JP3437643B2 - クランプセンサ - Google Patents

クランプセンサ

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JP3437643B2 JP14253894A JP14253894A JP3437643B2 JP 3437643 B2 JP3437643 B2 JP 3437643B2 JP 14253894 A JP14253894 A JP 14253894A JP 14253894 A JP14253894 A JP 14253894A JP 3437643 B2 JP3437643 B2 JP 3437643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプセンサに関
し、さらに詳しく言えば、磁気コアがスライド式に開閉
するクランプセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気設備の小型化に伴ってその配
線も高密度となってきており、その配線材を挟み込んで
測定するクランプセンサには、より小型で操作性の良い
ものが望まれている。
【0003】特に、スライド式の開閉機構を持つクラン
プセンサは、被測定導体を挟み込むのにスペースを必要
としないため上記の要求に合致したものと言えるが、こ
れには性能を支配するセンサ部の磁気回路の突き合わせ
面同士をそれらの間に空隙が生じないように確実に突き
合わせ、安定した磁気回路を形成する必要がある。
【0004】以下、図面を参照しながら、本願発明が先
行例とするスライド式クランプセンサについて説明す
る。図7はクランプセンサ10を外装体としての上ケー
スカバー30と下ケースカバー31から抜き出した状態
を示す斜視図、図8はクランプセンサ10の分解斜視図
である。これによると、同クランプセンサ10は、本体
ケース11と、本体ケース11に対して摺動可能なスラ
イドケース21とを備えている。本体ケース11の一方
の端部側(先端部)側には磁気回路を形成する一方の磁
気コア12(以下、「第1の磁気コア」と称する。)が
配置されている。また、本体ケース11の所定部位には
スライドケース21が挿通される門形のガイド部13が
形成されている。
【0005】スライドケース21は、本体ケース11内
において第1の磁気コア12の突き合わせ端面を含む平
面に沿って摺動可能であり、その先端部側には第1の磁
気コア12の相手方となる磁気コア22(以下、「第2
の磁気コア」と称する。)が設けられている。この第2
の磁気コア22の背面部(突き合わせ面とは反対側の
面)には第1の板バネ23と第2の板バネ24とが配置
されている。第1の板バネ23の一部分には台形状の山
部23aが形成されており、また、第2の板バネ24の
一端側には円弧状の凸部24aが設けられている。
【0006】スライドケース21には、所定のストロー
クで相対的に摺動可能なスライドノブ25が取り付けら
れている。すなわち、スライドケース21にはスライド
ノブ25のステム25aが挿通される所定の大きさの窓
21aが穿設されており、したがってスライドノブ25
の移動量はその窓21aの大きさによって規制されるこ
とになる。なお、スライドノブ25にはステム25aを
介してスライダ25bが連設されており、同スライダ2
5bはスライドケース21内に収納されている。
【0007】スライダ25bには、その摺動に伴って第
1の板バネ23aに作用する押圧子26が取り付けられ
ている。押圧子26は例えばバネ線条を長方形に折り曲
げたものからなり、その一端はスライダ25bの所定部
位に係止され、他端は第1および第2の板バネ23,2
4間に位置するように延びている。
【0008】また、スライドケース21と本体ケース1
1との間には、スライドケース21を閉位置、すなわち
第1及び第2の磁気コア12と22とが対向して1つの
磁気回路を形成する位置に向けて付勢するコイルバネ2
7が配設されている。具体的には、第2の磁気コア22
の後端にスペーサ28が設けられ、コイルバネ27はス
ペーサ28と本体ケース11の後端部との間に位置して
いる。
【0009】スライドケース21は、次のようにして組
み立てられる。スライドケース21を逆さまにし、ま
ず、第2の板バネ24をその円弧状の凸部24aが第2
の磁気コア22の背面部に向くようにしてスライドケー
ス21内に挿入する。次に、押圧子26の一端が、第2
