JPH09145245A - 冷却ショーケース - Google Patents
冷却ショーケースInfo
- Publication number
- JPH09145245A JPH09145245A JP30174795A JP30174795A JPH09145245A JP H09145245 A JPH09145245 A JP H09145245A JP 30174795 A JP30174795 A JP 30174795A JP 30174795 A JP30174795 A JP 30174795A JP H09145245 A JPH09145245 A JP H09145245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine room
- condenser
- panel
- electrical equipment
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D29/00—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F25D29/005—Mounting of control devices
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 機械室内の不具合を減少させることができ
る冷却ショーケースを提供する。 【解決手段】 冷却ショーケース(1)は、貯蔵室(1
6)を内部に具備する断熱箱体(8,9,10)と、こ
の断熱箱体の下方に配置されている機械室(3)と、こ
の機械室内に可動に配置されているとともに凝縮器
(4)および圧縮機(6)を搭載しているユニットベー
ス(53)と、断熱箱体の機械室側の面に取り付けられ
ている電装箱(7)とを備えている。
る冷却ショーケースを提供する。 【解決手段】 冷却ショーケース(1)は、貯蔵室(1
6)を内部に具備する断熱箱体(8,9,10)と、こ
の断熱箱体の下方に配置されている機械室(3)と、こ
の機械室内に可動に配置されているとともに凝縮器
(4)および圧縮機(6)を搭載しているユニットベー
ス(53)と、断熱箱体の機械室側の面に取り付けられ
ている電装箱(7)とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室の下方に機
械室を備えている冷蔵ショーケースや冷凍ショーケース
などの冷却ショーケースに関する。
械室を備えている冷蔵ショーケースや冷凍ショーケース
などの冷却ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷却ショーケースは、貯蔵
室の下方に機械室を備えており、この機械室には凝縮
器、凝縮器用送風機、圧縮機や電装箱などが設けられて
いる。そして、凝縮器および圧縮機は、貯蔵室を冷却す
る冷却器とともに冷凍サイクルを構成している。
室の下方に機械室を備えており、この機械室には凝縮
器、凝縮器用送風機、圧縮機や電装箱などが設けられて
いる。そして、凝縮器および圧縮機は、貯蔵室を冷却す
る冷却器とともに冷凍サイクルを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この冷凍サイクルが稼
働している際には、圧縮機は回転駆動しており、振動を
発生している。この様な振動は電装箱内の電装品などに
悪影響を与える。また、凝縮器は高温となるので、凝縮
器用送風機で外部からエアーフィルターを介して新鮮な
空気を取り入れて、凝縮器を空冷しており、その空冷後
の熱気は機械室外に排気されている。したがって、エア
ーフィルターの清掃、交換の必要がある。また、エアー
フィルターでは除去できなかったゴミや埃などが機械室
内に侵入するので、凝縮器や圧縮機などを保守、点検す
る必要がある。さらに、凝縮器の熱気を機械室外に排気
するために、排気ダクトなどが必要である。
働している際には、圧縮機は回転駆動しており、振動を
発生している。この様な振動は電装箱内の電装品などに
悪影響を与える。また、凝縮器は高温となるので、凝縮
器用送風機で外部からエアーフィルターを介して新鮮な
空気を取り入れて、凝縮器を空冷しており、その空冷後
の熱気は機械室外に排気されている。したがって、エア
ーフィルターの清掃、交換の必要がある。また、エアー
フィルターでは除去できなかったゴミや埃などが機械室
内に侵入するので、凝縮器や圧縮機などを保守、点検す
る必要がある。さらに、凝縮器の熱気を機械室外に排気
するために、排気ダクトなどが必要である。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、機械室内の不具合を減少させることができ
る冷却ショーケースを提供することを目的とし、特に、
振動からの電装品の保護、エアーフィルターなどの清
掃、交換の作業効率の向上、および、排熱処理の簡素化
などを目的としている。
めのもので、機械室内の不具合を減少させることができ
る冷却ショーケースを提供することを目的とし、特に、
振動からの電装品の保護、エアーフィルターなどの清
掃、交換の作業効率の向上、および、排熱処理の簡素化
などを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の冷却ショーケース(1)は、貯蔵室(1
6)を内部に具備する断熱箱体(8,9,10)と、こ
の断熱箱体の下方に配置されている機械室(3)と、こ
の機械室内に可動に配置されているとともに、凝縮器
(4)および圧縮機(6)を搭載しているユニットベー
ス(53)と、前記断熱箱体の前記機械室側の面に取り
付けられている電装箱(7)とを備えている。
に、本発明の冷却ショーケース(1)は、貯蔵室(1
6)を内部に具備する断熱箱体(8,9,10)と、こ
の断熱箱体の下方に配置されている機械室(3)と、こ
の機械室内に可動に配置されているとともに、凝縮器
(4)および圧縮機(6)を搭載しているユニットベー
ス(53)と、前記断熱箱体の前記機械室側の面に取り
付けられている電装箱(7)とを備えている。
【0006】また、前記電装箱が断熱箱体と間隔を有し
て取り付けられ、かつ、電装箱とユニットベースとの間
にも空間が存在していることがある。
て取り付けられ、かつ、電装箱とユニットベースとの間
にも空間が存在していることがある。
【0007】さらに、機械室内に電装箱を取り付けるた
