JPH09143061A - 鎮痛剤用経皮吸収製剤 - Google Patents

鎮痛剤用経皮吸収製剤

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JPH09143061A
JPH09143061A JP30145395A JP30145395A JPH09143061A JP H09143061 A JPH09143061 A JP H09143061A JP 30145395 A JP30145395 A JP 30145395A JP 30145395 A JP30145395 A JP 30145395A JP H09143061 A JPH09143061 A JP H09143061A
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JP
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percutaneous absorption
acid
vinylacetamide
gel
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JP30145395A
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English (en)
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Tetsuya Ishii
徹弥 石井
Sonoko Ishii
園子 石井
Tetsuhiko Yamaguchi
哲彦 山口
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鎮痛剤(薬物)の皮膚透過速度に対応して薬
物の過不足のない適切な投与量を患者に与えるために皮
膚適用面積及び厚さを正確に、かつ長期安定して付与す
るのに適した、保形性を備えたゲル状の経皮吸収製剤を
得る。 【解決手段】 アルコール類を含有する鎮痛剤用経皮吸
収製剤であって、N−ビニルアセトアミドとCOOM基
(式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモ
ニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分とし
て共重合してなるN−ビニルアセトアミド共重合体にア
ルミニウム化合物を添加して保形性を付与したゲルを用
いることを特徴とする鎮痛剤用経皮吸収製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鎮痛剤用経皮吸収製
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚を投与経路とする鎮痛剤用投与方法
は経口投与よりも薬物の直接の利用が達成される上に、
消化管障害を引き起こす恐れがなく、また注射による投
与の場合の様な苦痛や薬物のショックを患者に与えるこ
とがない等の、従来の経口または注射による投与では得
られないいくつかの利点を持つことから、近年注目を集
めるようになってきており、経皮吸収剤とするのに適し
た鎮痛剤用経皮吸収製剤用組成物(以下、単に組成物と
もいう。)が既に提案されている。
【0003】近年これらの組成物としては、例えば麻薬
性及び/または非麻薬性鎮痛剤、テルペン類及び/また
は精油からなる経皮吸収促進剤、2〜5個の炭素を有す
るグリコ−ル、グリセリンおよび2〜5個の炭素原子数
を有するグリコ−ルの重合物のうちの1種または2種以
上からなる経皮吸収持続化剤を含有することを特徴とす
る経皮吸収製剤用組成物(特開平6−48962号)が
開示されている。これらの組成物は、ゲル製剤でなく、
剤型としてはロ−ション剤であるため鎮痛剤等の投与量
を制御するのが困難であった。また、持続性も期待でき
ず、特にモルヒネのような作用時間の短い薬物の場合に
は、投与頻度が大きく患者のコンプライアンスを得るの
が困難であった。。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、経皮吸収製剤
を用いて鎮痛剤(薬物)の十分な効力を確実に、かつ安
定して得ると同時に、薬物の副作用を最小限に抑えるた
めには、換言すれば薬物の正確な投与量を安定して得る
ためには、薬物の皮膚透過速度に対応して薬物の過不足
のない適切な投与量を患者に与えるために皮膚適用面積
及び厚さを正確に、かつ長期安定して付与するのに適し
た、保形性を備えたゲル状の経皮吸収製剤を用いるのが
望ましい。
【0005】しかしながら、上記先行技術による経皮吸
収製剤用組成物を用いて液剤または軟膏にしてもいずれ
も保形性がないために、これらによって正確、かつ安定
