JPH09146252A - フィルム収納体ハンドリング装置 - Google Patents

フィルム収納体ハンドリング装置

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JPH09146252A
JPH09146252A JP7302804A JP30280495A JPH09146252A JP H09146252 A JPH09146252 A JP H09146252A JP 7302804 A JP7302804 A JP 7302804A JP 30280495 A JP30280495 A JP 30280495A JP H09146252 A JPH09146252 A JP H09146252A
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cam
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Yasunobu Shimamura
泰伸 嶋村
Yoji Nishimoto
陽二 西本
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Noritsu Koki Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジから自動的にフィルムを取り出
しできる装置を提供すること。 【解決手段】 フィルム出入口61を少なくとも第1状
態とこの第1状態よりも大きな開口面積を与える第2状
態とに切り換え可能なフィルム収納体51を取り扱うフ
ィルム収納体ハンドリング装置であって、フィルム収納
体51を保持するための保持部12aと、その保持部1
2aにフィルム収納体51を保持した状態で、フィルム
出入口61を第1状態から第2状態にするための開口手
段82、87と、第2状態においてフィルム収納体51
からフィルム47bを取り出した後に、保持部12aか
らフィルム収納体51を排除する排出手段87、91と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム出入口を
少なくとも第1状態とこの第1状態よりも大きな開口面
積を与える第2状態とに切り換え可能なフィルム収納体
を取り扱うフィルム収納体ハンドリング装置に関し、特
にはフィルム供給装置に好適なフィルム収納体ハンドリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よく知られているフィルム供給装置
は、露光済みのフィルムを発色現像、定着などの所定の
処理をするために、現像部にフィルムを供給するもので
ある。このような装置では135フィルムが収納された
パトローネ(フィルム収納体の1例)を、フィルム供給
装置に挿入してから自動的に現像部まで供給することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置では135フィルム以外の110フィルムや126フ
ィルムなどを現像部に供給することはできたものの、こ
れらを自動的に供給をすることができなかった。このよ
うな、135フィルム以外のフィルムを、このようなフ
ィルム供給装置で取り扱うためには、まず、このフィル
ムを収納するフィルム容器からカートリッジ(フィルム
収納体の1例)内にフィルムを詰め替えるのであるが、
このカートリッジを従来のフィルム供給装置では自動的
に扱うことはできず、オペレータの手動に依存する部分
がかなりあった。また、このようなカートリッジからフ
ィルムを自動的に取り出して、これをフィルムの現像部
に自動的に供給するハンドリング装置は今までに存在し
なかった。 従って、上記のような種々のタイプのフィ
ルムを自動的に現像部等の処理部に供給することのでき
るように改善することが望まれていた。
【0004】本発明の目的は、種々のタイプのフィルム
を自動的に供給することができるようにすることであ
る。本発明の別の目的は、カートリッジのようなフィル
ム収納体から自動的にフィルムを取り出しできる装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、フィルム出入口を少なくとも第
1状態とこの第1状態よりも大きな開口面積を与える第
2状態とに切り換え可能なフィルム収納体を取り扱うフ
ィルム収納体ハンドリング装置であって、前記フィルム
収納体を保持するための保持部と、その保持部に前記フ
ィルム収納体を保持した状態で、前記フィルム出入口を
前記第1状態から前記第2状態にするための開口手段
と、前記第2状態において前記フィルム収納体からフィ
ルムを取り出した後に、前記保持部から前記フィルム収
納体を排除する排出手段とを備えていることである。 [作用及び効果]この装置において取り扱われるフィル
ム収納体の一例であるカートリッジは、具体的には図1
1〜図17に示されるものである。このフィルム収納体
