JPH09149224A - 画像伝送装置の伝送制御方法 - Google Patents

画像伝送装置の伝送制御方法

Info

Publication number
JPH09149224A
JPH09149224A JP7322442A JP32244295A JPH09149224A JP H09149224 A JPH09149224 A JP H09149224A JP 7322442 A JP7322442 A JP 7322442A JP 32244295 A JP32244295 A JP 32244295A JP H09149224 A JPH09149224 A JP H09149224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
transmission
destination
information file
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7322442A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayumi Hashimoto
あゆみ 橋本
Noboru Furukawa
昇 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7322442A priority Critical patent/JPH09149224A/ja
Publication of JPH09149224A publication Critical patent/JPH09149224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な送信動作を行えるようにした画像伝送
装置の伝送制御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 全ての宛先に共通な共通画情報ファイル
と、おのおのの宛先に固有の宛先別画情報ファイルに、
画情報を分類管理しているので、多数の宛先に対して多
様な画情報送信動作を行うことができ、画像伝送装置の
使い勝手が大幅に向上するという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の送信画情報
ファイルを蓄積し、おのおのの送信画情報ファイルに指
定された宛先に、その送信画情報ファイルを送信する画
像伝送装置の伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では、送信画
情報毎に送信宛先が指定される。例えば、スキャナにセ
ットした送信原稿を直接相手端末に送信するときには、
操作表示部より相手先の電話番号を入力して、スキャナ
にセットした送信原稿の送信宛先を指定する。また、複
数の宛先に同一の送信原稿を送信する同報機能を用いる
ときも、同一の画情報を複数の宛先に順次または一斉に
送信するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、従来
装置では、送信画情報毎に送信宛先が1つまたは複数指
定されるようになっているため、複数枚の送信原稿の一
部のみを複数の宛先に送信し、それ以外の部分を特定の
宛先に送信するような、送信原稿の一部を特定の宛先に
送信するような送信動作を行おうとすると、非常に手間
がかかるという不都合を生じていた。
【0004】例えば、複数の宛先との間で共通の作業を
する際、全ての宛先に共通に送信する原稿と、宛先毎に
異なる原稿を送信したいという要求が生じる場合があ
り、かかる場合には、全ての宛先に共通に送信する原稿
については、同報機能を用い、宛先毎に異なる原稿につ
いては、個別に宛先を指定するという作業が必要とな
る。また、原稿の受信側でも、同一テーマの受信原稿が
複数に分割されて受信されることとなるので、その管理
が繁雑になるという不都合も生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、柔軟な送信動作を行えるようにした画像伝送
装置の伝送制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の送信画
情報ファイルを蓄積し、おのおのの送信画情報ファイル
に指定された宛先に、その送信画情報ファイルを送信す
る画像伝送装置の伝送制御方法において、蓄積した送信
画情報ファイルを、全ての宛先に対して共通に送信する
共通画情報ファイルと、おのおのの宛先について送信す
る宛先別画情報ファイルに分類管理し、おのおのの宛先
について、上記共通画情報ファイル、および、その宛先
に対応する上記宛先別画情報ファイルを送信するように
したものである。また、前記宛先には、宛先別画情報フ
ァイルが設定されない場合がある。
【0007】また、多数の送信画情報ファイルを蓄積
し、おのおのの送信画情報ファイルに指定された宛先
に、その送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の
伝送制御方法において、マークシート画像の内容を認識
するマークシートリーダー手段を備え、画情報を蓄積す
る際、おのおのの原稿のまとまりの先頭にマークシート
を配置し、そのマークシートには、後続の原稿のまとま
りの原稿種別が、全ての宛先に対して共通に送信する共
通画情報ファイルであるか、または、おのおのの宛先に
ついて送信する宛先別画情報ファイルであるかをあらわ
す分類情報、および、宛先をあらわす宛先情報の記入欄
が少なくとも設けられ、上記マークシートを読み取って
得たマークシート画像を上記マークシートリーダー手段
で認識した結果に基づいて、おのおのの送信画情報ファ
イルの種別と、宛先とを判断し、その判断した種別情報
に基づいて上記送信画情報ファイルを分類管理するとと
もに、おのおのの宛先について、上記共通画情報ファイ
ル、および、その宛先に対応する上記宛先別画情報ファ
イルを送信するようにしたものである。また、前記共通
画情報ファイルあるいは宛先別画情報ファイルは、あら
かじめ蓄積されている画情報ファイルから指定できるよ
うにするとよい。
【0008】また、多数の送信画情報ファイルを蓄積
し、おのおのの送信画情報ファイルに指定された宛先
に、その送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の
伝送制御方法において、マークシート画像の内容を認識
するマークシートリーダー手段を備え、画情報を蓄積す
る際、おのおのの原稿のまとまりの先頭にマークシート
を配置し、そのマークシートには、後続の原稿のまとま
りの原稿種別が、全ての宛先に対して共通に送信する共
通画情報ファイルであるか、または、おのおのの宛先に
ついて送信する宛先別画情報ファイルであるかをあらわ
す分類情報、および、宛先をあらわす宛先情報、およ
び、後続の原稿のまとまりを形成する原稿枚数の記入欄
が少なくとも設けられ、上記マークシートを読み取って
得たマークシート画像を上記マークシートリーダー手段
で認識した結果に基づいて、おのおのの送信画情報ファ
イルの種別と、宛先と、原稿枚数を判断し、その判断し
た種別情報に基づいて上記送信画情報ファイルを分類管
理するとともに、その判断した原稿枚数と読み取った原
稿枚数との比較に基づいて原稿読取エラーを判別し、お
のおのの宛先について、上記共通画情報ファイル、およ
び、その宛先に対応する上記宛先別画情報ファイルを送
信するようにしたものである。
【0009】また、多数の送信画情報ファイルを蓄積
し、おのおのの送信画情報ファイルに指定された宛先
に、その送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の