の板バネ24の凸部24a上に乗るように配置した後、
第1の板バネ23をその山部23aが下側で、かつ、ス
ライドケース21の先端側に位置するようにしてスライ
ドケース21内に収納するとともに第2の磁気コア22
を第1の板バネ23上に載置する。
【0010】また、スライドノブ25を逆さまにした状
態でスライドケース21の窓21aに挿通しながらスラ
イドケース21内に収納し、押圧子26の他端をスライ
ダ25bに係止させるとともに、スペーサ28を第2の
磁気コア22の後端部側の所定部位に配置する。この場
合、スライダ25bには押圧子26を係止させるための
係止溝25cが設けられている。このようにしてスライ
ドケース21を逆さまにしてその内部に各部材を組み込
んだあと、本体ケース11を逆さまにし、そのガイド部
13にスライドケース21を挿通するようにして取り付
ける。そして、スライドケース21の後端部側から、ス
ペーサ28と本体ケース11の後端部との間にコイルバ
ネ27を挿入することによってクランプセンサ10が図
7に示すように組み立てられる。
【0011】次に、図9ないし図11を参照しながら、
このクランプセンサ10の動作について説明する。な
お、図9には磁気コアが閉位置(ロック解除位置)にあ
るとき、図10には磁気コアがロック状態にあるとき、
図11には磁気コアが開位置(オープン状態)にあると
きがそれぞれ示されている。
【0012】まず、図9に示されているように、スライ
ドケース21は常態において、コイルバネ27により第
2の磁気コア22が第1の磁気コア12と対向してセン
サ部が閉じられた状態の閉位置に保持される。このと
き、押圧子26は第1の板バネ23の山部23aの手前
の位置にあり、スライドノブ25はスライドケース21
の窓21aの後端側に位置している。この閉位置におい
て図10に示されているようにスライドノブ25を同図
矢印A方向の前方に向けて移動させると、これに伴って
押圧子26が第1の板バネ23にその山部23aを押し
潰すようにして乗り上がり、その反作用によって第2の
磁気コア22が相手側の第1の磁気コア12に対して押
し付けられロック状態となる。
【0013】このロック状態からセンサ部を開くには、
図11に示されているようにスライドノブ25を同図矢
印B方向の後方に向けて移動させる。これによって窓2
1aの範囲内ではスライドノブ25のみが移動し、この
移動により押圧子26が第1の板バネ23の山部23a
から降りて、第2の磁気コア22に対するバネ圧が解除
される。スライドノブ25が窓21aの後端に当接し、
なおも図示矢印B方向に移動させると、スライドケース
21がコイルバネ27に抗して同方向に摺動する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなロック状
態では、スライダ25bに支持された押圧子26が磁気
コア22の上部に配設された第1および第2の板バネ2
3,24の隙間に入り込み、第2の磁気コア22を第1
の磁気コア23に押し付ける力を生じさせる。これによ
って安定したロック状態を発現するが、測定後、オープ
ン位置までスライドノブ25をスライドさせたときに、
図12に示すように第1段階として第1および第2の板
バネ23,24と押圧子26による押圧力が解除されな
いまま開口状態になってしまう。
【0015】これは、押圧力が第1および第2の板バネ
23,24の極端な変形によって得るようになっている
ため、ロック状態からフリーな状態に移行するときに発
生するスライド方向の力は小さいためで、図10の状態
からスライドノブ25をスライドさせることによって押
圧子26が第1の板バネ23の山部23aから離脱して
図11の状態に戻る。その間、押圧子26は両者に挟ま
れたままの状態になる。そこで、コイルバネ27の弾性
力を大きくしてスライド方向の力を大きくすると、開閉
力が大きくなって操作性が悪くなるだけでなく、磁気コ
ア12,22の摺動によってパーマロイが削れ、粉化ギ
ャップが形成されて検出精度を劣化させる原因にもな
る。
【0016】本発明は、このような先行技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、押圧子が第1および
第2の板バネから確実に離脱して磁気コアに対して押圧
力が加わらない状態でロック状態からフリー状態に移行
することが可能な、操作性に優れ、測定精度の高いクラ
