JPH09142755A - リニアモータ駆動エレベーター - Google Patents

リニアモータ駆動エレベーター

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JPH09142755A
JPH09142755A JP30590395A JP30590395A JPH09142755A JP H09142755 A JPH09142755 A JP H09142755A JP 30590395 A JP30590395 A JP 30590395A JP 30590395 A JP30590395 A JP 30590395A JP H09142755 A JPH09142755 A JP H09142755A
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JP
Japan
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pair
electromagnets
brake
linear motor
counterweight
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JP30590395A
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English (en)
Inventor
Ritsu Teramoto
律 寺本
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Eiji Sato
英治 佐藤
Noboru Arahori
荒堀  昇
Masanobu Ito
正信 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキの横幅を縮小し、かつ両電磁石間の
間隙の不均一を低減しあるい無くして、昇降路の占有面
積を小さくすることのできるブレーキを備えた釣合おも
り式リニアモータ駆動エレベーターを提供すること。 【解決手段】 釣合おもりに固定された支柱17と、中
央部14aが支柱17に回動自在に嵌合された一対のブ
レーキアーム14A,14Bと、この一対のブレーキア
ームの一端14bに釣合おもり用ガイドレール10に対
向して固着されたブレーキ摺動材15A,15Bと、上
記一対のブレーキアームの他端14cに対向して固着さ
れた電磁石13C,13Dと、これらの両電磁石間に挿
入されたブレーキ用圧縮ばね16A,16Bとから構成
された釣合おもり式リニアモータ駆動エレベーターのブ
レーキにおいて、上記両電磁石の対向部の形状を、水平
方向長さよりも鉛直方向長さの大きい、例えばレースト
ラック形とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降路頂部に配置
したプーリに掛け渡されたロープの両端に乗りかごと釣
合おもりを吊り下げ、釣合おもりに設けられた一次コイ
ルと昇降路の鉛直方向全長にわたって設けられた二次導
体からなるリニアモータの発生力により乗りかごを昇降
させる形式のいわゆる釣合おもり式リニアモータ駆動エ
レベーターに係り、特にそのブレーキの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した釣合おもり式リニアモータ駆動
エレベーターの基本構成は、例えば特開昭57−121
568号公報、特開平4−55277号公報および特開
平5−78060号公報などに開示されており、これを
図2に示す。
【0003】この基本構成では、まず、昇降路1の上部
に建屋上部梁2が設けられ、この梁2にプーリ3A,3
Bが回転自在に設置される。次いで両プーリ3A,3B
に主ロープ4が掛け渡され、その一端にかご枠5が、他
端に釣合おもり6がそれぞれ接続される。そして、かご
枠5には乗りかご7が支持される。さらに、昇降路1の
鉛直方向全長にわたって二次導体9が配置されるととも
に、釣合おもり6の内部に二次導体9の両側に対向した
状態で一対の一次コイル8が設けられ、この一次コイル
8および二次導体9によってリニアモータが構成されて
いる。そして、このリニアモータの発生力により乗りか
ご7は昇降する。また、釣合おもり6および乗りかご7
は、図示しないローラやガイドシューなどの案内手段に
より、釣合おもり用ガイドレール10および乗りかご用
ガイドレール11に弾性的に係合されている。釣合おも
り6には、さらにブレーキ12が設けられ、これにより
停止時に釣合おもり6および乗りかご7が保持される。
