JPH09148161A - フライバック変成器の同期ケーブル結合装置 - Google Patents

フライバック変成器の同期ケーブル結合装置

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JPH09148161A
JPH09148161A JP8208039A JP20803996A JPH09148161A JP H09148161 A JPH09148161 A JP H09148161A JP 8208039 A JP8208039 A JP 8208039A JP 20803996 A JP20803996 A JP 20803996A JP H09148161 A JPH09148161 A JP H09148161A
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terminal
pin
cable
flyback transformer
terminal piece
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JP8208039A
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English (en)
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Meikan Kin
明 煥 金
Taiyu Gu
泰 佑 具
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Sansei Denki KK
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Sansei Denki KK
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Priority claimed from KR2019950042671U external-priority patent/KR970038649U/ko
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/42Flyback transformers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フライバック変成器(FBT)から生ずる誘
導電圧の周波数をブラウン管の動作信号の周波数と一致
させる同期ケーブルの結合装置を提供する。 【解決手段】 FBT50の低圧ボビン51の結合片5
2a,52bと結合するように結合孔71a,71bが
形成され、フレーム部72中央にフェライトコア60が
挿入され外面ギャップ61が位置づけられるコア挿入開
口部73が形成され、コア挿入開口部の周囲には同期端
子片80が挿入される端子片挿入溝74が形成された端
子片受容手段70と、端子ピン81a,81bを備え、
端子片挿入溝74内に挿入される際に端子ピンが端子ピ
ン挿入孔75a,75b内を挿通して印刷回路基板10
0上に結合されるようにした同期端子片80と、端子片
受容手段のフレーム部から延びて端子ピン挿入孔を備
え、同期端子片の端子ピンが端子ピン挿入孔に挿入され
支持固定されるようにした支持ブラケット90とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョンまたは
モニターのブラウン管等に高電圧を供給する高電圧発生
装置であるフライバック変成器(以下「FBT」とい
う)において、FBTから発生する誘導電圧の周波数を
セット(SET)に連結して相互に周波数を一致させる
ための同期ケーブルの結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にFBTに連結される同期ケーブル
(Synchronous Cable)は、モニターのようなセットのあ
らゆる動作信号の周波数と電源の一部のFBTの動作周
波数を一致させるために、FBTで生じる誘導電圧の周
波数をセットに接続して相互に周波数を一致させる役割
を行う。
【0003】従来のFBTは、図7に示すように、FB
Tケース10の内部にコイルを巻いた高圧および低圧ボ
ビン(図示せず)を重ねた状態で高圧および低圧ボビン