ンプセンサを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、本体ケースおよびこの本体ケースに対し
て摺動可能なスライドケースとを有し、その各々に開閉
自在であって閉じられた状態で被測定導体を内包する磁
気回路を形成する一対の磁気コアを設けてなるクランプ
センサにおいて、スライドケースを一対の磁気コアが閉
じられる閉位置方向に付勢するバネ手段と、スライドケ
ースに対してその閉位置からさらに特定方向のロック位
置まで摺動可能なスライダと、スライドケース側の磁気
コアの背面部に配置された第1の板バネと、一端がスラ
イダに係止され、他端が上記板バネまで延び、スライド
ケースのロック位置において上記板バネを介してスライ
ドケース側の磁気コアを本体ケース側の磁気コアに向け
て押圧する押圧子と、スライドケースが最前方位置に進
出して上記両磁気コアが対向し、測定状態にあるとき
に、スライドケースに形成された係合部に係合してスラ
イドケースの位置を規定し、スライドケースを当該測定
位置にロックするロック用の板バネと、上記スライダの
上記ロック用の板バネに対向する部位に形成され、当該
スライダを最前方位置から後方位置に後退させたときに
上記ロック用の板バネを押圧してスライドケースに対す
る係合状態を解除させる押圧部とを備えたことを特徴と
している。
【0018】この場合、上記第2の板バネは片持ち状の
バネ板から形成され、上記係合部に当該バネ板の自由端
が係合するように構成するとよい。また、上記押圧部は
スライダの上記板バネに対向する面に傾斜面を形成し、
この傾斜面によって板バネの自由端を押圧するように構
成するとよい。
【0019】
【作用】このように構成すると、常態においては、スラ
イドケースはバネ手段により一対の磁気コアが閉じられ
る閉位置に止まっている。この状態から、スライダを特
定方向、例えば磁気コアが位置する前方のロック位置に
移動させると、押圧子が板バネに乗り上がり、スライド
ケース側の磁気コアを対となる本体ケース側の磁気コア
に押し付け、ロック状態となる。このとき、ロック用の
板バネがスライドケースに形成された係合部に係合し
て、スライドケースの位置を規制する。この状態からス
ライダを後方に移動させると、スライドケースはロック
用の板バネによって位置規制されたままスライダのみが
後退し、押圧子の先端が押圧用の板バネとスライドケー
スとの間から離脱する。これによって押圧子による第2
の磁気コアの第1の磁気コアに対する押圧力は解除され
る。
【0020】この状態からさらに後方にスライダを移動
させると、スライダの押圧部がロック用の板バネを押圧
し、ロック用の板バネのスライドケースの係合部に対す
る係合状態を解除する。これによってロックが解除さ
れ、スライダから突設されたスライダノブの後退操作に
伴ってスライドケースも後退し、スライドケース側の磁
気コアが本体ケース側の磁気コアも後退する。このよう
にして磁気コアが開放され、導体を磁気コア間にセット
することが可能になる。
【0021】したがって、磁気コアの開放時にはスライ
ドケース側の磁気コアには、第1の板バネから押圧力が
加わって磁気コアが摺動することはない。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。なお、以下の説明において前述の
先行例と同等の各部には同一の参照符号を付し、重複す
る説明は省略する。
【0023】図1ないし図3はこの実施例に係るクラン
プセンサ10の要部を示す断面図、図4はスライドケー
スを外した本体ケース11の要部を示す平面図、図5は
図1のA−A線断面図である。
【0024】これらの図において、本体ケース11のス
ライドケース21の収納部の底面には揺動部41bが支
持部41aから折曲され、揺動部41bが二股に別れた
ロック用の板バネ41が、支持部41aを固定した状態
で設けられている。この固定は図6の図4におけるB−
B線断面図に示すように板バネ41の一部を本体ケース
11の下面に差し込んで本体ケース11の底板11aを
弾性的に挟持させて保持させることによって行われる。
【0025】一方、スライドケース21の下面には上記
板バネ41の先端部41cが係合してスライドケース2
1の位置を規制可能な係合部としてのラッチ21bが形
成されている。また、スライダ25bの下面には、板バ
ネ41の先端部41cを押し下げて先端部41cのラッ
チ21bに対する係合状態を解除する傾斜面を含む押圧
