JP4799075B2 - 開閉体装置 - Google Patents

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本発明は、住宅、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構築・構造物、地下街などの地下施設、車両などの開口部に設置されるシャッターカーテンなどの開閉手段の開閉動作が電動で制御される開閉体装置、その開閉機交換方法及び開閉機取付装置に関する。
住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構築・構造物、地下街などの地下施設、車両などの開口部に設置される開閉体は、閉鎖方向へ移動することによってその開口部を閉鎖するものである。このような開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、パネルシャッター装置、オーバーヘッドドア、ブラインド装置、オーニング装置、ロールスクリーン装置、門扉、引戸装置などが知られている。これらの開閉体装置は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどの開閉体が開口部周縁部(例えば天井部等)の収納スペースに設けられた支持手段である収納ケースのブラケットなどに軸支された電動で駆動される巻取シャフトなどの回転体に巻き取られたり、回転体の回転により送り移動されたりして収納されることによって開口部を開放し、逆に繰り出されることによって、開口部全体または一部を閉鎖するように構成されている。
図1は、回転体手段を正逆回転駆動することによって、開閉体を開閉動作させる開閉体装置の一例としてシャッター装置を示す図である。図2は、図1のシャッター装置を左側面から見た断面形状を示す図である。
図において、ガイドレール1,2はシャッターカーテン6によって開閉される開口部の両側左右に対向して起立配置されている。これらのガイドレール1,2は、対向する面側にそれぞれ縦長の開口を有する断面コの字状の部材から構成されている。ガイドレール1,2の上部にはボックス状の収納ケース3が設けられている。この収納ケース3内には、ギヤードモータからなる減速機付の開閉機4と、この開閉機4で正逆回転駆動される回転体手段である巻取シャフト5とが収納配置されている。従って、巻取シャフト5の正逆回転によりシャッターカーテン6の巻取り/巻戻し動作が行われ、これによって、シャッターカーテン6がガイドレール1,2に沿って昇降(開閉)駆動される。なお、開閉機にはブレーキ機能が具備されていたり、巻取シャフトには、開閉体が閉鎖するにしたがい付勢されるように設けられた付勢手段によって付勢力が付勢されていることがある。
図3は、開閉機を収納ケースに取り付けた場合の第1の構成例を示す図である。図4は、図3を右側から見た側面図である。回転体手段である巻取シャフトを回転自在に軸支する支持手段であって、収納ケース3の一側面部であるブラケット3aには、開閉機取付ベース7が溶接などによって固着されている。この開閉機取付ベース7は、収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接固定されるベース部71と、このベース部71の両側(図の上下方向)にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成された側片部72,73と、これらの側片部72,73の先端から相対向方向に屈曲する先端屈曲片部74,75とから形成されている。開閉機取付ベース7の側片部72の先端側付近には係合孔76が設けられている。また、先端屈曲片部74,75には図4に示すように切欠部77,78が設けられている。
開閉機取付枠8は、ベース部80の両側(図の上下方向)に折曲片部81,82が一体形成された構成となっている。折曲片部81,82は、開閉機取付ベース7の切欠部77,78に対応する位置に形成してあり、一方の折曲片部81は開閉機取付ベース7の側片部72の先端側付近に設けられた係合孔76に係合され、図示していないネジなどの締結具によってベース部80が開閉機取付ベース7の先端屈曲片部75に固定されている。
開閉機取付枠8のベース部80の中央部には開閉機4の出力軸40が軸受部材を介して回転自在に貫通させられ、この状態でベース部80の外側(図の右側)に開閉機4が装着固定されている。開閉機4の出力軸40の先端部には、出力スプロケット41が取付けられており、この出力スプロケット41と巻取シャフト5側の入力スプロケット51との間に無端輪状動力伝達手段である伝導チェーン52が噛合巻回されている。従って、開閉機4の回転出力は、出力スプロケット41、伝導チェーン52、入力スプロケット51を介して巻取シャフト5に伝達されるようになっている。なお、図4では、この開閉機取付枠8及び開閉機4については図示を省略し、出力スプロケット41、伝導チェーン52及び入力スプロケット51の関係のみを示してある。
図5は、開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第2の構成例を示す図である。図3の構成例では、開閉機4の出力軸40と出力スプロケット41が結合されている場合について説明したが、図5では、開閉機400の出力軸403と出力スプロケット401とが完全に分離され、出力スプロケット401は開閉機取付ベース701にスプロケット軸402を介して取り付けられ、開閉機400は開閉機取付枠801を介して開閉機取付ベース701に取付けられており、開閉機400の回転出力は、カップリング手段404,405によって伝達されるようになっている。
開閉機取付ベース701は、収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接などによって固着されている。開閉機取付ベース701は、図3の開閉機取付ベース7と同じように、ベース部702と、このベース部702の両側(図面の上下方向)にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成された側片部703,704と、これらの側片部703,704の先端から相対向方向に屈曲する先端屈曲片部705,706とを備えている。側片部703の先端側付近には係合孔707が設けられている。先端屈曲片部705,706には、図4の開閉機取付ベース7と同様の切欠部が設けられている。
開閉機取付ベース701のベース部702のほぼ中央にスプロケット軸402が予め取付けられている。このスプロケット軸402には、出力スプロケット401が回転自在に取付けられている。この出力スプロケット401は、図示していないスナップリング(C形止め輪)などで抜け止めされている。出力スプロケット401の右側には、カップリング手段404が形成されている。出力スプロケット401が取付けられた開閉機取付ベース701のベース部702はブラケット3aに溶接などによって固着されているので、スプロケット軸402は充分な支持強度を得ることができる。
