JPH09144449A - 駆動機構部の緩衝装置及びこれを用いた開閉装置の巻取シャフト駆動構造 - Google Patents

駆動機構部の緩衝装置及びこれを用いた開閉装置の巻取シャフト駆動構造

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JPH09144449A
JPH09144449A JP29847695A JP29847695A JPH09144449A JP H09144449 A JPH09144449 A JP H09144449A JP 29847695 A JP29847695 A JP 29847695A JP 29847695 A JP29847695 A JP 29847695A JP H09144449 A JPH09144449 A JP H09144449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータ等駆動部の起動時や停止時に発生
する慣性回転を緩衝し、この駆動部の固定部分等に掛か
る衝撃を和らげる。 【解決手段】 側板6Aに支持されて回転を出力する円
柱形状の駆動機構部19と、駆動機構部19本体の外周
面に放射方向に延設されるアーム15と、アーム15と
側板6Aとの間に介設されて駆動機構部19の回転開始
時及び回転停止時における駆動機構部19の側板6Aに
対する慣性回転による衝撃を吸収する弾性を有する弾性
部材25とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば出入口とな
る建物開口部や間仕切りの通用口などに配設されるシー
トシャッターなどの開閉装置における駆動機構部の緩衝
装置と、この緩衝装置を用いた開閉装置の巻取シャフト
の駆動構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場や倉庫などの建物の出入口や間仕切
りの通用口には、塩化ビニル樹脂などの樹脂製シートを
開閉体とするシートシャッターが配設される。このシー
トシャッターは、出入口や通用口の上部に巻取シャフト
を水平に配設し、この巻取シャフトにシートカーテンを
巻き取らせることで開放とする構成となっており、巻取
シャフトには電動モータなどの駆動機構部が接続され、
この電動モータの駆動にて巻取シャフトを回動駆動し、
シートカーテンを巻き取り,巻き戻しを行って昇降させ
開閉させるようなっている。
【0003】そして、この巻取シャフトの回動駆動を行
う電動モータの取付構造は、巻取シャフトが建物の出入
口などの上部に位置し、建物壁面に対して突出して配設
されることから、その省スペース化を図るために、電動
モータを筒状の巻取シャフト内に配設させる構造が特開
平4−258490号公報に開示されている。
【0004】この従来のシートシャッターのモータの取
付構造は、建物側に突設された左右一対のサイドプレー
トの一方に電動モータの基部を片持ち状に固定して、出
力軸を水平に突出させ、また、この一方のサイドプレー
トの内面にモータの周囲に位置して複数の支持ローラを
突設させて、これら支持ローラが巻取シャフトの一端側
開口部分の内周面を転動するようにこの巻取シャフトの
一端を回動自在に支持し、巻取シャフトの一端側内部に
電動モータが挿入されるようになり、巻取シャフトの一
端内部の軸心部分に設けられる接続ボスを電動モータの
出力軸と接続させる構造となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシートシャッターの電動モータの取付構造は、
巻取シャフトを左右サイドプレートに支持させ、巻取シ
ャフトを回動駆動する電動モータを一方のサイドプレー
トに片持ち状に取り付けた構成となっていることから、
シートカーテン昇降時に、例えば風などに煽られ、巻取
シャフトに負荷が掛かり、この巻取シャフトが撓んでし
まった場合に、巻取シャフトと連結されている電動モー
タの基部にその負荷が掛かるとともに、巻取シャフトと
シートカーテンの重量が、電動モータが固定されるサイ
ドプレートに掛かり、このサイドプレートを変形させて
