JPH1025243A - 鎮痛消炎外用貼付剤 - Google Patents

鎮痛消炎外用貼付剤

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JPH1025243A
JPH1025243A JP17947196A JP17947196A JPH1025243A JP H1025243 A JPH1025243 A JP H1025243A JP 17947196 A JP17947196 A JP 17947196A JP 17947196 A JP17947196 A JP 17947196A JP H1025243 A JPH1025243 A JP H1025243A
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JP
Japan
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indomethacin
acid
vinylacetamide
gel
copolymer
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Application number
JP17947196A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ishii
徹弥 石井
Tetsuhiko Yamaguchi
哲彦 山口
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インドメタシンを長期安定的に含有し、水や
溶媒などのしみ出しを抑えたゲルの保形性、薬剤の経皮
吸収性の優れたインドメタシン配合の鎮痛消炎外用剤を
提供することができる。 【解決手段】 (1)N−ビニルアセトアミドとCOO
M基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはア
ンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体とを主成
分として得られるN−ビニルアセトアミド系共重合体、
(2)インドメタシン、(3)アルミニウム化合物、
(4)水および(5)インドメタシンの可溶化剤とを配
合したゲル体を含有することを特徴とする鎮痛消炎外用
貼付剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鎮痛消炎外用貼付
剤、更に詳しくはインドメタシンを有効成分として含有
する鎮痛消炎外用剤であって、N−ビニルアセトアミド
とCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子
またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体
とを主成分として得られるN−ビニルアセトアミド系共
重合体にアルミニウム化合物、インドメタシン、水およ
びインドメタシンの可溶化剤を添加することによって保
形性が付与されたゲル体を用いることを特徴とする鎮痛
消炎外用貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インド
メタシン(化学名:1−(p−クロロベンゾイル)−5
−メトキシ−2−メチルインドール−3−酢酸、分子式
1916ClNO4 、分子量357.79)は非ステロ
イド系鎮痛消炎剤であって、現在経口投与剤としてカプ
セル剤、外用剤として軟膏剤が臨床適用されている。し
かし、このインドメタシンも、他の非ステロイド系鎮痛
消炎剤と同様、経口投与の場合には消化管障害等の副作
用を回避できないため外用剤としてゲル状軟膏剤、クリ
ーム剤、液剤、含水性成型パップ剤が実用されている。
【0003】近年、インドメタシンをポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコールに溶解することによ
り、油溶性物質であるインドメタシンの使用が可能とな
り、ゲル化剤も限定されずに軟膏製剤が得られているこ
とが提案されている(特開昭61−22011)。しか
しながら、こういったゲル状軟膏剤、クリーム剤、液剤
等の塗布による手段は薬物の定量的な投与が困難であ
り、保存中はインドメタシンが安定に溶解しているが、
皮膚面に適用するとエタノールは直ちに蒸発し、蒸発後
はインドメタシンの結晶が析出し、皮膚から剥落するた
め薬効の発現に至らない結果に終わる。
【0004】貼付剤としてはプラスター剤とパップ剤と
があるが、インドメタシンをプラスター剤とするには適
当な溶解剤や粘着剤が無い上、汗等により剥がれたり、