とFBTケース10との間に絶縁樹脂としてのエポキシ
樹脂を充填してモールディングし、FBTケース10の
上部および下部にC字形状のフェライトコア20を相互
に一定の間隙を保ちながら挿入固定してなり、高圧ケー
ブルを介してモニター等のようなセットと連結して高電
圧を供給する。
【0004】このように構成されたFBTは、高圧およ
び低圧ボビンに巻かれたコイルを通じて高電圧を発生さ
せ、この際生じる高電圧はアノードケーブルを通じてモ
ニター等のセットに供給される。
【0005】更に、FBTのフェライトコア20は、F
BTに電源を印加すると上部および下部フェライトコア
の間の内面および外面ギャップ21,22において電子
波の輻射が必然的に生じ、フェライトコア20の内面お
よび外面ギャップ21,22から生じる電子波の中で内
面ギャップ21の電子波は、FBTケース10内部の高
圧および低圧ボビンに巻かれたコイルを通じて吸収さ
れ、フェライトコア20の外面ギャップ22から生じる
外部の電子波はそのまま放出される。
【0006】また、従来のFBT同期ケーブルの連結方
法は図2に示すとおりであって、FBTケース10に設
けたフェライトコア20の一側に同期ケーブル30を熱
収縮性チューブ31により組まれた状態で所定の長さ引
き出して印刷回路基板上に連結される。
【0007】しかし、このような従来のFBTにおいて
は、FBTケース10の上部および下部に設けられるフ
ェライトコア20の間に手作業により同期ケーブル30
を熱収縮性チューブ31で組んで用いるようにしている
ので、同期ケーブル30の設置作業が煩雑となってい
た。更に、それを手作業で行うので作業工程が余りに多
くなるばかりでなく、同期ケーブル30の要素を識別す
るために外部ケーブルに1つ1つ表示する作業により同
期ケーブルの連結の際に不良が頻繁に生じていた。更
に、フェライトコア20に組まれた状態で固定される同
期ケーブル30は容易に遊動するような状態で固定され
るので、FBT内で誘起される電圧の周波数はセットと
正しく一致させることができず、従って、製品の電気的
特性が低下するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解決するためになされたものであっ
て、その目的は、FBTから生ずる誘導電圧の周波数を
安定的に引き出すようにし、FBTの同期信号による電
子波を吸収するためにFBTのフェライトコア上に別途
の同期ケーブルを連結したりまたはシールドメタルを設
置することなく、同期ケーブルの役割を行う同期端子片
を端子片受容手段に挿入するような簡単で容易な作業で
同期ケーブルを設けるようにすると共に、同期端子片が
フェライトコアの端子片受容手段に堅固に結合されるよ
うにして同期端子片による電子波輻射の吸収が確実に行
われるようになし、同時に、同期端子片の結合作業を自
動化して作業性および生産性を向上させ、特に、より一
層効果的にセットの動作信号の周波数とFBTの動作周
波数とを一致させることが可能なFBTの同期ケーブル
結合装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、同期端子片の結合の
際にFBTフェライトコアの遊動を防ぎながらフェライ
トコアの外面ギャップから生じる電子波の輻射を同期端
子片を挿入する端子片受容手段を介して効果的に遮断す
ることのできるFBTの同期ケーブル結合装置を提供す
ることにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、同期ケーブルが
低圧ボビンのケーブル巻線ピンに堅固に結合され、同期
ケーブルによる電子波の吸収が確実に行われるようにし
た同期ケーブル結合装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に基づくフライバック変成器(FBT)の同
期ケーブル結合装置は、FBTの内部にコイルが巻かれ
た高圧および低圧ボビンを重なるようにした状態で高圧
および低圧ボビンとFBTのケースの間に絶縁樹脂とし
てのエポキシ樹脂を充填しモールディングしてなり、前
記FBTのケースの上部および下部にC字形状のフェラ
イトコアが相互に一定の間隙を保ちながら挿入固定され
たFBTの同期ケーブル結合装置であって、前記FBT
の低圧ボビンの結合片と結合するように結合孔が形成さ
れ、フレーム部中央にフェライトコアが挿入され外面ギ
