JPH09145077A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09145077A
JPH09145077A JP7326449A JP32644995A JPH09145077A JP H09145077 A JPH09145077 A JP H09145077A JP 7326449 A JP7326449 A JP 7326449A JP 32644995 A JP32644995 A JP 32644995A JP H09145077 A JPH09145077 A JP H09145077A
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cross flow
flow fan
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boss
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Shigetaka Nishino
重孝 西野
Motomi Yamauchi
元美 山内
Kozo Ninomiya
浩三 二宮
Kenichi Nakajima
憲一 中島
Kensuke Matsumoto
健助 松本
Naoto Saito
直人 斎藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内ユニット1にはクロスフローファン16
が用いられるが、このクロスフローファンのボス部24
を、本体フレーム2の案内筒部22を通して反対のモー
タ15側へ導出する際に、ボス部24が案内筒部22に
ぶつかりにくい構造とし、クロスフローファン16の組
み付け作業を容易にする。 【解決手段】 クロスフローファン16を本体フレーム
2に組み付ける際に、クロスフローファンを本体フレー
ムに対し斜めにし、ボス部24を案内筒部22の入口側
に導くが、この案内筒部の内周面には、半径方向外側に
向かって凹部22aが形成されている。凹部の深さは、
入口側が深く、奥側が狭くなっており、全体としてテー
パー状の凹部となっている。この凹部に、斜めになった
ボス部が導かれ、反対側に導出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一般家庭用
の小型の空気調和機に関し、特に室内ユニットに組み付
けられるクロスフローファンの組み付けのための構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、分離型空気調和機は、室外ユニ
ットと室内ユニットとを有し、室外ユニットはファンに
よって外気を取り入れ、熱交換器において熱交換を行な
い、外気によって冷却され圧縮された冷媒は、室内ユニ
ットに送られる。室内ユニットでは、ファンによって室
内の空気を取り込み、熱交換器において熱交換を行な
い、冷やされた空気は冷風として室内に吹き出される。
また、冷風を吹き出す冷房運転のみならず、いわゆるド
ライ運転と呼ばれる除湿運転などにおいては、熱交換器
を通過した風を補助ヒータによって加熱するものも知ら
れている。この空気調和機の室内ユニットにおいては、
送風用にクロスフローファンが用いられる。クロスフロ
ーファンは多数の細長い羽根が各長手方向を互いに平行
にして、円周上に配置され、全体が円筒状を形成する。
この円筒状のクロスフローファンは、円筒状の中心を延
びる回転軸の回りを回転する。
【0003】図6に示すように、従来のクロスフローフ
ァン51の回転軸52の一方の端部は、ボス部53とな
ってモータ54の駆動軸に連結される。即ち、前記ボス
部53は円筒状となっており、モータ54の駆動軸55
を挿入できる構造になっている。挿入された駆動軸55
は、ボス部53の外周から内側に向かって貫通される固
定ビス56の先端によって締め付けられ、連結が行われ
る。
【0004】この連結に先立って、クロスフローファン
51とモータ54とを室内ユニットの本体に位置決めす
る際には、フレーム57に形成された仕切板58によっ
て位置決めが行われる。この仕切板58には、クロスフ
ローファン51のボス部53を、モータ54の側に導出
するための案内筒部59が設けられている。クロスフロ
ーファン51の組み付けの際には、フレーム57にまず
モータ54を仮に位置決めしておき、クロスフローファ
ン51のボス部53をフレーム57の案内筒部59に導
く。そして、このボス部53を案内筒部59に導き、反
対側から導出し、しかる後に、ボス部53にモータ54
の駆動軸55を挿入する。その後に、クロスフローファ
ン51の回転軸52の反対側の端部を、フレーム57の
軸受部に支持する。このようにしてクロスフローファン
51とモータ54はフレーム57に対し完全な位置決め
が行われる。その後、固定ビス56によって、ボス部5
3と駆動軸55とは完全に連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、クロスフローファン51のボス部53をフレ
ーム57の仕切板58に設けた案内筒部58へ導く際
に、図6に示すように、案内筒部59の入口側にボス部
53がぶつかり作業が困難になる。位置決めを行うため
には、クロスフローファン51を傾かせフレーム57に
対しほぼ平行に近くまで寝かせた状態で、ボス部53を
案内筒部59に導かねばならないが、クロスフローファ
ン51をあまり傾かせると、クロスフローファン51が
フレーム57の軸受部に接触する可能性が大きくなる。
このため作業者はかなり注意しながらクロスフローファ
