JPH09145121A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
- Publication number
- JPH09145121A JPH09145121A JP30103995A JP30103995A JPH09145121A JP H09145121 A JPH09145121 A JP H09145121A JP 30103995 A JP30103995 A JP 30103995A JP 30103995 A JP30103995 A JP 30103995A JP H09145121 A JPH09145121 A JP H09145121A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- control circuit
- cover
- fan casing
- fan
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御回路の電装ボックスを装置本体に内蔵し
ているため装置本体が大型になったり、点検修理が容易
にできない。 【解決手段】 一方の側面に吸込口16を、他方の側面
に吹出口17を有する本体15内に、ファンケーシング
25及びファン28を設け、ファン28を駆動するモー
タ30の制御回路33を、前記本体15の外部に設けて
カバー35で覆い、前記本体15の前記制御回路取り付
け部22に開孔23を設けた。
ているため装置本体が大型になったり、点検修理が容易
にできない。 【解決手段】 一方の側面に吸込口16を、他方の側面
に吹出口17を有する本体15内に、ファンケーシング
25及びファン28を設け、ファン28を駆動するモー
タ30の制御回路33を、前記本体15の外部に設けて
カバー35で覆い、前記本体15の前記制御回路取り付
け部22に開孔23を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は制御回路を備えた
換気装置に関するものである。
換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の送風装置のファンモーターの回転
数を制御する制御回路を送風機の回転により強制冷却し
て小型化と低コスト化を図る方法として、特開昭58ー
83166号公報に示されたものがあり、これを図6に
示す。
数を制御する制御回路を送風機の回転により強制冷却し
て小型化と低コスト化を図る方法として、特開昭58ー
83166号公報に示されたものがあり、これを図6に
示す。
【0003】図において1は装置本体で内部に風を送る
ためのファン2とこのファンを回転させるモータ3と、
モータ3の回転を制御する電装ボックス4を有してい
る。電装ボックス4内にはパワートランジスタなどの発
熱部品を含むインバータ回路が内蔵されている。電装ボ
ックス4には一方に冷却空気入口孔5及び他方に冷却空
気出口孔6が設けられている。
ためのファン2とこのファンを回転させるモータ3と、
モータ3の回転を制御する電装ボックス4を有してい
る。電装ボックス4内にはパワートランジスタなどの発
熱部品を含むインバータ回路が内蔵されている。電装ボ
ックス4には一方に冷却空気入口孔5及び他方に冷却空
気出口孔6が設けられている。
【0004】装置本体1の内部は前記ファン2を有する
部分7と前記電装ボックス4を有する部分8とは隔壁9
で仕切られている。電装ボックス4の冷却空気入口孔5
と出口孔6に対向する装置本体の側面1aと隔壁9には
各々外気通気口10と通気孔11が設けられている。
部分7と前記電装ボックス4を有する部分8とは隔壁9
で仕切られている。電装ボックス4の冷却空気入口孔5
と出口孔6に対向する装置本体の側面1aと隔壁9には
各々外気通気口10と通気孔11が設けられている。
【0005】上記構成においてファン2を回転させる
と、装置本体1内のファン2を有する部分7は負圧とな
り、隔壁9に設けた通気孔11及び電装ボックス4に設
けた冷却空気出口孔6と冷却空気入口孔5及び装置本体
の側面1aに設けた外気通気口10にかけて圧力差が生
じ外気通気孔10から電装ボックス内を経て通気孔11
へと空気の流れが発生し電装ボックス内の発熱した回路
部品を冷却する。
と、装置本体1内のファン2を有する部分7は負圧とな
