JP2006173999A - カメラ装置および遠隔装置 - Google Patents

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章子 北島
Hiroshi Shiromizu
博 白水
Naoki Miyazaki
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Kohei Horisaki
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Abstract

【課題】迅速に移動することのできるカメラ装置および遠隔装置を提供することを目的とする。
【解決手段】カメラ装置100では、カメラ部131で撮像された画像情報が、リアルタイムで画像送信部133によってコマンド送信遠隔装置200へ送信されるとともに、駆動制御手段による駆動制御に基づき駆動手段が装置本体を移動させたときに障害物センサ140によって計測される距離情報が、主制御部110の制御に従ってイベント送信部150を介してコマンド送信遠隔装置200へ送信される。コマンド送信遠隔装置200では、表示部240に、カメラ装置100で撮像された撮像画像が表示されるとともに、カメラ装置100の障害物センサ140で計測された距離(距離情報)が該当する障害物の画像に対応して表示される。ユーザは、表示部240の表示画面を見て、カメラ装置100から障害物までの距離を把握する。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動可能なカメラ装置およびそのカメラ装置を遠隔操作する遠隔装置に関する。
従来、移動可能な自走式台車にカメラを搭載した型式の移動型カメラ装置では、撮像した映像を遠隔地に存在する表示装置に送信することができる。ユーザは、表示装置に表示された前記移動型カメラ装置からの実況映像を見ながら、この移動型カメラ装置を遠隔操作することにより移動させて、遠く離れた場所の所望の映像を入手する。
また、カメラが搭載され走行可能な装置として、例えば(特許文献1)に開示されたロボット装置が知られている。
特開平7−213753号公報
しかしながら、上記従来の移動型カメラ装置では、遠隔地に位置するユーザの遠隔操作による指示に従って移動型カメラ装置が移動するので、前進移動あるいは回転移動した結果、場合によっては、移動型カメラ装置に設けられた障害物センサによる障害物の検知により該障害物への衝突を回避すべく停止したり、あるいは障害物への衝突が発生してしまうことがあった。
そのため、上記従来の移動型カメラ装置を遠隔操作により指示された方向へ移動させるには、ユーザは、障害物への衝突、障害物への衝突を回避すべく停止などの動作をさせることなく、遠隔地に存在する表示装置の実況映像を見ながら遠隔操作を実施しなければならない。このため、ユーザの負担が大きく実況映像のみの遠隔操作での操縦は難しいという問題点があった。
そこで、本発明は、迅速に移動することのできるカメラ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことのできる遠隔装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のカメラ装置は、通信回線を介して相手装置と接続され、前記相手装置との間で通信を行う通信手段と、自己装置を移動させる駆動手段と、被写体を撮像する撮像手段とを備え、前記通信手段は前記撮像手段で撮像された画像情報を前記相手装置へ送信するカメラ装置であって、前記相手装置から送信され前記通信手段を介して取得した自己装置の移動に関するコマンドを基に前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、前記被写体中の対象物体までの距離を計測する計測手段と、前記駆動制御手段による駆動制御に基づき前記駆動手段が自己装置を移動させたときに前記計測手段によって計測される距離情報を、前記通信手段を介して前記相手装置へ送信する制御手段とを有する構成としたものである。
本発明の好ましい形態において、前記計測手段によって計測された距離情報を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、自己装置の移動前の位置での前記計測手段によって計測され前記記憶手段に記憶された距離情報と、自己装置の現在の位置での前記計測手段によって計測される現在の距離情報とが異なる場合に、当該現在の距離情報を前記通信手段を介して前記相手装置へ送信する。
この課題を解決するために、本発明の遠隔装置は、通信回線を介して請求項1または2記載のカメラ装置と接続され、前記カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信することにより遠隔操作する遠隔装置であって、前記カメラ装置から送信された、画像情報と距離情報とを受信する受信手段と、前記受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段と、前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を視覚的に強調しかつ当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する出力制御手段とを有する構成としたものである。
本発明の好ましい形態において、前記出力制御手段は、前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離に対応する数値を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する。
