JPH09147975A - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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Publication number
JPH09147975A
JPH09147975A JP32791695A JP32791695A JPH09147975A JP H09147975 A JPH09147975 A JP H09147975A JP 32791695 A JP32791695 A JP 32791695A JP 32791695 A JP32791695 A JP 32791695A JP H09147975 A JPH09147975 A JP H09147975A
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JP
Japan
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connector unit
link plate
case body
external device
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP32791695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Okano
豪 岡野
Takeshi Matsuda
健 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
SMK Corp
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to EP96118766A priority patent/EP0776070B1/en
Priority to DE69627455T priority patent/DE69627455T2/de
Priority to US08/755,738 priority patent/US5829997A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器(2)が装着されたときにのみ操作
レバー(11)を操作して、可動端子(38)を外部機
器(2)の固定端子(5)へ接触させることができ、外
部機器が装着されていないときには、操作レバー(1
1)を操作させても可動端子(38)を移動させる連動
部材が連動せず、誤って操作レバー(11)を操作して
も可動端子(38)が露出しないコネクタ装置を提供す
る。 【解決手段】 外部機器(2)の装着を検出するセンサ
ー機構と、センサー機構に連動し、操作レバー(11)
と可動端子(38)を移動させる連動部材(12)との
係合若しくは係合解除を選択的に切り換える切り換え機
構とを備え、外部機器(2)の装着を検出したときにの
み切り換え機構によって、操作レバー(11)と連動部
材(12)とを係合させ、可動端子(38)を固定端子
(5)へ接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
外部機器を装着し、この外部機器と電源を接続したり、
外部機器との信号線を電気的に接続するために使用され
るコネクタ装置に関し、更に詳しくは、操作レバーを操
作して外部機器の固定端子へ可動端子を接触させるコネ
クタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は、例えば外部機器であるポータ
ブル型ビデオカメラ120とコネクタ装置であるステー
ション100を接続する使用態様の一例を示し、ステー
ション100のケース本体110上に、ビデオカメラ1
20が装着されており、このビデオカメラ120とテレ
ビジョン受像機130とがステーション100を介して
電気的に接続されている。このような接続を行うことに
より、ビデオカメラ120に記録した映像と音声をテレ
ビジョン受像機130で再生することができる。
【0003】かかる電気的な接続を行うため、ステーシ
ョン100のケース本体110に可動端子の接触部が突
出したコネクタユニット140が形成されると共に、ビ
デオカメラ120の底面には、このコネクタユニット1
40の可動端子と弾性接触する固定端子を備えた出力用
コネクタ部150が形成されるものである。
【0004】このような構成のステーション100にお
いて、外部機器120が装着されていないときにも可動
端子を露出させていると、この可動端子に、導電性の異
物が接触してショートしたり、静電気が帯電した指など
が触れて内部回路を破損したり、可動端子を変形させた
りするという問題があった。そこで、外部機器120が
装着されていないときには、コネクタユニット140の
可動端子をコネクタユニット140内に収容させる機構
を採用している。
【0005】以下、図23乃至図26により、この可動
端子を出没させる機構を備えた従来のコネクタ装置であ
るステーション200について説明する。
【0006】このステーション200は、図23に示す
ようにケース本体210とこのケース本体210にスラ
イド自在に設けられた連結プレート220と、この連結
プレート220の上に設けられたコネクタユニット23
0とを備えている。
【0007】ケース本体の平面上には、ビデオカメラ等
の外部機器300が装着される取付凹部211が形成さ
れ、取付凹部211を外部機器300と嵌合する形状と
するとともに、ケース本体210の側面から外部機器3
00と係合する位置決め突条212を取付凹部211内
に突設することにより、装着された外部機器300を位
置決めしている。
【0008】連結プレート220は、3カ所の係合長孔
213a、213b、213cにそれぞれ遊嵌され、ケ
ース本体210の背面に螺着されたガイドピン214
a、214b、214cによって、ケース本体210の
背面に沿ってスライド自在に取り付けられ、この連結プ
レート220とケース本体210の間に掛け渡された復
帰スプリング215により、図23中右方に付勢されて
いる。連結プレート上には、可動端子400を備えたコ
ネクタユニット230が取り付けられ、このコネクタユ
ニット230は、ケース本体210の平面の開口部26
0から突出している。
【0009】このように構成された連結プレート220
は、基端がケース本体210に回動自在に支持されたリ
ンクプレート216の中間部に回動自在に係合し、更
に、そのリンクプレート216の先端は、操作レバー2
17と係合している。従って、操作レバー217を図中
左右に移動させると、リンクプレートの回動によって、
操作レバー217と同方向に連結プレート220がスラ
イドするようになっている。
【0010】操作レバー217には、ロックレバー21
8と係止するロック爪219が一体に形成され、復帰ス
プリング215に抗して後述する接続状態の位置まで移
動操作した操作レバー217を、ロックしている。
【0011】コネクタユニット230の上面には、図2
4に示すように、可動端子400を突出及び引き込むた
めの複数のスリット240が形成され、両側面には、レ
バー250が設けられている。このレバー250は、可
動端子400を各スリット240から突出させるために
作動する。
【0012】図25は、コネクタユニット230の内部
構造を示す縦断面図である。コネクタユニット230の
内部には、可動端子400と、この可動端子400の先
端部分に係合するアクチュエータ410と、このアクチ
ュエータ410を可動端子400方向に押し出す押圧バ
ネ420とが設けられている。
【0013】アクチュエータ410は、可動端子400
の弾性に抗して、可動端子400をコネクタユニット2
30内に引き込むものである。このアクチュエータ41
