JPH09145893A - 復水給水装置 - Google Patents

復水給水装置

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JPH09145893A
JPH09145893A JP7323531A JP32353195A JPH09145893A JP H09145893 A JPH09145893 A JP H09145893A JP 7323531 A JP7323531 A JP 7323531A JP 32353195 A JP32353195 A JP 32353195A JP H09145893 A JPH09145893 A JP H09145893A
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JP
Japan
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pressure
condensate
low
pump
pressure condensate
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Application number
JP7323531A
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English (en)
Inventor
Yukikatsu Takeda
如功 武田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧復水ポンプ吸込圧低のとき、全台停止と
いう事態を避ける。 【解決手段】 圧力検知発振回路からの高圧復水ポンプ
吸込圧低信号21が低圧復水ポンプ(予備機)起動回路
22と給水ポンプ(運転中)停止回路23へ出力され
る。低圧復水ポンプ(予備機)起動回路22では、低圧
復水ポンプ2cを起動させる起動信号を出力して、低圧
復水ポンプ吐出配管の圧力を上昇させる。給水ポンプ
(運転中)停止回路23では、運転中の給水ポンプ8
a,8bのいずれかを停止させる停止信号を出力して、
給水量を減少させ、復水量を減少させ、低圧復水ポンプ
吐出配管の圧力を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トの原子炉へ給水を安定して供給する復水給水装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、原子力発電所の復水給水系統図
である。
【0003】図において、復水は復水器1から低圧復水
系統2へ流入し、低圧復水系統2には3つの並列に接続
された低圧復水送出流路に対応して3台の低圧復水ポン
プ2a,2b,2cを配置している。ここで、低圧復水
ポンプ2a,2b,2cの内で常用機2a,2b2台、
予備機2c1台として運転がされ、低圧復水ポンプ2
a,2bによって抽出された復水が復水浄化装置3に送
られ、そこで復水中の不純物が除去される一方、イオン
交換樹脂を用いて適切な水処理が施される。
【0004】続いて、高圧復水系統5へ復水が流入し、
高圧復水系統5には、3つの並列に接続された高圧復水
送出流路に3台の高圧復水ポンプ5a,5b,5cを配
置して、常用機5a,5b2台、予備機5c1台として
運転がされ、高圧復水ポンプ5a,5bによって復水が
給水加熱器6へ送水され加熱される。
【0005】給水加熱器6により加熱された給水は、給
水系統8へ流入し、給水系統8には3つの並列された給
水送出流路に3台の給水ポンプ8a,8b,8cが配置
され、常用機8a,8b2台、予備機8c1台として運
転がされ、給水ポンプ8a,8bによって原子炉9へ給
水がされる。なお、4は高圧復水ポンプ吸込圧力スイッ
チ、7は給水ポンプ吸込圧力スイッチ、10はタービン
をそれぞれ示している。
【0006】図6は、上記する高圧復水ポンプを起動ま
たは停止させる作用を説明するための起動停止回路の概
略例を示すもので、大別して自動起動信号出力回路12
と自動停止信号出力回路13と保護信号出力回路14と
後述するロジックとからなっている。