しまうという問題が発生するとともに、電動モータの出
力軸を破損させてしまうおそれがある。
【0006】また、この従来の電動モータの取付構造で
は、電動モータがサイドプレートに片持ち状に固定され
ていることから、シートカーテンの開閉速度を速めるた
めに、巻取シャフトを速度を速めて回転させた場合に、
シートカーテンの開閉(昇降)起動時や、停止時に、こ
の電動モータに連結される巻取シャフトが自重を有して
いることから慣性によって、すなわち、起動時における
巻取シャフトが回動を留まろうとすることによる電動モ
ータへの反対方向の回転や、停止時における巻取シャフ
トのさらに回動しようとすることによる電動モータの追
従方向の回転によって、電動モータがサイドプレートに
対して回転してしまい、これにより、巻取シャフトと電
動モータとの連結部分、及び電動モータとサイドプレー
トとの固定部分に瞬間的に大きな負荷、すなわち衝撃が
掛かり、この連結部分や固定部分を破損させるおそれが
あった。
【0007】さらに、この従来の取付構造では、巻取シ
ャフトの内周面に支持ローラが接触し、転動する構成で
あることから、組み立てが煩雑であるとともに、故障時
やメンテナンス時の分解,交換作業が困難になるという
欠点を有している。
【0008】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、電動モータなどの駆動部の起動時や停止時に発生
する慣性回転を緩衝し、この駆動部の固定部分等に掛か
る衝撃を和らげ、この駆動部やサイドプレートを破損さ
せることのない駆動機構部の緩衝装置と、この緩衝装置
を備え、巻取シャフトの回動支持部分の組み立て、及び
メンテナンスを容易に行うことの可能な構造とする開閉
装置の巻取シャフト駆動構造を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の駆動機構部の緩衝装置23は、
ベース6Aに支持されて、回転を出力する駆動機構部1
9と、前記駆動機構部19本体の外周面に、該駆動機構
部19の回転中心より放射方向となって、延設されるア
ーム15と、該アーム15と前記ベース6Aとの間に介
設され、前記駆動機構部19の回転開始時及び回転停止
時における該駆動機構部19の前記ベース6Aに対する
慣性回転による衝撃を吸収する弾性を有する弾性部材2
5と、を具備することを特徴としている。
【0010】また、この発明の開閉装置の巻取シャフト
駆動構造は、開閉体1が巻回され一端8aに筒状部7を
有する巻取シャフト8と、前記巻取シャフト8の筒状部
7が貫通する貫通穴12を有し、建物躯体に設けられる
ベース板6Aと、前記貫通穴12の周囲に位置した前記
ベース板6Aの板面に複数配設され、前記巻取シャフト
8の筒状部7外周面を支持する支持ローラ17と、前記
筒状部7を貫通して前記巻取シャフト8と同軸心とさ
れ、該巻取シャフト8の一端8a側に出力軸22が着脱
自在に連結される円柱形状の駆動機構部19と、該駆動
機構部19の外周面に延設されるフランジ板21の板面
に例えば互いに等間隔となって複数配設され、前記巻取
シャフト8の筒状部7の外周面に当接する複数の当接ロ
ーラ18と、前記駆動機構部19本体の外周面に、該駆
動機構部19の回転中心より放射方向となって、延設さ
れるアーム15と、該アーム15と前記ベース板6Aと
の間に介設され、前記駆動機構部19の回転開始時及び
回転停止時における該駆動機構部19の前記ベース板6
Aに対する慣性回転による衝撃を吸収する弾性を有する
弾性部材25と、を具備することを特徴としている。
【0011】以上の構成により、巻取シャフト8の一端
8aに設けられた筒状部7がベース板6Aに配設される
支持ローラ17にて回動自在に支持されるとともに、駆
動機構部19のフランジ板21に配設された当接ローラ
18が筒状部7外周面に当接して回動し、駆動機構部1
9の出力軸22を介して巻取シャフト8と連結され、駆
動機構部19による回転駆動が巻取シャフト8に伝達さ
れると、この巻取シャフト8は、駆動機構部19の外周
とベース板6Aの貫通穴12との間にて回動されること