0における可動端子400側には、可動端子400の先
端部分404が当接するロック面411が形成されてい
て、図のように退避状態においては、アクチュエータ4
10が可動端子400方向に移動して、そのロック面4
11が可動端子400の先端部分404と当接し、可動
端子400をその弾性に抗してスリット240内に収容
している。
【0014】アクチュエータ410は、コネクタユニッ
ト230の両側面に突出したレバー250(図23参
照)と連結されており、レバー250の押し込みによ
り、押圧バネ420に抗して、可動端子400との離反
方向に移動する。この移動により、アクチュエータ41
0間のロック面411が可動端子400の先端部分40
4から退避し、可動端子400への押圧が解除される。
従って、可動端子400は、その弾性でコネクタユニッ
ト230のスリット240から突出して、外部機器30
0の固定端子320と接触する。
【0015】図26は、このステーション200と接続
する外部機器300の底部を示している。この外部機器
300の底部には、前述したケース本体210の位置決
め突条212に横方向から係合する係合凹部310が形
成されているとともに、コネクタユニットが移動したと
きに、レバー250と当接しレバー250を押し込む押
圧突条321が突設されている。又、この底面には、外
部機器が装着される際に、ステーション200のスリッ
ト240と対応する位置に、固定端子320が千鳥状に
配置されている。
【0016】この外部機器300のステーション200
への装着は、その底部を、ステーション200の取付凹
部211に合わせた後、位置決め突条212が係合凹部
310に嵌まり込むように、外部機器300をスライド
させることにより行う。
【0017】外部機器300との電気接続は、この後、
操作レバー217の操作によって連結プレート220を
スライドし、連結プレート220上のコネクタユニット
230を移動させて行う。コネクタユニット230が移
動すると、取付凹部211に位置決めされた外部機器3
00の押圧突条321にレバー250が当接し、レバー
250がコネクタユニット230内に押し込まれ、この
押し込みにより、各スリット240から可動端子400
が突出する。このとき、スリット240は、対応した外
部機器300の固定端子320に臨み、可動端子400
と固定端子320とが弾性接触して、電気的な接続が行
われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコネ
クタ装置は、操作レバー217とコネクタユニット23
0が連動しているので、コネクタ装置への外部機器30
0の装着有無にかかわらず、操作レバー217の操作に
よって、可動端子400がスリット240から出没す
る。
【0019】従って、外部機器300が装着されていな
いときにも、操作レバー217を誤って操作して可動端
子400が露出することがあり、上述のようにこの露出
した可動端子400に、導電性の異物が接触してショー
トしたり、静電気が帯電した指などが触れて内部回路を
破損したり、可動端子400を変形させたりするという
問題があった。
【0020】また、操作レバー217の操作とともに、
可動端子400と、可動端子400を変位させる為のリ
ンクプレート216、連結プレート220、レバー25
0、アクチュエータ410、押圧バネ420等の構成部
品がその都度移動し、本来の外部機器300との接続操
作以外の目的で、例えば幼児などによって操作レバー2
17が繰り返し操作されると、部品間の磨耗、変形によ
る疲労などで、これらの構成部品、可動端子400の寿
命が短くなるという問題があった。
【0021】本発明は、このような問題を考慮してなさ
れたものであり、外部機器300が装着されていないと
きに、不用意に操作レバーが操作されても可動端子が突
出することがなく、操作レバーを外部機器との接続目的
以外で操作しても、構成部品の寿命が短くならないコネ
クタ装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1のコネクタ装置
は、取付凹部に固定端子を有する外部機器が着脱自在に
装着されるケース本体と、可動端子の接触部が接続面か
ら突出するコネクタユニットと、コネクタユニットと直
接若しくは間接的に係合する操作機構を備え、ケース本
体に外部機器が装着されたときに、操作機構を操作して
コネクタユニットを移動させ、可動端子を固定端子へ接
触させるコネクタ装置において、操作機構は、ケース本
体から突出する操作レバーと、操作レバーと一体で、ケ
ース本体内に形成されたスライドガイド溝内に水平移動
可能に案内されるスライダ本体と、スライダ本体に穿設
された挿通孔に遊嵌する係合軸部と係合軸部の基端に一
体に形成されたスライド鍔部とからなる係合ピンと、ス
ライド鍔部とスライダ本体との間に配設され、スライド
鍔部をスライドガイド溝の内方へ付勢する圧縮スプリン
グと、スライドガイド溝の内面に設けられ、スライド鍔
部を、水平に案内する第1ステージ部と、スライドガイ
ド溝の内面に第1ステージ部に平行に設けられ、スライ
ド鍔部を、前記第1ステージ部による案内位置と異なる
高さで、水平に案内する第2ステージ部と、ケース本体
を挿通し、取付凹部に突出するように付勢されたセンサ
ーピンと、センサーピンが取付凹部に突出するときには
第1ステージ部と連続し、センサーピンがケース本体内
に後退するときには第2ステージ部と連続するように、
スライドガイド溝の端部で、センサーピンと連動して上
下動する切換板と、スライド鍔部が切換板上にスライド
するように、スライダ本体を前記スライドガイド溝の端
部方向へ付勢する位置決めバネとを備え、取付凹部に装
着された外部機器によってセンサーピンがケース本体内
に後退したときには、圧縮スプリングにより付勢された
係合ピンは、第2ステージ部に当接しながら案内され、
その係合軸部がスライダ本体から突出してコネクタユニ
ットと直接若しくは間接的に係合し、センサーピンが取
付凹部に突出するときには、圧縮スプリングにより付勢
された係合ピンは、第1ステージ部に当接しながら案内
され、その係合軸部がスライダ本体内に後退して前記係
合が解かれること特徴とする。
【0023】外部機器が取付凹部に装着されていないと
きには、係合ピンのスライド鍔部は、第1ステージ部に
当接しながらスライドガイド溝内を移動するので、係合
軸部はスライダ本体内に後退し、コネクタユニットとは
係合しない。従って、操作レバーを操作してスライダ本
体を移動させても、その移動はコネクタユニットに伝達
されないので、これらの連動部品が磨耗したり、変形に
より疲労することがない。また、外部機器が取付凹部に
装着されていないときには、コネクタユニットが移動せ
ず可動端子が露出しないので、誤って可動端子に異物が
接触することがない。
【0024】一方、外部機器が取付凹部に装着される
と、係合ピンのスライド鍔部は、第1ステージ部と異な
る高さの第2ステージ部に当接しながらスライドガイド
溝内を移動するので、係合軸部がスライダ本体から突出
して、コネクタユニットと係合する。従って、操作レバ
ーを移動させるとコネクタユニットが連動し、可動端子
が固定端子との接触位置に露出し、固定端子と接触す
る。
【0025】請求項2のコネクタ装置は、コネクタユニ
ットが、基端部がケース本体に回動自在に支持されたリ
ンクプレートの中間部に連結され、リンクプレートの先
端部に穿設された係合長孔へスライダ本体から突出した
係合軸部を係合させて、操作レバーの操作により、コネ
クタユニットをケース本体内の退避位置から外部機器と
の接続位置まで移動させることを特徴とする。
【0026】外部機器が取付凹部に装着されていないと
きには、係合ピンの係合軸部はスライダ本体内に後退
し、リンクプレートとは係合しない。従って、操作レバ