【0004】このような釣合おもり式リニアモータ駆動
エレベーターに用いられるブレーキの構成は、例えば特
開平2−107833号公報によって開示されており、
これを図3および図4に示す。
【0005】ブレーキ12は、鉛直方向に延び、その上
下にフランジ19A,19Bを有する支柱17と、その
中央突出部14aで支柱17に回動自在に嵌合された一
対のブレーキアーム14A,14Bと、この一対のブレ
ーキアーム14A,14Bの各一端14bに釣合おもり
用ガイドレール10を両側から挟むように互に対向して
固着されたブレーキ摺動材15A,15Bと、一対のブ
レーキアーム14A,14Bの各他端14cに互に対向
して固着された一対の電磁石13A,13Bと、この一
対の電磁石13A,13Bの互に対向する部分間に挿入
されたブレーキ用圧縮ばね16とより構成され、支柱1
7の上下のフランジ19A,19Bを釣合おもり6と結
合することにより支持固定されている。電磁石13A,
13Bは、例えば鋳鉄からなる円形の鉄心20と、電磁
コイル18とからなり、鉄心20の平らな対向面には外
周側にドーナツ形のコイル収納溝20a、中心部に円形
のばね収納溝20bがそれぞれ切削加工により形成さ
れ、各鉄心20のコイル収納溝20aには電磁コイル1
8が、また両鉄心20のばね収納溝20bに跨がって圧
縮ばね16が収納されている。
【0006】このように構成されたブレーキ12におい
て、電磁石13A,13Bの電磁コイル18が励磁され
ていないときには、圧縮ばね16の押圧力によりブレー
キアーム14A,14Bの他端14cが押し広げられ、
ブレーキ摺動材15A,15Bがガイドレール10の両
側に押し付けられて制動状態となる。また、電磁石13
A,13Bの電磁コイル18が励磁されると、電磁石1
3A,13Bはその電磁力により圧縮ばね16を圧縮し
ながら互に吸引されるので、ブレーキ摺動材15A,1
5Bがガイドレール10から引き離されて制動状態が解
除される。
【0007】なお、以下の説明のため、ここで図3およ
び図4に示す寸法W、すなわち、電磁石13A,13B
の反ガイドレール側端部位置から摺動材15の水平方向
中心位置までの距離、をブレーキ12の横幅ということ
にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブレーキ1
2を構成する電磁石13A,13Bの形状は、一般に上
記したように円形である。これは、鉄心20にコイル収
納溝20aを形成する際の切削加工が容易であること
や、電磁石13A,13Bはその周長をできるだけ小さ
く、すなわち円形に形成した方が漏れ磁束が少なくなっ
て、その吸引効率が良いためである。
【0009】一方、上記ブレーキ12の問題点の一つ目
としては、まず横幅Wが大きいことが挙げられる。図2
から判るように、釣合おもり式リニアモータ駆動エレベ
ーターでは、ブレーキ12は二次導体9と釣合おもり用
ガイドレール10の間に設置される。このため、ブレー
キ12の横幅Wが大きいと、左右の釣合おもり用ガイド
レール10間の間隔を大きくとらなければならなくな
り、昇降路の占有面積が広くなる。特に、上記した特開
平4−55277号公報および特開平5−78060号
公報によって開示されたような、二次導体9が平板状
で、その横幅が広い釣合おもり式リニアモータ駆動エレ
ベーターでは、上記の傾向が顕著となる。したがって。
釣合おもり式リニアモータ駆動エレベーターにおいて、
その昇降路の占有面積を小さくするためには、ブレーキ
12の制動力を変更しないで、横幅Wをより一層小さく
しなければならない。
【0010】また、上記ブレーキ12の二つ目の問題点
としては、電磁石13A,13Bをブレーキアーム14
A,14Bと一体に固着すると、対向する両電磁石13
A,13B間の間隔が場所によって大きく不均一となる
ことが挙げられる。これを図5を用いて説明する。図5
において、破線の矩形は電磁コイル18を励磁して互に
吸引したときの電磁石13A,13Bの位置を表わし、
実線の矩形は電磁コイル18を励磁していない非吸引時
の電磁石13A,13Bの位置を表わしている。このよ
うにブレーキの動作にしたがって電磁石13A,13B
は支柱17を支点として回動する。ここで、図5に破線
で示すように、吸引時における電磁石13A,13B間
の間隙が一様となるように調整したとすると、非吸引時
では、実線で示すように、電磁石13A,13Bの支柱
17に最も近い端部間の間隙G1は小さく、最も遠い端
部間の間隙G2は大きくなって、両間隙G1,G2の間に