した投与量、つまり正確かつ安定した皮膚適用面積およ
び厚さを患者に与えることは困難であり、またこれらの
組成物に高分子化合物を加えて保形性のあるゲルにしよ
うとしても、組成物中に含有される低級アルコールが高
分子のゲル化作用を妨げ、均一かつ十分なゲル化を妨害
するという問題がある。このような問題を解決するもの
として、特開平6−172157にポリビニルアルコー
ルとセルロ−ス誘導体を用いたゲル製剤が開示されてい
る。しかしながら、これらの水溶性高分子は親アルコー
ル性に乏しいため、製剤中に薬物の経皮吸収を促進する
アルコールの添加量を増す事ができず、製剤の組成に限
界があった。さらには適当な架橋剤がないために、保形
性に劣り、使用後いわゆる糊残りを生じ、使用感が著し
く悪かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この様な
実状に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、所定のN−ビニル
アセトアミドとカルボキシル基またはその塩を有する重
合性単量体との共重合体が水と高濃度のアルコール類を
含有し、該カルボキシル基またはその塩と架橋するアル
ミニウム化合物の添加により得られるゲル体が優れた鎮
痛剤用経皮吸収製剤をもたらす事を見いだし、本発明を
完成させるに至った。
【0007】本発明は上記知見に基づいて発明されたも
ので、鎮痛剤用ための、保形性に優れたゲル状の経皮吸
収製剤用組成物及びその製造方法を提供することを目的
とし、アルコール類を含有する鎮痛剤用経皮吸収製剤用
ゲルであって、N−ビニルアセトアミドとCOOM基
(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニ
ウム塩を示す)を有する重合性単量体を主成分としてな
るN−ビニルアセトアミド共重合体及びアルミニウム化
合物を添加することによって保形性を有するゲルを用い
ることを特徴とする。
【0008】本発明において使用される鎮痛剤用経皮吸
収製剤用組成物は、鎮痛剤および低級アルコール、テル
ペン類および/または精油、水、および/または低級グ
リコ−ル、アルミニウム化合物であり、いずれも単独で
あるいは2種以上合わせて用いることができる。本発明
により得られる鎮痛剤用経皮吸収製剤は、単純な組成
で、高い薬物の吸収能を有し、安価に調製できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる、N−ビニル
アセトアミド共重合体は、組成物全量に対して0.5〜
30重量%(以下単に%という)の範囲で使用すること
が好ましく、0.5%未満の場合には、基剤から配合液
が遊離し、不均一なゲル体となり、30%を超えると組
成物の粘度が上昇して成型や他の成分の混合が困難とな
る。本発明で用いられる、N−ビニルアセトアミドと共
重合されている重合性単量体としては、COOM基(式
中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム
塩を示す)を有する重合性有機酸、例えばイタコン酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、アクリル
酸、(メタ)アクリル酸、またはこれらの塩が挙げられ
るが、中でもアクリル酸、(メタ)アクリル酸、または
これらの塩が好ましい。特にアクリル酸/またはそのア
ルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩がゲル強度、粘着
性等の観点から好ましく例えばアクリル酸、アクリル酸
ナトリウム、アクリル酸カリウム、アクリル酸アンモニ
ウムが挙げられる。これらは架橋点を与える目的で添加
され、1種または2種以上を用いることが出来る。
【0010】本発明重合体中、N−ビニルアセトアミド
および共重合されている単量体の重量比は99.9:
0.1〜60:40の範囲であることが好ましく、この
範囲を越えるとアルコール保持能が著しく低下する。該
共重合体を製造するためには、各種の単量体を開始剤を
用いて公知の技術で共重合させることが出来る。例え
ば、水溶液重合、沈澱析出重合、逆層懸濁重合等によっ
て実施される。重合が終了すると、粘性液体、寒天状ま
たは粉末の生成物が得られる。さらには粘性液体、寒天
状物は脱水乾燥することにより粉末化することが可能で
ある。
【0011】また共重合体は水溶性であるのでノニオン
成分が多く耐塩性があるので、皮膚面に分泌される水分
を吸収するので、ゲル体の皮膚密着性を維持し満足する
薬理効果が充分に得られ、また外界の水蒸気との間に平
衡状態が成立し、皮膚のむれ、カブレを防止する。また
N−ビニルアセトアミドモノマ−の皮膚刺激性等の毒性