ーを操作してスライダ本体を移動させても、その移動は
リンクプレートやコネクタユニットに伝達されないの
で、これらの連動部品が磨耗したり、変形により疲労す
ることがない。また、外部機器が取付凹部に装着されて
いないときに操作レバーを操作しても、コネクタユニッ
トはケース本体内の退避位置にあり移動しないので、可
動端子がケース本体外に露出せず、誤って可動端子に異
物が接触することがない。
【0027】一方、外部機器が取付凹部に装着される
と、係合ピンの係合軸部がスライダ本体から突出して、
リンクプレートと係合する。従って、操作レバーを移動
させると、リンクプレートを介してコネクタユニットが
連動し、コネクタユニットが退避位置から外部機器との
接続位置まで移動して、コネクタユニットの可動端子
は、固定端子と接触する。この操作レバーによる操作で
は、てこの原理を用いてコネクタユニットを移動させ、
しかも可動端子をコネクタユニット内に収容させる為に
働く押圧バネが作用しないので、軽操作力で操作するこ
とができる。
【0028】請求項3のコネクタ装置は、コネクタユニ
ットが、復帰スプリングにより退避位置に移動するよう
に付勢され、復帰スプリングに抗してコネクタユニット
が接続位置に移動するまでリンクプレートを回動させた
回動位置で、リンクプレートの回動をロックさせるロッ
ク機構が備えられたことを特徴とする。
【0029】外部機器が取付凹部に装着されていないと
きには、操作レバーと一体のスライダ本体は、リンクプ
レートとは係合しないので、誤って操作レバーを操作し
ても、その操作中に操作レバーの移動がロック機構によ
り規制されることはない。
【0030】外部機器が取付凹部に装着されると、操作
レバーの移動によってリンクプレートが回動するので、
コネクタユニットが接続位置に達するまで、リンクプレ
ートを回動させることができる。この回動位置で、リン
クプレートは、ロックされるので、操作レバーの操作を
解除しても、外部機器との接続状態を維持することがで
き、両手でコネクタ装置に対する他の操作を実行するこ
とができる。
【0031】ロック機構によるロックを解除すれば、復
帰スプリングに付勢されて、コネクタユニットは、ケー
ス本体内の退避位置まで復帰移動する。
【0032】請求項4のコネクタ装置は、取付凹部に固
定端子を有する外部機器が着脱自在に装着されるケース
本体と、ケース本体にスライド自在に支持され、可動端
子の接触部が接続面から突出するコネクタユニットと、
基端部がケース本体に回動自在に支持され、中間部がコ
ネクタユニットと直接若しくは間接的に連結し、コネク
タユニットをケース本体内の退避位置と外部機器との接
続位置間でスライドさせるリンクプレートと、取付凹部
に外部機器が装着されたことを検出するセンサー機構
と、ケース本体から突出し、リンクプレートを回動させ
る操作レバーと、センサー機構に連動し、操作レバーと
リンクプレートとの係合若しくは係合解除を選択的に切
り換える切り換え機構と、コネクタユニットを退避位置
へ復帰するように付勢する復帰スプリングと、コネクタ
ユニットが接続位置に移動するまで回動させた回動位置
で、リンクプレートをロックするロック機構と、ケース
本体から突出するロック解除レバーを有し、ロック解除
レバーの操作により前記リンクプレートのロックを解除
するロック解除機構と、取付凹部の背面とリンクプレー
トとの間に、ケース本体と一体に取り付けられ、ロック
機構を収容するロックガイド室と、切り換え機構を収容
するスライドガイド室が並設されたガイドケースとを備
え、センサー機構において、取付凹部に外部機器が装着
されたことを検出したときには、切り換え機構によって
操作レバーとリンクプレートを係合し、センサー機構に
おいて、取付凹部に外部機器が装着されたことを検出し
ないときには、切り換え機構によって前記係合が解かれ
ること特徴とする。
【0033】外部機器が取付凹部に装着されていないと
きには、操作レバーとリンクプレートは係合しないの
で、操作レバーを操作しても、その移動はリンクプレー
トやコネクタユニットに伝達されず、コネクタユニット
はケース本体内の退避位置にあり移動しない。従って、
可動端子がケース本体外に露出せず、誤って可動端子に
異物が接触することがない。
【0034】一方、外部機器が取付凹部に装着される
と、センサー機構がこれを検出し、切り換え機構によっ
て操作レバーとリンクプレートとが係合する。従って、
操作レバーを移動させると、リンクプレートを介してコ
ネクタユニットが連動し、コネクタユニットが退避位置
から外部機器との接続位置まで移動して、コネクタユニ
ットの可動端子は、固定端子と接触する。又、この状態
でリンクプレートの回動は、ロック機構によりロックさ
れるので、操作レバーから手を離して、コネクタ装置に
対する他の操作を行うことができる。
【0035】これらの切り換え機構とロック機構は、ガ
イドケースに収容されるので、ユニット化することがで
き、ケース本体へのこれらの機構の組付けが容易にな
る。
【0036】
【発明の実施の形態】図1乃至図21は、コネクタ装置
をビデオカメラと接続するステーション1とした本発明
に係る一実施の形態を示し、ステーション1は、外部機
器2が着脱自在に装着されるケース本体3と、このケー
ス本体3にスライド可能に支持されたコネクタユニット
9とを備えている。
【0037】外部機器2としては、図22に示すビデオ
カメラ120、その他の電子機器が使用され、この外部
機器2の底面には、図18乃至図21に示すように、固
定端子である複数の平板状固定端子5が千鳥状に配設さ
れている。
【0038】図13に示すケース本体3の上面には、こ
の外部機器2が、がたつきなくケース本体3に装着され
るように、外部機器2の形状とほぼ同一形状の取付凹部
6が凹設されている。取付凹部6の内底面には、矩形状
の開口部7と後述するセンサーピン45が挿通するセン
サーピン挿通孔46が穿設され(図2、図4参照)、外
部機器2がケース本体3に装着されると、その固定端子
5が開口部7上に位置し、外部機器の底面がセンサーピ
ン45の先端に当接するようになっている。
【0039】ケース本体3は、下ケース3a上に、上ケ
ース3bが被せられることで、全体が中空状に形成され
ており、その内部に連結プレート8とコネクタユニット
9がケース本体3に対してスライド自在に支持されてい
る。
【0040】図1と図3に示すように、連結プレート8
の両側と後方(図中右方)の3カ所の位置に、前後方向
に延びる長孔8a、8b、8cが穿設され、上ケース3
bの背面に螺着している3本のガイドピン10a、10
b、10cが、各長孔にそれぞれ遊挿されることによっ
て、連結プレート8が、上ケース3bの背面に沿って、
前後方向(図中、左右方向)にスライドするようになっ
ている。この連結プレート8と上ケース3bに突設され
たバネ受け突起24との間には、復帰スプリング14が
掛け渡され、連結プレート8は、常に前方(図中、左
方)方向に付勢されている。
【0041】かかる連結プレート8は、操作レバー11
を手動で図中矢印の後方へ移動させることにより、後方
へスライドされるものであり、操作レバー11と連結プ
レート8との間にリンクプレート12を介在させること
によって、操作レバー11の移動を連結プレート8へ伝
達するものである。
【0042】リンクプレート12の基端部は、基端部の
挿通孔12dに挿通し、上ケース3bに螺着された枢支
ピン4によって、ケース本体3に回動自在に支持されて
いる。また、リンクプレート12の中間部には、係合長
孔12cが穿設され、この係合長孔12cに、連結プレ
ート8に取り付けられた係合ピン23が遊嵌している。
【0043】このリンクプレート12の先端部を、操作
レバー11の移動によって回動させ、リンクプレート1
2の回動に伴って、連結プレート8とコネクタユニット
9を同一方向に平行に移動させるものである。