ャップが位置づけられるコア挿入開口部が形成され、前
記コア挿入開口部の周囲には同期端子片が挿入される端
子片挿入溝が形成された端子片受容手段と、端子ピンを
備え、前記端子片挿入溝内に挿入される際に前記端子ピ
ンが前記端子片受容手段の端子ピン挿入孔内を挿通して
印刷回路基板上に結合されるようにした同期端子片と、
前記端子片受容手段のフレーム部から延びて前記端子ピ
ン挿入孔を備え、前記同期端子片の前記端子ピンが前記
端子ピン挿入孔に挿入され支持固定されるようにした支
持ブラケットとからなることを特徴とする。
【0012】前記端子片受容手段の前記端子片挿入溝内
に挿入される前記同期端子片の一側に切欠部を形成する
ことにより、前記同期端子片を前記端子片挿入溝内に容
易に挿入固定することができる。また、前記端子片受容
手段に形成された前記コア挿入開口部の内側に前記フェ
ライトコアの外面ギャップを位置させて、電子波の輻射
を遮断するようにするとよい。
【0013】また、本発明の他の態様によれば、FBT
の内部にコイルが巻かれた高圧および低圧ボビンが重な
るようにした状態で高圧および低圧ボビンとFBTのケ
ースとの間に絶縁樹脂としてのエポキシ樹脂を充填しモ
ールディングしてなり、前記FBTのケースの上部およ
び下部にC字形状のフェライトコアが相互に一定の間隙
を保持しながら挿入固定されたFBTの同期ケーブル結
合装置であって、FBTの低圧ボビンのターミナルピン
を備えたピン端子部には同期ケーブル巻線ピンがそれぞ
れ立設され、前記フェライトコアの底面と接触する同期
ケーブルが前記同期ケーブル巻線ピンに巻き付けられ、
前記同期ケーブル巻線ピンは前記低圧ボビンの前記ター
ミナルピンと一体的に印刷回路基板上に結合されるよう
にしたことを特徴とする。この場合、前記同期ケーブル
巻線ピンに設置した同期ケーブルは、前記低圧ボビンの
外側に設けられたフェライトコアの下側底面部が前記同
期ケーブルを押圧する状態で通過して接触するようにす
ることが好ましい。
【0014】また、本発明の更に他の態様によれば、F
BTの内部にコイルが巻かれた高圧および低圧ボビンが
重なるようにした状態で高圧および低圧ボビンとFBT
のケースとの間に絶縁樹脂としてのエポキシ樹脂を充填
しモールディングしてなり、前記FBTのケースの上部
および下部にC字形状のフェライトコアが相互に一定の
間隙を保ちながら挿入固定されたFBTの同期ケーブル
結合装置であって、FBTの低圧ボビンのターミナルピ
ンを備えたピン端子部には同期ケーブルピン挿入孔を備
えた端子部が突設され、前記端子部の同期ケーブルピン
挿入孔内にフェライトコアの底面と接触した同期ケーブ
ル用ピンが挿入されるようにし、前記同期ケーブル用ピ
ンは前記低圧ボビンのターミナルピンと一体的に印刷回
路基板上に結合されるようにしたことを特徴とする。こ
の場合、前記同期ケーブルピン挿入孔内に挿入される同
期ケーブル用ピンは、低圧ボビンの外側に設けられたフ
ェライトコアの下側底面部が前記同期ケーブル用ピンを
押圧する状態で通過して接触するようにすることが好ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明に基づくFBTの同期ケーブ
ル結合装置を備えたFBTの概略的斜視図であり、図2
は本発明に基づくFBTの同期ケーブル結合装置の要部
を分解して示す斜視図である。本発明に基づくFBTの
同期ケーブル結合装置は、同期端子片80を受容する端
子片受容手段70と、同期端子片80の端子ピン81
a,81bを支持固定する支持ブラケット90と、誘導
電圧を引き出す同期端子片80とから構成される。
【0017】FBT50の内部にコイルが巻かれた高圧
および低圧ボビン51を重なるようにした状態で高圧お
よび低圧ボビン51とFBTケースの間に絶縁樹脂とし
てのエポキシ樹脂を充填しモールディングし、FBT5
0のケースの上部および下部にC字形状のフェライトコ
ア60を相互に一定の間隙を保ちながら挿入固定する。
【0018】FBT50の低圧ボビン51の底部の両側
に立設された結合片52a,52bと結合するように、
方形の端子片受容手段70の後方の両側に結合孔71
a,71bが形成され、端子片受容手段70のフレーム
部72の中央にフェライトコア60が挿入され、ギャッ
プ61がその中に位置づけられるコア挿入開口部73が
形成され、コア挿入開口部73外側の周縁には同期端子