伝送制御方法において、画情報を蓄積する際、おのおの
の原稿のまとまりを区切るための区切りシートと、上記
区切りシートの画像を認識する区切りシート認識手段を
備え、画情報蓄積時に、原稿のまとまりの読取順に、お
のおのの原稿のまとまりの送信宛先を入力させ、原稿を
読み取って得た読取画像に基づいて、上記区切りシート
認識手段で上記区切りシートを判別し、その判別結果に
基づいて、おのおのの原稿のまとまりを認識し、そのそ
れぞれの原稿のまとまりを異なる送信画情報ファイルと
して蓄積管理するとともに、上記送信画情報ファイルが
対応する上記原稿のまとまりの読取順に、上記入力され
た送信宛先をその入力順に対応づけ、おのおのの送信画
情報ファイルを、対応づけた送信宛先に送信するように
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0012】同図において、システム制御部1は、この
グループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理
(ITU−T勧告T.30準拠)を行うものであり、シ
ステムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処
理プログラム、および、処理プログラムを実行するとき
に必要な各種データなどを記憶するとともに、システム
制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメ
ータメモリ3は、短縮ダイアル情報などなど、このグル
ープ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶する
ためのものであり、時計回路4は、カレンダー情報およ
び現在時刻情報を得るためのものである。
【0013】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、区切原稿判定部6は、スキ
ャナ5の読取情報に基づき、現在読み取っている原稿が
区切り原稿(例えば、全白画像の原稿)であるかどうか
を判定するものであり、プロッタ7は、所定の解像度で
二値画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
8は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0014】マークシート読取部9は、所定の項目が記
録されるマークシート(後述)の記入内容を読み取るた
めのものであり、符号化復号化部10は、画信号を符号
化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元
の画信号に復号化するためのものであり、磁気ディスク
装置11は、符号化圧縮された状態の画情報や、このグ
ループ3ファクシミリ装置で実行する種々のプログラム
データなどの種々のデータを記憶するためのものであ
る。
【0015】グループ3ファクシミリモデム12は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0016】網制御装置13は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0017】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、区切原稿判定部6、プロッタ7、操作表示部8、符
号化復号化部9、磁気ディスク装置10、グループ3フ
ァクシミリモデム11、および、網制御装置13は、内
部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデ
ータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して
行われている。
【0018】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0019】図2は、磁気ディスク装置11の記憶領域
の区分の一例を示している。
【0020】磁気ディスク装置11は、上述したように
種々のデータを記憶するものであり、この場合には、全
ての送信宛先に対して送信する共通画情報を記憶するた
めの共通画情報領域、特定の送信宛先に対して送信する
ように指定された宛先別画情報を記憶するための宛先別
画情報領域、および、その他の種々のデータを記憶する
ためのその他のデータ領域の3つの記憶領域に分割され
て、管理される。
【0021】共通画情報および宛先別画情報は、図3
(a)に示すようなファイル管理情報に基づいて、その
記憶状態が管理される。
【0022】このファイル管理情報は、おのおのの画情
報ファイルを識別するためのファイル番号、その画情報
ファイルに含まれる原稿枚数をあらわすページ数、およ
び、おのおののページごとの画情報データからなる。
【0023】画情報データは、同図(b)に示すよう
に、その画情報データのページ番号、原稿の用紙サイ
ズ、画像読取の解像度、画像データを符号化圧縮したと
きの符号化方式、および、そのページの画像の符号デー
タからなる。
【0024】また、パラメータメモリ3または磁気ディ
スク装置11のその他のデータ領域には、図4(a)に
示すような宛先情報、および、同図(b)に示すような
送信管理情報が記憶される。
【0025】宛先情報は、おのおのの宛先の電話番号を
登録するものであり、電話番号を識別するための電話番
号ID(識別情報)と、その電話番号IDに登録されて
いる電話番号データからなる。
【0026】また、送信管理情報は、おのおのの送信動
作について1つが形成されるものであり、おのおのの送
信管理情報を識別するためのID(識別情報)、送信宛
先をあらわす宛先情報、待機中、正常終了、異常終了等
のその宛先に対する画情報送信の結果をあらわす送信結
果、その宛先に対して送信する共通画情報ファイルを記
憶するための送信共通ファイル情報、および、その宛先
に対して送信する宛先別画情報ファイルを記憶するため
の送信宛先別ファイル情報からなる。
【0027】また、送信共通ファイル情報または送信宛
先別ファイル情報は、該当する画情報ファイルに関し、
同図(c)に示したようなファイル情報を、設定された
ものについてまとめたものである。ここで、送信共通フ
ァイル情報または送信宛先別ファイル情報は、1つも含
まれない場合がある。
【0028】ファイル情報は、おのおのの画情報が共通
画情報ファイルであるか宛先別画情報ファイルであるか
の種別をあらわす画情報種類情報と、その画情報に対応
した画情報データのファイル番号からなる。
【0029】また、本実施例では、スキャナ5によって
読み取る送信原稿の1つのまとまりをあらわす読取原稿
セットは、図5に示すような複数種類の原稿から構成さ
れる。
【0030】すなわち、この読取原稿セットは、読取原
稿セットの先頭を表す区切り原稿、この読取原稿セット
の種別等をあらわすマークシート、および、1枚以上の
送信原稿を、この順に配置したものである。
【0031】ここで、読取原稿セットは、区切り原稿を
含まない場合があり、また、1枚以上の送信原稿を含ま
ない場合もある。すなわち、読取原稿セットは、マーク
シートと1枚以上の送信原稿からなる場合があり、ま
た、マークシートのみからなる場合もある。さらに、マ
ークシートを区切り原稿の代わりに用いる態様も適用す
ることができる。
【0032】図6は、区切原稿判定部6の一例を示して
いる。
【0033】同図において、スキャナ5から出力される
画素データPXは、アンド回路6aの1つの入力端に加
えられ、スキャナ5から出力される画素データPXの画
素タイミングをあらわす画素クロックPCは、カウンタ
6bおよびカウンタ6cのクロック入力端に加えられ、