【0044】以下、この操作レバー11によりリンクプ
レート12を回動させる操作機構と、リンクプレート1
2の回動をロックするロック機構の構成を図1、図5、
図10乃至図12で説明する。
【0045】これらの図において、13は、ガイドケー
ス本体13cとガイドケース本体の底面を施蓋する裏蓋
13dからなる直方体状のガイドケースで、ガイドケー
ス13内に切り換え機構を収容するスライドガイド室1
3aとロック機構を収容するロックガイド室13bが、
その長手方向に沿って並設されている。このガイドケー
ス13は、取付凹部6の背面とリンクプレート12との
間で、センサーピン45がケース本体3のセンサーピン
挿入孔46より突出する位置に、ネジ止めによりケース
本体3へ一体に取り付けられる。
【0046】図12に示すように、スライドガイド室1
3aには、スライドガイド溝49が形成され、スライド
レール49aによってスライダ本体48を、その長手方
向に沿って案内している。このスライダ本体48をスラ
イドさせるため、ケース本体3から突出した操作レバー
11が、ケース本体3とガイドケースの側面に穿設され
たスリット50a、50bを挿通してスライダ本体48
の取付面に臨み、スライダ本体48にネジ止めされてい
る。
【0047】スライダ本体48には、係合ピン15の係
合軸部15aを遊嵌する挿通孔51が穿設されていて、
この挿通孔51内のスライダ本体48と係合ピン15の
基端に一体に形成されたスライド鍔部15bとの間に圧
縮スプリング52が配設されることにより、係合ピン1
5が上方に付勢されている(図5参照)。
【0048】スライダ本体48の前面(図5中、右方)
には、また、位置決めバネ53を係止するフック54が
突設され、このフック54とケース本体3のバネ受け突
起16との間に、ガイドケース47の窓孔55を通して
位置決めバネ53が掛け渡され、スライダ本体48がス
ライドガイド溝49の前端方向へ付勢されて、係合ピン
15のスライド鍔部15bが後述する切換板59上にス
ライドするようになっている。
【0049】図5と図10に示すように、スライドガイ
ド溝49の内頂面は、スライド鍔部15bを水平に案内
する第1ステージ部56となっていて、この内頂面より
下方の位置のスライドガイド溝49の内側面には、内頂
面と平行なガイドリブ57が突設され、ガイドリブ57
の下面が第1ステージ部より下方で、スライド鍔部15
bを水平に案内する第2ステージ部58となっている。
【0050】図12に示すように、ガイドケース13内
のスライドガイド室13aとロックガイド室13bの前
方には、センサー機構を構成するセンサーピン45を収
容するセンサーピン収容室13eが形成されている。セ
ンサーピン45の中間部には、水平方向に切換板59が
一体に連結され、この切換板59は、センサーピン収容
室13eとスライドガイド溝49を連通させる連通孔6
0を通してスライドガイド溝の前端部に臨むようになっ
ている。
【0051】切換板59の基端部とセンサーピン収容室
13eを覆う裏蓋13dとの間には、センサーピン45
を上方に付勢する作動バネ61が収容され、前述のよう
にセンサーピン45の先端を、センサーピン挿通孔46
から取付凹部6へ突出させている。
【0052】図10と図11から明らかなように、セン
サーピン45と切換板59を一体とすることによって、
センサーピン45が取付凹部6に突出するときには、切
換板59は、第1ステージ部56と連続し、センサーピ
ン45がケース本体3内に後退するときには、第2ステ
ージ部58と連続するように、スライドガイド溝49の
前端部で上下動する。
【0053】従って、取付凹部6に外部機器2が装着さ
れていないときには、スライダ本体8に遊嵌された係合
ピン15のスライド鍔部15bは、第1ステージ部56
と連続する切換板59によって、第1ステージ部56と
当接しながらスライドするように案内され、図10のよ
うに、係合軸部15aがスライダ本体8から突出しない
ので、リンクプレート12と係合しない。
【0054】一方、取付凹部6に外部機器2が装着され
ると、スライド鍔部15bは、第2ステージ部58と連
続する切換板59によって、第2ステージ部58と当接
しながらスライドするように案内され、図11のよう
に、その係合軸部15aは、スライダ本体8から突出し
て、裏蓋13dに開口する第1逃げ孔リンクプレート1
2の先端に穿設された係合長孔12aと係合する。
【0055】図12に示すように、ロックガイド室13
bには、ロックガイド溝63が形成され、側面に係止段
部17aが凹設されたロックブロック17をその長手方
向に沿って案内している。このロックブロック17に
は、裏蓋13dに開口する第2逃げ孔64を挿通して、
リンクプレートの係合長孔12bに遊嵌する連動ピン1
8が突設され、リンクプレート12の回動とともにロッ
クブロック17をロックガイド溝63に沿ってスライド
させている。
【0056】図1の19は、このロックブロック17の
係止段部17aと係止する係止爪19aを備えたロック
プレートで、圧縮バネ21によりロックガイド室13b
の後端部に穿設された切り欠き65を挿通して、ロック
ガイド溝63内に進入するように付勢されている。この
ロックプレート19は、コネクタユニット9が後述する
接続位置まで移動するようにリンクプレート12を回動
させたときに、リンクプレート12に連動してスライド
したロックブロック17の係止段部17aと係止し、ロ
ックブロック17の復帰移動を規制するものである。
【0057】また、ロックプレート19には、ケース本
体3の後端から外方に突出するロック解除レバー22が
一体に取り付けられ、ロック解除レバー22を圧縮バネ
21に抗して図中下方に操作することにより、ロックプ
レート19を下方に移動させ、前記係止段部17aとの
係合を解くようにしている。
【0058】尚、上述の第1逃げ孔62、第2逃げ孔6
4は、操作レバー11を操作する際に、裏蓋13dと干
渉させずに、それぞれ係合軸部15a、連動ピン18を
前後方向に移動させるためのものである。
【0059】次に、このような操作機構によって移動す
るコネクタユニット9とコネクタユニット9の移動をガ
イドするガイドユニット26の構成について説明する。
【0060】コネクタユニット9の後方は、かかる連結
プレート8に回動自在に連結されて、連結プレート8の
移動に伴い、上ケース3bの背面に沿って水平に移動す
る。すなわち、図13に示すように、コネクタユニット
9の両側面の後端位置から一対の回動軸37d、37d
が突設されるとともに、連結プレート8の前端の両側部
からコネクタユニット9の両側面を挟持するように一対
の腕部8d、8dが突設され、この腕部8d、8dに穿
設された回動孔8e、8eに回動軸37d、37dが挿
通して、コネクタユニット9の後方と連結プレート8が
回動自在に連結される。
【0061】26は、上ケース3bに一体に取り付けら
れたガイドユニットで、図6に示すように、上方に開口
する収容凹部28aを備えた直方体状のガイドユニット
本体28と、コネクタユニット9の両側面を挟持するよ
うに、ガイドユニット本体28の底面に一体に垂設され
た一対のL字状案内片29、29から構成されている。
L字状案内片29、29には、それぞれ、水平案内溝3
0aと第1傾斜溝30bと第2傾斜溝30cとが連続し
たカム溝30が穿設されている。第1傾斜溝30bは、
上ケース3bと平行な水平案内溝30aの前端から、前
方に向いて斜め上方に連続し、第2傾斜溝30cは、水
平案内溝30aの後端から、後方に向いて斜め上方に連
続している。
【0062】このように形成されたガイドユニット26
は、ガイドユニット本体28のフランジ部28b、28
bを挿通し、上ケース3bに螺着される取り付けネジ4
4によって、ケース本体3に取り付け固定される。この