本発明のさらに好ましい形態において、前記出力制御手段は、前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を示す位置に対応する枠線を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する。
本発明のさらに好ましい形態において、前記出力制御手段は、前記受信された距離情報を基に、距離範囲がレベル化された複数の表示要素のうち、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離に対応する表示要素を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する。
本発明のさらに好ましい形態において、前記出力制御手段は、前記受信された距離情報を音声で出力する。
この課題を解決するために、本発明の遠隔装置は、通信回線を介して移動可能なカメラ装置と接続され、前記カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信する送信手段と、前記カメラ装置から送信された画像情報を受信する受信手段と、前記受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段とを備えた遠隔装置であって、前記受信されたカメラ装置の移動前および移動後の各々の画像情報を基に前記移動後の画像における前記移動前の画像の注目領域に対応する領域を抽出し、この抽出した抽出領域の面積、カメラ装置の解像度および倍率、カメラ装置の撮像方向を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を求め、この求めた距離情報を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する出力制御手段を有する構成としたものである。
本発明によれば、制御手段が、移動中の自己装置(カメラ装置)の現在の位置で、計測手段によって計測された対象物体までの距離を示す距離情報を通信手段を介して相手装置へ送信するようにしているので、相手装置は、カメラ装置から対象物体までの距離を把握することが可能となり、自己装置(カメラ装置)と障害物との衝突を回避すべく、自己装置に対してその移動に関するコマンドを送信することができ、これにより、カメラ装置は迅速に移動することができるという有効な効果が得られる。
また、本発明によれば、表示手段は、カメラ装置で撮像された画像を表示するとともに、対象物体までの距離を視覚的に強調し、かつ当該対象物体の画像に対応させて表示するようにしたので、ユーザは、表示手段に表示された表示画面の視覚的に強調された距離を見ることで、カメラ装置から対象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという有効な効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、通信回線を介して相手装置と接続され、相手装置との間で通信を行う通信手段と、自己装置を移動させる駆動手段と、被写体を撮像する撮像手段とを備え、通信手段は撮像手段で撮像された画像情報を前記相手装置へ送信するカメラ装置であって、相手装置から送信され通信手段を介して取得した自己装置の移動に関するコマンドを基に駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、被写体中の対象物体までの距離を計測する計測手段と、駆動制御手段による駆動制御に基づき駆動手段が自己装置を移動させたときに計測手段によって計測される距離情報を、通信手段を介して相手装置へ送信する制御手段とを有するカメラ装置であり、制御手段が、移動中の自己装置(カメラ装置)の現在の位置で、計測手段によって計測された対象物体までの距離を示す距離情報を通信手段を介して相手装置へ送信するようにしているので、相手装置は、対象物体までの距離を把握することが可能となり、自己装置(カメラ装置)と障害物との衝突を回避すべく、自己装置に対してその移動に関するコマンドを送信することができ、これにより、カメラ装置は迅速に移動することができるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、計測手段によって計測された距離情報を記憶する記憶手段を備え、制御手段は、自己装置の移動前の位置での前記計測手段によって計測され前記記憶手段に記憶された距離情報と、自己装置の現在の位置での計測手段によって計測される現在の距離情報とが異なる場合に、当該現在の距離情報を通信手段を介して相手装置へ送信するカメラ装置であり、記憶手段に記憶されている距離情報と、計測手段によって計測される現在の距離情報とが異なる場合に、当該現在の距離情報が相手装置へ送信されるので、相手装置へ送信すべく送信データのデータを軽減することができるという作用を有する。
本発明の請求項3に記載の発明は、通信回線を介して請求項1または2記載のカメラ装置と接続され、カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信することにより遠隔操作する遠隔装置であって、カメラ装置から送信された、画像情報と距離情報とを受信する受信手段と、受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段と、受信された距離情報を基に、カメラ装置から被写体中の対象物体までの距離を視覚的に強調しかつ当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示する出力制御手段とを有する遠隔装置であり、表示手段は、カメラ装置で撮像された画像を表示するとともに、対象物体までの距離を視覚的に強調しかつ当該対象物体の画像に対応させて表示するようにしたので、ユーザは、表示手段に表示された表示画面の視覚的に強