開閉機取付枠801は、ベース部802の両側(図の上下方向)に設けられた折曲片部803,804を一体に形成した形状となっている。この折曲片部803,804は、開閉機取付ベース701の切欠部に対応する位置に形成してあり、一方の折曲片部803は開閉機取付ベース701の側片部703の先端側付近に設けられた係合孔707に係合され、図示していないネジなどの締結具によってベース部802が開閉機取付ベース701の先端屈曲片部706に固定されている。ベース部802のほぼ中央部に開閉機400の出力軸403が軸受部材を介して回転自在に貫通させられ、この状態でベース部802の外側(図の右側)に開閉機400が装着固定されている。
開閉機取付枠801に取付けられた開閉機400の出力軸403には、カップリング手段404に対して軸方向へ摺動自在に外嵌め係合されたカップリング手段405が形成されている。この出力スプロケット401と巻取シャフト5側の入力スプロケット51との間には、図4に示すものと同様に、伝導チェーン52が噛合巻回されている。従って、開閉機400の回転出力は、カップリング手段405、カップリング手段404、出力スプロケット401、伝導チェーン52、入力スプロケット51を介して巻取シャフト5に伝達されるようになっている。
図6は、開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第3の構成例を示す図である。図7は、図6を右側から見た側面図である。開閉機取付ベース710は、長尺形状のL字鋼によって形成されており、その端部であるベース部711が収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接などによって固着されている。開閉機410は、この開閉機取付ベース710のL字鋼のそれぞれの平面に密接するように一体的に装着固定されている。
開閉機410の出力軸411の先端部には、出力スプロケット412が取付けられており、この出力スプロケット412と巻取シャフト5側の入力スプロケット51との間に伝導チェーン52が噛合巻回されている。従って、開閉機410の回転出力は、出力スプロケット412、伝導チェーン52、入力スプロケット51を介して巻取シャフト5に伝達されるようになっている。なお、図7では、開閉機410の図示を省略し、出力スプロケット412、伝導チェーン52及び入力スプロケット51の関係のみを示してある。
図8は、開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第4の構成例を示す図である。図6では、開閉機410の出力軸411と出力スプロケット412が結合されている場合について説明したが、図8では、開閉機420の出力軸421と出力スプロケット422とが完全に分離され、出力スプロケット422は開閉機取付ベース720のベース部721にスプロケット軸423を介して取り付けられ、開閉機420は開閉機取付ベース720に取付けられており、開閉機420の回転出力は、カップリング手段425,424によって伝達されるようになっている。
開閉機取付ベース720は、図6と同様に、長尺形状のL字鋼によって形成されており、その端部であるベース部721が収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接などによって固着されている。開閉機取付ベース720のベース部721のほぼ中央付近にスプロケット軸423が取付けられている。このスプロケット軸423には、出力スプロケット422が回転自在に取付けられている。この出力スプロケット422は、図示していないスナップリング(C形止め輪)などで抜け止めされている。出力スプロケット422が取付けられた開閉機取付ベース720のベース部721は、ブラケット3aに溶接などによって固着されているので、スプロケット軸423は充分な支持強度を得ることができる。
出力スプロケット423の右側には、カップリング手段424が形成されている。開閉機取付ベース720に取付けられた開閉機420の出力軸421には、カップリング手段424に対して軸方向へ摺動自在に外嵌め係合されたカップリング手段425が形成されている。この出力スプロケット422と巻取シャフト5側の入力スプロケット51との間には、図4に示すものと同様に、伝導チェーン52が噛合巻回されている。従って、開閉機420の回転出力は、カップリング手段425、カップリング手段424、出力スプロケット422、伝導チェーン52、入力スプロケット51を介して巻取シャフト5に伝達されるようになっている。
上述のような従来技術としては、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特開平5−340176号公報 特開2002−54368号公報
図3及び図6に示すような従来のシャッター装置は、開閉機4,410の出力軸40,411に出力スプロケット41,412が直接一体的に装着されている。従って、開閉機4,410に故障等のトラブルが発生し、開閉機4,410を交換するときには、出力軸40,411に出力スプロケット41,412と同じ構成のものが装着された同じタイプの開閉機4,410と交換しなければならなかった。
また、図3及び図6に示すような従来のシャッター装置で採用している開閉機4,410は、巻取シャフト5によるシャッターカーテン6の巻取り荷重に応じた大きな張力が伝導チェーン52を介して作用する。この大きな張力を開閉機4,410が直接受けるため、開閉機4,410自体が大きな張力に見合っただけの剛性を持ったものでなければならず、開閉機4,410自体の大型化と共にコスト高となっていた。
そこで、図5に示すように、開閉機400の出力軸403と出力スプロケット401とを完全に分離し、出力スプロケット401を開閉機取付ベース701側に設け、開閉機400を開閉機取付ベース801側にそれぞれ設けるようにしたものや、図8に示すように、開閉機420の出力軸421と出力スプロケット422とを完全に分離し、出力スプロケット422を開閉機取付ベース720のベース部721側に設け、開閉機420を開閉機取付ベース720の側面にそれぞれ設けるようにしたものが提案されている。図5又は図8のシャッター装置の場合は、開閉機400,420に故障等のトラブルが発生した場合、カップリング手段404,405,424,425が互いに係合可能なものであれば、開閉機400,420を交換するだけでよかった。
このように図5又は図8に示すように開閉機と出力スプロケットとを完全に分離したものの方が優れているので、開閉機と出力スプロケットとの関係は、図3又は図6に示すものから徐々に図5又は図8に示すものに移行しつつあり、実際のシャッター装置の現場では両者が共存する状態にあるが、図5又は図8の開閉機を図3又は図6の開閉機として利用することは困難であった。
