JPH09145977A - レンズ鏡筒の三脚座 - Google Patents

レンズ鏡筒の三脚座

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Publication number
JPH09145977A
JPH09145977A JP7304370A JP30437095A JPH09145977A JP H09145977 A JPH09145977 A JP H09145977A JP 7304370 A JP7304370 A JP 7304370A JP 30437095 A JP30437095 A JP 30437095A JP H09145977 A JPH09145977 A JP H09145977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
tripod
pedestal
annular member
mount
Prior art date
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Pending
Application number
JP7304370A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sugano
英夫 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7304370A priority Critical patent/JPH09145977A/ja
Publication of JPH09145977A publication Critical patent/JPH09145977A/ja
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レンズ鏡筒とカメラ本体との重量バランスを調
節可能なレンズ鏡筒の三脚座を提供する。 【解決手段】レンズ鏡筒10に回転可能に嵌合した環状
部材20と、レンズ鏡筒10に対する環状部材20の回
転方向の位置決めを行うクランプねじ30と、環状部材
20に揺動可能に取り付けられた台座40と、台座40
の揺動方向の位置決めを行うクランプねじ50とを備
え、台座40は、前記揺動方向の何れかの位置にクラン
プねじ50で位置決めされた状態で三脚に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒を三脚
に固定するためのレンズ鏡筒の三脚座に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的大型のレンズ鏡筒には、例えば、
図5に示すような三脚座100が設けられている。この
三脚座100は、レンズ鏡筒10に回転可能に嵌合した
環状部120と、三脚に固定される台座部140とを有
する。環状部120と台座部140とは、一体に形成さ
れており、クランプねじ130を緩めた状態で、当該三
脚座100をレンズ鏡筒10に対して回転させることが
できる。所望の位置でクランプねじ130を締め、その
後、台座部140に形成されたネジ孔140aに三脚の
取付けネジ(図示省略)をねじ込めば、レンズ鏡筒10
が三脚に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述のレンズ鏡
筒が取り付けられるカメラボディには、モータドライブ
装置やストロボ装置をはじめ様々な付属装置が取り付け
られるのが普通である。これらの装置は、比較的大型で
あり、重量のあるものが多い。
【0004】しかしながら、従来の三脚座は、これらの
付属装置がカメラボディに着脱されることについて何ら
考慮されていなかった。
【0005】したがって、付属装置がカメラボディに取
り付けられたときと、取り外したときのカメラ全体の重
量バランスが変化してしまい、撮影者は、不安定な状態
で撮影を行わなけらばならなかった。
【0006】このような問題を考慮し、本発明の目的
は、レンズ鏡筒とカメラ本体との重量バランスを調節可
能なレンズ鏡筒の三脚座を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様によれば、レンズ鏡筒を三脚に固
定するためのレンズ鏡筒の三脚座において、前記レンズ
鏡筒に回転可能に嵌合した環状部材と、前記レンズ鏡筒
に対する前記環状部材の回転方向の位置決めを行う第1
の位置決め機構と、前記環状部材に揺動可能に取り付け
られた台座と、前記台座の揺動方向の位置決めを行う第
2の位置決め機構とを備え、前記台座は、前記揺動方向
の何れかの位置に前記第2の位置決め機構で位置決めさ
れた状態で前記三脚に固定されることを特徴とするレン
ズ鏡筒の三脚座が提供される。
【0008】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様によれば、第1の態様において、前記台座には、固
定面A、Bが形成されており、前記台座の揺動範囲に
は、少なくとも、前記固定面Aが前記レンズ鏡筒に対向
し、かつ、前記固定面Bが前記三脚に対向する位置と、
前記固定面Bが前記レンズ鏡筒に対向し、かつ、前記固
定面Aが前記三脚に対向する位置の2つの位置が含まれ
ていることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座が提供され
る。
【0009】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様によれば、第1または第2の態様において、前記固
定面A、Bのそれぞれには、前記三脚に設けられた取付
けネジがねじ込まれるネジ孔の開口が形成されているこ
とを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座が提供される。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様によれば、第3の態様において、前記固定面A、B
のそれぞれの開口は、前記台座を貫通したネジ孔の両端
の開口であることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座が提
供される。
【0011】上記目的を達成するための本発明の第5の
態様によれば、第1、第2、第3または第4の態様にお
いて、前記台座は、前記環状部材に取り外し可能に取り
付けられていることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座が
提供される。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第6の
態様によれば、第1、第2、第3、第4または第5の態
様において、前記環状部材には、前記三脚の取付けネジ
がねじ込まれるネジ孔が形成されていることを特徴とす
るレンズ鏡筒の三脚座が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態と
してのレンズ鏡筒の三脚座について図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1には、本実施形態の三脚座を装着した
レンズ鏡筒の一例が示されている。
【0015】この三脚座は、レンズ鏡筒10に回転可能
に嵌合した環状部材20と、レンズ鏡筒10に対する環
状部材20の回転方向の位置決めを行う第1の位置決め
機構30と、環状部材20に揺動可能に取り付けられた
台座40と、台座40の揺動方向の位置決めを行う第2
の位置決め機構50とを備える。
【0016】環状部材20は、具体的には、カメラボデ
ィ(図示省略)に着脱可能に固定される固定筒11の外
周面に回転可能に嵌め込まれている。環状部材20に
は、ネジ孔20aと凸部20bが形成されている。第1
の位置決め機構30は、具体的には、ネジ孔20aにね
じ込まれたクランプねじである。第2の位置決め機構5
0は、台座40を凸部20bに揺動可能に取り付けた2
つのクランプねじ50自身である。図1においては、レ
ンズ鏡筒10の向きの関係上、2つのクランプねじ50
の一方のみが示されている。
【0017】台座40の揺動方向は、矢印Aの示す通り
であるが、その範囲は、固定面40aがレンズ鏡筒10
に対向する位置(図1の位置)と、固定面40bがレン
ズ鏡筒10に対向する位置(図2の位置)との間のほぼ
180度である。台座40の中央には、三脚に突設され
た取付けネジ(図示省略)がねじ込まれるネジ孔40c
が形成されている。
【0018】図3には、図1のA−A’断面の様子が示
されている。
【0019】同図に示すように、台座40の基端側は、
コの字状に2つに分かれており、これらの間に、環状部
材20の凸部20bが配置されている。分かれた2つの
端部40dのそれぞれには、挿入孔40eが形成されて
おり、ここに、クランプねじ50が挿入されている。挿
入孔40eに挿入されたクランプねじ50の先端は、凸
部20bに形成されたネジ孔20cにねじ込まれてい
る。
【0020】つぎに、本実施形態の三脚座の使い方の一
例を説明する。レンズ鏡筒10は、図示しないカメラボ
ディに既に装着されているものとする。
【0021】まず、クランプねじ30を緩めた状態で環
状部材20を回転させ、その後、所望の位置でクランプ
ネジ30を締め付けてレンズ鏡筒10に対する環状部材
20の回転方向の位置決めを行う。この際、被写体に対
してカメラボディを縦横自由に設定することができる。
【0022】つづいて、2つのクランプねじ50を緩め
た状態で台座40を揺動させ、例えば、図1の状態で各
クランプねじ50を締め付ける。これにより、台座40
の位置が完了する。その後、台座40のネジ孔40cに
三脚の取付けネジをねじ込めば、レンズ鏡筒10が三脚
に固定される。
【0023】一方、カメラボディに付属品(例えば、モ
ータドライブ装置やストロボ装置)を取り付ける場合
は、カメラボディ側が比較的重くなるため、台座40を
図2の状態に位置決めしたのち、当該台座40を三脚に
固定する。このとき、ネジ孔40cは、図1の位置から
レンズ鏡筒の長さ方向に2Lだけ移動する。
【0024】付属品の着脱に応じて、台座40の位置を
調節できれば、カメラ全体の重量バランスを常に最適な
状態に保つことができる。
【0025】なお、台座40の固定位置は、図1、図2
に限られたものではなく、台座40の揺動範囲の任意の
箇所に位置決めすればよい。この場合、台座40が設置
される三脚の設置面を基準とする当該レンズ鏡筒の俯角