調された距離を見ることで、カメラ装置から対象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、出力制御手段は、受信された距離情報を基に、カメラ装置から被写体中の対象物体までの距離に対応する数値を当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示する遠隔装置であり、ユーザは、表示手段に表示された表示画面の距離に対応する数値を見ることで、カメラ装置から対象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項3記載の発明において、出力制御手段は、受信された距離情報を基に、カメラ装置から被写体中の対象物体までの距離を示す位置に対応する枠線を当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示する遠隔装置であり、ユーザは、表示手段に表示された表示画面の距離を示す位置に対応する枠線を見ることで、カメラ装置から対象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項3記載の発明において、出力制御手段は、受信された距離情報を基に、距離範囲がレベル化された複数の表示要素のうち、カメラ装置から被写体中の対象物体までの距離に対応する表示要素を当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示する遠隔装置であり、ユーザは、表示手段に表示された表示画面の距離に対応する表示要素を見ることで、カメラ装置から対象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項3記載の発明において、出力制御手段は、受信された距離情報を音声で出力する遠隔装置であり、カメラ装置から対象物体までの距離が音声出力されるので、ユーザは象物体までの距離を認識することができるので、移動中のカメラ装置の障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項8に記載の発明は、通信回線を介して移動可能なカメラ装置と接続され、カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信する送信手段と、カメラ装置から送信された画像情報を受信する受信手段と、受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段とを備えた遠隔装置であって、受信されたカメラ装置の移動前および移動後の各々の画像情報を基に移動後の画像における移動前の画像の注目領域に対応する領域を抽出し、この抽出した抽出領域の面積、カメラ装置の解像度および倍率、カメラ装置の撮像方向を基に、カメラ装置から被写体中の対象物体までの距離を求め、この求めた距離情報を当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示する出力制御手段を有する遠隔装置であり、カメラ装置から送信される距離情報を取得することなく、カメラ装置から対象物体までの距離を求め、この求めた距離情報を当該対象物体の画像に対応させて表示手段に表示することができるので、カメラ装置においては障害物までの距離を計測する計測手段が不要となり、しかも、カメラ装置から遠隔装置へ送信すべき送信データのデータ量を削減することができるという作用を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるカメラ装置の概観を示す図、図2は本発明の実施の形態1におけるカメラ装置およびコマンド送信遠隔装置の機能を示す機能ブロック図、図3は図2に示したカメラ装置の処理動作を示すフローチャート、図4は図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図、図5は図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図、図6は図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図である。
図1に示すように、カメラ装置100は、カメラ機構10が装置本体11に支持され、移動(走行)可能になっている。
カメラ機構10は、水平方向に回動可能に装置本体11に支持されているとともに、垂直方向に上下可能な構造になっている。このようなカメラ機構10は、カメラの撮像方向(撮像手段の撮像方向)の被写体を撮像した画像(映像)を、遠隔地に位置するユーザである後述するコマンド送信遠隔装置へ送信する。
装置本体11は、カメラ機構10を支持しているとともに、左駆動輪16、右駆動輪17、左従動輪18および右従動輪19を備えており、カメラ機構10を搭載した状態で移動(走行)可能になっている。
アンテナ部12は、後述するコマンド送信遠隔装置200との通信を行うためのものである。制御ボックス13は、後述する制御系の構成要素(機能ブロック)を格納している。
左駆動輪モータ14および右駆動輪モータ15は、装置本体11を移動(走行)させるための駆動力を発生させて、それぞれ左駆動輪16および右駆動輪17を駆動する。
なお、装置本体11が後進するときは、カメラ機構10は、カメラの撮像方向(撮像手段の撮像方向)が後進方向と一致するように回動される。
次に、カメラ装置100およびコマンド送信遠隔装置の機能構成について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、走行モードを有するカメラ装置100と遠隔地に位置するコマンド送信遠隔装置(遠隔装置)200とは無線通信回線(通信回線)300を介して接続される。