り、隔壁9に設けた通気孔11及び電装ボックス4に設
けた冷却空気出口孔6と冷却空気入口孔5及び装置本体
の側面1aに設けた外気通気口10にかけて圧力差が生
じ外気通気孔10から電装ボックス内を経て通気孔11
へと空気の流れが発生し電装ボックス内の発熱した回路
部品を冷却する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この方法の場合、装置
本体の側面1aと隔壁9に外気通気口10と通気孔11
を設けて外気が通過するようになっているために騒音発
生の原因になったり電装ボックス4内のホコリの侵入に
対する配慮が必要であり、また大型の換気装置の場合に
は制御回路も大きくなり、電装ボックスを内蔵すると装
置本体が大形となる欠点を有していた。又、電装ボック
スが内蔵されているため電装ボックスの点検修理を行う
場合容易にできないなどの問題があった。
本体の側面1aと隔壁9に外気通気口10と通気孔11
を設けて外気が通過するようになっているために騒音発
生の原因になったり電装ボックス4内のホコリの侵入に
対する配慮が必要であり、また大型の換気装置の場合に
は制御回路も大きくなり、電装ボックスを内蔵すると装
置本体が大形となる欠点を有していた。又、電装ボック
スが内蔵されているため電装ボックスの点検修理を行う
場合容易にできないなどの問題があった。
【0007】この発明はこれらの問題点を解決するため
になされたもので、安価にしかも装置本体を大形化させ
ることなくメンテナンス性の良い制御回路を備えた換気
装置を得ることを目的とする。
になされたもので、安価にしかも装置本体を大形化させ
ることなくメンテナンス性の良い制御回路を備えた換気
装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の側面に
吸込口を他方の側面に吹出口を有する本体内に、前記吹
出口と連通するファンケーシングを設け、前記ファンケ
ーシング内にモータで駆動されるファンを設け、前記本
体内に前記吸込口から前記ファンケーシングを経て前記
吹出口へ連通する風路を形成するとともに、前記モータ
ーを制御する制御回路を前記本体の外部に設けてカバー
で覆い、前記本体の前記制御回路取り付け部に開孔を設
けたものである。
吸込口を他方の側面に吹出口を有する本体内に、前記吹
出口と連通するファンケーシングを設け、前記ファンケ
ーシング内にモータで駆動されるファンを設け、前記本
体内に前記吸込口から前記ファンケーシングを経て前記
吹出口へ連通する風路を形成するとともに、前記モータ
ーを制御する制御回路を前記本体の外部に設けてカバー
で覆い、前記本体の前記制御回路取り付け部に開孔を設
けたものである。
【0009】一方の側面に吸込口を他方の側面に吹出口
を有する本体内に、前記吹出口と連通するファンケーシ
ングを設け、前記ファンケーシング内にモータで駆動さ
れるファンを設け、前記本体内に前記吸込口から前記フ
ァンケーシングを経て前記吹出口へ連通する風路を形成
するとともに、前記モーターを制御する制御回路を前記
本体の外部に設けてカバーで覆い、前記本体の前記制御
回路取り付け部に開孔を設け、前記本体の制御回路取り
付け部の面と、前記カバーとの間に隙間を形成し、前記
隙間から前記開孔を通って前記ファンケーシングに至る
風路を形成したものである。
を有する本体内に、前記吹出口と連通するファンケーシ
ングを設け、前記ファンケーシング内にモータで駆動さ
れるファンを設け、前記本体内に前記吸込口から前記フ
ァンケーシングを経て前記吹出口へ連通する風路を形成
するとともに、前記モーターを制御する制御回路を前記
本体の外部に設けてカバーで覆い、前記本体の前記制御
回路取り付け部に開孔を設け、前記本体の制御回路取り
付け部の面と、前記カバーとの間に隙間を形成し、前記
隙間から前記開孔を通って前記ファンケーシングに至る
風路を形成したものである。
【0010】また、本体の制御回路取り付け部の開孔を
ファンケーシングと吸込口との間に設けたものである。
また、本体の制御回路取付部の開孔を本体の下面に設け
たものである。また、制御回路をカバーの内側に係止部
材にて固定したものである。また、制御回路を覆うカバ
ーを本体に固定する係止部材をカバー側から着脱出来る
ようにしてカバーを本体の外側で着脱可能にしたもので
ある。また、本体と制御回路を覆うカバーとの間に通気