スキャナ5から出力される1ラインの開始タイミングを
あらわすライン同期信号LSynは、カウンタ6bのリ
セット入力端およびカウンタ6dのクロック入力端に加
えられている。
【0034】また、システム制御部1から出力され、原
稿の読取期間中論理レベルHに設定される制御信号TD
(図7参照)は、カウンタ6cのイネーブル入力端、お
よび、カウンタ6dのリセット入力端に加えられてい
る。
【0035】カウンタ6bは、ライン同期信号LSyn
の立上り端でリセットされるとともに、画素クロックP
Cを計数して、その計数値が、区切り原稿であることを
判定する判定領域(図7参照)の主走査方向の範囲に対
応した値になっている場合に、出力信号GL1(図7参
照)を論理レベルHに立ち上げるものであり、その信号
GL1は、アンド回路6aの1つの入力端に加えられて
いる。
【0036】カウンタ6dは、制御信号TDの立上り端
でリセットされるとともに、ライン同期信号LSynを
計数して、その計数値が、区切り原稿であることを判定
する判定領域の副走査方向の範囲に対応した値になって
いる場合に、出力信号GL2(図7参照)を論理レベル
Hに立ち上げるものであり、その信号GL2は、アンド
回路6aの1つの入力端に加えられている。
【0037】したがって、アンド回路6aは、入力され
ている画素データPXが、上述した判定領域に含まれて
いる場合に動作可能な状態となり、その状態で、画素デ
ータPXが黒画素をあらわすデータ「1」になっている
場合に、その出力データPXaが論理レベルHに立ち上
がる。このアンド回路6aの出力データPXaは、カウ
ンタ6cのデータ入力端に加えられている。
【0038】カウンタ6cは、制御信号TDが論理レベ
ルHに立ち上げられている期間中動作し、クロック入力
端に加えられている画素クロックPCの立上り端で、デ
ータ入力端に加えられているデータPXaの値がデータ
「1」になっている場合にその計数動作を行う。すなわ
ち、カウンタ6cは、判定領域における黒画素の数を計
数する。その計数データPPは、上限値比較器6eおよ
び下限値比較器6fに加えられている。
【0039】上限値比較器6eは、システム制御部1か
ら出力される制御信号TTが論理レベルHに立ち上げら
れたタイミングで動作するものであり、読取中の原稿を
全白の区切り原稿として判定するために、判定領域中に
存在する黒画素の個数の上限値に設定されている値より
も、加えられている計数データPPの値が小さい場合
に、出力データCP1を論理レベルHに立ち上げるもの
であり、その出力データCP1は、アンド回路6gの一
方の入力端に加えられている。ここで、制御信号TT
は、1ページ分の原稿読取動作が終了した直後のタイミ
ングで、論理レベルHに立ち上げられるものである。
【0040】下限値比較器6fは、制御信号TTが論理
レベルHに立ち上げられたタイミングで動作するもので
あり、読取中の原稿を全白の区切り原稿として判定する
ために、判定領域中に存在する黒画素の個数の下限値に
設定されている値よりも、加えられている計数データP
Pの値が大きい場合に、出力データCP2を論理レベル
Hに立ち上げるものであり、その出力データCP2は、
アンド回路6gの他方の入力端に加えられている。
【0041】それにより、アンド回路6gの出力は、判
定領域中に検出された黒画素の数が、所定の範囲内にあ
る場合に論理レベルHに立ち上げられ、その出力データ
は、区切原稿判定信号SSとして、システム制御部1に
加えられる。
【0042】図8は、マークシートMSの一例を示して
いる。この場合の記入項目は、少なくとも、原稿種類、
宛先情報、ページ数、および、宛先数である。
【0043】マークシートMSの上端部(読取方向の先
端)には、主走査方向におけるマークの読取位置を示す
ための全黒のタイミングマークTBmが所定の間隔で多
数記録されており、また、マークシートMSの左端部
(読取方向の開始位置)には、副走査方向におけるマー
クの読取位置を示すための全黒のタイミングマークTM
sが所定の間隔で多数記録されている。
【0044】また、おのおのの記入項目DSaの表示が
適宜な順序で配置され、また、おのおのの記入項目DS
aごとに、記入に必要な桁数のマークMKaが主走査方
向および副走査方向に沿って、適宜な個数配置されてい
る。ここで、記入項目DSaの表示文字や表示記号、お
よび、マークMKaの記入枠線は、スキャナ6では読み
取らない、いわゆるドロップアウトカラーで記録(印
刷)されている。
【0045】なお、記入項目の数、および、おのおのの
記入項目への記入桁数(記入文字数)はこれに限らず、
適宜な項目を必要なだけ設定することができる。また、
マークの種類も、上述した田の字型のマークに限ること
なく、適宜なマークを用いることもできる。
【0046】以上の構成で、ユーザが送信原稿の読み取
りを指令入力すると、システム制御部1は、図9および
図10に示した処理を実行する。
【0047】まず、このときに読み取る送信原稿セット
に設定する送信宛先数(後述)を記憶するための設定宛
先数カウンタMAAの値を0にクリアし(処理10
1)、次いで、既に磁気ディスク装置11に記憶してい
る画情報ファイルをそのときに読み取る送信原稿セット
に含まれる宛先に共通画情報ファイルとして設定するか
否かを問い合わせるための共通ファイル設定確認ガイダ
ンスメッセージを表示して(処理102)、ユーザに共
通ファイル設定操作を行うか否かを選択させる。
【0048】このとき、ユーザが共通ファイル設定操作
を行うことを選択した場合で、判断103の結果がYE
Sになるときには、共通画情報ファイルとして用いる1
つ以上の画情報ファイルのファイル番号を入力させ(フ
ァイル番号指定入力処理;処理104)、そのファイル
番号指定入力処理で入力されたファイル番号を保存する
(処理105)。
【0049】次に、送信原稿セットがスキャナ5にセッ
トするまで待ち(判断106のNOループ)、判断10
6の結果がYESになると、スキャナ5にセットされた
送信原稿セットを読み取るための読取処理(処理10
7)を実行して、この処理を終了する。
【0050】また、ユーザが共通ファイル設定操作を行
わないことを選択した場合で、判断103の結果がNO
になるときには、そのときにセットされる送信原稿セッ
トに設定する送信宛先を入力するか否かを問い合わせる
宛先入力ガイダンスメッセージを表示して(処理10
8)、ユーザに、送信原稿に設定する送信宛先を入力す
るか否かを選択させる。
【0051】ここで、「送信原稿セットに設定する送信
宛先」とは、例えば、送信原稿セットに含まれるマーク
シートSMの「宛先情報」の欄に宛先情報(例えば、電
話番号や電話番号IDの内容)を記入していない場合
に、ユーザが手入力で宛先を操作入力する送信宛先であ
る。例えば、前もって宛先の電話番号等を確認できなか
ったが、送信原稿を用意して原稿を読み取り指令する際
には宛先の電話番号を確認できた場合などに、この送信
宛先の入力動作が選択される。また、この場合に入力さ
れた送信宛先は、その入力順に、送信原稿セットの読取
順の送信宛先として設定される(後述)。
【0052】ユーザが送信原稿に設定する送信宛先を入
力することを選択した場合で、判断109の結果がYE
Sになるときには、1つの送信宛先を入力させる宛先入
力処理(処理110)を実行し、設定宛先数カウンタM
AAの値を1つ増やし(処理111)、そのときに入力
した送信宛先に、既に磁気ディスク装置11に記憶され
ている画情報ファイルを、そのときにセットする送信原
稿セットとは別に追加して宛先別画情報ファイルとして
指定するか否かの問い合わせを行う送信ファイル番号入
力ガイダンスメッセージを表示する(処理112)。
【0053】ユーザが、既に磁気ディスク装置11に記
憶されている画情報ファイルを、そのときにセットした