となる。
【0012】また、緩衝装置23では、駆動機構部19
の回転開始時や回転停止時に、この駆動機構部19がベ
ース板6Aに対して慣性回動を起こした場合、駆動機構
部19に延設されたアーム15とベース板6Aとの間に
配設された弾性部材25が、このベース板6Aとアーム
15との間にて弾性変形し、この回動による衝撃を吸収
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明による駆動機構部の
緩衝装置を備えた開閉装置の巻取シャフト駆動構造の実
施の形態を示す分解斜視図、図2は同一部裁断正面図、
図3は同側面図である。
【0014】本発明の駆動機構部の緩衝装置および巻取
シャフト駆動構造が備えられる開閉装置は、従来の技術
で説明したように、工場や倉庫などの建物の出入口や間
仕切りの通用口などに配設されるシートシャッターであ
り、開閉体としてのシートカーテンは、塩化ビニル樹脂
にフッ素系樹脂をコーティングした樹脂製シートよりな
るものである。
【0015】このシートカーテン1は、図2に示すよう
に、左右幅方向に長尺な略短冊状に形成されるシート材
2を、チューブ状に形成されている中間パイプ3にて、
上下方向に多段に連結し、所望の上下長さに形成されて
おり、建物の出入口などの開口設置部分に立設される垂
直な左右一対のガイドレール4に両端を案内されて昇降
されるようになっている。
【0016】そして、各ガイドレール4の上端に渡設さ
れるシートケース5の内部に位置し、建物側の壁面など
の躯体に固定される左右一対のベース板としての側板間
6A,6Bに、このシートカーテン1を巻き取る断面円
形状の中空なパイプ状の巻取シャフト8が水平に回動自
在となって配設される。
【0017】この巻取シャフト8は、一端8aが筒状部
7とされ、この一端8a側の内部に、複数の溝が形成さ
れた連結孔を有した連結ボス9が中央に設けられている
接続プレート10が、板面を巻取シャフト8の軸線方向
と直交となるように固設されているとともに、この一端
8aに後述する巻取シャフト駆動構造が配設され、他端
8bには中央に軸心に沿う回転軸11が突設されてい
る。
【0018】また、左右一対の各側板6A,6Bの一方
の側板6Aは、図1に示すように、巻取シャフト8の一
端8aの筒状部7外径よりやや大径な内径の貫通穴12
が形成され、また、図2に示すように、他方の側板6B
の中央には、巻取シャフト8の他端8bに突設された回
転軸11に対応する軸受13が設けられている。
【0019】そして、この一方の側板6Aの貫通穴12
内に、巻取シャフト8の筒状部7が同心状に位置するよ
うに配設され、他方の側板6Bの軸受13に、巻取シャ
フト8の回転軸11が挿着される。
【0020】次に、本発明の巻取シャフト駆動構造およ
びこの駆動構造に備えられる緩衝装置23について説明
する。まず、巻取シャフト駆動構造は、図1に示すよう
に、支持ローラ17と、駆動機構部19と、当接ローラ
18とで大略構成されている。
【0021】支持ローラ17は、一方の側板6Aの貫通
穴12の周囲に位置した外側の板面に複数、本実施の形
態では、図3に示すように、下方に2個、上方に1個、
回動自在に軸支され配設されている。
【0022】各支持ローラ17は、それぞれの軸線が、
巻取シャフト8の軸線方向と平行となるように設けられ
るとともに、各支持ローラ17の外周部分が貫通穴12
の内周縁より内側に位置するようにそれぞれやや突出し
て、すなわち貫通穴12の中心に向かって突出するよう
に設定され設けられている。
【0023】そして、各支持ローラ17の外周面が、一
方の側板6Aの貫通穴12内に位置する前記筒状部7の
外周面に当接し、この筒状部7、すなわち巻取シャフト
8の一端8aを支持するようになっている。
【0024】なお、本実施の形態では、これら支持ロー
ラ17の位置が各々互いに等間隔ではなく、下方の2個
がやや接近し、上方の1個が中心線上となる二等辺三角
形の頂角の位置となるように設定されており、下側2個
が筒状部7を下方より支持している。
【0025】次に、駆動機構部19は、ケース20と、