性を有する部材を狭着したものである。
ファンケーシングと吸込口との間に設けたものである。
また、本体の制御回路取付部の開孔を本体の下面に設け
たものである。また、制御回路をカバーの内側に係止部
材にて固定したものである。また、制御回路を覆うカバ
ーを本体に固定する係止部材をカバー側から着脱出来る
ようにしてカバーを本体の外側で着脱可能にしたもので
ある。また、本体と制御回路を覆うカバーとの間に通気
性を有する部材を狭着したものである。
【0011】
発明の実施の形態1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において15は換気扇の本体で矩
形の箱体形状をなし、一方の側面に室内に連通するダク
トに接続する換気吸込口16を他方に建屋の外部へ連通
するダクトに接続する換気吹出口17を有して、天井裏
等に設置、固定される。天井18には換気装置の点検、
保守のための点検口18aがこの換気装置の下方に設け
られ通常はパネル19が取り付けられて塞がれている。
ついて説明する。図1において15は換気扇の本体で矩
形の箱体形状をなし、一方の側面に室内に連通するダク
トに接続する換気吸込口16を他方に建屋の外部へ連通
するダクトに接続する換気吹出口17を有して、天井裏
等に設置、固定される。天井18には換気装置の点検、
保守のための点検口18aがこの換気装置の下方に設け
られ通常はパネル19が取り付けられて塞がれている。
【0012】本体15の下面20には後述するファン2
8の着脱用開口21を有するとともに、制御回路取付け
部22を有している。制御回路取付け部22は換気吸込
口16の風下側に設けられ、空気が流れる複数の開孔2
3とカバー取付けのためのネジ穴24bを複数有してい
る。
8の着脱用開口21を有するとともに、制御回路取付け
部22を有している。制御回路取付け部22は換気吸込
口16の風下側に設けられ、空気が流れる複数の開孔2
3とカバー取付けのためのネジ穴24bを複数有してい
る。
【0013】25は、本体15の内部略中央に設けられ
換気吹出口17と連通するファンケーシングで本体の下
面20に溶接にて固定されている。26はファンケーシ
ング吸込口で、本体15のファンの着脱用開口21側と
対向した位置に設けられている。27は本体の換気吸込
口16からファンケーシング吸込口26を経てファンケ
ーシング25から本体の換気吹出口17に連通する換気
時の風路である。
換気吹出口17と連通するファンケーシングで本体の下
面20に溶接にて固定されている。26はファンケーシ
ング吸込口で、本体15のファンの着脱用開口21側と
対向した位置に設けられている。27は本体の換気吸込
口16からファンケーシング吸込口26を経てファンケ
ーシング25から本体の換気吹出口17に連通する換気
時の風路である。
【0014】28はファンで運転により風路27内の空
気をファンケーシング吸込口26を経てファンケーシン
グ25に吸い込んで、風圧を上げながら換気吹出口17
へ送風する。ファン28はファンケーシング25内に吸
込口29を上側に、モーター30の軸に取り付けられて
いる。モーター30はフランジ31を介して本体下面2
0に固定されている。モーター30の着脱は、本体15
に本体の外側からネジ32を着脱することによりフラン
ジ31の着脱をして行なわれる。
気をファンケーシング吸込口26を経てファンケーシン
グ25に吸い込んで、風圧を上げながら換気吹出口17
へ送風する。ファン28はファンケーシング25内に吸
込口29を上側に、モーター30の軸に取り付けられて
いる。モーター30はフランジ31を介して本体下面2
0に固定されている。モーター30の着脱は、本体15
に本体の外側からネジ32を着脱することによりフラン
ジ31の着脱をして行なわれる。
【0015】33はモーター8の回転数等を制御する制
御回路で電子回路部品が取り付けられた基板で構成さ
れ、この基板は図3に示すようにスタッド34にて4箇
所で後述のカバー35に固定保持されている。23は本
体15の制御回路取付け部22に設けられた開孔で長穴
形状のスリットが制御回路33に対向するように複数設
けられている。この開孔は後述のカバー35内から装置
本体内へ空気の流れを作って、制御回路33から発生す
る熱を逃すためのものである。開孔23の設けられた位