送信原稿セットとは別に追加して宛先別画情報ファイル
として指定することを選択した場合で、判断113の結
果がYESになるときには、そのときに入力された画情
報ファイルのファイル番号と、そのときに入力された送
信宛先を用いて、1つの送信動作に対する上述した送信
管理情報を形成し、その送信管理情報を保存する(処理
114)。これにより、ユーザが送信原稿セットに含ま
れていない画情報ファイルを任意に送信画情報に指定す
ることができるので、送信画情報ファイルの指定方法の
自由度を大きくすることができ、送信操作時の操作性が
向上する。
【0054】また、ユーザが、既に磁気ディスク装置1
1に記憶されている画情報ファイルを、そのときにセッ
トした送信原稿セットとは別に追加して宛先別画情報フ
ァイルとして指定しないことを選択した場合で、判断1
13の結果がNOになるときには、そのときに入力され
た宛先情報を、入力順に対応付けて保存する(処理11
5)。
【0055】そして、読取前の入力動作を終了するか否
かを問い合わせる入力終了問い合わせガイダンスメッセ
ージを表示して(処理116)、ユーザに入力動作を終
了するか否かを選択させる。
【0056】ユーザが入力終了することを選択した場合
で、判断117の結果がYESになるときには、判断1
06に進み、ユーザが送信原稿セットをスキャナ5にセ
ットするのを待って、読取処理を実行する。
【0057】また、ユーザが入力終了することを選択し
なかった場合で、判断117の結果がNOになるときに
は、処理108に戻り、次の宛先入力の処理を行う。
【0058】ユーザが送信原稿に設定する送信宛先を入
力しないことを選択した場合で、判断109の結果がN
Oになるときには、そのときにセットする送信原稿セッ
トの送信画情報を送信する時刻を指定するか否かを選択
させる指定時刻入力ガイダンスメッセージを表示して
(処理120)、ユーザに、送信指定時刻を入力するか
否かを選択させる。
【0059】ユーザが送信指定時刻を入力することを選
択した場合で、判断121の結果がYESになるときに
は、送信指定時刻を入力させ(時刻入力処理;処理12
2)、その時刻入力処理で入力された時刻を送信指定時
刻として保存し(処理123)、判断106に進み、ユ
ーザが送信原稿セットをスキャナ5にセットするのを待
って、読取処理を実行する。
【0060】また、ユーザが送信指定時刻を入力しない
ことを選択した場合で、判断121の結果がNOになる
ときには、そのときに、あらかじめ装置に固定的な定時
送信時刻が設定されているかどうかを調べ(判断12
4)、定時送信時刻が設定されているときで、判断12
4の結果がYESになるときには、判断106に進み、
ユーザが送信原稿セットをスキャナ5にセットするのを
待って、読取処理を実行する。
【0061】また、定時送信時刻が設定されていないと
きで、判断124の結果がNOになるときには、時計回
路4から現在時刻情報を入力し、その現在時刻に所定の
固定値(例えば、30分や1時間等)を加えて送信時刻
を算出し(処理125)、その算出した送信時刻を保存
して(処理126)、判断106に進み、ユーザが送信
原稿セットをスキャナ5にセットするのを待って、読取
処理を実行する。なお、処理125で、現在時刻に加算
する固定値は、この装置の出荷時に設定される所定値
や、その所定値をユーザが任意に書き換えた値等を適用
することができる。
【0062】読取処理(処理107)の一例を図11〜
図16に示す。
【0063】まず、読取中の原稿が共通画情報ファイル
の原稿であることを示すフラグFCM、読取中の原稿が
宛先別画情報ファイルの原稿であることを示すフラグF
AA、1つの読取原稿セットにおいて読み取った原稿ペ
ージ数をあらわすページ数カウンタCCP、マークシー
トMSに記入されていた原稿ページ数を記憶するための
設定原稿ページ数SPC、このときに読み取る全ての読
取原稿セットについてユーザから設定された宛先数を記
憶するための設定宛先数SCA、および、読み取った全
ての原稿セットに設定されていた宛先の総数を記憶する
ための宛先カウンタCAA等の各変数をそれぞれ所定値
に初期化する(処理201)。
【0064】次いで、スキャナ5の1ページの原稿読取
動作を開始させるとともに(処理202)、上述したよ
うな制御信号TD,TTの出力シーケンス処理を実行し
て区切原稿判定部6の区切原稿判定動作を開始させる
(処理203)。
【0065】この状態で、スキャナ5から出力される読
取画像データを、システムメモリ2に形成したテンポラ
リファイルに順次保存するとともに(処理204)、テ
ンポラリファイルに記憶した読取画像データに、マーク
シートMSに含まれる特徴的な画像であるタイミングマ
ークTBm,TMsの画像が含まれているかどうかを判
定するためのマークシート判別処理を実行する(処理2
05)。この処理204および処理205を、スキャナ
5の1ページ分の読取動作の間、繰り返し実行する(判
断206のNOループ)。
【0066】スキャナ5の1ページ分の読取動作が終了
して、判断206の結果がYESになると、そのときの
区切原稿判定部6から出力されている区切原稿判定信号
SSの値を調べて、それが論理レベルHに立ち上げられ
ており、そのときに読み取った原稿が区切原稿であるか
どうかを調べる(判断207)。
【0067】そのときに読み取った原稿が区切原稿であ
り、判断207の結果がYESになるときには、そのと
きのテンポラリファイルの内容を消去し(処理20
8)、設定原稿ページ数SPCとページ数カウンタCC
Pの値を比較する(処理209)。このとき読み取った
区切原稿の直前には、1つ前の読取原稿セットの送信原
稿の読み取り動作が行われているので、このときのペー
ジ数カウンタCCPには、直前の読取動作において読み
取った原稿ページ数の値が記憶されており、また、設定
原稿ページ数SPCには、1つ前の読取原稿セットのマ
ークシートMSに記録されていたページ数の値が記憶さ
れているので、このページ数カウンタCCPの値が設定
原稿ページ数SPCの値に一致するかどうかを調べるこ
とで、直前に読み取った読取原稿セットの送信原稿の読
み取り動作が正常に行われたかどうかを判定することが
できる。
【0068】したがって、設定原稿ページ数SPCとペ
ージ数カウンタCCPの値が一致する場合には(判断2
10の結果がYES)、直前の読取動作において読み取
った送信原稿のページ数が設定値通りであり、読取動作
が正常終了したと判定して、現在の読取原稿セットにつ
いての読取動作を継続するために、処理202に戻る。
【0069】また、設定原稿ページ数SPCとページ数
カウンタCCPの値が一致しない場合には(判断210
の結果がNO)、直前の読取動作において読み取った送
信原稿のページ数が不適切であり、読取動作が異常終了
したと判定して、一番新しい画情報ファイルのファイル
番号を得て(処理211)、そのファイル番号の画情報
ファイルを消去することで(処理212)、そのときの
読取終了した画情報ファイルを消去する。次いで、原稿
読取動作がエラーしたことを通知するための所定のエラ
ー表示を実行し(処理213)、この読取動作をエラー
終了する。
【0070】また、そのときに読み取った原稿が区切原
稿であり、判断207の結果がNOになるときには、マ
ークシート判別処理が、タイミングマークTBm,TM
sを検出していて読み取った画像データをマークシート
MSの画像データであったと判定しているかどうかを調
べる(判断215)。
【0071】マークシート判別処理が、マークシートM
Sの画像データであったと判定している場合で、判断2
15の結果がYESになるときには、テンポラリファイ
ルの画像データをマークシート読取部9に転送して、そ
のときに読み取ったマークシートMSの記入データをマ