ケース20内に設けられる駆動源(図示せず)とで構成
されている。ケース20は、外径が前記巻取シャフト8
の筒状部7の内径よりやや小径に形成された中空な円筒
状に形成されている。
【0026】このケース20の基端20aには、基端面
と面一となる板面を有するフランジ板21が外周面に延
設されている。
【0027】また、このケース20の基端20aには、
後述する緩衝装置23を構成するアーム15が、ケース
20の中心軸線に対して放射方向、本実施の形態では略
水平方向に延出して、このフランジ板21と一体に設け
られている。
【0028】さらに、ケース20の先端20bには、中
心に軸線方向となる貫通孔(図示せず)が穿設されてい
る。
【0029】次に駆動源は、図示しないが電動モータ
と、この電動モータの駆動軸に連動連結される減速ギア
などとで構成されている。
【0030】そして、この駆動源は、前記ケース20内
に収容され、電動モータの駆動が出力される出力軸22
がケース先端20bの貫通孔より延出するように取り付
けられている。なお、この駆動源の出力軸22は、周面
にスパイラルが形成されている。
【0031】そして、この駆動機構部19は、筒状部7
を貫通して一端8aより巻取シャフト8内に挿入され
て、先端の出力軸22が、巻取シャフト8内の連結ボス
9の連結孔に嵌合されるようになっている。
【0032】次に、当接ローラ18は、軸線が駆動機構
部19の軸線方向と平行となるように、この駆動機構部
19のフランジ板21のケース20先端側の板面に複
数、本実施の形態では、図3に示すように3個、互いに
等間隔となって、それぞれ回動自在に軸支され配設され
ている。
【0033】これら当接ローラ18は、駆動機構部19
の中心軸線に対してそれぞれ等距離とされて配設され、
各当接ローラ18の各外周部分がケース20の外周面に
接触しないよう配設されるとともに、各当接ローラ18
の外周面を結ぶ内接円の径が巻取シャフト8の筒状部7
の外径と略同一とされるように設定されている。
【0034】そして、これら当接ローラ18は、駆動機
構部19の出力軸22が、巻取シャフト8内の連結ボス
9の連結孔に嵌合された状態で、駆動機構部19のケー
ス20の外周面にそれぞれ当接し、これら当接ローラ1
8によって、駆動機構部19が筒状部7の中心軸上に巻
取シャフト8と同軸心となって支持されるようになって
いる。なお、これら当接ローラ18は、図3に示すよう
に、前記支持ローラ17と干渉しないように上方を2
個、下方を1個とされている。
【0035】次に、本発明の緩衝装置23について説明
する。この緩衝装置23は、前述した駆動機構部19に
設けられるアーム15と、弾性部材25とで大略構成さ
れている。
【0036】アーム15は、前述したように、駆動機構
部19を構成するケース20の基端20aに、このケー
ス20の中心軸線に対して放射方向に延出し、フランジ
板21と一体に形成されている。本実施の形態では、こ
のアーム15は、略水平方向に延出しており、図1に示
すように、フランジ板21に対して屈曲部を介して形成
されている。
【0037】次に、弾性部材25は、円筒形状に形成さ
れた、天然ゴムや、ウレタンゴムなどの合成ゴムよりな
り、本実施の形態では、図1に示すように、4個1組で
構成されている。そして、これら弾性部材25は、前記
アーム15に連結される連結摺動部24に配設される。
【0038】この連結摺動部24は、図1に示すよう
に、基板26と、連結ブラケット27と、摺動軸28
と、規制板29とで構成されている。
【0039】基板26は、中途が折曲された略L字状に
形成された板状部材で、この緩衝部材23が配設される
ベースとしての側板6Aの貫通穴12の近傍に位置した
板面に固設されている。また、この基板26の水平部2
6aには、貫通するガイド孔が一対形成されている。
【0040】連結ブラケット27は、水平な上板27a
と下板27bとを有した略コ字状に折曲形成されてお
り、基板26の水平部26aの上方に位置するととも
に、側板6Aの貫通穴12の側方に位置するようになっ
ている。
【0041】摺動軸28は、一対で構成されており、基