かぶれたりする事がある。一方パップ剤はプラスター剤
と違い水分を含むのでかぶれも少なく、優れた剤型であ
る。インドメタシンは水にはほとんど溶けないため、パ
ップ剤に配合する場合は、充分な薬効を得るために高濃
度のインドメタシンを加える必要がある。その結果、製
剤中でインドメタシンが再結晶を起こす恐れがあり、ま
た基剤内でのインドメタシンの移動性が悪くなるなどの
問題があってインドメタシンを有効に利用する事が困難
となっていた。インドメタシンのパップ剤としてカルボ
キシル基を有する水溶性高分子を用いるものが開示され
ているが、充分な吸収性と軟膏剤との差は得られていな
い(特公平1−24129号公報)。
【0005】一方でパップ剤は基剤が保水性かつ耐熱性
成型基剤であることから、貼付時に軟膏剤とくらべてい
わゆる“べとつき”や貼付の際に形くずれが無いことが
要求される。すなわち液剤とはもちろんのこと、軟膏
剤、クリーム剤とは、基剤構成、製造方法も大きく異な
っており、軟膏剤の処方をそのまま転用しても満足の得
られる結果は得られず、インドメタシンを長期安定に含
有するパップ剤製剤の開発は困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この様な
実状に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、インドメタシン
を、N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは
水素原子、アルカリ金属原子またはアンモニウム塩を示
す。)を有する重合性単量体とを主成分として得られる
N−ビニルアセトアミド系共重合体に、アルミニウム化
合物、水、インドメタシン、およびその可溶化剤とを配
合することにより得られる保形性が付与されたゲル体を
用いることにより、インドメタシンの径皮吸収性を著し
く向上させた鎮痛消炎外用貼付剤を発明するに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用される鎮痛剤
の経皮吸収製剤用組成物は、N−ビニルアセトアミドと
COOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩また
はアンモニウム塩を示す)を有する重合性単量体とを主
成分として得られるN−ビニルアセトアミド系共重合
体、インドメタシンおよびその可溶化剤、水、アルミニ
ウム化合物であり、可溶化剤およびアルミニウム化合物
は単独であるいは2種以上合わせて用いることができ
る。
【0008】本発明で用いられるN−ビニルアセトアミ
ド系共重合体は、ゲル体組成物全量に対して0.5〜3
0重量%(以下単に%という。)の範囲で使用すること
が好ましく、0.5%未満の場合には、基剤から配合液
が遊離し、不均一なゲル体となり、30%を超えると組
成物の粘度が上昇して成型や他の成分の混合が困難とな
る。本発明で用いられるN−ビニルアセトアミドと共重
合される重合性単量体としては、COOM基(式中、M
は水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示
す。)を有する重合性有機酸、例えばイタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、アクリル酸、メ
タアクリル酸、またはこれらの塩が挙げられるが、中で
もアクリル酸、メタアクリル酸、またはこれらの塩が好
ましい。特にアクリル酸またはそのアルカリ金属塩もし
くはアンモニウム塩がゲル強度、粘着性等の観点から好
ましく、例えばアクリル酸、アクリル酸ナトリウム、ア
クリル酸カリウム、アクリル酸アンモニウムが挙げられ
る。これらは架橋点を与える目的で添加され、1種また
は2種以上を用いることが出来る。更に必要に応じ、他
の共重合可能なエチレン性単量体を一緒に用いて共重合
体を得ることができる。該共重合体を製造するために
は、各種の単量体を開始剤を用いて公知の技術で共重合
させることが出来る。例えば、水溶液重合、沈澱析出重
合、逆層懸濁重合等によって実施される。重合が終了す
ると、粘性液体、寒天状または粉末の生成物が得られ
る。さらには粘性液体、寒天状物は脱水乾燥することに
より粉末化することが可能である。
【0009】また共重合体は水溶性であるので、皮膚面
に分泌される水分を吸収するので、ゲル体の皮膚密着性
を維持し満足する薬理効果が充分に得られ、また外界の
水蒸気との間に平衡状態が成立し、皮膚のむれ、カブレ
を防止する。またN−ビニルアセトアミドモノマ−の皮
膚刺激性等の毒性は低い。さらには共重合体は弱アニオ
ン性であるので、皮膚から分泌される汗中に含まれる塩