【0007】保護信号出力回路14は、ポンプ潤滑油圧
が所定値以下になると出力されるポンプ潤滑油圧低低信
号14aとポンプ吸込圧が所定値以下になると出力され
るポンプ吸込圧低低信号14bと電気故障時に出力され
る電気故障信号14cとポンプ等の電源が喪失したとき
に出力される電源喪失信号14dのいずれかが入力され
るとOR回路15からON信号がOR回路16へ出力さ
れて停止信号が出力される一方、NOT回路17を介し
てAND回路18へOFF信号が出力され起動信号の出
力が禁止される。
【0008】また、自動停止信号出力回路13から停止
信号がOR回路16へ出力されると停止信号が出力され
る一方、この停止信号がNOT回路19を介してAND
回路18へ入力されるとAND回路18からの起動信号
の出力が禁止される。なお、低圧復水ポンプあるいは給
水ポンプを起動停止する回路も概略同様である。
【0009】例えば、高圧復水ポンプ5a,5bにポン
プ吸込圧力低低が生じると、図5に示す高圧復水ポンプ
吸込圧力スイッチ4が検知して図6に示すポンプ吸込圧
低低信号14bが高圧復水ポンプ起動停止回路11の保
護信号出力回路14へ入力してOR回路16から停止信
号が図示しない電源盤へ出力して、例えば、高圧復水ポ
ンプ5a,5bが停止される。これによって、高圧復水
ポンプ5a,5bを保護しキャビテーションの発生を阻
止する。また、高圧復水ポンプ5a,5bに対してポン
プ吸込圧低低以外の要因で保護信号出力回路14から停
止信号が出力されたとき、予備機5cを起動させる。
【0010】ここで、予備機の起動方法について説明す
ると、例えば、ポンプ吸込圧低低信号14b以外の要因
で保護信号出力回路14から停止信号が出力され、低圧
復水ポンプ2a,2b内の1台を停止させてしまった場
合、まず、第1段階として前記停止信号を入力して下流
側の高圧復水ポンプ5a,5bのいずれか1台を停止さ
せ、さらに、下流側の給水ポンプ8a,8bの1台を前
記停止信号によって停止させる。次に、第2段階として
予備の低圧復水ポンプ2cを起動させ起動確認後に前記
停止させた高圧復水ポンプ5a,5bのいずれかを起動
させ、さらに、停止させた給水ポンプ8a,8bのいず
れかを起動させるインタロック回路によって行われる。
【0011】このように起動させることにより、後述す
るように高圧復水ポンプ5a,5bおよび給水ポンプ8
a,8bの吸込圧力の低下を阻止し、後述する保護信号
出力回路によって高圧復水ポンプ5a,5bと給水ポン
プ8a,8bとが全面停止という事態が避けられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、復水給
水装置では、保護信号出力回路が作動して対応するポン
プが停止し、かつ、その停止信号が故障によって各イン
タロック回路へ伝達されないといういわゆる停止信号失
敗を起こすことがあり得るが、かかる場合に従来の装置
では、従来技術で説明したようなインタロック回路によ
り予備機を起動させないために停止したポンプの下流側
のポンプがポンプ吸込圧低低を招き一連のポンプが全面
停止という事態となるおそれがある。
【0013】例えば、常用機である低圧復水ポンプ2
a,2bの内1台がポンプ吸込圧低低以外の要因で保護
信号出力回路が動作して停止信号が出力され、低圧復水
ポンプ2a,2bの内1台が停止し、停止信号が各イン
タロック回路へ伝達されれば、まず、下流の給水ポンプ
8a,8bの1台の停止と下流の高圧復水ポンプ5a,
5bの1台の停止がなされる。その後、予備機である低
圧復水ポンプ2c1台が起動され、起動後に停止した給
水ポンプ8a,8bの1台を起動させ、停止した高圧復
水ポンプ5a,5bの1台を起動させ正常に復帰するこ
とができる。
【0014】ところが、起動停止回路のいずれかの故障
によって停止信号が伝達されないと、低圧復水ポンプ2
a,2bのいずれか1台停止しても復水給水装置から見
ると低圧復水ポンプ2a,2bが共に起動しているとし
て上記した予備機2cを起動させるように一連のインタ
ロック回路が働かない。このため下流の2台運転の給水
ポンプ8a,8bと下流の2台運転の高圧復水ポンプ5
a,5bとへ低圧復水ポンプ2a,2bの1台のみで復