は低い。さらには共重合体は弱アニオン性であるので塩
基性薬物から複合体を形成することがないので、例えば
塩酸モルヒネなどはアニオン性の共重合体を用いた場合
に比べその放出性に優れる。
【0012】本発明で使用する鎮痛剤としては、麻薬性
及び非麻薬性鎮痛剤のいずれでも良く、例えば、麻薬性
鎮痛剤としては、塩酸モルヒネ、塩酸エチルモルヒネ、
硫酸モルヒネ、塩酸コカイン、塩酸ペチジン、リン酸コ
デイン、リン酸ジヒドロコデイン、クエン酸フェンタニ
−ル、スフェンタニ−ル、スフェンタニ−ルおよび塩酸
メペリジン等が、そして非麻薬性鎮痛剤としては、臭化
水素酸塩エプタゾシン、塩酸ブプレノルフェニンおよび
酒石酸ブトルファノ−ル等が挙げられる。鎮痛剤用製剤
1gあたりの配合量は、1〜200mg、好ましくは5
〜100mg、特に好ましくは10〜20mgである。
これらの薬物は限定されることではなく、必要に応じて
2種類以上併用することが出来る。また、これら薬剤の
吸収を促進する補助剤を添加することが出来、例えば、
ポリエチレングリコール#400、グリセリン、ベンジ
ルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸プロピ
レン、ヘキシルドデカノール、サリチル酸、尿素、アラ
ントイン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジイソプロピルアジペー
ト、ジエチルセバケート、エチルラウリレート、ラノリ
ン、エイゾン、1−ゲラニルアザシルクロヘプタン−2
−ONE(GACH)、脂肪酸ジアルキロールアミド、
サリチル酸、サリチル酸誘導体、尿素、イオウ等の角質
軟化剤、ピロリドンカルボン酸等の保湿剤、プロピレン
グリコールモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、グ
リセリンモノステアレート等の界面活性剤、ミリスチン
酸イソプロピル、セバシン酸ジエチル等のエステル類、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリル
アルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、ヘキ
サン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカ
ン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、オレイン酸、
リノール酸、等の脂肪酸、またその他必要に応じて塩酸
ジフェンヒドラミン、塩酸イソチベンジルなどの抗ヒス
タミン剤、クロタミトンなどの鎮痒剤、グリチルレチン
酸、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、メン
トール、カンフル等の清涼化剤、アーモンド油、オリー
ブ油、ツバキ油、パーシック油、ハッカ油、ゴマ油、ダ
イズ油、ミンク油、綿実油、トウモロコシ油、サフラワ
ー油、ヤシ油、ユーカリ油、ヒマシ油、精油、流動パラ
フィン、ワセリン、スクワレン、スクワラン、ラノリン
等の油成分、ジイソプロパノールアミン等の中和剤など
を1種類以上配合することが出来るが、皮膚刺激性等を
考慮すると、配合量は薬剤100重量部に対して0.1
〜5重量部であることが望ましい。
【0013】本発明で使用するアルコール類は、経皮吸
収促進剤として用いられ、好ましくは2〜10個の炭素
原子を有する。炭素が10個以上だと本発明で用いる共
重合体との親和性が劣りゲルから離しょうしてしまう傾
向にある。具体的に使用するアルコールとしては、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、等の1価アルコー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブタンジオール、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール(2価アルコール)、グリセリン、トリオキシイソ
ブタン(3価アルコール)、エリトリット、ペンタエリ
トリット(4価アルコール)、キシリット、アドニット
(5価アルコール)、アロズルシット、ソルビトール、
ソルビット液、マンニトール(6価アルコール)等があ
げられるがこの限りではない。また、メタノールは毒性
上、沸点、揮発性などから使用することは好ましくな
い。
【0014】本発明で使用するテルペン類としては、例
えば、リモネンのような炭化水素系モノテルペン類、l
−メントール、テルピネオール、ボルネオールのような
モノテルペンアルコール、シトラールのようなモノテル
ペンアルデヒド、ヨノンのようなモノテルペンケトン、
シネオールのようなその他のモノテルペン類が、そし