置はファンケーシング25と換気吸込口16の間の本体
下面で、電子回路の大きさに応じて開口面積も比例して
変化する。
御回路で電子回路部品が取り付けられた基板で構成さ
れ、この基板は図3に示すようにスタッド34にて4箇
所で後述のカバー35に固定保持されている。23は本
体15の制御回路取付け部22に設けられた開孔で長穴
形状のスリットが制御回路33に対向するように複数設
けられている。この開孔は後述のカバー35内から装置
本体内へ空気の流れを作って、制御回路33から発生す
る熱を逃すためのものである。開孔23の設けられた位
置はファンケーシング25と換気吸込口16の間の本体
下面で、電子回路の大きさに応じて開口面積も比例して
変化する。
【0016】35は制御回路33の外郭を覆うカバーで
金属又は合成樹脂製で一方が開口した矩形の箱体形状を
なし、開口側には本体への取付けのためのフランジ37
が設けられている。フランジには本体取付け用のネジ2
4の通し穴38が設けられている。またカバー本体には
電子回路部品を取り付けるためのスタッド取付け用の穴
39が4箇所設けられている。スタッド34はこの穴3
9に押し込むことにより抜け止め機能により固定され
る。
金属又は合成樹脂製で一方が開口した矩形の箱体形状を
なし、開口側には本体への取付けのためのフランジ37
が設けられている。フランジには本体取付け用のネジ2
4の通し穴38が設けられている。またカバー本体には
電子回路部品を取り付けるためのスタッド取付け用の穴
39が4箇所設けられている。スタッド34はこの穴3
9に押し込むことにより抜け止め機能により固定され
る。
【0017】制御回路33をスタッド34によりカバー
35に固定された状態は、基板又は電子部品の導電部と
カバー内面との間にカバー35が金属製の場合は約10
mmの間隔をもたせている。カバー35は本体15の制御
回路取付部22に本体の外側からフランジ37の本体取
り付け用通し穴38を介してネジ24でネジ穴24bに
て固定されている。また、制御回路33からのリード線
(図示せず)は一定の長さを持ち本体モータ側のリード
線(図示せず)とコネクタで接続され着脱が容易にでき
る。制御回路33及びカバー35を本体下面外側に設け
ることで天井の点検孔から点検、保守が出来る。
35に固定された状態は、基板又は電子部品の導電部と
カバー内面との間にカバー35が金属製の場合は約10
mmの間隔をもたせている。カバー35は本体15の制御
回路取付部22に本体の外側からフランジ37の本体取
り付け用通し穴38を介してネジ24でネジ穴24bに
て固定されている。また、制御回路33からのリード線
(図示せず)は一定の長さを持ち本体モータ側のリード
線(図示せず)とコネクタで接続され着脱が容易にでき
る。制御回路33及びカバー35を本体下面外側に設け
ることで天井の点検孔から点検、保守が出来る。
【0018】本体にカバー35を固定したとき、本体の
制御回路取付部22の面とカバー35の側面の端面35
aとの間には微小隙間36(図3参照)が形成される。
このスキマ36は制御回路取付部22の平面度誤差及び
カバーの端面35aの加工誤差等を利用して形成される
もので、ホコリ等を通さない微小な隙間で通気性を有し
ている。隙間36に相当する隙間はフランジ37の当接
する部分でも存在して、カバー35のほぼ全周に成形さ
れている。
制御回路取付部22の面とカバー35の側面の端面35
aとの間には微小隙間36(図3参照)が形成される。
このスキマ36は制御回路取付部22の平面度誤差及び
カバーの端面35aの加工誤差等を利用して形成される
もので、ホコリ等を通さない微小な隙間で通気性を有し
ている。隙間36に相当する隙間はフランジ37の当接
する部分でも存在して、カバー35のほぼ全周に成形さ
れている。
【0019】40はファン28の回転により生じる換気
空気の流れを、41はこれに伴って副次的に発生する制
御回路33を覆うカバー35の内部から本体の下面20
に設けられた開孔23を経て風路27へと向う空気の流
れを示す。
空気の流れを、41はこれに伴って副次的に発生する制
御回路33を覆うカバー35の内部から本体の下面20
に設けられた開孔23を経て風路27へと向う空気の流
れを示す。
【0020】換気装置が運転されると空気は換気吸込口
16からファンケーシング吸込口26を経由してファン