による物性低下が抑えられ、貼付剤の脱落を防止する事
ができる。さらにインドメタシンの安定性は液性に大き
く左右され強酸、アルカリ領域ではいずれも不安定であ
り、望ましいpHは4.5〜6.2とされているが、こ
のpH調製によるポリマー物性の変化が著しく小さいの
で粘着力等のゲル物性が好適に維持される。
【0010】本発明で使用される水は架橋反応を促進さ
せ、ゲル体による冷却効果を出すために添加される。そ
の添加量はゲル体全量の5〜60%であることが好まし
い。この範囲未満では架橋反応が著しく遅くなりゲルの
成型に時間がかかる傾向にある。一方、この範囲を超え
るとインドメタシンの溶解性が低下し、経皮吸収性が低
下する傾向にある。
【0011】本発明で使用するインドメタシンは、水及
び経皮吸収剤として使用されている通常の溶媒には殆ど
溶解しないため、所望の薬効を得るためには可溶化剤の
使用が必要である。本発明で用いられる可溶化剤として
は、クロタミトン、グリコール類またはこれらの混合物
が挙げられる。これらはインドメタシンの溶解性を向上
させる。可溶化剤であるクロタミトン、グリコール類ま
たはこれらの混合物の配合量はゲル体組成物全量に対し
て、0.01〜20重量%、好ましくは1〜10%であ
る。グリコール類としては、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−
ブタンジオール、トリエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、グリセリン、ポリエチレングリコール等
があげられるがこの限りではない。ここでポリエチレン
グリコールの分子量はとくに限定しないがポリエチレン
グリコール#400が特に望ましい。また、薬効成分の
インドメタシンの配合量はゲル体組成物全量に対して
0.05〜10%が好ましく、さらに好ましくは0.1
〜5%である。
【0012】N−ビニルアセトアミドは親溶媒性である
ためクロタミトンとポリエチレングリコールとの親和性
も高く、その結果ゲル体内にこれを保持できる。これが
本発明の最大の特徴である。また共重合体はノニオンで
あるN−ビニルアセトアミドの含有量が多いため、径皮
吸収促進剤であるアミン類との塩の形成による物性の低
下も少ない。
【0013】本発明に使用されるN−ビニルアセトアミ
ド系共重合体中、N−ビニルアセトアミドとその共重合
性単量体との重量比は99.9:0.1〜60:40、
好ましくは95:5〜80:20であり、N−ビニルア
セトアミドの比が60以下であるとインドメタシンの吸
収性を向上させるクロタミトンまたはポリエチレングリ
コールをゲル体内に保持することが困難となり、99.
9%以上であるとアルミニウムイオンとの架橋反応が弱
くなり充分なゲル強度が得られない。
【0014】本発明で使用するアルミニウム化合物はゲ
ルの保形性維持のために、ゲル体組成物全量に対して
0.001〜20%、好ましくは0.05〜10%の範
囲で添加される。添加量が0.001%未満の場合には
架橋が不十分となってゲルの強度が不足し、得られるゲ
ル体の保形性が著しく悪くなる。20%を超えると基剤
が硬くなり、柔軟性、粘着性および成型加工が困難とな
る。アルミニウム化合物としては、水酸化アルミニウ
ム、水酸化アルミニウムマグネシウムの様な水酸化物、
あるいは塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ジヒド
ロキシアルミニウムアミノアセテート、カオリン、ステ
アリン酸アルミニウムのような無機または有機酸の正塩
もしくはそれらの塩基性塩、アルミニウム明ばんのよう
な複塩、それにアルミン酸ナトリウムのようなアルミン
酸塩、無機性アルミニウム錯塩および有機性アルミニウ
ムキレート化合物の他に、合成ヒドロタルサイト、メタ
ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、ED
TA−アルミニウム、アルミニウムアラントイネート、
酢酸アルミニウム、アルミニウムグリシナール等を挙げ
ることができるが、この限りではない。又、これらのア
ルミニウム化合物を1種または2種以上用いることがで
きる。これらのアルミニウム化合物は、水溶性のもので
あっても、難溶性のものであってもかまわない。難溶性
のアルミニウム化合物を用いたときゲル化の反応系中
に、速度調整剤を添加することができ、特に酸を添加す
る事でゲル化の反応が速くなる。酸として特に水酸基を
含む有機酸またはその塩類を添加することによって反応
は著しく速くなる。これらの架橋反応の速度調製剤とし
てクエン酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸、グリコール