は、フィルム出入口を第1状態と第2状態とに切り換え
可能になっており、開口面積の大きな第2状態において
フィルムを取り出すようにすれば、フィルムの取出しを
スムースに行える。本発明のハンドリング装置では、開
口手段により第1状態から第2状態への移行を自動的に
行うことができる。また、このような第2状態において
フィルムを取り出した後に、フィルム収納体を保持部か
ら排除できるようにしている。即ち、フィルム収納体を
保持した状態で、フィルム出入口の開口動作、フィルム
の取出し動作、フィルムの収納体の排出動作と言った、
フィルム収納体ための一連のハンドリングを自動的に行
うことができるようになった。また、この保持部におい
て135フィルムを収納したフィルム収納体をもハンド
リングできるようにすれば、135フィルムを含めた種
々のタイプのフィルムを自動的に処理可能となる。
【0006】本発明の別の特徴構成は、保持部にフィル
ム収納体が保持されたことを検出する検出手段が備えら
れ、その検出手段の出力信号に基づき開口手段を作動さ
せるように構成されていることである。これによれば、
フィルム収納体が保持部に保持された後に開口手段を作
動させることができるので、フィルム収納体のためのハ
ンドリングを確実なものとすることができる。
【0007】本発明の別の特徴構成は、保持部のうち少
なくとも一部分が弾性変形可能に構成されていることで
ある。フィルム収納体に対して開口手段を作用させる
と、フィルム収納体を構成しているカバー体などに負荷
がかかる。これに対して、フィルム収納体を保持してい
る保持部を弾性変形可能に構成しておけば、フィルム収
納体にかかる余分な負荷を軽減することができる。
【0008】本発明の別の特徴構成は、開口手段が第1
駆動カムとこの第1駆動カムによってフィルム収納体に
対する開放作用を行う第1カムフォロアーとを備えてい
ることである。これにより、駆動源からの駆動力を第1
駆動カム、第1カムフォロアーに伝達し、フィルム収納
体に対する開放作用を自動的に行うことができる。
【0009】本発明の別の特徴構成は、排出手段が第2
駆動カムとこの第2駆動カムによってフィルム収納体に
対する排除作用を行う第2カムフォロアーとを備えてい
ることである。これにより、駆動源からの駆動力を第2
駆動カム、第2カムフォロアーに伝達し、フィルム収納
体に対する排除作用を自動的に行うことができる。
【0010】本発明の別の特徴構成は、第1駆動カムと
第2駆動カムとが同一の駆動回転軸に支持された回転カ
ムとして形成されていることである。これにより、駆動
回転軸を一つの駆動源により駆動するようにすれば、そ
の駆動源により第1駆動カムと第2駆動カムの両方を駆
動することができるようになる。その結果、ハンドリン
グ装置の構成を複雑なものにしなくても済む。
【0011】本発明の別の特徴構成は、駆動回転軸はフ
ィルム供給装置に設けられた駆動源により駆動されるこ
とである。これにより、フィルム収納体ハンドリング装
置のための駆動源を専用に設ける必要がなくなり、フィ
ルム供給装置に設けられた駆動源を利用するので、取扱
に便利なハンドリング装置とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を、図
を基に説明する。図1〜図3は、使い捨て型フィルム収
納体としてのパトローネ50、又は、再使用型フィルム
収納体としてのカートリッジ51に巻取り収納されてい
るフィルム47a,47bをそのパトローネ50又はカ
ートリッジ51から繰り出して現像部40に供給するフ
ィルム供給装置41を示す。このフィルム供給装置41
には、パトローネ50又はカートリッジ51に収納され
ている複数のフィルム47a,47bを装填するフィル
ム装填部42と、フィルム装填部42から順に送り込ま
れるフィルム47a、47bを現像部40に供給するフ
ィルム供給部43とが設けられる。また、パトローネ5
0又はカートリッジ51に巻取り収納されているフィル
ム47a,47bを繰り出して、そのパトローネ50又
はカートリッジ51から分離する分離部44をフィルム
供給部43に設けると共に、分離部44でフィルム47
a,47bが分離されたパトローネ50とカートリッジ
51を貯留部45に回収する回収部46を設けている。
【0013】前記パトローネ50には、135フィルム
と呼ばれる幅約35mmのフィルム47aがその繰り出し
方向後端側を当該パトローネ50内に固定する状態で巻
き取り収納されている。カートリッジ51には、幅約2
4mmのフィルム47bがその繰り出しにともなって繰り
出し方向後端側が当該カートリッジ51から抜け出るよ
うに巻き取り収納されている。なお、パトローネ50の
構成は周知であるので説明を省略する。
【0014】次に、カートリッジ51の構成を図11〜
図17を基に説明する。カートリッジ51は、一対の端
板52、52を有し、その端板52の下端部間に底板5
3を設け、その底板53の端部に弧状板54を介して前