て、精油としては、例えば、これらのテルペン類を主成
分とするハッカ油、ペパ−ミント油、ユ−カリ油が使用
される。
【0015】本発明で使用するアルミニウム化合物はゲ
ルの保形性維持のために、組成物全量に対して0.00
1〜20%の範囲で添加される。添加量が0.001%
未満の場合には架橋が不十分となってゲルの強度が不足
し、得られるアルコール含有ゲル体の保形性が著しく悪
くなる。20%を超えると基剤が硬くなり、柔軟性およ
び成型加工が困難となる。アルミニウム化合物として
は、水酸化アルミニウム、水酸化アルミナマグネシウム
の様な水酸化物、あるいは塩化アルミニウム、硫酸アル
ミニウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテー
ト、カオリン、ステアリン酸アルミニウムのような無機
または有機酸の正塩もしくはそれらの塩基性塩、アルミ
ニウム明ばんのような複塩、それにアルミン酸ナトリウ
ムのようなアルミン酸塩、無機性アルミニウム錯塩およ
び有機性アルミニウムキレート化合物の他に、合成ヒド
ロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケ
イ酸アルミン酸マグネシウム、硝酸アルミニウム、硫酸
アルミニウム、EDTA−アルミニウム、水酸化アルミ
ニウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムアラ
ントイネート、酢酸アルミニウム、アルミニウムグリシ
ナール等を挙げることができるが、この限りではない。
又、これらのアルミニウム化合物を1種または2種以上
用いることができる。これらのアルミニウム化合物は、
水溶性のものであっても、難溶性のものであってもかま
わない。難溶性のアルミニウム化合物を用いたときゲル
化の反応系中に、酸を添加する事でゲル化の反応が速く
なる。酸として特に水酸基を含む有機酸またはその塩類
を添加する事によって反応は著しく速くなる。これらの
架橋反応の速度調製剤としてクエン酸、乳酸、酒石酸、
グルコン酸、グリコール酸、リンゴ酸、フマール酸、メ
タスルホン酸、マレイン酸、酢酸、EDTA−2ナトリ
ウム、尿素、トリエチルアミン、アンモニア等の金属イ
オンに対してキレートもしくは配位能をもつ有機酸、有
機酸塩、有機塩基などの他に塩酸、リン酸、硫酸、硝
酸、臭化水素酸などの無機酸等が利用できるが、この限
りではない。
【0016】また、本発明の鎮痛剤用経皮吸収製剤には
他の高分子を添加することができ、これらは該共重合体
と充分に相溶しうるか、或は白濁しうる程度に相溶しう
るものが好ましい。これら高分子としては例えば、アラ
ビアガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、グ
アーガム、エコーガム、カラヤガム、寒天、デンプン、
カラゲナン、アルギン酸、アルギン酸塩(例えばアルギ
ン酸ナトリウム)、アルギン酸プロピレングリコール、
デキストラン、デキストリン、アミロース、ゼラチン、
コラーゲン、プルラン、ペクチン、アミロペクチン、ス
ターチ、アミロペクチンセミグリコール酸ナトリウム、
キチン、アルブミン、カゼインなどの天然の高分子、ポ
リグルタミン酸、ポリアスパラギン酸、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、プロピルセルロース、エチルメ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボシキメチ
ルスターチ、アルカリ金属カルボキシメチルセルロー
ス、アルカリ金属セルロース硫酸塩、セルロースグラフ
ト重合体、架橋ゼラチン、セルロースアセテートフタレ
ート、デンプン−アクリル酸グラフト重合、無水フタル
酸変性ゼラチン、コハク酸変性ゼラチンなどの半合成の
高分子、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルメチルエーテル、メチルビニルエステ
ル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩(例えばポリア
クリル酸ソーダ)、カルボキシビニルポリマー、ビニル
ピロリドン−アクリル酸エチル共重合体、ビニルピロリ
ドン−スチレン共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリビニルアセテート−(メタ)アクリル
酸共重合体、ポリビニルアセテート−クロトン酸共重合
体、酢酸ビニル−(メタ)アクリル酸共重合体、N−ビ
ニルアセトアミド単独重合体、酢酸ビニル−クロトン酸
共重合体、ポリビニルスルホン酸、N−ビニルアセトア
ミド架橋物、ポリイタコン酸、ポリヒドロキシエチルア
クリレート、ポリアクリルアミド、スチレン−マレイン