めの案内面が設けられ、この案内面の一端部から他端部
に向かって案内される取り付け板(61b)が前記電装
箱に設けられていることがある。そして、案内面の他端
部に対向して挟持面が配設されており、この挟持面と案
内面との間隔は、案内面の他端に行くほど小さくなって
いる。一方、案内面の一端側には、電装箱を固定するた
めの固定手段(58,63)が設けられている。
めの案内面が設けられ、この案内面の一端部から他端部
に向かって案内される取り付け板(61b)が前記電装
箱に設けられていることがある。そして、案内面の他端
部に対向して挟持面が配設されており、この挟持面と案
内面との間隔は、案内面の他端に行くほど小さくなって
いる。一方、案内面の一端側には、電装箱を固定するた
めの固定手段(58,63)が設けられている。
【0008】また、前記フロントパネル(3b)の下部
は回動可能に取り付けられ、このフロントパネルを半開
きの状態で支持する連結部材(69)が設けられている
場合がある。そして、この連結部材は連結を解除する連
結解除部を有している。
は回動可能に取り付けられ、このフロントパネルを半開
きの状態で支持する連結部材(69)が設けられている
場合がある。そして、この連結部材は連結を解除する連
結解除部を有している。
【0009】さらに、貯蔵室の前面および後面に、商品
収納および取り出し用の開口が配置され、この貯蔵室の
下方に配置されている機械室には、その前面に第1パネ
ル(3a)が、また、後面に第2パネル(3b)が配置
されており、そして、凝縮器用送風機(5)が前記第2
パネルから第1パネルに空気を流す順運転と、前記第1
パネルから第2パネルに空気を流す逆運転とに切替え可
能な場合がある。
収納および取り出し用の開口が配置され、この貯蔵室の
下方に配置されている機械室には、その前面に第1パネ
ル(3a)が、また、後面に第2パネル(3b)が配置
されており、そして、凝縮器用送風機(5)が前記第2
パネルから第1パネルに空気を流す順運転と、前記第1
パネルから第2パネルに空気を流す逆運転とに切替え可
能な場合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却ショー
ケースの実施の一形態を図1ないし図8を用いて説明す
る。図1は本発明における冷却ショーケースの斜視図で
ある。図2は図1の縦断面図で、図3の II-II断面図で
ある。図3は図2の III-III断面図である。図4はユニ
ットベースを引き出した状態の断面図である。図5は電
装箱の組み立て分解斜視図である。図6はエアーフィル
ターの着脱作業を説明するための説明図で、(a)が冷
却ショーケースの斜視図、(b)がフロントパネルの連
結部の要部拡大図である。図7はフロントパネルが全開
状態での冷却ショーケースの斜視図である。図8は凝縮
器用送風機による空気流れの説明図である。
ケースの実施の一形態を図1ないし図8を用いて説明す
る。図1は本発明における冷却ショーケースの斜視図で
ある。図2は図1の縦断面図で、図3の II-II断面図で
ある。図3は図2の III-III断面図である。図4はユニ
ットベースを引き出した状態の断面図である。図5は電
装箱の組み立て分解斜視図である。図6はエアーフィル
ターの着脱作業を説明するための説明図で、(a)が冷
却ショーケースの斜視図、(b)がフロントパネルの連
結部の要部拡大図である。図7はフロントパネルが全開
状態での冷却ショーケースの斜視図である。図8は凝縮
器用送風機による空気流れの説明図である。
【0011】まず始めに、冷却ショーケースの概要を説
明する。清涼飲料、弁当、ハム、果物など各種商品を陳
列する冷却ショーケースとしての冷蔵や冷凍のオープン
ショーケース1の下部には機械室3が配置されている。
この機械室3には凝縮器4、凝縮器用送風機5、圧縮機
6および電装箱7などが設けられており、その前面には
第1フロントパネル3aが、後面には第2フロントパネ
ル3bが設けられている。これらのフロントパネル3
a,3bには換気口が形成されており、換気パネルとな
っている。また、機械室3の側板3cにも換気口が形成
されている。
明する。清涼飲料、弁当、ハム、果物など各種商品を陳
列する冷却ショーケースとしての冷蔵や冷凍のオープン
ショーケース1の下部には機械室3が配置されている。
この機械室3には凝縮器4、凝縮器用送風機5、圧縮機
6および電装箱7などが設けられており、その前面には
第1フロントパネル3aが、後面には第2フロントパネ
ル3bが設けられている。これらのフロントパネル3
a,3bには換気口が形成されており、換気パネルとな
っている。また、機械室3の側板3cにも換気口が形成
されている。
【0012】そして、ショーケース1の上壁8、右側の
側壁9および、機械室3との隔壁である底壁10は、三
側面が開放した断熱箱体を構成しており、発泡合成樹脂
たとえば硬質の発泡ポリウレタンなどの断熱材11から
なっている。
側壁9および、機械室3との隔壁である底壁10は、三
側面が開放した断熱箱体を構成しており、発泡合成樹脂
たとえば硬質の発泡ポリウレタンなどの断熱材11から
なっている。
【0013】この断熱材11の内面より適当な間隔を有
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板など
からなる庫内天板12、庫内壁板13および庫内床板1
4が配設されている。また、ショーケース1の左側面に
は透明な二重ガラス板からなる側板15が配設されてい
る。この庫内天板12、庫内壁板13、庫内床板14お
よび側板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室16に
は、前面および後面に商品収納および取り出し用開口1
7が形成されている。また、この陳列室16には、左右
一対の支柱18が垂直に立設されている。この支柱18
間には透明なメインの仕切り板19が、また左側の支柱
18の左側には透明な補助の仕切り板20が配置されて
おり、この仕切り板19,20で、陳列室16は手前側
陳列室16aと奥側陳列室16bとに等分に分割されて
いる。この手前側陳列室16aおよび奥側陳列室16b
には各々、商品陳列棚21が左右一対の支持ブラケット
22に支持されて、多段に配置されている。
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板など