部25dが設けられている。両者および板バネ41の位
置関係は、スライドケース21が最先端位置に位置した
ときに板バネ41の先端部41cがラッチ21bに係合
してスライドケース21の位置を規制し、押圧子26の
先端部が押圧バネ23の山部23aから離脱した位置に
おいて板バネ41のラッチ21bに係合している先端部
41cの押圧動作を開始するような位置に押圧部25d
が設けられている。
【0026】このような位置関係に、板バネ41、ラッ
チ21bおよび押圧部25dが設定されていることか
ら、図1に示すようにスライドノブ25を操作してスラ
イダ25b及びスライドケース21を最前方の位置に押
して移動させると、磁気コア12,22が閉鎖されると
ともに板バネ41bの先端がスライドケース21のラッ
チ21bに係合してスライドケースの位置が規制され、
当該位置でロックされた状態となる(図1)。このとき
前述したようにスライダ25bに一端が係合している押
圧子26は、第1の板バネ23の山部23aによってス
ライドケース21の裏面側に弾発されており、該裏面側
からは第2の板バネ24によって下方に弾発されている
ことから、両者で弾性的に挟持された状態になってい
る。なお、図1ないし図3および図5に図示されている
符号50はプリント基板であり、符号51はコネクタで
ある。
【0027】導線を流れている電流を活線状態で測定す
るためには、この状態から磁気コア12,22を開放し
て第1の磁気コア12の凹部12aを露出させる必要が
ある。そこで、スライドノブ25を操作してスライダ2
5bを第1の磁気コア12に対して後退させると、図2
に示すようにスライダ25bの押圧部25dが板バネ4
1の先端部41cに当たる位置まで移動したときに、押
圧子26は第1の板バネ23の山部23aから離脱す
る。このスライダ25bの後退位置は、板バネ41の先
端部41cが押圧部25dに当接したときに、その抵抗
感がスライドノブ25に伝達されるので、使用者に確実
に把握できる。すなわち、この状態になると押圧子26
による押圧力が解除されてスライドケース21側の磁気
コア22の本体ケース11側の磁気コア22に対する荷
重がほぼ零に近くなる。
【0028】この位置からさらにスライドノブ25を後
退させると、スライダ25bに設けた押圧部25dが当
接している板バネ41の先端部41cを押し下げ、ラッ
チ21bとの係合状態を解除する。これによりスライド
ノブ25がスライドケース21の窓21aの縁部に当接
してスライドケース21を後方にスライドさせる。これ
によって第2の磁気コア22もスライドして第1の磁気
コア12の凹部12cが開放される。そこで、この凹部
12cに導線をいれてスライドノブ25を前方に押して
スライダ25bを前方にスライドさせれば、導線の活線
状態での電流の測定が可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が奏される。すなわち、スライドケー
スが最前方位置に進出して上記両磁気コアが対向し、測
定状態にあるときに、スライドケースに形成された係合
部に係合してスライドケースの位置を規定し、スライド
ケースを当該測定位置にロックするロック用の板バネ
と、スライダのロック用板バネに対向する部位に形成さ
れ、当該スライダを最前方位置から後方位置に後退させ
たときに板バネのスライドケースに対する係合部を押圧
してスライドケースに対する係合状態を解除させる押圧
部とを備えた請求項1に記載の発明によれば、第1段階
でスライドケースの位置を規制した状態でスライダのみ
を後退させ、第2段階で押圧子の第2の磁気コアに対す
る押圧力が解除された状態でスライドケースとともにス
ライダが後退するので、第1および第2の磁気コア間に
摩擦力をほとんど生じさせることなく第2の磁気コアを
スライドさせて第1の磁気コアを開放させることが可能
となり、軽い力で操作することができ、操作性の向上を
図ることができる。
【0030】また、開放時に第1の磁気コアと第2の磁
気コアとの間に大きな摩擦力が生じることがないので、
粉化ギャップの発生を抑えることが可能となり、これに
よって測定精度の高いクランプセンサを提供することが
できる。
【0031】ロック用の板バネを片持ち状のバネ板から
形成し、スライドケースの係合部に当該バネ板の自由端
が係合するようにした請求項2に記載の発明によれば、
簡単な構成でスライドケースのロック機構を構成するこ
とができる。