酸無水物共重合体、アクリルアミド−アクリル酸共重合
体などの合成の高分子などがあるが、これらに限ったも
のではない。
【0017】同様に粘着付与物質を添加でき、これらは
例えばシリコーンゴム、ポリイソブチレンゴン、スチレ
ン−ブロック共重合体ゴム、アクリルゴム、天然ゴムの
ごときゴム系粘着性物質、ポリビニルアルキルエーテ
ル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニルの如きビニ
ル系粘着性物質、カルボキシメチルセルロースの如きセ
ルロース系粘着性物質、(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルを主成分とした(メタ)アクリレート系の各粘着
性物質等があげられるが、これらに限った物ではない。
またアルコールおよび水以外に溶剤なども添加でき、溶
剤としては、炭素数2〜5個の低級ケトンまたはアルデ
ヒドなどのケトン類、セロソルブ、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンのごとき水と混
和しうる有機溶剤のほかにクロタミトン等の水と混和し
ない有機溶剤等もあげられるがこの限りではない。
【0018】本発明で用いるゲル体を作製するには、例
えばアルコールに薬物、共重合体及びアルミニウム化合
物を分散または溶解させ、その液を水に徐々に添加し練
合し、得られたゾル体を成形した後、必要であれば加温
する。さらに、前記ゲル体を貼付剤にするには、紙、金
属、ガラス繊維、布(ネル、織布、不織布等)、合成樹
脂(ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフ
タレート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポ
リプロピレンなど)、ポリアミド(例えばナイロン6、
ナイロン66など)、ポリ塩化ビニリデン、ポリテトラ
フルオロエチレン等)、シート(箔)、またはテープの
ごとき支持体の1面あるいは両面にゲル体を適量塗布す
ればよい。得られたシート状の鎮痛剤用経皮吸収製剤の
保存を容易にするには、ゲル体を塗布した面に、シリコ
ンまたはその他の適当な方法で処理した剥離シートを貼
着しておくか、あるいは粘着剤を塗布していない面をシ
リコンまたはその他の適当な方法で処理して剥離面と
し、粘着剤を塗布した面と重なるように巻くか重ねてお
くことが望ましい。なお剥離シートとしてはポリエチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、剥離紙、セロハ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等が用いられる。さ
らには、ゲル体を直接、適当な成型機、打錠機等を用い
て各種成型物に調製してもよい。
【0019】本発明に用いられているゲル体には、その
特性をより多く発現させるため、あるいは加工・成形性
及び品質の向上、ゲル体中の薬剤の分散性と安定性の向
上などの目的で、ゲルの性能を損なわない程度に目的に
応じて選択した物をさらに任意に配合することが出来
る。当該添加剤には、二酸化チタン等の粉体原料、酸、
アルカリ、湿潤剤、収斂剤、止痒剤、界面活性剤の他に
医薬、安定剤、充填剤、使用感向上剤、保存剤、可塑
剤、老化防止剤、軟化剤、pH調製剤、劣化防止剤等が
ある。これら添加剤は、得られるゲル体の特性に影響を
与えない範囲で任意に加えられる。
【0020】
【実施例】次に製造例、実施例をあげて本発明の有用性
を説明するが、本発明がこれによって限定されるもので
はない。 製造例 N−ビニルアセトアミド/アクリル酸ナトリウ
ム共重合体 1リットルの3つ口セパラブルフラスコに温度計および
窒素導入管を装着し、これにN−ビニルアセトアミド2
25g、アクリル酸ナトリウム25gを740gの脱イ
オン水に溶解した水溶液を仕込んだ。窒素ガスを導入し
て溶存酸素を追い出したのち20℃に液温を調整し、重
合開始剤として2、2’−アゾビス−2−アミジノプロ
パン二塩酸塩の1%水溶液を10g添加し、断熱状態で
7時間重合させた。得られた塊状の重合体を細断したも
のを、アセトン溶液にあけ脱水したものをろ過し真空乾
燥を行い粉砕し、乾燥ポリマーを得た。
【0021】実施例1 (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸ナトリウム共重合体=9/1(wt 比) 5部 1,3−ブタンジオール 20部 l−メントール 5部 アンモニウム明バン 1部 局方精製水 37.5部 エタノール 30部 塩酸モルヒネ 2部 (処方)局方精製水中にN−ビニルアセトアミド・アク
リル酸ナトリウム共重合体とアルンモウム明バン、エタ