取り付け状態において、L字状案内片29、29の後部
は、ケース本体3の開口部7の両側縁に沿って配置さ
れ、第2傾斜溝30cも開口部7の両側下方に位置す
る。一方、第1傾斜溝30bは、開口部7より前方で、
上ケース3bによって覆われたケース本体3内に位置す
る(図18参照)。
【0063】ガイドユニット本体28の収容凹部28a
には、図14のように位置決めプレート27が収容され
る。位置決めプレート27は、前面にL字状の操作片3
2を一体に備え、この操作片32は、ガイドユニット本
体28に穿設されたガイド孔28を挿通して、ガイドユ
ニット本体28下方のL字状案内片29、29間に突出
している。
【0064】また、位置決めプレート27の背面上方か
らは、一対の位置決めピン33、33が後方に一体に突
設され、それぞれ、ガイドユニット本体28の後壁上端
に凹設されたU字溝34、34上を摺動する。従って、
位置決めプレート27は、操作片32がガイド孔28に
案内されるとともに、位置決めピン33、33がU字溝
34、34に案内され、収容凹部28a内を前後方向に
摺動する。
【0065】この位置決めプレート27は、ガイドユニ
ット本体28の前壁との間に配設された圧縮バネ36、
36によって後方に付勢されていて、ガイドユニット2
6に外力が加わらない状態では、ガイドユニット本体2
8の後壁に当接し、位置決めピン33、33の先端が、
上ケース3bの貫通孔35、35を挿通して開口部7上
に水平に突出するようになっている。
【0066】一方、後述するように、操作片32がコネ
クタユニット9の前端の押圧部9aに当接して、前方に
移動すると、操作片32と一体の位置決めプレート27
も収容凹部28a内を前方に移動し、位置決めピン3
3、33の先端は、上ケース3bの貫通孔35、35内
に後退する。
【0067】コネクタユニット9は、図15乃至図17
に示すように、コネクタハウジング37と、コネクタハ
ウジング37内に配設されたインシュレータ40と、イ
ンシュレータ40によって支持された複数の可動端子3
8から構成されている。
【0068】コネクタハウジング37の上面の接続面3
7aには、複数のスリット39が2列の千鳥状に形成さ
れている。このスリット39は、外部機器2の固定端子
5と対応するように形成されるものであり、各スリット
39から可動端子38の接触部38aが突出している。
また、接続面37aの前端は、前方に突出し前記操作片
32に当接する押圧部9aとなっている。
【0069】コネクタハウジング37の両側面の後端位
置には、前述したように一対の回動軸37d、37dが
突設され、その前方よりの同じ高さの位置に、前述のカ
ム溝30と係合する一対の円柱状の従動突起37e、3
7eが突設されている。
【0070】可動端子38は、先端部分がU字形に屈曲
されることにより、コネクタハウジング37のスリット
39から突出する方向の弾性が付与されており、接続面
37aのスリット39から突出することにより、対応し
た固定端子5と良好な接触圧をもって電気的な接続が行
われるように構成されている。
【0071】合成樹脂で成形された絶縁性のインシュレ
ータ40には、2列の千鳥状に複数の取り付け溝40a
が凹設され、複数の可動端子38の脚部38bをそれぞ
れ対応する取り付け溝40aに挿入して、位置決め支持
している。
【0072】この各可動端子38を支持したインシュレ
ータ40は、コネクタハウジング37の開口した底面か
ら挿入され、両側面に突設した係合突起40a、40a
がコネクタハウジング37の係合孔37b、37bに係
合して、コネクタハウジング37内に取り付けられる
と、各可動端子38の接触部38aが対応するスリット
39から突出するとともに、可動端子38の脚部38b
が、取り付け溝40aを貫通し下方に突出するようにな
っている。
【0073】このようにしてインシュレータ40と可動
端子38が取り付けられたコネクタユニット9は、図1
に示すように、中継基板41上に取り付けられる。すな
わち、コネクタハウジング37の基板係止爪37cが中
継基板41を貫通して、中継基板41の背面に係止し、
また、取り付け溝40aを貫通した可動端子38の脚部
38bの貫通端が、中継基板41のパターン(図示せ
ず)に半田付けされることによって、コネクタユニット
9が中継基板41に固定される。
【0074】この中継基板41には、フレキシブルプリ
ント配線基板(以下FPCという)43が中継基板41
上に配設された基板用コネクタ42を介して接続され、
これによって、前記コネクタユニット9の各可動端子3
8は、それぞれ対応する中継基板41のパターン、基板
用コネクタ42、FPC43を経由して、ステーション
1内の回路素子(図示せず)と電気的に接続している。
FPC43を介して、可動端子38とステーション1内
の回路素子とを接続するのは、中継基板41が、可動端
子38を支持するコネクタユニットとともにステーショ
ン1内を移動する為である。
【0075】次に、このように構成されたコネクタ装置
1の作用を説明する。
【0076】図5に示すように、取付凹部6に外部機器
2が装着されていないときには、センサーピン45は、
取付凹部6に突出し、センサーピン45と一体の切換板
59は、第1ステージ部56と連続する。操作レバー1
1を操作していない状態では、位置決めバネ53によっ
て、係合ピン15のスライド鍔部15bは、切換板59
上に位置する。
【0077】このとき、切換板59は、上述のように第
1ステージ部56と連続しているので、操作レバー11
を操作してスライダ本体48を移動させると、スライド
鍔部15bは、第1ステージ部56上を当接しながらス
ライドする。この状態では、図5及び図6のように、係
合軸部15aがスライダ本体8から突出しないので、係
合ピン15は、リンクプレート12と係合しない。
【0078】従って、操作レバー11を本来の接続目的
外に移動操作させても、リンクプレート12に伝達され
ず、リンクプレート12に連動する連結プレート8、コ
ネクタユニット9等の部品も移動せず、磨耗、疲労によ
りこれらの部品の耐久性が損なわれることがない。又、
可動端子38もケース本体から露出することがないの
で、この可動端子38に異物が接触して、端子間がショ
ーとしたり、可動端子が変形することがない。
【0079】この状態では、図18に示すように、コネ
クタユニット9は、ケース本体3内の退避位置にあり、
連結プレート8が、復帰スプリング14によって前方
(図中、左方)に付勢されているので、連結プレート8
と回動自在に連結されているコネクタユニット9も前方
に付勢され、従動突起37eは、カム溝30の最前端で
ある第1傾斜溝30bの上端部に位置する。この退避位
置で、回動軸37dと従動突起37eは、ほぼ同一高さ
にあり、コネクタユニット9の接続面37aは、上ケー
ス3bに覆われたケース本体3内に水平に支持されてい
る。また、上ケース3bの開口部7には、コネクタユニ
ット9の後方部と連結プレート8の前方部の上面が露出
している。
【0080】このとき、コネクタユニット9の前端の押
圧部9aは、操作片32に当接し、操作片32を後方へ
付勢する圧縮バネ36に抗して前方へ移動させている。
従って、操作片32と一体の位置決めプレート27も収
容凹部28a内を前方に移動し、位置決めピン33、3
3の先端は、上ケース3bの貫通孔35、35内に後退
している。
【0081】従って、位置決めピン33、33と干渉す
ることなく、固定端子5が開口部7上に位置するよう
に、外部機器2をケース本体3の取付凹部6へ垂直に装
着することができる。
【0082】尚、リンクプレート12は、図1、図3に
示す位置にあり、ロックブロック17は、連動ピン18
がリンクプレート12の係合長孔12bに係合するの
で、ロックガイド溝13c内で最も前端に位置してい
る。
【0083】取付凹部6に外部機器2が装着すると、図