また、図3又は図6に示す出力スプロケットの構成と図5又は図8に示すものとでは異なる場合が多い。すなわち、出力スプロケットの歯数が図3又は図6に示すものでは「20」であり、図5又は図8に示すものでは「15」と若干少なくなっている。従って、図3及び図6の開閉機4,410は、歯数が「20」の出力スプロケットに対して減速機の減速比やその回転性能等を合わせてあるので、図5又は図8の開閉機400,420を単純に図3又は図6の開閉機4,410と交換しただけでは、その回転を制御することは困難であった。
本発明は、上述の点に鑑みなされたものであり、開閉機と出力スプロケットとの関係が種々異なる場合でも、それらの性能等を考慮することなく開閉機の交換を容易に行なうことのできる開閉体装置、その開閉機交換方法及び開閉機取付装置を提供することを目的とする。
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた支持手段と、前記支持手段に軸支された回転体手段と、前記開口部を開閉する開閉手段と、前記回転体手段に連動して回転するように前記回転体手段の端部に設けられた入力スプロケット手段と、前記入力スプロケット手段の設けられた側の前記支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段と、前記開閉機取付ベース手段に取り付けられ、互いに連動して回転する出力スプロケット手段及び第1のカップリング手段を備えた開閉機取付枠手段と、前記出力スプロケット手段の回転力を前記入力スプロケット手段に伝達する無端輪状動力伝達手段と、前記第1のカップリング手段に係合して回転する第2のカップリング手段を出力軸に備え、前記第2のカップリング手段が前記第1のカップリング手段に係合するように前記開閉機取付枠手段に取り付けられ、前記第1及び2のカップリング手段を介して前記出力スプロケット手段を回転駆動することによって前記回転体手段を回転させて前記開閉手段の開閉動作を制御する開閉機手段とを備えたことにある。
開閉手段は、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構築・構造物、地下街などの地下施設、車両などにおける、出入り口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部を仕切るために開口部周縁部から繰り出されたり、開放するために開口部周縁部の収納スペースに繰り入れられたりする。開口部周縁部に設けられた支持手段には、回転体手段が軸支されており、開閉体は回転体手段に巻き取られ巻き戻されたり、回転体の回転により送り移動されたりして開口部を開閉動作する。回転体手段は、各種シャッター装置のシャッターカーテンを巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、オーニング装置やロールスクリーン装置や防煙垂れ幕装置のスクリーンなどを巻き取り、繰り出すための巻取シャフトや、二軸式シャッター装置のシャッターカーテンをガイドし、回転駆動しながら巻取シャフトに導く巻取り補助シャフトや、オーバーヘッドドアのドアを吊り上げるためのワイヤー等を巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、パネルシャッターのパネルを吊り上げ、収納部へ導くチェーンを引き込み、送り出す複数のスプロケットを同期して回転駆動させるために回転駆動する駆動シャフトなどを含むものである。回転体手段の少なくとも一端部には、これと連動して回転するように入力スプロケット手段が設けられている。この入力スプロケット手段は、回転体手段の少なくとも一端部に存在していればよく、両端部に存在してもよい。入力スプロケット手段が回転体手段の両端部にそれぞれ存在する場合には、開閉機取付ベース手段は、どちらか一方側に設けられていてもよいし、両方側にそれぞれ設けられていてもよい。なお、開閉体装置は、通常構築・構造物などの開口部の上部に収納され、上昇・下降方式で開閉動作するが、これ以外にも開閉手段が開口部の側部に収納され横移動方式で開閉移動したり、開口部の下部に収納され下降・上昇方式で開閉移動したりするものもある。
従来は、出力軸に出力スプロケット手段を備えた開閉機手段を、入力スプロケット手段の設けられた側の支持手段に設けられた開閉機取付ベース手段に取り付け、出力スプロケット手段と入力スプロケット手段とを無端輪状動力伝達手段で接続し、開閉機手段の回転力を出力スプロケット手段、無端輪状動力伝達手段、入力スプロケット手段を介して回転体手段に伝達していた。このような構成の開閉体装置において、開閉機手段を交換する場合、交換前の出力スプロケット手段と同じものを備えた開閉機手段でないと交換することは困難であった。そこで、この発明では、収納ケースに予め設けられた開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段を取り付け、第1のカップリング手段に係合するような第2のカップリング手段を出力軸に備えた開閉機手段を開閉機取付枠手段に取り付け、開閉機手段の回転力を第1及び2のカップリング手段、出力スプロケット手段、無端輪状動力伝達手段、入力スプロケット手段を介して回転体手段に伝達し、その回転を制御するようにした。ここで、互いに連動して回転するとは、同じ方向に回転することであってもよいし、違う方向に回転することであってもよいことを意味する。このときの回転軸の向きは同じでも異なっていてもよい。また、第1のカップリング手段に係合するような第2のカップリング手段とは、両者が直接係合するような場合と、第2のカップリング手段にも第1のカップリング手段にもそれぞれ係合するようなアダプタなどを介して間接的に係合するような場合の両方を含むものである。
本発明の開閉体装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置において、前記開閉機取付ベース手段が、前記支持手段に固着されるベース部と、前記ベース部の両側にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成され、前記開閉機取付枠手段の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部とを備えたことにある。
これは、図3及び図4に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の第3の特徴が、前記第1の特徴に記載の開閉体装置において、前記開閉機取付ベース手段は、凸形状鋼板の底辺部が前記支持手段に固着され、前記凸形状鋼板の上辺部にU字型の切欠き部を有し、このU字型の切欠き部に前記開閉機手段が取り付けられるように構成されたことにある。
これは、図17に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の第4の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置において、前記開閉機取付ベース手段が、長尺形状のL字鋼によって形成され、その端部であるベース部が前記支持手段に固着されていることにある。