酸、リンゴ酸、フマール酸、メタスルホン酸、マレイン
酸、酢酸、EDTA−2ナトリウム、尿素、トリエチル
アミン、アンモニア等の金属イオンに対してキレートも
しくは配位能をもつ有機酸、有機酸塩、有機塩基などの
他に塩酸、リン酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸などの無機
酸等が利用できるが、この限りではない。
【0015】また、インドメタシンの吸収を促進する補
助剤を添加することが出来、例えば、ジイソプロパノー
ルアミンのようなアルカノールアミン、ベンジルアルコ
ール、フェニルエチルアルコール、炭酸プロピレン、ヘ
キシルドデカノール、サリチル酸、尿素、アラントイ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジ
メチルホルムアミド、ジイソプロピルアジペート、ジエ
チルセバケート、エチルラウリレート、ラノリン、エイ
ゾン、1−ゲラニルアザシルクロヘプタン−2−オン
(GACH)、N−メチル−2−ピロリドン、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、脂肪酸ジアルキロー
ルアミド、サリチル酸誘導体、イオウ等の角質軟化剤、
ピロリドンカルボン酸等の保湿剤、プロピレングリコー
ルモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノス
テアレート、ソルビタンモノステアレート、グリセリン
モノステアレート等の界面活性剤、ミリスチン酸イソプ
ロピル、セバシン酸ジエチル等のエステル類、オレイル
アルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコー
ル等の高級アルコール類、ステアリン酸、ヘキサン酸、
ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘ
キサデカン酸、オクタデカン酸、オレイン酸、リノール
酸等の脂肪酸、オクチルアミン、ラウリルアミン、N−
メチルオクチルアミン、N,N−ジメチルステリルアミ
ン、トリラウリルアミン等の親油性アミン、またその他
必要に応じて塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸イソチベン
ジルなどの抗ヒスタミン剤、鎮痒剤、グリチルレチン
酸、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、メン
トール、カンフル等の清涼化剤、アーモンド油、オリー
ブ油、ツバキ油、パーシック油、ハッカ油、ゴマ油、ダ
イズ油、ラッカセイ油、ホホバ油、ミンク油、綿実油、
トウモロコシ油、サフラワー油、ヤシ油、ユーカリ油、
ヒマシ油、精油、流動パラフィン、ワセリン、スクワレ
ン、スクワラン、ラノリン等の油成分などを1種類以上
配合することが出来るが、皮膚刺激性等を考慮すると、
配合量はゲル体組成物100重量部に対して0.1〜5
重量部であることが望ましい。
【0016】本発明で吸収促進剤、保湿剤としてアルコ
ール類を用いることができる。アルコール類としては2
〜10個の炭素原子を有するものが好ましい。炭素が1
0個以上だと本発明で用いる共重合体との親和性が劣り
ゲルから離しょうしてしまう。使用されるアルコールと
しては、エタノール、イソプロピルアルコール等の1価
アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、トリエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール(2価アルコール)、グリセリン、トリオ
キシイソブタン(3価アルコール)、エリトリット、ペ
ンタエリトリット(4価アルコール)、キシリット、ア
ドニット(5価アルコール)、アロズルシット、ソルビ
トール、ソルビット液、マンニトール(6価アルコー
ル)等があげられるがこの限りではない。
【0017】また、本鎮痛剤の経皮吸収製剤には他の高
分子を添加することができ、これらは該共重合体と充分
に相溶しうるか、或は白濁しうる程度に相溶しうるもの
が好ましい。これら高分子としては例えば、アラビアガ
ム、トラガントガム、ローカストビーンガム、グアーガ
ム、エコーガム、カラヤガム、寒天、デンプン、カラギ
ーナン、アルギン酸、アルギン酸塩(例えばアルギン酸
ナトリウム)、アルギン酸プロピレングリコール、デキ
ストラン、デキストリン、アミロース、ゼラチン、コラ
ーゲン、プルラン、ペクチン、アミロペクチン、スター
チ、アミロペクチンヘミグリコール酸ナトリウム、キチ
