JPH09149309A - 走行型点検ロボット - Google Patents

走行型点検ロボット

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Publication number
JPH09149309A
JPH09149309A JP7329552A JP32955295A JPH09149309A JP H09149309 A JPH09149309 A JP H09149309A JP 7329552 A JP7329552 A JP 7329552A JP 32955295 A JP32955295 A JP 32955295A JP H09149309 A JPH09149309 A JP H09149309A
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JP
Japan
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traveling
unit
camera
inspection robot
vertical
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Application number
JP7329552A
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English (en)
Inventor
Shunji Mori
俊二 森
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラとマイクロホンとを搭載した移動可能
な走行型点検ロボットにおいて、異なった複数の視点か
ら同一の点検対象物を観察する場合、オペレータは、車
両の走行部の走行操作と、カメラやマイクロフォンの向
きの調整操作を同時に行なわなければならない。このた
め、操作性に劣るといった問題点があった。 【解決手段】 走行型点検ロボット1の走行部2には、
水平旋回部5および垂直旋回部が設けられ、カメラ9お
よびマイクロホン11が水平旋回部5および垂直旋回部
に一体となって設けられている。走行部2に内蔵されて
いる制御部16は、走行部2の移動に伴って、カメラ9
およびマイクロホン11を点検対象物に向けるように制
御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点検対象物を観察
するカメラとマイクロホンを搭載した移動可能な走行型
点検ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の走行型点検ロボットのように車
輪走行による移動機能を有する遠隔操従型点検ロボット
として、天井または地上に敷設された軌条を走行する軌
条走行型ロボットと、地上を自由に走行する地上走行型
ロボットとが知られている。これらのうち軌条走行型ロ
ボットでは、走行部(車両)が軌条に沿って前・後進す
るのに対し、地上走行型ロボットでは走行部が前・後進
すると共に走行方向を変更できる機能を有するものや全
方向に走行可能なものもある。
【0003】走行部には、点検用のカメラ、マイクロホ
ン、その他のセンサ等が搭載されており、カメラ等の向
きを自由に変えることができるようにカメラ等を水平方
向に旋回させる機能と垂直方向に旋回させる機能とがあ
る。さらに、カメラ等の高さを変更することのできる機
能を有するものもある。
【0004】これらの点検ロボットの運転では、オペレ
−タは、遠隔に位置する操作盤のジョイスティック等の
入力機器から操作指令を出し、走行部を移動させ、カメ
ラ等の向きを変更させ、さらにカメラのレンズのズーム
を調整して点検したい対象物を観察したり、カメラに付
属しているマイクロホンで発生音を聞いて点検を行なっ
ている。
【0005】ジョイスティック等の入力機器は、走行型
点検ロボットの走行軸(軌条走行の場合には前・後進用
の1軸、地上走行の場合には方向変更があるため2軸)
と、カメラ等の水平旋回部と垂直旋回部と、さらに上下
移動部の各軸に対応しており、オペレータは点検したい
対象物にカメラ等を向けるようにジョイスティック等の
入力機器を操作する。また、カメラのレンズのズームや