水を送ることとなる。よって、状況に応じて下流の高圧
復水ポンプ5a,5bの吸込流量不足からポンプ吸込圧
低低が生じ、保護信号出力回路により停止信号が出力さ
れ、高圧復水ポンプ5a,5bの双方が停止され、さら
に、給水系統へ給水されないために、給水ポンプ8a,
8b双方も停止するという事態が生じるおそれがある。
【0015】このことは、高圧復水ポンプ5a,5b内
の1台がポンプ吸込圧低低以外の要因で保護信号出力回
路で動作し、停止信号出力失敗したときも同様である。
【0016】そこで、本発明は復水給水系統の上流のポ
ンプ保護信号出力回路が動作して常用機2台の内の1台
が停止したときに、下流のポンプの吸込圧力の低下を阻
止してポンプ吸込圧低低により停止する事態を回避でき
る復水給水装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の並列に接続された低圧復水送出流路にそれぞれ低圧復
水ポンプを配置した低圧復水系統と、この低圧復水系統
に接続する複数の並列に接続された高圧復水送出流路に
それぞれ高圧復水ポンプを配置した高圧復水系統と、こ
の高圧復水系統に接続する複数の並列に接続された給水
送出流路にそれぞれ給水ポンプを配置した給水系統とを
有し、復水器からの復水を原子炉へ給水として送出する
復水給水装置において、高圧復水ポンプの吸込圧力低を
検知したとき、停止中の低圧復水ポンプ1台を起動させ
る一方、運転中の給水ポンプの1台を停止させるインタ
ロック回路を設けるようにしたものである。以上の構成
で、高圧復水ポンプの吸込圧力が低下したとき、低圧復
水ポンプ1台が起動され上流側の低圧復水ポンプ吐出圧
力が上昇する。さらに、下流側の給水ポンプ1台が停止
され、給水流量の減少により低圧復水ポンプの吐出圧力
がさらに上昇する。従って、高圧復水ポンプの吸込圧力
が低下しても全台停止という事態を回避でき、原子炉の
水位を維持することができる。
【0018】請求項2の発明は、複数の並列に接続され
た低圧復水送出流路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置し
た低圧復水系統と、この低圧復水系統に接続する複数の
並列に接続された高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水
ポンプを配置した高圧復水系統と、この高圧復水系統に
接続する複数の並列に接続された給水送出流路にそれぞ
れ給水ポンプを配置した給水系統とを有し、復水器から
の復水を原子炉へ給水として送出する復水給水装置にお
いて、給水ポンプの吸込圧力低を検知したとき停止中の
高圧復水ポンプ1台を起動させる一方、運転中の給水ポ
ンプ1台を停止させるインタロック回路を設るようにし
たものである。以上の構成で、給水ポンプの吸込圧力が
低下したとき、高圧復水ポンプ1台が起動され上流側の
高圧復水ポンプ吐出圧力が上昇する。さらに、下流側の
給水ポンプ1台が停止され、給水流量の減少により高圧
復水ポンプの吐出圧力がさらに上昇する。従って、給水
ポンプの吸込圧力が低下しても全台停止という事態を回
避でき、原子炉の水位を維持することができる。
【0019】請求項3の発明は、複数の並列に接続され
た低圧復水送出流路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置し
た低圧復水系統と、この低圧復水系統に接続する複数の
並列に接続された高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水
ポンプを配置した高圧復水系統と、この高圧復水系統に
接続する複数の並列に接続された給水送出流路にそれぞ
れ給水ポンプを配置した給水系統とを有し、復水器から
の復水を原子炉へ給水として送出する復水給水装置にお
いて、高圧復水ポンプの吸込圧力低を検知したとき、停
止中の低圧復水ポンプ1台を起動させる一方、ランバッ
クさせるインタロック回路を設けるようにしたものであ
る。以上の構成で、高圧復水ポンプの吸込圧力が低下し
たとき、低圧復水ポンプ1台が起動され上流側の低圧復
水ポンプ吐出圧力が上昇する。さらに、ランバックする