からなる庫内天板12、庫内壁板13および庫内床板1
4が配設されている。また、ショーケース1の左側面に
は透明な二重ガラス板からなる側板15が配設されてい
る。この庫内天板12、庫内壁板13、庫内床板14お
よび側板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室16に
は、前面および後面に商品収納および取り出し用開口1
7が形成されている。また、この陳列室16には、左右
一対の支柱18が垂直に立設されている。この支柱18
間には透明なメインの仕切り板19が、また左側の支柱
18の左側には透明な補助の仕切り板20が配置されて
おり、この仕切り板19,20で、陳列室16は手前側
陳列室16aと奥側陳列室16bとに等分に分割されて
いる。この手前側陳列室16aおよび奥側陳列室16b
には各々、商品陳列棚21が左右一対の支持ブラケット
22に支持されて、多段に配置されている。
【0014】庫内床板14と底壁10との間の空間は冷
却室23であり、この冷却室23の3方の周囲は背の低
い断熱壁24で覆われており、残りの右側面は前述の側
壁9が閉塞している。この冷却室23の左側の部分に
は、前後一対の冷却器用送風機25が配置されており、
この送風機25の右側には上下2段のダクト26,27
が右端部に向かって延在しており、この上側のダクト2
6には第1の冷却器28が配置されている。上側ダクト
26の上側には、上カバー部材31が、一方、上側ダク
ト26と下側ダクト27との間には、下カバー部材32
が配置されている。この上カバー部材31および下カバ
ー部材32は各々右上方から左下方に傾斜している。
却室23であり、この冷却室23の3方の周囲は背の低
い断熱壁24で覆われており、残りの右側面は前述の側
壁9が閉塞している。この冷却室23の左側の部分に
は、前後一対の冷却器用送風機25が配置されており、
この送風機25の右側には上下2段のダクト26,27
が右端部に向かって延在しており、この上側のダクト2
6には第1の冷却器28が配置されている。上側ダクト
26の上側には、上カバー部材31が、一方、上側ダク
ト26と下側ダクト27との間には、下カバー部材32
が配置されている。この上カバー部材31および下カバ
ー部材32は各々右上方から左下方に傾斜している。
【0015】また、庫内壁板13と側壁9との間には垂
直ダクト36が形成されており、この垂直ダクト36に
は、第2の冷却器37が配設されている。この第2の冷
却器37は、下側ダクト27に連通しており、下側ダク
ト27からの空気が第2の冷却器37に流入するように
構成されている。一方、上側ダクト26は第2の冷却器
37の周囲の空間に連通しており、上側ダクト26から
の空気は第2の冷却器37の周囲を上方に流れる。すな
わち、第2の冷却器37の前後の側面は管板で、左側面
は図示しない左カバー部材で、右側面は側壁9で閉塞さ
れている。そして、第2の冷却器37内の空気の流れ
と、第2の冷却器37の周囲の空気の流れは、垂直ダク
ト36の上部で合流している。
直ダクト36が形成されており、この垂直ダクト36に
は、第2の冷却器37が配設されている。この第2の冷
却器37は、下側ダクト27に連通しており、下側ダク
ト27からの空気が第2の冷却器37に流入するように
構成されている。一方、上側ダクト26は第2の冷却器
37の周囲の空間に連通しており、上側ダクト26から
の空気は第2の冷却器37の周囲を上方に流れる。すな
わち、第2の冷却器37の前後の側面は管板で、左側面
は図示しない左カバー部材で、右側面は側壁9で閉塞さ
れている。そして、第2の冷却器37内の空気の流れ
と、第2の冷却器37の周囲の空気の流れは、垂直ダク
ト36の上部で合流している。
【0016】庫内天板12と上壁8との間には、天井部
水平ダクト41が形成されており、この天井部水平ダク
ト41の一端部である右端部は、垂直ダクト36に連通
している。
水平ダクト41が形成されており、この天井部水平ダク
ト41の一端部である右端部は、垂直ダクト36に連通
している。
【0017】前述の冷却器28,37は、機械室3に配
置されている凝縮器4や圧縮機6とで冷凍サイクルを構
成しており、この冷凍サイクルが稼働すると、凝縮器4
は高温となり、冷却器28,37は低温となる。そし
て、凝縮器用送風機5が回転すると、機械室3の第2フ
ロントパネル3bから外の空気を吸い込んで、凝縮器4
を空冷している。この際に加熱された空気は、第1フロ
ントパネル3aおよび機械室3の側板3cから外に排気
されている。
置されている凝縮器4や圧縮機6とで冷凍サイクルを構
成しており、この冷凍サイクルが稼働すると、凝縮器4
は高温となり、冷却器28,37は低温となる。そし
て、凝縮器用送風機5が回転すると、機械室3の第2フ
ロントパネル3bから外の空気を吸い込んで、凝縮器4
を空冷している。この際に加熱された空気は、第1フロ
ントパネル3aおよび機械室3の側板3cから外に排気
されている。
【0018】一方、冷却器用送風機25が駆動すると、
上側ダクト26および下側ダクト27に空気が流入す
る。上側ダクト26に流入した空気は、第1の冷却器2
8で冷却され、一方、下側ダクト27に流入した空気
は、第2の冷却器37で冷却され、冷気となる。これら
の冷気は、垂直ダクト36の上部で合流し、天井部水平
ダクト41に流れ込む。そして、天井部水平ダクト41
の冷気は、ショーケース1の天井部の前端部および後端
部において左右方向に細長く形成されている吐出口44
から吐出し、商品収納および取り出し用開口17にエア
ーカーテン46を形成している。また、庫内床板14の
商品収納および取り出し用開口17側には吸い込み口4
8が左右方向に細長く形成されており、エアーカーテン
46を形成した冷気は、この吸い込み口48から冷却室
23に流入して、送風機25に戻ってくる。この様にし
て、空気は強制循環されながら、陳列室16を冷却して
いる。
上側ダクト26および下側ダクト27に空気が流入す
る。上側ダクト26に流入した空気は、第1の冷却器2
8で冷却され、一方、下側ダクト27に流入した空気
は、第2の冷却器37で冷却され、冷気となる。これら
の冷気は、垂直ダクト36の上部で合流し、天井部水平
ダクト41に流れ込む。そして、天井部水平ダクト41
の冷気は、ショーケース1の天井部の前端部および後端
部において左右方向に細長く形成されている吐出口44
から吐出し、商品収納および取り出し用開口17にエア