ン、アルブミン、カゼインなどの天然の高分子、ポリグ
ルタミン酸、ポリアスパラギン酸、メチルセルロース、
エチルセルロース、プロピルセルロース、エチルメチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボシキメチルス
ターチ、アルカリ金属カルボキシメチルセルロース、ア
ルカリ金属セルロース硫酸塩、セルロースグラフト重合
体、架橋ゼラチン、デンプン−アクリル酸グラフト重合
物、無水フタル酸変性ゼラチン、コハク酸変性ゼラチン
などの半合成の高分子、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩
(例えばポリアクリル酸ソーダ)、カルボキシビニルポ
リマー、ビニルピロリドン−アクリル酸エチル共重合
体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニ
ルアセテート−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリビニ
ルアセテート−クロトン酸共重合体、酢酸ビニル−(メ
タ)アクリル酸共重合体、N−ビニルアセトアミド単独
重合体、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体、ポリビニル
スルホン酸、N−ビニルアセトアミド架橋物、ポリイタ
コン酸、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリアク
リルアミド、スチレン−マレイン酸無水物共重合体、ア
クリルアミド−アクリル酸共重合体などの合成の高分子
などがあるが、これらに限ったものではない。同様に粘
着付与物質を添加でき、これらは例えばシリコーンゴ
ム、ポリイソブチレンゴン、スチレン−ブロック共重合
体ゴム、アクリルゴム、天然ゴムのごときゴム系粘着性
物質が挙げられるが、これらに限った物ではない。また
溶剤なども添加でき、溶剤としては、炭素数2〜5個の
低級ケトンまたはアルデヒドなどのケトン類、セロソル
ブ、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピ
ロリドンのごとき水と混和しうる有機溶剤のほかに水と
混和しない有機溶剤等もあげられるがこの限りではな
い。
【0018】本発明で用いるゲル体を作製するには、例
えばアルコールにクロタミトンまたはグリコール類また
はこれらの混合物に溶解させたインドメタシンン、N−
ビニルアセトアミド共重合体及びアルミニウム化合物を
分散または溶解させ、その液を水に徐々に添加し練合
し、得られたゾル体を成形した後、必要であれば加温す
る。さらに、前記ゲル体を貼付剤にするには、紙、金
属、ガラス繊維、布(ネル、織布、不織布等)、合成樹
脂(ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフ
タレート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポ
リプロピレンなど)、ポリアミド(例えばナイロン6、
ナイロン66など)、ポリ塩化ビニリデン、ポリテトラ
フルオロエチレン等)、シート(箔)、またはテープの
ごとき支持体の1面あるいは両面にゲル体を適量塗布す
ればよい。なお、これらの支持体は全方向に伸縮性を有
するものが好ましく必要に応じてアンカーコートを施し
ても良い。得られたシート状の鎮痛剤の経皮吸収製剤の
保存を容易にするには、ゲル体を塗布した面に、シリコ
ンまたはその他の適当な方法で処理した剥離シートを貼
着しておくか、あるいは粘着剤を塗布していない面をシ
リコンまたはその他の適当な方法で処理して剥離面と
し、粘着剤を塗布した面と重なるように巻くか重ねてお
くことが望ましい。なお剥離シートとしてはポリエチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、剥離紙、セロハ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等が用いられる。さ
らには、ゲル体を直接、適当な成型機、打錠機等を用い
て各種成型物に調製してもよい。かくして得られた本発
明の貼付剤は必要に応じて、機密容器等にいれて保存さ
れる。
【0019】本発明に用いられているゲル体には、その
特性をより多く発現させるため、あるいは加工・成形性
及び品質の向上、ゲル体中の薬剤の分散性と安定性の向
上などの目的で、ゲルの性能を損なわない程度に目的に
応じて選択した物をさらに任意に配合することが出来
る。当該添加剤には、二酸化チタン等の粉体原料、酸、
アルカリ、湿潤剤、収斂剤、止痒剤、界面活性剤の他に