これは、図6及び図7に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の第5の特徴は、前記第1、2、3又は4の特徴に記載の開閉体装置において、前記出力スプロケット手段の位置を調整可能な位置調整手段を設けたことにある。
これは、開閉機手段を交換した場合、その交換の前後で出力スプロケット手段の位置が変化することがあるので、位置調整手段を設けて出力スプロケット手段の位置を調整可能としたものである。
本発明の開閉体装置の開閉機交換方法の第1の特徴は、開口部の周縁部に設けられた支持手段と、前記支持手段に軸支された回転体手段と、前記開口部を開閉する開閉手段と、前記回転体手段に連動して回転するように前記回転体手段の端部に設けられた入力スプロケット手段と、前記入力スプロケット手段の設けられた側の前記支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段と、第1の出力スプロケット手段を出力軸に備え、前記第1の出力スプロケット手段の回転力を無端輪状動力伝達手段を介して前記入力スプロケット手段に伝達するように前記開閉機取付ベース手段に取り付けられた第1の開閉機手段とを含んで構成される開閉体装置の開閉機交換方法において、前記第1の開閉機手段に代えて、前記無端輪状動力伝達手段を介して前記入力スプロケット手段に回転力を伝達する前記第2の出力スプロケット手段に連動して回転する第1のカップリング手段を備えた開閉機取付枠手段と、前記第1のカップリング手段に係合して回転する第2のカップリング手段を出力軸に備え、前記第2のカップリング手段が前記第1のカップリング手段に係合するように前記開閉機取付枠手段に取り付けられ、前記第1及び2のカップリング手段を介して前記出力スプロケット手段を回転駆動することによって前記回転体手段を回転させて前記開閉手段の開閉動作を制御する第2の開閉機手段とを前記開閉機取付ベース手段に取り付けることにある。
これは、出力軸に出力スプロケット手段を備えた第1の開閉機手段が、入力スプロケット手段の設けられた側の支持手段に設けられた開閉機取付ベース手段に取り付けられている場合に、この第1の開閉機手段を別のタイプの第2の開閉機手段に取り替える方法に関するものである。この場合、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段を開閉機取付ベース手段に取り付け、第1のカップリング手段に係合するような第2のカップリング手段を出力軸に備えた第2の開閉機手段を開閉機取付枠手段に取り付け、第2の開閉機手段の回転力を第1及び2のカップリング手段、出力スプロケット手段、無端輪状動力伝達手段、入力スプロケット手段を介して回転体手段に伝達し、その回転を制御するようにした。回転体手段の少なくとも一端部には、これと連動して回転するように入力スプロケット手段が設けられている。この入力スプロケット手段は、回転体手段の少なくとも一端部に存在していればよく、両端部に存在してもよい。入力スプロケット手段が回転体手段の両端部にそれぞれ存在する場合には、開閉機取付ベース手段は、どちらか一方側に設けられていてもよいし、両方側にそれぞれ設けられていてもよい。ここで、互いに連動して回転するとは、同じ方向に回転することであってもよいし、違う方向に回転することであってもよいことを意味する。このとき、回転軸の向きは同じでも異なっていてもよい。また、第1のカップリング手段に係合するような第2のカップリング手段とは、両者が直接係合するような場合と、第2のカップリング手段にも第1のカップリング手段にもそれぞれ係合するようなアダプタなどを介して間接的に係合するような場合の両方を含むものである。ここで、回転体手段は、各種シャッター装置のシャッターカーテンを巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、オーニング装置やロールスクリーン装置や防煙垂れ幕装置のスクリーンなどを巻き取り、繰り出すための巻取シャフトや、二軸式シャッター装置のシャッターカーテンをガイドし、回転駆動しながら巻取シャフトに導く巻取り補助シャフトや、オーバーヘッドドアのドアを吊り上げるためのワイヤー等を巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、パネルシャッターのパネルを吊り上げ、収納部へ導くチェーンを引き込み、送り出す複数のスプロケットを同期して回転駆動させるために回転駆動する駆動シャフトなどを含むものである。
本発明の開閉体装置の開閉機交換方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、前記開閉機取付ベース手段が、前記支持手段に固着されるベース部と、前記ベース部の両側にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成され、前記開閉機取付枠手段の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部とを備えたことにある。
これは、図3及び図4に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段及び第2の開閉機手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の開閉機交換方法の第3の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、前記開閉機取付ベース手段が、凸形状鋼板の底辺部が前記支持手段に固着され、前記凸形状鋼板の上辺部にU字型の切欠き部を有し、このU字型の切欠き部に前記開閉機手段が取り付けられるように構成されたことにある。
これは、図17に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段及び第2の開閉機手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の開閉機交換方法の第4の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、前記開閉機取付ベース手段が、長尺形状のL字鋼によって形成され、その端部であるベース部が前記支持手段に固着されていることにある。
これは、図6及び図7に例示するような形状の開閉機取付ベース手段に、互いに連動して回転する出力スプロケット手段と第1のカップリング手段とを備えた開閉機取付枠手段及び第2の開閉機手段を取り付けるようにしたものである。
本発明の開閉体装置の開閉機交換方法の第5の特徴は、前記第1、2、3又は4の特徴に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、前記出力スプロケット手段の位置を調整可能な位置調整手段を設けたことにある。