板55を一体に形成している。又、前板55の上端に外
方に向けてガイド板56が一体に形成されている。前板
55の後端部上にはカバー57の一端部が臨み、そのカ
バー57の一端部に設けたピン58がカートリッジ51
の端板52に設けたピン孔59に挿入されて回動自在に
支持されている。カバー57は、ピン孔59を中心とし
て開閉自在となり、閉鎖状態にするとフィルム出入口6
1が形成される。フィルム出入口61の上下には柔軟な
遮光膜62が取り付けられ、この遮光膜62はカバー5
7を閉じたとき互いに密着して光の進入を防止する。カ
バー57は、保持機構63によって閉鎖状態に保持され
る。図15に示すように、保持機構63はカバー57の
開閉端部における両側に弾性を有する一対の係合爪64
を設け、各係合爪64の内面先端部にテーパ面65を形
成し、その各係合爪64をガイド板56の下面両側部に
係合させてカバー57を閉鎖位置で保持している。
【0015】図16に示すように、係合爪64はガイド
板56の両側面上部に設けた係合部66に対して係合可
能となり、その係合部66に対する係合爪64の係合に
よってカバー57は半開きの状態に保持される。図15
に示される状態のフィルム出入口61の開口面積より
も、図16に示される状態のフィルム出入口61の開口
面積の方が大きくなる。カートリッジ51内に形成され
るフィルム収納空間60の内部には、スプール67と、
フィルム出入口61からフィルム収納空間60内に挿入
されるフィルム47bを上記スプール67の外周に誘導
する誘導板68とが組み込まれている。
【0016】図11に示すように、スプール67は、端
板52に形成された挿入孔69に両端部が挿入されて回
動自在に支持され、その一方の端部は挿入孔69を貫通
して外部に臨んでいる。このスプール67の両端面には
孔70が形成され、その孔70内にトルク伝達片71が
設けられている。又、スプール67にはフィルム収納空
間60内に位置する部分に巻取り用フィルムの幅寸法以
上の間隔をおいて一対のフランジ72が設けられ、その
フランジ72におけるスプール67の外側にフィルムの
滑り止めに効果があるゴムなどの弾性材料からなるスリ
ーブ73が嵌合されている。フランジ72は環状溝74
を外周に有し、その環状溝74に対してカバー57の内
面両側に設けた突出部75が嵌合可能とされ、その嵌合
によってカバー57とフランジ72間が遮光状態とされ
る。
【0017】図14に示すように、誘導板68は、フィ
ルム収納空間60の底部に設けた軸76を中心として揺
動自在に支持され、スプール67の外周囲に臨む先端部
にローラ77が取り付けられている。又、誘導板68は
軸76に支持されたスプリング78によりスプール67
に向けて付勢され、ローラ77がスプール67の外周に
圧接されている。図13に示すように、誘導板68の前
側には複数の案内片79が設けられ、各案内片79にフ
ィルム47bを誘導板68に導く円弧状の案内縁80が
形成されている。
【0018】カートリッジ51は上記の構造からなる
が、フィルム47bの詰め替えに際しては、フィルム容
器内のスプールによって巻取られているフィルム47b
を、上記スプールの回転によって送りだし、そのフィル
ム47bの先端をカートリッジ51のフィルム出入口6
1からフィルム収納空間内60に挿入し、フィルム先端
が、スプール67とローラ77との接触部間に挿通され
た状態において、フィルム容器側のスプールの回転を停
止し、カートリッジ51側のスプール67をフィルム巻
取り方向に回転させる。フィルム出入口61に対するフ
ィルム47bの先端の挿入時、図16に示すように、係
合爪64を係合部66に係合させてカバー57を半開き
の状態に保持しておく。 カバー57の半開きの開放に
際しては、図12の鎖線で示すように、係合爪64の先
端及びカバー57とカートリッジ本体51aの連結部を
受け片36で支持し、その状態で端板52の上面を矢印
で示すように押し下げるようにする。
【0019】上記のような状態において、図16に示す
ように、半開きのフィルム出入口61からフィルム収納
空間60内にフィルム47bの先端部を挿入すると、フ
ィルム47bは誘導板68に誘導されてスプール67と
ローラ77の接触部に導かれる。スプール67とローラ
77の接触部間にフィルム47bの先端が挿入された状
態でスプール67をフィルム巻取り方向に回転させるこ
とにより、フィルム47bはスプール67の外周に順次
巻取られる。フィルム容器からフィルム47bの後端部
が臨むと、フィルム47bを切断してフィルム容器を切
り離し、カバー57を閉じてガイド板56の下面両側に
係合爪64を係合させる。なお、カートリッジ51に巻
取られたフィルム47bの現像処理に際しては、係合爪
64を係合部66に係合させ、カバー57を半開きの状
態でフィルム47bを送り出す。
【0020】以上の構成からなるカートリッジ51と、
パトローネ50に収納されたフィルム47a,47b