ーカーテン46を形成している。また、庫内床板14の
商品収納および取り出し用開口17側には吸い込み口4
8が左右方向に細長く形成されており、エアーカーテン
46を形成した冷気は、この吸い込み口48から冷却室
23に流入して、送風機25に戻ってくる。この様にし
て、空気は強制循環されながら、陳列室16を冷却して
いる。
【0019】ついで、機械室3本体の構造を説明する。
図3および図4において、機械室3本体の基台51は、
ショーケース1の設置されている場所に固定されてい
る。フロントパネル3a,3bは、その下端がこの基台
51にヒンジ軸で回動自在に取り付けられ、機械室3を
閉塞している際には略垂直に配置されており、そして、
開放する際には、上開き式に回動する。
図3および図4において、機械室3本体の基台51は、
ショーケース1の設置されている場所に固定されてい
る。フロントパネル3a,3bは、その下端がこの基台
51にヒンジ軸で回動自在に取り付けられ、機械室3を
閉塞している際には略垂直に配置されており、そして、
開放する際には、上開き式に回動する。
【0020】また、基台51には可動のユニットベース
53が載置されており、図4に図示するように、スライ
ドさせて機械室3の外に引きずり出すことが可能であ
る。このユニットベース53に凝縮器4、凝縮器用送風
機5、圧縮機6などが搭載されている。この圧縮機6
は、銅製のループパイプからなる可撓管55および底壁
10に埋設されている冷媒用配管を介して、冷却器2
8,37に連結されており、圧縮機6が図3の状態から
図4の状態に移動すると、この可撓管55が変形する。
同様に、凝縮器4にも図示しない第2の可撓管が接続さ
れており、凝縮器4が移動すると、第2の可撓管が変形
する。
53が載置されており、図4に図示するように、スライ
ドさせて機械室3の外に引きずり出すことが可能であ
る。このユニットベース53に凝縮器4、凝縮器用送風
機5、圧縮機6などが搭載されている。この圧縮機6
は、銅製のループパイプからなる可撓管55および底壁
10に埋設されている冷媒用配管を介して、冷却器2
8,37に連結されており、圧縮機6が図3の状態から
図4の状態に移動すると、この可撓管55が変形する。
同様に、凝縮器4にも図示しない第2の可撓管が接続さ
れており、凝縮器4が移動すると、第2の可撓管が変形
する。
【0021】つぎに、電装箱7の取り付け構造を説明す
る。図3および図5において、板金などで形成されてい
る支持部材57は、略水平な取り付け部57aと、この
取り付け部57aの端部から略垂直に垂下する垂下板5
7bと、この垂下板57bの下端部から略水平に突出し
ている案内板57cと、この案内板57cに対向かつ傾
斜して配置されている挟持板57dとからなっている。
この支持部材57は左右一対で構成されており、各取り
付け部57aは、底壁10下面すなわち機械室3側の面
にビス止めで固定されている。また、挟持板57dは垂
下板57bにスポット溶接などで固定されており、挟持
板57dの下面である挟持面と、案内板57cの上面で
ある案内面とは、手前側から奥側に行くほど間隔が小さ
くなっている。さらに、支持部材57の前面(手前側の
面)には、電装箱固定部58が設けられている。
る。図3および図5において、板金などで形成されてい
る支持部材57は、略水平な取り付け部57aと、この
取り付け部57aの端部から略垂直に垂下する垂下板5
7bと、この垂下板57bの下端部から略水平に突出し
ている案内板57cと、この案内板57cに対向かつ傾
斜して配置されている挟持板57dとからなっている。
この支持部材57は左右一対で構成されており、各取り
付け部57aは、底壁10下面すなわち機械室3側の面
にビス止めで固定されている。また、挟持板57dは垂
下板57bにスポット溶接などで固定されており、挟持
板57dの下面である挟持面と、案内板57cの上面で
ある案内面とは、手前側から奥側に行くほど間隔が小さ
くなっている。さらに、支持部材57の前面(手前側の
面)には、電装箱固定部58が設けられている。
【0022】一方、電装箱7には、その上端部から取り
付け部材61が左右一対上方に突出して形成されてい
る。この取り付け部材61は、略垂直な垂直板61a
と、この垂直板61aの上端部から略水平に突出してい
る取り付け板61bとからなっており、また、取り付け
部材61の前面には、電装箱固定部58にビスで固定さ
れる結合部63が設けられている。この様に、電装箱7
の取り付け部材61の手前側の部分を固定する固定手段
は、電装箱固定部58、結合部63および固着手段であ
るビスで構成されている。
付け部材61が左右一対上方に突出して形成されてい
る。この取り付け部材61は、略垂直な垂直板61a
と、この垂直板61aの上端部から略水平に突出してい
る取り付け板61bとからなっており、また、取り付け
部材61の前面には、電装箱固定部58にビスで固定さ
れる結合部63が設けられている。この様に、電装箱7
の取り付け部材61の手前側の部分を固定する固定手段
は、電装箱固定部58、結合部63および固着手段であ
るビスで構成されている。
【0023】この様に構成されている取り付け部材61
の取り付け板61bを、支持部材57の案内板57cの
案内面に手前側から載置し、そして、取り付け板61b
を案内面に沿って奥側にスライドさせる。すると、案内
板57cと挟持板57dとの間隔が前述のように狭くな
っているので、取り付け板61bの上面は挟持板57d
で下方に押圧される。この押圧により、取り付け板61
bの奥側は案内板57cと挟持板57dとで挟持され
る。一方、取り付け部材61の前面の結合部63は電装
箱固定部58に固定手段であるビスで固定される。この
様にして、電装箱7は底壁10に垂下して取り付けられ
ており、底壁10およびユニットベース53と間隔を有
して配置されている。
の取り付け板61bを、支持部材57の案内板57cの
案内面に手前側から載置し、そして、取り付け板61b
を案内面に沿って奥側にスライドさせる。すると、案内
板57cと挟持板57dとの間隔が前述のように狭くな
っているので、取り付け板61bの上面は挟持板57d
で下方に押圧される。この押圧により、取り付け板61
bの奥側は案内板57cと挟持板57dとで挟持され
る。一方、取り付け部材61の前面の結合部63は電装
箱固定部58に固定手段であるビスで固定される。この
様にして、電装箱7は底壁10に垂下して取り付けられ