11のように、センサーピン45がケース本体3内に後
退し、切換板59は第2ステージ部58と連続するまで
下降する。操作レバー11を操作していない状態では、
位置決めバネ53によって、係合ピン15のスライド鍔
部15bは、切換板59の下面に当接する位置にあるの
で、第2ステージ部58と連続する切換板59によっ
て、第2ステージ部58と当接しながらスライドする。
この状態では、図7乃至図9のように係合軸部15aが
スライダ本体8から突出して、裏蓋13dに開口する第
1逃げ孔62を挿通して、リンクプレート12の先端に
穿設された係合長孔12aと係合する。
【0084】復帰スプリング14、位置決めバネ25に
抗して、操作レバー11を図7から図9のように移動さ
せると、リンクプレート12が枢支ピン4を中心に、図
1において時計方向に回転する。このリンクプレート1
2の回転に伴い、ロックブロック17と連結プレート8
は、それぞれ図中の右方に移動する。このときの操作レ
バー11の操作には、可動端子38を収容方向に変位さ
せる復帰バネのようなバネ作用が働かず、しかも、てこ
の原理を利用するので、軽い操作力で操作レバーを操作
できる。
【0085】操作レバーを図7から図8に示す方向に移
動させると、連結プレート8は、ガイドピン10a、1
0b、10cと長孔8a、8b、8cとが係合すること
により、上ケース3bの背面に沿って平行にスライドす
る。従って、連結プレート8の回動孔8eに挿通するコ
ネクタユニット9の回動軸37dも後方へ平行移動し、
この移動につられて従動突起37eは、図19に示すよ
うに第1傾斜溝30bから水平案内溝30aに移動す
る。
【0086】従動突起37eが水平案内溝30aと係合
する状態のコネクタユニット9は、接続面37aが前方
に傾斜し、従って接続面37aから突出した可動端子3
8の接触部38aは、開口部7との境界で上ケース3b
と干渉することなく、開口部7方向へ移動する。
【0087】このとき、コネクタユニット9自体も前方
へ移動するので、再び退避位置に戻るまで、押圧部9a
による操作片32への押圧は解かれ、圧縮バネ36によ
って位置決めプレート27は、収容凹部28a内をガイ
ドユニット本体28の後壁に当接するまで後方に移動す
る。従って、この位置決めプレート27の移動によっ
て、位置決めピン33、33の先端は、上ケース3bの
貫通孔35、35を挿通して開口部7上に水平に突出
し、取付凹部6に装着されている外部機器2の係合部と
係合する。
【0088】操作レバー11の操作レバー11を、更
に、図8から図9に示す方向に移動させると、従動突起
37eは水平案内溝30aと係合しながら後方へ移動
し、コネクタユニット9は、接続面37aが前方に傾斜
したまま後方へ平行移動する。図20に示すように、第
2傾斜溝30cとの連続部まで移動すると、可動端子3
8の接触部38aは、前方に傾斜した状態で外部機器2
の固定端子5に接近する。
【0089】操作レバー11が図9に示す位置に達する
と、従動突起37eが第2傾斜溝30cに係合しなが
ら、カム溝30の最後端である第2傾斜溝30cの上端
部に位置する。このとき、接続面37aから突出した可
動端子38の接触部38aは、固定端子5の斜め前方か
ら、固定端子5の表面を摺動しながら、図20に示す接
続位置で停止する。この接続位置で、回動軸37dと従
動突起37eは、ほぼ同一高さに戻り、コネクタユニッ
ト9の接続面37aは、水平に支持されて開口部7に臨
む。
【0090】一方、前述のように、この接続位置では、
位置決めピン33、33の先端が、外部機器2の係合部
と係合しているので、外部機器2は、開口部7上で上下
動を規制され、可動端子38との接触の際に、可動端子
38のバネ圧によって浮き上がることがない。従って、
可動端子38と固定端子5が確実に弾性接触し、これに
より、外部機器2の固定端子5とステーション1の可動
端子は、電気接続する。
【0091】図3及び図4に示すように、コネクタユニ
ット9が接続位置に達するまで操作レバー11を操作し
た状態では、リンクプレート12の回転によって、ロッ
クブロック17がロックガイド溝13c内の後端まで移
動し、ロックプレート19の係止爪19aが係止段部1
7aに係止する。
【0092】この係止によって、ロックブロック17は
前方への復帰移動が規制され、図に示すコネクタユニッ
ト9の接続位置で、操作レバー11に加えていた操作力
を解除しても、連動ピン18に係合長孔12bで係合す
るリンクプレート12は、図中、反時計回りの回転が規
制され、連結プレート8は復帰することなく、コネクタ
ユニット9の接続位置を維持する。
【0093】従って、可動端子38が固定端子5と弾性
接触した状態を操作力を加えることなく維持することが
でき、外部機器2をステーション1へ電気接続した後の
他の手動操作(例えば、ビデオの再生、バッテリーへの
充電などの操作)が両手で可能となる。
【0094】尚、前述したように、外部機器2を取付凹
部6へ装着していないときには、操作レバー11を操作
しても、ロックブロック17が後方へ移動することはな
く、無駄にロック機構が働くことがない。従って、操作
レバー11を本来の接続以外の操作によって強く前後移
動させても、ロック機構が破損することがない。
【0095】図3において、ロック解除レバー22を下
方へ操作すると、ロックプレート19の係止爪19aと
係止段部17aの係止が解かれ、ロックブロック17
は、前方への移動が可能となる。従って、リンクプレー
ト12は、復帰スプリング14と位置決めバネ25の作
用によって反時計回りに回転し、この回転によって連結
プレート8は上ケース3bの背面に沿って前方へスライ
ドする。
【0096】この連結プレート8のスライド移動によ
り、コネクタユニット8の後方よりの回動軸37dが前
方に水平に押し出され、従動軸37eがカム溝30の最
後端から最前端まで係合しながら移動する。コネクタユ
ニット9は、この移動によって前述の移動軌跡をたどり
ながら、退避位置まで復帰する。従って接続面37aか
ら突出した可動端子38の接触部38aは、前述と同様
に開口部7との境界で上ケース3bと干渉することな
く、ケース本体3内へ移動する。
【0097】又、リンクプレート12の回動に伴って、
リンクプレート12と係合する係合ピン15のスライド
鍔部15bは、図7の切換板59に当接するまでスライ
ドする。
【0098】コネクタユニット9が退避位置まで復帰す
ると、図18のように、コネクタユニット9の前端の押
圧部9aが再び操作片32に当接し、操作片32を前方
へ移動させ、位置決めピン33、33を貫通孔35、3
5内に後退させる。従って、外部機器2と位置決めピン
33との係合が解かれ、位置決めピン33と干渉するこ
となく、外部機器2をステーション1の取付凹部6から
取り出すことができる。
【0099】外部機器2を取り出すと、センサーピン4
5の先端は作動バネ61によって再び取付凹部6に突出
し、センサーピン45と連動する切換板59も上方に移
動する。切換板59の下面に圧縮スプリング52によっ
て当接していた係合ピン15は、この切換板59の上昇
に伴い、図5に示すように第1ステージ部56と連続す
る位置に復帰する。
【0100】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく種々変更が可能である。
【0101】例えば、上記実施の形態においては、第1
ステージ部56をスライドガイド溝49の内頂面とした
が、第2ステージ部58を形成するように、スライドガ
イド溝49の両側面からガイドリブを突設させ、このガ
イドリブによって第1ステージ部56を形成してもよ
い。
【0102】また、上記本実施の形態においては、コネ
クタユニット9をケース本体3内の退避位置から接続位
置へ移動させて、可動端子38を固定端子5へ接触させ