大きな差が生じてしまう。電磁石13A,13Bの吸引
力は間隙の自乗にほぼ比例するので、上記したように、
非吸引時における電磁石13A,13B間の間隙が不均
一になると、支柱17から遠くて間隙の大きい場所では
吸引力が極度に小さくなる。したがって、一定の吸引力
を発生させるためには、間隙が均一である場合に比較し
て、より大径の電磁石が必要となり、結局ブレーキ12
の横幅Wが大きくなることにつながる。
【0011】なお、電磁石13A,13B間の間隙を常
に一様にする構成としては、図6に示すようなものが挙
げられる。すなわち、図6に示すブレーキ12では、電
磁石13Aの鉄心20の中心に円筒状凹部21を形成す
るとともに、電磁石13Bの鉄心20の中心に円柱状案
内部22を突設し、円筒状凹部21に円柱状案内部22
を係合させて、電磁石13A,13Bが円筒状凹部21
と円柱状案内部22によって案内される方向にのみ相対
移動可能とし、さらに電磁石13A,13Bとブレーキ
アーム14A,14Bの他端14cとの結合は、支点2
3A,23Bを介して揺動可能として、ブレーキアーム
14A,14Bが回動しても電磁石13A,13Bは回
動しない構成としている。このような構成により、電磁
石13A,13B間の間隙はその吸引前後において常に
一様となる。しかし、この構成では、凹部21、案内部
22、支点23A,23Bが必要で、ブレーキ12の製
作および構造が複雑となる。
【0012】したがって、本発明の目的は、ブレーキの
横幅Wを縮小するとともに、両電磁石間の間隙の不均一
を低減しあるいは全くなくして、昇降路の占有面積を小
さくすることのできるブレーキを備えた釣合おもり式リ
ニアモータ駆動エレベーターを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、一般に上記した理由から円形に形成され
ていた電磁石の対向部の形状を、釣合おもり式リニアモ
ータ駆動エレベーターのブレーキ用という特殊な用途に
使用するために、切削加工性などを無視して、鉛直方向
の長さが水平方向の長さよりも大きくなるような形状、
例えばレーストラック形に形成したことを特徴とし、ま
た、一対の電磁石を一対のブレーキアームの各他端に揺
動自在に支持し、かつ各電磁石の対向面の間隙が常に均
一となるように互に係合させた構成を付加したことを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
について説明する。この実施形態では、電磁石13C,
13Dの各対向面の形状は、水平方向長さよりも鉛直方
向長さの方が大きい、例えば図7に示すようなレースト
ラック形に形成されており、その電磁コイル18も同様
にレーストラック形に形成されている。また、鉄心20
の鉛直方向の外側、すなわち上下には、それぞればね収
納溝20bが形成された突出部20c,20dが一体に
構成され、電磁石13C,13Dの各突出部20c,2
0dに形成されたばね収納溝20bに跨がって圧縮ばね
16A,16Bがそれぞれ収納されている。なお、電磁
石13C,13Dはブレーキアーム14A,14Bの各
他端にボルト24により固定されて、一体に動作するよ
うになっている。
【0015】この実施形態によれば、ブレーキ12の横
幅Wを縮小し、かつ一対の電磁石13C,13Dの対向
面の間隙の不均一を低減することができ、その結果、釣
合おもり用ガイドレール10間の間隔を狭くして昇降路
の占有面積を小さくすることができる。また、圧縮ばね
16A,16Bを電磁石13C,13Dの鉛直方向、す
なわち長手方向の外側にそれぞれ配置したので、電磁石
13C,13Dの動作姿勢を安定化できる。
【0016】上記の効果を定量的に示すため、図10に
従来のブレーキの各部の寸法を、また図11に本実施形
態に係るブレーキの各部の寸法をそれぞれ示す。ここ
で、D1を従来の円形の電磁石13A,13Bの直径、
2を本実施形態によるレーストラック形の電磁石13
C,13Dの水平方向幅、Aを電磁石の右端、すなわち
支柱側の端と支柱17の中心位置までの距離(従来のブ
レーキ、本実施形態のブレーキとも同じ。)、Nをブレ
ーキアームのレバー比とすると、従来のブレーキの横幅
1と本実施形態に係るブレーキの横幅W2は、次式で表
わされる。
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】
【0019】したがって、本実施形態に係るブレーキの
横幅の低減値ΔWは
【0020】
【数3】
【0021】となる。例えば、N=1,D1=204m
m,D2=166mmであるとき、ΔW=57mmとな