ケーシング25を通って換気吹出口へ運ばれる。空気は
換気吸込口16からファンケーシング吸込口26に流れ
る過程において、本体15の換気吸込口16からファン
ケーシング吸込口26に至る風路27の下方部にて負圧
になる部分が生じる。このためこの負圧になる本体15
の下面の部分に開孔23を設けることにより本体15の
外側から内側へと空気の流れ41を形成することができ
る。
16からファンケーシング吸込口26を経由してファン
ケーシング25を通って換気吹出口へ運ばれる。空気は
換気吸込口16からファンケーシング吸込口26に流れ
る過程において、本体15の換気吸込口16からファン
ケーシング吸込口26に至る風路27の下方部にて負圧
になる部分が生じる。このためこの負圧になる本体15
の下面の部分に開孔23を設けることにより本体15の
外側から内側へと空気の流れ41を形成することができ
る。
【0021】換気装置の運転により制御回路33では電
流による熱が発生する。空気流41が発生することによ
りカバー35内が負圧となり本体15とカバー35との
取付け合わせ面の微小スキマ36からカバー内に外気が
進入して制御回路33の基板や部品から発生した熱を奪
いながら開孔36を通って空気流40に合流して風路2
7へと運ばれる。これにより制御回路33で発生した熱
はカバー35の内部に熱が溜ることがなく、制御回路3
3の基板や部品の放熱を良くして温度上昇を少なくする
ことが出来る。
流による熱が発生する。空気流41が発生することによ
りカバー35内が負圧となり本体15とカバー35との
取付け合わせ面の微小スキマ36からカバー内に外気が
進入して制御回路33の基板や部品から発生した熱を奪
いながら開孔36を通って空気流40に合流して風路2
7へと運ばれる。これにより制御回路33で発生した熱
はカバー35の内部に熱が溜ることがなく、制御回路3
3の基板や部品の放熱を良くして温度上昇を少なくする
ことが出来る。
【0022】これにより制御回路部分に放熱フィンなど
を設けるなどの必要以上の温度上昇対策を講じる必要が
なく、制御回路の小型化、コスト低減が出来、しかも制
御回路を換気装置本体の外側に取り付けることにより換
気装置本体を小形化した換気装置を得ることができる。
を設けるなどの必要以上の温度上昇対策を講じる必要が
なく、制御回路の小型化、コスト低減が出来、しかも制
御回路を換気装置本体の外側に取り付けることにより換
気装置本体を小形化した換気装置を得ることができる。
【0023】また、制御回路をカバーで覆ったことによ
り制御回路の保護ができるとともに、装置本体の制御回
路取り付け部の開孔をカバーで覆うとともに、装置本体
とカバーとの間には微小な隙間しかないので、前記開孔
よりの騒音の漏れがなく、また、送風性能が低下するこ
とがない。また、カバー内へ外から入る空気は微小隙間
を通るためホコリ等が侵入せず制御回路へのホコリの付
着を防止することができ、製品の寿命を長くすることが
できる。また、微小隙間を通過するようなホコリがあっ
ても微細なため空気の流れに乗って装置本体内へ運ばれ
制御回路に堆積することが少ない。
り制御回路の保護ができるとともに、装置本体の制御回
路取り付け部の開孔をカバーで覆うとともに、装置本体
とカバーとの間には微小な隙間しかないので、前記開孔
よりの騒音の漏れがなく、また、送風性能が低下するこ
とがない。また、カバー内へ外から入る空気は微小隙間
を通るためホコリ等が侵入せず制御回路へのホコリの付
着を防止することができ、製品の寿命を長くすることが
できる。また、微小隙間を通過するようなホコリがあっ
ても微細なため空気の流れに乗って装置本体内へ運ばれ
制御回路に堆積することが少ない。
【0024】また、制御回路をカバーに固定したことに
より、カバーの着脱により回路も着脱できメンテナンス
時の取扱いが容易になる。また、製造工程においてもサ
ブ組立品として取扱ができ、作業性がよい。
より、カバーの着脱により回路も着脱できメンテナンス
時の取扱いが容易になる。また、製造工程においてもサ
ブ組立品として取扱ができ、作業性がよい。
【0025】また、制御回路を覆うカバーを本体に固定
する係止部材をカバー側から着脱できるようにしてカバ
ーを本体の外側から着脱できる構造としたことによりメ
ンテナンス時の天井の点検口からの着脱が容易にでき作
業性がよい。
する係止部材をカバー側から着脱できるようにしてカバ