片80が挿入される端子片挿入溝74が形成される。
【0019】更に、端子片受容手段70のフレーム部7
2の前方の両側に下方に立設された支持ブラケット90
の下部には端子ピン挿入孔75a,75bが穿設され、
同期端子片80の端子ピン81a,81bが端子ピン挿
入孔75a,75bに挿通され、支持固定される。
【0020】端子片挿入溝74内に挿入される同期端子
片80の前方の両側には端子ピン81a,81bが一体
的に下向きに立設され、端子片受容手段70の端子ピン
挿入孔75a,75b内を挿通した後、印刷回路基板1
00上に結合される。
【0021】FBT50の前方の壁面に設けられる端子
片受容手段70は、FBTのケースと同一の射出材料で
形成可能である。また、端子片受容手段70の端子片挿
入溝74内に挿入される同期端子片80の一側に切欠部
82を形成して、端子片挿入溝74内に容易に挿入固定
されるようにしている。
【0022】端子片受容手段70の端子片挿入溝74内
に挿入されて誘導電圧を引き出す同期端子片80は、導
電体のシールドメタルからなり、端子片受容手段70の
内部に形成されたコア挿入開口部73にはフェライトコ
ア60の外面ギャップ61が位置づけされ、これにより
電子波の輻射を遮断する。
【0023】このように構成された本発明の同期ケーブ
ル結合装置の作用・効果を次に説明する。
【0024】図1および図2に示すように、FBT50
の内部にはコイルが巻かれた高圧および低圧ボビン51
が相互に重なるような状態で高圧および低圧ボビンとF
BT50のケースの間に絶縁樹脂としてのエポキシ樹脂
が充填されモールディングされるので、絶縁状態を保ち
ながら高電圧を誘導してモニター等のようなセットの内
部にこれを供給することができるとともに、FBT50
のケースの上部および下部にC字形状のフェライトコア
60が相互に一定の間隙を保ちながら挿入固定されてい
るので、高電圧を誘導する際に生じる電子波のノイズを
取り除くことができる。
【0025】FBT50に挿入されたフェライトコア6
0の外面ギャップ61を端子片受容手段70の内部に形
成したコア挿入開口部73の内側に位置づけることによ
って、電子波の輻射が遮断される。
【0026】そして、端子片受容手段70のコア挿入開
口部73の外側の周縁には端子片挿入溝74が形成さ
れ、それに同期端子片80が挿入固定されるようにして
いるので、シールドメタルからなる同期端子片80は、
端子片受容手段70の端子片挿入溝74内に容易に挿入
でき、FBT50から生ずる誘導電圧を引き出すことが
できる。
【0027】また、端子片受容手段70にはその後方の
両側に結合孔71a,71bが穿設され、FBT50の
低圧ボビン51の底部の両側に一体的に立設された結合
片52a,52bと係合して堅固に固定され、端子片受
容手段70の前方の両側にはそれと一体的に下向きに立
設した支持ブラケット90の下部に端子ピン挿入孔75
a,75bが穿設され、同期端子片80が端子片挿入溝
74内に挿入されると同時に同期端子片80の前方の両
側に設けられた端子ピン81a,81bが端子ピン挿入
孔75a,75bを挿通して印刷回路基板100と結合
される。
【0028】これに伴って、フェライトコア60の外面
ギャップ61が位置づけられた端子片受容手段70は、
図2に示すように、端子片受容手段70の内部に同期端
子片80を挿入固定した後、その前方の同期ケーブルの
役割を行う端子ピン81a,81bを容易に印刷回路基
板100と結合させ、フェライトコア60の外面ギャッ
プ61から生じる外部電子波は同期端子片80の端子ピ
ン81a,81bを通じて外部に効率的に放出すること
ができる。
【0029】図3は、本発明に基づく他の実施形態によ
るFBTの同期ケーブル結合装置を示す図面である。図
3に示すように、FBT150の低圧ボビン151のタ
ーミナルピン152を備えたピン端子部153の前方の
両側に同期ケーブル巻線ピン170を各々立設し、フェ
ライトコア160下側の底面と接触する同期ケーブル1
80の両端部が同期ケーブル巻線ピン170に巻かれ、
これにより同期ケーブル巻線ピン170は低圧ボビン1
51のターミナルピン152と一体的に印刷回路基板1
90上に結合される。
【0030】このように構成された同期ケーブル結合装
置は、図3および図4に示すように、FBT150の低
