JPH09140895A - 遊技場の情報処理装置 - Google Patents

遊技場の情報処理装置

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JPH09140895A
JPH09140895A JP32994495A JP32994495A JPH09140895A JP H09140895 A JPH09140895 A JP H09140895A JP 32994495 A JP32994495 A JP 32994495A JP 32994495 A JP32994495 A JP 32994495A JP H09140895 A JPH09140895 A JP H09140895A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技情報を容易に把握可能で、遊技機の性能
を的確に把握でき、かつ操作性のよい遊技場の情報処理
装置を提供する。 【解決手段】 遊技機からのデータを収集して機種評価
情報を演算し、製造メーカーより予めCD−ROMによ
って支給された情報を経営分析装置の外部記憶装置に格
納し、演算した機種評価情報を外部記憶装置に格納した
機種評価情報、評価点数として評価メッセージ情報に対
応付けて機種別アドバイス画面に表示する。これによ
り、機種毎に、機種の評価をメッセージ情報として表示
し、的確かつ極めて容易にその遊技機の遊技情報および
営業状態を把握可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の情報処理
装置に係わり、詳しくは遊技機の営業情報を容易に把握
できる情報処理装置(例えば、経営分析装置)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体を用いた遊技場設備と
しては、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機、雀
球機、メダルを用いたスロットルマシン(回胴式スロッ
トル遊技機)、球を用いたスロットルマシン(回胴式ス
ロットル遊技機)等がある。従来、平均的な遊技場にお
いては遊技機を300台程度配置している。一方、大型
店ともなると、1000台程度の遊技機を配置してい
る。また、情報処理装置(例えば、経営分析装置、管理
装置)はこれら各遊技機および遊技関連設備(例えば、
玉貸し機、カード発行機等)よりの情報を収集し、演算
処理して、例えば売り上げ情報、遊技機の稼働情報等を
単純なグラフ表示や数値情報として表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
経営分析装置にあっては、以下のような問題点があっ
た。 (イ)遊技情報の複雑化、高度化および遊技機台数の増
大に伴い、経営分析装置で表示すべき情報が極めて多く
なるとともに、表示してもらいたい情報も多くなってい
る。このような状況下、いかに多くの遊技情報を経営分
析装置の操作者に容易に把握させるかが重要であるが、
従来は多くの情報を操作者に容易に把握させることが困
難であった。すなわち、多くの情報を収集したとして
も、従来は単に情報を経営分析装置の画面に羅列的に表
示するのみであり、情報の中から遊技機の実際の営業状
態を簡単に認識できるものではなかった。 (ロ)従来は多くの情報を収集して画面上に表示して
も、例えば単純な数値情報、あるいはグラフ情報として
表すだけのものであり、結局、操作者(経営者)は情報
から必要な判断を時間をかけて分析し、営業上の判断を
行う(すなわち、情報分析の判断を委ねる)ことになっ
ていた。したがって、従来は多くの情報を収集して画面
上に表示したとしても、その情報から操作者が即座に判
断することが困難であった。また、このとき情報分析の
判断を行う場合の操作性もよくなかった。
【0004】(ハ)経営者が真に知りたいのは、遊技機
の性能を把握している遊技機製造メーカーが遊技店で当
該遊技機の情報を収集して判断した場合の判断情報(遊
技機の性能情報)であり、その判断情報が簡易に得られ
るのであれば、経営者にとって好ましいが、従来はその
ような判断情報を経営分析装置から得ることは困難であ
った。 (ニ)また、上記判断情報と経営者の判断とを比較する
ことで、遊技店のマネージメントを向上させることが可
能であるが、従来は遊技機製造メーカーの判断情報を得
ることが困難であるため、必然的に経営者の判断と比較
することができず、遊技店のマネージメントを向上させ
ることができなかった。
【0005】そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて
なされたもので、遊技情報を容易に把握可能で、遊技機
の性能を的確に把握でき、かつ操作性のよい遊技場の情
報処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技場の情報処理装置は、少な
くとも機種利益情報、機種アウト玉情報を機種毎に記憶
する機種情報記憶手段と、少なくとも機種成績に基づく
伝達情報および機種成績評価情報を機種毎に記憶する機
種評価情報記憶手段と、機種情報記憶手段に記憶された
機種利益情報および機種アウト玉情報情報に基づいて、
機種の成績を演算する機種成績演算手段と、機種成績演
算手段により演算された機種の成績に基づいて、機種評
価情報記憶手段に記憶されている伝達情報および機種成
績評価情報を当該機種の情報として関連付ける評価情報
割り付け手段と、評価情報割り付け手段により関連付け
られた情報を表示情報として記憶する表示情報記憶手段
と、表示情報記憶手段に記憶された表示情報を表示する
表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】好ましい態様として、例えば請求項2記載
のように、前記機種成績演算手段は、前記機種情報記憶
手段に記憶されている機種利益情報より遊技機1台当り
の単位時間利益を演算する台利益演算手段を備えている
ようにしてもよい。例えば請求項3記載のように、前記
機種成績演算手段は、前記機種情報記憶手段に記憶され
ている機種アウト玉情報および時間情報より遊技機1台
当りの稼働率を演算する台稼働率演算手段を備えている
ようにしてもよい。
【0008】例えば請求項4記載のように、前記機種成
績演算手段は、前記機種情報記憶手段に記憶されている
機種利益情報および機種アウト玉情報よりアウト玉1個
当りの利益を演算する玉利益演算手段を備えているよう
にしてもよい。例えば請求項5記載のように、前記機種
評価情報記憶手段に記憶される伝達情報は、機種の評価
を表す標識情報を含み、前記評価情報割り付け手段は、
前記機種成績情報演算手段により演算された機種の成績
に基づいて、所定の標識情報を当該機種の情報として関
連付ける標識情報割り付け手段を備えているようにして
もよい。
【0009】例えば請求項6記載のように、前記表示手
段により表示される表示情報を選択する表示情報選択手
段を、さらに備えているようにしてもよい。例えば請求
項7記載のように、前記表示情報選択手段は、表示手段
により表示される機種毎の伝達情報を切り換えるように
してもよい。例えば請求項8記載のように、遊技機毎の
情報を記憶する遊技機情報記憶手段と、該遊技機情報記
憶手段又は前記機種情報記憶手段に記憶されている情報
に基づいて、同一機種グループの遊技機情報を演算し、
表示情報として前記表示情報記憶手段に記憶させる遊技
機情報演算手段とを、さらに備え、前記遊技機情報記憶
手段は、遊技機売上情報、遊技機アウト玉数情報、遊技
機セーフ玉数情報、遊技機特賞回数情報、遊技機利益情
報を含んで記憶し、前記機種情報記憶手段は、機種台数
情報、機種売上情報、機種アウト玉数情報、機種セーフ
玉数情報、機種特賞回数情報、機種利益情報を含んで記
憶し、前記表示情報選択手段は、前記遊技機情報演算手
段により演算され前記表示情報記憶手段に記憶された表
示情報に切り換える詳細情報選択手段を備えているよう
にしてもよい。
【0010】例えば請求項9記載のように、前記遊技機
情報演算手段は、機種全体又は機種平均の機種利益情
報、機種売上情報、機種アウト玉数情報および機種セー
フ玉数情報より算出する機種ベース情報、機種特賞回数
情報、機種アウト玉数情報および時間情報より算出する
機種稼働率情報を、表形式表示情報に編集処理し、前記
表示情報記憶手段に記憶させる機種表形式演算手段と、
同一機種内の遊技機毎の遊技機利益情報、遊技機売上情
報、遊技機アウト玉数情報および遊技機セーフ玉数情報
より算出する遊技機ベース情報、遊技機特賞回数情報、
遊技機アウト玉数情報および時間情報より算出する遊技
機稼働率情報を、表形式表示情報に編集処理し、前記表
示情報記憶手段に記憶させる遊技機表形式演算手段と、
機種利益情報、機種売上情報、機種アウト玉数情報およ
び機種セーフ玉数情報より算出する機種ベース情報、機
種特賞回数情報、機種アウト玉数情報および時間情報よ
り算出する機種稼働率情報を、2次元グラフ形式に編集
処理し、前記表示情報記憶手段に記憶させるグラフ形式
演算手段と、を備えているようにしてもよい。
【0011】例えば請求項10記載のように、前記表示
情報選択手段は、前記グラフ形式演算手段により編集さ
れるグラフ情報を、機種利益情報、機種売上情報、機種
アウト玉数情報および機種セーフ玉数情報より算出する
機種ベース情報、機種特賞回数情報、機種アウト玉数情
報および時間情報より算出する機種稼働率情報のうちの
2つの組み合せを選択するグラフ軸選択手段と、前記遊
技機表形式手段により演算された表示情報を切り換える
遊技機情報切換手段と、を備えているようにしてもよ
い。
【0012】例えば請求項11記載のように、表示制御
手段を、さらに備え、該表示制御手段は、前記詳細情報
選択手段の選択結果に基づいて前記表示手段により表示
される詳細情報画面に、前記機種表形式演算手段、前記
遊技機表形式演算手段、前記グラフ形式演算手段により
編集処理された表およびグラフ表示と、前記グラフ軸選
択手段、前記遊技機情報切換手段の入力情報表示と、前
記評価情報割り付け手段によって関連付けられる伝達情
報と、を同一画面内に配置する表示制御を行うようにし
てもよい。例えば請求項12記載のように、前記遊技機
情報記憶手段の記憶情報に基づいて遊技機の稼働情報の
偏差を算出し、該偏差が所定値よりも低い遊技機を検出
する低稼働遊技機検出手段を、さらに備え、前記評価情
報割り付け手段は、低稼働遊技機検出手段により検出さ
れた低稼働遊技機が含まれる機種グループに、所定の標
識情報を関連付けて前記表示情報記憶手段に記憶させる
ようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、カ
ード式遊技システムの経営分析装置に適用した実施例と
して図面を参照して説明する。すなわち、本実施例は経
営分析装置によって、遊技機の各種情報を収集し、必要
な演算処理、画面表示を行っており、遊技場の情報処理
装置として経営分析装置に本発明を適用した例である。 (I)遊技場設備の全体構成 図1は経営分析装置を使用した遊技場設備の全体構成を
示すブロック図である。図1において、1は遊技店、2
はカード管理会社(以下、カード会社という。図面も同
様)である。遊技店1には大きく分けてカード管理装置
(以下、管理装置という)11、経営分析装置(遊技場
の情報処理装置)12、中継器13、景品POS(景品
交換装置)14、ATM交換機15、島ユニット(いわ
ゆる島設備:遊技機取付設備に相当)16、中継器2
1、22、カード発行機(情報媒体発行装置)23、更
新機(情報媒体更新装置)24が配置されている。さら
に、島ユニット16には大型金額付加機(有価価値付加
装置)25、複数の遊技機(封入球式遊技機)31a〜
31n(以下、適宜単に31の符号で表す)、補給装置
32が配置されている。なお、図1では島ユニット16
および中継器(副中継器)22をそれぞれ1つしか示し
ていないが、このような島ユニット16および中継器
(副中継器)22は島単位で、複数配設されている。景
品POS14、カード発行機23、更新機24、大型金
額付加機25、遊技機31は後述のICカード400
(遊技情報媒体)を装着可能な被装着端末装置に相当す
る。
【0014】ATM交換機15は遊技店1内に設置され
た管理装置11、経営分析装置12、主中継器(図面で
は中継器と表示)13、景品POS14からの情報の伝
送を制御する情報交換装置であり、光ファイバーからな
る情報伝送路41を介して、例えば155Mbpsの情
報量の伝送が可能である。ここで、ATM(Asynchrono
us Transfer Mode:非同期転送モード)について説明す
る。一般に、パケット通信では高速動作ができず、あま
り高いビットレイトの信号を扱えない。これに対して、
ATM交換では符号誤り率の低い光ファイバー伝送路の
ような高品質伝送路を使用するのが前提で、セル(デジ
タル化された一定長さの情報ブロック)ごとの誤りチェ
ックをせずに、直接高速動作ができるハードウエアスイ
ッチで交換接続する。これにより、半導体スイッチの動
作速度までは使うことができ、数100Mビット/秒以
上の信号でも交換接続できるようになっている。このよ
うなATM交換技術を用いると、データ、文書、音声、
イメージ、画像等のさまざまなタイプの情報の転送が単
一のラインで可能になる。
【0015】本実施例のATM交換機15は上記原理に
基づき店内設置の各端末装置からの情報を受信したり、
必要な情報を送信したりするための交換制御を行う。上
記ATM交換機15および光ファイバーからなる情報伝
送路41は物理的に情報の伝送容量の大きい第1伝送網
42を構成し、管理装置11、経営分析装置12、主中
継器13、景品POS14は第1伝送網42で結合され
るネットワークを構成している。物理的に情報の伝送容
量の大きいシステムとは、ATM交換技術および光ファ
イバーを使用した極めて大きい伝送容量を確保できるシ
ステムのことである。
【0016】主中継器13は上位の第1伝送網42と下
位の中継器21、22との間の情報伝送の中継を行うも
ので、例えば光中継器が使用され、赤外線を使用した通
信を行う。そして、主中継器13は上位の第1伝送網4
2ではATM交換機15との間で155Mbpsの情報
伝送が可能であり、下位の中継器21、22との間で1
6Mbpsの情報伝送が可能な構成である。下位の中継
器21はカード発行機23、更新機24、大型金額付加
機25と、主中継器13との間の情報伝送を中継するも
ので、例えば光中継器が使用され、赤外線を使用した通
信を行う。そして、中継器21はカード発行機23、更
新機24、大型金額付加機25との間で1Mbpsの情
報伝送が可能である。
【0017】一方、下位の中継器22は遊技機31a〜
31n、補給装置32と、主中継器13との間の情報伝
送を中継するもので、例えば光中継器が使用され、赤外
線を使用した通信を行う。そして、中継器22は遊技機
31a〜31n、補給装置32との間で1Mbpsの情
報伝送が可能である。上記中継器21、22、主中継器
13、カード発行機23、更新機24、大型金額付加機
25、遊技機31a〜31n、補給装置32は、無線
(ここでは赤外線による情報伝送)よりなる第2伝送網
43で結合されるネットワークを構成している。そし
て、ATM交換機15および光ファイバーからなる情報
伝送路41を介して構成される伝送容量の大きい第1伝
送網42に接続される管理装置11、経営分析装置1
2、主中継器13、景品POS14を含むネットワーク
と、第2伝送網43で結合される中継器21、22、主
中継器13、カード発行機23、更新機24、大型金額
付加機25、遊技機31a〜31n、補給装置32を含
むネットワークは全体としてLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)を構成し、情報の転送が相互に高速で可能
なシステムになっている。
【0018】(II)遊技場の管理系統 図2は遊技場の管理系統を示す図である。図2におい
て、管理装置11は店内に設置されたATM交換機15
を介してカード会社2と電話回線45(例えば、ISD
N等のデジタル回線)で結ばれている。管理装置11と
ATM交換機15との間は光ファイバーからなる情報伝
送路41で接続されている。なお、破線で囲んだ部分は
遊技店外の構成であり、他の遊技店46も同様に電話回
線47を介してカード会社2と結ばれている。
【0019】カード会社2は全国共通のICカードを遊
技カードとして発行したり、遊技店1における遊技カー
ドに関する精算を行ったりする。また、必要に応じて遊
技店1における管理装置11の各種情報を受信したりす
る(例えば、カードの決済情報の受信)。遊技店1は、
カードの発行情報とか、必要な情報をカード会社2から
得たり、問い合わせる等のために電話回線45を介して
カード会社2と接続されている。なお、以下の説明で
は、後述のICカード400(遊技情報媒体)を単に、
適宜、遊技カードあるいはカードと略称して用いる。
【0020】ここで、具体的に説明すると、カード会社
2はカードを発行する際に遊技カードに対してシリアル
番号(例えば、発行ナンバー)、セキュリティ情報、仮
発行機番号、暗号化情報、ICカードの制御プログラム
を格納して各遊技店に発行する。また、カード会社2は
カード情報の他に、カード発行機23、遊技機31、更
新機24、大型金額付加機25、景品POS14の識別
番号(各端末装置を相互認証するときに必要な個別識別
情報)、カードの制限情報(例えば、付加金額の最大
値:20000円)、セキュリティ情報等の情報を各遊
技店の管理装置11に転送する。なお、個別識別情報
は、初期値として後に、カード発行機23等に管理装置
11が送信することになる。
【0021】また、カード発行機23の場合には仮発行
機番号および真発行機番号が付与され、仮発行機番号に
よりICカード400へカード発行機23の認識(詳し
くは後述)を行わせ、カード発行機23からICカード
400が発行される段階で、仮発行機番号が真発行機番
号により上書されて他の端末装置と同様の個別識別情報
(つまり発行機識別番号)になる。このように遊技店1
は、カードの発行情報とか、必要な情報をカード会社2
から得たり、問い合わせる等のためにATM交換機15
を介してカード会社2と接続されている。
【0022】管理装置11はホールの管理室に配置さ
れ、管理コンピュータ、ディスプレイ、プリンタ50、
外部記憶装置51、端末入力装置(例えば、キーボード
やマウス)、無停電電源装置(UPS)52を有してい
る。管理コンピュータはカードシステムに関する管理と
して、カード会社2より電話回線45、ATM交換機1
5、情報伝送路41を介してカード発行機23、遊技機
31、更新機24、大型金額付加機25、景品POS1
4の識別番号、カードの制限情報、セキュリティ情報、
暗号化情報等の情報を受け取り、初期値としてカード発
行機23等に送信する処理を行う他に、遊技店1の各端
末装置の管理制御に必要な処理を行う。
【0023】また、カードの決済に関する情報をカード
会社2に送信する処理も行う。さらに、管理コンピュー
タは発行されたカードの各種カード情報を管理したり、
また、各端末機装置(例えば、遊技機31、更新機24
等)より挿入されたカードとの照合来歴を記憶管理す
る。なお、カードとの照合来歴は当店当日限りでクリア
される。外部記憶装置51はカードシステムに関する管
理情報を記憶する。また、管理コンピュータは各端末装
置との定時連絡により、常にカードと同等の情報を管理
している。無停電電源装置(UPS)52は内部にバッ
テリを備え、商用電源が停電等したときに、管理装置1
1の各回路に非常用の電源を供給し、一定時間作動をバ
ックアップする。
【0024】経営分析装置12は、同様にホールの管理
室に配置され、経営分析コンピュータ、ディスプレイ、
プリンタ60、外部記憶装置61、端末入力装置(例え
ば、キーボードやマウス)、無停電電源装置(UPS)
62を有している。経営分析コンピュータ61はホール
の経営に関する演算、表示、シミュレーション処理、遠
隔操作装置の操作来歴情報の管理等を行うもので、AT
M交換機15、情報伝送路41を介して各端末装置に接
続され、必要な情報を受け取る。例えば、ホールの島ユ
ニット16に設置された多数の封入球式の遊技機31か
ら必要なデータを収集して経営に必要な演算、表示、シ
ミュレーション処理のために各種遊技状態に対応するデ
ータを整理して経営分析を行い、その結果をディスプレ
イ62に表示させたり、プリンタ63に印刷させたりす
る。また、遊技店の店員が操作した各遠隔操作装置の操
作情報を収集し、操作情報の管理に必要な処理を行う。
【0025】また、経営分析コンピュータは多数の封入
球式遊技機31や各端末装置から収集したデータを内部
の記憶装置に毎日のデータとして記憶したり、記憶した
データを外部記憶装置61に記憶させたりする。例え
ば、ホールの島ユニット16に設置された多数の封入球
式の遊技機31、管理装置11から必要なデータを収集
して各種遊技状態に対応するデータを整理し、整理した
データをディスプレイ62に表示させたり(例えば、大
当りの多い台番号順、大当り発生率の高い台番号順に表
示させたり)、各遊技機31の動作状態(例えば、強制
的に精算を行う状態、精算禁止の状態)を監視したり、
必要なデータの演算処理を行う。また、端末入力装置を
操作することにより、遊技種類別、機種別、島単位別、
製造メーカー別に遊技機の成績を演算し、営業情報、大
当りデータ、賞球データ等を収集し、経営分析コンピュ
ータのディスプレイに表示させることもできる。
【0026】そして、外部記憶装置61に記憶したデー
タに基づいて営業を予測するシミュレーションを行った
り、必要に応じて過去の営業データを呼び出したりす
る。また、遊技機31よりの遊技情報(例えば、大当た