【0032】ロック用の板バネを押圧する押圧部が、ス
ライダの上記ロック用の板バネに対向する面に形成され
た傾斜面からなる請求項3に記載の発明によれば、簡単
な構成でスライドケースのロック解除機構を構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクランプセンサのロッ
ク状態を示す要部断面図。
【図2】同実施例に係るクランプセンサの押圧子による
第1の磁気コアの押圧力が解除されたフリー状態を示す
要部断面図。
【図3】同実施例に係るクランプセンサの磁気コアが開
放された状態を示す要部断面図。
【図4】同実施例に係るクランプセンサの本体ケースの
内部構造を示す平面図。
【図5】図1におけるA−A線断面図。
【図6】図4におけるB−B線断面図。
【図7】先行例に係るクランプセンサを上ケースカバー
と下ケースカバーから抜き出した状態を示す斜視図。
【図8】同先行例に係るクランプセンサの分解斜視図。
【図9】同先行例に係るクランプセンサのスライダの閉
鎖動作開始時の状態を示す要部断面図。
【図10】同先行例に係るクランプセンサのスライダの
閉鎖動作途中の状態を示す要部断面図。
【図11】同先行例に係るクランプセンサのスライダの
開放動作時の状態を示す要部断面図。
【図12】同先行例に係るクランプセンサのスライダの
開放動作途中の状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
10 クランプセンサ 11 本体ケース 11a 底板 12 第1の磁気コア 12a 凹部 21 スライドケース 21a 窓 21b ラッチ(係合部) 22 第2の磁気コア 23 第1の板バネ 23a 山部 24 第2の板バネ 24a 凸部 25 スライドノブ 25a ステム 25b スライダ 25c 係止溝 25d 押圧部 26 押圧子 27 コイルバネ 28 スペーサ 41 板バネ 41a 支持部 41b 揺動部 41c 先端部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースおよびこの本体ケースに対し
    て摺動可能なスライドケースとを有し、その各々に開閉
    自在であって閉じられた状態で被測定導体を内包する磁
    気回路を形成する一対の磁気コアを設けてなるクランプ
    センサにおいて、 上記スライドケースを一対の磁気コアが閉じられる閉位
    置方向に付勢するバネ手段と、上記スライドケースに対
    してその閉位置からさらに特定方向のロック位置まで摺
    動可能なスライダと、上記スライドケース側の磁気コア
    の背面部に配置された磁気コア押圧用の板バネと、一端
    が上記スライダに係止され、他端が上記磁気コア押圧用
    板バネまで延在し、同スライダのロック位置において
    上記磁気コア押圧用の板バネを介してスライドケース側
    の磁気コアを本体ケース側の磁気コアに向けて押圧する
    押圧子と、上記スライドケースが最前方位置に進出して
    上記両磁気コアが対向し測定状態にあるときに、上記ス
    ライドケースに形成された係合部に係合してスライドケ
    ースの位置を規定し、同スライドケースを当該測定位置
    にロックするロック用の板バネと、上記スライダの上記
    ロック用の板バネに対向する部位に形成され、当該スラ
    イダを最前方位置から後方位置に後退させたときに上記
    ロック用の板バネの上記スライドケースに係合している
    部分を押圧して上記スライドケースの係合状態を解除さ
    せる押圧部とを備えていることを特徴とするクランプセ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 上記ロック用の板バネが片持ち状のバネ
    板から形成され、上記係合部に当該バネ板の自由端が係
    合するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のクランプセンサ。
  3. 【請求項3】 上記押圧部が、上記スライダの上記ロッ
    ク用の板バネに対向する面に形成された傾斜面からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のクランプセンサ。
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