カメラ装置100において、主制御部(制御手段)110は、記憶部(記憶手段)111を備え、本カメラ装置全体を制御するとともに、この制御に必要なデータ、演算結果、受信データなど各種のデータを記憶部111に格納する。
コマンド受信部121は、外部のコマンド送信遠隔装置200から送信された各種のコマンド(コマンド信号)を受信し、この受信したコマンド信号をカメラ装置100内のコマンド信号方式に変更して、コマンド解析部122に送出する。
コマンド解析部122は、コマンド受信部121からの各種のコマンドを受け取り、これら各種のコマンドを解析し、この解析したコマンドを主制御部110に送出する。
カメラ部(撮像手段)131は、主制御部110の制御に従って被写体を撮像する。画像記憶部132は、カメラ部131で撮像された画像(映像)情報を一時記憶する。画像送信部133は、主制御部110の制御に従って、画像記憶部132に一時記憶された画像(映像)情報を逐次読み出してコマンド送信遠隔装置200へ送信する。すなわち、カメラ部131で撮像された画像情報は、リアルタイムでコマンド送信遠隔装置200へ送信されることとなる。なお、カメラ部131および画像送信部133は、図1に示したカメラ機構1を構成する。
障害物センサ(計測手段)140は、被写体中の障害物(対象物体)までの距離を計測し、この計測した距離情報(距離イベント)を主制御部110に出力する。
イベント送信部150は、障害物センサ140からの距離イベントや終了イベントなどのイベントを主制御部110から受け取り、このイベントをコマンド送信遠隔装置200へ送信する。
走行制御部161は、装置本体11の駆動系を制御する。走行駆動部162は、走行制御部161の制御に従って左駆動輪モータ14および右駆動輪モータ15を駆動制御して、装置本体11を移動させる。
電源部170は、カメラ装置100の各構成要素に電力を供給する。
この実施の形態1において、左駆動輪モータ14、右駆動輪モータ15、左駆動輪16および右駆動輪17は上述した駆動手段に対応し、走行制御部161および走行駆動部162は上述した駆動制御手段に対応し、コマンド受信部121、イベント送信部150および画像送信部133は上述した通信手段に対応する。
上述したコマンド受信部121およびイベント送信部150をそれぞれ構成する要素として図1に示したアンテナ部12がある。また、上述した主制御部110、コマンド解析部122、画像記憶部132、走行制御部161、走行駆動部162および電源部170は、図1に示した制御ボックス13に収納されている。
かかる構成のカメラ装置100では、カメラ部131で撮像された画像情報が、リアルタイムで画像送信部133によってコマンド送信遠隔装置(相手装置)200へ送信されるとともに、上記駆動制御手段による駆動制御に基づき上記駆動手段が装置本体11を移動(走行)させたときに障害物センサ140によって計測される距離情報が、主制御部110の制御に従ってイベント送信部150を介してコマンド送信遠隔装置200へ送信される。
一方、コマンド送信遠隔装置200は、入力部210、送受信部220および制御部230を有するとともに、表示部240が接続されている。
入力部210は、ユーザが走行モードを有するカメラ装置100の移動(走行)に関する指示、例えばカメラ装置100の所望の方向や所望の速さを指示するためのものである。この入力部210からの指示は、これに対応するコマンド信号として送受信部220から送信される。
送受信部(受信手段)220は、カメラ装置100の移動(走行)に関するコマンド信号を無線通信にて送信するとともに、カメラ装置100の画像送信部133から無線通信にて送信されてきた画像情報、およびカメラ装置のイベント送信部150から無線通信にて送信されてきたイベント(距離イベント、終了イベントなど)を受信する。
制御部(出力制御手段)230は、送受信部220によって受信された画像情報をリアルタイムで表示部(表示手段)240に表示するとともに、送受信部220によって受信された距離情報に所定のデータ処理を施し、この結果を表示部240に表示する。また、制御部230は、音声を出力する手段を有している。
ユーザは、表示部240に表示された画像(映像)を見ながら、入力部210から所定の指示を行うことにより、走行モード状態のカメラ装置100(の装置本体11)を所望の方向および所望の速さで移動させることができる。
次に、カメラ装置100の処理動作について図3を参照して説明する。
コマンド送信遠隔装置200が接続のアクセスを示すコマンドを無線通信にてカメラ装置100へ送信すると、このコマンドは、コマンド受信部121およびコマンド解析部122を介して主制御部110に入力される。
主制御部110は、コマンド解析部122からの解析結果を基に接続のアクセスを示すコマンドであると判断して、カメラ部131および画像送信部133を制御する。
すると、カメラ部131は、主制御部110の制御に従って、装置本体11の現在の位置の状態で、被写体を撮像し、この撮像した画像(映像)情報を画像記憶部132に格納する。一方、画像送信部133は、主制御部110の制御に従って画像記憶部32から画像情報を読み出して、無線通信にてコマンド送信遠隔装置200へ送信する。
このコマンド送信遠隔装置200では、制御部230が、送受信部220を介して受信した画像情報を表示部240に表示する。
このような画像情報の表示処理と並行して、カメラ装置100では、障害物センサ140は障害物(対象物体)までの距離を計測し、この計測した距離情報を主制御部110に送出する。
主制御部110では、前記距離情報を記憶部111に格納するとともに、この距離情報を、イベント(距離イベント)として送信すべくイベント送信部150に送出する。イベント送信部150は、主制御部110からの距離情報を距離イベントとして、無線通信にてコマンド送信遠隔装置200へ送信する(ステップS11)。