ことにより、原子炉出力が下がり必要給水流量が減少
し、復水流量も減少し、高圧復水ポンプの吸込圧力が上
昇する。従って、高圧復水ポンプの吸込圧力が低下して
も全台停止という事態を回避でき、原子炉の水位を維持
することができる。
【0020】請求項4の発明は、複数の並列に接続され
た低圧復水送出流路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置し
た低圧復水系統と、この低圧復水系統に接続する複数の
並列に接続された高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水
ポンプを配置した高圧復水系統と、この高圧復水系統に
接続する複数の並列に接続された給水送出流路にそれぞ
れ給水ポンプを配置した給水系統とを有し、復水器から
の復水を原子炉へ給水として送出する復水給水装置にお
いて、給水ポンプの吸込圧力低を検知したとき、停止中
の高圧復水ポンプ1台を起動させる一方、ランバックさ
せるインタロック回路を設けるようにしたものである。
以上の構成で、給水ポンプの吸込圧力が低下したとき、
高圧復水ポンプ1台が起動され上流側の高圧復水ポンプ
吐出圧力が上昇する。さらに、ランバックすることによ
り原子炉出力が下がり必要給水流量が減少し、復水流量
が減少し、高圧復水ポンプの吐出圧力がさらに上昇す
る。従って、給水ポンプの吸込圧力が低下しても全台停
止という事態を回避でき、原子炉の水位を維持すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施の形態を
示す高圧復水ポンプ吸込圧低時起動停止回路であって、
高圧復水ポンプ吸込圧低時起動停止回路20は、図示し
ない圧力検知発振回路から高圧復水ポンプ吸込圧低信号
21が入力する回路と高圧復水ポンプ吸込圧低信号21
を低圧復水ポンプ(予備機)起動回路22と給水ポンプ
(運転中)停止回路23へ出力するように構成されてい
る。
【0022】以上の構成で、図示しない圧力検知発振回
路から高圧復水ポンプ吸込圧低信号21が出力され高圧
復水ポンプ吸込圧低時起動停止回路20へ入力される
と、この高圧復水ポンプ吸込圧低信号21は低圧復水ポ
ンプ(予備機)起動回路22と給水ポンプ(運転中)停
止回路23へ入力される。高圧復水ポンプ吸込圧低信号
21が入力された低圧復水ポンプ(予備機)起動回路2
2では、低圧復水ポンプ2cを起動させる起動信号を出
力する。一方、高圧復水ポンプ吸込圧低信号21が入力
された給水ポンプ(運転中)停止回路23では、運転中
の給水ポンプ8a,8bのいずれかを停止させる停止信
号を出力する。
【0023】この結果、高圧復水ポンプ吸込圧力が下が
り、ポンプ吸込側にキャビテーションが生ずるまえに、
上流側の予備の低圧復水ポンプ2cが起動され、低圧復
水ポンプが2台起動となり、低圧復水ポンプ吐出配管の
圧力が上昇する。また、給水ポンプを1台停止すること
により、給水量が減少し、それに伴い復水量が減少する
ことにより、低圧復水ポンプ吐出配管の圧力がさらに上
昇する。
【0024】従って、高圧復水ポンプ吸込圧力が上昇
し、高圧復水ポンプ吸込圧力低低による高圧復水ポンプ
全台停止をさけることができる。なお、給水ポンプ1台
停止により給水量が一時減少するが、給水ポンプ1台停
止により、予備の給水ポンプが自動起動することにより
給水量は、すぐに回復し、一時的な給水量減少による原
子炉水位低下分を回復すべく適正な給水量を確保できる
ので原子炉出力を維持できる。
【0025】なお、図2に示す本発明の第2実施の形態
のように給水ポンプ吸込圧低信号21Aにより高圧復水
ポンプ(予備機)起動回路22Aから起動信号を出力さ
せる一方、給水ポンプ(運転中)停止回路23から停止
信号を出力させるようにしてもよい。
【0026】このように原子炉9へ給水を供給するため
の低圧復水ポンプ2a,2b、高圧復水ポンプ5a,5
bおよび給水ポンプ8a,8bの各2台を直列に構成し
た復水給水装置において、高圧復水ポンプ5a,5bま
たは給水ポンプ8a,8bの吸込圧力低により、給水ポ
ンプ8a,8bを1台停止し、予備の低圧復水ポンプ2
a,2bまたは高圧復水ポンプ5a,5bを起動させる
インタロックを設けているので、低圧復水ポンプ2a,
2b、高圧復水ポンプ5a,5bおよび給水ポンプ8
a,8bの健全性を損ねることなく原子炉水位を回復す
ることができるので、給水量を確保でき、原子炉出力を
維持できる。
【0027】図3は本発明の第3実施の形態を示す高圧
復水ポンプ吸込圧低時起動停止回路であって、高圧復水
ポンプ吸込圧低時起動停止回路24は、図示しない圧力
検知発振回路から高圧復水ポンプ吸込圧低信号25が入
力する回路と高圧復水ポンプ吸込圧低信号25を低圧復
水ポンプ(予備機)起動回路26とランバック回路27
へ出力するように構成されている。
【0028】以上の構成で、高圧復水ポンプ吸込圧力が
通常より低い値を検知し、高圧復水ポンプ吸込圧力検知
発振回路からの出力信号により低圧復水ポンプが起動し
た場合、低圧復水ポンプは2台となり、低圧復水ポンプ
吐出配管の圧力が上昇すると同時にランバックさせるこ
とにより、原子炉の出力が下がり、必要給水量が減少し
給水量が低下する。それに伴い、復水量も低下するため
高圧復水ポンプ吸込圧力が上昇し、高圧復水ポンプ吸込
圧力低低による高圧復水ポンプ全台停止をさけることが
できる。
【0029】なお、図4に示す第4実施の形態のように
給水ポンプ吸込圧低信号25Aによって高圧復水ポンプ
(予備機)起動回路26Aを起動させ起動信号を出力す
る一方、ランバック回路27によってランバック信号を
出力させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明よれ
ば、高圧復水ポンプの吸込圧力が低下したとき、低圧復
水ポンプ1台を起動し、上流側の低圧復水ポンプ吐出圧
力を上昇させ、下流側の給水ポンプ1台を停止し、給水
流量の減少により低圧復水ポンプの吐出圧力を上昇させ
るようにしたために高圧復水ポンプの吸込圧力が低下し
ても全台停止という事態を回避でき、原子炉の水位を維
持することができる。
【0031】請求項2の発明は、給水ポンプの吸込圧力
が低下したとき、高圧復水ポンプ1台を起動し、上流側
の高圧復水ポンプ吐出圧力を上昇させ、下流側の給水ポ
ンプ1台を停止し、給水流量の減少により高圧復水ポン
プの吐出圧力を上昇させるようにしたために給水ポンプ
の吸込圧力が低下しても全台停止という事態を回避で
き、原子炉の水位を維持することができる。
【0032】請求項3の発明は、高圧復水ポンプの吸込
圧力が低下したとき、低圧復水ポンプ1台を起動し、上
流側の低圧復水ポンプ吐出圧力を上昇させ、ランバック
させることにより、原子炉出力を下げて必要給水流量を
減少させ、復水流量を減少させ高圧復水ポンプの吸込圧
力を上昇させるようにしたために高圧復水ポンプの吸込
圧力が低下しても全台停止という事態を回避でき、原子
炉の水位を維持することができる。
【0033】請求項4の発明は、給水ポンプの吸込圧力
が低下したとき、高圧復水ポンプ1台を起動し、上流側
の高圧復水ポンプ吐出圧力を上昇させ、ランバックさせ
ることにより原子炉出力を下げて必要給水流量を減少さ
せ、復水流量を減少させ、高圧復水ポンプの吐出圧力を
上昇させるようにしたために給水ポンプの吸込圧力が低
下しても全台停止という事態を回避でき、原子炉の水位
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す高圧復水ポンプ
吸込圧低時起動停止回路のロジック図である。
【図2】本発明の第2実施の形態を示す給水ポンプ吸込
圧低時起動停止回路のロジック図である。
【図3】本発明の第3実施の形態を示す高圧復水ポンプ
吸込圧低時起動回路のロジック図である。
【図4】本発明の第4実施の形態を示す給水ポンプ吸込
圧低時起動回路のロジック図である。
【図5】原子炉の一般系統図である。
【図6】従来の高圧復水ポンプ起動停止回路の一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 復水器 2 低圧復水系統 2a,2b,2c 低圧復水ポンプ 5 高圧復水系統 5a,5b,5c 高圧復水ポンプ 8 給水系統 8a,8b,8c 給水ポンプ 20 高圧復水ポンプ吸込圧低時起動停止回路 20A 給水ポンプ吸込圧低時起動停止回路 21,25 高圧復水ポンプ吸込圧低信号 21A,25A 給水ポンプ吸込圧低信号 22,26 低圧復水ポンプ(予備機)起動回路 22A,26A 高圧復水ポンプ(予備機)起動回路 23 給水ポンプ(運転中)停止回路 27 ランバック回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の並列に接続された低圧復水送出流