板26の水平板26aの各ガイド孔にそれぞれ摺動自在
に挿通されるとともに、この水平部26aを挟んで上半
部と下半部のそれぞれに弾性部材25が挿通されてい
る。
【0042】また、この摺動軸28の上端は、連結ブラ
ケット27の下板27bに連結固定されるようになって
おり、すなわち、基板水平部26aの上面と下板27b
との間に弾性部材25が並列して介設されるようになっ
ている。
【0043】次に、規制板29は、矩形な平板形状で、
一対の取付孔が穿設されており、各摺動軸28のそれぞ
れの下端が固定され、すなわち、この規制板29と基板
水平部26aとの間に弾性部材25が並列されるように
なっている。
【0044】そして、この緩衝装置23は、側板6Aに
固設される基板26に対して、摺動軸28に案内され、
各弾性部材25を介し、この弾性部材25の弾性変形に
よって連結ブラケット27が上下方向に摺動自在とされ
ており、連結ブラケット27に駆動機構部19に延設さ
れるアーム15が、上下板27a,27b間に嵌合され
ることで連結される。これにより、駆動機構部19が側
板6Aに対する回動が規制される。
【0045】以上の構成により、この巻取シャフト駆動
構造は、巻取シャフト8の一端8aに設けられた筒状部
7が側板6Aに配設される各支持ローラ17にて回動自
在に支持されるとともに、駆動機構部19のフランジ板
21に配設された各当接ローラ18が筒状部7外周面に
当接して回動し、駆動機構部19の出力軸22が連結ボ
ス9に嵌合されることで巻取シャフト8と連結される。
【0046】また、この巻取シャフト駆動構造に備えら
れる緩衝装置23は、駆動機構部19の基端側外周面に
延設されるアーム15が、側板6Aに設けられる連結ブ
ラケット27に連結されて、側板6Aに対する駆動機構
部19の回動を規制する。
【0047】これにより、駆動機構部19による回転駆
動が巻取シャフト8に伝達されると、この巻取シャフト
8は、駆動機構部19の外周と側板6Aの貫通穴12と
の間にて回動されることとなり、この巻取シャフト8の
回動によってシートカーテン1の巻き取り及び巻き戻し
が行われる。
【0048】また、この緩衝装置23は、駆動機構部1
9が側板6Aに対して衝撃などによって回動してしまっ
た場合、例えば、シートカーテン1の開閉動作時に、こ
の開閉を停止させる際、駆動機構部19は巻取シャフト
8に対してブレーキが作用しており回動されないが、シ
ートカーテン1および巻取シャフト8の自重によって、
駆動機構部19が停止しても慣性によって図4および図
5に示すように回動(図中矢線)してしまう。すると、
駆動機構部19に延設されたアーム15に連結される連
結ブラケット27が、摺動軸28を介して基板26に対
して上方向または下方向に移動し、この移動を基板26
を挟んで上下に配設された弾性部材25が、この基板2
6と連結ブラケット27との間及び基板26と規制板2
9との間にてアーム15の回転(揺動)方向の接線真直
方向に弾性変形することで吸収する。
【0049】そして、この慣性による衝撃が吸収された
のち、弾性部材25の復帰力にて駆動機構部19は、図
3に示す初期の状態に戻る。
【0050】従ってこのように構成された巻取シャフト
駆動構造によれば、巻取シャフト8の側板6Aに対する
回動の支持を、側板6Aの外側に位置し、巻取シャフト
8の一端の筒状部7の外周面を支持する支持ローラ17
にて行う構成としたので、この巻取シャフト8を建物側
に取り付ける際の側板6Aへの取付作業が、巻取シャフ
ト8の一端8a側を側板6Aの貫通穴12に貫通状態と
させたのちに各支持ローラ17を取り付けることで可能
となり、この作業、すなわち建物側への巻取シャフト8
の取付,組立作業が容易となる。
【0051】また、巻取シャフト8の側板6Aに対する
取付状態が、側板6Aに対して一端8aの筒状部7が貫
通して筒状部7の外周面を支持ローラ17にて支持させ
る構成であることから、巻取シャフト8は一端8aが軸
線方向に規制されてなく、これにより、例えばシートカ
ーテン1が風などに煽られ巻取シャフト8が撓んでしま
っても、巻取シャフト8はこの側板6Aに対して支持ロ