医薬、安定剤、充填剤、使用感向上剤、保存剤、可塑
剤、老化防止剤、軟化剤、pH調製剤、劣化防止剤等が
ある。これら添加剤は、得られるゲル体の特性に影響を
与えない範囲で任意に加えられる。
【0020】
【実施例】次に製造例、実施例をあげて本発明の有用性
を説明するが、本発明がこれによって限定されるもので
はない。 製造例 1リットルの3つ口セパラブルフラスコに温度計および
窒素導入管を装着し、これにN−ビニルアセトアミド2
25g、アクリル酸ナトリウム25gを740gの脱イ
オン水に溶解した水溶液を仕込んだ。窒素ガスを導入し
て溶存酸素を追い出したのち20℃に液温を調整し、重
合開始剤として2、2’−アゾビス−2−アミジノプロ
パン二塩酸塩の1%水溶液を10g添加し、断熱状態で
7時間重合させた。得られた塊状の重合体を細断したも
のを、アセトン水溶液にあけ脱水したものをろ過し真空
乾燥を行い粉砕し、乾燥ポリマーを得た。
【0021】実施例1 (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸ナトリウム共重合体=9/1(wt 比) 6部 グリセリン 28
部 クロタミトン 2. 4部 乾燥水酸化アルミゲル 1. 0部 局方精製水 61. 35部 酒石酸 1. 0部 インドメタシン 0. 25部 (処方)グリセリン中にN−ビニルアセトアミド・アク
リル酸ナトリウム共重合体と乾燥水酸化アルミゲルを分
散させ、それを酒石酸水溶液中に徐々に加えつつ練合す
る。次にクロタミトンに溶解させたインドメタシンを徐
々に添加しつつ練合する。得られたゾル体をポリプロピ
レン製の剥離紙上にナイフコーターで0. 5mmのクリ
アランスで塗工し、その後ゾル上に不織布を圧着し、ア
ルミラミネート袋にいれ、ヒートシールした後、5日間
熟成し、貼付剤を得た。
【0022】実施例2: (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸アンモニウム共重合体=7/3(wt比) 4. 0部 乳酸 1. 0部 クロタミトン 3. 0部 アルミニウムグリシナール 1. 0部 N−ビニルアセトアミド単独重合体 1. 0部 プロピレングリコ−ル 28部 インドメタシン 0. 5部 局方精製水 61. 5部 (処方)N−ビニルアセトアミド・アクリル酸アンモニ
ウム共重合体、N−ビニルアセトアミド単独重合体及び
アルミニウムグリシナールをプロピレングリコ−ルに分
散させ、それを乳酸水溶液中に徐々に加えつつ練合す
る。そこへクロタミトンに溶解させたインドメタシンを
添加し、さらに練合する。得られたゾル体をポリプロピ
レン製の剥離紙上にナイフコーターで0. 5mmのクリ
アランスで塗工し、その後ゾル上に不織布を圧着し、ア
ルミラミネート袋にいれ、ヒートシールした後、5日間
熟成し、貼付剤を得た。
【0023】実施例3: (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸共重合体=8/2(wt 比) 10部 ポリエチレングリコール#400 10部 グリセリン 30部 水酸化アルミナマグネシウム 0. 8部 酒石酸 0. 6部 局方精製水 33. 6部 尿素 1部 ポリビニルピロリドン(K−30:東京化成工業(株)) 3部 インドメタシン 1部 (処方)N−ビニルアセトアミド・アクリル酸共重合樹
脂、ポリビニルピロリドン及び水酸化アルミナマグネシ
ウムをグリセリン中に分散させ、酒石酸水溶液中に徐々
に加えつつ練合する。そこへポリエチレングリコール#
400、尿素混合液に溶解したインドメタシンを徐々に
添加しつつ練合する。得られたゾルをポリプロピン製の
剥離紙上にナイフコ−タ−で0.5mmのクリアランス
で塗工し、その後ゾル上に不織布を圧着し、アルミラミ
ネ−ト袋にいれ、ヒ−トシ−ルした後5日間熟成し、貼
付剤を得た。
【0024】比較実施例1: (配合) ポリアクリル酸ナトリウム 6部 グリセリン 28部 クロタミトン 2. 4部 乾燥水酸化アルミゲル 1. 0部 局方精製水 61. 35部 酒石酸 1. 0部 インドメタシン 0. 25部 (処方)実施例1と比較するためにポリアクリル酸を用
いて、実施例1と同じ処方で貼付剤を得た。
【0025】比較実施例2: (配合) N−ビニルアセトアミド/アクリル酸アンモニウム共重合体=4/6(wt 比) 4部 乳酸 1. 0部 クロタミトン 3. 0部 アルミニウムグリシナール 1. 0部 プロピレングリコ−ル 28部 インドメタシン 0. 5部 局方精製水 62. 5部 (処方)実施例2と比較するために、N−ビニルアセト
アミド/アクリル酸アンモニウム共重合比を4:6とし
た共重合体を用いて、実施例2と同じ処方で貼付剤を得