フォ−カスもオペレ−タが操作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、走行型点検ロ
ボットで点検対象物を見る場合、計器の指示値等のよう
に一方向から観察して点検できるものと、配管の油漏れ
やベルトコンベアの動き等のように対象物の陰となった
部分を別の角度から観察しなければならないような、異
なる多数の視点から観察する必要があるものとがある。
【0007】後者のように異なる視点から対象物を観察
する場合、オペレータは車両である走行部とカメラの水
平旋回部や垂直旋回部の複数のジョイスティックを同時
に操作して対象物がカメラの視野から外れないように操
作しつつ観察を行なうことになり、操作性が悪いという
問題があった。また、走行部に搭載されたマイクロホン
によって音の発生源を探す場合、マイクロホンの向きを
ジョイスティックを使って変更しながら、オペレータの
耳にたよって発生源を探すこととなり、音の発生源の特
定が困難であるという問題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、走行型点検ロボ
ットを走行させる(カメラの位置を変更させる)オペレ
ータの操作だけで点検対象物を異なる視点から容易に観
察でき、また、音の発生源の特定が容易な走行型点検ロ
ボットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明は、オペレータの外部から
の指示で移動する走行部と、該走行部に搭載されて点検
対象物を撮影するカメラと、該カメラを路面に対して水
平面内で旋回させる水平旋回部と、カメラを路面に対し
て垂直面内で旋回させる垂直旋回部とを有する走行型点
検ロボットにおいて、前記走行部を移動させるとき、点
検対象物とカメラとの間の距離と走行部の移動量とから
走行型点検ロボットに対する点検対象物の方向を演算
し、この方向にカメラの向きを変更させるように、垂直
旋回部及び水平旋回部を制御する制御部を備えたもので
ある。
【0010】請求項2に記載した発明は、オペレータの
外部からの指示で移動する走行部と、該走行部に搭載さ
れて点検対象物を撮影するカメラと、該カメラを地面に
対して水平面内で旋回させる水平旋回部と、カメラを路
面に対して垂直面内で旋回させる垂直旋回部と、カメラ
を路面に対して垂直方向の上下に移動可能な上下移動部
とを有する走行型点検ロボットにおいて、前記上下移動
部を移動させるとき、点検対象物とカメラとの間の距離
と上下移動部の移動量から走行型点検ロボットに対する
前記点検対象物の方向を演算し、この方向にカメラの向
きを変更させるように垂直旋回部及び水平旋回部を制御
する制御部を備えたものである。
【0011】請求項3に記載した発明は、請求項1記載
の走行型点検ロボット、または請求項2記載の走行型点
検ロボットにおいて、前記制御部はカメラから出力され
たフォーカス値を入力して前記点検対象物と前記カメラ
との間の距離を演算するものである。
【0012】請求項4に記載した発明は、請求項1また
は請求項2記載の走行型点検ロボットにおいて、該走行
型点検ロボットと前記点検対象物との間の距離を変換し
て得たフォーカス値を入力して、フォーカスを変更する
カメラを備えたものである。
【0013】請求項5に記載した発明は、請求項1また
は請求項2記載の走行型点検ロボットであって、前記点
検対象物の発生音を取り込むマイクロホンを搭載し、該
マイクロホンを地面に対して水平面内で旋回させる水平
旋回部と、前記マイクロホンを地面に対して垂直面内で
旋回させる垂直旋回部とを有する走行型点検ロボットに
おいて、前記発生音の音圧を測定する測定部と、音圧が
最大となる方向に前記マイクロホンを向けるように水平
旋回部及び垂直旋回部を制御する制御部とを備えたもの
である。
【0014】請求項6に記載した発明は、請求項5記載
の走行型点検ロボットにおいて、走行型点検ロボットを
移動させて異なる2点で測定した音源に対する向きと走
行型点検ロボットの移動距離とに基づいて、走行型点検
ロボットから音源までの距離を算出するもである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず、請求項1の発明の実施形態を述べ
る。
【0016】図1は、請求項1の発明の実施形態の全体