ーラ17を介して軸線方向に移動されることとなり、こ
の撓みにより発生する負荷を直接側板6Aに伝達させる
ことがなくなり、すなわちこの側板6Aを変形,破損さ
せるおそれがなくなる。
【0052】さらに、駆動機構部19が側板6Aに対し
て片持ち状に固定されるのではなく、緩衝装置23によ
ってこの側板6Aに対して回動が規制された状態で取り
付けられて巻取シャフト8側(筒状部7)の外周面に当
接ローラ18を介して支持される構成であり、駆動機構
部19と巻取シャフト8とは、駆動機構部19の出力軸
22のみで連結されることとされていることから、上記
のように巻取シャフト8が撓んでしまった場合に、駆動
機構部19はその撓みに追従することとなり、すなわち
駆動機構部19を破損させてしまうことがないととも
に、側板6Aを変形及び破損させることがない。
【0053】特に、本実施の形態では、側板6Aへの駆
動機構部19の取り付けを堅固な固定ではなく、緩衝装
置23を介した連結のみで行われる構成であることか
ら、この緩衝装置23との連結部分、すなわちアーム1
5を中心に駆動機構部19は側板6Aに対して上下(垂
直)及び前後(水平)方向、すなわち負荷が掛かるいず
れの方向に揺動が可能とされており、巻取シャフト8の
撓みによる変形に駆動機構部19が追従することとな
り、その撓みによる負荷は直接側板6Aに掛からず、こ
の巻取シャフト8の一端8aを支持する支持ローラ17
のみとなり、このことから側板6Aを変形或いは破損さ
せることがない。
【0054】また、巻取シャフト8及び側板6Aと、駆
動機構部19との連結状態が、互いに固定ではなく、巻
取シャフト8と駆動機構部19とは、駆動機構部19の
出力軸22のみがスプライン結合、すなわち回転駆動力
のみを伝達する結合状態とされ、側板6Aと駆動機構部
19とは、駆動機構部19が側板6Aに対して回動を規
制するのみの緩衝装置23による連結状態であることか
ら、互いに容易に着脱自在な構成となり、駆動機構部1
9が巻取シャフト8及び側板6Aから簡単に取り外せ、
これによりメンテナンスなどの作業を容易に行うことが
可能となる。
【0055】また、上記巻取シャフト駆動構造に備えら
れる緩衝装置23によれば、シートカーテン1の開閉速
度を速めるために、巻取シャフト8の速度を速めて回転
させた場合での、シートカーテン1の開閉(昇降)起動
時や停止時に、駆動機構部19(電動モータ)に連結さ
れる巻取シャフト8が自重を有していることから起こる
慣性による駆動機構部19の側板6Aに対する回転、す
なわち、開閉起動時における巻取シャフト8が回動を留
まろうとすることによる駆動機構部19の反対方向の回
転や、開閉動作停止時における巻取シャフト8のさらに
回動しようとすることによる駆動機構部19の追従
(順)方向の回転による瞬間的に大きな負荷、すなわち
衝撃を、駆動機構部19に延設されたアーム15に連結
され側板6Aに設けられた弾性部材25が弾性変形する
ことで吸収する。
【0056】これにより、巻取シャフト8と駆動機構部
19との連結部分、及び駆動機構部19と側板6Aとの
連結部分には、上記衝撃が直接伝わらず、この衝撃が和
らげられ、この連結部分を破損させることがない。
【0057】なお、上述した実施の形態では、緩衝装置
23を、側板6Aの貫通穴12の一方の側部のみに構成
させた例について述べたが、この貫通穴12の両側に配
設させる構成としてもよい。この場合、駆動機構部19
にアーム15を一対延設させそれぞれに連結させる。
【0058】また、この実施の形態では、緩衝装置23
を構成する弾性部材25を基板26を介して上下に配設
させる例について述べたが、上部または下部のみで構成
させてもよく、またこの弾性部材25を、ゴム材質では
なく、コイルバネや、油圧ダンパなどにて構成させても
よい。
【0059】さらに、この緩衝装置23は、アーム15
の回転(揺動)方向に対して真直方向にその回転を吸収
するよう構成されているが、その回転方向に沿う吸収が
行われるよう湾曲させて構成してもよい。
【0060】また、上記実施の形態では、支持ローラ1
7及び当接ローラ18をそれぞれ3個で構成するととも
