JPH06101602A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH06101602A JPH06101602A JP4250247A JP25024792A JPH06101602A JP H06101602 A JPH06101602 A JP H06101602A JP 4250247 A JP4250247 A JP 4250247A JP 25024792 A JP25024792 A JP 25024792A JP H06101602 A JPH06101602 A JP H06101602A
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- JP
- Japan
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- valve
- fuel
- intake
- valve body
- internal combustion
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/04—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder by means within the induction channel, e.g. deflectors
- F02B31/06—Movable means, e.g. butterfly valves
- F02B31/08—Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages
- F02B31/085—Movable means, e.g. butterfly valves having multiple air inlets, i.e. having main and auxiliary intake passages having two inlet valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 スワールコントロールバルブ装置を備えた内
燃機関において、該装置の弁体表面に燃料が付着するの
を防止して、燃焼の安定化を図ること等を目的とする。 【構成】 吸気ポート２内部には、閉塞部３Ａと切欠部
３Ｂとを有して開・閉制御される弁体３を備えたスワー
ルコントロールバルブ装置を設ける。弁体３の上流側か
ら吸気ポート２内部に燃料を噴射するエアアシスト燃料
噴射弁１５の先端部に吸気弁１Ａの方向に向けて開口さ
れた噴孔１５ｂに延長管体８を接続し、吸気弁１Ｂの方
向に向けて開口された噴孔１５ａを、弁体３に衝突しな
い程度の拡がりをもった噴霧が生成されるように設計す
る。これにより、弁体３の閉弁時において、弁体３の閉
塞部３Ａ側では延長管８により燃料噴霧が直接吸気弁１
Ａ近傍まで輸送されるため、噴霧は弁体３表面に衝突せ
ず付着することがない。
燃機関において、該装置の弁体表面に燃料が付着するの
を防止して、燃焼の安定化を図ること等を目的とする。 【構成】 吸気ポート２内部には、閉塞部３Ａと切欠部
３Ｂとを有して開・閉制御される弁体３を備えたスワー
ルコントロールバルブ装置を設ける。弁体３の上流側か
ら吸気ポート２内部に燃料を噴射するエアアシスト燃料
噴射弁１５の先端部に吸気弁１Ａの方向に向けて開口さ
れた噴孔１５ｂに延長管体８を接続し、吸気弁１Ｂの方
向に向けて開口された噴孔１５ａを、弁体３に衝突しな
い程度の拡がりをもった噴霧が生成されるように設計す
る。これにより、弁体３の閉弁時において、弁体３の閉
塞部３Ａ側では延長管８により燃料噴霧が直接吸気弁１
Ａ近傍まで輸送されるため、噴霧は弁体３表面に衝突せ
ず付着することがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料供給装
置に関し、特に、燃焼室内に流入するガスの流動状態を
制御するスワールコントロールバルブ装置を設けてなる
内燃機関における燃料供給技術に関する。
置に関し、特に、燃焼室内に流入するガスの流動状態を
制御するスワールコントロールバルブ装置を設けてなる
内燃機関における燃料供給技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、内燃機関において、吸気弁１Ａ，
１Ｂを２つ有する吸気ポート２内部に配設され、該吸気
ポート２の一方の吸気弁１Ａに対応する部位を閉塞する
閉塞部３Ａと他方の吸気弁１Ｂに対応する部位を開放す