り情報、賞球数情報等)、景品POS14よりの景品交
換情報(例えば、貯球金額、現金への交換量、景品への
交換量等)、大型金額付加機25よりの金額付加情報等
を収集し、それらを用いて必要な演算を行って、遊技機
31の性能、景品の交換情報、経営情報等を割り出す処
理を実行する。無停電電源装置(UPS)62は内部に
バッテリを備え、商用電源が停電等したときに、経営分
析装置12の各回路に非常用の電源を供給し、一定時間
作動をバックアップする。
【0027】(III)端末装置の通信系統 図3は端末装置の通信系統を示す図である。図3におい
て、景品POS14は光ファイバーからなる情報伝送路
41を介して店内に設置されたATM交換機15に接続
され、中継器13も光ファイバーからなる情報伝送路4
1を介してATM交換機15に接続されている。すなわ
ち、これらはATM交換機15および光ファイバーから
なる情報伝送路41を介して構成される伝送容量の大き
い第1伝送網42に接続される。一方、主中継器13は
第1伝送網42と第2伝送網43との間で情報の中継を
行う機能を有しており、各端末装置(カード発行機2
3、更新機24、大型金額付加機25、遊技機31a〜
31n、補給装置32)に対して第2伝送網43の中継
器21、22を介して情報のネットワークが構成され
る。
【0028】中継器21、22は赤外線通信によりカー
ド発行機23の光送受信部71、更新機24の光送受信
部72、大型金額付加機25の光送受信部73、遊技機
31a〜31nのディスプレイユニット74a、74b
における光送受信部75a、75b、補給装置32の光
送受信部(図示略)との間で相互に情報の伝送を行う。
なお、ディスプレイユニット74a、74bについて
は、以下、適宜単に74の符号で表し、光送受信部75
a、75bについては、以下、適宜単に75の符号で表
す。島ユニット16には遊技機31a、31bが配置さ
れるとともに、台間金額付加機76a、76b(以下、
適宜単に76の符号で表す)、補給装置32および大型
金額付加機25が配置されている。
【0029】カード発行機23はカード会社2から購入
したICカードを遊技カードとして遊技者に発行(例え
ば、ICカードを所持していない遊技者が購入するよう
な場合)するもので、例えば1000円で遊技カードを
発行する。なお、発行されたカードは所定の期間(例え
ば、1年間)まで継続使用が可能である。カード発行機
23は光送受信部71を介して管理装置11や経営分析
装置12との間で遊技カードの売上情報等の転送を行
う。また、カード発行機23はカード発行時に、ICカ
ードとの間で相互認証処理を行い、正当と判断した場合
に、カードに、カード発行機23、遊技機31、更新機
24、大型金額付加機25、景品POS14の識別番
号、カードの初期情報等を記録する処理を行う。
【0030】大型金額付加機25は遊技者が購入したI
Cカードを挿入し、硬貨、紙幣を投入することにより、
所望の金額をICカードに付加するもので、まずICカ
ードの相互認証処理を行い、その結果に基づいてICカ
ードに金額(有価価値)を付加する。付加金額として
は、例えば3000円、5000円、10000円の何
れかを選択できる。なお、金額の付加は隣接する遊技機
間に配置された台間金額付加機76によっても行うこと
が可能であり、この場合は1000円単位での金額付加
になっている。
【0031】遊技機31はICカードの相互認証を行
い、その結果に基づいてICカードに記録されている金
額(有価価値情報)を遊技に使用可能な持ち玉数(遊技
価値情報)に変換して遊技可能とし、また、遊技の結果
既に記録してある持ち玉数(遊技価値)により遊技可能
とし、その遊技の結果をICカードに記録する。具体的
には、ICカードが挿入されることにより、ICカード
の情報(金額データ、持ち玉数データ等)を読み取って
玉貸しを行ったり、遊技者の獲得した玉数をICカード
に記憶したりする制御を行い、ディスプレイユニット7
4の光送受信部75を介してネットワーク網で管理装置
11や経営分析装置12との間でICカードによる玉貸
し(つまり売上)情報等の転送を行う。
【0032】また、遊技機31の前面枠等は遠隔操作装
置(以下、リモコン装置という)100によって遠隔操
作が可能であり、リモコン装置100を操作して赤外線
を遊技機31のディスプレイユニット74に発射する
と、ディスプレイユニット74からの指令で遊技機31
の前面枠等の開閉が遠隔的に行われる。この場合、遊技
機31の光送受信部75からネットワーク網を介して経
営分析装置12に対してリモコン装置100の操作来歴
情報の転送が行われる。リモコン装置100は赤外線を
発射可能な送信部、本体の表面に配置された複数の押し
ボタン、マイクロコンピュータにより構成される制御部
等を有し、押しボタンを操作することにより、所定の操
作コード、リモコンIDを含む赤外線が出力され、遊技
機31を遠隔的に操作することが行われる。
【0033】更新機24はICカードを支障なく使用す
るために、所定の有効期限(例えば、1年間)を過ぎた
カードを新しいカードに交換するためのもので、有効期
限(例えば、1年)を超えたICカードが挿入されたと
き、所定条件下(ここでは更新の許可を管理装置11経
由でカード会社2に問い合わせ、許可が出た場合に更新
する)で当該ICカードを使用不能状態にして回収し新
たなICカードを発行するとともに、回収前のICカー
ドに記録されている情報を、新たなICカードに記録す
る処理を行う。景品POS14はICカード400(適
宜、単にICカードという)が挿入されると、挿入され
たICカードの相互認証を行い、その結果に基づいてI
Cカードの情報に応じた景品の交換処理を行うもので、
ICカードに記録された持ち玉数(遊技価値)に基づい
て精算可能とする。精算可能としたのは、ICカードに
記録されている持ち玉数データが管理装置11に記録さ
れているデータと不一致の場合があれば、遊技者とホー
ルの係員との話合いで景品交換を決定するからであり、
一律に全ての場合に景品交換を認めるものではないから
である。
【0034】また、景品POS14はホールの無人の場
所に配置され、裏面側は係員の保守が可能な空間が確保
されるようにしている。景品POS14における景品交
換では、ICカードに記憶された持ち玉数情報に基づい
て、現金、貯球金額(当該ホールの換金率で金額情報と
して格納される)への交換が可能であるとともに、貯玉
も現金に交換が可能である。補給装置32は島ユニット
16に配置された複数の遊技機31a〜31nに対して
封入球を封入したり、補給したりするものである(図1
参照)。
【0035】(IV)経営分析装置の構成 図4は経営分析装置12の構成を示すブロック図であ
る。図4において、経営分析装置12は主要なものとし
て、ワークステーション151、グラフィックインター
フェース152、パラレルインターフェース153、オ
ーディオインターフェース154、SCSIホストアダ
プタ155、ATMインターフェース156、外部記憶
装置(ハードディスク装置:HDD等)157、アンプ
158、ディスプレイ装置(CRT)160、プリンタ
60(図2参照)およびスピーカ162を有している。
【0036】ワークステーション151はカード式遊技
システムの経営に関する演算、表示、シミュレーショ
ン、遠隔操作装置の使用来歴の管理等に必要な演算処理
を行う。ワークステーション151はグラフィックイン
ターフェース152、パラレルインターフェース15
3、オーディオインターフェース154、SCSIホス
トアダプタ155、ATMインターフェース156を介
して外部機器とそれぞれ接続される。各インターフェー
スはそれぞれ所定のボード(例えば、プリント基盤)上
にIC等を含む回路により、実現される。
【0037】グラフィックインターフェース152はデ
ィスプレイ装置112に画像を表示させるための信号変
換処理を行う。ディスプレイ装置160はカラー表示可
能なCRTを有して構成され、グラフィックインターフ
ェース152からの出力信号に基づいて画像を表示す
る。ディスプレイ装置112としては、例えば20イン
チのCRTで、1280×1024ドット表示が可能な
ものが使用される。パラレルインターフェース153は
プリンタ60に対して信号の転送を行う場合の接続部で
あり、プリンタ60は必要な情報等を印刷して出力す
る。オーディオインターフェース154はアンプ158
に対して音声信号、効果音等の各種の音響信号を出力す
る際の転送を行う場合の接続部であり、アンプ158は
オーディオインターフェース154から出力される音声
信号、効果音等の各種の音響信号を増幅してスピーカ1
62から報音する。SCSIホストアダプタ155は外
部記憶装置157との間でデータの転送を行う場合の接
続部であり、ATMインターフェース156はATM交
換機15との間でATMでの転送を行う場合の接続部で
ある。
【0038】次に、図5は経営分析装置12の詳細なブ
ロック構成を示す図である。図5において、ワークステ
ーション151はMPUモジュール171、BIOSR
OM172、タイマ173、FPU174、バスインタ
ーフェース175、DMAコントローラ176、メモリ
バスインターフェース177、RAM178、Mバス1
79、Sバス180、メモリバス181を有している。
MPUモジュール171はBIOSROM172に格納
されている起動プログラムを読み出して起動し、カード
式遊技システムの経営に関する演算、表示、シミュレー
ション、遠隔操作装置の使用来歴の管理等を行うプログ
ラムをハードディスク装置(HDD)187よりメモリ
(RAM178)に読み込み、処理を実行する。BIO
SROM172は起動プログラムを格納し、RAM17
8はワークエリアとして用いられる。タイマ173はM
PUモジュール171の演処理算に必要な時間計測を行
い、FPU174は浮動少数点演算を受け持つ専用のプ
ロセッサで、図形処理等の高速化を図るものである。
【0039】バスインターフェース175はMPUモジ
ュール171を中心としてデータ転送を主に行うMバス
179と、各インターフェースボードとの間でデータ転
送を主に行うSバス180との間をインターフェース接
続する。DMAコントローラ176はSバス180を介
して接続される各種装置との間でデータをMPUモジュ
ール171にDMA転送するときの制御を行う。メモリ
バスインターフェース177はMバス179とメモリバ
ス181との間のデータ転送に関するインターフェース
処理を行い、メモリバス181を介してRAM178が
接続される。インターフェース管理を主に行うSバス1
80にはパラレルインターフェース153、イーサネッ
トインターフェース182、ATMインターフェース1
56、FDインターフェース183、GPIBインター
フェース184、オーディオインターフェース154、
グラフィックインターフェース152、SCSIホスト
アダプタ155、シリアルインターフェース185が接
続されている。
【0040】イーサネットインターフェース182は外
部のLANネットワーク(特に、イーサネット)を構成
する装置との間で信号の転送を行う場合の接続部であ
る。FDインターフェース183はフロッピィディスク
(FD)装置との間で信号の転送を行う場合の接続部で
あり、GPIBインターフェース184はIEEE48
8規格を有する装置との間で信号の転送を行う場合の接
続部である。SCSIホストアダプタ155にはSCS
Iバス186を介して各種外部記憶装置157としての
ハードディスク装置(HDD)187、光磁気ディスク
装置(MO)188、デジタルテープ記憶装置(DA
T)189、CD−ROMドライブ装置193が接続さ
れている。
【0041】CD−ROMドライブ装置193はCD−
ROMが挿入されると、CD−ROMを駆動してCD−
ROMに記憶された情報を読み出す処理を行う。CD−
ROMは例えば遊技機製造メーカーから支給され、各種
の設定情報、遊技機評価情報等を記憶している。シリア
ルインターフェース185はシリアルデータの転送を行
う場合の接続部であり、RS−232Cボード190、
キーボード191、マウス192が接続されている。R
S−232Cボード190は所定のインターフェース規
格の1つ、例えばEIA規格232Cで規定されている
信号の授受を行う場合の接続部である。キーボード19
1は操作者が必要な入力を行うもので、マウス192も
同様に入力操作を行うものである。
【0042】ここで、RAM178、ハードディスク装
置(HDD)187、光磁気ディスク装置(MO)18
8、デジタルテープ記憶装置(DAT)189、CD−
ROMドライブ装置193およびCD−ROMは機種情
報記憶手段、機種評価情報記憶手段、表示情報記憶手
段、遊技機情報記憶手段を構成する。ワークステーショ
ン151、キーボード191、マウス192は表示情報
選択手段、詳細情報選択手段、グラフ軸選択手段、遊技
機情報切換手段を構成する。ワークステーション151
は機種成績演算手段、評価情報割り付け手段、台稼働率
演算手段、玉利益演算手段、標識情報割り付け手段、遊
技機情報演算手段、機種表形式演算手段、遊技機表形式
演算手段、グラフ形式演算手段、低稼働遊技機検出手段
を構成する。グラフィックインターフェース152、パ
ラレルインターフェース153、オーディオインターフ
ェース154、ディスプレイ装置(CRT)160、プ
リンタ60およびスピーカ162は、表示手段を構成す
る。ディスプレイユニット74、光送受信部75、中継
器21、主中継器13、第1伝送網42、ATMインタ
ーフェース156は、各端末装置からの情報、各遊技機
31からの情報およびリモコン装置100の使用状況情
報(例えば、操作項目情報、操作者の識別情報)を収集
して入力する情報入力手段を構成する。
【0043】(V)データの説明 次に、経営分析装置12で演算される各種データについ
て、詳細に説明する。データには、端末装置から集計す
る集計データと、ホール状況を予測する予測データとが
ある。 「データ集計」まず、データ集計から説明すると、端末
装置からの遊技情報は内部メモリ(RAM178)上に
形成されるP機当日成績ファイル等に記憶され(当日限
りの記憶データ)、P機当日成績ファイル等のデータを
基に、遊技機成績情報、機種成績情報、ホール成績情報
が集計されたり、必要に応じて算出されたりする。以下
に、これらの各情報を詳細に説明する。 U:終日売上額(機種売上情報、遊技機売上情報に相
当) 1日の遊技における売上額の合計である。遊技機の場合
は、各遊技機毎に 終日売上額U=P機当日玉貸売上額Ut+P機当日貯玉
売上額Uc なる式で算出する。機種の場合は、当該機種に属する遊
技機の終日売上額Uを合計する。ホールの場合は、ホー
ル内の全機種の終日売上額Uを合計する。
【0044】Ao:終日特賞外アウト計(機種アウト玉
数情報、遊技機アウト玉数情報に相当) 1日の遊技における大当り中でないときの発射玉数の合
計である。遊技機の場合、各遊技機毎のAoに相当す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のAoを合計
する。 Fo:終日特賞外セーフ計(機種セーフ玉数情報、遊技
機セーフ玉数情報に相当) 1日の遊技における大当り中でないときの賞球数の合計
である。遊技機の場合、各遊技機毎のFoに相当する。
機種の場合、当該機種に属する遊技機のFoを合計す
る。 Ah:終日特賞中アウト計(機種アウト玉数情報、遊技
機アウト玉数情報に相当) 1日の遊技における特賞中の発射玉数の合計である。遊
技機の場合、各遊技機毎のAhに相当する。機種の場
合、当該機種に属する遊技機のAhを合計する。
【0045】Fh:終日特賞中セーフ計(機種セーフ玉
数情報、遊技機セーフ玉数情報に相当) 1日の遊技における特賞中の賞球数の合計である。遊技
機の場合、各遊技機毎のFhに相当する。機種の場合、
当該機種に属する遊技機のFhを合計する。 S:終日始動回数計 1日の遊技における図柄変動回数の合計である。遊技機
の場合、各遊技機毎のSに相当する。機種の場合、当該
機種に属する遊技機のSを合計する。 H:終日大当り回数計(機種特賞回数情報、遊技機特賞
回数情報に相当) 1日の遊技における特賞回数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎のHに相当する。機種の場合、当該機種
に属する遊技機のHを合計する。 A:終日アウト玉計(機種アウト玉数情報、遊技機アウ
ト玉数情報に相当) 1日の遊技における発射玉数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎にA=Ao+Ahの演算式にて算出す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のAを合計す
る。ホールの場合、ホール内の全機種のAを合計する。
【0046】F:終日セーフ玉計(機種セーフ玉数情
報、遊技機セーフ数情報に相当) 1日の遊技における賞球数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎にF=Fo+Fhの演算式にて算出す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のFを合計す
る。ホールの場合、ホール内の全機種のFを合計する。 I:終日打ち込み玉数計 1日の遊技における打ち込み玉数の合計で、打ち込み玉
数とは1回の特賞を得るまでに打ち込んでしまう玉の数
である。遊技機の場合、各遊技機毎にI=Ao+Foの
演算式にて算出する。機種の場合、当該機種に属する遊
技機のIを合計する。ホールの場合、ホール内の全機種
のIを合計する。 R:終日貸玉数計 1日の遊技における貸玉数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎に R=U/p(ただし、pは玉貸レート) の演算式にて算出する。機種の場合、当該機種に属する
遊技機のRを合計する。ホールの場合、ホール内の全機
種のRを合計する。
【0047】J:終日精算玉数計 1日の遊技において、任意の1台の遊技機から持ち出さ
れた玉の合計数である。この場合、玉を持って遊技機を
離れた場合は、持玉を全て精算するものと仮定する。ま
た、終日精算玉数は次の3つのデータにより算出するこ
とができる。 特賞中の出玉数の終日合計=Fh−Ah…… 終日貸玉数計=R…… 終日打込玉数計=I…… 遊技者は式と式で表される玉を獲得し、式で表さ
れる玉を損失するので、最終的に遊技者が任意の1台の
遊技機から持ち出す玉の数は、+−という演算式
で表す値になる。したがって、終日精算玉数計は次のよ
うに算出される。 終日精算玉数計J=(Fh−Ah)+R−I また、このデータJを機種やホールという範囲まで拡張
したときは、以下の方法により算出する。機種の場合
は、各機種毎に属する遊技機のJを合計する。ホールの
場合、ホール内の全機種のJを合計する。
【0048】L:終日払戻額 終日精算玉数計Jに精算レートqを乗じたもので、当該
遊技機の実質的な払戻金額(1日の遊技における払戻
額)となる。遊技機の場合、各遊技機毎にL=J×qの
演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎にL=J×
qの演算式にて算出する。ホールの場合、L=J×qの
演算式にて算出する。 V:終日粗利益額(機種利益情報、遊技機利益情報に相
当) 遊技機の粗利益(見込み利益)のことである。1日の遊
技における遊技機の粗利益は、終日売上額と終日払戻額
との差として求める。遊技機の場合、各遊技機毎にV=
U−Lの演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎に
V=U−Lの演算式にて算出する。ホールの場合、V=
U−Lの演算式にて算出する。
【0049】w:割数 貸玉数に対する精算玉数の比である。1日単位では、終
日貸玉数計に対する終日精算玉数の比となる。遊技機の
場合、各遊技機毎にw=J/Rの演算式にて算出する。
機種の場合、各機種毎にw=J/Rの演算式にて算出す
る。ホールの場合、w=J/Rの演算式にて算出する。 d:出玉率 発射玉数合計に対する賞球数合計の比である。1日単位
では、終日アウト計に対する終日セーフ計の比となる。
遊技機の場合、各遊技機毎にd=F/Aの演算式にて算
出する。機種の場合、各機種毎にd=F/Aの演算式に
て算出する。ホールの場合、d=F/Aの演算式にて算
出する。 M:差玉数 発射玉数合計と賞球数合計の差で、1日単位では、終日
アウト計と終日セーフ計の差である。遊技機の場合、各
遊技機毎にM=F−Aの演算式にて算出する。機種の場
合、各機種毎にM=F−Aの演算式にて算出する。ホー
ルの場合、M=F−Aの演算式にて算出する。
【0050】b:ベース値(単にベースということもあ
る:機種ベース情報、遊技機ベース情報に相当) 大当り(特賞)でないときの発射玉数合計(機種アウト
玉数情報、遊技機アウト玉数情報)と、大当りでないと
きの賞球数合計(機種セーフ玉数情報、遊技機セーフ玉
数情報)の比である。このデータ(ベース値)は通常時
の玉の減り具合を表す。そして、この数値が小さいほ
ど、遊技者の持ち玉の減少が速いことを示している。遊
技機の場合、各遊技機毎にb=Fo/Aoの演算式にて
算出する。機種の場合、各機種毎にb=Fo/Aoの演
算式にて算出する。 s:始動率 特別図柄表示装置(いわゆる特図、以下同様)が1回の
図柄変動を行うために必要な発射玉数である。この数値
(図柄始動率)が小さいほど、少ない玉で図柄を変動さ
せることができる。遊技機の場合、各遊技機毎にs=A
o/Sの演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎に
s=Ao/Sの演算式にて算出する。
【0051】t:特賞率 1回の特賞(特図大当り)が発生するために必要な図柄
の変動数を平均値で表したものである。遊技機の場合、
各遊技機毎にt=S/Hの演算式にて算出する。機種の
場合、各機種毎にt=S/Hの演算式にて算出する。 y:平均出玉 1回の大当りで得ることのできる出玉の数である。遊技
機の場合、各遊技機毎にy=(Fh−Ah)/Hの演算
式にて算出する。機種の場合、各機種毎にy=(Fh−
Ah)/Hの演算式にて算出する。 z:特賞時アウト玉数(機種アウト玉数情報、遊技機ア
ウト玉数情報に相当) 1回の大当り中に、消費する発射玉数である。遊技機の
場合、各遊技機毎にz=Ah/Hの演算式にて算出す
る。機種の場合、各機種毎にz=Ah/Hの演算式にて
算出する。
【0052】k:賞球遊技率 貸玉数に対する打ち込み数の比である。この数値(賞球
遊技率)は、ホールの営業形態(例えば、ラッキーナン
バー営業のルール等)によってほぼ一意的に決る。遊技
機の場合、各遊技機毎にk=I/Rの演算式にて算出す
る。機種の場合、各機種毎にk=I/Rの演算式にて算
出する。ホールの場合、k=I/Rの演算式にて算出す
る。 p:玉貸レート ホールが設定した玉1個当りの貸し出し金額である。例
えば、100円で25個の玉を貸し出す場合は、p=4
となる。 q:精算レート ホールが設定した玉1個を景品に換えるときおよび玉1
個を貯玉に換えるときの金額である。例えば、玉400
個で1000円の景品に換えることができる場合は、q
=2.5となる。 e:稼働率(機種稼働率情報、遊技機稼働率情報に相
当) ホールの営業時間に対する実際に玉を発射している時間
の比率である。遊技機の場合、遊技機のアウト玉数を
A、ホールの営業時間をNとしたとき、次の式によって
算出する。 e=(A×0.6)/N また、機種の場合、機種アウト玉数をA、ホールの営業
時間をN、機種の台数をCとしたとき、次の式によって
算出する。 e=(A×0.6)/(N×C) そして、ホールの場合、機種アウト玉数をA、ホールの
営業時間をN、ホールに設置されている遊技機の全台数
をCとしたとき、次の式によって算出する。 e=(A×0.6)/(N×C)
【0053】「データ予測」次に、データ予測について
説明する。最初にCD−ROMに格納されている機種仕
様ファイルのデータを読み込み、そのデータに機種番号
を入れて機種ゲーム設定値ファイルを作成する。次い
で、作成した機種ゲーム設定値ファイル等のデータを基
に、遊技機成績予測情報、ホール成績予測情報を集計し
たり、必要に応じて算出したりしてデータ予測を行う。
以下に、そのようなデータ予測の対象となる各情報を詳
細に説明する。なお、以下の説明で「ダッシュ(’)」
が付いているデータは、予測データである。 A’:予測終日アウト玉数計 予測の終日アウト玉数計である。ホールの場合、次回営
業日の来店人数から推測する。遊技機の場合、ホールの
A’を遊技機毎に分割して算出する。 b’:予測ベース値 予測のベース値である。
【0054】s’:予測始動率 予測の始動率である。 t’:予測特賞率 予測の特賞率である。 y’:予測平均出玉 予測の平均出玉である。 z’:予測特賞時アウト玉数 予測の特賞時アウト玉数(すなわち、1回の大当り中
に、消費する予測の発射玉数)である。遊技機の場合、
上記の予測始動率s’、予測特賞率t’、予測平均出玉
y’、予測特賞時アウト玉数z’の4つのパラメータは
何れも遊技機毎のゲーム設定値に依存して決定される。 k’:予測賞球遊技率 予測の賞球遊技率である。遊技機の場合、所属の機種に
設定されたルール設定値に依存して決定される。
【0055】Ao’:予測終日特賞外アウト計 予測の終日特賞外アウト計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Ao’=A’/{1+z’/(s’・t’)} Fo’:予測終日特賞外セーフ計 予測の終日特賞外セーフ計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Fo’=Ao’×b’ S’:予測終日始動回数計 予測の終日始動回数計である。遊技機の場合、次の式に
よって算出する。 S’=Ao’/s’ H’:予測終日大当り回数計 予測の終日大当り回数計である。遊技機の場合、次の式
によって算出する。 H’=S’/t’=Ao’/(s’・t’)
【0056】a’:予測特賞外平均アウト数 予測の特賞外平均アウト数(大当りが発生するまでの平
均アウト数)である。遊技機の場合、次の式によって算
出する。 a’=Ao’/H’=s’・t’ f’:予測特賞外平均セーフ計 予測の特賞外平均セーフ計(大当りが発生するまでの平
均セーフ数)である。遊技機の場合、次の式によって算
出する。 f’=Fo’/H’=s’・t’・b’ i’:予測平均打込玉数 予測の平均打込玉数(大当りが発生するまでの平均打込
玉数)である。遊技機の場合、次の式によって算出す
る。 i’=a’−f’ =s’・t’−(s’・t’・b’) =s’・t’−(1−b’)
【0057】Ah’:予測終日特賞中アウト計 予測の終日特賞中アウト計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Ah’=z’・H’ =(Ao’・z’)/(s’・t’) ところで、A=Ao+Ahの関係が成立するので、A’
=Ao’+Ah’と仮定すると、以下の関係が成立す
る。 A’=Ao’+Ah’ =Ao’+(Ao’+z’)/(s’・t’) =Ao’+{1+z’/(s’・t’)} したがって、これから前述した予測終日特賞外アウト計
Ao’は Ao’=A’/{1+z’/(s’・t’)} なる式が成立することになる。
【0058】Fh’:予測終日特賞中セーフ計 予測の終日特賞中セーフ計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Fh’=H’(y’+z’) ={Ao’(y’+z’)}/s’・t’ F’:予測終日セーフ計 予測の終日セーフ計である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 F’=Fh’+Fo’ =[{Ao’(y’+z’)}/(s’・t’)]+(Ao’・b’) =Ao’[{(y’+z’)/(s’・t’)}+b’] I’:予測終日打込玉数計 予測の終日打込玉数計である。遊技機の場合、次の式に
よって算出する。 I’=i’×H’ =s’・t’・(1−b’)×{(Ao’/(s’.t’)} =Ao’(1−b’)
【0059】R’:予測終日貸玉数計 予測の終日貸玉数計である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 R’=I’/k’ =Ao’(1−b’)/k’ J’:予測終日精算玉数計 予測の終日精算玉数計である。1日の遊技において、任
意の1台の遊技機から持ち出された玉の予測合計数であ
る。この場合、玉を持って遊技機を離れた場合は、持玉
を全て精算するものと仮定する。また、予測の終日精算
玉数は次の3つのデータにより算出することができる。 特賞中の出玉数の終日合計予測値=y’×H’…… 予測終日貸玉数計=R’…… 予測終日打込玉数計=I’…… 遊技者は式と式で表される玉を獲得し、式で表さ
れる玉を損失するので、最終的に遊技者が任意の1台の
遊技機から持ち出す玉の数は、+−という演算式
で表す予測値になる。したがって、予測終日精算玉数計
は次のように算出される。 J’=(y’×H’)+R’−I’ =Ao’[y’/(s’・t’)−{1−(1/k’)} ×(1−b’)]
【0060】U’:予測終日売上額予測の終日売上額で
ある。遊技機の場合、次の式によって算出する。 U’=R’×p=Ao’・p・(1−b’)/k’ また、Ao’の代りにA’を用いれば、次の式で表され
る。 U’=[A’/{1+z’/(s’・t’)}]×{p
・(1−b’)/k’} ホールの場合、ホール内の全遊技機のU’を合計する。 L’:予測終日払戻額 予測の終日払戻額である。遊技機の場合、次の式によっ
て算出する。 L’=J’×q’ =Ao’・q・[y’/(s’・t’) −{1−(1/k’)}×(1−b’)]
【0061】V’:予測終日粗利益額 予測の終日粗利益額である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 V’=U’−L’ =Ao’[[{(1/k’)×p}+{1−(1/k’)}×q] ×(1−b’)−q・y’/(s’・t’)] また、Ao’の代りにAoを用いれば、次の式で表され
る。 V’={A’/(s’・t’+z’)}×[[{(1/k’)×p} +{1−(1/k’)}×q]×s’・t’・(1−b’)−q・y’] ホールの場合、ホール内の全遊技機のV’を合計する。
【0062】w’:予測割数 予測の割数である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の式
で算出する。 w’=J’/R’ ホールの場合、w’=J’/R’にて算出する。 d’:予測出玉率 予測の出玉率である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の
式で算出する。 d’=F’/A’ ホールの場合、d’=F’/A’にて算出する。 M’:予測差玉数 予測の差玉数である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の
式で算出する。 M’=F’−A’ ホールの場合、M’=F’−A’にて算出する。
【0063】(VI)各種ファイルの構成 次に、経営分析装置12に形成される各種ファイルにつ
いて説明する。図6〜図24は経営分析装置12に形成
される各種ファイルを示す図であり、以下、これらのフ
ァイルについて詳細に説明する。 (1)機種仕様ファイルA(図6参照) 機種仕様ファイルAは図6(a)に示すように、遊技機
31(以下、ファイルの説明では単に遊技機という)に
おけるある1つの機種の仕様を機種仕様レコードAとし
て格納するものである。この場合、機種仕様ファイルA
のレコードは、遊技機製造メーカーにより予め作成さ
れ、例えばCD−ROMに格納されて遊技店に配付され
る。そして、遊技店では遊技機製造メーカーから配付さ
れたCD−ROMの情報をCD−ROMドライブ装置1
93により(以下、同様)読み込んで、経営分析装置1
2の記憶装置(例えば、ハードディスク装置(HDD)
187、光磁気ディスク装置(MO)188、デジタル
テープ記憶装置(DAT)189)に格納する。機種仕
様レコードAは、1つの機種に対応している。したがっ
て、遊技店の機種全てに対応するだけ機種仕様レコード
が必要であるが、機種の製造メーカーが違うこともある
ので、機種仕様ファイルAは1つの機種仕様レコードA
を格納しているのみである。すなわち、CD−ROMに
は1つの製造メーカーの1つの機種が格納される。よっ
て、複数の機種については、別々のCD−ROMに機種
仕様ファイルAが予め作成されて格納される。CD−R
OMは機種の数だけ存在する。
【0064】機種仕様レコードAは図6(b)に示すよ
うに、以下のデータにより構成される。 ・機種コード 遊技機の機種を識別するためのコード情報(機種の数だ
けある) ・機種名 遊技機の機種を表す名称 ・メーカーコード その機種の遊技機を製造したメーカー(製造メーカー)
を識別するためのコード情報 ・メーカー名 遊技機を製造したメーカーを表す名称
【0065】・ゲーム種別コード 遊技機の種別(例えば、第1種、第2種、第3種等のゲ
ーム種類)を識別するためのコード情報 ・ゲーム種別名 遊技機の種別を表す名称 ・ゲーム設定値数 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値の
数(例えば、5段階設定の場合には「5」) ・ルール設定値数 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール(ラッキーナ
ンバー営業のルール等)を設定可能なの数(例えば、営
業ルールが5つに区分して設定できるときは「5」)
【0066】ここで、ホールでの営業ルール(例えば、
ラッキーナンバー営業)の形態について説明すると、以
下のようになる。遊技機では機種により、以下のルール
のうちの一部(あるいは全部)が設定可能である。な
お、ラッキーナンバー営業の形態は以下の例に限るもの
ではない。 単純ラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り(ここでの大当りとは特図のこ
と、以下同様)発生時のみ、持ち玉遊技が可能である。
例えば、「3」、「7」というラッキーナンバーで大当
りが発生したときのみ、持ち玉遊技ができる。他の図柄
(例えば、「5」)での大当り発生時は、持ち玉を全て
交換する必要がある。 ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り発生(例えば、「3」、
「7」)により、持ち玉遊技を開始する。持ち玉が無く
なるか、あるいはアンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。又は、遊技者が自発的に遊技を止めるときもある。
【0067】ラッキーナンバー、アンラッキーナンバ
ー、スペシャルラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー(例えば、「3」)、スペシャルラッ
キーナンバーでの大当り発生(例えば、「7」)によ
り、持ち玉遊技を開始する。ラッキーナンバーによる持
ち玉遊技の場合、アンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。スペシャルラッキーナンバーによる大当りの場合、
終日、持ち玉の交換はない。ただし、持ち玉が無くなっ
た場合には、持ち玉遊技を無効にする場合と、引続き持
ち玉遊技を可能とする場合がある。スペシャルラッキー
ナンバーであっても、例えば遊技者が代ると、持ち玉遊
技を無効にする。 時間指定による無制限 例えば、“開店から12時まで”、“閉店前の2時間”
等の時間を制限して無制限営業(全ての図柄で持ち玉遊
技が可能)を行うものである。 時間指定によるラッキーナンバーの追加 例えば、“開店から12時まで”等の期間中は、通常
「3」、「7」によるラッキーナンバーに加えて「5」
を追加する場合(あるいは少なくする場合)である。
【0068】終日無制限 全ての大当り図柄に対して玉の交換が無いというもので
ある。遊技者にとっては有利となる。 完全1回交換制 どの図柄で大当りしても、大当り終了後に出玉の交換を
強制するものである。ただし、大当り終了後の始動記憶
内で再び大当りが発生した場合には、その大当り終了後
に出玉を交換することになる。 アンラッキーナンバーのみ設定 アンラッキーナンバー以外の大当りは全て無制限で、ア
ンラッキーナンバー(例えば、「4」、「9」)の大当
りが発生すると、全て出玉を交換する。 その他 定量制:所定の出球数により玉の交換を強制するもの
で、打ち止め制ともいう。 確率変動:大当り確率のアップ中のみ、持ち玉遊技を可
能にするものである。
【0069】(2)機種仕様ファイルB(図7参照) 機種仕様ファイルBは図7(a)に示すように、遊技機
における複数の機種の仕様を機種仕様レコードBとして
格納するものである。機種仕様ファイルBの各レコード
は、遊技機製造メーカーにより予め作成され、例えばC
D−ROMに格納されて遊技店に配付される。そして、
遊技店では遊技機製造メーカーから配付されたCD−R
OMの情報を読み込んで、経営分析装置12の記憶装置
(例えば、ハードディスク装置(HDD)187、光磁
気ディスク装置(MO)188、デジタルテープ記憶装
置(DAT)189)に格納する。機種仕様レコードB
は、例えば同じ製造メーカーのもので製造時期がほぼ同
じであるものは、1枚のCD−ROMに格納されてい
る。遊技店の機種全てに対応するだけ機種仕様レコード
が必要であるが、機種の製造メーカーが違うこともある
ので、機種仕様ファイルBは少なくとも製造メーカー別
に分けて、複数の機種仕様レコードBを格納している。
【0070】機種仕様レコードBは図7(b)に示すよ
うに、以下のデータにより構成される。なお、機種コー
ド、メーカーコードは前述した通りである。 ・ゲーム設定値 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値の
こと(例えば、5段階設定の場合に、どの値にしたかを
示すもの、例えば、「3」のような設定値) ・予測ベース値 ゲーム設定値により決定されるベース値 ・予測図柄始動率 ゲーム設定値により決定される1回の図柄変動を行うた
めに必要な発射玉数の予測値 ・予測特賞確率 ゲーム設定値により決定される特図が大当りする確率の
予測値 ・予測平均出玉数 ゲーム設定値により決定されるその機種の1回の特賞で
の出玉数の平均を予測する値 ・予測特賞中アウト ゲーム設定値により決定される大当り中にアウトになる
玉の予測値
【0071】(3)機種仕様ファイルC(図8参照) 機種仕様ファイルCは図8(a)に示すように、遊技機
における複数の機種の仕様を機種仕様レコードCとして
格納するものである。機種仕様ファイルCの各レコード
は、遊技機製造メーカーにより予め作成され、例えばC
D−ROMに格納されて遊技店に配付される。そして、
遊技店では遊技機製造メーカーから配付されたCD−R
OMの情報を読み込んで、経営分析装置12の記憶装置
(例えば、ハードディスク装置(HDD)187、光磁
気ディスク装置(MO)188、デジタルテープ記憶装
置(DAT)189)に格納する。機種仕様レコードC
は、例えば同じ製造メーカーのもので製造時期がほぼ同
じであるものは、1枚のCD−ROMに格納されてい
る。遊技店の機種全てに対応するだけ機種仕様レコード
が必要であるが、機種の製造メーカーが違うこともある
ので、機種仕様ファイルCは少なくとも製造メーカー別
に分けて、複数の機種仕様レコードCを格納している。
【0072】機種仕様レコードCは図8(b)に示すよ
うに、以下のデータにより構成される。なお、機種コー
ド、メーカーコードは前述した通りである。 ・ルール設定値 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール(前述したラ
ッキーナンバー営業のルール等)で設定可能な場合のそ
の内容 ・予測賞球遊技率 ルール設定値により決定される貸玉数に対する打ち込み
数の比(賞球遊技率)の予測値 ・ルール名 ルール設定値により決定される当該機種でゲームを行う
場合の営業ルールの名称(例えば、無制限)
【0073】(4)機種評価ファイルA(図9参照) 機種評価ファイルAは図9(a)に示すように、遊技機
における複数の機種の評価を機種評価レコードAに格納
するものである。機種評価ファイルAの各レコードは、
遊技機製造メーカーにより予め作成され、例えばCD−
ROMに格納されて遊技店に配付される。そして、遊技
店では遊技機製造メーカーから配付されたCD−ROM
の情報を読み込んで、経営分析装置12の記憶装置(例
えば、ハードディスク装置(HDD)187、光磁気デ
ィスク装置(MO)188、デジタルテープ記憶装置
(DAT)189)に格納する。機種評価レコードA
は、例えば同じ製造メーカーのもので製造時期がほぼ同
じであるものは、1枚のCD−ROMに格納されてい
る。遊技店の機種全てに対応するだけ機種評価レコード
が必要であるが、機種の製造メーカーが違うこともある
ので、機種評価レコードAは少なくとも製造メーカー別
に分けて、複数の機種評価レコードAを格納している。
【0074】機種評価レコードAは図9(b)に示すよ
うに、以下のデータにより構成される。 ・台利益下限値 当該機種の台でゲームを行う場合の利益の下限値 台利益は、遊技機1台当りの単位時間利益に相当 台利益下限値は1つの機種で複数の下限値を持つグルー
プとして予め設定されており、ここでの当該機種評価A
レコードは、例えば図25(a)に示すように5段階の
下限値がグループとして1つにまとめられたものであ
る。
【0075】・台利益上限値 当該機種の台でゲームを行う場合の利益の上限値(複数
の上限値を持つグループとして設定、例えば5段階のグ
ループ) ・台利益評点 当該機種の台でゲームを行う場合の利益を評価する点数
(例えば、0〜4の5段階) ・メッセージコード 当該機種の台利益を評価する評価メッセージ(伝達情
報、以下同様:図26参照)に対応するコード情報
【0076】(5)機種評価ファイルB(図10参照) 機種評価ファイルBは図10(a)に示すように、遊技
機における複数の機種の評価を機種評価レコードBに格
納するものである。同様に、機種評価ファイルBの各レ
コードは、遊技機製造メーカーにより予め作成(例え
ば、CD−ROM)され、遊技店ではCD−ROMの情
報を読み込んで、経営分析装置12の記憶装置に格納す
る。機種評価レコードBは図10(b)に示すように、
以下のデータにより構成される。 ・稼働率下限値 当該機種の台における稼働率の下限値 ここでの稼働率は、遊技機1台当りの稼働率に相当 稼働率下限値は1つの機種で複数の下限値を持つグルー
プとして予め設定されており、ここでの当該機種評価レ
コードBは、例えば図25(b)に示すように5段階の
下限値がグループとして1つにまとめられたものであ
る。
【0077】・稼働率上限値 当該機種の台における稼働率の上限値(複数の上限値を
持つグループとして設定、例えば5段階のグループ) ・稼働率評点 当該機種の台における稼働率を評価する点数(例えば、
0〜4の5段階) ・メッセージコード 当該機種の稼働率を評価する評価メッセージ(図26参
照)に対応するコード情報
【0078】(6)機種評価ファイルC(図11参照) 機種評価ファイルCは図11(a)に示すように、遊技
機における複数の機種の評価を機種評価レコードCに格
納するものである。同様に、機種評価ファイルCの各レ
コードは、遊技機製造メーカーにより予め作成(例え
ば、CD−ROM)され、遊技店ではCD−ROMの情
報を読み込んで、経営分析装置12の記憶装置に格納す
る。機種評価レコードCは図11(b)に示すように、
以下のデータにより構成される。 ・玉利益下限値 当該機種の玉1個で出す利益の下限値 ここでの玉利益は、アウト玉1個当りの利益に相当 玉利益下限値は1つの機種で複数の下限値を持つグルー
プとして予め設定されており、ここでの当該機種評価レ
コードCは、例えば図25(c)に示すように5段階の
下限値がグループとして1つにまとめられたものであ
る。
【0079】・玉利益上限値 当該機種の玉1個で出す利益の上限値(複数の上限値を
持つグループとして設定、例えば5段階のグループ) ・玉利益評点 当該機種の台における玉1個で出す利益を評価する点数
(例えば、0〜2の3段階) ・メッセージコード 当該機種の玉1個で出す利益を評価する評価メッセージ
(図26参照)に対応するコード情報
【0080】(7)P機接続ファイル(図12参照) P機接続ファイルは図12(a)に示すように、複数の
遊技機を識別するための情報をP機接続レコードに格納
するものである。P機接続レコードはホールに設置され
た遊技機の台数分だけ作成される。P機接続レコードは
図12(b)に示すように、以下のデータにより構成さ
れる。 ・台番号 遊技機を識別するための番号 ・通信アドレス 遊技機を管理するためのネットワーク上のアドレス ・設置状況 当該台がネットワークに接続された状態あるとか、故障
とかを示す状況情報
【0081】(8)機種登録ファイル(図13参照) 機種登録ファイルは図13(a)に示すように、機種の
仕様を機種登録レコードとして登録しておくものであ
る。機種登録レコードは、1つの機種に対応しており、
ホールに設置された機種を登録する数だけ作成される。
機種登録レコードは図13(b)に示すように、以下の
データにより構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・機種コード 遊技機の機種を識別するためのコード情報(機種の数だ
けある) ・機種名 遊技機の機種を表す名称 ・メーカーコード その機種の遊技機を製造したメーカー(製造メーカー)
を識別するためのコード情報 ・メーカー名 遊技機を製造したメーカーを表す名称
【0082】・ゲーム種別コード 遊技機の種別(例えば、第1種、第2種、第3種等のゲ
ーム種類)を識別するためのコード情報 ・ゲーム種別名 遊技機の種別を表す名称 ・ゲーム設定値数 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値の
数(例えば、5段階設定の場合には「5」) ・ルール設定値数 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール(ラッキーナ
ンバー営業のルール等)を設定可能なの数(例えば、営
業ルールが5つに区分して設定できるときは「5」)
【0083】(9)機種情報ファイル(図14参照) 機種情報ファイルは図14(a)に示すように、ホール
における遊技機の情報を機種情報レコードとして格納す
るものである。機種情報レコードは、機種毎に作成され
る。機種情報レコードは図14(b)に示すように、以
下のデータにより構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・設置台数 当該機種がホールに設置された台数
【0084】(10)機種ゲーム設定値ファイル(図1
5参照) 機種ゲーム設定値ファイルは図15(a)に示すよう
に、各機種のゲーム内容の情報を機種ゲーム設定値レコ
ードとして格納するものである。機種ゲーム設定値レコ
ードは、機種毎に作成される。機種ゲーム設定値レコー
ドは図15(b)に示すように、以下のデータにより構
成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するための番号 ・ゲーム設定値 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値
(例えば、5段階設定の場合に、どの値にしたかを示す
もの、例えば、「3」のような設定値) ・予測ベース値 ゲーム設定値により決定される当該機種で予測される好
ましいベース値 ・予測図柄始動率 ゲーム設定値により決定される1回の図柄変動を行うた
めに必要な発射玉数の予測値 ・予測特賞確率 ゲーム設定値により決定される特図が大当りする確率の
予測値 ・予測平均出玉数 ゲーム設定値により決定されるその機種の出玉数の平均
を予測する値 ・予測特賞中アウト ゲーム設定値により決定される大当り中にアウトになる
玉の予測値
【0085】(11)機種ルール設定値ファイル(図1
6参照) 機種ルール設定値ファイルは図16(a)に示すよう
に、各機種についてのルール内容の情報を機種ルール設
定値レコードとして格納するもので、前述した機種仕様
ファイルCから読み込んで、ホールにて登録したもので
ある。機種ルール設定値レコードは、機種毎に作成され
る。機種ルール設定値レコードは図16(b)に示すよ
うに、以下のデータにより構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・ルール設定値 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール(前述したラ
ッキーナンバー営業のルール等)で設定可能な場合のそ
の内容で、前述した機種仕様ファイルCから読み込ん
で、ホールで登録したもの ・予測賞球遊技率 ルール設定値により決定される貸玉数に対する打ち込み
数の比(賞球遊技率)の予測値で、同じく前述した機種
仕様ファイルCから読み込んで、ホールで登録したもの ・ルール設定内容 ルール設定値により決定される当該機種でゲームを行う
場合の営業ルールの内容(例えば、無制限という内容の
情報)
【0086】(12)機種レイアウトファイル(図17
参照) 機種レイアウトファイルは図17(a)に示すように、
台毎にどの機種であるかを識別可能なデータを台毎に機
種レイアウトレコードとして格納するものである。例え
ば、遊技店の最初の新装開店時、一部(全部でもよい)
の機種入れ替え時の開店時に機種レイアウトレコードが
作成されて格納される。機種レイアウトレコードは図1
7(b)に示すように、以下のデータにより構成され
る。 ・台番号 遊技機を識別するための番号 ・機種番号 遊技機の機種を識別するためのシリーズ番号
【0087】(13)P機成績ファイル(図18参照) P機成績ファイルは図18(a)に示すように、各台の
成績を示すデータを台毎にP機成績レコードとして格納
するものである。P機成績レコードは図18(b)に示
すように、以下のデータにより構成される。 ・日付 当該台の成績レコードを作成した日付 ・台番号 遊技機を識別するための番号 ・ゲーム設定値 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値 ・P機玉貸売上額 当該台の玉貸しによる売上額 ・P機貯玉売上額 当該台の貯玉からの玉貸しによる売上額 ・P機売上額 当該台の玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる売上額
【0088】・P機回収玉数 当該台の回収した(アウト)玉の数 ・P機特賞外アウト玉数 当該台の特賞外の発射玉数 ・P機特賞外セーフ玉数 当該台の特賞外の賞球数 ・P機特賞中アウト玉数 当該台の特賞中の発射玉数 ・P機特賞中セーフ玉数 当該台の特賞中の賞球数 ・P機図柄始動回数 当該台の特図図柄が変動した回数 ・P機特賞回数 当該台が大当りした回数 ・P機おまけ玉数 当該台でおまけ玉を付与した数 ・P機台間付加金額 当該台の台間金額付加機でICカードに付加した金額
【0089】(14)機種成績ファイル(図19参照) 機種成績ファイルは図19(a)に示すように、各機種
の成績を示すデータを機種毎に機種成績レコードとして
格納するものである。機種成績レコードは図19(b)
に示すように、以下のデータにより構成される。 ・日付 当該台の成績レコードを作成した日付 ・機種番号 機種を識別するための番号 ・機種台数 当該機種の設置台数 ・機種玉貸売上額 当該機種での玉貸しによる売上額 ・機種貯玉売上額 当該機種での貯玉からの玉貸しによる売上額 ・機種売上額 当該機種での玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる売上
額 ・機種特賞外アウト玉数 当該機種での特賞外の発射玉数
【0090】・機種特賞外セーフ玉数 当該機種での特賞外の賞球数 ・機種特賞中アウト玉数 当該機種での特賞中の発射玉数 ・機種特賞中セーフ玉数 当該機種での特賞中の賞球数 ・機種図柄始動回数 当該機種での特図図柄が変動した回数 ・機種特賞回数 当該機種で大当りした回数 ・P機おまけ玉数 当該機種でおまけ玉を付与した数 ・機種台間付加回数 当該機種の台間金額付加機でICカードに、金額を付加
した回数 ・機種利益 当該機種での見込み粗利益 ルール設定値 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール
【0091】(15)ホール成績ファイル(図20参
照) ホール成績ファイルは図20(a)に示すように、ホー
ル全体の成績(特に、1日の成績)を示すデータをホー
ル成績レコードとして格納するものである。ホール成績
レコードは図20(b)に示すように、以下のデータに
より構成される。 ・日付 当該ホールの成績レコードを作成した日付 ・玉貸レート 玉1個を借りるときの金額 ・精算レート 玉1個を換金するときのレートおよび玉1個を貯玉金額
に変換するときのレート
【0092】・開店時刻 ホールを開店した時刻 ・閉店時刻 ホールを閉店した時刻 ・営業時間(時間情報) ホールを営業している通算時間 ・ホール台数 ホールに設置されている遊技機の台数 ・人気指数 ホールへの実測来店人数と理想来店人数との比 ・ホール玉貸売上額 当該ホールでの玉貸しによる売上額 ・ホール貯玉売上額 当該ホールでの貯玉からの玉貸しによる売上額 ・ホール売上額 当該ホールでの玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる売
上額
【0093】・ホール台間付加額 当該ホールの台間金額付加機でICカードに付加した金
額 ・ホール大型付加額 当該ホールの大型金額付加機でICカードに付加した金
額 ・ホール換金額 当該ホールで換金した金額 ・ホール貯玉額 当該ホールで貯玉に変換した金額 ・ホール発行カード枚数 当該ホールでICカードを発行した数 ・ホール更新カード枚数 当該ホールでICカードを更新した数 ・ホール粗利益 当該ホールでの粗利益
【0094】・ホールプレミアム付加玉数 ICカードに金額を付加するときのプレミアムで付加し
た玉数 ・ホールおまけ玉数 当該ホールでおまけ玉を付与した数 ・ホール回収玉数 当該ホールで回収した(アウト)玉の数 ・ホールアウト玉数 当該ホールでの発射玉数 ・ホールセーフ玉数 当該ホールでの賞球数 ・来店人数 当該ホールに来店した人数
【0095】(16)台利益評価ファイル(図21参
照) 台利益評価ファイルは図21(a)に示すように、各台
についての評価情報を台利益評価レコードとして格納す
るもので、前述した機種評価ファイルAから読み込ん
で、ホールにて登録したものである。台利益評価レコー
ドは、機種毎に複数段階の評価データに分けられている
(例えば、5段階に分けられている)。台利益評価レコ
ードは図21(b)に示すように、以下のデータにより
構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・台利益下限値 当該機種の台でゲームを行う場合の利益の下限値(複数
の下限値のグループの中の1つ) ・台利益上限値 当該機種の台でゲームを行う場合の利益の上限値(複数
の上限値のグループの中の1つ) ・台利益評点 当該機種の台でゲームを行う場合の利益を評価する点数
(複数の評点を持つグループの中から1つの評点を設定
するもの) ・メッセージコード 当該台の利益を評価する評価メッセージに対応するコー
ド情報
【0096】(17)稼働率評価ファイル(図22参
照) 稼働率評価ファイルは図22(a)に示すように、各台
についての稼働率情報を稼働率評価レコードとして格納
するもので、前述した機種評価ファイルBから読み込ん
で、ホールにて登録したものである。稼働率評価レコー
ドは、機種毎に複数段階の評価データに分けられている
(例えば、5段階に分けられている)。稼働率評価レコ
ードは図22(b)に示すように、以下のデータにより
構成される。 ・稼働率下限値 当該台における稼働率の下限値(複数の下限値のグルー
プの中の1つ) ・稼働率上限値 当該台における稼働率の上限値(複数の上限値のグルー
プの中の1つ) ・稼働率評点 当該台における稼働率を評価する点数(複数の評点のグ
ループの中の1つ) ・メッセージコード 当該台の稼働率を評価する評価メッセージに対応するコ
ード情報
【0097】(18)玉利益評価ファイル(図23参
照) 玉利益評価ファイルは図23(a)に示すように、各台
についての玉利益情報を玉利益評価レコードとして格納
するもので、前述した機種評価ファイルCから読み込ん
で、ホールにて登録したものである。玉利益評価レコー
ドは、機種毎に複数段階の評価データに分けられている
(例えば、5段階に分けられている)。玉利益評価レコ
ードは図23(b)に示すように、以下のデータにより
構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・玉利益下限値 当該台の玉1個で出す利益の下限値(複数の下限値のグ
ループの中の1つ) ・玉利益上限値 当該台の玉1個で出す利益の上限値(複数の上限値のグ
ループの中の1つ)
【0098】・玉利益評点 当該台における玉1個で出す利益を評価する点数(複数
の評点のグループの中の1つ) ・メッセージコード 当該台の玉1個で出す利益を評価する評価メッセージに
対応するコード情報なお、台利益評価ファイルにおける
台利益評価レコードは、具体的には図25(a)に示す
ように機種毎に5段階の評価データに分けられている。
また、稼働率評価ファイルにおける稼働率評価レコード
は具体的には図25(b)に示すように機種毎に5段階
の評価データに分けられている。さらに、玉利益評価フ
ァイルにおける玉利益評価レコードは具体的には図25
(c)に示すように機種毎に5段階の評価データに分け
られている。そして、これらの評価データに基づいてメ
ッセージ、標識が対応付けられる。
【0099】(19)メッセージコードファイル(図2
4参照) メッセージコードファイルは図24(a)に示すよう
に、各台についての評価情報をメッセージレコードとし
て格納するもので、図26に示すような各評価メッセー
ジが格納される。メッセージレコードは、各評価メッセ
ージ毎に作成される。メッセージレコードは図24
(b)に示すように、以下のデータにより構成される。 ・メッセージコード 評価メッセージを識別する情報 ・評価メッセージ 遊技機についての評価情報
【0100】次に、作用を説明する。 A.経営分析装置のメインプログラム 図27は経営分析装置12のメインプログラムを示すフ
ローチャートである。このプログラムは経営分析装置1
2の電源投入と同時に開始される。図27のプログラム
がスタートすると、まずステップS10で経営分析装置
12におけるワークステーション(WS)151のシス
テム初期化処理を行う。これは、例えばシステムチェッ
クを行った後、OS(オペレーティグシステム)のロー
ディング等を行ってシステムを立上げる処理を行うとと
もに、ワークステーション151の環境変数のセット、
ワークステーション151回路各部のイニシャライズ、
フラグのリセット等を行うものである。また、このとき
後述するような各種の基本画面を予め作成しておく処理
を行う。なお、作成しておいた画面は、ポップアップに
より表示され、その画面中にデータを取り込んで速やか
に表示することが行われる。
【0101】次いで、ステップS12でメイン画面プロ
セスを起動する。メイン画面プロセスは経営分析やリモ
コン装置100の来歴管理に必要な処理を行うもので、
詳細は後述する。次いで、ステップS14でデータ収集
プロセスを起動する。データ収集プロセスは管理装置1
1、遊技機31等より必要なデータを受信して収集する
とともに、開店、閉店時に必要な処理を行うものであ
る。次いで、ステップS16で停電であるか否かを判別
し、停電でなければステップS18に進んでシステム終
了の指示があったか否かを判別する。システム終了の指
示はメイン画面プロセスから出される。システム終了の
指示がなければステップS16に戻って処理を繰り返
す。
【0102】システム終了の指示があれば、ステップS
20に進む。また、ステップS16で停電と判断したと
きも、ステップS20に進む。ステップS20ではシス
テムシャットダウン処理を行う。これは、必要なデータ
を外部記憶装置157に全て格納してデータを保存した
り、ワークステーション151回路各部の処理を終了す
るために必要な処理等を行ったりする他、システムをダ
ウンさせた後、電力消費の少ないスリープモードに移行
させる等の処理を行うものである。システムシャットダ
ウン処理の後はシステムが終了して、スリープモードに
移行し、次回の起動(例えば、明日の開店)に備えられ
る。なお、スリープモードでなく、ワークステーション
151の電源をオフして完全にシャットダウンするよう
にしてもよい。
【0103】B.メイン画面プロセス 図28はメイン画面プロセスを示すフローチャートであ
る。メイン画面プロセスでは、まずステップS30でメ
イン画面出現処理を行う(詳細はサブルーチンで後
述)。これは、予め作成しておいたメイン画面(いわゆ
るトップ画面)をポップアップし、画面に日付等を表示
するものである。次いで、ステップS32でメイン画面
イベント処理を行う。これは、メイン画面上のボタン操
作に応じて対応する画面を出現させるものである(詳細
はサブルーチンで後述)。次いで、ステップS34以降
の処理を行うが、各処理は何れもメイン画面プロセスの
ステップS32〜ステップS54が繰り返される毎に実
行されている。
【0104】ステップS34ではホール情報画面イベン
ト処理を行う。これは、メイン画面上にホール情報画面
(いわゆるマルチウインドウによる画面)が出現したと
き、そのホール情報画面上のボタン操作に応じた処理を
行うもので、ボタン操作に対応して必要な演算および画
面処理が行われる。次いで、ステップS36で営業日報
画面(1)イベント処理を行う。これは、ホールの1日
の売上等を表示する営業日報画面(いわゆるマルチウイ
ンドウによる画面、以下同様)が出現したとき、その営
業日報画面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、
ボタン操作に対応して必要な演算および画面処理が行わ
れる。
【0105】次いで、ステップS38でホールデータ分
析画面イベント処理を行う。これは、ホールデータを分
析するホールデータ分析画面が出現したとき、そのホー
ルデータ分析画面上のボタン操作に応じた処理を行うも
ので、ボタン操作に対応して必要な演算および画面処理
が行われる。次いで、ステップS40で機種別アドバイ
ス画面イベント処理を行う(詳細はサブルーチンで後
述)。これは、遊技機31の機種別の売上等のデータに
基づいて営業上のアドバイスメッセージを表示可能な機
種別アドバイス画面が出現したとき、その機種別アドバ
イス画面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボ
タン操作に対応して必要な演算および画面処理(アドバ
イスメッセージの表示も含む)が行われる。
【0106】次いで、ステップS42で機種詳細情報画
面イベント処理を行う(詳細はサブルーチンで後述)。
これは、遊技機31の機種について詳細な情報を表示可
能な機種詳細情報画面が出現したとき、その機種詳細情
報画面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタ
ン操作に対応して必要な演算および画面処理(機種詳細
情報の表示も含む)が行われる。次いで、ステップS4
4で顧客情報画面イベント処理を行う。これは、ホール
への顧客の状況についての詳細な情報を表示可能な顧客
情報画面が出現したとき、その顧客情報画面上のボタン
操作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に対応して
必要な演算および画面処理(顧客情報の表示も含む)が
行われる。
【0107】次いで、ステップS46で顧客定着状況画
面イベント処理を行う。これは、ホールへの顧客の定着
状況についての詳細な情報を表示可能な顧客定着状況画
面が出現したとき、その顧客定着状況画面上のボタン操
作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に対応して必
要な演算および画面処理(顧客定着状況の表示も含む)
が行われる。次いで、ステップS48で機種別顧客状況
画面イベント処理を行う。これは、遊技機31の機種別
に顧客状況についての詳細な情報を表示可能な機種別顧
客状況画面が出現したとき、その機種別顧客状況画面上
のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に
対応して必要な演算および画面処理(機種別顧客状の表
示も含む)が行われる。
【0108】次いで、ステップS50でリモコン使用状
況画面イベント処理を行う。これは、リモコン装置10
0の使用状況についての詳細な情報を表示可能なリモコ
ン使用状況画面が出現したとき、そのリモコン使用状況
画面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン
操作に対応して必要な演算および画面処理(リモコン使
用状況の表示も含む)が行われる。次いで、ステップS
52で設定画面イベント処理を行う(詳細はサブルーチ
ンで後述)。これは、遊技機31に関する営業上の経営
データの基本となる設定値(例えば、ベース値の初期
値)を入力可能な設定画面が出現したとき、その設定画
面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン操
作に対応して必要な演算および画面処理(各種設定のた
めの表示も含む)が行われる。例えば、設定画面が出現
したとき、遊技機製造メーカーにより予め作成されCD
−ROMに格納されて遊技店に配付された機種仕様ファ
イルAの内容を読み出して経営分析装置12の記憶装置
(例えば、ハードディスク装置187)格納すること
で、機種仕様ファイルAの内容を設定する処理を行う。
その他の機種仕様レコードB等についても同様である。
【0109】次いで、ステップS54で登録画面イベン
ト処理を行う。これは、各種情報の登録等を行うもの
で、登録情報を入力可能な登録画面が出現したとき、そ
の登録画面上のボタン操作に応じた処理が行われる。こ
のとき、ボタン操作に対応して必要な演算および画面処
理(各種登録のための表示も含む)を行う。例えば、リ
モコン装置100に関する従業員氏名データ等を、その
登録画面上のボタン操作に応じて入力し登録する。この
ように、登録画面上で予め必要な入力および登録が行わ
れる。ステップS54を経ると、再びステップS32に
戻って同様のループを繰り返す。
【0110】C.メイン画面出現処理 図29はメイン画面出現処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。メイン画面出現処理では、まずステ
ップS70でメイン画面(図43参照)を出現させる。
これは、予め作成しておいたメイン画面(いわゆる経営
分析装置12のトップ画面)をポップアップするもので
ある。次いで、ステップS72で出現させたメイン画面
に当日の日付を表示する。次いで、ステップS74で同
じくメイン画面にホール名を表示する。以上の処理によ
り、例えば後述の図43に示すように、ホール名「ソフ
ィアホール」、日付「1995年07月12日(水)」
がメイン画面に表示される。ステップS74を経ると、
メイン画面プロセスにリターンする。
【0111】D.メイン画面イベント処理 図30、図31はメイン画面プロセスにおけるメイン画
面イベント処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。メイン画面イベント処理では、各種ボタン操作に
応じて所定の画面を出現させる処理を行う。まず、ステ
ップS100ではメイン画面に「ホール」ボタンが出現
しているか否かを判別し、出現していればステップS1
02で「ホール」ボタンが押されたか否かを判別する。
「ホール」ボタンが押されると、ステップS104に分
岐してホール情報画面の出現処理を行う。これは、予め
作成しておいたホール情報画面(以下、適宜サブ画面と
いう。メイン画面以外の他の画面も同様)をメイン画面
上に重ねてポップアップするものである。ステップS1
04を経ると、メイン画面プロセスにリターンする。一
方、「ホール」ボタンが出現していない場合、あるいは
「ホール」ボタンが押されない場合には、ステップS1
06に進む。
【0112】ステップS106ではメイン画面に「機
種」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS108で「機種」ボタンが押されたか否
かを判別する。「機種」ボタンが押されると、ステップ
S110に分岐して機種別アドバイス画面の出現処理を
行う(詳細はサブルーチンで後述)。これは、予め作成
しておいた機種別アドバイス画面をメイン画面上に重ね
てポップアップするものである。このとき、機種別アド
バイス画面に表示する各種データの演算等も行う。ステ
ップS110を経ると、メイン画面プロセスにリターン
する。一方、「機種」ボタンが出現していない場合、あ
るいは「機種」ボタンが押されない場合には、ステップ
S112に進む。ステップS112ではメイン画面に
「顧客」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現し
ていればステップS114で「顧客」ボタンが押された
か否かを判別する。「顧客」ボタンが押されると、ステ
ップS116に分岐して顧客情報画面の出現処理を行
う。これは、予め作成しておいた顧客情報画面をメイン
画面上に重ねてポップアップするものである。ステップ
S116を経ると、メイン画面プロセスにリターンす
る。一方、「顧客」ボタンが出現していない場合、ある
いは「顧客」ボタンが押されない場合には、ステップS
118に進む。
【0113】ステップS118ではメイン画面に「設
定」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS120で「設定」ボタンが押されたか否
かを判別する。「設定」ボタンが押されると、ステップ
S122に分岐して設定画面の出現処理を行う(詳細は
サブルーチンで後述)。これは、予め作成しておいた設
定画面をメイン画面上に重ねてポップアップするもので
ある。このとき、設定画面に表示する各種データの演算
等も行う。ステップS122を経ると、メイン画面プロ
セスにリターンする。一方、「設定」ボタンが出現して
いない場合、あるいは「設定」ボタンが押されない場合
には、ステップS124に進む。
【0114】ステップS124ではメイン画面に「労
務」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS126で「労務」ボタンが押されたか否
かを判別する。「労務」ボタンが押されると、ステップ
S128に分岐してリモコン使用状況画面の出現処理を
行う。これは、予め作成しておいたリモコン使用状況画
面をメイン画面上に重ねてポップアップするものであ
る。ステップS128を経ると、メイン画面プロセスに
リターンする。一方、「労務」ボタンが出現していない
場合、あるいは「労務」ボタンが押されない場合には、
ステップS130に進む。
【0115】ステップS130ではメイン画面に「登
録」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS132で「登録」ボタンが押されたか否
かを判別する。「登録」ボタンが押されると、ステップ
S134に分岐して登録画面の出現処理を行う。これ
は、予め作成しておいた登録画面をメイン画面上に重ね
てポップアップするものである。ステップS134を経
ると、メイン画面プロセスにリターンする。一方、「登
録」ボタンが出現していない場合、あるいは「登録」ボ
タンが押されない場合には、ステップS136に進む。
ステップS136ではメイン画面にある「終了」ボタン
が押されたか否かを判別し、「終了」ボタンが押されて
いない場合は、今回のルーチンを終了してメイン画面プ
ロセスにリターンする。一方、「終了」ボタンが押され
た場合には、ステップS138に進んでメインプロセス
へシステム終了の指示を送る。これにより、メインプロ
セスのステップS18の判別結果がYESとなって、ス
テップS20でシステムシャットダウンの処理が行われ
ることになる。ステップS138を経ると、メイン画面
プロセスにリターンする。
【0116】E.機種別アドバイス画面出現処理 図32、図33はメイン画面イベント処理における機種
別アドバイス画面出現処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。機種別アドバイス画面出現処理では、
まずステップS150で機種情報ファイルから機種番号
を取得する。機種情報ファイルは図14に示したよう
に、遊技機における各機種の機種番号および設置台数を
機種毎に格納しているものであり、ステップS150で
は指定機種の機種番号を得る。次いで、ステップS15
2で機種成績ファイルから指定機種の過去1週間の機種
利益データを取得し、1台当りかつ1時間当りの利益を
算出する。機種成績ファイルは図19に示したように、
各機種の成績データを機種毎に格納しているものであ
り、これから指定機種についての利益に関するデータが
算出される。
【0117】次いで、ステップS154で台利益評価フ
ァイルを参照して、算出データ(ステップS152で算
出したデータ)に対応する台利益評価点を取得する。台
利益評価ファイルは図21に示したように、各機種を評
価する実際の利益データが機種毎に格納されるものであ
り、これから指定機種の利益データを評価できるもので
ある。次いで、ステップS156でメッセージファイル
から評価メッセージを取得し、出力ファイルへ格納す
る。メッセージファイルは図24に示したように、評価
メッセージに対応するメッセージコードを格納している
ものであり、これから指定機種の台利益に対応する評価
メッセージが出力ファイルに格納される。なお、出力フ
ァイルは機種別アドバイス画面にデータを表示すると
き、一時的にデータを格納しておくものである。このよ
うにして指定機種の台利益に対応する評価メッセージが
取得され、機種別アドバイス画面への表示に備えられ
る。
【0118】次いで、ステップS158で機種成績ファ
イルから指定機種の過去1週間の機種アウト玉数データ
を取得し、ホール営業時間データと機種台数データを利
用して機種稼働率を算出する。機種成績ファイルは図1
9に示したように、各機種の成績データを機種毎に格納
しているものであり、これから指定機種についての稼働
率に関するデータが算出される。次いで、ステップS1
60で稼働率評価ファイルを参照して、算出データ(ス
テップS158で算出したデータ)に対応する稼働率評
価点を取得する。稼働率評価ファイルは図22に示した
ように、各機種を評価する実際の稼働率データが機種毎
に格納されるものであり、これから指定機種の稼働率デ
ータを評価できるものである。次いで、ステップS16
2でメッセージファイルから評価メッセージを取得し、
出力ファイルへ格納する。メッセージファイルは図24
に示したように、評価メッセージに対応するメッセージ
コードを格納しているものであり、これから指定機種の
稼働率に対応する評価メッセージが出力ファイルに格納
される。このようにして指定機種の稼働率に対応する評
価メッセージが取得され、機種別アドバイス画面への表
示に備えられる。
【0119】次いで、ステップS164で機種成績ファ
イルから指定機種の過去1週間の機種利益データと機種
アウト玉数データを取得し、アウト玉1個当りの利益
(玉利益)を算出する。機種成績ファイルは図19に示
したように、各機種の成績データを機種毎に格納してい
るものであり、これから指定機種についての玉利益に関
するデータが算出される。次いで、ステップS166で
玉利益評価ファイルを参照して、算出データ(ステップ
S164で算出したデータ)に対応する玉利益評価点を
取得する。玉利益評価ファイルは図23に示したよう
に、各機種を評価する実際の玉利益データが機種毎に格
納されるものであり、これから指定機種の玉利益データ
を評価できるものである。次いで、ステップS168で
メッセージファイルから評価メッセージを取得し、出力
ファイルへ格納する。メッセージファイルは図24に示
したように、評価メッセージに対応するメッセージコー
ドを格納しているものであり、これから指定機種の玉利
益に対応する評価メッセージが出力ファイルに格納され
る。このようにして指定機種の玉利益に対応する評価メ
ッセージが取得され、機種別アドバイス画面への表示に
備えられる。
【0120】次いで、ステップS170で台利益評点、
稼働率評点、玉利益評点を合計し、総合評点を算出す
る。次いで、ステップS172で総合評点は不合格点か
否かを判別する。総合評点が不合格点であるか否かを判
断する基準値は、自由に設定(可変可能)できるもの
で、ホール毎に経営者(あるいはホールの管理者)が入
力して決める。例えば、メイン画面プロセスの登録画面
イベント処理で、総合評点の基準値を入力して登録して
おく。基準値は、後に変更することもできる。ステップ
S172の判別結果で総合評点が不合格点であるとき
は、ステップS174に分岐して出力ファイルへ「N
G」(機種の評価を表す標識情報に相当)を示す総合評
価コードを格納し、その後、ステップS182に進む。
「NG」という総合評価コードは、後述の図45の機種
別アドバイス画面に示すように、機種別アドバイスの例
として「NG」という総合評価マークを表示するための
情報である。「NG」という総合評価マークは、全ての
評価項目で機種の評価が低い状態に相当する。
【0121】ステップS172で総合評点が不合格点で
ないとき(合格のとき)には、ステップS176に進ん
で項目別の不合格点があるか否かを判別する。項目別と
は、機種の成績を判別可能な評価項目、すなわち台利益
評点、稼働率評点、玉利益評点のそれぞれについて個別
に機種の成績を評価することである。なお、項目別に不
合格点があるか否かを判断する基準値も同様に自由に設
定(可変可能)でき、例えばメイン画面プロセスの登録
画面イベント処理で入力して登録しておく。この基準値
も、後に変更することができる。項目別の不合格点があ
るときは、ステップS178に分岐して出力ファイルへ
「留意」を示す総合評価コードを格納し、その後、ステ
ップS182に進む。「留意」という総合評価コード
は、図45の機種別アドバイス画面に示すように、機種
別アドバイスの例として「留意」を示す総合評価マーク
(手の形をした図柄:機種の評価を表す標識情報に相
当)を表示するための情報である。「留意」という総合
評価マークは、一部の項目で機種の評価が低い状態に相
当する。
【0122】ステップS182では当該機種に属する全
P機の過去1週間分のアウト玉数データをP機成績ファ
イルから取得する。P機成績ファイルは図18に示した
ように、各台毎に実際の成績データを格納している。次
いで、ステップS184で取得した当該機種に属する全
P機のアウト玉数データから、全P機の平均値を算出
し、さらに台毎の偏差値を算出する。次いで、ステップ
S186で偏差値が極端に小さいP機が存在するか否か
を判別し、存在する場合にはステップS188で出力フ
ァイルに「異常台あり」の警告メッセージを格納し、そ
の後、ステップSす190に進んむ。「異常台あり」の
警告メッセージは、後述の図45の機種別アドバイス画
面に示すように、機種別アドバイスの例として偏差値が
極端に小さいP機が存在するので警告をするマーク
「!」(機種の評価を表す標識情報に相当)および警告
のためのメッセージ(例えば、「稼働の低い台が存在し
ます」)を表示するための情報である。
【0123】マーク「!」は、伝達情報であり、特に機
種の評価を表す標識情報に相当する。このようにして指
定機種の偏差値を判断する警告メッセージが取得され、
機種別アドバイス画面への表示に備えられる。一方、ス
テップS186で偏差値が極端に小さいP機が存在しな
い場合には、ステップS188をジャンプしてステップ
S190に進む。ステップS190では機種情報ファイ
ルから次の機種番号を取得する。次いで、ステップS1
92で全機種終了か否かを判別し、終了していなければ
ステップS152に戻って同様の処理を繰り返す。これ
により、次の機種について上記処理が行われる。そし
て、全機種を終了すると、ステップS192からステッ
プS194に抜けて総合評価の低い機種の順に、出力フ
ァイルの内容を画面に出力する。これにより、図45の
機種別アドバイス画面に出力ファイルの内容が表示さ
れ、具体的な機種別アドバイス(機種成績評価情報)の
表示が行われる。
【0124】F.機種別アドバイス画面イベント処理 図34はメイン画面プロセスにおける機種別アドバイス
画面イベント処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。機種別アドバイス画面イベント処理では、まず
ステップS200で機種別アドバイス画面(図45)が
出現しているか否かを判別し、出現していなければ今回
のルーチンを終了してメイン画面プロセスにリターンす
る。機種別アドバイス画面が出現していると、ステップ
S202に進んで詳細情報の「押」ボタン(図45参
照)が出現しているか否かを判別する。詳細情報の
「押」ボタンが出現していると、次いで、ステップS2
04で詳細情報の「押」ボタンが押されたか否かを判別
する。詳細情報の「押」ボタンが押されると、ステップ
S206に分岐して機種別詳細情報画面出現処理(詳細
はサブルーチンで後述)を行う。これにより、図46に
示す機種別詳細情報画面が出現する。ステップS206
を経ると、メイン画面プロセスにリターンする。
【0125】一方、ステップS202で詳細情報の
「押」ボタンが出現していないとき、又はステップS2
04で詳細情報の「押」ボタンが押されないときは、何
れもステップS208に進む。ステップS208ではス
クロールバーを操作したか否かを判別する。スクロール
バーは図45に示すように機種が多数あって、1画面に
表示できないときに、画面に表示されていない機種に移
動して表示させる操作を行うものである。スクロールバ
ーを操作したときは、ステップS210に分岐して表示
領域をスクロールする。これにより、図45に示す機種
別アドバイス画面で、表示領域がスクロールして他の機
種を含む画面が表れる。ステップS210を経ると、メ
イン画面プロセスにリターンする。スクロールバーを操
作しないときは、ステップS212に進んで「印刷」ボ
タンが押されたか否かを判別し、「印刷」ボタンが押さ
れたときはステップS214に分岐してプリンタ60へ
ハードコピーデータを転送する。これにより、プリンタ
60により機種別アドバイス画面をそのままハードコピ
ーして印刷される。ステップS214を経ると、メイン
画面プロセスにリターンする。
【0126】ステップS212で「印刷」ボタンが押さ
れないときは、ステップS216に進んで「終了」ボタ
ンが押された否かを判別する。ここでの「終了」ボタン
は、機種別アドバイス画面を消去して親画面であるメイ
ン画面に復帰するための操作を行うものである。「終
了」ボタンが押されないときはメイン画面プロセスにリ
ターンする。「終了」ボタンが押されると、ステップS
218に進んで機種別詳細情報画面は出現しているか否
かを判別する。機種別詳細情報画面が出現しているとき
は、ステップS220で機種別詳細情報画面を消去し、
その後、ステップS222に進む。これは、機種別詳細
情報画面は子画面なので、「終了」ボタンが押されたと
き、親画面の消去に先立って、その子画面を消去する必
要があるからである。一方、機種別詳細情報画面が出現
していないときは、ステップS220をジャンプしてス
テップS222に進む。ステップS222では機種別ア
ドバイス画面を消去する。これにより、メイン画面の前
面にポップアップされていた機種別アドバイス画面が消
えて、メイン画面が前面に現れる(すなわち、機種別ア
ドバイス画面のバックにあったメイン画面が全て前面側
に現れる)。なお、子画面としての機種別アドバイス画
面が閉じられた場合に、機種別アドバイス画面のバック
にあったメイン画面が全て前面側に現れる状況は、以後
の説明においても同様である。次いで、ステップS22
4でメイン画面に再び「機種」ボタンを出現させる。ス
テップS224を経ると、メイン画面プロセスにリター
ンする。このようにして、指定した機種について詳細情
報を表示させたり、印刷させたりする処理が行われる。
【0127】G.機種別詳細情報画面出現処理 図35は機種別アドバイス画面イベント処理における機
種別詳細情報画面出現処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。機種別詳細情報画面出現処理では、ま
ずステップS250で機種別詳細情報画面(図46)を
出現させる。次いで、ステップS252で機種別アドバ
イス画面(図45)で選択された機種を指定機種とす
る。次いで、ステップS254で指定機種の機種名を画
面へ表示する。これにより、例えば指定機種が「春一
番」である場合には、図46に示すように機種名「春一
番」というように表示される。次いで、ステップS25
6で指定機種の成績のデータを画面へ折れ線グラフで表
示する。これにより、例えば指定機種が「春一番」であ
る場合には、図46に示すように「春一番」という機種
に対応する成績データが画面に折れ線グラフで表示され
る。この例では、2次元の折れ線グラフで売上(破線)
およびベース(実線)が表示されている。
【0128】次いで、ステップS258で機種別アドバ
イス画面で押した「押」ボタンを消去する。これは、機
種別アドバイス画面上に重ねて機種別詳細情報画面を出
現させたので、再度誤って、機種別詳細情報画面を出現
させる「押」ボタンを押すことがないように、削除して
おくのものである。これにより、機種別詳細情報画面が
何層にも階層的に出現してしまうという不具合を避ける
ことができ、画面処理の遅れを無くすことが可能にな
る。すなわち、同一画面を複数出現させると、各画面に
対応する演算が必要となり、結果的に画面に表示するデ
ータの演算等の処理が遅くなるから、これを防止するも
のである。ステップS258を経ると、機種別アドバイ
ス画面イベント処理にリターンする。
【0129】H.機種別詳細情報画面イベント処理 図36はメイン画面プロセスにおける機種別詳細情報画
面イベント処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。機種別詳細情報画面イベント処理では、まずステ
ップS300で機種別詳細情報画面(図46)は出現し
ているか否かを判別し、出現していなければ今回のルー
チンを終了してメイン画面プロセスにリターンする。機
種別詳細情報画面が出現していると、ステップS302
に進んでグラフ項目の選択ボタンを押したか否かを判別
する。グラフ項目の選択ボタンとは、図46の機種別詳
細情報画面に示すように、利益/稼働率、利益/ベー
ス、売上/利益、稼働率/ベース、売上/稼働率、稼働
率/特賞回数、売上/ベースという組み合せのパラメー
タを選択するもので、選択されたパラメータを2次元グ
ラフの各軸としてデータが表示される。図46の例で
は、売上/ベースという組み合せのパラメータで2次元
グラフが表示されている。
【0130】ステップS302でグラフ項目の選択ボタ
ンを押したときは、折れ線グラフのデータを選択した項
目のデータに変更し、折れ線グラフを再表示する。これ
により、以前表示されていた折れ線グラフに代って新た
に選択された項目のデータに対応する折れ線グラフが表
示される。例えば、いままで売上/ベースという組み合
せのパラメータで2次元グラフが表示されていたとき、
売上/利益というグラフ項目の選択ボタンを押すと、売
上/利益という組み合せのパラメータで2次元グラフが
表示される。ステップS304を経ると、メイン画面プ
ロセスにリターンする。一方、ステップS302でグラ
フ項目の選択ボタンを押さないときは、ステップS30
6に進んで日付ボタンを押したか否かを判別する。日付
ボタンとは、2次元グラフを表示しているグラフ表示領
域の下側の日付領域にある日付のことで、表示されてい
る2次元グラフの日付と違う場所の日付を押したとき
に、日付ボタンが押されたと判断する。例えば、図46
の例では、7/5〜7/11までの1週間の日付が配置
されている。
【0131】日付ボタンを押した場合には、ステップS
308に進んで指定機種の機種成績のデータと、指定機
種に属する各P機成績のデータを表領域へ表示し、その
後、メイン画面プロセスにリターンする。これにより、
いままで表示されていた機種成績のデータ等に代って新
たに選択された日付のデータに対応する機種成績のデー
タ等が表領域に表示される。表領域には、図46に示す
ように指定機種の利益、売上、ベース、特賞回数、稼働
率が表示されるとともに、台平均の利益、売上、ベー
ス、特賞回数、稼働率および各台(台番号で表示)の利
益、売上、ベース、特賞回数、稼働率がそれぞれ具体的
な数値で表示される。したがって、日付ボタンを押した
場合、新たな日付に対応して指定機種の利益、売上、ベ
ース、特賞回数、稼働率、台平均の利益、売上、ベー
ス、特賞回数、稼働率および各台の利益、売上、ベー
ス、特賞回数、稼働率がそれぞれ表示される。なお、表
領域の右側にはスクロールバーがあり、画面に表示され
ていない台を選択して表示させることが可能である。
【0132】一方、ステップS306で日付ボタンを押
さない場合には、ステップS310に進んで「表クリ
ア」ボタンを押したか否かを判別する。「表クリア」ボ
タンは、機種別詳細情報画面の下方に配置され、表領域
のデータをクリアするための操作を行うものである。
「表クリア」ボタンを押したときは、ステップS312
に進んで表領域のデータ表示をクリアする。これによ
り、表領域のデータ表示が消える。その後、メイン画面
プロセスにリターンする。ステップS310で「表クリ
ア」ボタンを押さないときは、ステップS314に進ん
で「評価」ボタンを押したか否かを判別する。「評価」
ボタンは、指定機種の評価データを評価メッセージ領域
に表示させる操作を行うものである。「評価」ボタンを
押したときは、ステップS316に進んで評価メッセー
ジ領域にメッセージが出力(すなわち、表示)されてい
れば以前のメッセージを消去し、メッセージが表示され
ていなければ、メッセージを表示する。これにより、図
46に示すように、例えば「この機種の稼働率は60%
〜80%が適当であると思われます。現在の設定値であ
れば、2ケ月間は現状の稼働を維持できる見通しがあり
ます。」というメッセージが表示される。したがって、
操作者(例えば、経営者)は極めて容易に、当該指定機
種について適切なアドバイスを受けることができる。ス
テップS316を経ると、メイン画面プロセスにリター
ンする。
【0133】ステップS314で「評価」ボタンを押さ
ないときは、ステップS318に進んでスクロールバー
を操作したか否かを判別する。スクロールバーは図46
に示すように各台のデータを表示する表領域の右側にあ
る。スクロールバーを操作したときは、ステップS32
0で対象の表示領域(例えば、表領域)をスクロールす
る。これにより、図46に示す表領域がスクロールして
他の台を含む画面が表れる。なお、図46の例では、表
領域において7番台が半分だけ、中途半端に表示されて
いるが、これは現在表示されている台の他にも、画面下
方に他の台があることを分かり易く表示するために、敢
えてこのような中途半端な表示を行っているものであ
る。したがって、操作者は表領域で表示が半分だけ現れ
ている状態であれば、容易に他の台のがあることを認識
することができ、極めて便利である。ステップS320
を経ると、メイン画面プロセスにリターンする。
【0134】ステップS318でスクロールバーを操作
しないときは、ステップS322に進んで「終了」ボタ
ンを押したか否かを判別する。「終了」ボタンを押した
場合には、ステップS324に進んで機種別詳細情報画
面を消去するとともに、ステップS326で機種別アド
イス画面に「押」ボタンを出現させてメイン画面プロセ
スにリターンする。したがって、「終了」ボタンを押す
と、マルチウインドウで開いていた機種別詳細情報画面
が閉じられてメイン画面が現れ(すなわち、機種別詳細
情報画面のバックにあったメイン画面が全て前面側に現
れる)、かつ「押」ボタンが復帰する。一方、ステップ
S322で「終了」ボタンが押されない場合には、今回
のルーチンを終了してメイン画面プロセスにリターンす
る。
【0135】I.設定画面出現処理 図37はメイン画面イベント処理における設定画面出現
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。設定
画面出現処理では、まずステップS330で設定画面を
出現させる。これにより、メイン画面が表示されている
とき、「設定」ボタンを押すと、図44に示すような設
定画面がメイン画面に重なるようにして前面にポップア
ップしてマルチウインドウで表示される。次いで、ステ
ップS332でメイン画面の「設定」ボタンを消去す
る。これは、メイン画面の上にサブ画面(設定画面)を
重ねて出現させたので、再度誤って、設定画面を出現さ
せる「設定」ボタンを押すことがないように、削除して
おくのものである。これにより、設定画面が複数階層的
に出現してしまって演算処理が遅れるという不具合を無
くすことが可能になる。ステップS332を経ると、メ
イン画面イベント処理にリターンする。
【0136】J.設定画面イベント処理 図38はメイン画面プロセスにおける設定画面イベント
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。設定
画面イベント処理では、まずステップS350で設定画
面(図44)は出現しているか否かを判別し、出現して
いなければ今回のルーチンを終了してメイン画面プロセ
スにリターンする。設定画面が出現していると、ステッ
プS352に進んで「機種登録」ボタン(図44参照)
を押したか否かを判別する。「機種登録」ボタンが押さ
れると、ステップS354に分岐して機種登録処理(詳
細はサブルーチンで後述)を行う。これにより、機種デ
ータの登録に必要な処理が行われる。例えば、新台に入
れ替えたような場合の、機種登録が行われる。ステップ
S354を経ると、メイン画面プロセスにリターンす
る。
【0137】一方、ステップS352で機種登録「押」
ボタンが押されていないときはステップS356に進ん
で「設置確認」ボタン(図44参照)を押したか否かを
判別する。「設置確認」ボタンが押されると、ステップ
S358に分岐して設置確認処理(詳細はサブルーチン
で後述)を行う。これにより、ネットワーク回線が接続
されている機種について確認する処理が行われる。ステ
ップS358を経ると、メイン画面プロセスにリターン
する。ステップS356で「設置確認」ボタンを押して
いないときは、ステップS360に進んで「終了」ボタ
ンを押したか否かを判別する。ここでの「終了」ボタン
は、設定画面を消去して親画面であるメイン画面に復帰
するための操作を行うものである。「終了」ボタンが押
されないときはメイン画面プロセスにリターンする。
「終了」ボタンが押されると、ステップS362に進ん
で設定画面を消去し、その後、ステップS364に進
む。これは、設定画面は子画面なので、「終了」ボタン
が押されたとき、親画面の消去に先立って、その子画面
を消去する必要があるからである。これにより、メイン
画面の前面にポップアップされていた設定画面が消え
て、メイン画面全体が前面に表れる。次いで、ステップ
S364でメイン画面に「設定」ボタンを出現させる。
ステップS364を経ると、メイン画面プロセスにリタ
ーンする。このようにして、設定画面により必要な登録
や確認処理が行われる。
【0138】K.機種登録処理 図39は設定画面イベント処理における機種登録処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。機種登録処
理では、まずステップS400で機種登録ファイル(図
13)から機種番号の最大値を取得する。機種登録ファ
イルは、ホール設置される台の機種について必要なデー
タを機種登録レコードに順次登録(格納)していくもの
であり、以前に登録したデータをそのまま残していくの
で、最後の番号(機種番号の最大値:この機種番号デー
タはデータ格納済みのものに相当)を取得するものであ
る。次いで、ステップS402で機種登録レコードを生
成し、取得した最大値に「1」を加えた値を機種番号デ
ータとして生成し、レコードに格納する。これにより、
まずデータが空の機種登録レコードが生成され、その機
種番号データは機種番号の最大値を「1」だけインクリ
メントした値になる。
【0139】次いで、ステップS404で機種仕様ファ
イルA(図6)からデータを取得し、生成レコードへ格
納する。これは、遊技機の製造メーカーから配付された
CD−ROMに格納されている機種仕様ファイルAの情
報を読み出して、ステップS402で生成した生成レコ
ードへ格納するものである。次いで、ステップS406
で機種登録ファイル(図13)へ生成レコードを格納す
る。これにより、上記CD−ROMに格納されている機
種仕様ファイルの内容が読み出されて最終的に経営分析
装置12の記憶装置(例えば、ハードディスク装置(H
DD)187)に格納されることになる。
【0140】次いで、ステップS408で機種仕様ファ
イルB(図7)からデータを取得し、機種番号を付加し
て機種ゲーム設定値ファイル(図15)へ格納する。こ
れは、遊技機の製造メーカーから配付されたCD−RO
Mに格納されている機種仕様ファイルBの情報を読み出
して、図15に示す機種ゲーム設定値ファイルに順次機
種毎に、機種ゲーム設定値レコードとして格納するもの
である。次いで、ステップS410で機種仕様ファイル
C(図8)からデータを取得し、機種番号を付加して機
種ルール設定値ファイル(図16)へ格納する。これ
は、遊技機の製造メーカーから配付されたCD−ROM
に格納されている機種仕様ファイルCの情報を読み出し
て、図16に示す機種ルール設定値ファイルに順次機種
毎に、機種ルール設定値レコードとして格納するもので
ある。
【0141】次いで、ステップS412で機種評価ファ
イルA(図9)からデータを取得し、機種番号を付加し
て台利益評価ファイル(図21)へ格納する。これは、
遊技機の製造メーカーから配付されたCD−ROMに格
納されている機種評価ファイルAの情報を読み出して、
図21に示す台利益評価ファイルに順次機種毎に、台利
益評価レコードとして格納するものである。次いで、ス
テップS414で機種評価ファイルB(図10)からデ
ータを取得し、機種番号を付加して稼働率評価ファイル
(図22)へ格納する。これは、遊技機の製造メーカー
から配付されたCD−ROMに格納されている機種評価
ファイルBの情報を読み出して、図22に示す稼働率評
価ファイルに順次機種毎に、稼働率評価レコードとして
格納するものである。
【0142】次いで、ステップS416で機種評価ファ
イルC(図11)からデータを取得し、機種番号を付加
して玉利益評価ファイル(図23)へ格納する。これ
は、遊技機の製造メーカーから配付されたCD−ROM
に格納されている機種評価ファイルCの情報を読み出し
て、図23に示す玉利益評価ファイルに順次機種毎に、
玉利益評価レコードとして格納するものである。このよ
うにして、遊技機の製造メーカーから配付されたCD−
ROMに格納されている機種仕様ファイルA〜Cおよび
機種評価ファイルA〜Cの各情報を読み出して、ホール
に設置されいる機種についてのゲーム、ルール、台利益
評価データ、稼働率評価データ、玉利益評価データを各
生成レコードに格納する処理が行われる。この場合、C
D−ROMの情報が経営分析装置12の記憶装置(例え
ば、ハードディスク装置(HDD)187)に格納され
る。遊技機には製造メーカーのメーカーコード、機種コ
ードのデータが記憶されているので、それとCD−RO
Mの情報とを関連付けてファイル化される。
【0143】L.設置確認処理 図40は設定画面イベント処理における設置確認処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。設置確認処
理では、まずステップS420でP機接続ファイル(図
12)を参照してファイルに登録されている全P機に接
続確認パケットを送信する。これは、経営分析装置12
からみてネットワークに接続されて管理可能であるP機
を確認するためである。次いで、ステップS422で接
続応答パケットの返答が無い(ACKが返ってこない)
場合は、P機接続ファイルの対象P機の設置状況データ
に「未接続」を設定する。次いで、ステップS424で
接続応答パケットがP機から返ってきたときは、P機接
続ファイルの対象P機の設置状況データに「接続」を設
定し、パケットのメーカーコード、機種コードデータを
参照して機種レイアウトファイル(図17)に台番号と
対応する機種番号を格納する。
【0144】これにより、メーカーコード、機種コード
データに関連付けて機種レイアウトレコードが作成され
て機種レイアウトファイルに格納される。次いで、ステ
ップS426で機種情報ファイル(図14)をクリアす
る。これは、以前のファイル情報を消去して、今回の新
規な情報に置き換えるためである。これにより、情報が
少なくなって、検索や処理の速度が速くなる。次いで、
ステップS428でP機接続ファイルの設置状況データ
と機種レイアウトファイルを参照して、ホールに設置さ
れている全機種の機種番号と所属するP機の台数を機種
情報ファイルへ格納する。このようにして、新たに設置
された全P機の設置が確認され、ファイル化される。
【0145】M.データ収集プロセス 図41はデータ収集プロセスを示すフローチャートであ
る。データ収集プロセスは管理装置11や遊技機31よ
りのデータおよび管理装置11からの指令等を受信する
ものである。データ収集プロセスでは、まずステップS
500でオフライン処理を行う。これは、経営分析装置
12の電源をオンしたが、管理装置11、遊技機31と
のネットワークが形成されていないとき(回線がつなが
っていないとき)の処理で、例えば回線接続待ちで管理
装置11からの指令を待っている状態である。次いで、
ステップS502で開店準備処理を行う。これは、回線
がつながって管理装置11、遊技機31とのネットワー
クが形成された後、管理装置11からの開店準備のパケ
ットを待つものである。
【0146】次いで、ステップS504で開店待ち処理
を行う。これは、管理装置11からの開店指示を受信す
る等の処理である。次いで、ステップS506で営業中
処理を行う。これは、ホールの営業中に、経営分析に必
要な情報の収集およびリモコン装置100の操作来歴管
理で使用する各種情報の収集を行うもので、詳細はサブ
ルーチンで後述する。次いで、ステップS508で閉店
確認処理を行う。これは、閉店の準備を行う処理であ
る。次いで、ステップS510で集計処理1を行う。こ
れは、当日を含む実際のデータの集計を行うものであ
る。実際のデータには、当日以外の過去のデータ(例え
ば、昨日を含む過去の全データ)が含まれる。なお、集
計したデータは外部記憶装置157(例えば、ハードデ
ィスク装置187、光磁気ディスク装置(MO)18
8、デジタルテープ記憶装置(DAT)189)に退避
して保存する。
【0147】次いで、ステップS512で閉店後業務処
理を行う。これは、翌日の売上目標を決める等の閉店後
に必要な業務処理を行うものである。次いで、ステップ
S514で台調整データ転送処理を行う。これは、経営
分析装置12で台調整に必要な各種のデータ(例えば、
ベース値等)を集計したので、各遊技機31のディスプ
レイユニット74に、各台毎に転送するものである。こ
れにより、店員は各台のディスプレイユニット74に表
示された台調整データを見ながら、当該台の釘調整等を
簡単に行うことができる。次いで、ステップS516で
集計処理2を行う。これは、集計処理1で収集した当日
分のデータおよび過去のデータに対して、必要な再計
算、加工処理等のためにデータの集計処理を行うもので
ある。ステップS516を経ると、ステップS500に
戻る。ステップS500に戻るということは、このデー
タ収集プロセスがホールの開店から閉店までを1つのル
ーチンとして、1日単位で実行されることを意味してい
る。このようにして、管理装置11や遊技機31よりの
実データが収集され、必要に応じて実データの再計算が
行われて集計される。
【0148】N.営業中処理 図42はデータ収集プロセスにおける営業中処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。営業中処理で
は、まずステップS600で営業中処理の初期化処理を
行う。例えば、営業中処理で収集する記憶エリアのクリ
ア等を行うものである。次いで、ステップS602で発
射データ収集処理を行う。これは、遊技機31のデータ
のうち、遊技盤に向けて発射される玉の数を収集するも
のである。次いで、ステップS604で回収データ収集
処理を行う。これは、遊技機31のデータのうち、遊技
盤を落下し遊技結果が確定した玉(例えば、入賞した玉
および入賞しなかった玉を含む:すなわち、回収玉)の
数を収集するものである。次いで、ステップS606で
入賞データ収集処理を行う。これは、遊技機31のデー
タのうち、入賞に伴う賞球数を収集するものである。次
いで、ステップS608でリモコンデータ収集処理を行
う。これは、リモコン装置100の操作状況の情報を収
集するものである。
【0149】次いで、ステップ610で盤情報データ収
集処理を行う。これは、遊技盤の各入賞口にアドレスを
割り付けておき、玉がどの入賞口に入ったかという情報
を収集したり、始動入賞、特図の図柄変動開始、特図の
図柄変動終了、大当りの開始、大当りの終了等の情報を
収集するものである。次いで、ステップS612で分析
データ収集処理を行う。これは、管理装置11から5秒
毎に送信されてくる定時データを受信するもので、例え
ばICカード400に金額を付加したときプレミアムが
あればそのプレミアム付加玉数累計値、来店人数累計
値、換金額累計値、貯玉額データ累計値を受信し、格納
(例えば、経営分析装置12にあるホールの当日成績フ
ァイルのデータに上書き)するものである。
【0150】次いで、ステップS614で呼び出し情報
受付処理を行う。これは、各台のディスプレイユニット
74の近傍にある店員呼出ボタンが操作されたとき、そ
の呼び出し情報を受信するものである。次いで、ステッ
プS616でエラー情報受付処理を行う。これは、遊技
機31にエラーが発生したとき、そのエラーを受信し、
累積していくものである。また、エラー回復を受信した
ときは累積した当該情報を消去するものである。次い
で、ステップS618で遊技参考データ提供処理を行
う。これは、経営分析装置12で収集した各種の情報の
うち、遊技者に開示可能な情報(例えば、大当り発生回
数等)を各台のディスプレイユニット74に送信するも
ので、これにより、遊技者に遊技参考データが提供され
る。次いで、ステップS620で定時刻処理を行う。こ
れは、5分毎に内部メモリ(RAM178)から外部記
憶装置157(例えば、ハードディスク装置187)に
データを格納して、データをバックアップする処理であ
る。
【0151】次いで、ステップS622で遊技開始デー
タ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技機31にIC
カード400を挿入して遊技を開始した場合に、遊技開
始の時刻(カードイン時刻)、開始台番号、カード番号
を収集するものである。次いで、ステップS624で遊
技終了データ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技機
31からICカード400を排出して遊技を終了した場
合に、遊技終了の時刻(カードアウト時刻)、終了台番
号、カード番号を収集するものである。次いで、ステッ
プS626で玉貸使用データ収集処理を行う。これは、
遊技者が遊技した台についてICカード400の残金か
ら玉を貸し出した分の使用データ(売上データ)を収集
するものである。
【0152】次いで、ステップS628で貯玉使用デー
タ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技した台につい
てICカード400の貯玉金額から玉を貸し出した場合
に、貯玉金額からの使用データ(売上データ)を収集す
るものである。次いで、ステップS630で閉店パケッ
トを受信したか否かを判別し、閉店パケットを受信しな
い場合にはステップS602に戻って処理を繰り返し、
閉店パケットを受信すると、ステップS632に進んで
営業中処理の最終処理を行う。これは、次の処理へ移行
するための設定を行うための処理である。ステップS6
32を経ると、データ収集プロセスにリターンする。
【0153】次に、カード式遊技システムの遊技方法に
ついて説明する。 (A)カードの購入 まず、最初にカード会社2よりセキュリティデータ、カ
ードのシリアル番号等の記録されたカード(いわゆる生
カード)を遊技店1a〜1n(以下、1の符号で代表す
る)が購入し、開店前にカード発行機23にセット(ス
トック)する。管理装置11は、カード会社2よりセキ
ュリティデータ等の情報を受け取り、初期値としてカー
ド発行機23へ送信し、カード発行機23の初期値を設
定する。一方、他の端末装置に対しては、カードの照合
を必要とする各端末装置(遊技機31、大型金額付加機
25、カード更新機24、景品POS14)には、管理
装置11より毎日、ホール情報、セキュリティデータ、
各端末装置の認識コード(個別認識番号)等を各端末装
置に送出して初期値の設定を行う。この場合、遊技店1
はカード会社2に対してカード代金の支払いを行うこと
になる(例えば、月末に1回精算等)。
【0154】次いで、遊技者は貨幣を投入してカード発
行機23より正当性を判断された生カード400を発行
してもらって購入する。すなわち、カード発行機23に
おいても、ICカード400とカード発行機23間で相
互に認証処理を行って発行する。また、同時にカード発
行機23から管理装置11へ発行したカード400の各
情報が送出され、管理装置11に当該カードの記憶領域
が確保される。なお、カードを購入した状態では、カー
ドの玉貸金額=0、貯玉金額=0、持玉数=0となって
いる。 (B)金額付加 次いで、遊技者は大型金額付加機25に購入したカード
を挿入するとともに、硬貨あるいは紙幣を投入して所望
の金額(最大20000円)をカードに付加(すなわ
ち、カードにプリペイド金額を入れる)してもらう。例
えば、10000円の金額付加が行われると、玉貸金額
=10000円となる。この場合も、同様に大型金額付
加機25とICカード400間で相互認証処理が行われ
て金額付加が行われ、付加金額等は稼働データとして定
時的に管理装置11に送信される。この場合、カード会
社2は遊技店1に対してカードに付加した金額の請求を
行い、一方、遊技店1はカード会社2に対してカードに
付加した金額の支払いを行うことになる(例えば、月末
に1回精算等)。
【0155】(C)遊技開始 次いで、遊技者は金額の付加されたカードを遊技機31
に挿入することで遊技を行う。この場合も、上述したの
と同様に、相互認証を行い、正当な場合に遊技が可能と
なる。封入球式の遊技を概略説明すると、遊技機31は
ICカード400の相互認証を行い、その結果に基づい
てICカード400に記録されている金額(有価価値情
報)を遊技に使用可能な持ち玉数(遊技価値情報)に変
換して遊技可能とし、また、遊技の結果既に記録してあ
る持ち玉数(遊技価値)により遊技可能とし、その遊技
の結果をICカード400に記録する。具体的には、I
Cカード400が挿入されることにより、ICカード4
00の情報(金額データ、持ち玉数データ等)を読み取
って玉貸しを行ったり、遊技者の獲得した玉数をICカ
ード400に記憶したりする制御を行い、ディスプレイ
ユニット74の光送受信部75を介してネットワーク網
でホールの管理装置11や経営分析装置12との間でI
Cカード400による玉貸し(つまり売上)情報等の転
送を行う。
【0156】ここで遊技機31の具体的動作を説明する
と、遊技機31の内部には40個の球が封入され、金額
データ(有価価値データ:残り度数)が記録されたIC
カード400をカード挿入口に挿入し、遊技者がタッチ
パネルの玉貸しスイッチ(あるいは貯玉スイッチ)を押
すと、玉の購入度数に応じて遊技者の持ち球数を増加さ
せ、持ち球数はLCDに表示され、この持ち球数の範囲
内で封入された遊技球を遊技領域内に発射可能にする。
そして、封入球の発射に応じて行われる遊技に対して、
遊技結果が特定の利益状態(セーフ球)であるかあるい
はそれ以外の状態(アウト球)であるかの判定を行な
い、特定の利益状態の場合には、所定数の賞品球(例え
ば、13個賞球あるいは7個賞球)に対応させて、遊技
者の利益(持ち球数)を増加させる。また、遊技領域を
経た遊技球を回収して発射位置に導くことにより、この
封入された遊技球を循環使用して第1種のパチンコ遊技
が行われる。
【0157】そして、上述の封入球の発射時点で、LC
Dに表示された持玉数の数値から”1”を減算し、その
結果に基づき持玉数の表示を更新する。このとき、遊技
領域内を落下する封入球に対して入賞球か否かを判定
し、入賞と判定された場合には、設定された賞球数(例
えば、13個賞球あるいは7個賞球)が持玉数に加算さ
れるとともに、その結果に基づき持玉数の表示が更新さ
れる。遊技者は、この持玉数の数値データにより、現在
の持ち玉数の確認ならびに増減を確認することになる。
遊技者が遊技を精算しようとするときは、終了スイッチ
を押すことにより持玉数として表示されている数値デー
タ分の遊技価値がカードリーダライタ243によってI
Cカード400に書き込まれ、その遊技価値を受け取る
ことになる。
【0158】遊技の過程では、遊技中に読み出したカー
ド情報を管理装置11に送信し、管理装置11側に記録
されている当該カードのカード情報(カードファイルの
情報)と、遊技機31より送信されてきたカード情報と
の比較を行う。この場合、比較結果(照合結果)が不一
致であっても、その来歴を不一致来歴ファイル(カード
使用来歴ファイル)に記録するだけで遊技は可能にす
る。それは、安全性の高いICカード400の使用と併
せて、暗号化情報を使用して極めて安全性を高くしたセ
キュリティシステムにより相互認証を行うことにより、
ICカード400内の情報を管理装置11に記録される
同様の情報より優先させ、迅速な遊技進行を図るためで
ある。
【0159】遊技者は玉貸金額(有価価値)の残金の範
囲内で、玉を借り、持ち玉数(遊技価値)に変換して遊
技を行う。その遊技の結果取得した球数は、持ち玉数に
加算され、カードに記録される。遊技機31においては
貯玉金額の範囲内でも玉貸しが行える。すなわち、景品
POS14において持ち玉数を所定の交換率で貯玉金額
に交換できる。ゲーム中、玉貸金額、貯玉金額はそれら
の範囲内で玉貸操作により自動減算される。また、持ち
玉数はゲーム中に自動増減算される。この場合、遊技店
1はカード会社2に対してカードによる玉貸金額の請求
行い(貯玉金額による玉貸しも含む)、一方、カード会
社2は遊技店1に対してカードを使用した玉貸金額の支
払いを行うことになる(例えば、1日1回の精算等)。
【0160】(D)遊技中断 遊技中に遊技機に配置されている中断スイッチを押す
と、遊技を一時的に中断状態にすることができる。例え
ば、食事、トイレ等にいく場合に遊技中断が行われる。 (E)遊技終了 遊技を終了するときは、遊技機に配置されている終了ス
イッチを押す。これにより、遊技機台番号(遊技機アド
レス)および持ち玉情報をカードに新たに記録させると
ともに、管理装置11に各カード情報が送出されて格納
される。このとき、カードに付加されている情報は最終
ホール名、最終ホール番号、遊技機番号記録、球貸し金
額、持ち玉数等がある。例えば、カードの玉貸金額=7
000円、貯玉金額=0、持玉数=2110というよう
に記憶される。遊技を終了すると、他台への移動あるい
は精算を行う。
【0161】(F)移動 遊技を終了した後、他の台に移動するときは、ICカー
ド400を持っていれば、そのまま他台へ移動できる。
なお、他台へそのまま移動できるのは当店、当日限りで
あり、かつホールの営業に沿った状態(例えば、1回交
換でなく、移動可能な営業形態)の場合である。 (G)精算 精算を行う場合、遊技者はカードを景品POS14に挿
入し、所定の交換率に従って現金との交換、景品との交
換、所定の交換率に従って貯玉金額との交換を選択し、
所望の形態の交換を行う。景品POS14においても、
上述したのと同様に、相互認証および情報の転送を行
う。なお、精算を終了した遊技者は、再び遊技機31に
いって、遊技を行うこともできる。 (H)他店 当店で精算を終了した遊技者は、持ち玉数=0となり、
全て玉貸金額あるいは貯玉金額という有価価値に変換さ
れるので、他店にいって遊技を行うことが可能になる。
持ち玉数は当店しか使用できないからである。
【0162】次に、上記各プログラムを実行することに
よる経営分析装置12の営業情報を見る場合の手順につ
いて、経営分析装置12の画面を参照して具体的に説明
する。 (A)メイン画面 経営分析装置12を起動したときのメイン画面は、図4
3のように表示される。当日の日付、ホール名が表示さ
れるとともに、サブ画面を出現可能な各種ボタン(例え
ば、「ホール」、「機種」、「顧客」、「労務」、・・
・、「設定」、・・・)が画面上に表示される。この場
合、「機種」ボタンは機種に関する情報の表示等、「設
定」ボタンは機種情報等の登録に対応するものである。 (B)設定画面 メイン画面から「設定」ボタンを押すと、メイン画面の
上に重なるようにしてサブ画面である設定画面(図44
参照)が出現する。図44は設定画面のトップ画面であ
る。なお、メイン画面の上に重なるようにして設定画面
がマルチウインドウで開いた状態は示されていない。設
定画面では、「機種設定」、「設置確認」および「終
了」の各ボタンが表示される。
【0163】「機種設定」ボタンを押すと、機種登録処
理のルーチンで説明したように、遊技機の製造メーカー
から配付されたCD−ROMに格納されている機種仕様
ファイルA〜Cおよび機種評価ファイルA〜Cの各情報
が読み出されてホールに設置されいる機種についてのゲ
ーム、ルール、台利益評価データ、稼働率評価データ、
玉利益評価データを各生成レコードに格納する処理が行
われる。このとき、製造メーカーのメーカーコード、機
種コードのデータがCD−ROMの情報と関連付けられ
て機種毎にファイル化される。また、「設置確認」ボタ
ンを押すと、設置確認処理のルーチンで説明したよう
に、新たに設置された全P機の設置が確認され、ファイ
ル化される。「終了」ボタンを押すと、再びメイン画面
に復帰する。
【0164】(C)機種別アドバイス画面を見たいとき メイン画面から「機種」ボタンを押すと、メイン画面の
上に重なるようにしてサブ画面である機種別アドバイス
画面(図45参照)が表示される。機種別アドバイス画
面では、各機種名が表示されるとともに、総合評点の低
い機種の順に上から表示される。例えば、「NG」は総
合評点が低く(総合評点が不合格)、「留意」は一部の
項目で不合格がある場合、「OK」は総合評点が高い
(総合評点が合格)をそれぞれ示している。また、P機
成績の偏差値が極端に小さくて異常台がある場合には、
「!」の異常マークが表示される。このように、操作者
(例えば、経営者)は画面上に機種の評価を表す標識情
報、すなわち「NG」マーク、「OK」マーク、「留
意」に相当する手のマークおよび異常台を表す「!」マ
ークを見るだけで、極めて容易に当該指定機種について
の評価状況を一目で把握することができ、即座に営業上
の必要な対策をとることが可能になる。例えば、評価の
低い台は以後の営業ルールの変更で、無制限台にすると
か、あるいは評価の低い台は以後速やかに新台に入れ替
えるとかの対策をとることが可能になる。
【0165】また、機種別アドバイス画面では各機種に
ついてコメントメッセージが表示され、きめ細かくP機
の成績について伝文としてアドバイスすることが行われ
る。機種別アドバイス画面の詳細データ(例えば、画面
情報をそのまま)をプリンタ60で印刷することもでき
る。したがって、標識情報によって一目で機種の評価情
報を判断した後、経営者がコメントメッセージを読むこ
とにより、続けて適切で詳細なアドバイスを受けること
ができる。特に、本実施例では総合評価(機種の評価を
表す標識情報)、異常台の情報、機種名、コメント(P
機成績を伝文としてアドバイスするコメントメッセー
ジ)、詳細情報を選択する画面スイッチ、印刷スイッチ
を機種別アドバイス画面という1画面に全て表示するレ
イアウトにしているので、必要な情報を容易に認識する
ことができる。なお、他の機種についても同様の機種別
詳細情報画面を見ることができる。
【0166】(D)機種別詳細情報画面を見たいとき 機種別アドバイス画面から指定機種の詳細情報を選択す
る「押」ボタンを押すと、機種別アドバイス画面の上に
重なるようにして指定機種(例えば、「春一番」)のサ
ブ画面である機種別詳細情報画面(図46参照)が表示
される。図46の例では「春一番」という機種について
の機種別詳細情報画面が表示される。機種別詳細情報画
面では、「春一番」という機種に対応する成績データが
画面に折れ線グラフで表示され、この例では、2次元の
折れ線グラフで売上(破線)およびベース(実線)が表
示される。また、グラフ項目の選択ボタンを選択する
と、利益/稼働率、利益/ベース、売上/利益、稼働率
/ベース、売上/稼働率、稼働率/特賞回数、売上/ベ
ースという組み合せのパラメータを2次元グラフの各軸
とするデータがグラフ表示される。
【0167】日付ボタンを押すと、選択された日付のデ
ータに対応する機種成績のデータ等が表領域に表示され
る。表領域には、指定機種(例えば、「春一番」)の利
益、売上、ベース、特賞回数、稼働率が表示されるとと
もに、台平均の利益、売上、ベース、特賞回数、稼働率
および各台(台番号で表示)の利益、売上、ベース、特
賞回数、稼働率がそれぞれ数値で表示される。「評価」
ボタンを押すと、指定機種について「この機種の稼働率
は60%〜80%が適当であると思われます。現在の設
定値であれば、2ケ月間は現状の稼働を維持できる見通
しがあります。」というメッセージがアドバイス情報と
して表示される。なお、各サブ画面が出現していると
き、「終了」ボタンを押すと、サブ画面が消えて再び前
の画面に戻る。
【0168】このように本実施例では、遊技機からのデ
ータを収集して機種評価情報を演算し、製造メーカーよ
り予め支給され、外部記憶装置157に格納されている
機種評価情報、評価点数に基づく評価メッセージ情報と
対応付けて画面に表示する処理が行われる。したがっ
て、以下の効果を得ることができる。 (1)機種の評価をメッセージ情報として表示するの
で、的確かつ極めて容易にその遊技機の遊技情報および
営業状態を把握することができる。また、遊技情報の複
雑化、高度化および遊技機台数の増大に伴い、経営分析
装置12で表示すべき情報が多くなっても、本実施例で
は情報を経営分析装置12の画面に羅列的に表示するの
ではなく、整理して把握しやすい画面にして表示するの
で、経営分析装置12から多くの遊技情報や営業状態を
操作者(あるいは経営者)に容易に把握させることがで
きる。特に、情報の中から遊技機の実際の営業状態を簡
単に認識させることができるという優れた効果が得られ
る。また、画面に機種のアドバイス情報を表示するの
で、操作者(経営者)が情報から必要な判断を時間をか
けて分析し、営業上の判断を行うという面倒な作業が必
要でなく、すなわち、操作者に情報分析の判断を委ねる
ということがなく、操作者が即座に判断することが可能
になる。また、マウス192を使用するという簡単な操
作で済むので、操作者が情報判断を行う場合の操作性を
良くすることができる。
【0169】経営者が真に知りたいのは、遊技機の性能
を把握している遊技機製造メーカーが遊技店で当該遊技
機の情報を収集して判断した場合の判断情報(遊技機の
性能情報)であるが、本実施例では、その判断情報を経
営分析装置12から簡単に得ることができ、遊技機の性
能を的確に把握することができる。また、遊技機製造メ
ーカーの判断情報を簡単に得ることができるので、その
判断情報(遊技機製造メーカーの判断情報)と経営者の
判断とを比較することが可能になり、遊技店のマネージ
メントを向上させることができる。 (2)同一機種の1台当りの単位時間利益を算出し、こ
れを台利益評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価
点数に変換する処理を行うことにより、同一機種の1台
当りの単位時間利益を的確に把握することができる。 (3)同一機種の1台当りの稼働率を算出し、これを稼
働率評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価点数に
変換する処理を行うことにより、同一機種の1台当りの
稼働率を的確に把握することができる。 (4)同一機種の玉1個当りの利益を算出し、これを玉
利益評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価点数に
変換する処理を行うことにより、同一機種の玉1個当り
の利益を的確に把握することができる。
【0170】(5)機種の評価を標識情報(例えば、所
定のマーク)で表示することにより、機種評価の認識を
感覚的に認識することができ、機種毎の差を簡単に把握
することができる。 (6)表示情報の選択を可能にすることにより、操作者
の所望の情報を簡単に見ることができる。 (7)全機種を1画面で表示できない場合に、スクロー
ル機能を設けることにより、機種情報をスクロールさせ
ることで切り換え、容易に所望の機種を選択することが
できる。また、全台を1画面で表示できない場合もスク
ロール機能を備えることにより、台情報をスクロールさ
せることで切り換え、容易に所望の台を選択することが
できる。 (8)機種毎のメッセージ情報を表示する画面から所望
の機種の詳細情報(例えば、遊技機売上、遊技機アウト
玉数、遊技機セーフ玉数、遊技機特賞回数、遊技機利
益、機種台数、機種売上、機種アウト玉数、機種セーフ
玉数、機種特賞回数、機種利益)に切り換えることを可
能にすることにより、機種毎の評価が認識できる画面と
当該機種(台毎の情報も含む)の詳細情報画面を容易に
切り換えることができ、簡単な操作で目的の遊技機まで
の情報を検索することができる。例えば、営業成績の悪
い機種は、それがメッセージおよびマークで表示される
ので、その状態を見て操作者が当該機種の詳細情報表示
に切り換えることで、目的の遊技機の詳細情報を容易に
把握することができる。
【0171】(9)機種全体、機種平均、機種毎、遊技
機毎に、詳細情報画面に表示される表およびグラフの編
集処理を行うことにより、機種全体および機種平均の利
益、売上、ベース、特賞回数、稼働率を表形式で、遊技
機毎の利益、売上、ベース、特賞回数、稼働率を表形式
で、機種毎の利益/稼働率、売上/利益、売上/稼働
率、売上/ベース、利益/ベース、稼働率/ベース、稼
働率/特賞回数をグラフ形式で表示することができ、詳
細な情報をよりきめ細かく把握することができる。 (10)詳細表示画面でグラフ表示のパラメータを利
益、売上、ベース、特賞回数、稼働率のうちの中から任
意の2つの組み合せを選択可能にすることにより、より
一層分かりやすく、遊技情報を把握することができる。
また、遊技機の情報が表に入りきらない場合に、スクロ
ールさせる機能を備えることにより、容易に所望の情報
を選択することができる。 (11)詳細表示情報の1画面内のレイアウトを工夫
し、1画面中に機種全体の成績表、遊技機毎の成績表、
機種全体項目別のグラフ、グラフの項目を選択する入力
表示、アドバイスメッセージを配置することにより、詳
細表示情報の1画面内で必要な詳細情報を容易に認識す
ることができる。 (12)遊技機の稼働情報の偏差を算出し、所定値より
も低い偏差値の遊技機に所定の標識情報(要注意のため
のマーク)を付けて表示することにより、営業方法を改
善しなければならない遊技機を一目で簡単に把握するこ
とができる。
【0172】本発明の実施の形態は、上記実施例に限ら
ず、以下に述べるような各種の変形実施が可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。 (c)遊技機は封入球式のものに限るものではなく、ど
のような種類の遊技機であってもよい。 (d)遊技機からの情報を収集する構成は、上記実施例
のようなネットワーク網を使用した例に限るものではな
く、どのような構成で遊技機からの情報を収集してもよ
い。 (e)本発明は遊技場の情報処理装置として、経営分析
装置に適用した例であるが、遊技場の情報処理装置であ
って遊技機の営業情報を管理するものであれば、経営分
析装置に限るものではない。例えば、遊技場の管理装置
で遊技機の営業情報を管理してもよいし、あるいは遊技
機の営業情報のみを管理する専用の装置を設けてもよ
い。又は、他の用途をメインとする装置に、遊技機の営
業情報を管理する機能を持たせてもよい。また、パチス
ロ遊技機とパチンコ遊技機との両方を1台の情報処理装
置でそれらの営業情報を管理するようにしてもよい。 (f)本発明は遊技機の営業情報を分析し、表示、編集
する等して管理するものであり、その場合の成績情報等
の分析パラメータは上記実施例で示した利益、売上、ベ
ース、特賞回数、稼働率等に限るものではなく、遊技機
の営業情報を管理可能なものであれば、どのようなパラ
メータを使用してもよい。
【0173】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、遊技機の機種成績
を演算し、所定の伝達情報および機種成績評価情報を当
該機種の情報として関連付け、表示しているので、以下
の効果を得ることができる。機種の評価をメッセージ情
報として表示するので、的確かつ極めて容易にその遊技
機の遊技情報および営業状態を把握することができる。
また、遊技情報の複雑化、高度化および遊技機台数の増
大に伴い、遊技場の情報処理装置(例えば、経営分析装
置)で表示すべき情報が多くなっても、本発明では情報
を情報処理装置に羅列的に表示(例えば、画面に表示)
するのではなく、整理して把握しやすい画面にして表示
するので、情報処理装置から多くの遊技情報や営業状態
を操作者(あるいは経営者)に容易に把握させることが
できる。特に、情報の中から遊技機の実際の営業状態を
簡単に認識させることができるという優れた効果が得ら
れる。また、画面に機種のアドバイス情報を表示するの
で、操作者(経営者)が情報から必要な判断を時間をか
けて分析し、営業上の判断を行うという面倒な作業が必
要でなく、すなわち、操作者に情報分析の判断を委ねる
ということがなく、操作者が即座に判断することが可能
になる。また、表示操作が簡単な操作(例えば、マウス
の使用)で済むので、操作者が情報判断を行う場合の操
作性を良くすることができる。
【0174】経営者が真に知りたいのは、遊技機の性能
を把握している遊技機製造メーカーが遊技店で当該遊技
機の情報を収集して判断した場合の判断情報(遊技機の
性能情報)であるが、本発明では、その判断情報を情報
処理装置から簡単に得ることができ、遊技機の性能を的
確に把握することができる。また、遊技機製造メーカー
の判断情報を簡単に得ることができるので、その判断情
報(遊技機製造メーカーの判断情報)と経営者の判断と
を比較することが可能になり、遊技店のマネージメント
を向上させることができる。 (2)請求項2記載の発明によれば、同一機種の1台当
りの単位時間利益を算出(例えば、機種利益情報より遊
技機1台当りの単位時間利益を演算)し、これを台利益
評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価点数に変換
する処理を行うことにより、同一機種の1台当りの単位
時間利益を的確に把握することができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、同一機種の1台当
りの稼働率を算出(例えば、機種アウト玉情報および時
間情報より遊技機1台当りの稼働率を演算)し、これを
稼働率評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価点数
に変換する処理を行うことにより、同一機種の1台当り
の稼働率を的確に把握することができる。 (4)請求項4記載の発明によれば、同一機種の玉1個
当りの利益を算出(例えば、機種利益情報および機種ア
ウト玉情報よりアウト玉1個当りの利益を演算)し、こ
れを玉利益評価ファイル(いわゆる評価分類表)で評価
点数に変換する処理を行うことにより、同一機種の玉1
個当りの利益を的確に把握することができる。
【0175】(5)請求項5記載の発明によれば、機種
の評価を標識情報(例えば、所定のマーク)で表示する
ことにより、機種評価の認識を感覚的に認識することが
でき、機種毎の差を簡単に把握することができる。 (6)請求項6記載の発明によれば、表示情報の選択を
可能にすることにより、操作者の所望の情報を簡単に見
ることができる。 (7)請求項7記載の発明によれば、全機種を1画面で
表示できない場合に、スクロール機能を設けることによ
り、機種情報をスクロールさせることで切り換え、容易
に所望の機種を選択することができる。また、全台を1
画面で表示できない場合もスクロール機能を備えること
により、台情報をスクロールさせることで切り換え、容
易に所望の台を選択することができる。
【0176】(8)請求項8記載の発明によれば、機種
毎のメッセージ情報を表示する画面から所望の機種の詳
細情報(例えば、遊技機売上情報、遊技機アウト玉数情
報、遊技機セーフ玉数情報、遊技機特賞回数情報、遊技
機利益情報、機種台数情報、機種売上情報、機種アウト
玉数情報、機種セーフ玉数情報、機種特賞回数情報、機
種利益情報)に切り換えることを可能にすることによ
り、機種毎の評価が認識できる画面と当該機種(台毎の
情報も含む)の詳細情報画面を容易に切り換えることが
でき、簡単な操作で目的の遊技機までの情報を検索する
ことができる。例えば、営業成績の悪い機種は、それが
メッセージおよびマークで表示されるので、その状態を
見て操作者が当該機種の詳細情報表示に切り換えること
で、目的の遊技機の詳細情報を容易に把握することがで
きる。
【0177】(9)請求項9記載の発明によれば、機種
全体、機種平均、機種毎、遊技機毎に、詳細情報画面に
表示される表およびグラフの編集処理を行うことによ
り、機種全体又は機種平均の機種利益情報、機種売上情
報、機種アウト玉数情報および機種セーフ玉数情報より
算出する機種ベース情報、機種特賞回数情報、機種アウ
ト玉数情報および時間情報より算出する機種稼働率情報
(例えば、利益、売上、ベース、特賞回数、稼働率)を
表形式で、遊技機毎の遊技機利益情報、遊技機売上情
報、遊技機アウト玉数情報および遊技機セーフ玉数情報
より算出する遊技機ベース情報、遊技機特賞回数情報、
遊技機アウト玉数情報および時間情報より算出する遊技
機稼働率情報(例えば、利益、売上、ベース、特賞回
数、稼働率)を表形式で、機種毎の機種利益情報、機種
売上情報、機種アウト玉数情報および機種セーフ玉数情
報より算出する機種ベース情報、機種特賞回数情報、機
種アウト玉数情報および時間情報より算出する機種稼働
率情報(例えば、利益/稼働率、売上/利益、売上/稼
働率、売上/ベース、利益/ベース、稼働率/ベース、
稼働率/特賞回数)をグラフ形式で表示することがで
き、詳細な情報をよりきめ細かく把握することができ
る。
【0178】(10)請求項10記載の発明によれば、
詳細表示画面でグラフ表示のパラメータを機種利益情
報、機種売上情報、機種アウト玉数情報および機種セー
フ玉数情報より算出する機種ベース情報、機種特賞回数
情報、機種アウト玉数情報および時間情報より算出する
機種稼働率情報(例えば、利益、売上、ベース、特賞回
数、稼働率)のうちの中から任意の2つの組み合せを選
択可能にすることにより、より一層分かりやすく、遊技
情報を把握することができる。また、遊技機の情報が表
に入りきらない場合に、スクロールさせる機能を備える
ことにより、容易に所望の情報を選択することができ
る。 (11)請求項11記載の発明によれば、詳細表示情報
の1画面内のレイアウトを工夫し、1画面中に表(例え
ば、機種全体の成績表、遊技機毎の成績表)およびグラ
フ表示(例えば、機種全体項目別のグラフ)と、グラフ
軸の選択および遊技機情報の切り換え入力が可能な入力
情報表示と、伝達情報(例えば、アドバイスメッセー
ジ)とを配置することにより、詳細表示情報の1画面内
で必要な詳細情報を容易に認識することができる。 (12)請求項12記載の発明によれば、遊技機の稼働
情報の偏差を算出し、所定値よりも低い偏差値の遊技機
に所定の標識情報(例えば、要注意のためのマーク)を
付けて表示することにより、営業方法を改善しなければ
ならない遊技機を一目で簡単に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置を適用した遊技場設
備の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の遊技場の管理系統を示す図である。
【図3】同実施例の端末装置の通信系統を示す図であ
る。
【図4】同実施例の経営分析装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】同実施例の経営分析装置の詳細なブロック構成
を示す図である。
【図6】同実施例の機種仕様ファイルAを説明する図で
ある。
【図7】同実施例の機種仕様ファイルBを説明する図で
ある。
【図8】同実施例の機種仕様ファイルCを説明する図で
ある。
【図9】同実施例の機種評価ファイルAを説明する図で
ある。
【図10】同実施例の機種評価ファイルBを説明する図
である。
【図11】同実施例の機種評価ファイルCを説明する図
である。
【図12】同実施例のP機接続ファイルを説明する図で
ある。
【図13】同実施例の機種登録ファイルを説明する図で
ある。
【図14】同実施例の機種情報ファイルを説明する図で
ある。
【図15】同実施例の機種ゲーム設定値ファイルを説明
する図である。
【図16】同実施例の機種ルール設定値ファイルを説明
する図である。
【図17】同実施例の機種レイアウトファイルを説明す
る図である。
【図18】同実施例のP機成績ファイルを説明する図で
ある。
【図19】同実施例の機種成績ファイルを説明する図で
ある。
【図20】同実施例のホール成績ファイルを説明する図
である。
【図21】同実施例の台利益評価ファイルを説明する図
である。
【図22】同実施例の稼働率評価ファイルを説明する図
である。
【図23】同実施例の玉利益評価ファイルを説明する図
である。
【図24】同実施例のメッセージファイルを説明する図
である。
【図25】同実施例の台利益評価ファイル、稼働率評価
ファイル、玉利益評価ファイルの具体例を示す図であ
る。
【図26】同実施例のメッセージファイルの具体例を示
す図である。
【図27】同実施例の経営分析装置のメインプログラム
を示すフローチャートである。
【図28】同実施例のメイン画面プロセスを示すフロー
チャートである。
【図29】同実施例のメイン画面出現処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図30】同実施例のメイン画面イベント処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図31】同実施例のメイン画面イベント処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図32】同実施例の機種別アドバイス画面出現処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図33】同実施例の機種別アドバイス画面出現処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図34】同実施例の機種別アドバイス画面イベント処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図35】同実施例の機種別詳細情報画面出現処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図36】同実施例の機種別詳細情報画面イベント処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図37】同実施例の設定画面出現処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図38】同実施例の設定画面イベント処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図39】同実施例の機種登録処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図40】同実施例の設置確認処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図41】同実施例のデータ収集プロセスを示すフロー
チャートである。
【図42】同実施例の営業中処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図43】同実施例の経営分析装置のメイン画面を示す
図である。
【図44】同実施例の設定画面を示す図である。
【図45】同実施例の機種別アドバイス画面を示す図で
ある。
【図46】同実施例の機種詳細情報画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技店 2 カード管理会社 11 カード管理装置 12 経営分析装置(遊技場の情報処理装置) 31、31a〜31n 遊技機(封入球式遊技機) 60 プリンタ 74、74a、74b ディスプレイユニット 100 リモコン装置(遠隔操作装置) 151 ワークステーション 152 グラフィックインターフェース 153 パラレルインターフェース 154 オーディオインターフェース 155 SCSIホストアダプタ 156 ATMインターフェース 159 ビデオスキャンコンバータ 160 ディスプレイ装置(CRT) 162 スピーカ 178 RAM 187 ハードディスク装置(HDD) 188 光磁気ディスク装置(MO) 189 デジタルテープ記憶装置(DAT) 191 キーボード 192 マウス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも機種利益情報、機種アウト玉
    情報を機種毎に記憶する機種情報記憶手段と、 少なくとも機種成績に基づく伝達情報および機種成績評
    価情報を機種毎に記憶する機種評価情報記憶手段と、 機種情報記憶手段に記憶された機種利益情報および機種
    アウト玉情報情報に基づいて、機種の成績を演算する機
    種成績演算手段と、 機種成績演算手段により演算された機種の成績に基づい
    て、機種評価情報記憶手段に記憶されている伝達情報お
    よび機種成績評価情報を当該機種の情報として関連付け
    る評価情報割り付け手段と、 評価情報割り付け手段により関連付けられた情報を表示
    情報として記憶する表示情報記憶手段と、 表示情報記憶手段に記憶された表示情報を表示する表示
    手段と、を備えたことを特徴とする遊技場の情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記機種成績演算手段は、 前記機種情報記憶手段に記憶されている機種利益情報よ
    り遊技機1台当りの単位時間利益を演算する台利益演算
    手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技
    場の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記機種成績演算手段は、 前記機種情報記憶手段に記憶されている機種アウト玉情
    報および時間情報より遊技機1台当りの稼働率を演算す
    る台稼働率演算手段を備えていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の遊技場の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記機種成績演算手段は、 前記機種情報記憶手段に記憶されている機種利益情報お
    よび機種アウト玉情報よりアウト玉1個当りの利益を演
    算する玉利益演算手段を備えていることを特徴とする請
    求項1乃至3の何れかに記載の遊技場の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記機種評価情報記憶手段に記憶される
    伝達情報は、機種の評価を表す標識情報を含み、 前記評価情報割り付け手段は、前記機種成績情報演算手
    段により演算された機種の成績に基づいて、所定の標識
    情報を当該機種の情報として関連付ける標識情報割り付
    け手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の
    何れかに記載の遊技場の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段により表示される表示情報
    を選択する表示情報選択手段を、さらに備えていること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技場の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示情報選択手段は、 表示手段により表示される機種毎の伝達情報を切り換え
    ることを特徴とする請求項6記載の遊技場の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 遊技機毎の情報を記憶する遊技機情報記
    憶手段と、 該遊技機情報記憶手段又は前記機種情報記憶手段に記憶
    されている情報に基づいて、同一機種グループの遊技機
    情報を演算し、表示情報として前記表示情報記憶手段に
    記憶させる遊技機情報演算手段とを、さらに備え、 前記遊技機情報記憶手段は、遊技機売上情報、遊技機ア
    ウト玉数情報、遊技機セーフ玉数情報、遊技機特賞回数
    情報、遊技機利益情報を含んで記憶し、 前記機種情報記憶手段は、機種台数情報、機種売上情
    報、機種アウト玉数情報、機種セーフ玉数情報、機種特
    賞回数情報、機種利益情報を含んで記憶し、 前記表示情報選択手段は、 前記遊技機情報演算手段により演算され前記表示情報記
    憶手段に記憶された表示情報に切り換える詳細情報選択
    手段を備えていることを特徴とする請求項6又は7記載
    の遊技場の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記遊技機情報演算手段は、 機種全体又は機種平均の機種利益情報、機種売上情報、
    機種アウト玉数情報および機種セーフ玉数情報より算出
    する機種ベース情報、機種特賞回数情報、機種アウト玉
    数情報および時間情報より算出する機種稼働率情報を、
    表形式表示情報に編集処理し、前記表示情報記憶手段に
    記憶させる機種表形式演算手段と、 同一機種内の遊技機毎の遊技機利益情報、遊技機売上情
    報、遊技機アウト玉数情報および遊技機セーフ玉数情報
    より算出する遊技機ベース情報、遊技機特賞回数情報、
    遊技機アウト玉数情報および時間情報より算出する遊技
    機稼働率情報を、表形式表示情報に編集処理し、前記表
    示情報記憶手段に記憶させる遊技機表形式演算手段と、 機種利益情報、機種売上情報、機種アウト玉数情報およ
    び機種セーフ玉数情報より算出する機種ベース情報、機
    種特賞回数情報、機種アウト玉数情報および時間情報よ
    り算出する機種稼働率情報を、2次元グラフ形式に編集
    処理し、前記表示情報記憶手段に記憶させるグラフ形式
    演算手段と、を備えていることを特徴とする請求項8記
    載の遊技場の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記表示情報選択手段は、 前記グラフ形式演算手段により編集されるグラフ情報
    を、機種利益情報、機種売上情報、機種アウト玉数情報
    および機種セーフ玉数情報より算出する機種ベース情
    報、機種特賞回数情報、機種アウト玉数情報および時間
    情報より算出する機種稼働率情報のうちの2つの組み合
    せを選択するグラフ軸選択手段と、 前記遊技機表形式手段により演算された表示情報を切り
    換える遊技機情報切換手段と、を備えていることを特徴
    とする請求項9記載の遊技場の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 表示制御手段を、さらに備え、 該表示制御手段は、 前記詳細情報選択手段の選択結果に基づいて前記表示手
    段により表示される詳細情報画面に、 前記機種表形式演算手段、前記遊技機表形式演算手段、
    前記グラフ形式演算手段により編集処理された表および
    グラフ表示と、 前記グラフ軸選択手段、前記遊技機情報切換手段の入力
    情報表示と、 前記評価情報割り付け手段によって関連付けられる伝達
    情報と、を同一画面内に配置する表示制御を行うことを
    特徴とする請求項10記載の遊技場の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記遊技機情報記憶手段の記憶情報に
    基づいて遊技機の稼働情報の偏差を算出し、該偏差が所
    定値よりも低い遊技機を検出する低稼働遊技機検出手段
    を、さらに備え、 前記評価情報割り付け手段は、 低稼働遊技機検出手段により検出された低稼働遊技機が
    含まれる機種グループに、所定の標識情報を関連付けて
    前記表示情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請
    求項5乃至11の何れかに記載の遊技場の情報処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035840A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理装置
JP2012183418A (ja) * 2004-03-22 2012-09-27 Sophia Co Ltd 遊技店の管理システム
JP2020162945A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム
JP7369320B1 (ja) * 2023-07-14 2023-10-25 コリニア株式会社 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステム

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