るものであったが、従来例で説明したようなコネクタユ
ニット230を操作レバー11で移動させて、レバー2
50を押し込み可動端子400を固定端子へ接触させる
ものであってもよい。
【0103】又、必ずしもガイドケース13を用いて切
り換え機構、ロック機構を収容する必要はなく、例え
ば、ケース本体3に直接スライドガイド溝49を凹設
し、このスライドガイド溝49内に第1ステージ部56
と第2ステージ部58を形成したものであってもよい。
【0104】又、コネクタユニット9の接続位置でリン
クプレート12の回動をロックするロック機構は、リン
クプレート12に対し直接作用するものである必要はな
く、リンクプレート12とともに連動する連結プレート
8、コネクタユニット9等の部材に対して、その移動を
規制するものであってもよい。
【0105】同様に、復帰スプリング14は、コネクタ
ユニット9を退避位置方向へ付勢するものであればよ
く、ケース本体3とコネクタユニット9の間若しくは、
ケース本体3とリンクプレート12の間に掛け渡しても
よい。
【0106】更に、上記実施の形態では、リンクプレー
ト12と連結プレート8を介して、操作レバー11とコ
ネクタユニットを連結しているが、リンクプレート12
と連結プレート8の一方若しくは双方を省略して、例え
ば、コネクタユニット9に係合凹部を設けて、直接係合
ピン15と係合させる構造としてもよい。
【0107】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外部機器2が
装着されていないときに誤って操作レバー11を操作し
ても、その移動はコネクタユニットに伝達されないの
で、可動端子38が露出することがなく、可動端子38
に、導電性の異物が接触してショートしたり、静電気が
帯電した指などが触れて内部回路を破損したり、可動端
子38を変形させたりするということがない。
【0108】また、操作レバーを操作しスライダ本体を
移動させても、その移動は伝達されないので、これらの
連動部品が磨耗したり、変形により疲労することがな
く、コネクタ装置1の耐久性を増すことができる。
【0109】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、操作レバー11による操作において、て
この原理を用いてコネクタユニット9を移動させるの
で、軽操作力で操作することができる。又、この操作に
は、可動端子をコネクタユニット内に収容させる為に働
く押圧バネが作用しないので、更に軽操作力で操作する
ことができる。
【0110】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
に加え、外部機器2が取付凹部6に装着されていないと
きには、操作レバー11と一体のスライダ本体48は、
リンクプレート12とは係合しないので、誤って操作レ
バー11を操作しても、その操作中に操作レバー11の
移動がロック機構により規制されることはない。従っ
て、操作レバー11を本来の接続以外の操作によって強
く前後移動させても、ロック機構が破損することがな
い。
【0111】また、外部機器2が取付凹部6に装着され
ているときには、コネクタユニット9が接続位置に達し
たときにロック機構が働くので、操作レバー11の操作
を解除しても、外部機器2との接続状態を維持すること
ができ、両手でコネクタ装置1に対する他の操作を実行
することができる。
【0112】請求項4の発明によれば、外部機器2が装
着されていないときに誤って操作レバー11を操作して
も、切り換え機構によって、その移動はリンクプレート
に伝達されないので、可動端子38が露出することがな
く、可動端子38に、導電性の異物が接触してショート
したり、静電気が帯電した指などが触れて内部回路を破
損したり、可動端子38を変形させたりするということ
がない。
【0113】また、コネクタユニット9が接続位置に達
したときにロック機構が働くので、操作レバー11の操
作を解除しても、外部機器2との接続状態を維持するこ
とができ、両手でコネクタ装置1に対する他の操作を実
行することができる。
【0114】更に、これらの切り換え機構とロック機構
機構は、ガイドケースに収容されるのでユニット化する
ことができ、ケース本体へのこれらの機構の組付けが容
易になる。
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコネクタ装置1
の、コネクタユニット9が退避位置にあるときの一部省
略底面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】コネクタユニット9が接続位置にあるときの、
コネクタ装置1の一部省略底面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】外部機器2が装着されていない状態で、スライ
ドガイド溝49に沿って切断したガイドケース13の縦
断面図である。
【図6】外部機器2が装着されていないときに操作レバ
ー11を操作した状態を示すガイドケース13の縦断面
図である。
【図7】外部機器2が装着された状態でのガイドケース
13の縦断面図である。
【図8】外部機器2が装着されて、操作レバー11を操
作した状態を示すガイドケース13の縦断面図である。
【図9】外部機器2が装着されて、操作レバー11をコ
ネクタユニット9が接続位置へ移動するまで操作した状
態を示すガイドケース13の縦断面図である。
【図10】図6に示す状態のガイドケース13を、切換
板59に沿って切断した横断面図である。
【図11】図8に示す状態のガイドケース13を、切換
板59に沿って切断した横断面図である。
【図12】ガイドケース13の要部分解斜視図である。
【図13】コネクタユニット9のケース本体3への取り
付けを示す部分分解斜視図である。
【図14】ガイドユニット26とコネクタユニット9の
組立状態を示す分解斜視図である。
【図15】コネクタユニット9の平面図である。
【図16】コネクタユニット9の側面図である。
【図17】コネクタユニット9の縦断面図である。
【図18】コネクタユニット9が退避位置にあるとき
の、ステーション1の要部縦断面図である。
【図19】コネクタユニット9が退避位置から移動する
際の、ステーション1の要部縦断面図である。
【図20】コネクタユニット9が接続位置へ接近する際
の、ステーション1の要部縦断面図である。
【図21】コネクタユニット9が接続位置にあるとき
の、ステーション1の要部縦断面図である。
【図22】外部機器とコネクタ装置を接続した使用の態
様を示す説明図である。
【図23】従来のコネクタ装置200の平面図である。
【図24】従来のコネクタ装置200の接続部を示す斜
視図である。
【図25】従来のコネクタ装置200に備えられたコネ
クタユニット230の縦断面図である。
【図26】従来の外部機器120を底面側から示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 コネクタ装置(ステーション) 2 外部機器(ビデオカメラ) 3 ケース本体 5 固定端子 6 取付凹部 9 コネクタユニット 11 操作レバー 12 リンクプレート 12a 係合長孔 13 ガイドケース 13a スライドガイド室 13b ロックガイド室 14 復帰スプリング 15 係合ピン 15a 係合軸部 15b スライド鍔部 17 ロック機構(ロックブロック) 22 ロック解除レバー 37a 接続面 38 可動端子 38a 接触部 45 センサーピン 48 スライダ本体 49 スライドガイド溝 51 挿通孔 52 圧縮スプリング 53 位置決めバネ 56 第1ステージ部 58 第2ステージ部 59 切換板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付凹部(6)に固定端子(5)を有す
