報を復号して画像情報に変換す
   る復号手段と、上記符号化された文字図形情報を記憶す
   るメモリと、受信した文字図形情報と上記メモリに記憶
   されている文字図形情報の中から指定された番号の文字
   図形情報を選択し上記復号手段へ入力するデータ選択手
   段と、上記復号手段で文字図形情報を画像情報に変換す
   る毎に文字図形情報が上記メモリに既に記憶されている
   かどうかを判定する判定手段と、上記判定手段により文
   字図形情報が上記メモリに未だ記憶されていないと判定
   した場合は文字図形情報を上記メモリへ転送して記憶さ
   せ、上記メモリに既に記憶されていると判定した場合は
   文字図形情報の上記メモリへの転送を行なわないデータ
   転送制御手段を備えたことを特徴とする文字放送受信装
   置。