ーを本体の外側から着脱できる構造としたことによりメ
ンテナンス時の天井の点検口からの着脱が容易にでき作
業性がよい。
【0026】発明の実施の形態2.図4に別の実施の形
態を示す。図において42はカバーの側面の端面35a
に設けた凹部で形状としては他に半円形状や三角形状な
どがある。この凹部は実施の形態1の場合よりも制御回
路の発熱が多い場合に通気量を多くするために本体の制
御回路取り付け面22とカバーの端面35aとの隙間を
多くする有効な手段である。
態を示す。図において42はカバーの側面の端面35a
に設けた凹部で形状としては他に半円形状や三角形状な
どがある。この凹部は実施の形態1の場合よりも制御回
路の発熱が多い場合に通気量を多くするために本体の制
御回路取り付け面22とカバーの端面35aとの隙間を
多くする有効な手段である。
【0027】凹部の隙間の大きさは制御回路の発熱量に
よって必要とする通気風量に合わせるが、ホコリ等がカ
バー内に侵入しにくい大きさに設定する。このため製品
の大きさによって制御回路の発熱量が変化してもそれに
合わせて凹部による隙間面積を設定することができ、製
品に適した風量が得られ、制御回路の冷却効果が安定し
て得られるため制御回路の部品の寿命を長く安定させる
ことができる。またホコリが侵入して制御回路に堆積す
ることが少なく製品の寿命を長くすることが出来る。
よって必要とする通気風量に合わせるが、ホコリ等がカ
バー内に侵入しにくい大きさに設定する。このため製品
の大きさによって制御回路の発熱量が変化してもそれに
合わせて凹部による隙間面積を設定することができ、製
品に適した風量が得られ、制御回路の冷却効果が安定し
て得られるため制御回路の部品の寿命を長く安定させる
ことができる。またホコリが侵入して制御回路に堆積す
ることが少なく製品の寿命を長くすることが出来る。
【0028】発明の実施の形態3.図5に別の実施の形
態を示す。図において43はカバー37の端面35a及
びフランジ37と本体の制御回路取付面22との間に挟
着した通気性を有するスペーサーで、不識布や多孔質材
料で構成されている。ファン28が回転して空気の流れ
41が発生するとカバー35の外側からスペーサ43の
内部を通って、カバー35内へ空気が流れ込み制御回路
から発生する熱を風路27へ運び制御回路部品の温度上
昇を抑えることが出来る。
態を示す。図において43はカバー37の端面35a及
びフランジ37と本体の制御回路取付面22との間に挟
着した通気性を有するスペーサーで、不識布や多孔質材
料で構成されている。ファン28が回転して空気の流れ
41が発生するとカバー35の外側からスペーサ43の
内部を通って、カバー35内へ空気が流れ込み制御回路
から発生する熱を風路27へ運び制御回路部品の温度上
昇を抑えることが出来る。
【0029】スペーサ43は材質によって通気性能が各
種選択できるので、製品の大きさによって制御回路の発
熱量が変化しても材質を変えることによって適した通気
性が得られ、制御回路冷却効果が安定して、制御回路の
部品を寿命を長くすることができる。また、空気がスペ
ーサ43を通過するときにホコリが取り除かれ制御回路
に堆積することが少なく製品の寿命を長くすることが出
来る。
種選択できるので、製品の大きさによって制御回路の発
熱量が変化しても材質を変えることによって適した通気
性が得られ、制御回路冷却効果が安定して、制御回路の
部品を寿命を長くすることができる。また、空気がスペ
ーサ43を通過するときにホコリが取り除かれ制御回路
に堆積することが少なく製品の寿命を長くすることが出
来る。
【図1】 本発明の換気装置の側面断面図である。
【図2】 本発明の開口部及びカバー部の斜視図であ
る。
る。
【図3】 本発明のカバー部分の取付状態の拡大図であ
る。
る。
【図4】 本発明のカバー部分の端面の凹凸形状を示す
部分図である。
部分図である。
【図5】 本発明のカバー部分のスペーサ取付状態の拡
大図である。
大図である。
【図6】 従来例を示す部分断面図である。
15 本体 16 換気吸込口 17 換気吹出口 23 開孔 25 ファンケーシング 33 制御回路 35 カバー 36 隙間
Claims (7)
- 【請求項1】 一方の側面に吸込口を、他方の側面に吹
出口を有する本体内に、前記吹出口と連通するファンケ
ーシングを設け、前記ファンケーシング内にモータで駆