これは、開閉機手段を交換した場合、その交換の前後で出力スプロケット手段の位置が変化することがあるので、位置調整手段を設けて出力スプロケット手段の位置を調整可能としたものである。
本発明の開閉機取付装置の第1の特徴は、回転体手段に連動して回転する入力スプロケット手段に無端輪状動力伝達手段を介して回転力を伝達する出力スプロケット手段と、前記出力スプロケット手段に連動して回転し、開閉機手段の出力軸に設けられた第2のカップリング手段に係合するように構成された第1のカップリング手段とを備えたことにある。
これは、出力軸に出力スプロケット手段を備えた開閉機手段が開閉機取付ベース手段に取り付けられている場合に、この開閉機手段をカップリング手段を備えた開閉機手段に取り替え可能にするものである。ここで、連動して回転するとは、同じ方向に回転することであってもよいし、違う方向に回転することであってもよいことを意味する。このとき、回転軸の向きは同じでも異なっていてもよい。また、第2のカップリング手段に係合するように構成された第1のカップリング手段とは、両者が直接係合するような場合と、第2のカップリング手段にも第1のカップリング手段にもそれぞれ係合するようなアダプタなどを介して間接的に係合するような場合の両方を含むものである。ここで、回転体手段は、各種シャッター装置のシャッターカーテンを巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、オーニング装置やロールスクリーン装置や防煙垂れ幕装置のスクリーンなどを巻き取り、繰り出すための巻取シャフトや、二軸式シャッター装置のシャッターカーテンをガイドし、回転駆動しながら巻取シャフトに導く巻取り補助シャフトや、オーバーヘッドドアのドアを吊り上げるためのワイヤー等を巻き取り、繰り出す巻取シャフトや、パネルシャッターのパネルを吊り上げ、収納部へ導くチェーンを引き込み、送り出す複数のスプロケットを同期して回転駆動させるために回転駆動する駆動シャフトなどを含むものである。
本発明の開閉機取付装置の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉機取付装置おいて、前記入力スプロケット手段の設けられた側の支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段に取り付けられ、前記出力スプロケット手段と前記第1のカップリング手段を備えたベース部と、前記ベース部の両側に、それぞれ前記第1のカップリング手段側の直角方向に向けて一体折曲形成され、前記開閉機手段の取付枠の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部とを備えたことにある。
これは、開閉機取付装置を図3及び図4に例示するような形状の開閉機取付ベース手段と互換性を有するようにするために、その基本的な形状を例えば図3及び図4の開閉機取付ベース手段と同じになるようにしたものである。
本発明の開閉機取付装置の第3の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉機取付装置において、長尺形状のL字鋼によって形成され、前記L字鋼の端部に形成された平面上のベース部に前記出力スプロケット手段と前記第1のカップリング手段を備えたことにある。
これは、開閉機取付装置を図6及び図7に例示するような形状の開閉機取付ベース手段と互換性を有するようにするために、その基本的な形状を例えば図6及び図7の開閉機取付ベース手段と同じになるようにしたものである。
本発明によれば、開閉機と出力スプロケットとの関係が種々異なる場合でも、それらの性能等を考慮することなく開閉機の交換を容易に行なうことができるという効果がある。
以下、添付図面に従って本発明に係る開閉体装置の一実施の形態に係るシャッター装置について説明する。図9は、本発明に係るシャッター装置において、回転体支持手段を兼ねる収納ケースに取り付けられた開閉機の第1の実施例を示す図である。図9は、図3に対応した図であり、回転体手段である巻取シャフト5を回転自在に軸支する支持手段であって収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに、従来の開閉機取付ベース7が溶接などによって固着されており、この従来の開閉機取付ベース7を利用して、図5の開閉機を取付可能としたものである。この実施例では、開閉機取付ベース7に、取付調整板91を介して開閉機取付枠9が取り付けられ、さらに、この開閉機取付枠9に開閉機900の取り付けられた開閉機取付台906が取り付けられている。
開閉機取付ベース7は、収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接固定されるベース部71と、このベース部71の両側(図の上下方向)にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成された側片部72,73と、これらの側片部72,73の先端から相対向方向に屈曲する先端屈曲片部74,75とから形成されている。開閉機取付ベース7の側片部72の先端側付近には係合孔76が設けられており、また、先端屈曲片部74,75には図4に示すように切欠部77,78が設けられているが、この実施例ではこれらの切欠部77,78は使用しない。
開閉機取付枠9は、開閉機取付ベース7に取り付られるものであるが、開閉機取付ベース7の形状には種々のものがあるので、巻取シャフト5の端部に設けられた入力スプロケット51と出力スプロケット903との軸方向における位置関係が適切となるように、必要に応じて開閉機取付ベース7と開閉機取付枠9との間に適当な厚さの取付調整板91が設けられる。図10は、取付調整板91の構成を示す図であり、図10(A)は、図9に対応した図であり、図10(B)は図10(A)の取付調整板91を右側から見た図である。取付調整板91は、図10(B)に示す通り、コの字型をしている。取付調整板91は、開閉機取付ベース7の先端屈曲部74,75に設けられている4個のネジ穴に対応した4個のネジ穴911〜914と、開閉機取付枠9のネジ穴に対応したネジ穴915〜918を備えている。
図11は、開閉機取付ベース7に取付調整板91がネジ止めされた状態を示す図である。図11では、開閉機取付ベース7を一点鎖線で示し、取付調整板91を実線で示してある。図11に示すように、取付調整板91は、それぞれのネジ穴911〜914を介して皿ネジ111〜114によって開閉機取付ベース7にネジ止め係合されている。取付調整板91のネジ穴911〜914は、図10に示すように左側に凹んだ形状をしている。これは、皿ネジ111〜114が取り付けられた状態で、図10(A)に示すように取付調整板91の右端の平面部から皿ネジ111〜114が突出しないようにするためである。