圧ボビン151の前方の両側に設けられるピン端子部1
53の同期ケーブル巻線ピン170は、両側の同期ケー
ブル巻線ピン170上に同期ケーブル180が引込まれ
て巻線された後、セットの組立ての際に低圧ボビン15
1のターミナルピン152と一体的に印刷回路基板19
0上に同期ケーブル180が巻かれた同期ケーブル巻線
ピン170を挿入することにより、FBT150から生
じる電子波が同期ケーブル180に容易に吸収される。
【0031】同期ケーブル180は、それを同期ケーブ
ル巻線ピン170に巻く際に、低圧ボビン151の外側
に設けられたフェライトコア160の下側の底面部が同
期ケーブル180を押圧する状態で通過することにより
接触するようになって、同期信号を有効に伝達すること
ができる。
【0032】これに伴い、低圧ボビン151の製造時に
低圧ボビン151の両側のピン端子部153上に同期ケ
ーブル巻線ピン170を各々立設した後、それに同期ケ
ーブル180を巻線して印刷回路基板190に結合する
という簡単な作業により同期ケーブルの結合が完了す
る。
【0033】図5および図6は本発明の更に他の実施形
態に基づくFBTの同期ケーブル結合装置を示す図面で
ある。図5および図6に示すように、FBT250の低
圧ボビン251上にターミナルピン252を備えたピン
端子部253の前方に同期ケーブルピン挿入孔254が
穿設された弧形端子部255が突設固定され、弧形端子
部255の同期ケーブルピン挿入孔254内にフェライ
トコア260の下側の底面と接触される同期ケーブル用
ピン280の両端部が挿入固定されるようになり、同期
ケーブル用ピン280は低圧ボビン251のターミナル
ピン252と一体的に印刷回路基板290上に結合され
る。
【0034】このように構成された同期ケーブル結合装
置によれば、FBT250に内設された低圧ボビン25
1のターミナルピン252を備えたピン端子部253の
前方に同期ケーブルピン挿入孔254が穿設された弧形
端子部255が設けられ、それに同期ケーブル用ピン2
80が挿入される。
【0035】低圧ボビン251の前方の両側に設けられ
た弧形端子部255は、図6に示すように、その内側に
穿設した同期ケーブルピン挿入孔254内に同期ケーブ
ルの役割を行うU字形状の同期ケーブル用ピン280が
挿入され堅固に固定された後、セット組立ての際に低圧
ボビン251のターミナルピン252と一体的に印刷回
路基板290上に同期ケーブル用ピン280を結合する
ことにより、FBT250から生じる電子波が同期ケー
ブル280に容易に吸収可能となる。
【0036】同期ケーブル用ピン挿入孔254内に結合
する際に、低圧ボビン251の外側に設けられたフェラ
イトコア260の下側の底面部が同期ケーブル用ピン2
80を押圧する状態で通過して接触し、従って、同期信
号を有効に伝達することができる。
【0037】これに伴い、低圧ボビン251の製作の際
に、低圧ボビン251の両側に一体的に設けられた弧形
端子部255の同期ケーブルピン挿入孔254内に同期
ケーブル用ピン280を挿入する簡単な作業により、同
期ケーブルの結合を完成させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によるF
BTの同期ケーブル結合装置によれば、FBTから生じ
る誘導電圧の周波数は安定的に引き出されるようにし、
FBTの同期信号による電子波を吸収するためにFBT
のフェライトコア上に別途の同期ケーブルを連結した
り、シールドメタルを設置したりすることなく、同期ケ
ーブルの役割を行う同期端子片を端子片受容手段に挿入
したり、または、同期ケーブル用ピンを設置するという
簡単な作業で容易に同期ケーブルを設置することができ
るとともに、同期ケーブルの結合作業を自動化し、作業
性および生産性を向上することができ、特に、セットの
動作信号の周波数とFBTの動作周波数をより一層効率
的に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく同期ケーブル結合装置を備えた
フライバック変成器の概略的な斜視図である。
【図2】本発明に基づく同期ケーブル結合装置の要部を
分解して示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態による同期ケーブル結合
装置を示す要部斜視図である。
【図4】図3に示す実施形態において印刷回路基板上に