コマンド送信遠隔装置200では、制御部230が送受信部220を介して受信された距離イベント(距離情報)を基に、例えば図4(a)、(b)に示すように、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離に対応する数値を当該障害物の画像に対応させて表示部240に表示する。
例えば図4(a)において、符号411〜416で示される数値(例えば「1m」など)は、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離を示している。
この図4(a)に示す画像例は、所望の移動方向(走行方向)に移動すべく待機(停止)中のカメラ装置100によって当該移動方向の被写体を撮像したものである。また、このとき、障害物センサ140による障害物までの距離の計測は、移動方向(つまり前方)0度の方向、前方左45度の方向、前方右45度の方向、後方0度の方向、後方左45度の方向、および後方右45度の方向の合計6方向について実施している。
そして、移動方向0度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号412で示される数値「1.5m」である。
前方左45度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号411で示される数値「1m」である。
前方右45度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号413で示される数値「2m」である。
後方0度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号415で示される数値「3m」である。
後方左45度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号416で示される数値「2.5m」である。
後方右45度の方向に存在する障害物までの距離の計測結果(距離イベント)に基づく表示部240での表示例が、符号414で示される数値「2m」である。
なお、上述したように図4(a)に示す画像例はカメラ装置100の移動(前方)方向の画像であるので、符号414,415,416で示される3つの方向(つまり後方)に存在する障害物は、この図4(a)の画像例(表示部240)には表示されていない。
このような表示部240の表示画面を視認することになるコマンド送信遠隔装置200を操作するユーザは、例えば符号411,412,413で示される3つの方向に存在する障害物までの距離情報(距離数値)を参考にしながら、カメラ装置100が障害物と衝突せずに移動するように、入力部210を操作(遠隔操作)することなる。
次に、コマンド送信遠隔装置200からカメラ装置100へ前進を示す前進コマンド信号が送信されると、カメラ装置100では、コマンド受信部121が、前進コマンドを受信し(ステップS12)、この前進コマンド信号をカメラ装置100の信号方式に変換するとともに、コマンド解析部122が、前記変換された前進コマンド信号は前進コマンド信号であると解析し、この解析した結果を主制御部110に通知する。
主制御部110は、コマンド解析部122からの解析結果が前進コマンド信号、すなわち移動(走行)に関するコマンド信号であるので、カメラ部131および画像送信部133に対して被写体を撮像して、この画像(映像)情報を送信するよう制御するとともに、走行制御部161に対して装置本体11を前進させるよう制御する。
カメラ部131が、主制御部110の制御に従って被写体の撮像を開始し、この最像した画像(映像)情報を画像記憶部132に格納すると、画像送信部133は、主制御部110の制御に従って画像記憶部132から画像情報を読み出して、無線通信にてコマンド送信遠隔装置200へ送信し始める。
一方、走行制御部161が、主制御部110の制御に従って、走行駆動部162に対して前進制御を行うと、走行駆動部162による駆動制御に従って左駆動輪モータ14および右駆動輪モータ15が前進する方向に回動する。これにより、装置本体11は前進を開始する(ステップS13)。
このようにして装置本体11が移動(前進)すると、障害物センサ140は、現在の位置での、障害物までの距離を計測し(ステップS14)、この計測した距離情報を主制御部110に送出する。
主制御部110は、記憶部111に既に記憶されている距離情報(装置本体11の移動前の距離情報)と、ステップS14において障害物センサ140によって計測された現在の距離情報とを比較し、障害物までの距離に変化があるか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15において障害物までの距離に変化があると判断した主制御部110が前記現在の距離情報をイベント送信部150に送出すると、イベント送信部150は、この距離情報をイベント(距離イベント)として無線通信にてコマンド送信遠隔装置200へ送信する(ステップS16)。
コマンド送信遠隔装置200では、送受信部220がカメラ装置100からの距離イベントを受信すると、制御部230は、この距離イベント(距離情報)を基に、図4(a)、(b)に示すように、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離に対応する数値を当該障害物の画像に対応させて表示部240に表示する。
これにより、コマンド送信遠隔装置200を操作するユーザは、カメラ装置100(の装置本体11)の走行中に、表示部240の画像(映像)および障害物までの距離を見ながら、入力部210から所定の指示を行うことにより、カメラ装置100(の装置本体11)を所望の方向および所望の速さなど、移動(走行)を制御することができる。
なお、本実施の形態1では、コマンド送信遠隔装置200の制御部230は、カメラ装置100からの距離情報を数値で表示部240に表示するようにしているが、本発明はこれに限定されることなく、次のようにしても良い。