るから、釣合おもり用ガイドレール間の間隙は両側で1
14mmも縮小できることになる。
【0022】また、図12は両電磁石間の間隙の不均一
を低減できる効果を説明するためのもので、図中の実線
矩形は、従来の円形の電磁石13A,13Bと本実施形
態に係る電磁石13C,13Dの外形をそれぞれ示して
いる。ここで、図中の破線矩形に示すように、両電磁石
間の間隙が一様となるように調整したものとすると、従
来の円形の電磁石13A,13B、本実施形態に係るレ
ーストラック形の電磁石13C,13Dのいずれも、非
吸引時における電磁石間の間隙は不均一となる。しか
し、従来の円形の電磁石13A,13Bにおける間隙の
最大差ΔGaは ΔGa=G2−G1 (数4) となるのに対して、本実施形態に係るレーストラック形
の電磁石13C,13Dにおける間隙の最大差ΔGbは ΔGb=G3−G1 (数5) となり、図12から明らかなように、 G2>G3 (数6) であるから、 ΔGa>ΔGb (数7) となる。すなわち、本実施形態によれば、両電磁石間の
間隙の不均一を低減することができる。
【0023】なお、上記実施形態では、圧縮ばねを16
A,16Bの2個とし、これらを電磁石13C,13D
の鉛直方向の外側にそれぞれ配置したが、本発明はこれ
に限らず、例えば図8に示すように、圧縮ばねを16の
1個とし、これを電磁石13C,13Dの中心部に配置
したり、図9に示すように、2個の圧縮ばね16A,1
6Bを鉛直方向の内側に配置することもでき、特に図9
のように配置した場合には、電磁石13C,13Dの内
側を利用してコンパクトに構成でき、しかも電磁石13
C,13Dを安定した姿勢で動作させることができる。
【0024】また、電磁石の対向部の形状も、上記実施
形態のようなレーストラック形に限らず、楕円形や、矩
形の各角部を円弧状に丸めた形状などにすることもでき
る。
【0025】さらに、上記実施形態では、ブレーキフア
ーム14A,14Bと電磁石13C,13Dをボルト2
4により固定して、一体に動作するようにしているが、
必ずしもこのようにする必要はなく、図6に示したよう
な従来技術を応用して、ブレーキアーム14A,14B
と電磁石13C,13Dを支点を介して揺動可能とし、
かつ電磁石13C,13Dの一方に凹部を、他方に案内
部を設けて、これらを互に係合させて、電磁石13C,
13D間の対向間隙の不均一を完全になくす構成として
もよく、この場合にも、構造はやや複雑になるが、ブレ
ーキ12の横幅Wを縮小し、かつ一対の電磁石13C,
13Dの対向面間の間隙を狭くして、昇降路の占有面積
を小さくすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
般に切削加工性の容易さや、漏れ磁束の減少による吸引
効率の良さなどの理由から、円形に形成されていた電磁
石の対向部の形状を、釣合おもり式リニアモータ駆動エ
レベーターのブレーキ用という特殊な用途に使用するた
めに、切削加工性や吸引効率などを無視して、鉛直方向
の長さが水平方向の長さよりも大きくなるような形状、
例えばレーストラック形に形成したので、ブレーキの横
幅Wを縮小し、かつ両電磁石間の間隙の不均一を低減し
て、昇降路の占有面積を小さくすることができる。
【0027】また、一対の電磁石を一対のブレーキアー
ムの各他端に揺動自在に支持し、かつ各電磁石の対向面
の間隙が常に均一となるように互に係合させる構成を付
加することにより、両電磁石間の間隙の不均一を全くな
くして、昇降路の占有面積をより小さくすることがで
き、さらに、一対の圧縮ばねを用い、これらを一対の電
磁石の鉛直方向、すなわち長手方向の内側あるいは外側
に配置する構成を付加することにより、両電磁石を安定
した姿勢で動作させることができる、という効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリニアモータ駆動エ
レベーターのブレーキを示す斜視図である。
【図2】本発明が適用される釣合おもり式リニアモータ
駆動エレベーターを示す斜視図である。
【図3】従来のリニアモータ駆動エレベーターのブレー
キを示す一部破断正面図である。
【図4】従来のリニアモータ駆動エレベーターのブレー
キを示す一部破断平面図である。
【図5】従来のブレーキにおける両電磁石間の間隙が不
均一になる理由を説明するための図である。
【図6】両電磁石間の間隙を均一化することのできる従
来のリニアモータ駆動エレベーターのブレーキを示す一
部破断平面図である。
【図7】本発明の一実施形態のブレーキにおける電磁石
