JPH0914101A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH0914101A JPH0914101A JP16383895A JP16383895A JPH0914101A JP H0914101 A JPH0914101 A JP H0914101A JP 16383895 A JP16383895 A JP 16383895A JP 16383895 A JP16383895 A JP 16383895A JP H0914101 A JPH0914101 A JP H0914101A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸気通路内に配設された吸気絞り弁により流
速を著しく高められた空気によって、液化した燃料液滴
を再微粒化することを目的とする。 【構成】 吸気通路１１を形成する吸気管１０の壁部に
形成された噴射弁取付部１２に、燃料噴射弁１３及び噴
射燃料を吸気通路１１に導入するスリーブ１４が挿入固
定され、スリーブ１４の先端開口部１４ａが吸気通路１
１内に位置するように延長形成されている。また、スリ
ーブ１４の周壁には、補助空気を内部に向けて噴射する
空気噴射孔１６が複数形成され、ここに吸気通路１１と
連通する空気供給通路１７を介して補助空気が供給され
る。さらに、機関の負荷状態に応じて吸気通路１１の開
閉を行なう吸気絞り弁１８が、その全閉時にスリーブ１
４の先端開口部１４ａに近接し、かつ、先端開口部１４
ａとの間に隙間が形成される位置に配設されている。
速を著しく高められた空気によって、液化した燃料液滴
を再微粒化することを目的とする。 【構成】 吸気通路１１を形成する吸気管１０の壁部に
形成された噴射弁取付部１２に、燃料噴射弁１３及び噴
射燃料を吸気通路１１に導入するスリーブ１４が挿入固
定され、スリーブ１４の先端開口部１４ａが吸気通路１
１内に位置するように延長形成されている。また、スリ
ーブ１４の周壁には、補助空気を内部に向けて噴射する
空気噴射孔１６が複数形成され、ここに吸気通路１１と
連通する空気供給通路１７を介して補助空気が供給され
る。さらに、機関の負荷状態に応じて吸気通路１１の開
閉を行なう吸気絞り弁１８が、その全閉時にスリーブ１
４の先端開口部１４ａに近接し、かつ、先端開口部１４
ａとの間に隙間が形成される位置に配設されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料供給装
置に関し、特に、噴射燃料の微粒化を促進する技術に関
する。
置に関し、特に、噴射燃料の微粒化を促進する技術に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の内燃機関の燃料供給装置として
は、図６に示すように、噴射燃料に補助空気を衝突させ
て噴射燃料の微粒化を促進するものが知られている（特
開平５−１０２２４号公報参照）。この燃料供給装置
は、燃料噴射弁１の前面に、複数の空気噴射孔３を有し
たスリーブ２を配設し、該空気噴射孔３に、吸気通路５
に設けられた吸気絞り弁６の上流より取り出した空気
を、空気供給通路７を介して供給している。すなわち、
燃料噴射弁１から噴射された燃料は、空気噴射孔３から
噴射される補助空気により、噴射燃料の微粒化が促進さ
れ、燃焼の改善が行なわれる。
は、図６に示すように、噴射燃料に補助空気を衝突させ
て噴射燃料の微粒化を促進するものが知られている（特
開平５−１０２２４号公報参照）。この燃料供給装置
は、燃料噴射弁１の前面に、複数の空気噴射孔３を有し
たスリーブ２を配設し、該空気噴射孔３に、吸気通路５
に設けられた吸気絞り弁６の上流より取り出した空気
を、空気供給通路７を介して供給している。すなわち、
燃料噴射弁１から噴射された燃料は、空気噴射孔３から
噴射される補助空気により、噴射燃料の微粒化が促進さ
れ、燃焼の改善が行なわれる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た内燃機関の燃料供給装置にあっては、燃料噴射弁１か
ら噴射された燃料噴霧の一部は、スリーブ２の内壁に付
着し、液化することで燃料液滴となることがある。この
場合、燃料液滴はスリーブ２の内壁を伝わって壁流とな
り、スリーブ２の先端の燃料空気噴孔４より吸気通路５
に流れ出て、図示しないシリンダに吸入されるため、燃
料噴射のレスポンスの悪化或いはハイドロカーボン（Ｈ