    路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置した低圧復水系統
    と、この低圧復水系統に接続する複数の並列に接続され
    た高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水ポンプを配置し
    た高圧復水系統と、この高圧復水系統に接続する複数の
    並列に接続された給水送出流路にそれぞれ給水ポンプを
    配置した給水系統とを有し、復水器からの復水を原子炉
    へ給水として送出する復水給水装置において、 前記高圧復水ポンプの吸込圧力低を検知したとき、停止
    中の低圧復水ポンプ1台を起動させる一方、運転中の給
    水ポンプの1台を停止させるインタロック回路を設ける
    ことを特徴とする復水給水装置。
  2. 【請求項2】 複数の並列に接続された低圧復水送出流
    路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置した低圧復水系統
    と、この低圧復水系統に接続する複数の並列に接続され
    た高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水ポンプを配置し
    た高圧復水系統と、この高圧復水系統に接続する複数の
    並列に接続された給水送出流路にそれぞれ給水ポンプを
    配置した給水系統とを有し、復水器からの復水を原子炉
    へ給水として送出する復水給水装置において、 前記給水ポンプの吸込圧力低を検知したとき停止中の高
    圧復水ポンプ1台を起動させる一方、運転中の給水ポン
    プ1台を停止させるインタロック回路を設けたことを特
    徴とする復水給水装置。
  3. 【請求項3】 複数の並列に接続された低圧復水送出流
    路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置した低圧復水系統
    と、この低圧復水系統に接続する複数の並列に接続され
    た高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水ポンプを配置し
    た高圧復水系統と、この高圧復水系統に接続する複数の
    並列に接続された給水送出流路にそれぞれ給水ポンプを
    配置した給水系統とを有し、復水器からの復水を原子炉
    へ給水として送出する復水給水装置において、 前記高圧復水ポンプの吸込圧力低を検知したとき、停止
    中の低圧復水ポンプ1台を起動させる一方、ランバック
    させるインタロック回路を設けることを特徴とする復水
    給水装置。
  4. 【請求項4】 複数の並列に接続された低圧復水送出流
    路にそれぞれ低圧復水ポンプを配置した低圧復水系統
    と、この低圧復水系統に接続する複数の並列に接続され
    た高圧復水送出流路にそれぞれ高圧復水ポンプを配置し
    た高圧復水系統と、この高圧復水系統に接続する複数の
    並列に接続された給水送出流路にそれぞれ給水ポンプを
    配置した給水系統とを有し、復水器からの復水を原子炉
    へ給水として送出する復水給水装置において、 前記給水ポンプの吸込圧力低を検知したとき、停止中の
    高圧復水ポンプ1台を起動させる一方、ランバックさせ
    るインタロック回路を設けたことを特徴とする復水給水
    装置。
JP7323531A 1995-11-20 1995-11-20 復水給水装置 Pending JPH09145893A (ja)

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