すなわち、制御部230は、カメラ装置100から距離情報を基に、図5に示すように、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離を示す位置に対応する枠線430を当該障害物の画像に対応させて表示部240に表示する。
また、制御部230は、カメラ装置100から距離情報を基に、図6に示すように、距離範囲がレベル化された複数の表示要素(例えばレベルメータ)440のうち、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離に対応する表示要素を当該障害物に対応させて表示部240に表示する。
また、本実施の形態1では、コマンド送信遠隔装置200の制御部230が、カメラ装置100からの距離情報を基に、カメラ装置100から障害物までの距離を視覚的に強調して当該障害物の画像に対応させて表示するようにしているが、本発明はこれに限定されることなく、制御部230が、カメラ装置100からの距離情報を基に距離を音声出力するようにしても良い。
例えば、制御部230は、カメラ装置100が前進したら、前進方向の障害物までの距離に対応する距離情報を、また、カメラ装置100が回転したら、当該カメラ装置100が向いている方向の障害物までの距離に対応する距離情報を、また、カメラ装置100が行進したら、後進方向の障害物までの距離に対応する距離情報を、それぞれ音声で報知(出力)する。
さらに、本実施の形態1では、移動可能なカメラ装置としているが、本発明はこれに限定されることなく、カメラ装置が取り付けられた車両に適用することができる。
すなわち、車両(例えば自動車)の後方を撮像可能な状態でカメラ装置をこの車両に配設するとともに、撮像された画像を運転者が見ることが可能な状態で表示装置を当該車両の内部に配設する。当然、カメラ装置と表示装置とは電気的に接続する。
そして、運転者が車両をバック(後進)で運転するときに、カメラ装置で撮像された画像、およびカメラ装置に設けられている障害物センサで計測された障害物までの距離を、車両内の表示装置に表示する。これにより、運転者は表示装置の表示画面を見て、車両から障害物までの距離を把握しながらバックすることができるので、障害物への衝突を容易に回避させることができ、車両の後進の運転がし易くなる。
これに対し、障害物までの距離を表示することができない従来のカメラ装置を具備する車両においては、運転者が車両をバック(後進)で運転するときに、車両内の表示装置にカメラ装置で撮像された画像が表示されるとともに、障害物センサによる障害物の検知を基に警告音が発する。しかし、警告音では、障害物までの距離や、何れに障害物が存在しているかが分かり難い。このため、運転者は、車両が障害物に接近している状態においても、表示装置に表示された画像を見ながらバックすることになるが、正確な障害物までの距離を把握することができないので、車両の後進の運転が大変苦労する。
さらに、本実施の形態1では、移動可能なカメラ装置としているが、本発明はこれに限定されることなく、カメラ装置が取り付けられた飛行体に適用することができる。
例えば、カメラ装置を飛行体(例えば小型のヘリコプター)に取り付け、この飛行体の移動(飛行)を遠隔装置にて遠隔操作する。これにより、例えば、人が近づくことが不可能な災害現場において、飛行体に搭載されたカメラ装置にて災害現場を撮像し、この撮像された画像(映像)を遠隔装置に接続された表示装置で見ることで、災害状況を把握することができるとともに、飛行体から障害物までの距離を把握することができ、飛行体を安全に操縦することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、移動(走行)可能なカメラ装置100を遠隔操作するコマンド送信遠隔装置200では、表示部240に、カメラ装置100で撮像された撮像画像(画像情報)が表示されるとともに、カメラ装置100の障害物センサ140で計測された距離(距離情報)が該当する障害物の画像に対応して表示されるので、コマンド送信遠隔装置200を操作するユーザは、表示部240の表示画面を見て、カメラ装置100から障害物までの距離を容易に把握することができる。
また、カメラ装置100から障害物までの距離が視覚的に強調され、かつ当該障害物の画像に対応して表示部240に表示されるので、ユーザは、カメラ装置100から障害物までの距離を視覚的に把握(認識)して、走行中のカメラ装置100と障害物との衝突を回避すべく、カメラ装置100に対して遠隔操作することができる。
これにより、走行中のカメラ装置と障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作(操縦)を容易に行うことのできるコマンド送信遠隔装置(遠隔装置)を提供することができる。
また、本実施の形態1によれば、ユーザは、表示部240に表示された画像(映像)を見ながら、入力部210から所定の指示(操縦)を行うことにより、カメラ装置100を所望の方向および所望の速さで移動させることができるので、迅速に移動することのできるカメラ装置を提供することができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2におけるコマンド送信遠隔装置の障害領域表示処理動作を示すフローチャート、図8は本発明の実施の形態2におけるコマンド送信遠隔装置の画像処理による障害物エリアの表示例を示す図である。
この実施の形態2のコマンド送信遠隔装置は、図2に示した実施の形態1のコマンド送信遠隔装置200と同様の構成になっており、無線通信回線(通信回線)300を介して図2に示したカメラ装置100と接続される。