ノール、l−メントール及び塩酸モルヒネの1,3−ブ
タンジオール分散液を徐々に添加しつつ練合する。得ら
れたゾル体を図1の円盤状容器に内包し、室温に3日放
置し貼付剤を得た。
【0022】実施例2: (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸共重合体=7/3(wt比) 20部 イソプロピルアルコール 12部 N−メチル−2−ピロリドン 5部 塩化アルミニウム 0.01部 N−ビニルアセトアミド単独重合体 20部 プロピレングリコール 36.999部 臭化水素酸エプタゾシン 0.5部 (処方)N−ビニルアセトアミド・アクリル酸共重合
体、N−ビニルアセトアミド単独重合体及び塩化アルミ
ニウムをイソプロピルアルコール及びプロピレングリコ
ール混合液に分散させ、そこに臭化水素酸エプタゾシ
ン、N−メチル−2−ピロリドンをエタノール100g
に溶解させた液を徐々に添加しつつ、練合する。得られ
たゾルをエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム上に2
mmのクリアランスで塗工後、エタノールを添加量10
0gだけ蒸散させ、貼付剤を得た。
【0023】実施例3: (配合) N−ビニルアセトアミド/(メタ)アクリル酸カリウム共重合体=8/2(wt 比) 4部 エタノール 5部 グリセリン 30部 水酸化アルミゲル 1部 酒石酸 1部 局方精製水 45部 ケイ酸 1部 ポリビニルピロリドン(K−60) 3部 ペンタジエン 10部 (処方)N−ビニルアセトアミド・(メタ)アクリル酸
カリウム共重合樹脂及び水酸化アルミゲルをエタノー
ル、グリセリン混合液中に分散させたものをポリビニル
ピロリドン、ケイ酸、ペンタジエン及び局方精製水の混
合液中に徐々に添加しつつ練合する。得られたゾルをポ
リプロピレン製の剥離紙上にナイフコーターで0.5m
mのクリアランスで塗工し、その後ゾル上に不織布を圧
着し、アルミラミネート袋にいれ、ヒ−トシールした後
5日間熟成し、貼付剤を得た。
【0024】実施例4: (配合) N- ビニルアセトアミド/アクリル酸アンモニウム共重合体=65/35(wt 比) 1部 グリセリン 50部 エタノール 5部 アルミニウムグリシナール 2部 酒石酸 1.5部 塩酸ペチジン 1.0部 局方精製水 30.5部 ヒドロキシプロピルセルロ−ス 9部 (処方)N−ビニルアセトアミド・アクリル酸アンモニ
ウム共重合樹脂とアルミニウムグリシナール及び塩酸ペ
チジンをエタノール中に分散させた溶液を、グリセリ
ン、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、酒石酸及び局方精
製水の混合液に徐々に添加しつつ練合する。得られたゾ
ルをポリプロピレン製の剥離紙上にナイフコ−タ−で
0.5mmのクリアランスで塗工し、その後ゾル上に不
織布を粘着し、アルミラミネ−ト袋にいれ、ヒ−トシー
ルした後5日間熟成し、貼付剤を得た。
【0025】比較実施例1: (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸ナトリウム共重合体=9/1(wt 比) 5部 1,3−ブタンジオール 20部 l−メントール 5部 アンモニウム明バン 0.0005部 局方精製水 37.5部 エタノール 30部 塩酸モルヒネ 2部 (処方)実施例1と比較するためにアンモニウム明バン
の添加量を減らし、実施例1と同じ処方で貼付剤を得
た。
【0026】比較実施例2: (配合) N- ビニルアセトアミド/アクリル酸アンモニウム共重合体=4/6(wt 比) 1部 グリセリン 50部 エタノール 5部 アルミニウムグリシナール 2部 酒石酸 1.5部 塩酸ペチジン 1.0部 局方精製水 30.5部 ヒドロキシプロピルセルロ−ス 9部 (処方)実施例4と比較するために、N−ビニルアセト
アミド/アクリル酸アンモニウム共重合比を4:6とし
た共重合体を用いて、実施例4と同じ処方で貼付剤を得
た。
【0027】比較実施例3: (処方) ポリビニルアルコール 5部 1,3−ブタンジオール 20部 l−メントール 5部 アンモニウム明バン 1部 局方精製水 37.5部 エタノール 30部 塩酸モルヒネ 2部 (処方)実施例1と比較するために、ポリビニルアルコ
ールを用いて、実施例1と同じの処方で貼付剤を得た。
【0028】試験例1:ゲル強度の測定 実施例1および比較例1の時得られたゾルをガラス製サ
ンプルビンSV−50(日電理科硝子)に入れ、キャッ
プをし、20℃に放置した。ゲルの強度を感応軸(アル
ミ製円柱、直径10mm、高さ12mm)を移動距離30m
m、移動速度5mm/secでゲルに進入させた時の最大応力
(g)として測定した。測定は室温で行ない、測定回数
は5回とした。なおゲル強度の官能試験と応力値との相