ークシート読取部9に読み取り認識させ(処理21
6)、そのマークシート読取部9の読取認識した結果の
データを入力する(処理217)。
【0072】ここで、そのときに設定宛先数カウンタM
AAの値が0以外であるかどうかを調べる(判断21
8)。判断218の結果がYESになるときには、ユー
ザが読み取り動作を指令したときにマニュアルで設定宛
先を入力している場合で、設定宛先数カウンタMAAに
1以上の値が記憶されている場合である。したがって、
このときには、設定原稿ページ数SPCにマークシート
MSから読み取ったページ数の値をセットするととも
に、設定宛先数SCAに設定宛先数カウンタMAAの値
をセットする(処理219)。
【0073】また、判断218の結果がNOになるとき
には、ユーザが読み取り動作を指令したときにマニュア
ルで設定宛先を入力していない場合であるので、設定原
稿ページ数SPCにマークシートMSから読み取ったペ
ージ数の値をセットするとともに、設定宛先数SCAに
マークシートMSから読み取った設定宛先数カウンタM
AAの値をセットする(処理219)。
【0074】このようにして、設定原稿ページ数SPC
と設定宛先数SCAの値をセットすると、そのときにマ
ークシートMSから読み取った原稿種類データの内容が
宛先別原稿であったかどうかを調べる(判断221)。
判断221の結果がYESになるときには、宛先数カウ
ンタCAAの値を1つ増やし(処理222)、フラグF
CMをクリアするとともにフラグFAAをセットし(処
理223)、新たに送信管理情報を作成する(処理22
4)。このとき、送信管理情報の宛先情報には、設定宛
先数カウンタMAAの値が1以上になっているときに
は、処理115(図9参照)で保存した送信宛先のう
ち、入力順がそのときの宛先数カウンタCAAの値と同
じ値になっているものを設定する。また、設定宛先数カ
ウンタMAAのい値が0の場合には、そのときにマーク
シートMSから読み取った宛先情報データの内容をセッ
トする。また、判断221の結果がNOになるときに
は、フラグFCMをセットするとともにフラグFAAを
クリアする(処理225)。
【0075】このようにして、フラグFCMおよびフラ
グFAAのセットを終了すると、スキャナ5に次の読取
ページがセットされているかどうかを調べ(判断22
6)、判断226の結果がYESになるときには、処理
202に戻り、次のページの読み取り動作を行う。
【0076】また、判断226の結果がNOになるとき
には、処理105(図9参照)で1つ以上の共通ファイ
ルが指定されているかどうかを調べる(判断230)。
判断203の結果がYESになるときには、このときの
一連の読取処理で作成した全ての送信管理情報につい
て、送信共通ファイル情報の内容に、その指定された共
通画情報ファイルを登録してそれらの送信管理情報を更
新する(処理231)。また、判断230の結果がNO
になるときには、処理231は実行しない。
【0077】次いで、設定宛先数SCAと宛先数カウン
タCAAの値が一致するかどうかを調べる(判断23
2)。判断232の結果がYESになるときには、最終
的に読み取り処理が正常に終了したので、この読取処理
を終了する。また、判断232の結果がNOになるとき
には、このときの一連の読取処理で作成した送信管理情
報および画情報ファイルを全て消去し(処理233)、
宛先数が一致しないために全ての読取ファイルを廃棄し
た旨をあらわすエラーメッセージを表示して(処理23
3)、この読取処理をエラー終了する。
【0078】また、マークシート判別処理が、マークシ
ートMSの画像データでないと判定している場合で、判
断215の結果がNOになるときには、ページ数カウン
タCCPの値を1つ増やし(処理235)、フラグFC
Mがセットされているかどうかを調べる(判断23
6)。
【0079】判断236の結果がYESになるときに
は、共通画情報ファイルの原稿を読み取る場合なので、
ページ数カウンタCCPの値が1に等しく、1ページ目
の読取であるかどうかを調べる(判断237)。判断2
37の結果がYESになるときには、そのときに新たに
蓄積する画情報ファイルのファイル番号を得て(処理2
38)、そのファイル番号の画情報ファイルを管理する
ための上述したファイル管理情報(共通画情報ファイル
用)を新たに作成する(処理239)。また、判断23
7の結果がNOになるときには、処理238,289を
実行しない。
【0080】次いで、テンポラリファイルの内容を符号
化復号化部10で符号化し(処理240)、それによっ
て形成された1ページ分の画情報データを、共通画情報
領域に蓄積して(処理241)、その画情報データに関
する管理情報でファイル管理情報を更新する(処理24
2)。
【0081】そして、スキャナ5に次の読取原稿がセッ
トされているかどうかを調べ(判断243)、判断24
3の結果がYESになるときには、処理202に戻り、
次の原稿の読み取り処理を実行する。
【0082】また、全ての原稿の読み取り処理が終了し
た場合で、判断243の結果がNOになるときには、そ
のときに蓄積した共通画情報ファイルのファイル番号
を、このときの一連の読取処理で作成した全ての送信管
理情報の送信共通ファイル情報に追加して、それらの送
信管理情報を更新する。
【0083】次いで、処理105(図9参照)で1つ以
上の共通ファイルが指定されているかどうかを調べる
(判断244)。判断244の結果がYESになるとき
には、このときの一連の読取処理で作成した全ての送信
管理情報について、送信共通ファイル情報の内容に、そ
の指定された共通画情報ファイルを登録してそれらの送
信管理情報を更新する(処理245)。また、判断24
4の結果がNOになるときには、処理245は実行しな
い。
【0084】次いで、ページ数カウンタCCPの値が設
定ページ数SPCの値に一致するかどうかを調べ(判断
246)、判断246の結果がYESになるときには、
設定宛先数SCAと宛先数カウンタCAAの値が一致す
るかどうかを調べる(判断247)。判断247の結果
がYESになるときには、最終的に読み取り処理が正常
に終了したので、この読取処理を終了する。
【0085】また、判断247の結果がNOになるとき
には、このときの一連の読取処理で作成した送信管理情
報および画情報ファイルを全て消去し(処理248)、
宛先数が一致しないために全ての読取ファイルを廃棄し
た旨をあらわすエラーメッセージを表示して(処理24
9)、この読取処理をエラー終了する。
【0086】また、判断246の結果がNOになるとき
には、最後に読み取った読取原稿セットの読取動作にエ
ラーを生じているので、そのときに作成したファイル管
理情報を消去して蓄積した共通画情報ファイルを消去し
(処理250)、このときに読み取った読取原稿セット
の読取動作に異常が生じていることをあらわすエラーメ
ッセージを表示して(処理251)、この読取動作をエ
ラー終了する。
【0087】また、読取原稿セットが宛先別画情報ファ
イルであり、フラグFCMがクリアされていてフラグF
AAがセットされている場合で、判断236の結果がN
Oになるときには、ページ数カウンタCCPの値が1に
等しく、1ページ目の読取であるかどうかを調べる(判
断255)。判断255の結果がYESになるときに
は、そのときに新たに蓄積する画情報ファイルのファイ
ル番号を得て(処理256)、そのファイル番号の画情
報ファイルを管理するための上述したファイル管理情報
(宛先別画情報ファイル用)を新たに作成する(処理2
57)。また、判断255の結果がNOになるときに
は、処理256,257を実行しない。
【0088】次いで、テンポラリファイルの内容を符号
化復号化部10で符号化し(処理258)、それによっ