的な構成を示すものである。走行型点検ロボット1は、
その本体に相当する箱型直方体形状の走行部2と、この
走行部2の下部にあり、走行部2を地上の路面3上に移
動可能に支持することのできる複数個の車輪(駆動輪お
よび従動輪)4と、走行部2の上部にあって、路面3に
対する水平面内を回動可能な円盤状の水平旋回部5と、
路面3に対する水平面内に回転軸を有する垂直旋回部6
を有し、また走行部2の側面上部には、地上の固定局と
の制御指令の通信用に棒状のアンテナを有する無線機7
が取り付けられている。
【0017】水平旋回部5の上部には、これと一体に構
成された垂直旋回部6が設けられている。垂直旋回部6
は、固定部材6a、垂直旋回部材6bおよび支軸6cの
3つの部材から成っている。固定部材6aは、水平旋回
部5と一体に形成され、同一軸心で貫通した孔部6dを
有している。垂直旋回部材6bは、これと一体に形成さ
れた円柱形状の支軸6cが固定部材6aの孔部6dに回
動自在に遊嵌されることによって路面3に対する垂直面
内を回動可能となっている。
【0018】カメラ9は、垂直旋回部材6bと一体に構
成されており、ズーミング可能なレンズ10が装着され
ている。カメラ9の上部には、これと一体に指向性のあ
るマイクロホン11がレンズ10と同じ向きに取り付け
られている。従って、マイクロホン11は、水平旋回部
5および垂直旋回部6の動きに応じて、カメラ9のレン
ズ10と常に同一方向に保持される。
【0019】一方、地上側には、本実施形態の走行型点
検ロボットのシステムを構成する無線機12がケーブル
13によって操作指令の入力機器であるジョイスティッ
ク14と結ばれて地上に固定して設置されている。無線
機12は、ケーブル13によってジョイスティック14
と結ばれているので、ジョイスティック14によって入
力される操作指令を無線機12から走行部2に取り付け
られた無線機7に通信して動作指令を伝達している。無
線機12、ケ−ブル13およびジョイスティック14
は、移動しながら点検を行なう走行型点検ロボット1と
は区別して、固定局と呼ばれている。
【0020】次に、走行型点検ロボットの動作について
説明する。オペレータは、ジョイスティック14のレバ
ー15を操作目的に従って倒すことによって走行型点検
ロボットの動作を指示することができる。レバー15を
倒すことによってジョイスティック14は信号を出力し
て、ケ−ブル13から無線機12に入力される。無線機
12は、入力された信号を走行型点検ロボット1の無線
機7に送信する。この信号を受けた無線機7は、走行部
2の内部にある制御部16に信号を伝送する。制御部1
6は、無線機7からの信号に従って、走行部2、水平旋
回部5、および垂直旋回部6の各軸の動作量を演算し、
各軸を駆動するアクチュエータ(図示省略)の駆動回路
(図示省略)に信号を出力して各軸を動作させる。
【0021】図2は、制御部16の主要な働きを説明し
た入出力図である。カメラ9の視野内にある点検対象物
をカメラ9の位置を移動させながら観察する場合、制御
部16は点検対象物とカメラ9との間の距離情報(後述
するカメラのフォーカス値から演算される)と、カメラ
9の向きから点検対象物の位置を演算する。
【0022】次に、走行部2に対する走行指令の信号が
入力され、これに対応して、走行部2と、その時の走行
部2の移動量に対する点検対象物の方向、即ち水平旋回
部5と、垂直旋回部6との各軸の動作量を演算し、カメ
ラ9が常に点検対象物の方向を向くようにカメラ9の水
平旋回部5と垂直旋回部6とを制御する。図2における
()内の上下移動指令及び上下軸制御出力は、請求項2
の実施形態での制御部35(後述)で用いられるもので
ある。制御部16の入出力信号のうち、カメラとの距離
情報とフォーカス制御出力とは後述の図3により、ま
た、上下移動指令と上下軸制御出力とは、後述の図4に
より各々説明する。
【0023】図3は、走行部2が移動した場合のカメラ
9の向きを示す図である。Aは移動前の走行部2の位
置、Bは移動後あるいは移動中のある時点での走行部2
の位置である。位置Aと位置Bとが形成する線分と、点
検対象物17と位置Aとが形成する線分とのなす角度を
α1として、これを位置Aでのカメラ9の向きとする。
位置Aと位置Bとが形成する線分と、点検対象物17と
位置Bとが形成する線分とのなす角度をα2として、こ