Ｃ）の排出量の増加を招くおそれがある。
た内燃機関の燃料供給装置にあっては、燃料噴射弁１か
ら噴射された燃料噴霧の一部は、スリーブ２の内壁に付
着し、液化することで燃料液滴となることがある。この
場合、燃料液滴はスリーブ２の内壁を伝わって壁流とな
り、スリーブ２の先端の燃料空気噴孔４より吸気通路５
に流れ出て、図示しないシリンダに吸入されるため、燃
料噴射のレスポンスの悪化或いはハイドロカーボン（Ｈ
Ｃ）の排出量の増加を招くおそれがある。
【０００４】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、吸気通路内に配設された吸気絞り弁により流
速を著しく高められた空気によって、液化した燃料液滴
を再微粒化することを目的とする。
点に鑑み、吸気通路内に配設された吸気絞り弁により流
速を著しく高められた空気によって、液化した燃料液滴
を再微粒化することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、請求項１記載
の発明は、吸気通路内に吸気絞り弁と燃料噴射弁を有す
る内燃機関の燃料供給装置において、前記燃料噴射弁か
らの噴射燃料を吸気通路に導入する燃料導入路を、その
先端開口部が吸気通路内に位置するように延長形成し、
前記吸気絞り弁を、その全閉時に前記燃料導入路の先端
開口部に近接し、かつ、該先端開口部との間に隙間が形
成される位置に配置した。
の発明は、吸気通路内に吸気絞り弁と燃料噴射弁を有す
る内燃機関の燃料供給装置において、前記燃料噴射弁か
らの噴射燃料を吸気通路に導入する燃料導入路を、その
先端開口部が吸気通路内に位置するように延長形成し、
前記吸気絞り弁を、その全閉時に前記燃料導入路の先端
開口部に近接し、かつ、該先端開口部との間に隙間が形
成される位置に配置した。
【０００６】請求項２記載の発明は、前記燃料導入路
を、吸気通路壁とは別体であって、一端が噴射燃料の導
入口となり、他端が吸気通路内に開口するスリーブから
構成した。請求項３記載の発明は、前記燃料導入路と吸
気通路を連通し、前記燃料噴射弁から噴射された燃料に
向け空気を噴射する空気噴射通路を複数形成した。
を、吸気通路壁とは別体であって、一端が噴射燃料の導
入口となり、他端が吸気通路内に開口するスリーブから
構成した。請求項３記載の発明は、前記燃料導入路と吸
気通路を連通し、前記燃料噴射弁から噴射された燃料に
向け空気を噴射する空気噴射通路を複数形成した。
【０００７】
【作用】請求項１記載の発明にあっては、燃料導入路の
先端開口部より吸気通路内に流れ出た燃料液滴は、吸気
絞り弁により流速を著しく高められた空気に衝突するこ
とによって、再微粒化される。請求項２記載の発明にあ
っては、燃料導入路を吸気通路壁とは別部品であるスリ
ーブにより形成したので、燃料導入路の形成が容易にな
る。
先端開口部より吸気通路内に流れ出た燃料液滴は、吸気
絞り弁により流速を著しく高められた空気に衝突するこ
とによって、再微粒化される。請求項２記載の発明にあ
っては、燃料導入路を吸気通路壁とは別部品であるスリ
ーブにより形成したので、燃料導入路の形成が容易にな
る。
【０００８】請求項３記載の発明にあっては、燃料噴射
弁から噴射された燃料は、空気噴射通路より噴射された
空気に衝突することにより、微粒化が促進される。
弁から噴射された燃料は、空気噴射通路より噴射された
空気に衝突することにより、微粒化が促進される。
【０００９】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図１は、本発明の一実施例を示す内燃機関の燃
料供給装置を示す。吸気通路１１を形成する吸気管１０
の壁部には、燃料噴射弁１３を取り付けるための噴射弁
取付部１２が形成されており、噴射弁取付部１２には、
燃料を吸気通路１１内に噴射する燃料噴射弁１３が挿入
固定されている。この燃料噴射弁１３からの噴射燃料を
吸気通路１１に導入する燃料導入路としてのスリーブ１
４が、燃料噴射弁１３の先端部の図示しない燃料吐出孔
の前面に挿入固定されており、スリーブ１４の先端開口
部１４ａが、吸気通路１１内に位置するように延長形成
されている。また、スリーブ１４の周壁には、補助空気
を内部に向けて噴射する空気噴射孔１６が複数形成さ
れ、燃料噴射弁１３から噴射された燃料噴霧１５に向け
て補助空気を衝突させることによって、燃料噴霧１５の
微粒化を促進する機能を有している。