る切欠部３Ｂとを有して開・閉制御される弁体３を備
え、燃焼室４内に流入するガスの流動状態を制御して吸
気スワールを強化するスワールコントロールバルブ（Ｓ
ＣＶ）装置を設けたものが知られている（図２参照）。
１Ｂを２つ有する吸気ポート２内部に配設され、該吸気
ポート２の一方の吸気弁１Ａに対応する部位を閉塞する
閉塞部３Ａと他方の吸気弁１Ｂに対応する部位を開放す
る切欠部３Ｂとを有して開・閉制御される弁体３を備
え、燃焼室４内に流入するガスの流動状態を制御して吸
気スワールを強化するスワールコントロールバルブ（Ｓ
ＣＶ）装置を設けたものが知られている（図２参照）。
【０００３】このようなスワールコントロールバルブ装
置を設けた内燃機関における燃料供給装置は、従来、図
２に示すように、弁体３の上流側から吸気ポート２内部
に燃料を噴射する燃料噴射弁５を設けて構成される。こ
の燃料噴射弁５の先端部の燃料噴射部５Ａには２つの噴
孔が形成され、各噴孔から燃料が拡散する噴霧となって
供給される。
置を設けた内燃機関における燃料供給装置は、従来、図
２に示すように、弁体３の上流側から吸気ポート２内部
に燃料を噴射する燃料噴射弁５を設けて構成される。こ
の燃料噴射弁５の先端部の燃料噴射部５Ａには２つの噴
孔が形成され、各噴孔から燃料が拡散する噴霧となって
供給される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この場合、弁体２の開
弁時には、吸気ポート２が開放され、燃料噴射弁５の両
方の噴孔からの燃料噴霧Ａは夫々弁体２の表面に付着せ
ずに流れるが、弁体２の閉弁時には、一方の噴孔からの
燃料噴霧Ｂは弁体３の切欠部３Ｂを通じて該弁体３下流
に流れるものの、他方の噴孔からの燃料噴霧Ａは弁体３
の閉塞部３Ａによって遮断されるため、燃料が弁体３の
表面に付着し、燃料壁流となって吸気ポート２内面を伝
わり、燃焼室４へと流入する。
弁時には、吸気ポート２が開放され、燃料噴射弁５の両
方の噴孔からの燃料噴霧Ａは夫々弁体２の表面に付着せ
ずに流れるが、弁体２の閉弁時には、一方の噴孔からの
燃料噴霧Ｂは弁体３の切欠部３Ｂを通じて該弁体３下流
に流れるものの、他方の噴孔からの燃料噴霧Ａは弁体３
の閉塞部３Ａによって遮断されるため、燃料が弁体３の
表面に付着し、燃料壁流となって吸気ポート２内面を伝
わり、燃焼室４へと流入する。
【０００５】このため、燃料の輸送遅れが著しく、エン
ジンの過渡運転時の応答性が悪化し、燃焼が不安定にな
るばかりか、燃費や、排気エミッションを損なうという
問題点があった。そこで、本発明は以上のような従来の
問題点に鑑み、スワールコントロールバルブ装置を備え
た内燃機関において、スワールコントロールバルブ装置
の弁体閉弁時に、該弁体表面に燃料が付着するのを阻止
し、もって、燃焼の安定化を図ると共に、燃費や、排気
エミッションを改善することを目的とする。
ジンの過渡運転時の応答性が悪化し、燃焼が不安定にな
るばかりか、燃費や、排気エミッションを損なうという
問題点があった。そこで、本発明は以上のような従来の
問題点に鑑み、スワールコントロールバルブ装置を備え
た内燃機関において、スワールコントロールバルブ装置
の弁体閉弁時に、該弁体表面に燃料が付着するのを阻止
し、もって、燃焼の安定化を図ると共に、燃費や、排気
エミッションを改善することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、吸
気弁を２つ有する吸気ポート内部に配設され、該吸気ポ
ートの一方の吸気弁に対応する部位を閉塞する閉塞部と
他方の吸気弁に対応する部位を開放する切欠部とを有し
て開・閉制御される弁体を備え、燃焼室内に流入するガ
スの流動状態を制御するスワールコントロールバルブ装
置を設けてなる内燃機関において、弁体の上流側から吸
気ポート内部に燃料を噴射する燃料噴射弁を設け、該燃
料噴射弁の燃料噴射部に、前記弁体の上流側から切欠を
通じて燃料を一方の吸気弁側に噴霧する燃料噴霧部と、
該切欠を通じて弁体の下流側に延びる延長管部から燃料
を他方の吸気弁側に噴霧する燃料噴霧部と、を設けた構
成とする。
気弁を２つ有する吸気ポート内部に配設され、該吸気ポ
ートの一方の吸気弁に対応する部位を閉塞する閉塞部と
他方の吸気弁に対応する部位を開放する切欠部とを有し
て開・閉制御される弁体を備え、燃焼室内に流入するガ
スの流動状態を制御するスワールコントロールバルブ装
置を設けてなる内燃機関において、弁体の上流側から吸
気ポート内部に燃料を噴射する燃料噴射弁を設け、該燃