    る外部機器(2)が着脱自在に装着されるケース本体
    (3)と、 可動端子(38)の接触部(38a)が接続面(37
    a)から突出するコネクタユニット(9)と、 コネクタユニット(9)と直接若しくは間接的に係合す
    る操作機構を備え、 ケース本体(3)に外部機器(2)が装着されたとき
    に、操作機構を操作してコネクタユニット(9)を移動
    させ、可動端子(38)を固定端子(5)へ接触させる
    コネクタ装置において、 操作機構は、 ケース本体(3)から突出する操作レバー(11)と、 操作レバー(11)と一体で、ケース本体(3)内に形
    成されたスライドガイド溝(49)内に水平移動可能に
    案内されるスライダ本体(48)と、 スライダ本体(48)に穿設された挿通孔(51)に遊
    嵌する係合軸部(15a)と係合軸部(15a)の基端
    に一体に形成されたスライド鍔部(15b)とからなる
    係合ピン(15)と、 スライド鍔部(15b)とスライダ本体(48)との間
    に配設され、スライド鍔部(15b)をスライドガイド
    溝(49)の内方へ付勢する圧縮スプリング(52)
    と、 スライドガイド溝(49)の内面に設けられ、スライド
    鍔部(15b)を、水平に案内する第1ステージ部(5
    6)と、 スライドガイド溝(49)の内面に第1ステージ部(5
    6)に平行に設けられ、スライド鍔部(15b)を、前
    記第1ステージ部(56)による案内位置と異なる高さ
    で、水平に案内する第2ステージ部(58)と、 ケース本体(3)を挿通し、取付凹部(6)に突出する
    ように付勢されたセンサーピン(45)と、 センサーピン(45)が取付凹部(6)に突出するとき
    には第1ステージ部(56)と連続し、センサーピン
    (45)がケース本体(3)内に後退するときには第2
    ステージ部(58)と連続するように、スライドガイド
    溝(49)の端部で、センサーピン(45)と連動して
    上下動する切換板(59)と、 スライド鍔部(15b)が切換板(59)上にスライド
    するように、スライダ本体(48)を前記スライドガイ
    ド溝(49)の端部方向へ付勢する位置決めバネ(5
    3)とを備え、 取付凹部(6)に装着された外部機器(2)によってセ
    ンサーピン(45)がケース本体(3)内に後退したと
    きには、圧縮スプリング(52)により付勢された係合
    ピン(15)は、第2ステージ部(58)に当接しなが
    ら案内され、その係合軸部(15a)がスライダ本体
    (48)から突出してコネクタユニット(9)と直接若
    しくは間接的に係合し、 センサーピン(45)が取付凹部(6)に突出するとき
    には、圧縮スプリング(52)により付勢された係合ピ
    ン(15)は、第1ステージ部(56)に当接しながら
    案内され、その係合軸部(15a)がスライダ本体(4
    8)内に後退して前記係合が解かれること特徴とするコ
    ネクタ装置。
  2. 【請求項2】 コネクタユニット(9)は、基端部がケ
    ース本体(3)に回動自在に支持されたリンクプレート
    (12)の中間部に連結され、 リンクプレート(12)の先端部に穿設された係合長孔
    (12a)へスライダ本体(48)から突出した係合軸
    部(15a)を係合させて、 操作レバー(11)の操作により、コネクタユニット
    (9)をケース本体(3)内の退避位置から外部機器
    (2)との接続位置まで移動させることを特徴とする請
    求項1記載のコネクタ装置。
  3. 【請求項3】 コネクタユニット(9)は、復帰スプリ
    ング(14)により退避位置に移動するように付勢さ
    れ、 復帰スプリング(14)に抗してコネクタユニット
    (9)が接続位置に移動するまでリンクプレート(1
    2)を回動させた回動位置で、リンクプレート(12)
    の回動をロックさせるロック機構(17)が備えられた
    ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 取付凹部(6)に固定端子(5)を有す
    る外部機器(2)が着脱自在に装着されるケース本体
    (3)と、 ケース本体(3)にスライド自在に支持され、可動端子
    (38)の接触部(38a)が接続面(37a)から突
    出するコネクタユニット(9)と、 基端部がケース本体(3)に回動自在に支持され、中間
    部がコネクタユニット(9)と直接若しくは間接的に連
    結し、コネクタユニット(9)をケース本体(3)内の
    退避位置と外部機器(2)との接続位置間でスライドさ
    せるリンクプレート(12)と、 取付凹部(6)に外部機器(2)が装着されたことを検
    出するセンサー機構と、 ケース本体(3)から突出し、リンクプレート(12)
    を回動させる操作レバー(11)と、 センサー機構に連動し、操作レバー(11)とリンクプ
    レート(12)との係合若しくは係合解除を選択的に切
    り換える切り換え機構と、 コネクタユニット(9)を退避位置へ復帰するように付
    勢する復帰スプリング(14)と、 コネクタユニット(9)が接続位置に移動するまで回動
    させた回動位置で、リンクプレート(12)をロックす
    るロック機構(17)と、 ケース本体(3)から突出するロック解除レバー(2
    2)を有し、ロック解除レバー(22)の操作により前
    記リンクプレート(12)のロックを解除するロック解
    除機構と、 取付凹部(6)の背面とリンクプレート(12)との間
    に、ケース本体(3)と一体に取り付けられ、ロック機
    構(17)を収容するロックガイド室(13b)と、切
    り換え機構を収容するスライドガイド室(13a)が並
    設された直方体状のガイドケース(13)とを備え、 センサー機構において、取付凹部(6)に外部機器
    (2)が装着されたことを検出したときには、切り換え
    機構によって操作レバー(11)とリンクプレート(1
    2)を係合し、 センサー機構において、取付凹部(6)に外部機器
    (2)が装着されたことを検出しないときには、切り換
    え機構によって前記係合が解かれること特徴とするコネ
    クタ装置。
JP32791695A 1995-11-24 1995-11-24 コネクタ装置 Pending JPH09147975A (ja)

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EP96118766A EP0776070B1 (en) 1995-11-24 1996-11-22 Connecting apparatus
DE69627455T DE69627455T2 (de) 1995-11-24 1996-11-22 Verbindungsanordnung
US08/755,738 US5829997A (en) 1995-11-24 1996-11-25 Connecting apparatus

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107805515A (zh) * 2017-11-16 2018-03-16 建始惠万农生物科技有限公司 一种秸秆碳化装置
CN116293293A (zh) * 2023-05-24 2023-06-23 成都蓝晨科技有限公司 一种信息系统集成用显示屏

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