れを位置Bでのカメラ9の向きとする。点検対象物17
と位置Aでのカメラ9との距離L1が与えられた場合、
走行部2が移動した距離をX1とすると、移動後の位置
Bでのカメラ9の向きα2は、数式1により求められ
る。
【0024】
【数1】
【0025】なお、走行型点検ロボット1の始動時に
は、オペレータの操作で点検対象物にカメラ9を向け、
フォーカスを合わせる。カメラ9はその視野内に複数の
被写体を有している場合には、特定の点検対象物を自ら
判断して探し、これにフォーカスを合わせることはでき
ないからである。この操作によって、角度α1について
は、カメラ9の水平旋回部5に取り付けられたエンコー
ダ等の回転角を電気信号に変換するセンサ(図示省略)
の出力値から得られる。同様に、距離L1は、図2にお
いて、カメラ9のレンズ10を回転駆動させる部分に組
み込まれているエンコーダ等(図示省略)によって得ら
れた値(距離情報)を制御部16に出力することによっ
て得られる。
【0026】図4は、請求項2に記載した発明の実施形
態を示している。この図は、天井軌条を移動する走行型
点検ロボットの概略の構成を示したものである。走行型
点検ロボット20は、その本体に相当する箱型直方体形
状の走行部21と、この走行部21の上部にあり、走行
部21を天井に設けたレ−ル状の天井軌条22上に移動
可能に支持することのできる複数個の車輪23と、走行
部21の下部にあって、路面3に対する水平面内を回動
可能な円盤状の水平旋回部24と、路面3に対して上下
方向に伸縮できる上下移動部25と、路面3に対する水
平面内に回転軸を有する垂直旋回部26を有し、また走
行部21の側面には、地上の固定局との制御指令の通信
用に棒状のアンテナを有する無線機27が取り付けられ
ている。
【0027】水平旋回部24の下面には、これと一体に
構成され、図面の上下方向に一定範囲で伸縮可能で、か
つ上下方向の任意の位置に固定することができる上下移
動部25が設けられている。さらに、上下移動部25の
下端の路面3に対する面には、垂直旋回部26が上下移
動部25と一体となって取り付けられている。垂直旋回
部26は、固定部材26a、垂直旋回部材26bおよび
支軸26cの3つの部材から成っている。固定部材26
aは、同一軸心で貫通した孔部26dを有している。垂
直旋回部材26bは、これと一体に形成された円柱形状
の支軸26cが固定部材26aの孔部26dに回動自在
に遊嵌されることによって路面3に対する垂直面内を回
動可能となっている。
【0028】カメラ28は、垂直旋回部材26bと一体
に構成されており、ズーミング可能なレンズ29が装着
されている。カメラ28の下部には、これと一体にマイ
クロホン30がレンズ29と同じ向きに取り付けられて
いる。従って、マイクロホン30は、水平旋回部24お
よび垂直旋回部26の動きに応じて、カメラ28のレン
ズ29と常に同一方向に保持される。
【0029】一方、地上側には、本実施形態の走行型点
検ロボット20のシステムを構成する無線機31がケー
ブル32によって操作指令の入力機器であるジョイステ
ィック33と結ばれて地上に固定して設置されている。
無線機31は、ケーブル32によってジョイスティック
33と結ばれているので、ジョイスティック33によっ
て入力される操作指令を無線機31から走行部21に取
り付けられた無線機27に通信して動作指令を伝達して
いる。無線機31、ケ−ブル32およびジョイスティッ
ク33は、移動しながら点検を行なう走行型点検ロボッ
ト20とは区別して、固定局と呼ばれている。
【0030】次に、走行型点検ロボット20の動作につ
いて説明するが、この動作は、走行部21が天井軌条2
2に沿って走行する点、及び上下移動部25が上下方向
に伸縮する点を除けば、請求項1の実施形態(図1)と
同様である。オペレータは、ジョイスティック33のレ
バー34を操作目的に従って倒すことによって走行型点
検ロボット20の動作を指示することができる。レバー
34を倒すことによってジョイスティック33は信号を
出力して、ケ−ブル32から無線機31に入力される。
無線機31は、入力された信号を走行型点検ロボット2
0の無線機27に送信する。この信号を受けた無線機2
7は、走行部21の内部にある制御部35に信号を伝送
する。
【0031】制御部35は、無線機31からの信号に従