なお、実施の形態2では、図2に示したカメラ装置100においては、障害物センサ140は機能しないように設定されているか、あるいは障害物センサ140が削除された構成になっている。また、制御部230は、画像処理を実施するのに必要な処理能力を有するCPU(中央演算処理装置)、および、画像処理に必要なデータなどを記憶する記憶部を備えている。
すなわち、この実施の形態2は、実施の形態1とは、カメラ装置100(図1、図2参照)で障害物を検知(障害物までの距離を計測)せずに、コマンド送信遠隔装置200(図2参照)において画像情報を基に画像処理を実施して障害物を検知(障害物までの距離を計測)するようにした点が相違している。そこで、その相違する点について図面を参照しながら説明する。
次に、コマンド送信遠隔装置200による障害物検知の処理動作について、図7を参照して説明する。
コマンド送信遠隔装置200の送受信部220が、カメラ装置100から送信された図8(a)に示すような第1の画像(画像情報)510を受信すると(ステップS21)、制御部230は、この画像510の床面の画像511を一部切り出すとともに、この切り出した画像520(図8(b)参照)を基に周波数成分を求め(ステップS22)、その後、図8(c)に示すような周波数分布情報530を記憶部(図示せず)に記憶する。
次に、移動に関するコマンド信号を受信して所定の方向に移動したカメラ装置100から送信された図8(d)に示すような、移動後の位置において被写体が撮像された第2の画像(画像情報)540を、コマンド送信遠隔装置200の送受信部220が受信したとする(ステップS23)。
すると、制御部230は、自己の記憶部から周波数分布情報530を読み出すとともに、送受信部220にて受信された画像540から、この読み出した周波数分布情報530に基づく周波数成分を有する領域を抽出し、該抽出した抽出領域の面積を算出する。
制御部230は、この抽出領域を抽出したときのカメラ(カメラ装置100のカメラ部131)の解像度および倍率と、前記カメラの向きと、前記算出した抽出領域の面積とに基づいて、カメラ装置100から障害物(対象物体)までの距離を算出し(ステップS24)、その後、図8(e)に示すように、カメラ装置100から障害物までの距離が視覚的に強調され、かつ当該障害物に対応して表現されている画像550を表示部240に表示する(ステップS25)。
なお、図8(e)に示す画像550においては、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離を示す位置に対応する枠線551が、当該障害物の画像に対応して表示されている。
この実施の形態2では、コマンド送信遠隔装置200の制御部230は、カメラ装置100からの距離情報を枠線で表示部240に表示するようにしているが、本発明はこれに限定されることなく、次のようにしても良い。
すなわち、図4(a)、(b)で示した実施の形態1の場合と同様に、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離を数値で当該障害物の画像に対応して表示するようにする。
また、図6に示した実施の形態1の場合と同様に、カメラ装置100から被写体中の障害物までの距離を、複数の表示要素(例えばレベルメータ)のうち当該距離に対応する表示要素で当該障害物の画像に対応して表示するようにする。
以上説明したように、実施の形態2によれば、実施の形態1の場合と同様に、移動中のカメラ装置と障害物との衝突を抑制してカメラ装置を安全に移動させることができ、しかもカメラ装置の移動に関する遠隔操作(操縦)を容易に行うことのできるコマンド送信遠隔装置(遠隔装置)を提供することができるとともに、迅速に移動することのできるカメラ装置を提供することができる。
また、実施の形態2によれば、カメラ装置100は、障害物までの距離を示す距離情報(距離イベント)をコマンド送信遠隔装置200へ送信する必要がないため、カメラ装置100からコマンド送信遠隔装置200への送信データのデータ量を削減することができる。
さらに、実施の形態2によれば、コマンド送信遠隔装置200が、カメラ装置100で撮像された画像を基に、画像処理を実施してカメラ装置100の移動可能な範囲(障害物までの距離)を求めることができ、しかも、この求めた距離を障害物の画像に対応させて表示することができる。
このようにコマンド送信遠隔装置200において、画像処理を実施するのに必要な処理能力を有するCPUが画像処理を実施して、カメラ装置100の移動可能な範囲(障害物までの距離)を求めるようにしているので、カメラ装置100は、コマンド送信遠隔装置200で使用されるCPUの処理能力と比較して、例えばコマンド解析などの処理が可能な、小さい処理能力を有するCPUを使用することができる。
本発明は、遠隔装置において、移動中のカメラ装置で撮像した撮像画像を表示手段に表示するとともに、障害物(対象物体)までの距離を当該障害物の画像に対応して表示手段に表示し、さらに、ユーザが表示手段に表示された撮像画像および障害物までの距離を見ながら、カメラ装置を遠隔操作するようにしたものであり、無人車両や大型の有人車両などの車両、建設機械、ロボット、小型ヘリコプターなどの飛行体など移動可能な移動体に配設されたカメラ装置と、このカメラ装置つまり移動体の移動を遠隔操作する遠隔装置と、を有する制御方法に適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるカメラ装置の概観を示す図 本発明の実施の形態1におけるカメラ装置およびコマンド送信遠隔の機能を示す機能ブロック図 図2に示したカメラ装置の処理動作を示すフローチャート 図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図 図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図 図2に示したコマンド送信遠隔装置における障害物エリアの表示例を示す図 本発明の実施の形態2におけるコマンド送信遠隔装置の障害領域表示処理動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるコマンド送信遠隔装置の画像処理による障害物エリアの表示例を示す図