または仰角を任意に設定することができる。
【0026】また、2つのクランプねじ50を緩めて、
これらをネジ孔20cから抜き取れば、台座40を凸部
20b(すなわち、環状部材20)から取り外すことが
できる。台座40を取り外した三脚座の様子は、図4に
示されている。
【0027】三脚を使用しない場合、台座部分は従来、
撮影の邪魔になっていたが、本実施形態では、このよう
にレンズ鏡筒から簡単に取り外すことができるので、軽
快な撮影を行うことができる。
【0028】また、環状部材20の凸部20bには、さ
らに、三脚の取付けネジをねじ込み可能なネジ孔20d
が形成されている。取り外した台座40が手元にない場
合は、このネジ孔20dを使用すればよい。また、カメ
ラ全体の重量バランスを調節する際、このネジ孔20d
を用いれば、図1の状態と図2の状態の丁度中間の状態
を設定することが可能である。
【0029】また、三脚用のネジ孔は、台座40に複数
箇所設けるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の三脚座によれば、レンズ鏡筒と
カメラ本体との重量バランスを調節することができるの
で安定した状態での撮影を行うことができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る三脚座の一実施形態を装着したレ
ンズ鏡筒の構成図(その1)。
【図2】本発明に係る三脚座の一実施形態を装着したレ
ンズ鏡筒の構成図(その2)。
【図3】図1のレンズ鏡筒のA−A’断面の様子を示し
た説明図。
【図4】図1のレンズ鏡筒のA−A’断面(台座を取り
外した場合)の様子を示した説明図。
【図5】従来の三脚座を装着したレンズ鏡筒の一例の構
成図。
【符号の説明】
10:レンズ鏡筒、 11:固定筒、 20:環状部材、 20a、20c、20d、40c、140a:ネジ孔、 20b:凸部、 30:第1の位置決め機構、 40:台座、 40a、40b:固定面、 40d:端部、 40e:挿入孔、 50:第2の位置決め機構、 100:三脚座、 120:環状部、 130:クランプねじ、 140:台座部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ鏡筒を三脚に固定するためのレンズ
    鏡筒の三脚座において、 前記レンズ鏡筒に回転可能に嵌合した環状部材と、 前記レンズ鏡筒に対する前記環状部材の回転方向の位置
    決めを行う第1の位置決め機構と、 前記環状部材に揺動可能に取り付けられた台座と、 前記台座の揺動方向の位置決めを行う第2の位置決め機
    構とを備え、 前記台座は、前記揺動方向の何れかの位置に前記第2の
    位置決め機構で位置決めされた状態で前記三脚に固定さ
    れることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記台座には、固定面A、Bが形成されており、 前記台座の揺動範囲には、少なくとも、前記固定面Aが
    前記レンズ鏡筒に対向し、かつ、前記固定面Bが前記三
    脚に対向する位置と、前記固定面Bが前記レンズ鏡筒に
    対向し、かつ、前記固定面Aが前記三脚に対向する位置
    の2つの位置が含まれていることを特徴とするレンズ鏡
    筒の三脚座。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記固定面A、Bのそれぞれには、前記三脚に設けられ
    た取付けネジがねじ込まれるネジ孔の開口が形成されて
    いることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記固定面A、Bのそれぞれの開口は、前記台座を貫通
    したネジ孔の両端の開口であることを特徴とするレンズ
    鏡筒の三脚座。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4において、 前記台座は、前記環状部材に取り外し可能に取り付けら
    れていることを特徴とするレンズ鏡筒の三脚座。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5において、 前記環状部材には、前記三脚の取付けネジがねじ込まれ
    るネジ孔が形成されていることを特徴とするレンズ鏡筒
    の三脚座。
JP7304370A 1995-11-22 1995-11-22 レンズ鏡筒の三脚座 Pending JPH09145977A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033663A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Nikon Corp レンズ鏡筒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033663A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Nikon Corp レンズ鏡筒

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