料噴射弁の燃料噴射部に、前記弁体の上流側から切欠を
通じて燃料を一方の吸気弁側に噴霧する燃料噴霧部と、
該切欠を通じて弁体の下流側に延びる延長管部から燃料
を他方の吸気弁側に噴霧する燃料噴霧部と、を設けた構
成とする。
【０００７】
【作用】かかる構成において、吸気スワールを強化し、
燃焼を安定化する必要のあるエンジン運転条件で、弁体
を閉弁する。この弁体の閉弁時において、弁体の閉塞部
側では延長管部により燃料噴霧が直接吸気弁近傍まで輸
送されるため、噴霧は弁体表面に衝突せず付着すること
がなく、更には、吸気流れの弱い弁体閉塞部に対応する
吸気弁側の吸気ポート内においても、該ポート内面にも
付着することがない。
燃焼を安定化する必要のあるエンジン運転条件で、弁体
を閉弁する。この弁体の閉弁時において、弁体の閉塞部
側では延長管部により燃料噴霧が直接吸気弁近傍まで輸
送されるため、噴霧は弁体表面に衝突せず付着すること
がなく、更には、吸気流れの弱い弁体閉塞部に対応する
吸気弁側の吸気ポート内においても、該ポート内面にも
付着することがない。
【０００８】一方、弁体の切欠部側では、吸気流れが十
分に強く、弁体の近傍から幾分拡がりをもって燃料を噴
霧させても、燃料噴霧が弁体或いは吸気ポート内面に壁
流として付着することがなく、空気と十分に混合して燃
焼室に供給される。
分に強く、弁体の近傍から幾分拡がりをもって燃料を噴
霧させても、燃料噴霧が弁体或いは吸気ポート内面に壁
流として付着することがなく、空気と十分に混合して燃
焼室に供給される。
【０００９】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。尚、以下の図において、図２と同一要素には同
一符号を付して説明を簡単にする。図１において、吸気
管６と燃焼室４とは、吸気弁１Ａ，１Ｂを２つ有する吸
気ポート２を介して連通接続される。吸気ポート２内部
には、該吸気ポート２の一方の吸気弁１Ａに対応する部
位を閉塞する閉塞部３Ａと他方の吸気弁１Ｂに対応する
部位を開放する切欠部３Ｂとを有して開・閉制御される
弁体３を備え、燃焼室４内に流入するガスの流動状態を
制御して吸気スワールを強化するスワールコントロール
バルブ（ＳＣＶ）装置が設けられている構成は従来と同
様である。
述する。尚、以下の図において、図２と同一要素には同
一符号を付して説明を簡単にする。図１において、吸気
管６と燃焼室４とは、吸気弁１Ａ，１Ｂを２つ有する吸
気ポート２を介して連通接続される。吸気ポート２内部
には、該吸気ポート２の一方の吸気弁１Ａに対応する部
位を閉塞する閉塞部３Ａと他方の吸気弁１Ｂに対応する
部位を開放する切欠部３Ｂとを有して開・閉制御される
弁体３を備え、燃焼室４内に流入するガスの流動状態を
制御して吸気スワールを強化するスワールコントロール
バルブ（ＳＣＶ）装置が設けられている構成は従来と同
様である。
【００１０】上記弁体３の上流側から吸気ポート２内部
に燃料を噴射するエアアシスト燃料噴射弁１５が設けら
れている。このエアアシスト燃料噴射弁１５は、スロッ
トル弁よりも上流側の吸気通路から吸入空気の一部をエ
アポンプにより燃料噴射弁の噴孔の下流にアシストエア
として圧送し、燃料噴射弁から噴射された燃料にアシス
トエアを衝突させることによって燃料を微粒化し、これ
により燃焼を改善するものである。
に燃料を噴射するエアアシスト燃料噴射弁１５が設けら
れている。このエアアシスト燃料噴射弁１５は、スロッ
トル弁よりも上流側の吸気通路から吸入空気の一部をエ
アポンプにより燃料噴射弁の噴孔の下流にアシストエア
として圧送し、燃料噴射弁から噴射された燃料にアシス
トエアを衝突させることによって燃料を微粒化し、これ
により燃焼を改善するものである。
【００１１】具体的には、エアアシスト燃料噴射弁１５
本体内部には図示しない燃料噴射弁が内蔵されており、
エアポンプから吐出される加圧空気を燃料噴射弁の噴孔
下流に導入するエアギャラリ７が設けられている。かか
るエアアシスト燃料噴射弁１５は、吸気管６或いはシリ
ンダヘッド端面に取り付けられる。
本体内部には図示しない燃料噴射弁が内蔵されており、
エアポンプから吐出される加圧空気を燃料噴射弁の噴孔
下流に導入するエアギャラリ７が設けられている。かか
るエアアシスト燃料噴射弁１５は、吸気管６或いはシリ
ンダヘッド端面に取り付けられる。
【００１２】ここで、燃料噴射弁１５の先端部の燃料噴
射部１５Ａには、弁体３の開弁作動時において、弁体３
の上流側から切欠部３Ｂを通じて燃料を一方の吸気弁１
Ｂ側に噴霧する燃料噴霧部と、該切欠部３Ｂを通じて弁
体３の下流側に延びる延長管部から燃料を他方の吸気弁
１Ａ側に噴霧する燃料噴霧部と、が設けられている。即
ち、燃料噴射弁１５の先端部には夫々吸気弁１Ａ，１Ｂ
の方向に向けて開口された２つの噴孔１５ａ，１５ｂが
形成されており、一方の噴孔１５ｂのみに延長管部とし
ての管体８が接続される。この管体８の先端噴孔部８ａ
は吸気弁１Ａ側の吸気ポート２と燃焼室４との連通口近
傍位置に開口される。他方の噴孔１５ａは、弁体３に衝
突しない程度の拡がりをもった噴霧が生成されるように
設計される。
射部１５Ａには、弁体３の開弁作動時において、弁体３
の上流側から切欠部３Ｂを通じて燃料を一方の吸気弁１
Ｂ側に噴霧する燃料噴霧部と、該切欠部３Ｂを通じて弁
体３の下流側に延びる延長管部から燃料を他方の吸気弁
１Ａ側に噴霧する燃料噴霧部と、が設けられている。即
ち、燃料噴射弁１５の先端部には夫々吸気弁１Ａ，１Ｂ
の方向に向けて開口された２つの噴孔１５ａ，１５ｂが
形成されており、一方の噴孔１５ｂのみに延長管部とし
ての管体８が接続される。この管体８の先端噴孔部８ａ
は吸気弁１Ａ側の吸気ポート２と燃焼室４との連通口近
傍位置に開口される。他方の噴孔１５ａは、弁体３に衝
突しない程度の拡がりをもった噴霧が生成されるように
設計される。
【００１３】次に、かかる構成の装置の作用について説
明する。吸気スワールを強化し、燃焼を安定化する必要
のあるエンジン運転条件で、弁体３を閉弁する。この弁
体３の閉弁時において、弁体３の閉塞部３Ａ側では延長
管８により燃料噴霧が直接吸気弁１Ａ近傍まで輸送され
るため、噴霧は弁体３表面に衝突せず付着することがな
く、更には、吸気流れの弱い弁体３の閉塞部３Ａに対応
する吸気弁１Ａ側の吸気ポート２内においても、該吸気
ポート２内面に付着することがない。
明する。吸気スワールを強化し、燃焼を安定化する必要
のあるエンジン運転条件で、弁体３を閉弁する。この弁
体３の閉弁時において、弁体３の閉塞部３Ａ側では延長
管８により燃料噴霧が直接吸気弁１Ａ近傍まで輸送され
るため、噴霧は弁体３表面に衝突せず付着することがな
く、更には、吸気流れの弱い弁体３の閉塞部３Ａに対応
する吸気弁１Ａ側の吸気ポート２内においても、該吸気
ポート２内面に付着することがない。
【００１４】一方、弁体３の切欠部３Ｂ側では、吸気流
れが十分に強く、弁体３の近傍から幾分拡がりをもって
燃料を噴霧させても、燃料噴霧が弁体３或いは吸気ポー
ト２内面に壁流として付着することがなく、空気と十分
に混合して燃焼室４に供給される。以上の結果、燃料の
輸送遅れを抑制でき、エンジンの過渡運転時の応答性を
良好にならしめるので、燃焼が安定化し、ひいては、燃
費や、排気エミッションを向上できる。
れが十分に強く、弁体３の近傍から幾分拡がりをもって
燃料を噴霧させても、燃料噴霧が弁体３或いは吸気ポー
ト２内面に壁流として付着することがなく、空気と十分
に混合して燃焼室４に供給される。以上の結果、燃料の
輸送遅れを抑制でき、エンジンの過渡運転時の応答性を
良好にならしめるので、燃焼が安定化し、ひいては、燃
費や、排気エミッションを向上できる。
【００１５】尚、以上のように、特定の実施例を参照し
て本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、当該技術分野における熟練者等により、本発
明に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、
種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきで
ある。
て本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、当該技術分野における熟練者等により、本発
明に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、
種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきで
ある。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸気弁を２つ有する吸気ポート内部に、燃焼室内に流入
するガスの流動状態を制御するスワールコントロールバ
ルブ装置を設けてなる内燃機関において、燃料噴射弁の
一方の燃料噴霧部から、弁体の切欠を通じて吸気弁側に
燃料を噴霧し、他方の燃料噴霧部から、切欠を通じて弁
体の下流側に延びる延長管部を経て他方の吸気弁側に燃