同期ケーブルを結合させた状態を示す断面構造図であ
る。
【図5】本発明の更に他の実施形態による同期ケーブル
結合装置を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示す実施形態において同期ケーブル用ピ
ンを印刷回路基板に結合する状態を示す図面である。
【図7】一般的なフライバック変成器の構成を示す斜視
図である。
【図8】フライバック変成器に同期ケーブルの連結する
従来の方法を示す図面である。
【符号の説明】
50,150,250 フライバック変成器(FBT) 51,151,251 低圧ボビン 52a,52b 結合片 60,160,260 フェライトコア 61 外面ギャップ 70 端子片受容手段 71a,71b 結合孔 72 フレーム部 73 コア挿入開口部 74 端子片挿入溝 75a,75b 端子ピン挿入孔 80 同期端子片 81a,81b 端子ピン 82 切欠部 90 支持ブラケット 100 印刷回路基板 152,252 ターミナルピン 153 ピン端子部 170 同期ケーブル巻線ピン 180 同期ケーブル 254 同期ケーブルピン挿入孔 255 弧形端子部 280 同期ケーブル用ピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライバック変成器(50)の内部にコ
    イルが巻かれた高圧および低圧ボビン(51)を重なる
    ようにした状態で高圧および低圧ボビンとフライバック
    変成器(50)のケースの間に絶縁樹脂としてのエポキ
    シ樹脂を充填しモールディングしてなり、前記フライバ
    ック変成器(50)のケースの上部および下部にC字形
    状のフェライトコア(60)が相互に一定の間隙を保ち
    ながら挿入固定されたフライバック変成器の同期ケーブ
    ル結合装置であって、 前記フライバック変成器(50)の低圧ボビン(51)
    の結合片(52a,52b)と結合するように結合孔
    (71a,71b)が形成され、フレーム部(72)中
    央にフェライトコア(60)が挿入され外面ギャップ
    (61)が位置づけられるコア挿入開口部(73)が形
    成され、前記コア挿入開口部(73)の周囲には同期端
    子片(80)が挿入される端子片挿入溝(74)が形成
    された端子片受容手段(70)と、 端子ピン(81a,81b)を備え、前記端子片挿入溝
    (74)内に挿入される際に前記端子ピン(81a,8
    1b)が前記端子片受容手段(70)の端子ピン挿入孔
    (75a,75b)内を挿通して印刷回路基板(10
    0)上に結合されるようにした同期端子片(80)と、 前記端子片受容手段(70)のフレーム部(72)から
    延びて前記端子ピン挿入孔(75a,75b)を備え、
    前記同期端子片(80)の前記端子ピン(81a,81
    b)が前記端子ピン挿入孔(75a,75b)に挿入さ
    れ支持固定されるようにした支持ブラケット(90)
    と、からなることを特徴とするフライバック変成器の同
    期ケーブル結合装置。
  2. 【請求項2】 前記端子片受容手段(70)の前記端子
    片挿入溝(74)内に挿入される前記同期端子片(8
    0)の一側には切欠部(82)が形成され、前記同期端
    子片(80)が前記端子片挿入溝(74)内に容易に挿
    入固定されるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の同期ケーブル結合装置。
  3. 【請求項3】 前記フライバック変成器(50)の前方
    壁面に設けられる前記端子片受容手段(70)は、フラ
    イバック変成器のケースと同一の射出材料から形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の同期ケーブル結合
    装置。
  4. 【請求項4】 前記端子片受容手段(70)の端子片挿
    入溝(74)内に挿入され、誘導電圧を引き出す前記同
    期端子片(80)は、導電体のシールドメタルからなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の同期
    ケーブル結合装置。
  5. 【請求項5】 前記端子片受容手段(70)に形成され