符号の説明
10 カメラ機構
11 装置本体
12 アンテナ部
13 制御ボックス
14 左駆動輪モータ(駆動手段)
15 右駆動輪モータ(駆動手段)
16 左駆動輪(駆動手段)
17 右駆動輪(駆動手段)
18 左従動輪
19 右従動輪
100 カメラ装置
110 主制御部(制御手段)
111 記憶部(記憶手段)
121 コマンド受信部(通信手段)
122 コマンド解析部
131 カメラ部(撮像手段)
132 画像記憶部
133 画像送信部(通信手段)
140 障害物センサ(計測手段)
150 イベント送信部(通信手段)
161 走行制御部(駆動制御手段)
162 走行駆動部(駆動制御手段)
170 電源部
200 コマンド送信遠隔装置(相手装置、遠隔装置)
210 入力部
220 送受信部(受信手段)
230 制御部(出力制御手段)
240 表示部(表示手段)
300 無線通信回線(通信回線)

Claims (8)

  1. 通信回線を介して相手装置と接続され、前記相手装置との間で通信を行う通信手段と、自己装置を移動させる駆動手段と、被写体を撮像する撮像手段とを備え、前記通信手段は前記撮像手段で撮像された画像情報を前記相手装置へ送信するカメラ装置であって、
    前記相手装置から送信され前記通信手段を介して取得した自己装置の移動に関するコマンドを基に前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
    前記被写体中の対象物体までの距離を計測する計測手段と、
    前記駆動制御手段による駆動制御に基づき前記駆動手段が自己装置を移動させたときに前記計測手段によって計測される距離情報を、前記通信手段を介して前記相手装置へ送信する制御手段と、
    を有することを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記計測手段によって計測された距離情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、
    自己装置の移動前の位置での前記計測手段によって計測され前記記憶手段に記憶された距離情報と、自己装置の現在の位置での前記計測手段によって計測される現在の距離情報とが異なる場合に、当該現在の距離情報を前記通信手段を介して前記相手装置へ送信することを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 通信回線を介して請求項1または2記載のカメラ装置と接続され、前記カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信することにより遠隔操作する遠隔装置であって、
    前記カメラ装置から送信された、画像情報と距離情報とを受信する受信手段と、
    前記受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段と、
    前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を視覚的に強調しかつ当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する出力制御手段と、
    を有することを特徴とする遠隔装置。
  4. 前記出力制御手段は、
    前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離に対応する数値を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の遠隔装置。
  5. 前記出力制御手段は、
    前記受信された距離情報を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を示す位置に対応する枠線を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の遠隔装置。
  6. 前記出力制御手段は、
    前記受信された距離情報を基に、距離範囲がレベル化された複数の表示要素のうち、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離に対応する表示要素を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の遠隔装置。
  7. 前記出力制御手段は、
    前記受信された距離情報を音声で出力することを特徴とする請求項3記載の遠隔装置。
  8. 通信回線を介して移動可能なカメラ装置と接続され、前記カメラ装置に対してその移動に関するコマンドを送信する送信手段と、前記カメラ装置から送信された画像情報を受信する受信手段と、前記受信された画像情報を基に被写体に対応する画像を表示する表示手段とを備えた遠隔装置であって、
    前記受信されたカメラ装置の移動前および移動後の各々の画像情報を基に前記移動後の画像における前記移動前の画像の注目領域に対応する領域を抽出し、この抽出した抽出領域の面積、カメラ装置の解像度および倍率、カメラ装置の撮像方向を基に、前記カメラ装置から前記被写体中の対象物体までの距離を求め、この求めた距離情報を当該対象物体の画像に対応させて前記表示手段に表示する出力制御手段、
    を有することを特徴とする遠隔装置。
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