て形成された1ページ分の画情報データを、宛先別画情
報領域に蓄積して(処理259)、その画情報データに
関する管理情報でファイル管理情報を更新する(処理2
60)。
【0089】そして、スキャナ5に次の読取原稿がセッ
トされているかどうかを調べ(判断261)、判断26
1の結果がYESになるときには、処理202に戻り、
次の原稿の読み取り処理を実行する。
【0090】また、全ての原稿の読み取り処理が終了し
た場合で、判断261の結果がNOになるときには、処
理105(図9参照)で1つ以上の共通ファイルが指定
されているかどうかを調べる(判断262)。判断26
2の結果がYESになるときには、このときの一連の読
取処理で作成した全ての送信管理情報について、送信共
通ファイル情報の内容に、その指定された共通画情報フ
ァイルを登録してそれらの送信管理情報を更新する(処
理263)。また、判断262の結果がNOになるとき
には、処理245は実行しない。
【0091】次いで、ページ数カウンタCCPの値が設
定ページ数SPCの値に一致するかどうかを調べ(判断
264)、判断264の結果がYESになるときには、
設定宛先数SCAと宛先数カウンタCAAの値が一致す
るかどうかを調べる(判断265)。判断265の結果
がYESになるときには、最終的に読み取り処理が正常
に終了したので、この読取処理を終了する。
【0092】また、判断265の結果がNOになるとき
には、このときの一連の読取処理で作成した送信管理情
報および画情報ファイルを全て消去し(処理266)、
宛先数が一致しないために全ての読取ファイルを廃棄し
た旨をあらわすエラーメッセージを表示して(処理26
7)、この読取処理をエラー終了する。
【0093】また、判断264の結果がNOになるとき
には、最後に読み取った読取原稿セットの読取動作にエ
ラーを生じているので、そのときに作成したファイル管
理情報を消去して蓄積した共通画情報ファイルを消去し
(処理268)、このときに読み取った読取原稿セット
の読取動作に異常が生じていることをあらわすエラーメ
ッセージを表示して(処理269)、この読取動作をエ
ラー終了する。
【0094】このようにして、スキャナ5にセットされ
た1つ以上の読取原稿セットの画像が読み取られ、それ
ぞれの原稿に応じた処理がなされて、適宜に送信管理情
報およびファイル管理情報が形成され、記憶される。
【0095】また、全ての宛先に共通に送信する共通画
情報ファイルを、読取原稿セットとして読み取り入力で
きるとともに、既に磁気ディスク装置11に記憶されて
いる画情報ファイルからユーザが適宜に選択できるよう
にしているので、画情報ファイルの選択を非常に柔軟に
行うことができる。
【0096】また、宛先情報を、ユーザのマニュアル入
力、あるいは、読取原稿セットのマークシートMSによ
り入力することができるので、宛先情報を入力する際の
ユーザの操作の自由度を大幅に向上することができる。
【0097】なお、上述したエラー終了直前の処理で
は、全ての蓄積情報を消去して、エラー終了する場合を
説明したが、正常に読み取って蓄積できた画情報ファイ
ルは、ファイル管理情報とともに残しておき、ユーザが
マニュアル操作で宛先等を訂正入力するようにすること
で、読取エラーを容易に回復できるようにすることがで
きる。
【0098】このようにして、読取原稿セットが読み取
り入力され、送信管理情報、ファイル管理情報、およ
び、画情報ファイルが蓄積された状態で、記憶した送信
時刻を経過すると、システム制御部1は、図17に示し
たような画情報送信処理を実行する。
【0099】まず、送信結果が送信待機になっている送
信管理情報を1つ選択し(処理301)、その送信管理
情報の宛先情報へ発呼する(処理302)。そして、相
手端末との間で、所定のグループ3ファクシミリ伝送手
順(ITU−T 勧告T.30準拠の伝送手順)の伝送
前手順を実行して相手端末との間で、そのときに使用す
る伝送機能等の設定を行い(処理303)、そのときに
設定したモデム速度でモデムトレーニング手順を実行し
て(処理304)、使用するモデム速度を決定する。
【0100】次いで、そのときに選択した送信管理情報
の送信宛先別ファイル情報に1つ以上のファイル情報が
記憶されているかどうかを調べ(判断305)、判断3
05の結果がYESになるときには、宛先別画情報ファ
イルから先に送信する。
【0101】すなわち、送信宛先別ファイル情報から1
つの宛先別画情報ファイを選択し(処理306)、その
ファイル番号に対応したファイル管理情報を取り出し
て、1ページ目からページ順序に、1ページ分の画情報
を読み出して、相手端末に送信する(処理307)。こ
のとき、必要に応じて解像度や符号化方式の変換等の処
理を行う。1ページ分の画情報の送信を終了すると、所
定のメッセージ後手順を行う(処理308)。
【0102】そして、全てのページの送信が終了したか
どうかを調べ(判断309)、判断309の結果がNO
になるときには、処理307に戻って、次のページの画
情報の送信動作を行う。
【0103】また、全てのページの送信を終了した場合
で、判断309の結果がYESになるときには、全ての
送信宛先別ファイル情報について送信を終了したかどう
かを調べ(判断310)、判断310の結果がNOにな
るときには、判断305に戻って、次の宛先別画情報フ
ァイルの送信動作を行う。
【0104】全ての送信宛先別ファイル情報について送
信を終了した場合で、判断310の結果がYESになる
ときには、送信共通ファイル情報から1つの共通画情報
ファイルを選択し(処理311)、そのファイル番号に
対応したファイル管理情報を取り出して、1ページ目か
らページ順序に、1ページ分の画情報を読み出して、相
手端末に送信する(処理312)。このとき、必要に応
じて解像度や符号化方式の変換等の処理を行う。
【0105】1ページ分の画情報の送信を終了すると、
全てのページの送信が終了したかどうかを調べ(判断3
13)、判断313の結果がNOになるときには、所定
のメッセージ後手順を行って(処理314)、処理31
2に戻って、次のページの画情報の送信動作を行う。
【0106】また、全てのページの送信を終了した場合
で、判断313の結果がYESになるときには、所定の
メッセージ後手順を行った後に、全ての送信共通ファイ
ル情報について送信を終了したかどうかを調べ(判断3
15)、判断315の結果がNOになるときには、判断
311に戻って、次の共通画情報ファイルの送信動作を
行う。
【0107】全ての送信共通ファイル情報について送信
を終了した場合で、判断316の結果がYESになると
きには、所定のEOP手順を実行し(処理316)、所
定の終了手順を実行した後に(処理317)、回線を復
旧して(処理318)、一連の1つの宛先に対する画情
報送信動作を終了する。また、送信管理情報の送信結果
の内容として、そのときの送信結果をあらわすデータ
(正常終了/エラー終了)をセットする。
【0108】この後、システム制御部1は、送信結果が
送信待機中になっていする全ての送信管理情報につい
て、上述した送信動作を行う。
【0109】このようにして、本実施例では、宛先別画
情報ファイルを先に送信し、その後に、共通画情報ファ
イルを送信するようにしているので、受信側では、宛先
別の表示などが記録された受信原稿が最初のページとし
て記録出力されるので、受信原稿の仕分けや配布先の確
認作業などに便利である。
【0110】なお、共通画情報ファイルを先に送信し、
宛先別画情報ファイルを後に送信してもよいし、そのよ
うな原稿種別による送信順序を設けなくともよい。
【0111】ところで、上述した実施例では、読取原稿
セットを区切る区切原稿を用いているが、マークシート
を区切り原稿として兼用することもできる。また、上述
した実施例では、宛先等の情報を指定するためにマーク