    た前記コア挿入開口部(73)の内側に前記フェライト
    コア(60)の外面ギャップ(61)が位置して電子波
    の輻射を遮断するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の同期ケーブル結合装置。
  6. 【請求項6】 フライバック変成器(150)の内部に
    コイルが巻かれた高圧および低圧ボビン(151)が重
    なるようにした状態で高圧および低圧ボビンとフライバ
    ック変成器(150)のケースとの間に絶縁樹脂として
    のエポキシ樹脂を充填しモールディングしてなり、前記
    フライバック変成器(150)のケースの上部および下
    部にC字形状のフェライトコア(160)が相互に一定
    の間隙を保持しながら挿入固定されたフライバック変成
    器の同期ケーブル結合装置であって、フライバック変成
    器(150)の低圧ボビン(151)のターミナルピン
    (152)を備えたピン端子部(153)には同期ケー
    ブル巻線ピン(170)がそれぞれ立設され、前記フェ
    ライトコア(160)の底面と接触する同期ケーブル
    (180)が前記同期ケーブル巻線ピン(170)に巻
    き付けられ、前記同期ケーブル巻線ピン(170)は前
    記低圧ボビン(151)の前記ターミナルピン(15
    2)と一体的に印刷回路基板(190)上に結合される
    ようにしたことを特徴とするフライバック変成器の同期
    ケーブル結合装置。
  7. 【請求項7】 前記同期ケーブル巻線ピン(170)に
    設置した同期ケーブル(180)は、前記低圧ボビン
    (151)の外側に設けられたフェライトコア(16
    0)の下側底面部が前記同期ケーブル(180)を押圧
    する状態で通過して接触するようにしたことを特徴とす
    る請求項6に記載の同期ケーブル結合装置。
  8. 【請求項8】 フライバック変成器(250)の内部に
    コイルが巻かれた高圧および低圧ボビン(251)が重
    なるようにした状態で高圧および低圧ボビンとフライバ
    ック変成器(250)のケースとの間に絶縁樹脂として
    のエポキシ樹脂を充填しモールディングしてなり、前記
    フライバック変成器(250)のケースの上部および下
    部にC字形状のフェライトコア(260)が相互に一定
    の間隙を保ちながら挿入固定されたフライバック変成器
    の同期ケーブル結合装置であって、フライバック変成器
    (250)の低圧ボビン(251)のターミナルピン
    (252)を備えたピン端子部(253)には同期ケー
    ブルピン挿入孔(254)を備えた端子部(255)が
    突設され、前記端子部(255)の同期ケーブルピン挿
    入孔(254)内にフェライトコア(260)の底面と
    接触した同期ケーブル用ピン(280)が挿入されるよ
    うにし、前記同期ケーブル用ピン(280)は前記低圧
    ボビン(251)のターミナルピン(252)と一体的
    に印刷回路基板(290)上に結合されるようにしたこ
    とを特徴とするフライバック変成器の同期ケーブル結合
    装置。
  9. 【請求項9】 前記同期ケーブルピン挿入孔(254)
    内に結合する同期ケーブル用ピン(280)はU字形状
    に形成されたことを特徴とする請求項8に記載の同期ケ
    ーブル結合装置。
  10. 【請求項10】 前記同期ケーブルピン挿入孔(25
    4)内に挿入される同期ケーブル用ピン(280)は、
    低圧ボビン(251)の外側に設けられたフェライトコ
    ア(260)の下側底面部が前記同期ケーブル用ピン
    (280)を押圧する状態で通過して接触するようにし
    たことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の同
    期ケーブル結合装置。
JP8208039A 1995-11-21 1996-08-07 フライバック変成器の同期ケーブル結合装置 Pending JPH09148161A (ja)

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