って、走行部21、水平旋回部24、上下移動部25お
よび垂直旋回部26の各軸の動作量を演算し、各軸を駆
動するアクチュエータ(図示省略)の駆動回路(図示省
略)に信号を出力して各軸を動作させる。この制御部3
5は、図1、図2の制御部16に上下移動部25に関す
る入出力が加えられたものである。
【0032】制御部35の主要な働きは、請求項1に記
載した発明の実施形態で説明した制御部16と同様であ
るので図2を用いて説明する。カメラ28の視野内にあ
る点検対象物を、カメラ28の位置を移動させながら観
察する場合、制御部35は、点検対象物とカメラ28と
の距離情報と、カメラ28の向きから点検対象物の位置
を演算する。ここで、上記距離情報は、前記同様にカメ
ラ28のフォーカス値等から求めることができる。
【0033】次に、上下移動部25に対する移動指令に
対応して、その時の上下移動部25の移動量に対する点
検対象物の方向、即ち水平旋回部24、垂直旋回部26
の各軸の動作量を演算し、カメラ28が常に点検対象物
の方向を向くように、カメラ28の水平旋回部24と垂
直旋回部26を制御する。
【0034】請求項3に記載した発明の実施形態は、カ
メラ28の視野内にある点検対象物をカメラ28の位置
を移動させながら観察する場合に、カメラ28と点検対
象物との間の距離を求めるためのものである。なお、以
下の説明でも制御部16を例として挙げるが、制御部3
5についても同様である。
【0035】図2において、制御部16は点検対象物と
カメラ9との間の距離を得る必要がある。制御部16
は、カメラ9のフォーカスの出力値である距離情報を読
み込み、その値から点検対象物とカメラ9との間の距離
を演算で求める。
【0036】請求項4に記載した発明の実施形態は、カ
メラ9の視野内にある点検対象物をカメラ9の位置を移
動させながら観察する場合にカメラ9の焦点を合わせる
ためのものである。
【0037】カメラ9が移動すると、カメラ9と点検対
象物との間の距離が変化するので、カメラ9のフォーカ
スがずれて映像は見えにくい状態となる。そこで、図2
において、制御部16は、カメラ9の位置が変化するご
とに点検対象物との間の距離を演算し、フォーカス制御
値を出力する。カメラ9は、このフォーカス制御値を使
ってレンズ10のフォーカスを合わせる。
【0038】請求項5に記載した発明の実施形態は、点
検対象物の音の発生源(以下「音源」と記す)を観察
(特定)するためにマイクロホン11(マイクロホン3
0についても同様であるが、以下では、便宜的にマイク
ロホン11を例示して説明する)の位置や向きを制御す
るものである。図5は、この実施形態における主要部の
構成を示したものである。
【0039】点検対象物から音源を捕らえて、制御対象
である図1の垂直旋回部6、水平旋回部5、走行部2の
各軸へ制御信号を出力する制御系の構成は、点検対象物
からの音を捕らえるマイクロホン11と、マイクロホン
11に接続されたケーブル51により伝送された信号を
基に、音圧の大小を測定する音圧測定器52と、この音
圧測定器52からの信号を受けて制御対象に出力信号を
送る制御部16とから成る。
【0040】次に、この制御系の動きを説明すると、オ
ペレータの指示により音源を自動的に探す運転を行なう
場合、点検対象物の音源は、マイクロホン11で捕らえ
られ、電気信号に変換されて、ケーブル51によって音
圧測定器52に出力される。音圧測定器52は、入力さ
れた電気信号から音圧を測定して、制御部16に出力す
る。
【0041】制御部16は、水平旋回部5及び垂直旋回
部6を微小角度移動させて再び音圧測定器52により音
圧を測定し、先の測定結果と比較する。すなわち、音圧
の変化傾向によってマイクロホン11(走行部2)が音
源に近付いているか、音源から遠ざかっているか、ある
いは音源方向に向いているかどうかを判断できるので、
音圧測定を繰り返しながら走行部2、水平旋回部5及び
垂直旋回部6の各軸を制御することにより、マイクロホ
ン11の向きを正しく音源方向に向けながらマイクロホ
ン11(走行部2)の位置を制御することができる。
【0042】請求項6に記載した発明の実施形態は、音
源とマイクロホンとの間の距離を推定するためのもので
ある。点検対象物から図6の音源50を捕らえて、制御