の対向面側の構造を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態のブレーキにおける電磁
石の対向面側の構造を示す図である。
【図9】本発明のさらに他の実施形態のブレーキにおけ
る電磁石の対向面側の構造を示す図である。
【図10】従来のブレーキの各部の寸法を示す図であ
る。
【図11】本発明の一実施形態の係るブレーキの各部の
寸法を示す図である。
【図12】本発明に係るブレーキによって両電磁石間の
間隙の不均一を低減できる効果を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 昇降路 3A,3B プーリ 4 主ロープ 6 釣合おもり 7 乗りかご 8 リニアモータの一次コイル 9 リニアモータの二次導体 10 釣合おもり用ガイドレール 12 ブレーキ 13C,13D 電磁石 14A,14B ブレーキアーム 15A,15B ブレーキ摺動材 16,16A,16B 圧縮ばね 17 支柱 18 電磁コイル 20 鉄心 21 凹部 22 案内部 23A,23B 支点
フロントページの続き (72)発明者 荒堀 昇 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 伊藤 正信 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路頂部に配置されたプーリと、この
    プーリに掛け渡されたロープと、このロープの一端に接
    続された乗りかごと、上記ロープの他端に接続された釣
    合おもりと、昇降路の鉛直方向全長にわたって配置され
    上記釣合おもりと係合してこれを案内するガイドレール
    と、上記釣合おもりに設けられた一次コイルと昇降路の
    鉛直方向全長にわたって配置された二次導体からなり、
    その発生力により上記乗りかごを昇降させるリニアモー
    タと、停止時に上記乗りかごおよび釣合おもりを保持す
    るブレーキとを備え、このブレーキは、中央部で互に回
    動自在に支持された一対のブレーキアームと、この一対
    のブレーキアームの各一端に上記ガイドレールを両側か
    ら挟むように対向して設けられた一対の制動部材と、こ
    の一対の制動部材を上記ガイドレールの両側に押付けて
    制動力を発生する制動ばねと、上記一対のブレーキアー
    ムの各他端に互に対向して設けられ、その励磁により互
    に吸引接近し上記制動部材をガイドレールから引離して
    上記制動力を解除する一対の電磁石とから構成されたリ
    ニアモータ駆動エレベーターにおいて、上記一対の電磁
    石の互に対向する部分を、その鉛直方向の長さが水平方
    向の長さよりも大きくなるような形状に構成したことを
    特徴とするリニアモータ駆動エレベーター。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記一対の電磁石の
    互に対向する部分の形状をレーストラック形としたこと
    を特徴とするリニアモータ駆動エレベーター。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記一対の電磁石を
    上記一対のブレーキアームの各他端に揺動自在に支持
    し、かつ各電磁石の対向面の間隙が常に均一となるよう
    に互に係合させたことを特徴とするリニアモータ駆動エ
    レベーター。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記制動ばねは、上
    記一対の電磁石の鉛直方向の内側あるいは外側の互に対
    向する部分間に挿入された一対の圧縮ばねからなること
    を特徴とするリニアモータ駆動エレベーター。
JP30590395A 1995-11-24 1995-11-24 リニアモータ駆動エレベーター Pending JPH09142755A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102874669A (zh) * 2011-07-14 2013-01-16 株式会社日立制作所 电梯的紧急制动装置
CN109573782A (zh) * 2018-12-21 2019-04-05 浙江西子重工机械有限公司 一种电磁导靴以及使用该电磁导靴的电梯导向系统

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