ており、底壁10およびユニットベース53と間隔を有
して配置されている。
【0024】この様に構成されている電装箱7は、ユニ
ットベース53に搭載された機器たとえば凝縮器4、凝
縮器用送風機5および圧縮機6などと機械室3内の電線
で連結されており、この機械室3内の電線は、ユニット
ベース53が引き出された際に、切断されないように余
裕を持って長く配線されている。また、電装箱7は陳列
室16上部に配置されている蛍光灯などにも 断熱材1
1内に配線されている電線で接続されている。
ットベース53に搭載された機器たとえば凝縮器4、凝
縮器用送風機5および圧縮機6などと機械室3内の電線
で連結されており、この機械室3内の電線は、ユニット
ベース53が引き出された際に、切断されないように余
裕を持って長く配線されている。また、電装箱7は陳列
室16上部に配置されている蛍光灯などにも 断熱材1
1内に配線されている電線で接続されている。
【0025】つぎに、フロントパネル3a,3bの構造
を説明する。図3、図6および図7において、第2フロ
ントパネル3bの機械室3側の面には、エアーフィルタ
ー取り付け用のガイド66が設けられており、このエア
ーフィルター取り付け手段であるガイド66にエアーフ
ィルター68が着脱自在に嵌め込まれて取り付けられて
いる。この第2フロントパネル3bは、通常は、図3に
図示する略垂直な閉じた状態で、図示しないロック装置
で固定されている。そして、エアーフィルター68を清
掃や交換する際には、図6に図示する半開きの状態にな
る様に、連結部材であるチェーン69でショーケース1
本体に連結されている。そして、このチェーン69を第
2フロントパネル3bのフック状の係止部71から外す
と、連結が解除され、図7に図示する全開の状態とな
り、第2フロントパネル3bは略水平となる。この状態
で、図4に図示するように、ユニットベース53を外に
引き出すことができる。また、第1フロントパネル3a
は、第2フロントパネル3bと略同様な構造をしている
が、通常はエアーフィルター68は設けられていない。
を説明する。図3、図6および図7において、第2フロ
ントパネル3bの機械室3側の面には、エアーフィルタ
ー取り付け用のガイド66が設けられており、このエア
ーフィルター取り付け手段であるガイド66にエアーフ
ィルター68が着脱自在に嵌め込まれて取り付けられて
いる。この第2フロントパネル3bは、通常は、図3に
図示する略垂直な閉じた状態で、図示しないロック装置
で固定されている。そして、エアーフィルター68を清
掃や交換する際には、図6に図示する半開きの状態にな
る様に、連結部材であるチェーン69でショーケース1
本体に連結されている。そして、このチェーン69を第
2フロントパネル3bのフック状の係止部71から外す
と、連結が解除され、図7に図示する全開の状態とな
り、第2フロントパネル3bは略水平となる。この状態
で、図4に図示するように、ユニットベース53を外に
引き出すことができる。また、第1フロントパネル3a
は、第2フロントパネル3bと略同様な構造をしている
が、通常はエアーフィルター68は設けられていない。
【0026】ところで、図8に実線の矢印で図示するよ
うに、凝縮器用送風機5は第2フロントパネル3bから
第1フロントパネル3aに空気を送風しているが、この
場合には、第1フロントパネル3aから熱風が排出され
る。この排気の先に、チョコレートなどの熱に弱い商品
が陳列されていたり、冷蔵ショーケースなどの熱を嫌う
設備が配置されていたりすることがある。その際には、
凝縮器用送風機5を逆回転し、点線の矢印で図示するよ
うに、第1フロントパネル3aから第2フロントパネル
3bに送風するようにする。そして、エアーフィルター
68は、第2フロントパネル3bから外して第1フロン
トパネル3aに取り付ける。なお、機械室3の側板3c
にも、エアーフィルターを取り付けることが好ましい。
うに、凝縮器用送風機5は第2フロントパネル3bから
第1フロントパネル3aに空気を送風しているが、この
場合には、第1フロントパネル3aから熱風が排出され
る。この排気の先に、チョコレートなどの熱に弱い商品
が陳列されていたり、冷蔵ショーケースなどの熱を嫌う
設備が配置されていたりすることがある。その際には、
凝縮器用送風機5を逆回転し、点線の矢印で図示するよ
うに、第1フロントパネル3aから第2フロントパネル
3bに送風するようにする。そして、エアーフィルター
68は、第2フロントパネル3bから外して第1フロン
トパネル3aに取り付ける。なお、機械室3の側板3c
にも、エアーフィルターを取り付けることが好ましい。
【0027】前述のように、実施の形態においては、電
装箱7は底壁10の下面に取り付けられているので、ユ
ニットベース53を引き出す際に、機械室3内の電線が
切断されることがある。しかしながら、この機械室3内
の電線は断熱材11などに埋め込まれておらず、断熱材
11内の電線よりも修理が行いやすい。
装箱7は底壁10の下面に取り付けられているので、ユ
ニットベース53を引き出す際に、機械室3内の電線が
切断されることがある。しかしながら、この機械室3内
の電線は断熱材11などに埋め込まれておらず、断熱材
11内の電線よりも修理が行いやすい。
【0028】また、電装箱7をユニットベース53に搭
載すると、断熱材11からの電線に余裕を持たせる必要
がある。この電線は陳列室16上部の蛍光灯などに接続
されており、電装箱7と機器との距離が長く、さらに余
裕を持たせるとますます長くなり、電気抵抗が増大して
質の良い電気を供給することができなくなることがあ
る。一方、この実施の形態の様に、電装箱7を底壁10
に取り付けると、機械室3内の電線は電装箱7と機器と
の距離が短いので、余裕を持たせても、断熱材11内の
電線の場合に比して相対的に短くて済み、支障が生じる
ことが少なくなる。
載すると、断熱材11からの電線に余裕を持たせる必要
がある。この電線は陳列室16上部の蛍光灯などに接続
されており、電装箱7と機器との距離が長く、さらに余
裕を持たせるとますます長くなり、電気抵抗が増大して
質の良い電気を供給することができなくなることがあ
る。一方、この実施の形態の様に、電装箱7を底壁10
に取り付けると、機械室3内の電線は電装箱7と機器と
の距離が短いので、余裕を持たせても、断熱材11内の
電線の場合に比して相対的に短くて済み、支障が生じる
ことが少なくなる。
【0029】そして、電装箱7を取り付けるための案内