述する。図１は、本発明の一実施例を示す内燃機関の燃
料供給装置を示す。吸気通路１１を形成する吸気管１０
の壁部には、燃料噴射弁１３を取り付けるための噴射弁
取付部１２が形成されており、噴射弁取付部１２には、
燃料を吸気通路１１内に噴射する燃料噴射弁１３が挿入
固定されている。この燃料噴射弁１３からの噴射燃料を
吸気通路１１に導入する燃料導入路としてのスリーブ１
４が、燃料噴射弁１３の先端部の図示しない燃料吐出孔
の前面に挿入固定されており、スリーブ１４の先端開口
部１４ａが、吸気通路１１内に位置するように延長形成
されている。また、スリーブ１４の周壁には、補助空気
を内部に向けて噴射する空気噴射孔１６が複数形成さ
れ、燃料噴射弁１３から噴射された燃料噴霧１５に向け
て補助空気を衝突させることによって、燃料噴霧１５の
微粒化を促進する機能を有している。
【００１０】また、吸気通路１１の内壁部には、吸気通
路１１と空気噴射孔１６を連通する空気供給通路１７が
形成されており、吸気通路１１を通過する空気（補助空
気）を空気噴射孔１６に供給している。この吸気供給通
路１７と空気噴射孔１６が、本発明の空気噴射通路に相
当する。以上の構成に加え、機関の負荷状態に応じて吸
気通路１１の開閉を行なう吸気絞り弁１８が、その全閉
時にスリーブ１４の先端開口部１４ａに近接し、かつ、
先端開口部１４ａとの間に隙間が形成される位置に配設
されている。本実施例では、吸気絞り弁１８は、先端開
口部１４ａと吸気通路軸に対し垂直な略同一面上に配設
される。この吸気絞り弁１８の弁体は、全閉時に吸気絞
り弁１８と先端開口部１４ａによって隙間を形成する必
要性から、図２又は３に示す形状をなしている。
路１１と空気噴射孔１６を連通する空気供給通路１７が
形成されており、吸気通路１１を通過する空気（補助空
気）を空気噴射孔１６に供給している。この吸気供給通
路１７と空気噴射孔１６が、本発明の空気噴射通路に相
当する。以上の構成に加え、機関の負荷状態に応じて吸
気通路１１の開閉を行なう吸気絞り弁１８が、その全閉
時にスリーブ１４の先端開口部１４ａに近接し、かつ、
先端開口部１４ａとの間に隙間が形成される位置に配設
されている。本実施例では、吸気絞り弁１８は、先端開
口部１４ａと吸気通路軸に対し垂直な略同一面上に配設
される。この吸気絞り弁１８の弁体は、全閉時に吸気絞
り弁１８と先端開口部１４ａによって隙間を形成する必
要性から、図２又は３に示す形状をなしている。
【００１１】ここで、上述した一実施例の燃料供給装置
の動作を以下に詳述する。燃料噴射弁１３の先端部の図
示しない燃料吐出孔より噴射された燃料噴霧１５は、ス
リーブ１４の内部を通過し、吸気通路１１内に噴射され
る。この噴射過程において、スリーブ１４の周壁に形成
された複数の空気噴射孔１６は、吸気通路１１から空気
供給通路１７を介して供給された空気（補助空気）を、
燃料噴霧１５に向けて噴射する。この動作により、スリ
ーブ１４内を通過する燃料噴霧１５は、空気噴射孔１６
から噴射された補助空気に衝突し、微粒化が促進され
る。
の動作を以下に詳述する。燃料噴射弁１３の先端部の図
示しない燃料吐出孔より噴射された燃料噴霧１５は、ス
リーブ１４の内部を通過し、吸気通路１１内に噴射され
る。この噴射過程において、スリーブ１４の周壁に形成
された複数の空気噴射孔１６は、吸気通路１１から空気
供給通路１７を介して供給された空気（補助空気）を、
燃料噴霧１５に向けて噴射する。この動作により、スリ
ーブ１４内を通過する燃料噴霧１５は、空気噴射孔１６
から噴射された補助空気に衝突し、微粒化が促進され
る。
【００１２】その反面、スリーブ１４内を通過する燃料
噴霧１５の一部は、スリーブ１４の内壁に衝突し、液化
することで燃料液滴に戻ることがある。この場合には、
燃料液滴はスリーブ１４の内壁を伝わって壁流となり、
図４に示すように、スリーブ１４の先端開口部１４ａか
ら吸気通路１１内に流れ出してしまう。しかし、スリー
ブ１４の先端開口部１４ａより吸気通路１１内に流れ出
た燃料液滴は、吸気通路１１内に設けられた吸気絞り弁
１８により流速を著しく高められた空気に衝突すること
によって、再び微粒化される（図４参照）。この微粒化
は、燃料噴射弁１３による燃料噴射とほぼ同時に行なわ
れるため、燃料液滴がそのまま図示しないシリンダに吸
入されることがなくなり、燃料供給レスポンスの悪化を
防止すると共に、良好なエミッションを得ることができ
るようになる。
噴霧１５の一部は、スリーブ１４の内壁に衝突し、液化