に、当接ローラ18を互いに等間隔として配設する例に
ついて述べたが、各ローラ17,18の個数について
は、これに限定されることはなく、また、各当接ローラ
18の間隔は等間隔でなくてもよく、各支持ローラ17
および各当接ローラ18が互いに干渉しない位置とされ
るよう構成されればよい。
【0061】さらに、上述した実施の形態では、巻取シ
ャフト8の形状を断面円形状の中空なパイプ状とした例
について述べたが、複数のホイルと各ホイルを連結する
連結杆より構成される略枠体構造の巻取シャフトとして
もよく、また、開閉体1を樹脂製シートよりなるシート
カーテンとした例について述べたが、左右幅方向に長尺
な短冊状のスラットを、互いに上下に連結したスラット
カーテンにて構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明による駆動機
構部の緩衝装置では、駆動機構部に延設されたアーム
と、駆動機構部を支持するベースとの間に、弾性部材を
介設したことにより、回転を出力する駆動機構部を駆動
する際に、この回転の開始(起動)時や回転の停止時に
起こる駆動機構部のベースに対する慣性回転による駆動
機構部のベースへの衝撃を、弾性部材がその慣性回転方
向に弾性変形して吸収することで和らげ、これによりこ
の駆動機構部を支持するベースやこの駆動機構部に連結
される従動部分にこの衝撃が直接伝わらず、これらを破
損させることがないとともに、駆動機構部自体も破損さ
せることがないという効果がある。
【0063】そして、上記緩衝装置を用いた開閉体の巻
取シャフト駆動構造では、巻取シャフトの一端の筒状部
がベース板の貫通穴に貫通し、その筒状部の外周面が貫
通穴の周囲に配設された支持ローラにて支持される構成
としたので、この巻取シャフトを建物側に取り付ける際
のベース板への取付作業が、巻取シャフトの一端側をベ
ース板の貫通穴に貫通状態とさせたのちに各支持ローラ
を取り付けることが可能となり、この建物側への巻取シ
ャフトの取付,組立作業を容易な作業とすることができ
るという効果がある。
【0064】また、巻取シャフトのベース板に対する取
付状態が、ベース板に対して一端の筒状部が貫通して筒
状部の外周面を支持ローラにて支持させる構成であるこ
とから、巻取シャフトは一端が軸線方向に規制されてな
く、これにより、例えばシートカーテンなどの開閉体が
風などに煽られ巻取シャフトが撓んでしまっても、巻取
シャフトはこのベース板に対して支持ローラを介して軸
線方向に移動されることとなり、この撓みにより発生す
る負荷を直接ベース板に伝達させることがなくなり、す
なわちこのベース板を変形,破損させるおそれがなくな
るという効果がある。
【0065】さらに、駆動機構部がベース板に対して片
持ち状に固定されるのではなく、緩衝装置によってこの
ベース板に対して回動が規制された状態で取り付けられ
て巻取シャフト側(筒状部)の外周面に当接ローラを介
して支持される構成であり、駆動機構部と巻取シャフト
とは、駆動機構部の出力軸のみで連結されることとされ
ていることから、上記のように巻取シャフトが撓んでし
まった場合に、駆動機構部はその撓みに追従することと
なり、すなわち駆動機構部を破損させてしまうことがな
いとともに、ベース板を変形及び破損させることがない
という効果がある。
【0066】また、巻取シャフト及びベース板と、駆動
機構部との連結状態が、互いに固定ではなく、巻取シャ
フトと駆動機構部とは、駆動機構部の出力軸のみが回転
駆動力のみを伝達する着脱自在な結合状態とされ、ベー
ス板と駆動機構部とは、駆動機構部がベース板に対して
回動を規制するのみの緩衝装置による連結状態であるこ
とから、互いに容易に着脱自在な構成となり、駆動機構
部が巻取シャフト及びベース板から簡単に取り外せ、こ
れによりメンテナンスなどの作業を容易に行うことが可
能となるという効果がある。
【0067】さらに、緩衝装置を備えたこの巻取シャフ
ト駆動構造によれば、開閉体の開閉速度を速めるため
に、巻取シャフトの速度を速めて回転させた場合での、
開閉体の開閉(昇降)起動時や停止時に、駆動機構部に