ン51の組み付けを行わねばならない。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、クロスフローファンを容易
に組み付けできる空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、室内ユニット本体のフレ
ームに、クロスフローファンのある風路とモータのある
電装室とを仕切るための仕切板を設け、この仕切板には
クロスフローファンのボス部をモータのある電装室側に
導出するための案内筒部を設けた空気調和機において、
前記ボス部を前記モータ側に導出する時、前記ボス部が
前記案内筒部に当接しないように、前記案内筒部に前記
ボス部が通過する凹部を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項2に記載の発明は、室内ユニット本
体のフレームに、クロスフローファンのある風路とモー
タのある電装室とを仕切るための仕切板を設け、この仕
切板にはクロスフローファンのボス部をモータのある電
装室側に導出するための案内筒部を設けた空気調和機に
おいて、前記ボス部を前記モータ側に導出する時、前記
ボス部が前記案内筒部に当接しないように、前記案内筒
部に前記ボス部が通過する凹部を設け、この凹部は、案
内筒部の内周面から外周側に向かって形成され、凹部の
深さは、組み付けの際にクロスフローファンのボス部が
斜めに導かれる案内筒部の入口側が深く、奥側が浅くな
るテーパ状をなしていることを特徴とするものである。
【0009】これらの発明によれば、案内筒部に凹部を
設けているので、ボス部をモータの側に導出する時に、
ボス部は案内筒部に当接しない。したがって、クロスフ
ローファンを容易に組み付けできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して本発
明の一実施形態を詳細に説明する。本実施形態に係る空
気調和機は、いわゆる家庭用エアコンであって、室外ユ
ニットと、この室外ユニットに連結された室内ユニット
から構成される。
【0011】図2乃至図4に示すように、室内ユニット
1は室内の壁に取り付けられる構造を有する。室内ユニ
ット1の本体フレーム2内には、図3および図4に示す
ように、熱交換器3と、クロスフローファン16を含む
送風装置4と、補助ヒータ5と、これらを制御する制御
部6とが設けられている。
【0012】フレーム2には、図2に示すように、前面
パネル7が取り付けられ、前面パネル7の正面に吸い込
み口8が形成されており、この吸い込み口8の内側に
は、フィルター9が配置されている。前面パネル7の下
側には吹出し口11が形成されており、この吹出し口1
1には空気の吹き出し方向を案内する上下方向案内羽根
12と、左右方向案内羽根13とが設けられている。
【0013】図4に示すように、熱交換器3は、冷媒配
管14を介して空気調和機の図示しない室外ユニットに
接続され、この熱交換器3には、室外ユニットからの冷
媒が導入される。送風装置4は、モータ15により回転
される長い円筒状のクロスフローファン16と、このク
ロスフローファン16により吹き出される風を案内する
風導板17とから構成されている。この風導板17は、
図3に示すように、フレーム2の一部を構成する背板1
8に一体に形成されており、クロスフローファン16を
収納する部分17aは凹状に形成され、送風装置4の流
入口にあたる絞り口17bが凸状に形成されている。前
記背板18において、クロスフローファン16の上方に
は、補助ヒータ5が配置されている。この補助ヒータ5
は、風の通路において、熱交換器3とクロスフローファ
ン16との間に配置されており、ドライ運転時などに、
必要に応じて、熱交換器3を通過して除湿された冷風を
所定温度に加熱するものである。
【0014】図1および図5に示すように、室内ユニッ
ト1の本体フレーム2には、クロスフローファン16の
ある風路とモータ15のある電装室とを仕切るための仕
切り板21が設けられる。この仕切り板21には、断面
が円形の案内筒部22が一体的に設けられる。この案内
筒部22は、クロスフローファン16の回転軸23の一
方の端部であるボス部24を、モータ15のある電装室
側に導出するためのものである。
【0015】案内筒部22の内周面22b(案内筒部2
2の拡大図参照)には、半径方向外側に向かって凹部2
2aが形成される。凹部22aの半径方向外側への深さ
は、入口側が深く、奥側が浅く、出口側は凹部が形成さ
れていない。要するに、凹部22aはテーパ状をなして
いる。
【0016】ボス部24は筒状を成し、内部にモータ1
5の駆動軸25が嵌合できるようになっている。この筒
状のボス部24には、外周側から内周側に向かって雌ね
じ孔が形成されており、この雌ねじ孔に対し固定ビス2
6が螺入される。この固定ビス26が螺入されること
で、固定ビス26の先端が筒状のボス24の内周に突出
し、モータ15の駆動軸25を固定する。仕切り板21
は、クロスフローファン16を収納する凹状の部分17
aの一方の端に位置する。そして、他方の端には、クロ
スフローファン16の回転軸23の他方の端27を支持
するための軸受部28が設けられる。この軸受部28
は、フレーム2と一体に設けられた軸受部本体28aと
軸受部カバー28bからなる。
【0017】以上の実施形態において、クロスフローフ
ァン16の組み付け手順を説明すると、まず、モータ1
5を予めフレーム2に対し仮に位置決めしておく。そし
て、クロスフローファン16をフレーム2に対し斜めの
姿勢とし、クロスフローファン16の回転軸23の一方
の端であるボス部24を、仕切板21に設けられた案内
筒部22の入口側に導く。さらにボス部24と前記固定
ビス26とが、案内筒部22に形成された凹部22aを