料を噴霧する構成としたから、弁体の閉弁作動時にあっ
てば、燃料が弁体表面に衝突・付着せず、燃料壁流の発
生を抑えることができ、燃焼の安定化、燃費及び排気エ
ミッションの向上を図ることができる有用性大なるもの
である。
吸気弁を２つ有する吸気ポート内部に、燃焼室内に流入
するガスの流動状態を制御するスワールコントロールバ
ルブ装置を設けてなる内燃機関において、燃料噴射弁の
一方の燃料噴霧部から、弁体の切欠を通じて吸気弁側に
燃料を噴霧し、他方の燃料噴霧部から、切欠を通じて弁
体の下流側に延びる延長管部を経て他方の吸気弁側に燃
料を噴霧する構成としたから、弁体の閉弁作動時にあっ
てば、燃料が弁体表面に衝突・付着せず、燃料壁流の発
生を抑えることができ、燃焼の安定化、燃費及び排気エ
ミッションの向上を図ることができる有用性大なるもの
である。
【図１】 本発明に係る内燃機関の燃料供給装置の一実
施例を示す平面図
施例を示す平面図
【図２】 従来の内燃機関の燃料供給装置の一例を示す
平面図
平面図
１Ａ 吸気弁 １Ｂ 吸気弁 ２ 吸気ポート ３ 弁体 ３Ａ 閉塞部 ３Ｂ 切欠部 ４ 燃焼室 ８ 管体 １５ エアアシスト燃料噴射弁 15Ａ 燃料噴射部 15ａ 噴孔 15ｂ 噴孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 61/18 ３４０ Ａ 9248−3Ｇ ３６０ Ｇ 9248−3Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 吸気弁を２つ有する吸気ポート内部に配
設され、該吸気ポートの一方の吸気弁に対応する部位を
閉塞する閉塞部と他方の吸気弁に対応する部位を開放す
る切欠部とを有して開・閉制御される弁体を備え、燃焼
室内に流入するガスの流動状態を制御するスワールコン
トロールバルブ装置を設けてなる内燃機関において、弁
体の上流側から吸気ポート内部に燃料を噴射する燃料噴
射弁を設け、該燃料噴射弁の燃料噴射部に、前記弁体の
上流側から切欠を通じて燃料を一方の吸気弁側に噴霧す
る燃料噴霧部と、該切欠を通じて弁体の下流側に延びる
延長管部から燃料を他方の吸気弁側に噴霧する燃料噴霧
部と、を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250247A JPH06101602A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4250247A JPH06101602A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101602A true JPH06101602A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17205039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4250247A Pending JPH06101602A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101602A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003012268A1 (de) | 2001-08-02 | 2003-02-13 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit zumindest zwei einlassventilen pro zylinder |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4250247A patent/JPH06101602A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003012268A1 (de) | 2001-08-02 | 2003-02-13 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit zumindest zwei einlassventilen pro zylinder |
| CN1311148C (zh) * | 2001-08-02 | 2007-04-18 | Avl里斯脱有限公司 | 每个气缸包括至少两个入口阀的内燃机 |
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