動されるファンを設け、前記本体内に前記吸込口から前
記ファンケーシングを経て前記吹出口へ連通する風路を
形成するとともに、前記モーターを制御する制御回路を
前記本体の外部に設けてカバーで覆い、前記本体の前記
制御回路取り付け部に開孔を設けたことを特徴とする換
気装置。 - 【請求項2】 一方の側面に吸込口を、他方の側面に吹
出口を有する本体内に、前記吹出口と連通するファンケ
ーシングを設け、前記ファンケーシング内にモータで駆
動されるファンを設け、前記本体内に前記吸込口から前
記ファンケーシングを経て前記吹出口へ連通する風路を
形成するとともに、前記モーターを制御する制御回路を
前記本体の外部に設けてカバーで覆い、前記本体の前記
制御回路取り付け部に開孔を設け、前記本体の制御回路
取り付け部の面と、前記カバーとの間に隙間を形成し、
前記隙間から前記開孔を通って前記ファンケーシングに
至る風路を形成したことを特徴とする換気装置。 - 【請求項3】 本体の制御回路取り付け部の開孔をファ
ンケーシングと吸込口との間に設けたことを特徴とする
請求項1及び2記載の換気装置。 - 【請求項4】 本体の制御回路取付部の開孔を本体の下
面に設けたことを特徴とする請求項1から3記載の換気
装置。 - 【請求項5】 制御回路をカバーの内側に係止部材にて
固定したことを特徴とする請求項1及び2記載の換気装
置。 - 【請求項6】 制御回路を覆うカバーを本体に固定する
係止部材をカバー側から着脱出来るようにしてカバーを
本体の外側で着脱可能にしたことを特徴とする請求項1
から5記載の換気装置。 - 【請求項7】 本体と制御回路を覆うカバーとの間に通
気性を有する部材を狭着したことを特徴とする請求項2
記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30103995A JPH09145121A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30103995A JPH09145121A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145121A true JPH09145121A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17892127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30103995A Pending JPH09145121A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09145121A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100582458B1 (ko) * | 2004-09-18 | 2006-05-23 | 삼성전자주식회사 | 환기장치 |
JP2014173827A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Panasonic Corp | 浴室換気空調装置 |
JPWO2016157474A1 (ja) * | 2015-04-01 | 2017-06-29 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30103995A patent/JPH09145121A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100582458B1 (ko) * | 2004-09-18 | 2006-05-23 | 삼성전자주식회사 | 환기장치 |
JP2014173827A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Panasonic Corp | 浴室換気空調装置 |
JPWO2016157474A1 (ja) * | 2015-04-01 | 2017-06-29 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
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