図12は、開閉機取付枠9の詳細構成を示す図であり、図12(A)は、図9の開閉機取付枠9に対応した図であり、図12(B)は、図12(A)の開閉機取付枠9を右側から見た図であり、図12(C)は、図12(A)の開閉機取付枠9を左側から見た図であり、図12(D)は、図12(B)の開閉機取付枠9を上側から見た図である。図12に示すように、開閉機取付枠9は、取付調整板91にネジなどの締結具によって固定されるベース部92と、このベース部92の両側(図の上下方向)にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成された側片部93,94と、これらの側片部93,94の先端から相対向方向に屈曲する先端屈曲片部95,96とから形成されている。開閉機取付枠9の側片部93の先端側付近には係合孔97が設けられている。また、先端屈曲片部95,96には図12に示すように切欠部98,99が設けられている。開閉機取付枠9は、取付調整板91の4個のネジ穴915〜918に対応した4個のネジ穴921〜924を備えている。なお、開閉機取付枠9を取付調整板91にネジなどの締結具によって固定する場合には、これらの4個のネジ穴のうち、全てのネジ穴が使用されてもよいが、通常は、死角となって工具が届きにくいネジ穴を除いた2〜3個のネジ穴が使用される。開閉機取付枠9の四隅には、さらに4個のネジ穴928〜931を備えているが、これは図4及び図9に示した開閉機取付ベース7とは異なる形状のベースに適合させるためのものである。
図13は、開閉機取付枠にカップリング手段、出力スプロケット、回転軸及び軸受手段が取り付けられた状態を示す図であり、図13(A)は、図9に対応した図であり、図13(B)は、図13(A)の開閉機取付枠9を右側から見た図である。開閉機取付枠9には、開閉機900の出力軸に取り付けられたカップリング手段901によって外嵌め係合されるカップリング手段902と、このカップリング手段902の軸に結合された出力スプロケット903と、カップリング手段902と出力スプロケット903を結合する回転軸904と、この回転軸を支持する軸受手段905とがそれぞれ取り付けられている。
開閉機取付枠9のベース部92のほぼ中央に設けられた開口部920を回転軸904が貫通するように、軸受手段905が取り付けられる。この軸受手段905に軸支される回転軸904の両端にカップリング手段902と出力スプロケット903が取付けられる。軸受手段905は、開閉機取付枠9のベース部92のネジ穴925〜927を介して皿ネジ131〜133によってネジなどの締結具によって固定される。回転軸904の一端には、出力スプロケット903が、他端にはカップリング手段902が取付けられている。この出力スプロケット903及びカップリング手段902は、回転軸904を介して結合されており、スナップリング(C形止め輪)などで抜け止めされている。
図14は、取付調整板91に開閉機取付枠9がネジ止めされた状態を示す図である。図14では、開閉機取付ベース7は一点鎖線で示し、取付調整板91を点線で示し、開閉機取付枠9を実線で示してある。図14に示すように、開閉機取付枠9は、それぞれのネジ穴921,923,924を介して皿ネジ141〜143によって取付調整板91に係合される。図では、ネジ穴921,922,923については、皿ネジ141〜143の符号の後に括弧付で表示してある。取付調整板91に開閉機取付枠9を係合する場合、ネジ穴921〜924の中の少なくとも2箇所を用いればよい。例えば、ネジ穴921,924の2箇所、ネジ穴921〜924の4箇所、図14に示すように、ネジ穴921,923,924の3箇所を用いてもよい。
なお、この実施例では、取付調整板91に開閉機取付枠9を係合する場合に、ネジ穴921,923、又はネジ穴922,924を用いることによって、出力スプロケット903の位置を調整することができるようになっている。すなわち、ネジ穴922,923は、図示のように長円形状をしており、ネジ穴921に皿ネジ141を係合した場合、このネジ穴921を回転中心として開閉機取付枠9を長円形状のネジ穴923に沿って回転移動することができるようになっている。同様に、ネジ穴924に皿ネジ143を係合した場合、ネジ穴924を回転中心として開閉機取付枠9を長円形状のネジ穴922に沿って回転移動することができるようになっている。これによって、開閉機を交換して、出力スプロケット903と巻取シャフト5との距離が変化した場合でも、出力スプロケット903の回転軸の位置を微調整することができる。
図9において、開閉機取付台906は、両側(図の上下方向)に設けられた折曲片部907,908を一体に形成した形状となっており、折曲片部907,908は開閉機取付枠9の切欠部98,99に対応する位置に形成してある。開閉機取付台906は、開閉機取付枠9の先端屈曲片部96にネジ910などの締結具によって固定される。開閉機900は、この開閉機取付台906にボルト909などの締結具によって固定される。開閉機900の出力軸には、カップリング手段902に対して軸方向へ摺動自在に外嵌め係合されたカップリング手段901が形成されている。従って、開閉機900の回転出力は、カップリング手段901、カップリング手段902、回転軸904、出力スプロケット903、伝導チェーン(無端輪状動力伝達手段)、入力スプロケットを介して回転体手段である巻取シャフトに伝達されるようになっている。
図15は、本発明に係るシャッター装置において、収納ケースに取り付けられた開閉機の第2の実施例を示す図であり、図15(A)は、図6に対応したものであり、図15(B)は図15(A)を右側から見た図である。図15の実施例は、収納ケースの一側面部であるブラケット3aに、従来のL字鋼によって形成された開閉機取付ベース710が溶接などによって固着されている。第2の実施例では、この従来の開閉機取付ベース710を利用して、図8の開閉機420を取付可能としたものである。図15の実施例では、開閉機取付ベース710に、開閉機取付枠150が取り付けられ、この開閉機取付枠150に開閉機420が取り付けられている。なお、図15では、開閉機420は点線で示してある。
開閉機取付ベース710は、長尺形状のL字鋼によって形成されており、その端部であるベース部711が収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接などによって固着されている。開閉機取付枠150は、この開閉機取付ベース710のL字鋼のそれぞれの平面に密接するように構成されたL字鋼部材151と、このL字鋼部材151の端部が開閉機取付ベース710のL字鋼のそれぞれの平面に対して直角の方向へ一体折曲形成された側片部152と、この側片部152の上端部、左斜上端部、左斜下端部からL字鋼部材151に平行な方向に屈曲するように形成された先端屈曲片部153〜154とを備えている。開閉機取付枠150は、ボルト712,713、ナット714,715などの締結具によって開閉機取付ベース710に固定されている。なお、開閉機取付ベース710と開閉機取付枠150との間に、それぞれ薄い調整板を設けることによって、開閉機を交換して、出力スプロケット157と巻取シャフトとの距離が変化した場合でも、出力スプロケット157の回転軸位置を微調整することができる。
図16は、図15の開閉機取付枠150の詳細構成を示す図であり、図16(A)は図15(A)に対応したものであり、図16(B)は図16(A)を右側から見た図である。すなわち、図16は、図15から収納ケース3、開閉機取付ベース710及び開閉機420を省略して示したものである。図9の実施例では、開閉機取付枠9にカップリング手段902、出力スプロケット903、回転軸904及び軸受手段905の取り付けられたものを用いているが、図15の実施例でも、これと同じように、開閉機取付枠150にカップリング手段156、出力スプロケット157、回転軸158及び軸受手段159が取り付けられたものを用いる。
軸受手段159は、開閉機取付枠150の側片部152に設けられた開口部を回転軸158が貫通するように、皿ネジなどの締結具によって固定的に取り付けられる。この軸受手段159に軸支される回転軸158の一端には、出力スプロケット157が、他端にはカップリング手段156が取付けられている。この出力スプロケット157及びカップリング手段156は、回転軸158を介して結合されており、スナップリング(C形止め輪)などで抜け止めされている。
図15に示すように、開閉機取付枠150に取付けられた開閉機420の出力軸421には、カップリング手段156に対して軸方向へ摺動自在に外嵌め係合されたカップリング手段425が形成されている。この出力スプロケット157と巻取シャフト側の入力スプロケットとの間には、図4に示すものと同様に、伝導チェーンが噛合巻回されている。従って、開閉機420の回転出力は、カップリング手段425、カップリング手段156、回転軸158、出力スプロケット157、伝導チェーン、入力スプロケットを介して巻取シャフトに伝達されるようになっている。
図17は、収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに固着されている開閉機取付ベースの別の例を示す図である。上述の説明では、開閉機取付ベースとして、図3及び図4に示す開閉機取付ベース7や図6及び図7に示す開閉機取付ベース710を例に説明したが、図17に示すように凸形状の鋼板の底辺部が収納ケース3の一側面部であるブラケット3aに溶接などによって固着されており、凸形状の上辺部に図示のようなU字型の切欠き部を有し、このU字型の切欠き部に開閉機を取り付けるタイプのものについても同様に適用可能である。このタイプの開閉機取付ベース170には、その四隅に4個のネジ穴171〜174が形成されている。図12に示した開閉機取付枠9の四隅の4個のネジ穴928〜931は、この開閉機取付ベース170の4個のネジ穴171〜174に対応して形成されているので、図9に示すように開閉機取付枠9及び開閉機900を取り付けることが可能である。なお、開閉機取付ベース170と開閉機取付枠9との間に、図10に示すような出力スプロケット手段の回転軸の位置を調整可能な調整板を設けるようにしてもよい。
上述の実施の形態では、開閉体であるシャッターカーテンが下降しながら繰り出されて閉鎖するシャッター装置を例に説明したが、これ以外にも開閉体が横移動方式で繰り出されたり、上昇方式で繰り出されたり、あるいは水平方式、斜め方式で繰り出されたりするもの等であっても同様に適用することができる。開閉体装置としては、例えば、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置などがある。開閉手段である開閉体としては、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどで構成される場合がある。また、開閉手段である開閉体の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、布製、ガラス製、鉱物製、これらの複合されたものなどで構成することができる。
上述の実施の形態における開閉機をブレーキ装置や調速装置で置き換えて実施しても、本発明を同様に適用することできる。
回転体手段を正逆回転駆動することによって開閉体を開閉動作させる開閉体装置の一例としてシャッター装置を示す図 図1のシャッター装置を左側面から見た断面形状を示す図 開閉機を収納ケースに取り付けた場合の第1の構成例を示す図 図3を右側から見た側面図 開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第2の構成例を示す図 開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第3の構成例を示す図 図6を右側から見た側面図 開閉機を収納ケースに取り付ける場合の第4の構成例を示す図 本発明に係るシャッター装置において、収納ケースに取り付けられた開閉機の第1の実施例を示す図 図9の取付調整板の構成を示す図 図9の開閉機取付ベースに取付調整板がネジ止めされた状態を示す図 図9の開閉機取付枠の詳細構成を示す図 開閉機取付枠にカップリング手段、出力スプロケット、回転軸及び軸受手段が取り付けられた状態を示す図 取付調整板に開閉機取付枠がネジ止めされた状態を示す図 本発明に係るシャッター装置において、収納ケースに取り付けられた開閉機の第2の実施例を示す図 図15の開閉機取付枠の詳細構成を示す図 収納ケースの一側面部であるブラケットに固着されている開閉機取付ベースの別の例を示す図
符号の説明
1,2…ガイドレール
3…収納ケース
4,400,410,420,900…開閉機
40,403,411,421…出力軸
5…巻取シャフト
6…シャッターカーテン
3a…ブラケット
7,701,710,720,170…開閉機取付ベース
71,702,703,704…ベース部
72,73,93,94,152…側片部
74,75,705,706,95,96,153〜154…先端屈曲片部
76,707,97…係合孔
77,78,98,99…切欠部
8,801,9,150…開閉機取付枠
80,711,721,802,92…ベース部
81,82,803,804,907,908…折曲片部
4,401,412,422,903,157…出力スプロケット
51…入力スプロケット
52…伝導チェーン
402,423…スプロケット軸
404,405,424,425,901,902,156…カップリング手段
712,713…ボルト
714,715…ナット
91…取付調整板
906…開閉機取付台
911〜914,915〜918,928〜931…ネジ穴
921〜924,925〜931,171〜174…ネジ穴
111〜114,131〜133,141〜143…皿ネジ
904,158…回転軸
905,159…軸受手段
906…開閉機取付台
910…ネジ
920…開口部
151…L字鋼部材

Claims (13)

  1. 開口部の周縁部に設けられた支持手段と、
    前記支持手段に軸支された回転体手段と、
    前記開口部を開閉する開閉手段と、
    前記回転体手段に連動して回転するように前記回転体手段の端部に設けられた入力スプロケット手段と、
    前記入力スプロケット手段の設けられた側の前記支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段と、
    前記開閉機取付ベース手段に取り付けられ、互いに連動して回転する出力スプロケット手段及び第1のカップリング手段を備えた開閉機取付枠手段と、
    前記出力スプロケット手段の回転力を前記入力スプロケット手段に伝達する無端輪状動力伝達手段と、
    前記第1のカップリング手段に係合して回転する第2のカップリング手段を出力軸に備え、前記第2のカップリング手段が前記第1のカップリング手段に係合するように前記開閉機取付枠手段に取り付けられ、前記第1及び2のカップリング手段を介して前記出力スプロケット手段を回転駆動することによって前記回転体手段を回転させて前記開閉手段の開閉動作を制御する開閉機手段と
    を備えたことを特徴とする開閉体装置。
  2. 請求項1に記載の開閉体装置において、
    前記開閉機取付ベース手段は、前記支持手段に固着されるベース部と、前記ベース部の両側にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成され、前記開閉機取付枠手段の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部とを備えたことを特徴とする開閉体装置。
  3. 請求項1に記載の開閉体装置において、
    前記開閉機取付ベース手段は、凸形状鋼板の底辺部が前記支持手段に固着され、前記凸形状鋼板の上辺部にU字型の切欠き部を有し、このU字型の切欠き部に前記開閉機手段が取り付けられるように構成されたことを特徴とする開閉体装置。
  4. 請求項1に記載の開閉体装置において、
    前記開閉機取付ベース手段は、長尺形状のL字鋼によって形成され、その端部であるベース部が前記支持手段に固着されていることを特徴とする開閉体装置。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の開閉体装置において、
    前記出力スプロケット手段の位置を調整可能な位置調整手段を設けたことを特徴とする開閉体装置。
  6. 開口部の周縁部に設けられた支持手段と、
    前記支持手段に軸支された回転体手段と、
    前記開口部を開閉する開閉手段と、
    前記回転体手段に連動して回転するように前記回転体手段の端部に設けられた入力スプロケット手段と、
    前記入力スプロケット手段の設けられた側の前記支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段と、
    第1の出力スプロケット手段を出力軸に備え、前記第1の出力スプロケット手段の回転力を無端輪状動力伝達手段を介して前記入力スプロケット手段に伝達するように前記開閉機取付ベース手段に取り付けられた第1の開閉機手段とを含んで構成される開閉体装置の開閉機交換方法において、
    前記第1の開閉機手段に代えて、前記無端輪状動力伝達手段を介して前記入力スプロケット手段に回転力を伝達する前記第2の出力スプロケット手段に連動して回転する第1のカップリング手段を備えた開閉機取付枠手段と、
    前記第1のカップリング手段に係合して回転する第2のカップリング手段を出力軸に備え、前記第2のカップリング手段が前記第1のカップリング手段に係合するように前記開閉機取付枠手段に取り付けられ、前記第1及び2のカップリング手段を介して前記出力スプロケット手段を回転駆動することによって前記回転体手段を回転させて前記開閉手段の開閉動作を制御する第2の開閉機手段と
    前記開閉機取付ベース手段に取り付けることを特徴とする開閉体装置の開閉機交換方法。
  7. 請求項6に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、
    前記開閉機取付ベース手段は、前記支持手段に固着されるベース部と、前記ベース部の両側にそれぞれ直角方向へ向けて一体折曲形成され、前記開閉機取付枠手段の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部とを備えたことを特徴とする開閉体装置の開閉機交換方法。
  8. 請求項6に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、
    前記開閉機取付ベース手段は、凸形状鋼板の底辺部が前記支持手段に固着され、前記凸形状鋼板の上辺部にU字型の切欠き部を有し、このU字型の切欠き部に前記開閉機手段が取り付けられるように構成されたことを特徴とする開閉体装置の開閉機交換方法。
  9. 請求項6に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、
    前記開閉機取付ベース手段は、長尺形状のL字鋼によって形成され、その端部であるベース部が前記支持手段に固着されていることを特徴とする開閉体装置の開閉機交換方法。
  10. 請求項6、7、8又は9に記載の開閉体装置の開閉機交換方法において、
    前記出力スプロケット手段の位置を調整可能な位置調整手段を設けたことを特徴とする開閉体装置の開閉機交換方法。
  11. 回転体手段に連動して回転する入力スプロケット手段に無端輪状動力伝達手段を介して回転力を伝達する出力スプロケット手段と、前記出力スプロケット手段に連動して回転し、開閉機手段の出力軸に設けられた第2のカップリング手段に係合するように構成された第1のカップリング手段とを備えたことを特徴とする開閉機取付装置。
  12. 請求項11に記載の開閉機取付装置おいて、
    前記入力スプロケット手段の設けられた側の支持手段に予め設けられた開閉機取付ベース手段に取り付けられ、前記出力スプロケット手段と前記第1のカップリング手段を備えたベース部と、
    前記ベース部の両側に、それぞれ前記第1のカップリング手段側の直角方向に向けて一体折曲形成され、前記開閉機手段の取付枠の一部が係合して取り付けられる係合孔を有する側片部と、
    前記側片部の先端から相対向方向に屈曲形成され、その先端部に切欠部を有する先端屈曲片部と
    を備えたことを特徴とする開閉機取付装置。
  13. 請求項11に記載の開閉機取付装置において、
    長尺形状のL字鋼によって形成され、前記L字鋼の端部に形成された平面上のベース部に前記出力スプロケット手段と前記第1のカップリング手段を備えたことを特徴とする開閉機取付装置。
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