関は以下の通りである。 約10: 架橋していない(指でペースト触るとペーストが
糸を引く。反発力がない) 約30: ごく僅か架橋している。(指でペースト触ると糸
引くが、少し反発力がある。) 約50: 少し架橋している。(指でペースト触るとかなり
伸びる。強い反発力がある。) 約70: 架橋している。(指でペースト触ると少し伸び
る。強い反発力がある。) 約90: かなり架橋している。(指でペースト引っ張って
もあまり伸びない。) その結果、表1に示したように実施例1ではゲル化した
が、比較例1ではゲル化が進行せずゾルのままであっ
た。
【0029】
【表1】
【0029】試験例2:経皮吸収製剤の苛酷試験 実施例3、実施例4および比較例2、比較例3の貼付剤
を40℃、7日間加温したのち剥離紙をはがしゲルの様
子を観察した。観察項目は、ゲルの保形性、ゲルのだ
れ、ゲルからのアルコールおよび水のしみだしとした。
【表2】
【0030】試験例3:塩酸モルヒネ貼付剤の経皮吸収
性 アレスラット腹部摘出皮膚を縦型拡散セル(有効透過面
積1cm2 )に挟み、下部セルに水5mlをいれて37
℃に保った。次いで上部セルに実施例1及び比較例1の
貼付剤1cm2 をそれぞれ別々に適用して、貼付剤側か
ら皮膚側に透過した塩酸モルヒネの量を経時的に測定し
た。その結果を表3に示した。
【表3】
【0031】使用例 本発明の鎮痛剤用経皮吸収製剤を用いるときは、図1の
ような製剤例が挙げられる。薬物を含有しているゲル体
(1)をアルミ等で構成される粘着剤層(3)付きの裏
打ち部材(2)の凹部に挿入する。次に剥離体(4)を
貼着し製剤を得る。なお使用時は剥離体をはがし、ゲル
体が皮膚に接触するように皮膚に貼付する。またゲル体
として実施例2で作製したものを用いて図1の製剤を作
製し試験例3の経皮吸収性試験を実施した結果を表4に
示したが良好な吸収性が得られている。
【表4】
【0032】
【発明の効果】本発明の鎮痛剤用経皮吸収製剤は、薬物
の皮膚透過速度に対応して薬物の適正な投与を量的に与
えることができるように保形性の優れたゲル状の経皮吸
収製剤であり、ゲルからのアルコール類および水のしみ
出し、並びにゲルだれの改善された製剤である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鎮痛剤用経皮吸収製剤の使用例を示す
図である。
【符号の説明】
1 ゲル体 2 裏打ち部材 3 粘着剤層 4 剥離体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/02 A61K 47/02 Z 47/10 47/10 E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコール類を含有する鎮痛剤用経皮吸
    収製剤であって、N−ビニルアセトアミドとCOOM基
    (式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモ
    ニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分とし
    て共重合してなるN−ビニルアセトアミド共重合体にア
    ルミニウム化合物を添加して保形性を付与したゲルを用
    いることを特徴とする鎮痛剤用経皮吸収製剤。
  2. 【請求項2】 COOM基(式中、Mは水素原子、アル
    カリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重
    合性単量体が1種または2種以上のアクリル酸またはそ
    のアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である請求項
    1記載の鎮痛剤用経皮吸収製剤。
  3. 【請求項3】 N−ビニルアセトアミドとCOOM基
    (式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニ
    ウム塩を示す。)を有する重合性単量体との重量比が9
    9. 9〜60;0. 1〜40(両者の和は100とす
    る。)である単量体の共重合体である請求項1記載の鎮
    痛剤用経皮吸収製剤。
  4. 【請求項4】 テルペン類及び/または精油からなる経
    皮吸収促進剤を添加することを特徴とする請求項1記載
    の鎮痛剤用経皮吸収製剤。
  5. 【請求項5】 N−ビニルアセトアミド共重合体が0.
    5〜30重量%でアルミニウム化合物が0.001〜2
    0重量%配合してなる請求項1記載の鎮痛剤用経皮吸収
    製剤。
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