板57cは、機械室3の手前側から奥側に延在している
ので、電装箱7の取り付け部材61を手前側から案内板
57cに沿って移動させるだけで、所定位置にセットす
ることができる。しかも、電装箱7の結合部63は手前
側に位置するので、奥側に位置する場合に比して、固定
作業が楽である。
板57cは、機械室3の手前側から奥側に延在している
ので、電装箱7の取り付け部材61を手前側から案内板
57cに沿って移動させるだけで、所定位置にセットす
ることができる。しかも、電装箱7の結合部63は手前
側に位置するので、奥側に位置する場合に比して、固定
作業が楽である。
【0030】さらに、フロントパネルの機械室側の面に
ガイド66が設けられており、エアーフィルター68を
このガイド66に上方から嵌め込んで取り付けることが
できるように構成されているので、フロントパネルを半
開きにした状態で容易に、エアーフィルター68を取り
付けることができる。
ガイド66が設けられており、エアーフィルター68を
このガイド66に上方から嵌め込んで取り付けることが
できるように構成されているので、フロントパネルを半
開きにした状態で容易に、エアーフィルター68を取り
付けることができる。
【0031】また、フロントパネルまたは冷却ショーケ
ース本体の一方に、係合部を具備している連結部材が取
り付けられ、他方に、この係合部を係止する係止部が設
けられている。この連結部材の係合部を係止部に係止す
ることにより、フロントパネルを半開きにしている。し
たがって、連結部材の連結および解除の作業を容易に行
うことができる。特に、この係合部または係止部の一方
が引っ掛け部で、他方がリング部または引っ掛け部で構
成されていることが好ましい。また、複数のリングを連
結した構造であるチェーン69でフロントパネルを半開
きにした場合には、チェーン69による連結および解除
を容易におこなうことができるとともに、半開きの角度
を簡単に調整することができる。
ース本体の一方に、係合部を具備している連結部材が取
り付けられ、他方に、この係合部を係止する係止部が設
けられている。この連結部材の係合部を係止部に係止す
ることにより、フロントパネルを半開きにしている。し
たがって、連結部材の連結および解除の作業を容易に行
うことができる。特に、この係合部または係止部の一方
が引っ掛け部で、他方がリング部または引っ掛け部で構
成されていることが好ましい。また、複数のリングを連
結した構造であるチェーン69でフロントパネルを半開
きにした場合には、チェーン69による連結および解除
を容易におこなうことができるとともに、半開きの角度
を簡単に調整することができる。
【0032】そして、実施の形態においては、第1フロ
ントパネル3aと第2フロントパネル3bの両方に、エ
アーフィルター取り付け用の部材であるガイド66が設
けられている。したがって、送風の方向を反転した場合
には、エアーフィルター68を第2フロントパネル3b
から第1フロントパネル3aに付け換えて、埃やゴミが
機械室3内に侵入してくることを防止することができ
る。
ントパネル3aと第2フロントパネル3bの両方に、エ
アーフィルター取り付け用の部材であるガイド66が設
けられている。したがって、送風の方向を反転した場合
には、エアーフィルター68を第2フロントパネル3b
から第1フロントパネル3aに付け換えて、埃やゴミが
機械室3内に侵入してくることを防止することができ
る。
【0033】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、フロントパネル3a,3
bの下端部は、ヒンジで回動可能に取り付けられている
が、フロントパネル3a,3bの下端部を機械室3本体
の基台51の端部に回動かつ着脱可能に係合して構成す
ることも可能である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、フロントパネル3a,3
bの下端部は、ヒンジで回動可能に取り付けられている
が、フロントパネル3a,3bの下端部を機械室3本体
の基台51の端部に回動かつ着脱可能に係合して構成す
ることも可能である。
【0034】(2)実施の形態においては、挟持板57
dは案内板57cと略同じ長さに形成されているが、挟
持板57dを案内板57cよりも短く形成することも可
能である。その場合には、挟持板57dは案内板57c
の奥側の部分に対向して配置される。 (3)実施の形態においては、電装箱固定部58と電装
箱7の結合部63とはビス止めされているが、他の固着
手段たとえばボルトとナットやピンなどを採用すること
も可能である。
dは案内板57cと略同じ長さに形成されているが、挟
持板57dを案内板57cよりも短く形成することも可
能である。その場合には、挟持板57dは案内板57c
の奥側の部分に対向して配置される。 (3)実施の形態においては、電装箱固定部58と電装
箱7の結合部63とはビス止めされているが、他の固着
手段たとえばボルトとナットやピンなどを採用すること
も可能である。
【0035】(4)実施の形態においては、フロントパ
ネルを半開きに支持する連結部材は、チェーン69で構
成されているが、他の連結手段たとえばベルトやリンク
などで構成することも可能である。
ネルを半開きに支持する連結部材は、チェーン69で構
成されているが、他の連結手段たとえばベルトやリンク
などで構成することも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、機械室内に可動に配置
されているユニットベースに、凝縮器および圧縮機が搭
載されており、電装箱は断熱箱体の機械室側の面に取り
付けられているので、圧縮機などの振動が電装箱に伝達
されることが減少する。したがって、振動に弱い電装箱
内の電装品を保護することができる。また、ユニットベ
ースを引き出した際に、電装箱に接続されている電線が
切断されることがあるが、切断される電線は、電装箱と
ユニットベースの機器との間の配線であるので、断熱材
などに埋設されておらず、修理が簡単にできる。
されているユニットベースに、凝縮器および圧縮機が搭
載されており、電装箱は断熱箱体の機械室側の面に取り
付けられているので、圧縮機などの振動が電装箱に伝達
されることが減少する。したがって、振動に弱い電装箱
内の電装品を保護することができる。また、ユニットベ
ースを引き出した際に、電装箱に接続されている電線が