は、フィルム供給装置41においては、以下に説明する
ような取扱いがなされる。図9,図10に示すように、
これらのパトローネ50の二個又はカートリッジ51の
二個を一組にして、それらのパトローネ50又はカート
リッジ51から引き出されている二つのフィルム先端部
分に一本のリーダ48を接続してあるフィルム接続体1
A,1Bの複数がフィルム装填部42に装填されてい
る。前記再使用型フィルム収納体としてのカートリッジ
51に巻き取り収納されているフィルム47bは、その
カートリッジ51から抜き出して現像、焼付け等の処理
を行った後、再度そのカートリッジ51に巻き取り収納
する状態で再使用できるように構成されている。なお、
本実施形態においては、パトローネ50又はカートリッ
ジ51とリーダー48との接続を二個で一組としたが、
それぞれ一個ずつ接続するようにしてもよい。
【0021】図2に示すように、前記フィルム装填部4
2には、リーダ48側を上にしたフィルム接続体1A,
1Bがセットされる装填口2と、セットされたフィルム
接続体1A,1Bをフィルム装填部42内に下向きに送
り込む下送り搬送装置3と、下送り搬送装置3で送り込
まれたフィルム接続体1A,1Bをそのフィルム装填部
42内で横送りする横送り搬送装置4と、横送り搬送装
置4で横送りされたフィルム接続体1A,1Bを、その
送り方向先頭側に位置するものから順に、そのリーダ4
8側からフィルム供給部43に向けて上向きに送り出す
上送り搬送装置5とが設けられている。
【0022】前記横送り搬送装置4には、フィルム装填
部42内の両側部に一対のバーコンベヤ6を配置すると
ともに、長溝が形成されているガイドバー7をこのバー
コンベヤ6の搬送チェーンに等間隔に設けている。装填
口2にセットされたフィルム接続体1A,1Bを下送り
搬送装置3で下向きに送り込みながら、そのリーダ48
の両側部をガイドバー7の長溝に嵌まり込ませて、その
フィルム接続体1A,1Bをリーダ48を上側にした上
下姿勢でそのガイドバー7に支持し、バーコンベヤ6の
縦軸周りでの駆動回動で上送り搬送装置5に向けて横送
りするようにしてある。
【0023】前記フィルム供給部43は、上下に揺動開
閉自在な蓋8を備えたケース9内に、上送り搬送装置5
で送り込まれるフィルム接続体1A,1Bがリーダ48
側を先頭にして通過する接続体通路10と、リーダ48
及びフィルム47a、47bが現像部40に向けて通過
するスリット状のフィルム通路11と、パトローネ50
又はカートリッジ51を抱え込んで保持する保持部12
aを備えたホルダ12と、パトローネ50に収納されて
いるフィルム47aを現像部40に送り込む際にそのフ
ィルム47aの繰り出し方向後端側を切断するカッター
装置13と、接続体通路10を通過してフィルム通路1
1に入り込んだリーダ48とフィルム47a,47bを
挾持してそのフィルム通路11に沿って現像部40側に
搬送する挾持搬送装置14と、接続体通路10の入口を
開閉自在なシャッター装置15とを設けて構成されてい
る。
【0024】前記接続体通路10は、リーダ48部分が
通過するスリット状のリーダ通路部分10Aに、フィル
ム47a,47bを収納しているパトローネ50又はカ
ートリッジ51部分が通過する収納体通路10Bを設け
て形成される。このリーダ通路部分10Aがフィルム通
路11に一連に接続されている。更に、フィルム通路1
1には、リーダ48の先端部が通過したか否かを検知す
るリミットスイッチ等を利用した通過検知用センサー3
3と、パトローネ50に収納されていた幅広のフィルム
47aかカートリッジ51に収納されていた幅狭のフィ
ルム47bかを検知するフィルム幅検知用フォトセンサ
ー35とが設けられている。
【0025】前記ホルダ12の保持部12aは収納体通
路10Bに沿って横軸X1周りで揺動自在に設けられ、
保持部12aが収納体通路10Bの上手側にセットされ
るように弾性付勢するコイルバネ16が設けられてい
る。また、図4、図5に示すように、ホルダ12の保持
部12aのうち、カートリッジ51又はパトローネ50
を受ける受け部12bは弾性変形可能になっている。さ
らに、保持部12aには、パトローネ50又はカートリ
ッジ51の軸芯方向に検出センサー94が配置されてい
る。この検出センサー94は、光学式のセンサーであっ
て、発光部94aと受光部94bが相対するように配置
されている。ホルダ12の、発光部94aと受光部94
bとが相対する部分には、それぞれ貫通孔が設けられて
いる。
【0026】カートリッジハンドリング装置81は、図
4、図5に詳細に示される。第1カムフォロアーである
一対の開口レバー82、82は、連結軸83により連結
され、この連結軸83周りに回動可能に構成される。開
口レバー82に形成された押圧部82aは、保持部12
aにカートリッジ51が保持された状態で、カートリッ
ジ51の端板52を押圧するようになっている。この一
対の開口レバー82、82は、カートリッジ51の一対