対象である図1の垂直旋回部6、水平旋回部6、走行部
2の各軸へ制御信号を出力する制御系の構成は、請求項
5の実施形態と同様である。従って、図1、図5および
図6を用いて、マイクロホン11が捕らえた音源50と
マイクロホン11との距離を推定する運転を行なう場合
を説明する。
【0043】図6は、走行部2が移動した場合のマイク
ロホン11の向きを示す図である。Cは移動前の走行部
2の位置、Dは移動後あるいは移動中のある時点での走
行部2の位置である。位置Cと位置Dとを結ぶ線分と、
音源50と位置Cとが形成する線分とのなす角度をα3
として、これを位置Cでのマイクロホン11の向きとす
る。位置Cと位置Dとを結ぶ線分と、音源50と位置D
とが形成する線分とのなす角度をα4として、これを位
置Dでのマイクロホン11の向きとする。
【0044】制御部16が、マイクロホン11と音源5
0との距離を演算する方法を説明すると、制御部16
(図5)は、前述した請求項5の発明の実施形態により
マイクロホン11を音源50の方向に向かせ、その時の
走行部2の上でのマイクロホン11の向き(α3)を記
憶する。オペレータが、図1のジョイスティック14を
用いて、走行部2をC点からD点へ一定量(X2)移動
させると、制御部16は、その位置(D点)で音源50
の方向にマイクロホン11を向かせ、その時の走行部2
の上でのマイクロホン11の向き(α4)を求め、先の
向きα3と今回の向きα4と走行部2の移動量X2から
位置Dにおけるマイクロホン11と音源50の距離を推
定する。推定に使う式は、次の数式2のようになる。
【0045】
【数2】
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明において、走行型点
検ロボットに搭載しているカメラは、点検対象物までの
距離と方向とを演算し、制御部によって垂直旋回部と水
平旋回部とを制御して点検対象物の方向に絶えず向かせ
ることができる。従って、カメラの視野内における点検
対象物の観察を、走行型点検ロボットの位置を移動させ
ながら行なうことができる。
【0047】また、オペレータは、走行型点検ロボット
の移動に伴って、カメラの向きを操作して常に点検対象
物の方向に向ける必要がなく、走行型点検ロボットの走
行のみの操作に専念できる。従って、点検時の操作性は
格段に良くなり、更にはオペレータの負担も軽減され
る。
【0048】請求項2記載の発明については、カメラ
は、垂直旋回部、水平旋回部及び上下移動部を有してい
るので、点検対象物に対する観察範囲が広がって最も視
認しやすい位置から観察することができる。従って、点
検対象物に対する死角が減るので点検精度が向上する。
【0049】請求項3及び4記載の発明については、請
求項1または2記載の発明において、フォ−カス値を出
力可能なカメラを搭載し、出力されるフォーカス値を、
制御部における点検対象物までの距離の演算に用いるこ
とができるので、走行型点検ロボットが移動することに
よって点検対象物との距離が変化しても、カメラの点検
対象物に対するフォ−カスを維持したまま走行型点検ロ
ボットを動かすことができる。
【0050】請求項5記載の発明については、請求項1
または請求項2の発明において、走行型点検ロボットに
搭載しているマイクロホンは、点検対象物の発生音の音
圧が最大となる方向に向けられるので、点検対象物の音
源の観察を、走行型点検ロボットの位置を移動させなが
ら行なうことができる。また、オペレータは、走行型点
検ロボットの移動に伴って、マイクロホンの向きを操作
して常に点検対象物の方向に向ける必要がなく、走行型
点検ロボットの走行のみの操作に専念できる。従って、
点検時の操作性は格段に良くなり、更にはオペレータの
負担も軽減される。
【0051】請求項6記載の発明については、異なる2
点での音圧の測定によって、マイクロホンと音源までの
距離を算出することができる。従って、発生音の異常箇
所(音源)が、どの位置(どの機器)にあるかという特
定が容易にできるようになり、また故障に対する対応が
迅速となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態の全体的な構成を示す図であ
る。
【図2】制御部の主要な働きを説明した入出力図であ
る。
【図3】走行部が移動した場合のカメラの向きを示す図