することで燃料液滴に戻ることがある。この場合には、
燃料液滴はスリーブ１４の内壁を伝わって壁流となり、
図４に示すように、スリーブ１４の先端開口部１４ａか
ら吸気通路１１内に流れ出してしまう。しかし、スリー
ブ１４の先端開口部１４ａより吸気通路１１内に流れ出
た燃料液滴は、吸気通路１１内に設けられた吸気絞り弁
１８により流速を著しく高められた空気に衝突すること
によって、再び微粒化される（図４参照）。この微粒化
は、燃料噴射弁１３による燃料噴射とほぼ同時に行なわ
れるため、燃料液滴がそのまま図示しないシリンダに吸
入されることがなくなり、燃料供給レスポンスの悪化を
防止すると共に、良好なエミッションを得ることができ
るようになる。
【００１３】なお、本実施例のように燃料導入路を吸気
通路壁とは別部品であるスリーブで形成することで、吸
気通路を形成する吸気管の製造時に、燃料導入路の先端
開口部を吸気通路に位置するように延長形成する必要が
なくなるため、燃料導入路の形成が容易になり、燃料供
給装置の製作性の向上、コストダウンを図ることも可能
となる。
通路壁とは別部品であるスリーブで形成することで、吸
気通路を形成する吸気管の製造時に、燃料導入路の先端
開口部を吸気通路に位置するように延長形成する必要が
なくなるため、燃料導入路の形成が容易になり、燃料供
給装置の製作性の向上、コストダウンを図ることも可能
となる。
【００１４】図５は、本発明の他の実施例を示す内燃機
関の燃料供給装置を示す。これは、上述した一実施例に
対して、スリーブ１４に形成された空気噴射孔１６へ補
助空気を供給する空気供給通路１７を変更したものであ
る。吸気通路１１の上流には、機関の回転数制御を行な
うスロットル１９が配設されている。このスロットル１
９の上流側の吸気通路１１の周壁部に空気供給通路１７
の一端を開口し、他端をスリーブ１４に形成された空気
噴射孔１６に合致した位置に開口することで、燃料噴霧
１５に向けて補助空気を噴射し、燃料噴霧の微粒化を促
進することができる。
関の燃料供給装置を示す。これは、上述した一実施例に
対して、スリーブ１４に形成された空気噴射孔１６へ補
助空気を供給する空気供給通路１７を変更したものであ
る。吸気通路１１の上流には、機関の回転数制御を行な
うスロットル１９が配設されている。このスロットル１
９の上流側の吸気通路１１の周壁部に空気供給通路１７
の一端を開口し、他端をスリーブ１４に形成された空気
噴射孔１６に合致した位置に開口することで、燃料噴霧
１５に向けて補助空気を噴射し、燃料噴霧の微粒化を促
進することができる。
【００１５】この場合にも、スリーブ１４を通過する燃
料噴霧１５の一部は、スリーブ１４の内壁に衝突し、液
化することで燃料液滴に戻り、スリーブ１４の先端開口
部１４ａより吸気通路１１内に流れ出るおそれがある。
しかし、先端開口部１４ａから吸気通路１１に流れ出た
燃料液滴は、吸気通路１１内に設けられた吸気絞り弁１
８により流速を著しく高められた空気に衝突することに
よって、再び微粒化される。
料噴霧１５の一部は、スリーブ１４の内壁に衝突し、液
化することで燃料液滴に戻り、スリーブ１４の先端開口
部１４ａより吸気通路１１内に流れ出るおそれがある。
しかし、先端開口部１４ａから吸気通路１１に流れ出た
燃料液滴は、吸気通路１１内に設けられた吸気絞り弁１
８により流速を著しく高められた空気に衝突することに
よって、再び微粒化される。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、燃料導入路の先端開口部より吸気通路内に
流れ出た燃料液滴は、吸気絞り弁により流速を著しく高
められた空気に衝突することによって、再微粒化される
ため、燃料液滴がそのままシリンダに吸入されることが
なくなり、燃料供給レスポンスの悪化を防止すると共
に、良好なエミッションを得ることができる。
明によれば、燃料導入路の先端開口部より吸気通路内に
流れ出た燃料液滴は、吸気絞り弁により流速を著しく高
められた空気に衝突することによって、再微粒化される
ため、燃料液滴がそのままシリンダに吸入されることが
なくなり、燃料供給レスポンスの悪化を防止すると共
に、良好なエミッションを得ることができる。
【００１７】請求項２記載の発明によれば、燃料導入路
を吸気通路壁とは別部品であるスリーブにより形成した
ので、燃料導入路の形成が容易になり、燃料供給装置の
製作性の向上、コストダウン等を図ることができる。請