連結される巻取シャフトが自重を有していることから起
こる慣性による駆動機構部のベース板に対する回転、す
なわち、開閉起動時における巻取シャフトが回動を留ま
ろうとすることによる駆動機構部の反対方向の回転や、
開閉動作停止時における巻取シャフトのさらに回動しよ
うとすることによる駆動機構部の追従(順)方向の回
転、による瞬間的に大きな負荷、すなわち衝撃を、駆動
機構部に延設されたアームとベース板との間に介設され
た弾性部材が弾性変形することで吸収する。これによ
り、巻取シャフトと駆動機構部との連結部分、及び駆動
機構部とベース板との連結部分には、この衝撃が直接伝
わらず、この衝撃が和らげられ、これら連結部分を破損
させることがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動機構部の緩衝装置を備えた開
閉装置の巻取シャフト駆動構造の実施の形態を示す分解
斜視図
【図2】同一部裁断正面図
【図3】同側面図
【図4】同実施の形態における緩衝装置の動作説明図
【図5】同実施の形態における緩衝装置の動作説明図
【符号の説明】
1…開閉体(シートカーテン) 6A…ベース,ベース板(一方の側板) 7…筒状部 8…巻取シャフト 8a…一端 12…貫通穴 15…アーム 17…支持ローラ 18…当接ローラ 19…駆動機構部 21…フランジ板 22…出力軸 23…緩衝部材 25…弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに支持されて、回転を出力する駆
    動機構部と、 前記駆動機構部本体の外周面に、該駆動機構部の回転中
    心より放射方向となって、延設されるアームと、 該アームと前記ベースとの間に介設され、前記駆動機構
    部の回転開始時及び回転停止時における該駆動機構部の
    前記ベースに対する慣性回転による衝撃を吸収する弾性
    を有する弾性部材と、 を具備することを特徴とする駆動機構部の緩衝装置。
  2. 【請求項2】 開閉体が巻回され一端に筒状部を有する
    巻取シャフトと、 前記巻取シャフトの筒状部が貫通する貫通穴を有し、建
    物躯体に設けられるベース板と、 前記貫通穴の周囲に位置した前記ベース板の板面に複数
    配設され、前記巻取シャフトの筒状部外周面を支持する
    支持ローラと、 前記筒状部を貫通して前記巻取シャフトと同軸心とさ
    れ、該巻取シャフトの一端側に出力軸が着脱自在に連結
    される円柱形状の駆動機構部と、 該駆動機構部の外周面に延設されるフランジ板の板面に
    複数配設され、前記巻取シャフトの筒状部の外周面に当
    接する複数の当接ローラと、 前記駆動機構部本体の外周面に、該駆動機構部の回転中
    心より放射方向となって、延設されるアームと、 該アームと前記ベース板との間に介設され、前記駆動機
    構部の回転開始時及び回転停止時における該駆動機構部
    の前記ベース板に対する慣性回転による衝撃を吸収する
    弾性を有する弾性部材と、 を具備することを特徴とする開閉装置の巻取シャフト駆
    動構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182690A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置用巻取軸支持構造
JP2008138399A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置用後付け駆動ユニット及び開閉装置用後付け駆動ユニット装着セット並びに該セットの装着方法
KR101141672B1 (ko) * 2011-06-15 2012-05-04 오종찬 블라인드
JP2014128168A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sumitomo Heavy Ind Ltd ギヤモータ

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