切断されることがあるが、切断される電線は、電装箱と
ユニットベースの機器との間の配線であるので、断熱材
などに埋設されておらず、修理が簡単にできる。
【0037】また、電装箱が断熱箱体およびユニットベ
ースと間隔を有しているので、凝縮器を冷却した空気
が、電装箱の上下に分割されており、空気の流れが、上
方または下方に偏って流れることを防止することができ
る。その結果、凝縮器の上下を略均一に冷却することが
できる。
ースと間隔を有しているので、凝縮器を冷却した空気
が、電装箱の上下に分割されており、空気の流れが、上
方または下方に偏って流れることを防止することができ
る。その結果、凝縮器の上下を略均一に冷却することが
できる。
【0038】さらに、電装箱の取り付け板は案内面の一
端部から他端部に向かって案内されて、案内面の他端部
において案内面と挟持面とで挟持され、一方、案内面の
一端側において固定手段で電装箱は固定されている。し
たがって、電装箱を取り付ける際には、電装箱の取り付
け板を案内面に沿ってスライドさせた後、案内面の一端
側においてのみ固定手段による固定作業を行えばよい。
その結果、電装箱の取り付け作業が楽になる。また、こ
の他端部は挟持面と案内面とで挟持されているので、が
たつきがなく、電装箱を堅固に取り付けることができ
る。したがって、工場で生産された冷却ショーケースを
設置場所に運搬する際に、運搬時の振動などで電装箱
が、がたつくことを阻止することができる。その結果、
運搬時などに、電装箱内の電装品が損傷することを防止
することができる。
端部から他端部に向かって案内されて、案内面の他端部
において案内面と挟持面とで挟持され、一方、案内面の
一端側において固定手段で電装箱は固定されている。し
たがって、電装箱を取り付ける際には、電装箱の取り付
け板を案内面に沿ってスライドさせた後、案内面の一端
側においてのみ固定手段による固定作業を行えばよい。
その結果、電装箱の取り付け作業が楽になる。また、こ
の他端部は挟持面と案内面とで挟持されているので、が
たつきがなく、電装箱を堅固に取り付けることができ
る。したがって、工場で生産された冷却ショーケースを
設置場所に運搬する際に、運搬時の振動などで電装箱
が、がたつくことを阻止することができる。その結果、
運搬時などに、電装箱内の電装品が損傷することを防止
することができる。
【0039】また、フロントパネルの下部は回動可能に
取り付けられ、このフロントパネルを半開きの状態で支
持する連結部材が設けられている場合がある。この場合
には、フロントパネルの直ぐそばに設置されているエア
ーフィルターの交換や清掃などは半開きの状態で行え
る。したがって、作業終了後、フロントパネルを閉める
際には、フロントパネルを持ち上げることなく、単に奥
に押圧するだけで閉めることができる。その結果、エア
ーフィルターなどの交換、保守の作業効率が向上する。
そして、この連結部材は連結を解除する連結解除部を有
しているので、エアーフィルターよりも奥側に設置され
ている凝縮器4などを点検する際には、フロントパネル
を全開させることができ、点検作業が楽になる。
取り付けられ、このフロントパネルを半開きの状態で支
持する連結部材が設けられている場合がある。この場合
には、フロントパネルの直ぐそばに設置されているエア
ーフィルターの交換や清掃などは半開きの状態で行え
る。したがって、作業終了後、フロントパネルを閉める
際には、フロントパネルを持ち上げることなく、単に奥
に押圧するだけで閉めることができる。その結果、エア
ーフィルターなどの交換、保守の作業効率が向上する。
そして、この連結部材は連結を解除する連結解除部を有
しているので、エアーフィルターよりも奥側に設置され
ている凝縮器4などを点検する際には、フロントパネル
を全開させることができ、点検作業が楽になる。
【0040】さらに、凝縮器用送風機は、機械室前後の
第2パネルから第1パネルへ空気を流しているので、ダ
クトなどを設ける必要がなく、構造が簡単であるととも
に、設置スペースも小さくすることができる。しかも、
送風の方向を順運転と逆運転とに切替えることができる
ので、排気の向きを変更することができる。特に、この
冷却ショーケースの場合には、前面および後面に商品収
納および取り出し用の開口が配置されており、それに対
向する状態で、他の商品が陳列されていることが多いの
で、排気の向きを前後に変更できることは重要である。
第2パネルから第1パネルへ空気を流しているので、ダ
クトなどを設ける必要がなく、構造が簡単であるととも
に、設置スペースも小さくすることができる。しかも、
送風の方向を順運転と逆運転とに切替えることができる
ので、排気の向きを変更することができる。特に、この
冷却ショーケースの場合には、前面および後面に商品収
納および取り出し用の開口が配置されており、それに対
向する状態で、他の商品が陳列されていることが多いの
で、排気の向きを前後に変更できることは重要である。
【図1】図1は本発明における冷却ショーケースの斜視
図である。
図である。
【図2】図2は図1の縦断面図で、図3の II-II断面図
である。
である。
【図3】図3は図2の III-III断面図である。
【図4】図4はユニットベースを引き出した状態の断面
図である。
図である。
【図5】図5は電装箱の組み立て分解斜視図である。
【図6】図6はエアーフィルターの着脱作業を説明する
ための説明図で、(a)が冷却ショーケースの斜視図、
(b)がフロントパネルの連結部の要部拡大図である。
ための説明図で、(a)が冷却ショーケースの斜視図、
(b)がフロントパネルの連結部の要部拡大図である。
【図7】図7はフロントパネルが全開状態での冷却ショ
ーケースの斜視図である。
ーケースの斜視図である。
【図8】図8は凝縮器用送風機による空気流れの説明図
である。
である。
1 ショーケース(低温ショーケース) 3 機械室 3a 第1フロントパネル(第1パネル) 3b 第2フロントパネル(第2パネル) 4 凝縮器 5 凝縮器用送風機 6 圧縮機 7 電装箱 8 上壁(断熱箱体) 9 側壁(断熱箱体) 10 底壁(断熱箱体) 16 陳列室(貯蔵室) 53 ユニットベース 57c 案内板 57d 挟持板 58 電装箱固定部(固定手段) 61b 取り付け板 63 結合部(固定手段) 68 エアーフィルター 69 チェーン(連結部材)
Claims (5)