求項３記載の発明によれば、燃料噴射弁から噴射された
燃料噴霧は、空気噴射通路より噴射された空気に衝突す
ることにより、微粒化が促進されるため、燃焼が改善さ
れ、燃料供給レスポンスの悪化を防止すると共に、良好
なエミッションを得ることができる。
を吸気通路壁とは別部品であるスリーブにより形成した
ので、燃料導入路の形成が容易になり、燃料供給装置の
製作性の向上、コストダウン等を図ることができる。請
求項３記載の発明によれば、燃料噴射弁から噴射された
燃料噴霧は、空気噴射通路より噴射された空気に衝突す
ることにより、微粒化が促進されるため、燃焼が改善さ
れ、燃料供給レスポンスの悪化を防止すると共に、良好
なエミッションを得ることができる。
【図１】 本発明の一実施例を示す燃料供給装置の断面
図
図
【図２】 同上の実施例で使用される吸気絞り弁の弁体
の一例を示す図
の一例を示す図
【図３】 同上の実施例で使用される吸気絞り弁の弁体
の他の一例を示す図
の他の一例を示す図
【図４】 同上の実施例における効果の説明図
【図５】 本発明の他の実施例を示す燃料供給装置の断
面図
面図
【図６】 従来の燃料供給装置の断面図
１１ 吸気通路 １３ 燃料噴射弁 １４ スリーブ １４ａ 先端開口部 １６ 空気噴射孔 １７ 空気供給通路 １８ 吸気絞り弁
Claims (3)
- 【請求項１】吸気通路内に吸気絞り弁と燃料噴射弁を有
する内燃機関の燃料供給装置において、前記燃料噴射弁
からの噴射燃料を吸気通路に導入する燃料導入路を、そ
の先端開口部が吸気通路内に位置するように延長形成
し、前記吸気絞り弁を、その全閉時に前記燃料導入路の
先端開口部に近接し、かつ、該先端開口部との間に隙間
が形成される位置に配置したことを特徴とする内燃機関
の燃料供給装置。 - 【請求項２】前記燃料導入路を、吸気通路壁とは別体で
あって、一端が噴射燃料の導入口となり、他端が吸気通
路内に開口するスリーブから構成したことを特徴とする
請求項１記載の内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項３】前記燃料導入路と吸気通路を連通し、前記
燃料噴射弁から噴射された燃料に向け空気を噴射する空
気噴射通路を複数形成したことを特徴とする請求項１又
は２記載の内燃機関の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383895A JPH0914101A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383895A JPH0914101A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914101A true JPH0914101A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15781716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16383895A Pending JPH0914101A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0914101A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2487934A (en) * | 2011-02-08 | 2012-08-15 | Scion Sprays Ltd | Atomisation system |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16383895A patent/JPH0914101A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2487934A (en) * | 2011-02-08 | 2012-08-15 | Scion Sprays Ltd | Atomisation system |
| GB2487934B (en) * | 2011-02-08 | 2015-07-08 | Bosch Gmbh Robert | Fuel injection apparatus comprising a fuel atomisation system |
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