の端板52、52と対向する形で配置されている。開口
レバー82には、押圧部82aと対向する部分に当接部
82bが形成されている。開口レバー82は、不図示の
ばねにより、連結軸83周りの時計方向に回動付勢され
ており、通常は図4に示される初期状態にセットされて
いる。
【0027】第2カムフォロアー91は、支軸93周り
に回動可能に構成される。第2カムフォロアー91に
は、略平面形状をした当接面91aが形成されており、
かつ、カートリッジ51を保持部12aから除去するた
めの排出板92が一体的に設けられている。この第2カ
ムフォロアー91は、不図示のばねにより、支軸93周
りの反時計方向に回動付勢されており、通常は図4に示
される初期状態にセットされている。回転カム87は、
モーター86に取り付けられた駆動回転軸86aに取り
付けられ、モーター86により回転駆動される。回転カ
ム87には、第1駆動カム87aと第2駆動カム87b
とが一体的に形成されている。
【0028】第1駆動カム87aは、円盤形状の一部分
を直線状に切り取った形状をしており、その円盤の中心
が駆動回転軸86aの軸芯と偏心した偏心カムとなって
いる。第1駆動カム87aは、開口レバー82の当接部
82bに当接することにより、開口レバー82を駆動す
る。第2駆動カム87bは、駆動回転軸86aの軸芯か
ら長方形状に突出した形状に形成されている。第2駆動
カム87bは、第2カムフォロアー91の当接面91a
と当接することにより、第2カムフォロアー91と排出
板92とを駆動する。
【0029】取付板88は、第1センサー89と第2セ
ンサー90を取付保持する。これらのセンサー89、9
0は、光学式のセンサーユニットである。これら第1、
第2センサー89、90の位置を第2駆動カム87bが
通過することにより、回転カム87の駆動位置を制御可
能にしている。つまり、第2駆動カム87bは、排出板
92を駆動させるだけでなく、第1、第2センサー8
9、90と協働して回転カム87の駆動制御をも可能と
している。 ローラー保持板84には、二つのローラー
85a,85bが回転可能に軸支されている。これらの
ローラー85a,85bは、フィルムに傷がつくのを防
止するためのものである。
【0030】図3に示すように、前記挾持搬送装置14
には、フィルム47a,47b又はリーダ48が円弧状
に巻掛けられる駆動ローラ17Aと、その駆動ローラ1
7Aとの協働で、当該駆動ローラ17Aに巻掛けられて
いるフィルム47a,47b又はリーダ48を、その巻
掛け経路18に沿って離れた二箇所で挾持する二個の遊
転ローラ17B,17Cとを設けている。これらのロー
ラ対17の2組を、パトローネ50又はカートリッジ5
1から繰り出される二本のフィルム47a,47bの移
動経路に、フィルム通路11幅方向に並設して配置す
る。また、二個の遊転ローラ17B,17Cを支承して
いる枠体19を、駆動ローラ17Aに対して遠近方向に
移動させて、これらのローラ対17を挾持状態と挾持解
除状態とに切り換えるソレノイド装置20が設けられて
いる。
【0031】そして、上送り搬送装置5で送り込まれる
フィルム接続体1A,1Bのリーダ48先端側が接続体
通路10を通過してフィルム通路11に入り込む。更
に、挾持解除状態で待機している駆動ローラ17Aと遊
転ローラ17B,17Cとの間を通過したことが通過検
知用センサー33で検知されると、ローラ対17が挾持
状態に切り換えられる。そして、リーダ48を挾持する
とともに、駆動ローラ17Aが駆動されてそのリーダ4
8が現像部40側に送り出される。
【0032】次に、本実施形態のハンドリング装置81
の作動を図18、19を基に説明する。 パトローネ5
0とカートリッジ51とは作動が一部異なるので、まず
カートリッジ51の場合から説明する。前記駆動ローラ
17Aによるリーダ48の現像部40側への送り出しに
ともなって、カートリッジ51が引っ張られて収納体通
路10Bに沿って移動し、そのカートリッジ51がホル
ダ12の保持部12aに保持されてその移動が規制され
る。このとき、検出センサー94により、カートリッジ
51が保持部12aに到着したことを検知する。この検
出センサー94による検出信号に基づいて、モーター8
6への起動信号が出力される。それと共に、挟持搬送装
置14は一旦停止する。前記起動信号により、モーター
86が駆動され、モーター86と一体的に連結された、
駆動回転軸86aと回転カム87が図18(イ)の反時
計方向に回動される。
【0033】すると、回転カム87に形成された第1駆
動カム87aが開口レバー82の当接部82bに当接
し、開口レバー82を反時計方向に回動させる。これに
より、図18(ロ)に示すように、開口レバー82の押
圧部82aがカートリッジ51の端板52を押圧し、フ
ィルム出入口61を半開き状態にする。このときに、開
口レバー82によりカートリッジ51に負荷が作用する
が、保持部12aのうち負荷が作用する箇所と対向する
受け部12bを弾性変形可能に構成しており、図18
(ロ)の矢印で示すように、受け部12bは弾性変形状
態である。これにより、カートリッジ51に余分な負荷
が作用しないようにしている。尚、この図18(ロ)で
は、回転カム87は図18(イ)の初期位置から90度
回転した第2位置にきている。この状態は、回転カム8
7のカムリフトは最大となり、開口レバー82の回動量
も最大となる。
【0034】その後も、第1駆動カム87aは回動し続
け、図18(ハ)に示される位置にくると、第2センサ
ー90が第2駆動カム87bが到着したことを検出し、
その検出信号によりモーター86は停止される。この状
態は、回転カム87が初期位置から180度回転した第
3位置である。また、開口レバー82は不図示のばねに
より、初期状態に復帰する。さらに、図18(ハ)の矢
印で示すように、弾性変形していた受け部12bを元の
状態に弾性復帰する。なお、カートリッジ51は一旦半
開き状態になると、その状態が保持される。従って、押
圧部82aが端板52から離れた後も、半開き状態は保
持される。
【0035】モーター86が停止した図18(ハ)の状
態で、カートリッジ51に巻き取り収納されていたフィ
ルム47bが繰り出される。フィルム47bの繰り出し
は、挟持搬送装置14により行われる。フィルム出入口
61が半開き状態であるから、フィルム47bの繰り出
しはスムースに行われる。
【0036】フィルム幅検知用フォトセンサー35によ
り、フィルム47bの繰り出し方向の最後端が検知され
ると、再びモーター86に起動信号を出力する。これに
より、図19(ニ)に示すように、回転カム87は再び
反時計方向に回動を始める。すると、図19(ホ)に示
すように、第2駆動カム87bの先端部分が第2カムフ
ォロアー91の当接面91aに当接して、これを時計方
向に回動させる。そして、第2カムフォロアー91と一
体的に回動する排出板92も同様に時計方向に回動し、
この排出板92の先端部分でカートリッジ51のフィル
ム出入口61を押し出すように作用し、カートリッジ5
1は保持部12aから除去される。このカートリッジ5
1は、後述する貯留部45に回収される。回転カム87
は、その後も反時計方向に回動を続け図19(ホ)から
図18(イ)の初期状態に戻ると、第1センサー89が
第2駆動カム87bの到着したことを検出し、その検出
信号によりモーター86は再び停止される。
【0037】次に、パトローネ50の場合のハンドリン
グ装置81の作動を説明する。前記駆動ローラ17Aに
よるリーダ48の現像部40側への送り出しにともなっ
て、パトローネ50が引っ張られて収納体通路10Bに
沿って移動し、そのパトローネ50がホルダ12の保持
部12aに保持されてその移動が規制される。このと
き、検出センサー94により、パトローネ50が保持部
12aに到着したことを検知することができる。この検
出センサー94による検出信号に基づいて、モーター8
6への起動信号が出力される。なお、以後のハンドリン
グ装置81の動作は、カートリッジ51の場合の図1
8、19に示されるものと同じである。なおこの場合、
パトローネ50も開口レバー82により押圧されるが、
パトローネ50の高さは、カートリッジ51の高さより
も低く、開口レバー82の作動時の、ホルダ12の受け
部12bの前述した弾性変形により、作動上の問題はな
い。
【0038】パトローネ50に巻き取り収納されていた
フィルム47aが、そのパトローネ50から繰り出され
る。パトローネ50がホルダ12に保持されている場合
は、そのフィルム47aの繰り出し方向後端側が当該パ
トローネ50に固定されているので、フィルム47aの
繰り出し終了にともなってホルダ12がコイルバネ16
の弾性付勢力に抗して収納体通路10Bの終端側に向け
てストッパー21に接当するまで揺動する。このとき、
ホルダ12がフォトセンサー34をON作動させると、
カッター装置13が作動してフィルム47aの繰り出し
方向後端側を切断し、パトローネ50とそのフィルム4
7aとが分離されて、フィルム47aが現像部40側へ
送り出される。
【0039】なお、カートリッジ51の場合にはフィル
ム47bの繰り出し方向後端側がカートリッジ51に固
定されていない。つまり、フィルム47bはカートリッ
ジ51とはスムースに分離をするのでホルダ12が揺動
動作をすることはない。従って、ホルダ12がフォトセ
ンサー34をON作動させることなく、フィルム47b
の繰り出し方向後端側が当該カートリッジ51から抜け
出て現像部40側へ送り出される。フィルム47a,4
7bが繰り出された後のパトローネ50又はカートリッ
ジ51はホルダ12から落下して後述する貯留部45に
回収される。
【0040】以上のように、パトローネ50に収納され
ているフィルム47aを現像部40側へ供給する場合
は、ホルダ12と挾持搬送装置14とカッター装置13
とが、パトローネ50に巻き取り収納されているフィル
ム47aを繰り出して、そのパトローネ50から分離す
る分離部44に対応する。カートリッジ51に収納され
ているフィルム47bを現像部40側へ供給する場合
は、ホルダ12とハンドリング装置81と挾持搬送装置
14とが、カートリッジ51に巻き取り収納されている
フィルム47bを繰り出して、そのカートリッジ51か
ら分離する分離部44に対応する。
【0041】回収部46は、図6に示すように、パトロ
ーネ50とカートリッジ51とを分別する分別装置22
と、分離部44で分離されたパトローネ50とカートリ
ッジ51をその分別装置22に向けて落下させる共通落
下通路23と、分離部44で分離されて落下してくるパ
トローネ50とカートリッジ51を共通落下通路23の
入口に向けて落下案内する案内部24と、分別装置22
で分別されたパトローネ50とカートリッジ51を各別
に貯留する上下二段に配置した二つの貯留部45a,4
5bと、分別装置22で分別されたパトローネ50とカ
ートリッジ51を対応する貯留部45a,45bに各別
に落下させる回収落下通路25A,25Bとを備えてい
る。更に、図8に示すように、フィルム収納体の種類、
つまり、パトローネ50かカートリッジ51かをフィル
ム幅検知用フォトセンサー35による検知結果に基づい
て判別する判別部26と、判別部26による判別情報に
基づいて分別装置22を作動させる制御部27とを備え
たコントローラ28とを設けている。
【0042】前記案内部24は、ホルダ12側から落下
してくるパトローネ50又はカートリッジ51を受け止
めて収納体通路10Bの外側に排出する排出ガイド板2
9と、排出ガイド板29で排出されたパトローネ50と
カートリッジ51を共通落下通路23の入口に向けて滑
降させるシュート30とを設けて構成される。排出ガイ
ド板29は、図3の実線で示す位置に、ばねによりシュ
ート30側に引退させておき、シャッタ装置15のシャ
ッタを閉じたときに、このシャッタに押されて、収納体
通路10B内に突入するようになっている。このような
構成により、パトローネ50又はカートリッジ51の通
過時に排出ガイド板29にこれが引っかかってフィルム
47a,47bが抜けてしまうと言う恐れがなくなるの
である。排出ガイド板29の他の構成として、排出ガイ
ド板29は収納体通路10B内に突入するよう弾性的に
揺動付勢されていてもよい。そして、ホルダ12に向け
て移動する分離前のパトローネ50又はカートリッジ5
1が排出ガイド板29をその下側から押圧すると、弾性
付勢力に抗してシュート30側に引退してそのパトロー
ネ50又はカートリッジ51のホルダ12側に向けての
移動を許容するようにしてもよい。そして、パトローネ
50又はカートリッジ51が通過すると収納体通路10
B内に突入して、分離部44で分離されて自重落下して
くるパトローネ50又はカートリッジ51をシュート3
0側に排出するように構成されている。
【0043】前記分別装置22は、図7に示すように、
パトローネ50を貯留する第1貯留部45aへの第1回
収落下通路25Aとカートリッジ51を貯留する第2貯
留部45bへの第2回収落下通路25Bとの分岐部に、
開閉ガイド板31を設けている。この開閉ガイド板31
は、第1回収落下通路25Aの入口を開放して第2回収
落下通路25Bの入口を塞ぐ第1揺動姿勢と、第1回収
落下通路25Aの入口を塞いで第2回収落下通路25B
の入口を開放する第2揺動姿勢とに姿勢変更可能に構成
されている。さらに、この開閉ガイド板31を横軸X2
周りで第1揺動姿勢と第2揺動姿勢とに亘って駆動揺動
させるロータリーソレノイド32とを設けて、分離され
たパトローネ50とカートリッジ51の分離部44から
第1,第2貯留部45a,45bへの落下経路をフィル
ム収納体の種類別に変更して分別するよう構成されてい
る。
【0044】そして、制御部27は、判別部26による
判別情報に基づいて、パトローネ50が分離されて落下
してくる場合は、開閉ガイド板31を第1揺動姿勢に揺
動させて第1貯留部45aに回収する。また、カートリ
ッジ51が分離されて落下してくる場合は、開閉ガイド
板31を第2揺動姿勢に揺動させて第2貯留部45bに
回収するように構成されている。
【0045】[別実施形態]更に、本発明の別実施形態
について説明する。 (1) 本発明のハンドリング装置81は、フィルム47
a,47bを現像部40に送り出すためのものである
が、印画紙への焼付露光やフィルムの画像情報を読み取
るような場合にも応用できるものである。 (2) 本実施形態では、パトローネ50からフィルム47
aを繰り出すときにも、ハンドリング装置81を作動さ
せているが、フィルム収納体の種類を検出するようにし
て、この検出結果からフィルム収納体がパトローネ50
の場合にはハンドリング装置を不作動とさせてもよい。
この場合には、例えば、保持部12aに至るまでのフィ
ルム通路11にフィルム幅を検出するセンサーを設ける
構成が考えられる。または、材質が磁性体のフィルム収
納体と材質が非磁性体のフィルム収納体とを磁石を利用
した磁気センサーで検出してもよい。 (3) 判別部と分別装置についても同様に、材質が磁性体
のフィルム収納体と材質が非磁性体のフィルム収納体と
を磁石で判別して分別するように構成されていても良
い。また、フィルム収納体に表示されているバーコード
を読み取る方法でもよい。 (4) 本実施形態では、モーター86に設けられた駆動回
転軸86aに直接回転カム87を取り付けているが、減
速装置を間に介して回転カム87と連結してもよい。ま
た、第1カムフォロアーである開口レバー82により、
カートリッジ51の端板52を押圧しているが、回転カ
ム87を直接作用させるようにしてもよい。 第1駆動カム87aと第2駆動カム87bとは一つの部
材で一体形成してもよく、又それぞれ別部材になるよう
にしてもよい。また、カートリッジ51の保持部12a
からの排除作用を回転カム87で直接行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム供給装置の斜視図
【図2】フィルム供給装置内部の側面図
【図3】フィルム供給装置内部の要部拡大側面図
【図4】ハンドリング装置の側面図
【図5】ハンドリング装置の正面図
【図6】回収部を示す概略側面図
【図7】分別装置の拡大側面図
【図8】制御構成を示すブロック図
【図9】フィルム接続体の斜視図
【図10】フィルム接続体の斜視図
【図11】カートリッジの斜視図
【図12】カートリッジの第1状態の断面図
【図13】図12のA−A断面図
【図14】カートリッジの要部斜視図
【図15】図12のフィルム出入口を示す図
【図16】カートリッジの第2状態の断面図
【図17】図16のフィルム出入口を示す図
【図18】ハンドリング装置の作動図1
【図19】ハンドリング装置の作動図2
【符号の説明】
12 ホルダ 12a 保持部 12b 受け部 33 通過検知用センサー 35 フィルム幅検知用フォトセンサー 40 現像部 41 フィルム供給装置 43 フィルム供給部 47a,47b フィルム 50 パトローネ 51 カートリッジ 52 端板 81 ハンドリング装置 82 開口レバー 86a 駆動回転軸 87 回転カム 87a 第1駆動カム 87b 第2駆動カム 89 第1センサー 90 第2センサー 91 第2カムフォロアー 91a 当接面 92 排出板 94 検出センサー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム出入口を少なくとも第1状態と
    この第1状態よりも大きな開口面積を与える第2状態と
    に切り換え可能なフィルム収納体を取り扱うフィルム収
    納体ハンドリング装置であって、前記フィルム収納体を
    保持するための保持部と、その保持部に前記フィルム収
    納体を保持した状態で、前記フィルム出入口を前記第1
    状態から前記第2状態にするための開口手段と、前記第
    2状態において前記フィルム収納体からフィルムを取り
    出した後に、前記保持部から前記フィルム収納体を排除
    する排出手段を更に備えているフィルム収納体ハンドリ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部に前記フィルム収納体が保持
    されたことを検出する検出手段が備えられ、その検出手
    段の出力信号に基づき前記開口手段を作動させるように
    構成される請求項1に記載のフィルム収納体ハンドリン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部のうち少なくとも一部分が弾
    性変形可能に構成されている請求項1又は2に記載のフ
    ィルム収納体ハンドリング装置。
  4. 【請求項4】 前記開口手段が第1駆動カムとこの第1
    駆動カムによって前記フィルム収納体に対する開放作用
    を行う第1カムフォロアーとを備えている請求項1〜3
    いずれか1項に記載のフィルム収納体ハンドリング装
    置。
  5. 【請求項5】 前記排出手段が第2駆動カムとこの第2
    駆動カムによって前記フィルム収納体に対する排除作用
    を行う第2カムフォロアーとを備えている請求項4に記
    載のフィルム収納体ハンドリング装置。
  6. 【請求項6】 前記第1駆動カムと前記第2駆動カムと
    が同一の駆動回転軸に支持された回転カムとして形成さ
    れている請求項5に記載のフィルム収納体ハンドリング
    装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動回転軸はフィルム供給装置に設
    けられた駆動源により駆動される請求項6に記載のフィ
    ルム収納体ハンドリング装置。
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