通るようにする。この時には、ボス部24と固定ビス2
6の軌跡は、テーパー状の凹部22aに沿って、凹部2
2aの中を通ることになる。このようにして案内筒部2
2の反対側、即ち出口側に導出されたボス部24に対
し、モータ15の駆動軸25が挿入される。
【0018】この挿入が終わった後、クロスフローファ
ン16及びモータ15はフレーム2に対し完全に平行と
なり、所定位置に位置決めされる。この時、クロスフロ
ーファン16の回転軸の他方の端27はフレームの軸受
部本体28aに支持され、上から軸受部カバー28bが
被せられ固定される。その後、ボス部24の固定ビス2
6が締め付けられ、固定ビス26の先端がモータ15の
駆動軸25を押圧し、クロスフローファン16とモータ
15の連結が完了する。
【0019】要するに、この実施形態によれば、クロス
フローファン16をフレーム2に組み付ける際に、クロ
スフローファン16のボス部24は案内筒部22の内部
に導かれるが、案内筒部22に形成された凹部22aを
通ることで、案内筒部22にぶつからずに済む。したが
って、クロスフローファン16を斜めにした状態で組み
付けが行われ、従来のようにクロスフローファン16を
フレーム2に対し平行な状態近くまで寝かせる必要がな
いので、クロスフローファン16がフレーム2の軸受部
本体28aなどに接触する恐れが少なくなる。これによ
れば、組み付け作業が容易となり、組み付け時間の短縮
及びクロスフローファン16やフレーム2の破損防止等
が期待できる。
【0020】以上の実施形態においては、案内筒部22
に形成される凹部22aはテーパー状であったが、他の
実施形態においてはテーパー状ではなく、凹部の半径方
向外側への深さは、入口側と出口側とで同じとすること
も可能である。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、仕切板の案内
筒部に凹部を設け、斜めにして導かれるクロスフローフ
ァンのボス部がこの凹部を通ることで、ボス部は案内筒
部にぶつからずにモータのある電装室側に導出され、し
たがって、クロスフローファンの組み付けを容易に行な
うことができる。
【0022】請求項2の発明によれば、更に、凹部がテ
ーパー状を成していることにより、案内筒部の入口側で
凹部が深くでき、奥側で浅くなるので、斜めになったボ
ス部をより導きやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユ
ニットにおけるクロスフローファンの組み付けを説明す
る図であり、(A)は組み付け直前の斜視図、(B)は
組み付け途中の斜視図、(C)は(B)の要部拡大図で
ある。
【図2】本実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの
全体斜視図である。
【図3】図2の横断面図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】図1の(C)の要部正面図である。
【図6】従来例の問題点を説明するためのもので図5に
対応する図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 フレーム 15 モータ 16 クロスフローファン 21 仕切り板 22 案内筒部 22a 凹部 24 ボス部
フロントページの続き (72)発明者 中島 憲一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 健助 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 斎藤 直人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニット本体のフレームに、クロス
    フローファンのある風路とモータのある電装室とを仕切
    るための仕切板を設け、この仕切板にはクロスフローフ
    ァンのボス部をモータのある電装室側に導出するための
    案内筒部を設けた空気調和機において、前記ボス部を前
    記モータ側に導出する時、前記ボス部が前記案内筒部に
    当接しないように、前記案内筒部に前記ボス部が通過す
    る凹部を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内ユニット本体のフレームに、クロス
    フローファンのある風路とモータのある電装室とを仕切
    るための仕切板を設け、この仕切板にはクロスフローフ
    ァンのボス部をモータのある電装室側に導出するための
    案内筒部を設けた空気調和機において、前記ボス部を前
    記モータ側に導出する時、前記ボス部が前記案内筒部に
    当接しないように、前記案内筒部に前記ボス部が通過す
    る凹部を設け、この凹部は、案内筒部の内周面から外周
    側に向かって形成され、凹部の深さは、組み付けの際に
    クロスフローファンのボス部が斜めに導かれる案内筒部
    の入口側が深く、奥側が浅くなるテーパ状をなしている
    ことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019174336A1 (zh) * 2018-03-15 2019-09-19 珠海格力电器股份有限公司 用于风叶的风叶支撑组件、风道组件及空调器
JP2023520695A (ja) * 2020-04-30 2023-05-18 海信(広東)空調有限公司 分解洗浄可能な空調室内機

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