シートを用いているが、この指定のためには、マークシ
ートだけでなく、OCRで読取入力できる入力シートを
用いることもできる。
【0112】また、上述した実施例では、読取原稿セッ
トのマークシートに宛先情報を記録しておくか、あるい
は、宛先情報の指定をユーザがマニュアル入力で行うか
いずれかの方法により、宛先情報を入力しているが、そ
れらの方法を混在することもできる。その場合、マニュ
アル入力時に、読取原稿セットの読取順序番号を指定し
て、宛先情報を入力するようにするとよい。
【0113】また、上述した実施例では、既に磁気ディ
スク装置11に蓄積されている画情報ファイルを宛先別
画情報ファイルとして指定する操作と、宛先情報のマニ
ュアル入力のいずれかを選択的にできるようにしている
が、これを混在して行うようにすることもできる。
【0114】また、上述した実施例では、新たに読み取
り原稿セットを読み取り入力して、宛先毎の送信管理情
報を形成するようにしているが、既に蓄積されている送
信管理情報に、新たに画情報ファイルを登録させるよう
にすることもできる。その場合、ユーザのマニュアル入
力、あるいは、マークシートの宛先情報の欄に、その既
に蓄積されている送信管理情報と同じ宛先情報を記入す
ることで、対処することができる。すなわち、例えば、
マークシートを読み取って認識したときの宛先情報と同
一の宛先情報が登録されている送信管理情報が既に保存
されている場合、そのときに読み取った宛先別画情報フ
ァイルを、その既に保存されている送信管理情報の送信
宛先別ファイル情報に追加するようにするとよい。
【0115】なお、上述した実施例では、本発明をグル
ープ3ファクシミリ装置に適用した場合について説明し
たが、本発明は、それ以外の画像伝送装置、例えば、グ
ループ4ファクシミリ装置、ファクシミリサーバ、ファ
クシミリセンター装置、ファクシミリアプリケーション
を備えたパーソナルコンピュータ等の画像伝送装置につ
いても同様にして適用することができる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全ての宛先に共通な共通画情報ファイルと、おのおのの
宛先に固有の宛先別画情報ファイルに、画情報を分類管
理しているので、多数の宛先に対して多様な画情報送信
動作を行うことができ、画像伝送装置の使い勝手が大幅
に向上するという効果を得る。また、宛先別画情報ファ
イルを指定しない宛先を設定することもできるので、ユ
ーザが設定できる画情報伝送態様のバリエーションを豊
富にすることができるという効果も得る。
【0117】また、マークシートに、宛先情報や送信画
情報の種別などを記録し、そのマークシートの情報を読
み取り認識することで、宛先情報や画情報の種別を入力
することができるので、ユーザの入力操作を大幅に軽減
することができるという効果も得る。
【0118】また、既に蓄積されている画情報ファイル
を、共通画情報ファイルあるいは宛先別画情報ファイル
に設定することができるので、画像蓄積機能の資源を有
効に活用でき、また、ユーザの操作の手間を大幅に削減
できるという効果も得る。
【0119】また、宛先情報は、マークシートから入力
する以外にも、ユーザがマニュアルで操作入力すること
もできるので、ユーザの宛先情報の入力操作の自由度が
大幅に改善され、使い勝手が大幅に改善されるという効
果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の構成を示したブロック図。
【図2】磁気ディスク装置の記憶領域の区分の一例を示
した概略図。
【図3】ファイル管理情報の一例を示した概略図。
【図4】その他のデータ領域に記憶される情報の一例を
示した概略図。
【図5】読取原稿セットの一例を示した概略図。
【図6】区切原稿判定部の一例を示したブロック図。
【図7】区切原稿判定部の動作を説明するための概略
図。
【図8】マークシートの一例を示した概略図。
【図9】読取指令が入力されたときの処理の一例の一部
を示すフローチャート。
【図10】読取指令が入力されたときの処理の一例の他
の部分を示すフローチャート。
【図11】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図12】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図13】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図14】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図15】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図16】読取処理の一例の一部を示すフローチャー
ト。
【図17】送信処理の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 システムメモリ 3 パラメータメモリ 5 スキャナ 6 区切原稿判定部 11 磁気ディスク装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の送信画情報ファイルを蓄積し、お
    のおのの送信画情報ファイルに指定された宛先に、その
    送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の伝送制御
    方法において、 蓄積した送信画情報ファイルを、全ての宛先に対して共
    通に送信する共通画情報ファイルと、おのおのの宛先に
    ついて送信する宛先別画情報ファイルに分類管理し、 おのおのの宛先について、上記共通画情報ファイル、お
    よび、その宛先に対応する上記宛先別画情報ファイルを
    送信することを特徴とする画像伝送装置の伝送制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記宛先には、宛先別画情報ファイルが
    設定されない場合があることを特徴とする請求項1記載
    の画像伝送装置の伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 多数の送信画情報ファイルを蓄積し、お
    のおのの送信画情報ファイルに指定された宛先に、その
    送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の伝送制御
    方法において、 マークシート画像の内容を認識するマークシートリーダ
    ー手段を備え、 画情報を蓄積する際、おのおのの原稿のまとまりの先頭
    にマークシートを配置し、 そのマークシートには、後続の原稿のまとまりの原稿種
    別が、全ての宛先に対して共通に送信する共通画情報フ
    ァイルであるか、または、おのおのの宛先について送信
    する宛先別画情報ファイルであるかをあらわす分類情
    報、および、宛先をあらわす宛先情報の記入欄が少なく
    とも設けられ、 上記マークシートを読み取って得たマークシート画像を
    上記マークシートリーダー手段で認識した結果に基づい
    て、おのおのの送信画情報ファイルの種別と、宛先とを
    判断し、 その判断した種別情報に基づいて上記送信画情報ファイ
    ルを分類管理するとともに、 おのおのの宛先について、上記共通画情報ファイル、お
    よび、その宛先に対応する上記宛先別画情報ファイルを
    送信することを特徴とする画像伝送装置の伝送制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記共通画情報ファイルあるいは前記宛