た。
【0026】比較実施例3: (処方) ポリアクリル酸ナトリウム(分子量約300万) 5部 ポリアクリル酸(分子量約60万) 5部 ポリエチレングリコール#400 10部 グリセリン 30部 水酸化アルミナマグネシウム 0. 8部 酒石酸 0. 6部 局方精製水 33. 6部 尿素 1部 ポリビニルピロリドン(K−30:東京化成工業(株)) 3部 インドメタシン 1部 (処方)実施例3と比較するために、ポリアクリル酸及
びポリアクリル酸ナトリウムを用いて、実施例3と同じ
の処方で貼付剤を得た。
【0027】試験例1:ゲル強度の測定 実施例1および比較例1の作製時に得られたゾルをガラ
ス製サンプルビンSV−50(日電理科硝子)に入れ、
キャップをし、20℃に放置した。ゲルの強度を感応軸
(アルミ製円柱、直径10mm、高さ12mm)を移動距離
30mm、移動速度5mm/secでゲルに進入させた時の最大
応力(g)として測定した。測定は室温で行ない、測定
回数は5回とした。なおゲル強度の官能試験と応力値と
の相関は以下の通りである。 約10: 架橋していない(指でペースト触るとペーストが
糸を引く。反発力がない) 約30: ごく僅か架橋している。(指でペースト触ると糸
引くが、少し反発力がある。) 約50: 少し架橋している。(指でペースト触るとかなり
伸びる。強い反発力がある。) 約70: 架橋している。(指でペースト触ると少し伸び
る。強い反発力がある。) 約90: かなり架橋している。(指でペースト引っ張って
もあまり伸びない。) その結果、表1に示したように実施例1ではゲル化した
が、比較例1ではゲル化が進行せずゾルのままであっ
た。
【0028】
【表1】
【0029】試験例2:経皮吸収製剤の苛酷試験 実施例3および比較例3の貼付剤を40℃、7日間加温
したのち剥離紙をはがしゲルの様子を観察した。観察項
目は、ゲル体の保形性、ゲル体からの溶媒および水の不
織布へのしみだしとした。
【0030】
【表2】
【0031】試験例3:インドメタシン含有貼付剤の経
皮吸収性 実施例2及び比較例2の貼付剤を5cm×7cmの大きさに
し、電機バリカンおよび電気カミソリで刈り毛したSD
系雄性ラット(体重210〜260g)の背部に貼付し
投与前及び投与後1,2,4,8時間目に頚静脈から採
血し、遠心分離により血清を分離し、測定試料とした。
つぎに血清1.0mlにpH5.0のクエン酸緩衝液
1.0mlを加え、次いでジクロルエタン5.0mlを
加え15分振とうした。ジクロルエタン4.0mlを採
取し、減圧下留去後、残留物にn−プロピルエステル体
とし、ガスクロマトグラフィーで定量した。
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】本発明により、インドメタシンを長期安
定的に含有し、水や溶媒などのしみ出しを抑えた、ゲル
体の保形性、薬剤の経皮吸収性の優れたインドメタシン
配合の鎮痛消炎外用貼付剤を提供することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)N−ビニルアセトアミドとCOO
    M基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはア
    ンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体とを主成
    分として得られるN−ビニルアセトアミド系共重合体、
    (2)インドメタシン、(3)アルミニウム化合物、
    (4)水および(5)インドメタシンの可溶化剤とを配
    合したゲル体を含有することを特徴とする鎮痛消炎外用
    貼付剤。
  2. 【請求項2】 インドメタシンの可溶化剤がクロタミト
    ンおよび/またはグリコール類である請求項1記載の鎮
    痛消炎外用貼付剤。
  3. 【請求項3】 N−ビニルアセトアミドとCOOM基
    (式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニ
    ウム塩を示す。)を有する重合性単量体との重量比が9
    9. 9〜60:0. 1〜40(両者の和は100とす
    る。)である請求項1または2記載の鎮痛消炎外用貼付
    剤。
  4. 【請求項4】 N−ビニルアセトアミド系共重合体が
    0.5〜30重量%含有し、かつクロタミトンおよび/
    またはグリコール類が0.01〜20重量%含有してな
    る請求項2または3記載の鎮痛消炎外用貼付剤。
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