である。
【図4】天井軌条を移動する走行型点検ロボットの概略
の構成を示す図である。
【図5】点検対象物の音源を観察(特定)する場合の主
要部の構成を示す図である。
【図6】走行部が移動する場合のマイクロホンの向きを
示す図である。
【符号の説明】
1,20 走行型点検ロボット 2,21 走行部 3 路面 4,23 車輪 5,24 水平旋回部 6,26 垂直旋回部 9,28 カメラ 11,30 マイクロホン 14,33 ジョイスティック 16,35 制御部 17 点検対象物 25 上下移動部 50 音源 52 音圧測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G05D 1/02 G05D 1/02 Y

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの外部からの指示で移動する
    走行部と、該走行部に搭載されて点検対象物を撮影する
    カメラと、該カメラを路面に対して水平面内で旋回させ
    る水平旋回部と、カメラを路面に対して垂直面内で旋回
    させる垂直旋回部とを有する走行型点検ロボットにおい
    て、 前記走行部を移動させるとき、点検対象物とカメラとの
    間の距離と走行部の移動量とから走行型点検ロボットに
    対する点検対象物の方向を演算し、この方向にカメラの
    向きを変更させるように、垂直旋回部及び水平旋回部を
    制御する制御部を備えたことを特徴とする走行型点検ロ
    ボット。
  2. 【請求項2】 オペレータの外部からの指示で移動する
    走行部と、該走行部に搭載されて点検対象物を撮影する
    カメラと、該カメラを地面に対して水平面内で旋回させ
    る水平旋回部と、カメラを路面に対して垂直面内で旋回
    させる垂直旋回部と、カメラを路面に対して垂直方向の
    上下に移動可能な上下移動部とを有する走行型点検ロボ
    ットにおいて、 前記上下移動部を移動させるとき、点検対象物とカメラ
    との間の距離と上下移動部の移動量から走行型点検ロボ
    ットに対する前記点検対象物の方向を演算し、この方向
    にカメラの向きを変更させるように垂直旋回部及び水平
    旋回部を制御する制御部を備えたことを特徴とする走行
    型点検ロボット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の走行型点
    検ロボットにおいて、 前記制御部は前記カメラから出力されたフォーカス値を
    入力して前記点検対象物と前記カメラとの間の距離を演
    算することを特徴とする走行型点検ロボット。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の走行型点
    検ロボットにおいて、 該走行型点検ロボットと前記点検対象物との間の距離を
    変換して得たフォーカス値を入力して、フォーカスを変
    更するカメラを備えたことを特徴とする走行型点検ロボ
    ット。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の走行型点
    検ロボットであって、前記点検対象物の発生音を取り込
    むマイクロホンを搭載し、該マイクロホンを地面に対し
    て水平面内で旋回させる水平旋回部と、前記マイクロホ
    ンを地面に対して垂直面内で旋回させる垂直旋回部とを
    有する走行型点検ロボットにおいて、 前記発生音の音圧を測定する測定部と、 音圧が最大となる方向に前記マイクロホンを向けるよう
    に水平旋回部及び垂直旋回部を制御する制御部とを備え
    たことを特徴とする走行型点検ロボット。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の走行型点検ロボットにお
    いて、 走行型点検ロボットを移動させて異なる2点で測定した
    音源に対する向きと走行型点検ロボットの移動距離とに
    基づいて、走行型点検ロボットから音源までの距離を算
    出することを特徴とする走行型点検ロボット。
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