    先別画情報ファイルは、あらかじめ蓄積されている画情
    報ファイルから指定できることを特徴とする請求項3記
    載の画像伝送装置の伝送制御方法。
  5. 【請求項5】 多数の送信画情報ファイルを蓄積し、お
    のおのの送信画情報ファイルに指定された宛先に、その
    送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の伝送制御
    方法において、 マークシート画像の内容を認識するマークシートリーダ
    ー手段を備え、 画情報を蓄積する際、おのおのの原稿のまとまりの先頭
    にマークシートを配置し、 そのマークシートには、後続の原稿のまとまりの原稿種
    別が、全ての宛先に対して共通に送信する共通画情報フ
    ァイルであるか、または、おのおのの宛先について送信
    する宛先別画情報ファイルであるかをあらわす分類情
    報、および、宛先をあらわす宛先情報、および、後続の
    原稿のまとまりを形成する原稿枚数の記入欄が少なくと
    も設けられ、 上記マークシートを読み取って得たマークシート画像を
    上記マークシートリーダー手段で認識した結果に基づい
    て、おのおのの送信画情報ファイルの種別と、宛先と、
    原稿枚数を判断し、 その判断した種別情報に基づいて上記送信画情報ファイ
    ルを分類管理するとともに、 その判断した原稿枚数と読み取った原稿枚数との比較に
    基づいて原稿読取エラーを判別し、 おのおのの宛先について、上記共通画情報ファイル、お
    よび、その宛先に対応する上記宛先別画情報ファイルを
    送信することを特徴とする画像伝送装置の伝送制御方
    法。
  6. 【請求項6】 多数の送信画情報ファイルを蓄積し、お
    のおのの送信画情報ファイルに指定された宛先に、その
    送信画情報ファイルを送信する画像伝送装置の伝送制御
    方法において、 画情報を蓄積する際、おのおのの原稿のまとまりを区切
    るための区切りシートと、 上記区切りシートの画像を認識する区切りシート認識手
    段を備え、 画情報蓄積時に、原稿のまとまりの読取順に、おのおの
    の原稿のまとまりの送信宛先を入力させ、 原稿を読み取って得た読取画像に基づいて、上記区切り
    シート認識手段で上記区切りシートを判別し、その判別
    結果に基づいて、おのおのの原稿のまとまりを認識し、
    そのそれぞれの原稿のまとまりを異なる送信画情報ファ
    イルとして蓄積管理するとともに、 上記送信画情報ファイルが対応する上記原稿のまとまり
    の読取順に、上記入力された送信宛先をその入力順に対
    応づけ、おのおのの送信画情報ファイルを、対応づけた
    送信宛先に送信することを特徴とする画像伝送装置の伝
    送制御方法。
JP7322442A 1995-11-17 1995-11-17 画像伝送装置の伝送制御方法 Pending JPH09149224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322442A JPH09149224A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 画像伝送装置の伝送制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322442A JPH09149224A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 画像伝送装置の伝送制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09149224A true JPH09149224A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18143723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7322442A Pending JPH09149224A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 画像伝送装置の伝送制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09149224A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6826625B1 (en) Network that converts data from a first format into a second format for communication, data communication apparatus capable of communication of data in a first format, communication system incorporating all the above, and control method for all the above
US6704119B1 (en) File system and storage medium storing program used in such system
US5608540A (en) Preferential recording system for a facsimile apparatus
US20020149800A1 (en) Document transmission module connectable to data source for transmitting data in standard or high speed modes
US20120250104A1 (en) Method for reading sequentially a manuscript group made of plural sheets
US5717506A (en) Image communication apparatus for communicating binary and multi-value color image data
JPH03195251A (ja) ファクシミリ装置
US5227894A (en) Image transmission apparatus with sheet number checking
JPH11187252A (ja) 画像処理装置
JPH09149224A (ja) 画像伝送装置の伝送制御方法
JPH0723147A (ja) カラーファクシミリ装置
JP2680873B2 (ja) 画像通信装置
JP3417121B2 (ja) 遠隔診断システム及び情報処理装置
JPH08274934A (ja) 電子カメラ
JPH06268786A (ja) カラーファクシミリ装置
JP3476868B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JP2000324332A (ja) ファクシミリ装置
JPS58179048A (ja) フアクシミリ同報通信方式
JPH0614182A (ja) 通信装置
JPH1013609A (ja) ファクシミリ装置
JP3525942B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH03289828A (ja) 画像通信装置
JPS63219260A (ja) フアクシミリ装置の制御方法
JPH0789641B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH06237358A (ja) ファクシミリ装置