- 【請求項1】 貯蔵室を内部に具備する断熱箱体と、 この断熱箱体の下方に配置されている機械室と、 この機械室内に可動に配置されているとともに、凝縮器
および圧縮機を搭載しているユニットベースと、 前記断熱箱体の前記機械室側の面に取り付けられている
電装箱とを備えている冷却ショーケース。 - 【請求項2】 前記電装箱は、前記断熱箱体と間隔を有
して取り付けられ、かつ、前記電装箱と前記ユニットベ
ースとの間にも空間が存在していることを特徴とする請
求項1記載の冷却ショーケース。 - 【請求項3】 貯蔵室を内部に具備する断熱箱体と、 この断熱箱体の下方に配置されている機械室と、 この機械室に配置されている電装箱とを備えた冷却ショ
ーケースにおいて、 前記機械室内には、前記電装箱を取り付けるための案内
面が設けられ、 前記案内面の一端部から他端部に向かって案内される取
り付け板が前記電装箱に設けられており、 そして、前記案内面の他端部に対向して挟持面が配設さ
れており、この挟持面と案内面との間隔は、案内面の他
端に行くほど小さくなっており、 一方、案内面の一端側には、電装箱を固定するための固
定手段が設けられていることを特徴とする冷却ショーケ
ース。 - 【請求項4】 貯蔵室を内部に具備する断熱箱体と、 この断熱箱体の下方に配置されている機械室と、 この機械室に配置されている凝縮器と、 この凝縮器に流れる空気を取り入れる開口を具備するフ
ロントパネルと、 このフロントパネルと、前記凝縮器との間に配設されて
いる凝縮器用のエアーフィルターとを備えた冷却ショー
ケースにおいて、 前記フロントパネルの下部は回動可能に取り付けられて
おり、 そして、前記フロントパネルを半開きの状態で支持する
連結部材が設けられているとともに、この連結部材は連
結を解除する連結解除部を有していることを特徴とする
冷却ショーケース。 - 【請求項5】 少なくとも前面および後面に、商品収納
および取り出し用の開口を具備する貯蔵室と、 この貯蔵室の下方に配置されている機械室と、 この機械室に配置されている凝縮器と、 この機械室に配置されている凝縮器用送風機と、 前記機械室の前面に配置されている第1パネルと、 前記機械室の後面に配置されている第2パネルとを備
え、 前記第1パネルおよび前記第2パネルは各々、前記凝縮
器用送風機が起こす空気流を流すための開口を具備して
おり、 前記凝縮器用送風機は前記第2パネルから第1パネルに
空気を流す順運転と、前記第1パネルから第2パネルに
空気を流す逆運転とに切替え可能なことを特徴とする冷
却ショーケース。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30174795A JPH09145245A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
KR1019960054984A KR100191048B1 (ko) | 1995-11-20 | 1996-11-18 | 냉각 쇼케이스 |
CN 96112095 CN1217148C (zh) | 1995-11-20 | 1996-11-20 | 冷却用展示柜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30174795A JPH09145245A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145245A true JPH09145245A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17900684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30174795A Pending JPH09145245A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09145245A (ja) |
KR (1) | KR100191048B1 (ja) |
CN (1) | CN1217148C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4060269A4 (en) * | 2019-11-13 | 2024-04-03 | LG Electronics Inc. | REFRIGERATOR |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102077043A (zh) * | 2008-06-30 | 2011-05-25 | 开利公司 | 远程制冷展示柜系统 |
CN106352641A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-25 | 安庆三维电器有限公司 | 风冷式冷藏展示柜 |
CN113243708B (zh) * | 2021-06-03 | 2023-02-28 | 深圳市小辉冷链科技有限公司 | 一种展示型冷藏柜 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30174795A patent/JPH09145245A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-18 KR KR1019960054984A patent/KR100191048B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-11-20 CN CN 96112095 patent/CN1217148C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4060269A4 (en) * | 2019-11-13 | 2024-04-03 | LG Electronics Inc. | REFRIGERATOR |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100191048B1 (ko) | 1999-06-15 |
CN1217148C (zh) | 2005-08-31 |
KR970028285A (ko) | 1997-06-24 |
CN1160176A (zh) | 1997-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |