JP2003154140A - 遊技場の情報処理装置 - Google Patents

遊技場の情報処理装置

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JP2003154140A
JP2003154140A JP2002341950A JP2002341950A JP2003154140A JP 2003154140 A JP2003154140 A JP 2003154140A JP 2002341950 A JP2002341950 A JP 2002341950A JP 2002341950 A JP2002341950 A JP 2002341950A JP 2003154140 A JP2003154140 A JP 2003154140A
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定男 井置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元表示を含むグラフィカル表示の基本と
なる情報画面基本データの作成を行い、極めて情報を分
かりやすく表現できる遊技場の情報処理装置を提供す
る。 【解決手段】 遊技場に配置される各端末装置から収集
された情報および設定された情報を所定の演算により遊
技場の経営に関する営業情報に加工し、加工情報から3
次元表示を含む情報画面の基本となる情報画面基本デー
タを作成し、特に、3次元表示を含むグラフィカル表示
の作成を行い、極めて情報を分かりやすく表現する。3
Dグラフ画面の情報パラメータを適宜選択して、グラフ
ィカル表示の直交する第1の面の情報および第1の面に
直交する1辺の情報を変えて必要な遊技情報を3Dグラ
フで把握可能に情報を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の情報処理
装置に係わり、詳しくは遊技場における各端末装置(例
えば、遊技機)の営業情報が、3次元表示の情報画面に
よって容易に把握できるようにした情報処理装置(例え
ば、経営分析装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体を用いた遊技場設備と
しては、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機、雀
球機、メダルを用いたスロットマシン(回胴式スロット
遊技機)、球を用いたスロットマシン(回胴式スロット
遊技機)等がある。従来、平均的な遊技場においては遊
技機を300台程度配置している。一方、大型店ともな
ると、1000台程度の遊技機を配置している。また、
情報処理装置(例えば、経営分析装置、管理装置)はこ
れら各遊技機および遊技関連設備(例えば、玉貸し機、
カード発行機等)よりの情報を収集し、演算処理して、
例えば売り上げ情報、遊技機の稼働情報等を単純なグラ
フ表示や数値情報が表示できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
経営分析装置にあっては、以下のような問題点があっ
た。 (イ)近時、遊技に関する情報数の増大、情報の種類の
複雑化があり、経営分析装置中で選択された情報を分か
りやすく表現するために、単純なグラフ表示(例えば、
限られた情報を単に折れ線グラフ表示したもの、あるい
は棒グラフ表示したもの)等ができるようになっている
が、それだけでは、従来、経営者に効果良く、また、容
易に遊技情報を認識させるのが困難であった。 (ロ)情報の種類の複雑化に伴って、要求される表示情
報も遊技機の製造メーカーが予め設定したものではな
く、経営者が自ら選択したいという希望があるが、従来
は経営者が見たい情報を適宜選択することが困難であっ
た。 (ハ)ホール全体の営業状態を容易に把握することが困
難であった。すなわち、従来の経営分析装置では、遊技
機の売上情報、稼働情報等が単純にグラフ表示できるよ
うになっているものの、一つの時間情報(例えば、ある
営業時間帯、曜日等)に対しての営業情報のグラフなの
で、営業状態の全体を把握しずらいという問題点があっ
た。例えば、経営者あるいはホールの管理者(例えば、
マネージャ)は多忙であり、短時間で営業状態の全体を
把握し、かつ正確に把握することが要求される。
【0004】(ニ)従来の経営分析装置は情報画面を予
め創意工夫して、分かりやすくするという配慮が十分で
なく、単にデータを単純なグラフ表示にできるようにし
ているだけのものであり、操作者(あるいは経営者)に
視覚的に容易に認識させるという点で不十分であった。
経営者に十分に認識させることができないと、遊技店の
マネージメントも低下する。本発明者は、経営分析装置
の情報画面を予め創意工夫して見るものに分かりやすく
するためには、どのような情報画面が適切であるかを十
分に鋭意研究した。その結果、遊技情報が単純にグラフ
表示できるだけでは駄目で、まず情報画面作成のための
基本となる情報画面基本データを演算(情報画面基本デ
ータをどのように演算するかも工夫した)により作成
し、しかもこの作成した情報画面基本データを分かりや
すく工夫した所定の複数の情報画面のうちから操作者が
1つを選択し、選択された情報画面になるように、さら
に編集処理を行うという方法をとることで、操作者(あ
るいは経営者)に視覚的に容易に認識させることが可能
になるという基本構成を案出するに至った。
【0005】そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて
なされたもので、3次元表示を含むグラフィカル表示の
基本となる情報画面基本データの作成を行い、極めて情
報を分かりやすく表現できる遊技場の情報処理装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技場の情報処理装置は、遊技
場に配置される各端末装置からの情報を収集する情報収
集手段と、遊技場に配置される各端末装置の管理に関す
る情報を予め設定する設定手段と、情報収集手段によっ
て収集された情報および設定手段によって設定された情
報を所定の演算により遊技場の経営に関する営業情報に
加工する情報加工手段と、情報加工手段によって加工さ
れた情報を記憶する記憶手段と、記憶手段から情報を読
み出し、3次元表示を含む情報画面の基本となる情報画
面基本データを作成する作成手段と、前記3次元表示の
直交する第1の面の2辺の情報の組み合せを選択する第
1パラメータ選択手段と、該第1の面に直交する1辺の
情報を選択する第2パラメータ選択手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0007】好ましい態様として、例えば請求項2記載
のように、前記第2パラメータ選択手段により選択され
る情報は、遊技営業情報であるようにしてもよい。
【0008】例えば請求項3記載のように、前記第1パ
ラメータ選択手段により選択される情報の組み合せは、
経時的情報であるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、カ
ード式遊技システムの経営分析装置に適用した実施例と
して図面を参照して説明する。すなわち、本実施例は経
営分析装置によって、遊技機の各種情報を収集し、必要
な演算処理、画面表示を行っており、遊技場の情報処理
装置として経営分析装置に本発明を適用した例である。
【0010】(I)遊技場設備の全体構成 図1は経営分析装置を使用した遊技場設備の全体構成を
示すブロック図である。図1において、1は遊技店、2
はカード管理会社(以下、カード会社という。図面も同
様)である。遊技店1には大きく分けてカード管理装置
(以下、管理装置という)11、経営分析装置(遊技場
の情報処理装置)12、中継器13、景品POS(景品
交換装置)14、ATM交換機15、島ユニット(いわ
ゆる島設備:遊技機取付設備に相当)16、中継器2
1、22、カード発行機(情報媒体発行装置)23、更
新機(情報媒体更新装置)24が配置されている。
【0011】さらに、島ユニット16には大型金額付加
機(有価価値付加装置)25、複数の遊技機(封入球式
遊技機)31a〜31n(以下、適宜単に31の符号で
表す)、補給装置32が配置されている。なお、図1で
は島ユニット16および中継器(副中継器)22をそれ
ぞれ1つしか示していないが、このような島ユニット1
6および中継器(副中継器)22は島単位で、複数配設
されている。景品POS14、カード発行機23、更新
機24、大型金額付加機25、遊技機31は後述のIC
カード400(遊技情報媒体)を装着可能な被装着端末
装置に相当する。
【0012】ATM交換機15は遊技店1内に設置され
た管理装置11、経営分析装置12、主中継器(図面で
は中継器と表示)13、景品POS14からの情報の伝
送を制御する情報交換装置であり、光ファイバーからな
る情報伝送路41を介して、例えば155Mbpsの情
報量の伝送が可能である。ここで、ATM(Asynchrono
us Transfer Mode:非同期転送モード)について説明す
る。一般に、パケット通信では高速動作ができず、あま
り高いビットレイトの信号を扱えない。これに対して、
ATM交換では符号誤り率の低い光ファイバー伝送路の
ような高品質伝送路を使用するのが前提で、セル(デジ
タル化された一定長さの情報ブロック)ごとの誤りチェ
ックをせずに、直接高速動作ができるハードウエアスイ
ッチで交換接続する。これにより、半導体スイッチの動
作速度までは使うことができ、数100Mビット/秒以
上の信号でも交換接続できるようになっている。このよ
うなATM交換技術を用いると、データ、文書、音声、
イメージ、画像等のさまざまなタイプの情報の転送が単
一のラインで可能になる。
【0013】本実施例のATM交換機15は上記原理に
基づき店内設置の各端末装置からの情報を受信したり、
必要な情報を送信したりするための交換制御を行う。上
記ATM交換機15および光ファイバーからなる情報伝
送路41は物理的に情報の伝送容量の大きい第1伝送網
42を構成し、管理装置11、経営分析装置12、主中
継器13、景品POS14は第1伝送網42で結合され
るネットワークを構成している。物理的に情報の伝送容
量の大きいシステムとは、ATM交換技術および光ファ
イバーを使用した極めて大きい伝送容量を確保できるシ
ステムのことである。
【0014】主中継器13は上位の第1伝送網42と下
位の中継器21、22との間の情報伝送の中継を行うも
ので、例えば光中継器が使用され、赤外線を使用した通
信を行う。そして、主中継器13は上位の第1伝送網4
2ではATM交換機15との間で155Mbpsの情報
伝送が可能であり、下位の中継器21、22との間で1
6Mbpsの情報伝送が可能な構成である。下位の中継
器21はカード発行機23、更新機24、大型金額付加
機25と、主中継器13との間の情報伝送を中継するも
ので、例えば光中継器が使用され、赤外線を使用した通
信を行う。そして、中継器21はカード発行機23、更
新機24、大型金額付加機25との間で1Mbpsの情
報伝送が可能である。
【0015】一方、下位の中継器22は遊技機31a〜
31n、補給装置32と、主中継器13との間の情報伝
送を中継するもので、例えば光中継器が使用され、赤外
線を使用した通信を行う。そして、中継器22は遊技機
31a〜31n、補給装置32との間で1Mbpsの情
報伝送が可能である。上記中継器21、22、主中継器
13、カード発行機23、更新機24、大型金額付加機
25、遊技機31a〜31n、補給装置32は、無線
(ここでは赤外線による情報伝送)よりなる第2伝送網
43で結合されるネットワークを構成している。そし
て、ATM交換機15および光ファイバーからなる情報
伝送路41を介して構成される伝送容量の大きい第1伝
送網42に接続される管理装置11、経営分析装置1
2、主中継器13、景品POS14を含むネットワーク
と、第2伝送網43で結合される中継器21、22、主
中継器13、カード発行機23、更新機24、大型金額
付加機25、遊技機31a〜31n、補給装置32を含
むネットワークは全体としてLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)を構成し、情報の転送が相互に高速で可能
なシステムになっている。
【0016】(II)遊技場の管理系統 図2は遊技場の管理系統を示す図である。図2におい
て、管理装置11は店内に設置されたATM交換機15
を介してカード会社2と電話回線45(例えば、ISD
N等のデジタル回線)で結ばれている。管理装置11と
ATM交換機15との間は光ファイバーからなる情報伝
送路41で接続されている。なお、破線で囲んだ部分は
遊技店外の構成であり、他の遊技店46も同様に電話回
線47を介してカード会社2と結ばれている。カード会
社2は全国共通のICカードを遊技カードとして発行し
たり、遊技店1における遊技カードに関する精算を行っ
たりする。また、必要に応じて遊技店1における管理装
置11の各種情報を受信したりする(例えば、カードの
決済情報の受信)。遊技店1は、カードの発行情報と
か、必要な情報をカード会社2から得たり、問い合わせ
る等のために電話回線45を介してカード会社2と接続
されている。なお、以下の説明では、後述のICカード
400(遊技情報媒体)を単に、適宜、遊技カードある
いはカードと略称して用いる。
【0017】ここで、具体的に説明すると、カード会社
2はカードを発行する際に遊技カードに対してシリアル
番号(例えば、発行ナンバー)、セキュリティ情報、仮
発行機番号、暗号化情報、ICカードの制御プログラム
を格納して各遊技店に発行する。また、カード会社2は
カード情報の他に、カード発行機23、遊技機31、更
新機24、大型金額付加機25、景品POS14の識別
番号(各端末装置を相互認証するときに必要な個別識別
情報)、カードの制限情報(例えば、付加金額の最大
値:20000円)、セキュリティ情報等の情報を各遊
技店の管理装置11に転送する。なお、個別識別情報
は、初期値として後に、カード発行機23等に管理装置
11が送信することになる。
【0018】また、カード発行機23の場合には仮発行
機番号および真発行機番号が付与され、仮発行機番号に
よりICカード400へカード発行機23の認識(詳し
くは後述)を行わせ、カード発行機23からICカード
400が発行される段階で、仮発行機番号が真発行機番
号により上書されて他の端末装置と同様の個別識別情報
(つまり発行機識別番号)になる。このように遊技店1
は、カードの発行情報とか、必要な情報をカード会社2
から得たり、問い合わせる等のためにATM交換機15
を介してカード会社2と接続されている。
【0019】管理装置11はホールの管理室に配置さ
れ、管理コンピュータ、ディスプレイ、プリンタ50、
外部記憶装置51、端末入力装置(例えば、キーボード
やマウス)、無停電電源装置(UPS)52を有してい
る。管理コンピュータはカードシステムに関する管理と
して、カード会社2より電話回線45、ATM交換機1
5、情報伝送路41を介してカード発行機23、遊技機
31、更新機24、大型金額付加機25、景品POS1
4の識別番号、カードの制限情報、セキュリティ情報、
暗号化情報等の情報を受け取り、初期値としてカード発
行機23等に送信する処理を行う他に、遊技店1の各端
末装置の管理制御に必要な処理を行う。また、カードの
決済に関する情報をカード会社2に送信する処理も行
う。さらに、管理コンピュータは発行されたカードの各
種カード情報を管理したり、また、各端末機装置(例え
ば、遊技機31、更新機24等)より挿入されたカード
との照合来歴を記憶管理する。なお、カードとの照合来
歴は当店当日限りでクリアされる。外部記憶装置51は
カードシステムに関する管理情報を記憶する。また、管
理コンピュータは各端末装置との定時連絡により、常に
カードと同等の情報を管理している。無停電電源装置
(UPS)52は内部にバッテリを備え、商用電源が停
電等したときに、管理装置11の各回路に非常用の電源
を供給し、一定時間作動をバックアップする。
【0020】経営分析装置12は、同様にホールの管理
室に配置され、経営分析コンピュータ、ディスプレイ、
プリンタ60、外部記憶装置61、端末入力装置(例え
ば、キーボードやマウス)、無停電電源装置(UPS)
62を有している。経営分析コンピュータ61はホール
の経営に関する演算、表示、シミュレーション処理、遠
隔操作装置の操作来歴情報の管理等を行うもので、AT
M交換機15、情報伝送路41を介して各端末装置に接
続され、必要な情報を受け取る。例えば、ホールの島ユ
ニット16に設置された多数の封入球式の遊技機31か
ら必要なデータを収集して経営に必要な演算、表示、シ
ミュレーション処理のために各種遊技状態に対応するデ
ータを整理して経営分析を行い、その結果をディスプレ
イ62に表示させたり、プリンタ63に印刷させたりす
る。また、遊技店の店員が操作した各遠隔操作装置の操
作情報を収集し、操作情報の管理に必要な処理を行う。
【0021】また、経営分析コンピュータは多数の封入
球式遊技機31や各端末装置から収集したデータを内部
の記憶装置に毎日のデータとして記憶したり、記憶した
データを外部記憶装置61に記憶させたりする。例え
ば、ホールの島ユニット16に設置された多数の封入球
式の遊技機31、管理装置11から必要なデータを収集
して各種遊技状態に対応するデータを整理し、整理した
データをディスプレイ62に表示させたり(例えば、大
当りの多い台番号順、大当り発生率の高い台番号順に表
示させたり)、各遊技機31の動作状態(例えば、強制
的に精算を行う状態、精算禁止の状態)を監視したり、
必要なデータの演算処理を行う。また、端末入力装置を
操作することにより、遊技種類別、機種別、島単位別、
製造メーカー別に遊技機の成績を演算し、営業情報、大
当りデータ、賞球データ等を収集し、経営分析コンピュ
ータのディスプレイに表示させることもできる。そし
て、外部記憶装置61に記憶したデータに基づいて営業
を予測するシミュレーションを行ったり、必要に応じて
過去の営業データを呼び出したりする。また、遊技機3
1よりの遊技情報(例えば、大当たり情報、賞球数情報
等)、景品POS14よりの景品交換情報(例えば、貯
玉金額、現金への交換量、景品への交換量等)、大型金
額付加機25よりの金額付加情報等を収集し、それらを
用いて必要な演算を行って、遊技機31の性能、景品の
交換情報、経営情報等を割り出す処理を実行する。無停
電電源装置(UPS)62は内部にバッテリを備え、商
用電源が停電等したときに、経営分析装置12の各回路
に非常用の電源を供給し、一定時間作動をバックアップ
する。
【0022】(III)端末装置の通信系統 図3は端末装置の通信系統を示す図である。図3におい
て、景品POS14は光ファイバーからなる情報伝送路
41を介して店内に設置されたATM交換機15に接続
され、中継器13も光ファイバーからなる情報伝送路4
1を介してATM交換機15に接続されている。すなわ
ち、これらはATM交換機15および光ファイバーから
なる情報伝送路41を介して構成される伝送容量の大き
い第1伝送網42に接続される。一方、主中継器13は
第1伝送網42と第2伝送網43との間で情報の中継を
行う機能を有しており、各端末装置(カード発行機2
3、更新機24、大型金額付加機25、遊技機31a〜
31n、補給装置32)に対して第2伝送網43の中継
器21、22を介して情報のネットワークが構成され
る。
【0023】中継器21、22は赤外線通信によりカー
ド発行機23の光送受信部71、更新機24の光送受信
部72、大型金額付加機25の光送受信部73、遊技機
31a〜31nのディスプレイユニット74a、74b
における光送受信部75a、75b、補給装置32の光
送受信部(図示略)との間で相互に情報の伝送を行う。
なお、ディスプレイユニット74a、74bについて
は、以下、適宜単に74の符号で表し、光送受信部75
a、75bについては、以下、適宜単に75の符号で表
す。島ユニット16には遊技機31a、31bが配置さ
れるとともに、台間金額付加機76a、76b(以下、
適宜単に76の符号で表す)、補給装置32および大型
金額付加機25が配置されている。
【0024】カード発行機23はカード会社2から購入
したICカードを遊技カードとして遊技者に発行(例え
ば、ICカードを所持していない遊技者が購入するよう
な場合)するもので、例えば1000円で遊技カードを
発行する。なお、発行されたカードは所定の期間(例え
ば、1年間)まで継続使用が可能である。カード発行機
23は光送受信部71を介して管理装置11や経営分析
装置12との間で遊技カードの売上情報等の転送を行
う。また、カード発行機23はカード発行時に、ICカ
ードとの間で相互認証処理を行い、正当と判断した場合
に、カードに、カード発行機23、遊技機31、更新機
24、大型金額付加機25、景品POS14の識別番
号、カードの初期情報等を記録する処理を行う。
【0025】大型金額付加機25は遊技者が購入したI
Cカードを挿入し、硬貨、紙幣を投入することにより、
所望の金額をICカードに付加するもので、まずICカ
ードの相互認証処理を行い、その結果に基づいてICカ
ードに金額(有価価値)を付加する。付加金額として
は、例えば3000円、5000円、10000円の何
れかを選択できる。なお、金額の付加は隣接する遊技機
間に配置された台間金額付加機76によっても行うこと
が可能であり、この場合は1000円単位での金額付加
になっている。
【0026】遊技機31はICカードの相互認証を行
い、その結果に基づいてICカードに記録されている金
額(有価価値情報)を遊技に使用可能な持ち玉数(遊技
価値情報)に変換して遊技可能とし、また、遊技の結果
既に記録してある持ち玉数(遊技価値)により遊技可能
とし、その遊技の結果をICカードに記録する。具体的
には、ICカードが挿入されることにより、ICカード
の情報(金額データ、持ち玉数データ等)を読み取って
玉貸しを行ったり、遊技者の獲得した玉数をICカード
に記憶したりする制御を行い、ディスプレイユニット7
4の光送受信部75を介してネットワーク網で管理装置
11や経営分析装置12との間でICカードによる玉貸
し(つまり売上)情報等の転送を行う。
【0027】また、遊技機31の前面枠等は遠隔操作装
置(以下、リモコン装置という)100によって遠隔操
作が可能であり、リモコン装置100を操作して赤外線
を遊技機31のディスプレイユニット74に発射する
と、ディスプレイユニット74からの指令で遊技機31
の前面枠等の開閉が遠隔的に行われる。この場合、遊技
機31の光送受信部75からネットワーク網を介して経
営分析装置12に対してリモコン装置100の操作来歴
情報の転送が行われる。リモコン装置100は赤外線を
発射可能な送信部、本体の表面に配置された複数の押し
ボタン、マイクロコンピュータにより構成される制御部
等を有し、押しボタンを操作することにより、所定の操
作コード、リモコンIDを含む赤外線が出力され、遊技
機31を遠隔的に操作することが行われる。
【0028】更新機24はICカードを支障なく使用す
るために、所定の有効期限(例えば、1年間)を過ぎた
カードを新しいカードに交換するためのもので、有効期
限(例えば、1年)を超えたICカードが挿入されたと
き、所定条件下(ここでは更新の許可を管理装置11経
由でカード会社2に問い合わせ、許可が出た場合に更新
する)で当該ICカードを使用不能状態にして回収し新
たなICカードを発行するとともに、回収前のICカー
ドに記録されている情報を、新たなICカードに記録す
る処理を行う。景品POS14はICカード400(適
宜、単にICカードという)が挿入されると、挿入され
たICカードの相互認証を行い、その結果に基づいてI
Cカードの情報に応じた景品の交換処理を行うもので、
ICカードに記録された持ち玉数(遊技価値)に基づい
て精算可能とする。精算可能としたのは、ICカードに
記録されている持ち玉数データが管理装置11に記録さ
れているデータと不一致の場合があれば、遊技者とホー
ルの係員との話合いで景品交換を決定するからであり、
一律に全ての場合に景品交換を認めるものではないから
である。
【0029】また、景品POS14はホールの無人の場
所に配置され、裏面側は係員の保守が可能な空間が確保
されるようにしている。景品POS14における景品交
換では、ICカードに記憶された持ち玉数情報に基づい
て、現金、貯玉金額(当該ホールの換金率で金額情報と
して格納される)への交換が可能であるとともに、貯玉
も現金に交換が可能である。補給装置32は島ユニット
16に配置された複数の遊技機31a〜31nに対して
封入球を封入したり、補給したりするものである(図1
参照)。
【0030】(IV)経営分析装置の構成 図4は経営分析装置12の構成を示すブロック図であ
る。図4において、経営分析装置12は主要なものとし
て、ワークステーション151、グラフィックインター
フェース152、パラレルインターフェース153、オ
ーディオインターフェース154、SCSIホストアダ
プタ155、ATMインターフェース156、外部記憶
装置(ハードディスク装置:HDD等)157、アンプ
158、ディスプレイ装置(CRT)160、プリンタ
60(図2参照)およびスピーカ162を有している。
ワークステーション151はカード式遊技システムの経
営に関する演算、表示、シミュレーション、遠隔操作装
置の使用来歴の管理等に必要な演算処理を行う。ワーク
ステーション151はグラフィックインターフェース1
52、パラレルインターフェース153、オーディオイ
ンターフェース154、SCSIホストアダプタ15
5、ATMインターフェース156を介して外部機器と
それぞれ接続される。各インターフェースはそれぞれ所
定のボード(例えば、プリント基盤)上にIC等を含む
回路により、実現される。
【0031】グラフィックインターフェース152はデ
ィスプレイ装置112に画像を表示させるための信号変
換処理を行う。ディスプレイ装置160はカラー表示可
能なCRTを有して構成され、グラフィックインターフ
ェース152からの出力信号に基づいて画像を表示す
る。ディスプレイ装置112としては、例えば20イン
チのCRTで、1280×1024ドット表示が可能な
ものが使用される。パラレルインターフェース153は
プリンタ60に対して信号の転送を行う場合の接続部で
あり、プリンタ60は必要な情報等を印刷して出力す
る。オーディオインターフェース154はアンプ158
に対して音声信号、効果音等の各種の音響信号を出力す
る際の転送を行う場合の接続部であり、アンプ158は
オーディオインターフェース154から出力される音声
信号、効果音等の各種の音響信号を増幅してスピーカ1
62から報音する。SCSIホストアダプタ155は外
部記憶装置157との間でデータの転送を行う場合の接
続部であり、ATMインターフェース156はATM交
換機15との間でATMでの転送を行う場合の接続部で
ある。
【0032】次に、図5は経営分析装置12の詳細なブ
ロック構成を示す図である。図5において、ワークステ
ーション151はMPUモジュール171、BIOSR
OM172、タイマ173、FPU174、バスインタ
ーフェース175、DMAコントローラ176、メモリ
バスインターフェース177、RAM178、Mバス1
79、Sバス180、メモリバス181を有している。
MPUモジュール171はBIOSROM172に格納
されている起動プログラムを読み出して起動し、カード
式遊技システムの経営に関する演算、表示、シミュレー
ション、遠隔操作装置の使用来歴の管理等を行うプログ
ラムをハードディスク装置(HDD)187よりメモリ
(RAM178)に読み込み、処理を実行する。BIO
SROM172は起動プログラムを格納し、RAM17
8はワークエリアとして用いられる。タイマ173はM
PUモジュール171の演算処理に必要な時間計測を行
い、FPU174は浮動少数点演算を受け持つ専用のプ
ロセッサで、図形処理等の高速化を図るものである。
【0033】バスインターフェース175はMPUモジ
ュール171を中心としてデータ転送を主に行うMバス
179と、各インターフェースボードとの間でデータ転
送を主に行うSバス180との間をインターフェース接
続する。DMAコントローラ176はSバス180を介
して接続される各種装置との間でデータをMPUモジュ
ール171にDMA転送するときの制御を行う。メモリ
バスインターフェース177はMバス179とメモリバ
ス181との間のデータ転送に関するインターフェース
処理を行い、メモリバス181を介してRAM178が
接続される。インターフェース管理を主に行うSバス1
80にはパラレルインターフェース153、イーサネッ
ト(登録商標)インターフェース182、ATMインタ
ーフェース156、FDインターフェース183、GP
IBインターフェース184、オーディオインターフェ
ース154、グラフィックインターフェース152、S
CSIホストアダプタ155、シリアルインターフェー
ス185が接続されている。
【0034】イーサネット(登録商標)インターフェー
ス182は外部のLANネットワーク(特に、イーサネ
ット(登録商標))を構成する装置との間で信号の転送
を行う場合の接続部である。FDインターフェース18
3はフロッピィディスク(FD)装置との間で信号の転
送を行う場合の接続部であり、GPIBインターフェー
ス184はIEEE488規格を有する装置との間で信
号の転送を行う場合の接続部である。SCSIホストア
ダプタ155にはSCSIバス186を介して各種外部
記憶装置157としてのハードディスク装置(HDD)
187、光磁気ディスク装置(MO)188、デジタル
テープ記憶装置(DAT)189、CD−ROMドライ
ブ装置193が接続されている。CD−ROMドライブ
装置193はCD−ROMが挿入されると、CD−RO
Mを駆動してCD−ROMに記憶された情報を読み出す
処理を行う。CD−ROMは例えば遊技機製造メーカー
から支給され、各種の設定情報等を記憶している。シリ
アルインターフェース185はシリアルデータの転送を
行う場合の接続部であり、RS−232Cボード19
0、キーボード191、マウス192が接続されてい
る。RS−232Cボード190は所定のインターフェ
ース規格の1つ、例えばEIA規格232Cで規定され
ている信号の授受を行う場合の接続部である。キーボー
ド191は操作者が必要な入力を行うもので、マウス1
92も同様に入力操作を行うものである。
【0035】ここで、RAM178、ハードディスク装
置(HDD)187、光磁気ディスク装置(MO)18
8、デジタルテープ記憶装置(DAT)189、CD−
ROMドライブ装置193およびCD−ROMは記憶手
段を構成する。ワークステーション151、キーボード
191、マウス192は第1パラメータ選択手段、第2
パラメータ選択手段、設定手段を構成する。ワークステ
ーション151は作成手段、情報加工手段を構成する。
グラフィックインターフェース152、パラレルインタ
ーフェース153、オーディオインターフェース15
4、ディスプレイ装置(CRT)160、プリンタ60
およびスピーカ162は、表示手段を構成する。ディス
プレイユニット74、光送受信部75、中継器21、主
中継器13、第1伝送網42、ATMインターフェース
156は、各端末装置からの情報、各遊技機31からの
情報を収集する情報収集手段を構成する。
【0036】(V)データの説明 次に、経営分析装置12で演算される各種データについ
て、詳細に説明する。データには、端末装置から集計す
る集計データと、ホール状況を予測する予測データとが
ある。 「データ集計」まず、データ集計から説明すると、端末
装置からの遊技情報は内部メモリ(RAM178)上に
形成されるP機当日成績ファイル等に記憶され(当日限
りの記憶データ)、P機当日成績ファイル等のデータを
基に、遊技機成績情報、機種成績情報、ホール成績情報
が集計されたり、必要に応じて算出されたりする。以下
に、これらの各情報を詳細に説明する。 U:終日売上額(機種売上情報、遊技機売上情報) 1日の遊技における売上額の合計である。遊技機の場合
は、各遊技機毎に 終日売上額U=P機当日玉貸売上額Ut+P機当日貯玉
売上額Uc なる式で算出する。機種の場合は、当該機種に属する遊
技機の終日売上額Uを合計する。ホールの場合は、ホー
ル内の全機種の終日売上額Uを合計する。
【0037】Ao:終日特賞外アウト計(機種アウト玉
数情報、遊技機アウト玉数情報) 1日の遊技における大当り中でないときの発射玉数の合
計である。遊技機の場合、各遊技機毎のAoに相当す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のAoを合計
する。 Fo:終日特賞外セーフ計(機種セーフ玉数情報、遊技
機セーフ玉数情報) 1日の遊技における大当り中でないときの賞球数の合計
である。遊技機の場合、各遊技機毎のFoに相当する。
機種の場合、当該機種に属する遊技機のFoを合計す
る。 Ah:終日特賞中アウト計(機種アウト玉数情報、遊技
機アウト玉数情報) 1日の遊技における特賞中の発射玉数の合計である。遊
技機の場合、各遊技機毎のAhに相当する。機種の場
合、当該機種に属する遊技機のAhを合計する。
【0038】Fh:終日特賞中セーフ計(機種セーフ玉
数情報、遊技機セーフ玉数情報) 1日の遊技における特賞中の賞球数の合計である。遊技
機の場合、各遊技機毎のFhに相当する。機種の場合、
当該機種に属する遊技機のFhを合計する。 S:終日始動回数計 1日の遊技における図柄変動回数の合計である。遊技機
の場合、各遊技機毎のSに相当する。機種の場合、当該
機種に属する遊技機のSを合計する。 H:終日大当り回数計(機種特賞回数情報、遊技機特賞
回数情報) 1日の遊技における特賞回数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎のHに相当する。機種の場合、当該機種
に属する遊技機のHを合計する。 A:終日アウト玉計(機種アウト玉数情報、遊技機アウ
ト玉数情報) 1日の遊技における発射玉数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎にA=Ao+Ahの演算式にて算出す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のAを合計す
る。ホールの場合、ホール内の全機種のAを合計する。
【0039】F:終日セーフ玉計(機種セーフ玉数情
報、遊技機セーフ数情報) 1日の遊技における賞球数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎にF=Fo+Fhの演算式にて算出す
る。機種の場合、当該機種に属する遊技機のFを合計す
る。ホールの場合、ホール内の全機種のFを合計する。 I:終日打ち込み玉数計 1日の遊技における打ち込み玉数の合計で、打ち込み玉
数とは1回の特賞を得るまでに打ち込んでしまう玉の数
である。遊技機の場合、各遊技機毎にI=Ao+Foの
演算式にて算出する。機種の場合、当該機種に属する遊
技機のIを合計する。ホールの場合、ホール内の全機種
のIを合計する。 R:終日貸玉数計 1日の遊技における貸玉数の合計である。遊技機の場
合、各遊技機毎に R=U/p(ただし、pは玉貸レート) の演算式にて算出する。機種の場合、当該機種に属する
遊技機のRを合計する。ホールの場合、ホール内の全機
種のRを合計する。
【0040】J:終日精算玉数計 1日の遊技において、任意の1台の遊技機から持ち出さ
れた玉の合計数である。この場合、玉を持って遊技機を
離れた場合は、持玉を全て精算するものと仮定する。ま
た、終日精算玉数は次の3つのデータにより算出するこ
とができる。 特賞中の出玉数の終日合計=Fh−Ah…… 終日貸玉数計=R…… 終日打込玉数計=I…… 遊技者は式と式で表される玉を獲得し、式で表さ
れる玉を損失するので、最終的に遊技者が任意の1台の
遊技機から持ち出す玉の数は、+−という演算式
で表す値になる。したがって、終日精算玉数計は次のよ
うに算出される。 終日精算玉数計J=(Fh−Ah)+R−I また、このデータJを機種やホールという範囲まで拡張
したときは、以下の方法により算出する。機種の場合
は、各機種毎に属する遊技機のJを合計する。ホールの
場合、ホール内の全機種のJを合計する。
【0041】L:終日払戻額 終日精算玉数計Jに精算レートqを乗じたもので、当該
遊技機の実質的な払戻金額(1日の遊技における払戻
額)となる。遊技機の場合、各遊技機毎にL=J×qの
演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎にL=J×
qの演算式にて算出する。ホールの場合、L=J×qの
演算式にて算出する。 V:終日粗利益額(機種利益情報、遊技機利益情報) 遊技機の粗利益(見込み利益)のことである。1日の遊
技における遊技機の粗利益は、終日売上額と終日払戻額
との差として求める。遊技機の場合、各遊技機毎にV=
U−Lの演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎に
V=U−Lの演算式にて算出する。ホールの場合、V=
U−Lの演算式にて算出する。
【0042】w:割数 貸玉数に対する精算玉数の比である。1日単位では、終
日貸玉数計に対する終日精算玉数の比となる。遊技機の
場合、各遊技機毎にw=J/Rの演算式にて算出する。
機種の場合、各機種毎にw=J/Rの演算式にて算出す
る。ホールの場合、w=J/Rの演算式にて算出する。 d:出玉率 発射玉数合計に対する賞球数合計の比である。1日単位
では、終日アウト計に対する終日セーフ計の比となる。
遊技機の場合、各遊技機毎にd=F/Aの演算式にて算
出する。機種の場合、各機種毎にd=F/Aの演算式に
て算出する。ホールの場合、d=F/Aの演算式にて算
出する。 M:差玉数 発射玉数合計と賞球数合計の差で、1日単位では、終日
アウト計と終日セーフ計の差である。遊技機の場合、各
遊技機毎にM=F−Aの演算式にて算出する。機種の場
合、各機種毎にM=F−Aの演算式にて算出する。ホー
ルの場合、M=F−Aの演算式にて算出する。
【0043】b:ベース値(単にベースということもあ
る:機種ベース情報、遊技機ベース情報に相当) 大当り(特賞)でないときの発射玉数合計(機種アウト
玉数情報、遊技機アウト玉数情報)と、大当りでないと
きの賞球数合計(機種セーフ玉数情報、遊技機セーフ玉
数情報)の比である。このデータ(ベース値)は通常時
の玉の減り具合を表す。そして、この数値が小さいほ
ど、遊技者の持ち玉の減少が速いことを示している。遊
技機の場合、各遊技機毎にb=Fo/Aoの演算式にて
算出する。機種の場合、各機種毎にb=Fo/Aoの演
算式にて算出する。 s:始動率 特別図柄表示装置(いわゆる特図、以下同様)が1回の
図柄変動を行うために必要な発射玉数である。この数値
(図柄始動率)が小さいほど、少ない玉で図柄を変動さ
せることができる。遊技機の場合、各遊技機毎にs=A
o/Sの演算式にて算出する。機種の場合、各機種毎に
s=Ao/Sの演算式にて算出する。
【0044】t:特賞率 1回の特賞(特図大当り)が発生するために必要な図柄
の変動数を平均値で表したものである。遊技機の場合、
各遊技機毎にt=S/Hの演算式にて算出する。機種の
場合、各機種毎にt=S/Hの演算式にて算出する。 y:平均出玉 1回の大当りで得ることのできる出玉の数である。遊技
機の場合、各遊技機毎にy=(Fh−Ah)/Hの演算
式にて算出する。機種の場合、各機種毎にy=(Fh−
Ah)/Hの演算式にて算出する。 z:特賞時アウト玉数(機種アウト玉数情報、遊技機ア
ウト玉数情報) 1回の大当り中に、消費する発射玉数である。遊技機の
場合、各遊技機毎にz=Ah/Hの演算式にて算出す
る。機種の場合、各機種毎にz=Ah/Hの演算式にて
算出する。
【0045】k:賞球遊技率 貸玉数に対する打ち込み数の比である。この数値(賞球
遊技率)は、ホールの営業形態(例えば、ラッキーナン
バー営業のルール等)によってほぼ一意的に決る。遊技
機の場合、各遊技機毎にk=I/Rの演算式にて算出す
る。機種の場合、各機種毎にk=I/Rの演算式にて算
出する。ホールの場合、k=I/Rの演算式にて算出す
る。 p:玉貸レート ホールが設定した玉1個当りの貸し出し金額である。例
えば、100円で25個の玉を貸し出す場合は、p=4
となる。 q:精算レート ホールが設定した玉1個を景品に換えるときおよび玉1
個を貯玉に換えるときの金額である。例えば、玉400
個で1000円の景品に換えることができる場合は、q
=2.5となる。 e:稼働率(機種稼働率情報、遊技機稼働率情報) ホールの営業時間に対する実際に玉を発射している時間
の比率である。遊技機の場合、遊技機のアウト玉数を
A、ホールの営業時間をNとしたとき、次の式によって
算出する。 e=(A×0.6)/N また、機種の場合、機種アウト玉数をA、ホールの営業
時間をN、機種の台数をCとしたとき、次の式によって
算出する。 e=(A×0.6)/(N×C) そして、ホールの場合、機種アウト玉数をA、ホールの
営業時間をN、ホールに設置されている遊技機の全台数
をCとしたとき、次の式によって算出する。 e=(A×0.6)/(N×C)
【0046】「データ予測」次に、データ予測について
説明する。最初にCD−ROMに格納されている機種仕
様ファイル(図示略)のデータを読み込み、そのデータ
に機種番号を入れて機種ゲーム設定値ファイル(図示
略)を作成する。次いで、作成した機種ゲーム設定値フ
ァイル等のデータを基に、遊技機成績予測情報、ホール
成績予測情報を集計したり、必要に応じて算出したりし
てデータ予測を行う。以下に、そのようなデータ予測の
対象となる各情報を詳細に説明する。なお、以下の説明
で「ダッシュ(’)」が付いているデータは、予測デー
タである。 A’:予測終日アウト玉数計 予測の終日アウト玉数計である。ホールの場合、次回営
業日の来店人数から推測する。遊技機の場合、ホールの
A’を遊技機毎に分割して算出する。 b’:予測ベース値 予測のベース値である。
【0047】s’:予測始動率 予測の始動率である。 t’:予測特賞率 予測の特賞率である。 y’:予測平均出玉 予測の平均出玉である。 z’:予測特賞時アウト玉数 予測の特賞時アウト玉数(すなわち、1回の大当り中
に、消費する予測の発射玉数)である。遊技機の場合、
上記の予測始動率s’、予測特賞率t’、予測平均出玉
y’、予測特賞時アウト玉数z’の4つのパラメータは
何れも遊技機毎のゲーム設定値に依存して決定される。 k’:予測賞球遊技率 予測の賞球遊技率である。遊技機の場合、所属の機種に
設定されたルール設定値に依存して決定される。
【0048】Ao’:予測終日特賞外アウト計 予測の終日特賞外アウト計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Ao’=A’/{1+z’/(s’・t’)} Fo’:予測終日特賞外セーフ計 予測の終日特賞外セーフ計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Fo’=Ao’×b’ S’:予測終日始動回数計 予測の終日始動回数計である。遊技機の場合、次の式に
よって算出する。 S’=Ao’/s’ H’:予測終日大当り回数計 予測の終日大当り回数計である。遊技機の場合、次の式
によって算出する。 H’=S’/t’=Ao’/(s’・t’)
【0049】a’:予測特賞外平均アウト数 予測の特賞外平均アウト数(大当りが発生するまでの平
均アウト数)である。遊技機の場合、次の式によって算
出する。 a’=Ao’/H’=s’・t’ f’:予測特賞外平均セーフ計 予測の特賞外平均セーフ計(大当りが発生するまでの平
均セーフ数)である。遊技機の場合、次の式によって算
出する。 f’=Fo’/H’=s’・t’・b’ i’:予測平均打込玉数 予測の平均打込玉数(大当りが発生するまでの平均打込
玉数)である。遊技機の場合、次の式によって算出す
る。 i’=a’−f’ =s’・t’−(s’・t’・b’) =s’・t’−(1−b’)
【0050】Ah’:予測終日特賞中アウト計 予測の終日特賞中アウト計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Ah’=z’・H’ =(Ao’・z’)/(s’・t’) ところで、A=Ao+Ahの関係が成立するので、A’
=Ao’+Ah’と仮定すると、以下の関係が成立す
る。 A’=Ao’+Ah’ =Ao’+(Ao’+z’)/(s’・t’) =Ao’+{1+z’/(s’・t’)} したがって、これから前述した予測終日特賞外アウト計
Ao’は Ao’=A’/{1+z’/(s’・t’)} なる式が成立することになる。
【0051】Fh’:予測終日特賞中セーフ計 予測の終日特賞中セーフ計である。遊技機の場合、次の
式によって算出する。 Fh’=H’(y’+z’) ={Ao’(y’+z’)}/s’・t’ F’:予測終日セーフ計 予測の終日セーフ計である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 F’=Fh’+Fo’ =[{Ao’(y’+z’)}/(s’・t’)]+(Ao’・b’) =Ao’[{(y’+z’)/(s’・t’)}+b’] I’:予測終日打込玉数計 予測の終日打込玉数計である。遊技機の場合、次の式に
よって算出する。 I’=i’×H’ =s’・t’・(1−b’)×{(Ao’/(s’.t’)} =Ao’(1−b’)
【0052】R’:予測終日貸玉数計 予測の終日貸玉数計である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 R’=I’/k’ =Ao’(1−b’)/k’ J’:予測終日精算玉数計 予測の終日精算玉数計である。1日の遊技において、任
意の1台の遊技機から持ち出された玉の予測合計数であ
る。この場合、玉を持って遊技機を離れた場合は、持玉
を全て精算するものと仮定する。また、予測の終日精算
玉数は次の3つのデータにより算出することができる。 特賞中の出玉数の終日合計予測値=y’×H’…… 予測終日貸玉数計=R’…… 予測終日打込玉数計=I’…… 遊技者は式と式で表される玉を獲得し、式で表さ
れる玉を損失するので、最終的に遊技者が任意の1台の
遊技機から持ち出す玉の数は、+−という演算式
で表す予測値になる。したがって、予測終日精算玉数計
は次のように算出される。 J’=(y’×H’)+R’−I’ =Ao’[y’/(s’・t’)−{1−(1/k’)} ×(1−b’)]
【0053】U’:予測終日売上額 予測の終日売上額である。遊技機の場合、次の式によっ
て算出する。 U’=R’×p=Ao’・p・(1−b’)/k’ また、Ao’の代りにA’を用いれば、次の式で表され
る。 U’=[A’/{1+z’/(s’・t’)}]×{p
・(1−b’)/k’} ホールの場合、ホール内の全遊技機のU’を合計する。 L’:予測終日払戻額 予測の終日払戻額である。遊技機の場合、次の式によっ
て算出する。 L’=J’×q’ =Ao’・q・[y’/(s’・t’)−{1−(1/
k’)}×(1−b’)]
【0054】V’:予測終日粗利益額 予測の終日粗利益額である。遊技機の場合、次の式によ
って算出する。 V’=U’−L’ =Ao’[[{(1/k’)×p}+{1−(1/k’)}×q] ×(1−b’)−q・y’/(s’・t’)] また、Ao’の代りにAoを用いれば、次の式で表され
る。 V’={A’/(s’・t’+z’)}×[[{(1/
k’)×p}+{1−(1/k’)}×q]×s’・
t’・(1−b’)−q・y’] ホールの場合、ホール内の全遊技機のV’を合計する。
【0055】w’:予測割数 予測の割数である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の式
で算出する。w’=J’/R’ ホールの場合、w’=J’/R’にて算出する。 d’:予測出玉率 予測の出玉率である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の
式で算出する。 d’=F’/A’ ホールの場合、d’=F’/A’にて算出する。 M’:予測差玉数 予測の差玉数である。遊技機の場合、各遊技機毎に次の
式で算出する。 M’=F’−A’ ホールの場合、M’=F’−A’にて算出する。
【0056】(VI)各種ファイルの構成 次に、経営分析装置12に形成される各種ファイルにつ
いて説明する。図6〜図13は経営分析装置12に形成
される各種ファイルを示す図であり、以下、これらのフ
ァイルについて詳細に説明する。 (1)機種登録ファイル(図6参照) 機種登録ファイルは図6(a)に示すように、機種の仕
様を機種登録レコードとして登録しておくものである。
機種登録レコードは、1つの機種に対応しており、ホー
ルに設置された機種を登録する数だけ作成される。機種
登録レコードは図6(b)に示すように、以下のデータ
により構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・機種コード 遊技機の機種を識別するためのコード情報(機種の数だ
けある) ・機種名 遊技機の機種を表す名称 ・メーカーコード その機種の遊技機を製造したメーカー(製造メーカー)
を識別するためのコード情報 ・メーカー名 遊技機を製造したメーカーを表す名称 ・ゲーム種別コード 遊技機の種別(例えば、第1種、第2種、第3種等のゲ
ーム種類)を識別するためのコード情報 ・ゲーム種別名 遊技機の種別を表す名称 ・ゲーム設定値数 ゲームの大当り確率、普図確率等の可変可能な設定値の
数(例えば、5段階設定の場合には「5」) ・ルール設定値数 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール(ラッキーナ
ンバー営業のルール等)を設定可能なの数(例えば、営
業ルールが5つに区分して設定できるときは「5」)
【0057】ここで、ホールでの営業ルール(例えば、
ラッキーナンバー営業)の形態について説明すると、以
下のようになる。遊技機では機種により、以下のルール
のうちの一部(あるいは全部)が設定可能である。な
お、ラッキーナンバー営業の形態は以下の例に限るもの
ではない。 単純ラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り(ここでの大当りとは特図のこ
と、以下同様)発生時のみ、持ち玉遊技が可能である。
例えば、「3」、「7」というラッキーナンバーで大当
りが発生したときのみ、持ち玉遊技ができる。他の図柄
(例えば、「5」)での大当り発生時は、持ち玉を全て
交換する必要がある。 ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り発生(例えば、「3」、
「7」)により、持ち玉遊技を開始する。持ち玉が無く
なるか、あるいはアンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。又は、遊技者が自発的に遊技を止めるときもある。
【0058】ラッキーナンバー、アンラッキーナンバ
ー、スペシャルラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー(例えば、「3」)、スペシャルラッ
キーナンバーでの大当り発生(例えば、「7」)によ
り、持ち玉遊技を開始する。ラッキーナンバーによる持
ち玉遊技の場合、アンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。スペシャルラッキーナンバーによる大当りの場合、
終日、持ち玉の交換はない。ただし、持ち玉が無くなっ
た場合には、持ち玉遊技を無効にする場合と、引続き持
ち玉遊技を可能とする場合がある。スペシャルラッキー
ナンバーであっても、例えば遊技者が代ると、持ち玉遊
技を無効にする。 時間指定による無制限 例えば、“開店から12時まで”、“閉店前の2時間”
等の時間を制限して無制限営業(全ての図柄で持ち玉遊
技が可能)を行うものである。 時間指定によるラッキーナンバーの追加 例えば、“開店から12時まで”等の期間中は、通常
「3」、「7」によるラッキーナンバーに加えて「5」
を追加する場合(あるいは少なくする場合)である。
【0059】終日無制限 全ての大当り図柄に対して玉の交換が無いというもので
ある。遊技者にとっては有利となる。 完全1回交換制 どの図柄で大当りしても、大当り終了後に出玉の交換を
強制するものである。ただし、大当り終了後の始動記憶
内で再び大当りが発生した場合には、その大当り終了後
に出玉を交換することになる。 アンラッキーナンバーのみ設定 アンラッキーナンバー以外の大当りは全て無制限で、ア
ンラッキーナンバー(例えば、「4」、「9」)の大当
りが発生すると、全て出玉を交換する。 その他 定量制:所定の出玉数により玉の交換を強制するもの
で、打ち止め制ともいう。 確率変動:大当り確率のアップ中のみ、持ち玉遊技を可
能にするものである。
【0060】(2)機種情報ファイル(図7参照) 機種情報ファイルは図7(a)に示すように、ホールに
おける遊技機の情報を機種情報レコードとして格納する
ものである。機種情報レコードは、機種毎に作成され
る。機種情報レコードは図7(b)に示すように、以下
のデータにより構成される。 ・機種番号 遊技機の機種を識別するため番号 ・設置台数 当該機種がホールに設置されている台数
【0061】(3)機種レイアウトファイル(図8参
照) 機種レイアウトファイルは図8(a)に示すように、台
毎にどの機種であるかを識別可能なデータを台毎に機種
レイアウトレコードとして格納するものである。例え
ば、遊技店の最初の新装開店時、一部(全部でもよい)
の機種入れ替え時の開店時に機種レイアウトレコードが
作成されて格納される。機種レイアウトレコードは図8
(b)に示すように、以下のデータにより構成される。 ・台番号 遊技機を識別するための番号 ・機種番号 遊技機の機種を識別するためのシリーズ番号
【0062】(4)機種成績ファイル(図9参照) 機種成績ファイルは図9(a)に示すように、各機種の
成績を示すデータを機種毎に機種成績レコードとして格
納するものである。機種成績レコードは図9(b)に示
すように、以下のデータにより構成される。 ・日付 当該台の成績レコードを作成した日付 ・機種番号 機種を識別するための番号 ・機種台数 当該機種の設置台数 ・機種玉貸売上額 当該機種での玉貸しによる売上額 ・機種貯玉売上額 当該機種での貯玉からの玉貸しによる売上額 ・機種売上額 当該機種での玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる売上
【0063】・機種特賞外アウト玉数 当該機種での特賞外の発射玉数 ・機種特賞外セーフ玉数 当該機種での特賞外の賞球数 ・機種特賞中アウト玉数 当該機種での特賞中の発射玉数 ・機種特賞中セーフ玉数 当該機種での特賞中の賞球数 ・機種図柄始動回数 当該機種での特図図柄が変動した回数 ・機種特賞回数 当該機種で大当りした回数 ・機種おまけ玉数 当該機種でおまけ玉を付与した数 ・機種台間付加回数 当該機種の台間金額付加機でICカードに、金額を付加
した回数 ・機種利益 当該機種での見込み粗利益 ルール設定値 当該機種でゲームを行う場合の営業ルール
【0064】(5)機種時系列成績ファイル(図10参
照) 機種時系列成績ファイルは図10(a)に示すように、
各機種の成績を示すデータを機種毎に、かつ時系列に機
種時系列成績レコードとして格納するものである。機種
時系列成績レコードは図10(b)に示すように、以下
のデータにより構成される。 ・日付 当該機種台の成績レコードを作成した日付 ・時刻 当該機種台の成績レコードを作成した時刻(5分毎の定
時データ収集時刻) ・機種番号 機種を識別するための番号 ・機種時系列玉貸売上額 当該機種での玉貸しによる時系列の売上額累計(5分毎
の玉貸売上額累計) 以下の時系列データについても、5分毎の累計は同様
【0065】・機種時系列貯玉売上額 当該機種での貯玉からの玉貸しによる時系列の売上額累
計 ・機種時系列売上額 当該機種での玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる時系
列の売上額累計 ・機種時系列アウト玉数 当該機種での時系列の発射玉数累計 ・機種時系列セーフ玉数 当該機種での時系列の賞球数累計 ・機種時系列おまけ玉数 当該機種でおまけ玉を付与した数の時系列な累計
【0066】(6)ホール成績ファイル(図11参照) ホール成績ファイルは図11(a)に示すように、ホー
ル全体の成績(特に、1日の成績)を示すデータをホー
ル成績レコードとして格納するものである。ホール成績
レコードは図11(b)に示すように、以下のデータに
より構成される。 ・日付 当該ホールの成績レコードを作成した日付 日付には、ホールの新規開店から、当日までの過去の日
付も含む ・玉貸レート 玉1個を借りるときの金額 ・精算レート 玉1個を換金するときのレートおよび玉1個を貯玉金額
に変換するときのレート ・開店時刻 ホールを開店した時刻 ・閉店時刻 ホールを閉店した時刻 ・営業時間(時間情報) ホールを営業している通算時間 ・ホール台数 ホールに設置されている遊技機の台数 ・人気指数 ホールへの実測来店人数と理想来店人数との比 ・ホール玉貸売上額 当該ホールでの玉貸しによる売上額 ・ホール貯玉売上額 当該ホールでの貯玉からの玉貸しによる売上額 ・ホール売上額 当該ホールでの玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる売
上額
【0067】・ホール台間付加額 当該ホールの台間金額付加機でICカードに付加した金
額 ・ホール大型付加額 当該ホールの大型金額付加機でICカードに付加した金
額 ・ホール換金額 当該ホールで換金した金額 ・ホール貯玉額 当該ホールで貯玉に変換した金額 ・ホール発行カード枚数 当該ホールでICカードを発行した数 ・ホール更新カード枚数 当該ホールでICカードを更新した数
【0068】・ホール粗利益 当該ホールでの粗利益 ・ホールプレミアム付加玉数 ICカードに金額を付加するときのプレミアムで付加し
た玉数 ・ホールおまけ玉数 当該ホールでおまけ玉を付与した数 ・ホール回収玉数 当該ホールで回収した(アウト)玉の数 ・ホールアウト玉数 当該ホールでの発射玉数 ・ホールセーフ玉数 当該ホールでの賞球数 ・来店人数 当該ホールに来店した人数
【0069】(7)ホール時系列成績ファイル(図12
参照) ホール時系列成績ファイルは図12(a)に示すよう
に、ホール全体の成績(特に、1日の成績)を時系列で
示すデータをホール時系列成績レコードとして格納する
ものである。ホール時系列成績レコードは図12(b)
に示すように、以下のデータにより構成される。 ・日付 当該ホールの時系列成績レコードを作成した日付 ・時刻 当該ホールの時系列成績レコードを作成した時刻(5分
毎の定時データ収集時刻) ・ホール時系列玉貸売上額 当該ホールでの玉貸しによる時系列の売上額累計 ・ホール時系列貯玉売上額 当該ホールでの貯玉からの玉貸しによる時系列売上額累
計 ・ホール時系列売上額 当該ホールでの玉貸しおよび貯玉からの玉貸しによる時
系列売上額累計
【0070】・ホール時系列アウト玉数 当該ホールでの時系列発射玉数累計 ・ホール時系列セーフ玉数 当該ホールでの時系列賞球数累計 ・ホール時系列見込利益 当該ホールでの見込まれる時系列での利益(累計) 見込利益は、以下の式で演算する。 見込利益=売上額−{(セーフ玉数)−(アウト玉数)
+(売上額/玉貸レート)}×(精算レート) ・ホール時系列おまけ玉数 当該ホールでおまけ玉を付与した時系列の数(累計) ・ホール時系列プレミアム付加玉数 当該ホールでICカードに金額を付加するときのプレミ
アムで付加した時系列の玉数累計 ・ホール時系列換金額 当該ホールで景品交換によって換金した時系列の金額累
計 ・ホール時系列貯玉額 当該ホールで貯玉に変換した時系列の金額累計 ・時系列来店人数 当該ホールに来店した時系列の人数累計
【0071】(8)実践カレンダーファイル(図13参
照) 実践カレンダーファイルは図13(a)に示すように、
カレンダーに沿ってホールの状況を示すデータを実践カ
レンダーレコードとして格納するものである。実践カレ
ンダーレコードは図13(b)に示すように、以下のデ
ータにより構成される。 ・日付 当該ホールの実践カレンダーレコードを作成した日付 ・曜日 当該ホールの実践カレンダーレコードを作成した曜日 ・営業状況(営業/休業) 当該ホールの状況を示す情報で、営業又は休業 ・天候 当該ホールのある地点の天候を示す情報 ・催事 当該ホールの催し事を示す情報(例えば、サービスデー
等) ・年中行事 一般的な年中行事を示す情報(例えば、勤労感謝の日) ・営業日番号 当該ホールを新規開店してからの営業の総トータル日
(累計)
【0072】(VII)ラベルパターンの構成 次に、経営分析装置12の画面で使用するラベルパター
ンについて説明する。ラベルパターンは画面上にグラフ
表示する際に、3次元のグラフ軸のパラメータを示すも
ので、ラベルパターンは図14(a)に一覧を示すよう
に予め設定されている。ラベルパターンは16種類の組
み合せがあり、X軸ラベル、Y軸ラベル、Z軸ラベルの
3つで異なるラベルを組み合せることにより、3次元の
グラフで各種の営業情報を表示可能になっている。各ラ
ベルパターンの詳細は、図14(b)に示される。 ・曜日ラベル 日曜日から土曜日までの1週間の曜日情報 ・天候ラベル 晴、曇、雨、雪の4種類で示す天候情報 ・時刻ラベル ホールの開店から2時間単位で示す時刻情報
【0073】・月ラベル 1月から12月までの月単位の情報 ・複数日ラベル 1ケ月を複数日(例えば、3日)でグループ化して区分
した情報 ・機種名ラベル 遊技機の機種名の列(例えば、「花百景」等) ・日付ラベル 日付の列 ・売上ラベル ホールの売上を100万円単位で示す情報 ・来店人数ラベル ホールへの来店人数を500人単位で示す情報 ・稼働率ラベル ホールに設置された全台の稼働率を[%]の単位で示す
情報
【0074】(VIII)タイトルパターンの構成 次に、経営分析装置12の画面で使用するタイトルパタ
ーンについて説明する。タイトルパターンは画面上にデ
ータを表示する際に、データのタイトル(すなわち、項
目)を示すもので、タイトルパターンは図15に一覧を
示すように予め設定されている。タイトルパターンは1
6種類の組み合せがあり、X軸タイトル、Y軸タイト
ル、Z軸タイトルの3つで異なるタイトルを組み合せる
ことにより、3次元のグラフで各種の営業情報を表示可
能になっている。
【0075】次に、作用を説明する。 A.経営分析装置のメインプログラム 図16は経営分析装置12のメインプログラムを示すフ
ローチャートである。このプログラムは経営分析装置1
2の電源投入と同時に開始される。図16のプログラム
がスタートすると、まずステップS10で経営分析装置
12におけるワークステーション(WS)151のシス
テム初期化処理を行う。これは、例えばシステムチェッ
クを行った後、OS(オペレーティングシステム)のロ
ーディング等を行ってシステムを立上げる処理を行うと
ともに、ワークステーション151の環境変数のセッ
ト、ワークステーション151回路各部のイニシャライ
ズ、フラグのリセット等を行うものである。また、この
とき後述するような各種の基本画面を予め作成しておく
処理を行う。なお、作成しておいた画面は、ポップアッ
プにより表示され、その画面中にデータを取り込んで速
やかに表示することが行われる。
【0076】次いで、ステップS12でメイン画面プロ
セスを起動する。メイン画面プロセスは経営分析やリモ
コン装置100の来歴管理に必要な処理を行うもので、
詳細は後述する。次いで、ステップS14でデータ収集
プロセスを起動する。データ収集プロセスは管理装置1
1、遊技機31等より必要なデータを受信して収集する
とともに、開店、閉店時に必要な処理を行うものであ
る。次いで、ステップS16で停電であるか否かを判別
し、停電でなければステップS18に進んでシステム終
了の指示があったか否かを判別する。システム終了の指
示はメイン画面プロセスから出される。システム終了の
指示がなければステップS16に戻って処理を繰り返
す。システム終了の指示があればステップS20に進
む。また、ステップS16で停電と判断したときも、ス
テップS20に進む。ステップS20ではシステムシャ
ットダウン処理を行う。これは、必要なデータを外部記
憶装置157に全て格納してデータを保存したり、ワー
クステーション151回路各部の処理を終了するために
必要な処理等を行ったりする他、システムをダウンさせ
た後、電力消費の少ないスリープモードに移行させる等
の処理を行うものである。システムシャットダウン処理
の後はシステムが終了して、スリープモードに移行し、
次回の起動(例えば、明日の開店)に備えられる。な
お、スリープモードでなく、ワークステーション151
の電源をオフして完全にシャットダウンするようにして
もよい。
【0077】B.メイン画面プロセス 図17はメイン画面プロセスを示すフローチャートであ
る。メイン画面プロセスでは、まずステップS30でメ
イン画面出現処理を行う(詳細はサブルーチンで後
述)。これは、予め作成しておいたメイン画面(いわゆ
るトップ画面)をポップアップし、画面に日付等を表示
するものである。次いで、ステップS32でメイン画面
イベント処理を行う。これは、メイン画面上のボタン操
作に応じて対応する画面を出現させるものである(詳細
はサブルーチンで後述)。次いで、ステップS34以降
の処理を行うが、各処理は何れもメイン画面プロセスの
ステップS32〜ステップS54が繰り返される毎に実
行されている。
【0078】ステップS34ではホール情報画面イベン
ト処理を行う(詳細はサブルーチンで後述)。これは、
メイン画面上にホール情報画面(いわゆるマルチウイン
ドウによる画面)が出現したとき、そのホール情報画面
上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン操作
に対応して必要な演算および画面処理が行われる。次い
で、ステップS36で営業日報画面(1)イベント処理
を行う。これは、ホールの1日の売上等を表示する営業
日報画面(いわゆるマルチウインドウによる画面、以下
同様)が出現したとき、その営業日報画面上のボタン操
作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に対応して必
要な演算および画面処理が行われる。次いで、ステップ
S38でホールデータ分析画面イベント処理を行う(詳
細はサブルーチンで後述)。これは、ホールデータを分
析するホールデータ分析画面が出現したとき、そのホー
ルデータ分析画面上のボタン操作に応じた処理を行うも
ので、ボタン操作に対応して必要な演算および画面処理
が行われる。次いで、ステップS40で機種別アドバイ
ス画面イベント処理を行う。これは、遊技機31の機種
別の売上等のデータに基づいて営業上のアドバイスメッ
セージを表示可能な機種別アドバイス画面が出現したと
き、その機種別アドバイス画面上のボタン操作に応じた
処理を行うもので、ボタン操作に対応して必要な演算お
よび画面処理(アドバイスメッセージの表示も含む)が
行われる。
【0079】次いで、ステップS42で機種詳細情報画
面イベント処理を行う。これは、遊技機31の機種につ
いて詳細な情報を表示可能な機種詳細情報画面が出現し
たとき、その機種詳細情報画面上のボタン操作に応じた
処理を行うもので、ボタン操作に対応して必要な演算お
よび画面処理(機種詳細情報の表示も含む)が行われ
る。次いで、ステップS44で顧客情報画面イベント処
理を行う。これは、ホールへの顧客の状況についての詳
細な情報を表示可能な顧客情報画面が出現したとき、そ
の顧客情報画面上のボタン操作に応じた処理を行うもの
で、ボタン操作に対応して必要な演算および画面処理
(顧客情報の表示も含む)が行われる。
【0080】次いで、ステップS46で顧客定着状況画
面イベント処理を行う。これは、ホールへの顧客の定着
状況についての詳細な情報を表示可能な顧客定着状況画
面が出現したとき、その顧客定着状況画面上のボタン操
作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に対応して必
要な演算および画面処理(顧客定着状況の表示も含む)
が行われる。次いで、ステップS48で機種別顧客状況
画面イベント処理を行う。これは、遊技機31の機種別
に顧客状況についての詳細な情報を表示可能な機種別顧
客状況画面が出現したとき、その機種別顧客状況画面上
のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に
対応して必要な演算および画面処理(機種別顧客状の表
示も含む)が行われる。
【0081】次いで、ステップS50でリモコン使用状
況画面イベント処理を行う。これは、リモコン装置10
0の使用状況についての詳細な情報を表示可能なリモコ
ン使用状況画面が出現したとき、そのリモコン使用状況
画面上のボタン操作に応じた処理を行うもので、ボタン
操作に対応して必要な演算および画面処理(リモコン使
用状況の表示も含む)が行われる。次いで、ステップS
52で設定画面イベント処理を行う。これは、遊技機3
1に関する営業上の経営データの基本となる設定値(例
えば、ベース値の初期値、機種名、カレンダー等)を入
力可能な設定画面が出現したとき、その設定画面上のボ
タン操作に応じた処理を行うもので、ボタン操作に対応
して必要な演算および画面処理(各種設定のための表示
も含む)が行われる。すなわち、この設定画面上で設定
値の入力が行われる。設定値としては、遊技機31に関
する営業上の経営データを分析するために予め記憶装置
(例えば、ハードディスク装置187)に記憶しておか
なければならない情報が入力される。
【0082】次いで、ステップS54で登録画面イベン
ト処理を行う。これは、各種ファイル内容の登録等を行
うもので、登録情報を入力可能な登録画面が出現したと
き、その登録画面上のボタン操作に応じた処理が行われ
る。このとき、ボタン操作に対応して必要な演算および
画面処理(各種登録のための表示も含む)を行う。例え
ば、リモコン装置100に関する従業員氏名データ等を
入力可能な登録画面が出現したとき、その登録画面上の
ボタン操作に応じて必要な登録を行う。このように、登
録画面上で予め必要な入力および登録が行われる。ステ
ップS54を経ると、再びステップS32に戻って同様
のループを繰り返す。
【0083】C.メイン画面出現処理 図18はメイン画面出現処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。メイン画面出現処理では、まずステ
ップS70でメイン画面(図45参照)を出現させる。
これは、予め作成しておいたメイン画面(いわゆる経営
分析装置12のトップ画面)をポップアップするもので
ある。次いで、ステップS72で出現させたメイン画面
に当日の日付を表示する。次いで、ステップS74で同
じくメイン画面にホール名を表示する。以上の処理によ
り、例えば後述の図45に示すように、ホール名「ソフ
ィアホール」、日付「1995年07月12日(水)」
がメイン画面に表示される。ステップS74を経ると、
メイン画面プロセスにリターンする。
【0084】D.メイン画面イベント処理 図19、図20はメイン画面プロセスにおけるメイン画
面イベント処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。メイン画面イベント処理では、各種ボタン操作に
応じて所定の画面を出現させる処理を行う。まず、ステ
ップS100ではメイン画面に「ホール」ボタンが出現
しているか否かを判別し、出現していればステップS1
02で「ホール」ボタンが押されたか否かを判別する。
「ホール」ボタンが押されると、ステップS104に分
岐してホール情報画面の出現処理を行う(詳細はサブル
ーチンで後述)。これは、予め作成しておいたホール情
報画面(以下、適宜サブ画面という。メイン画面以外の
他の画面も同様)をメイン画面上に重ねてポップアップ
するものである。ステップS104を経ると、メイン画
面プロセスにリターンする。一方、「ホール」ボタンが
出現していない場合、あるいは「ホール」ボタンが押さ
れない場合には、ステップS106に進む。
【0085】ステップS106ではメイン画面に「機
種」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS108で「機種」ボタンが押されたか否
かを判別する。「機種」ボタンが押されると、ステップ
S110に分岐して機種別アドバイス画面の出現処理を
行う。これは、予め作成しておいた機種別アドバイス画
面をメイン画面上に重ねてポップアップするものであ
る。このとき、機種別アドバイス画面に表示する各種デ
ータの演算等も行う。ステップS110を経ると、メイ
ン画面プロセスにリターンする。一方、「機種」ボタン
が出現していない場合、あるいは「機種」ボタンが押さ
れない場合には、ステップS112に進む。ステップS
112ではメイン画面に「顧客」ボタンが出現している
か否かを判別し、出現していればステップS114で
「顧客」ボタンが押されたか否かを判別する。「顧客」
ボタンが押されると、ステップS116に分岐して顧客
情報画面の出現処理を行う。これは、予め作成しておい
た顧客情報画面をメイン画面上に重ねてポップアップす
るものである。ステップS116を経ると、メイン画面
プロセスにリターンする。一方、「顧客」ボタンが出現
していない場合、あるいは「顧客」ボタンが押されない
場合には、ステップS118に進む。
【0086】ステップS118ではメイン画面に「設
定」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS120で「設定」ボタンが押されたか否
かを判別する。「設定」ボタンが押されると、ステップ
S122に分岐して設定画面の出現処理を行う。これ
は、予め作成しておいた設定画面をメイン画面上に重ね
てポップアップするものである。このとき、設定画面に
表示する各種データの演算等も行う。ステップS122
を経ると、メイン画面プロセスにリターンする。一方、
「設定」ボタンが出現していない場合、あるいは「設
定」ボタンが押されない場合には、ステップS124に
進む。ステップS124ではメイン画面に「労務」ボタ
ンが出現しているか否かを判別し、出現していればステ
ップS126で「労務」ボタンが押されたか否かを判別
する。「労務」ボタンが押されると、ステップS128
に分岐してリモコン使用状況画面の出現処理を行う。こ
れは、予め作成しておいたリモコン使用状況画面をメイ
ン画面上に重ねてポップアップするものである。ステッ
プS128を経ると、メイン画面プロセスにリターンす
る。一方、「労務」ボタンが出現していない場合、ある
いは「労務」ボタンが押されない場合には、ステップS
130に進む。
【0087】ステップS130ではメイン画面に「登
録」ボタンが出現しているか否かを判別し、出現してい
ればステップS132で「登録」ボタンが押されたか否
かを判別する。「登録」ボタンが押されると、ステップ
S134に分岐して登録画面の出現処理を行う。これ
は、予め作成しておいた登録画面をメイン画面上に重ね
てポップアップするものである。ステップS134を経
ると、メイン画面プロセスにリターンする。一方、「登
録」ボタンが出現していない場合、あるいは「登録」ボ
タンが押されない場合には、ステップS136に進む。
ステップS136ではメイン画面にある「終了」ボタン
が押されたか否かを判別し、「終了」ボタンが押されて
いない場合は、今回のルーチンを終了してメイン画面プ
ロセスにリターンする。一方、「終了」ボタンが押され
た場合には、ステップS138に進んでメインプロセス
へシステム終了の指示を送る。これにより、メインプロ
セスのステップS18の判別結果がYESとなって、ス
テップS20でシステムシャットダウンの処理が行われ
ることになる。ステップS138を経ると、メイン画面
プロセスにリターンする。
【0088】E.ホール情報画面出現処理 図21はメイン画面イベント処理におけるホール情報画
面出現処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。ホール情報画面出現処理では、まずステップS15
0でホール情報画面を出現させる。これにより、メイン
画面が表示されているとき、「ホール」ボタンを押す
と、図46に示すようなホール情報画面がメイン画面に
重なるようにして前面にポップアップしてマルチウイン
ドウで表示される。次いで、ステップS152でホール
の成績データを画面に表示する。これは、ホール成績フ
ァイル、ホール当日成績ファイル等から必要なデータを
読み出し、グラフ表示のための演算をしてホールの成績
データを画面に表示するものである。これにより、図4
6に示すようにホールの売上、利益、割数、来客人数と
いうホール成績に関連するデータがグラフィックで画面
に表示される。
【0089】次いで、ステップS154で当日の日付を
画面に表示する。例えば、1995年07月12日(水
曜)と表示する。次いで、ステップS156でメイン画
面の「ホール」ボタンを消去する。これは、メイン画面
の上にサブ画面(ホール情報画面)を重ねて出現させた
ので、再度誤って、ホール情報画面を出現させる「ホー
ル」ボタンを押すことがないように、削除しておくのも
のである。これにより、ホール情報画面が複数階層的に
出現してしまって演算処理が遅れるという不具合を無く
すことが可能になる。ステップS156を経ると、メイ
ン画面イベント処理にリターンする。
【0090】F.ホール情報画面イベント処理 図22はメイン画面イベント処理におけるホール情報画
面イベント処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。ホール情報画面イベント処理では、まずステップ
S160でホール情報画面(図46)が出現しているか
否かを判別し、出現していなければ今回のルーチンを終
了してメイン画面イベント処理にリターンする。ホール
情報画面が出現していると、ステップS162に進んで
「営業日報」ボタン(図46参照)が出現しているか否
かを判別する。「営業日報」ボタンが出現していると、
次いで、ステップS164で「営業日報」ボタンが押さ
れたか否かを判別する。「営業日報」ボタンが押される
と、ステップS166に分岐して営業日報画面(1)出
現処理を行う。これにより、営業日報画面(1)がホー
ル情報画面に重なるようにして前面にポップアップして
マルチウインドウで表示される。ステップS166を経
ると、メイン画面イベント処理にリターンする。
【0091】一方、ステップS162で「営業日報」ボ
タンが出現していないとき、又はステップS164で
「営業日報」ボタンが押されないときは、何れもステッ
プS168に進む。ステップS168では「ホールデー
タ」ボタン(図46参照)が出現しているか否かを判別
する。「ホールデータ」ボタンが出現していると、次い
で、ステップS170で「ホールデータ」ボタンが押さ
れたか否かを判別する。「ホールデータ」ボタンが押さ
れると、ステップS172に分岐してホールデータ分析
画面出現処理を行う(詳細はサブルーチンで後述)。こ
れにより、図47に示すホールデータ分析画面がホール
情報画面に重なるようにして前面にポップアップしてマ
ルチウインドウで表示される。ステップS172を経る
と、メイン画面イベント処理にリターンする。
【0092】一方、ステップS168で「ホールデー
タ」ボタンが出現していないとき、又はステップS17
0で「ホールデータ」ボタンが押されないときは、何れ
もステップS174に進む。ステップS174では「終
了」ボタン(図46参照)が押されたか否かを判別す
る。ここでの「終了」ボタンは、ホール情報画面を消去
して親画面であるメイン画面に復帰するための操作を行
うものである。「終了」ボタンが押されないときはメイ
ン画面イベント処理にリターンする。「終了」ボタンが
押されると、ステップS176に進んで営業日報画面
(1)は出現しているか否かを判別する。営業日報画面
(1)が出現しているときは、ステップS178で営業
日報画面(1)を消去し、その後、ステップS180に
進む。これは、営業日報画面(1)は子画面なので、
「終了」ボタンが押されたとき、親画面の消去に先立っ
て、その子画面を消去する必要があるからである。
【0093】一方、営業日報画面(1)が出現していな
いときは、ステップS178をジャンプしてステップS
180に進む。ステップS180ではホールデータ分析
画面は出現しているか否かを判別する。ホールデータ分
析画面が出現しているときは、ステップS182に進ん
でホールデータ分析画面を消去し、その後、ステップS
184に進む。これは、ホールデータ分析画面は子画面
なので、「終了」ボタンが押されたとき、親画面の消去
に先立って、その子画面を消去する必要があるからであ
る。一方、ホールデータ分析画面が出現していないとき
は、ステップS182をジャンプしてステップS184
に進む。ステップS184ではホール情報画面を消去す
る。これにより、メイン画面の前面にポップアップされ
ていたホール情報画面が消えて、メイン画面が前面に表
れる。次いで、ステップS186でメイン画面に再び
「ホール」ボタンを出現させる。ステップS186を経
ると、メイン画面イベント処理にリターンする。このよ
うにして、ホール情報画面が出現しているとき、営業日
報画面(1)を出現させたり、あるいはホールデータ分
析画面を出現させたりする等の処理が行われる。
【0094】G.ホールデータ分析画面出現処理 図23はホール情報画面イベント処理におけるホールデ
ータ分析画面出現処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。ホールデータ分析画面出現処理では、まず
ステップS190で「ホールデータ」ボタンが押された
ことに対応してホールデータ分析画面を出現させる。こ
れにより、図47に示すホールデータ分析画面がポップ
アップしてマルチウインドウで表示される。次いで、ス
テップS192で3Dメニュー決定処理を行う(詳細は
サブルーチンで後述)。これは、グラフィカルな3次元
画面(3D画面)に必要なデータを演算して貼り付ける
ものである。次いで、ステップS194でホール情報画
面から「ホールデータ」ボタンを消去する。これは、ホ
ール情報画面の上にサブ画面(ホールデータ分析画面)
を重ねて出現させたので、再度誤って、ホールデータ分
析画面を出現させる「ホールデータ」ボタンを押すこと
がないように、削除しておくのものである。これによ
り、ホールデータ分析画面が複数階層的に出現してしま
って演算処理が遅れるという不具合を無くすことが可能
になる。ステップS194を経ると、ホール情報画面イ
ベント処理にリターンする。
【0095】H.ホールデータ分析画面イベント処理 図24〜図26はメイン画面プロセスにおけるホールデ
ータ分析画面イベント処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。ホールデータ分析画面イベント処理で
は、まずステップS200でホールデータ分析画面(図
47)が出現しているか否かを判別し、出現していなけ
れば今回のルーチンを終了してメイン画面イベント処理
にリターンする。ホールデータ分析画面が出現している
と、ステップS202に進んで「曜日/時刻」ボタン
(図47参照)を押したか否かを判別する。「曜日/時
刻」ボタンはホールデータをグラフィック表示(3次元
のグラフ)するときのX軸およびY軸のそれぞれのパラ
メータを曜日と時刻にする操作を行うものである。曜日
/時刻は、いわゆる水平軸情報に相当する。このような
水平軸情報には、他にも次のようなものがある。 天候/時刻(天候と時刻をX軸およびY軸のパラメータ
とするもの) 月/時刻(月と時刻をX軸およびY軸のパラメータとす
るもの) 月/複数日(月と複数日をX軸およびY軸のパラメータ
とするもの) 機種/日付(機種と日付をX軸およびY軸のパラメータ
とするもの) 機種/時刻(機種と時刻をX軸およびY軸のパラメータ
とするもの) 一方、Z軸(垂直軸)の方は売上(ホール全体の売上:
単位は100万円)、来店人数、稼働率というパラメー
タが設定され、選択可能である。売上、来店人数、稼働
率は、いわゆる垂直軸情報に相当する。
【0096】さて、ステップS202で「曜日/時刻」
ボタンを押すと、ステップS204に進んでXYメニュ
ー番号を「1」にする。これにより、ホールデータを3
次元でグラフィック表示するときのX軸およびY軸のそ
れぞれのパラメータが曜日と時刻になる。次いで、ステ
ップS226にジャンプして選択したボタンの色を変更
する。これにより、「曜日/時刻」ボタンの色が変わり
(例えば、緑色に変更)、X軸およびY軸のそれぞれの
パラメータが曜日と時刻であることを操作者に容易に認
識させることになる。ボタンの色が変ることの効果は、
以下同様である。ステップS226を経ると、メイン画
面プロセスにリターンする。一方、ステップS202で
「曜日/時刻」ボタンを押さない場合には、ステップS
206に進んで「天候/時刻」ボタンを押したか否かを
判別する。「天候/時刻」ボタンを押すと、ステップS
208に進んでXYメニュー番号を「2」にする。これ
により、ホールデータを3次元でグラフィック表示する
ときのX軸およびY軸のそれぞれのパラメータが天候と
時刻になる。次いで、ステップS226にジャンプして
選択したボタンの色を変更し、メイン画面プロセスにリ
ターンする。これにより、「天候/時刻」ボタンの色が
変わる。
【0097】ステップS206で「天候/時刻」ボタン
を押さない場合には、ステップS210に進んで「月/
時刻」ボタンを押したか否かを判別する。「月/時刻」
ボタンを押すと、ステップS212に進んでXYメニュ
ー番号を「3」にする。これにより、ホールデータを3
次元でグラフィック表示するときのX軸およびY軸のそ
れぞれのパラメータが月と時刻になる。次いで、ステッ
プS226にジャンプして選択したボタンの色を変更
し、メイン画面プロセスにリターンする。これにより、
「月/時刻」ボタンの色が変わる。ステップS210で
「月/時刻」ボタンを押さない場合には、ステップS2
14に進んで「月/複数日」ボタンを押したか否かを判
別する。「月/複数日」ボタンを押すと、ステップS2
16に進んでXYメニュー番号を「4」にする。これに
より、ホールデータを3次元でグラフィック表示すると
きのX軸およびY軸のそれぞれのパラメータが月と複数
日になる。次いで、ステップS226にジャンプして選
択したボタンの色を変更し、メイン画面プロセスにリタ
ーンする。これにより、「月/複数日」ボタンの色が変
わる。
【0098】ステップS214で「月/複数日」ボタン
を押さない場合には、ステップS218に進んで「機種
/日付」ボタンを押したか否かを判別する。「機種/日
付」ボタンを押すと、ステップS220に進んでXYメ
ニュー番号を「5」にする。これにより、ホールデータ
を3次元でグラフィック表示するときのX軸およびY軸
のそれぞれのパラメータが機種と日付になる。次いで、
ステップS226にジャンプして選択したボタンの色を
変更し、メイン画面プロセスにリターンする。これによ
り、「機種/日付」ボタンの色が変わる。ステップS2
18で「機種/日付」ボタンを押さない場合には、ステ
ップS222に進んで「機種/時刻」ボタンを押したか
否かを判別する。「機種/時刻」ボタンを押すと、ステ
ップS224に進んでXYメニュー番号を「6」にす
る。これにより、ホールデータを3次元でグラフィック
表示するときのX軸およびY軸のそれぞれのパラメータ
が機種と時刻になる。次いで、ステップS226にジャ
ンプして選択したボタンの色を変更し、メイン画面プロ
セスにリターンする。これにより、「機種/時刻」ボタ
ンの色が変わる。
【0099】ステップS222で「機種/時刻」ボタン
を押さない場合には、ステップS228に進んで「売
上」ボタンを押したか否かを判別する。「売上」ボタン
を押すと、ステップS230に進んでZメニュー番号を
「1」にする。これにより、ホールデータを3次元でグ
ラフィック表示するときのZ軸のパラメータが売上にな
る。次いで、ステップS242にジャンプして選択した
ボタンの色を変更し、メイン画面プロセスにリターンす
る。これにより、「売上」ボタンの色が変わり(例え
ば、オレンジ色に変更)、Z軸のパラメータが売上であ
ることを操作者に容易に認識させることになる。Z軸の
ボタンの色が変ることの効果は、以下同様である。
【0100】ステップS228で「売上」ボタンを押さ
ない場合には、ステップS232に進んでX、Yメニュ
ー番号は「5」又は「6」であるか否かを判別する。こ
れは、X軸、Y軸情報として「機種/日付」あるいは
「機種/時刻」が選択されているか否かを判断するもの
である。X、Yメニュー番号が「5」又は「6」でなけ
れば、ステップS234に進んで「来店人数」ボタンを
押したか否かを判別する。「来店人数」ボタンを押す
と、ステップS236に進んでZメニュー番号を「2」
にする。これにより、ホールデータを3次元でグラフィ
ック表示するときのZ軸のパラメータが来店人数にな
る。次いで、ステップS242にジャンプして選択した
ボタンの色を変更し、メイン画面プロセスにリターンす
る。これにより、「来店人数」ボタンの色が変わる。
【0101】一方、ステップS232でX、Yメニュー
番号が「5」又は「6」である場合(すなわち、X軸、
Y軸情報として「機種/日付」あるいは「機種/時刻」
が選択されているとき)、又はステップS234で「来
店人数」ボタンを押さない場合には、ステップS238
に進んで「稼働率」ボタンを押したか否かを判別する。
「稼働率」ボタンを押すと、ステップS240に進んで
Zメニュー番号を「3」にする。これにより、ホールデ
ータを3次元でグラフィック表示するときのZ軸のパラ
メータが稼働率になる。次いで、ステップS242にジ
ャンプして選択したボタンの色を変更し、メイン画面プ
ロセスにリターンする。これにより、「稼働率」ボタン
の色が変わる。ステップS238で「稼働率」ボタンを
押さない場合には、ステップS244に進んで「印刷」
ボタンを押したか否かを判別する。「印刷」ボタンを押
すと、ステップS246に進んでプリンタ60へハード
コピーデータを転送する。これにより、プリンタ60に
よりホールデータ分析画面がそのままハードコピーして
印刷される。ステップS246を経ると、メイン画面プ
ロセスにリターンする。
【0102】ステップS244で「印刷」ボタンが押さ
れないときは、ステップS248に進んで「実行」ボタ
ンを押したか否かを判別する。「実行」ボタンを押す
と、ステップS250に進んで3D実行ボタン処理(詳
細はサブルーチンで後述)を行う。これは、選択された
X軸、Y軸、Z軸のそれぞれのパラメータでホールデー
タを演算し、3次元でグラフィック表示するものであ
る。ステップS250を経ると、メイン画面プロセスに
リターンする。ステップS248で「実行」ボタンが押
されないときは、ステップS252に進んで「終了」ボ
タンを押したか否かを判別する。ここでの「終了」ボタ
ンは、ホールデータ分析画面を消去して親画面であるホ
ール情報画面に復帰するための操作を行うものである。
「終了」ボタンが押されると、ステップS254に進ん
でホールデータ分析画面を消去し、その後、ステップS
256でホール情報画面に「ホールデータ」ボタンを出
現させ、メイン画面プロセスにリターンする。これによ
り、ホール情報画面の前面にポップアップされていた子
画面としてのホールデータ分析画面が消えて、ホール情
報画面の全体が現れ(すなわち、ホールデータ分析画面
のバックにあったホール情報画面が全て前面側に現
れ)、ホール情報画面に再び「ホールデータ」ボタンが
出現する。なお、子画面としてのホールデータ分析画面
が閉じられた場合に、ホールデータ分析画面のバックに
あったホール情報画面が全て前面側に現れる状況は、以
後の説明においても同様である。
【0103】ステップS252で「終了」ボタンが押さ
れないときは、ステップS258に進んで「上向き」矢
印ボタンを押したか否かを判別する。「上向き」矢印ボ
タンは3次元でグラフィック表示するホールデータ(以
下、適宜、3Dグラフ又は3次元表示という)の水平軸
を回転させる操作を行うものである。同様に、「下向
き」矢印ボタン、「左向き」矢印ボタン、「右向き」矢
印ボタンがあり、何れも3次元表示の水平軸、あるいは
垂直軸を回転させる操作を行うものである。これらのボ
タンはホールデータ分析画面上のマーク△で示され、こ
のマーク△をマウス192でクリックして操作する。ス
テップS258で「上向き」矢印ボタンを押すと、ステ
ップS260に進んで3Dグラフの水平軸の回転角度を
現在値よりも5度増加させる。次いで、ステップS27
4にジャンプして3Dグラフを画面へ再表示し、メイン
画面プロセスにリターンする。これにより、水平軸の回
転角度を現在値よりも5度増加させるように、ホールデ
ータが再演算され、3Dグラフが再表示される。したが
って、「上向き」矢印ボタンの操作に伴って3Dグラフ
の水平軸の回転角度を現在値よりも5度増加させた画面
が表れる。
【0104】ステップS258で「上向き」矢印ボタン
を押さない場合には、ステップS262に進んで「下向
き」矢印ボタンを押したか否かを判別する。「下向き」
矢印ボタンを押すと、ステップS264に進んで3Dグ
ラフの水平軸の回転角度を現在値よりも5度減少させ
る。次いで、ステップS274にジャンプして3Dグラ
フを画面へ再表示し、メイン画面プロセスにリターンす
る。これにより、水平軸の回転角度を現在値よりも5度
減少させるように、ホールデータが再演算され、3Dグ
ラフが再表示される。ステップS262で「下向き」矢
印ボタンを押さない場合には、ステップS266に進ん
で「左向き」矢印ボタンを押したか否かを判別する。
「左向き」矢印ボタンを押すと、ステップS268に進
んで3Dグラフの垂直軸の回転角度を現在値よりも5度
増加させる。次いで、ステップS274にジャンプして
3Dグラフを画面へ再表示し、メイン画面プロセスにリ
ターンする。これにより、垂直軸の回転角度を現在値よ
りも5度増加させるように、ホールデータが再演算さ
れ、3Dグラフが再表示される。
【0105】ステップS266で「左向き」矢印ボタン
を押さない場合には、ステップS270に進んで「右向
き」矢印ボタンを押したか否かを判別する。「右向き」
矢印ボタンを押すと、ステップS272に進んで3Dグ
ラフの垂直軸の回転角度を現在値よりも5度減少させ
る。次いで、ステップS274にジャンプして3Dグラ
フを画面へ再表示し、メイン画面プロセスにリターンす
る。これにより、垂直軸の回転角度を現在値よりも5度
減少させるように、ホールデータが再演算され、3Dグ
ラフが再表示される。ステップS274を経ると、メイ
ン画面プロセスにリターンする。
【0106】I.3D実行ボタン処理 図27、図28はホールデータ分析画面イベント処理に
おける3D実行ボタン処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。3D実行ボタン処理では、まずステッ
プS300でXY、Zメニュー番号はそれぞれ「1、
1」であるか否かを判別する。XYメニュー番号=
「1」、Zメニュー番号=「1」とは、水平軸情報が時
刻/曜日で、垂直軸情報が売上という3Dグラフ(図4
7)に対応している。ステップS300でXY、Zメニ
ュー番号がそれぞれ「1、1」のときはステップS30
2に分岐して3Dメニュー決定処理1を行う(詳細はサ
ブルーチンで後述)。これは、水平軸情報を時刻/曜
日、垂直軸情報を売上として必要なデータを演算し、3
Dグラフを作成して画面に表示するものである。ステッ
プS302を経ると、ホールデータ分析画面イベント処
理にリターンする。
【0107】ステップS300でNOのときはステップ
S304に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「1、2」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「1」、Zメニュー番号=「2」とは、水平軸情報が
時刻/曜日で、垂直軸情報が来店人数という3Dグラフ
(図示略)に対応している。なお、以下の説明におい
て、全ての状態の3Dグラフを図示するものではなく、
典型的な例の場合のみ3Dグラフを図示する。ステップ
S304でXY、Zメニュー番号がそれぞれ「1、2」
のときはステップS306に分岐して3Dメニュー決定
処理2を行う。これにより、水平軸情報を時刻/曜日、
垂直軸情報を来店人数として必要なデータが演算され、
3Dグラフが作成されて画面に表示される。ステップS
306を経ると、ホールデータ分析画面イベント処理に
リターンする。ステップS304でNOのときはステッ
プS308に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「1、3」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「1」、Zメニュー番号=「3」とは、水平軸情報が
時刻/曜日で、垂直軸情報が稼働率という3Dグラフに
対応している。ステップS308でXY、Zメニュー番
号がそれぞれ「1、3」のときはステップS310に分
岐して3Dメニュー決定処理3を行う。これにより、水
平軸情報を時刻/曜日、垂直軸情報を稼働率として必要
なデータが演算され、3Dグラフが作成されて画面に表
示される。ステップS310を経ると、ホールデータ分
析画面イベント処理にリターンする。
【0108】ステップS308でNOのときはステップ
S312に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「2、1」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「2」、Zメニュー番号=「1」とは、水平軸情報が
天候/時刻で、垂直軸情報が売上という3Dグラフ(図
示略)に対応している。ステップS312でXY、Zメ
ニュー番号がそれぞれ「2、1」のときはステップS3
14に分岐して3Dメニュー決定処理4を行う。これに
より、水平軸情報を天候/時刻、垂直軸情報を売上とし
て必要なデータが演算され、3Dグラフが作成されて画
面に表示される。ステップS314を経ると、ホールデ
ータ分析画面イベント処理にリターンする。ステップS
312でNOのときはステップS316に進んでXY、
Zメニュー番号はそれぞれ「2、2」であるか否かを判
別する。XYメニュー番号=「2」、Zメニュー番号=
「2」とは、水平軸情報が天候/時刻で、垂直軸情報が
来店人数という3Dグラフ(図示略)に対応している。
ステップS316でXY、Zメニュー番号がそれぞれ
「2、2」のときはステップS318に分岐して3Dメ
ニュー決定処理5を行う。これにより、水平軸情報を天
候/時刻、垂直軸情報を来店人数として必要なデータが
演算され、3Dグラフが作成されて画面に表示される。
ステップS318を経ると、ホールデータ分析画面イベ
ント処理にリターンする。
【0109】ステップS316でNOのときはステップ
S320に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「2、3」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「2」、Zメニュー番号=「3」とは、水平軸情報が
天候/時刻で、垂直軸情報が稼働率という3Dグラフ
(図示略)に対応している。ステップS320でXY、
Zメニュー番号がそれぞれ「2、3」のときはステップ
S322に分岐して3Dメニュー決定処理6を行う。こ
れにより、水平軸情報を天候/時刻、垂直軸情報を稼働
率として必要なデータが演算され、3Dグラフが作成さ
れて画面に表示される。ステップS322を経ると、ホ
ールデータ分析画面イベント処理にリターンする。ステ
ップS320でNOのときはステップS324に進んで
XY、Zメニュー番号はそれぞれ「3、1」であるか否
かを判別する。XYメニュー番号=「3」、Zメニュー
番号=「1」とは、水平軸情報が月/時刻で、垂直軸情
報が売上という3Dグラフ(図示略)に対応している。
ステップS324でXY、Zメニュー番号がそれぞれ
「3、1」のときはステップS326に分岐して3Dメ
ニュー決定処理7を行う。これにより、水平軸情報を月
/時刻、垂直軸情報を売上として必要なデータが演算さ
れ、3Dグラフが作成されて画面に表示される。ステッ
プS326を経ると、ホールデータ分析画面イベント処
理にリターンする。
【0110】ステップS324でNOのときはステップ
S328に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「3、2」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「3」、Zメニュー番号=「2」とは、水平軸情報が
月/時刻で、垂直軸情報が来店人数という3Dグラフ
(図示略)に対応している。ステップS328でXY、
Zメニュー番号がそれぞれ「3、2」のときはステップ
S330に分岐して3Dメニュー決定処理8を行う。こ
れにより、水平軸情報を月/時刻、垂直軸情報を来店人
数として必要なデータが演算され、3Dグラフが作成さ
れて画面に表示される。ステップS330を経ると、ホ
ールデータ分析画面イベント処理にリターンする。ステ
ップS328でNOのときはステップS332に進んで
XY、Zメニュー番号はそれぞれ「3、3」であるか否
かを判別する。XYメニュー番号=「3」、Zメニュー
番号=「3」とは、水平軸情報が月/時刻で、垂直軸情
報が稼働率という3Dグラフ(図示略)に対応してい
る。ステップS332でXY、Zメニュー番号がそれぞ
れ「3、3」のときはステップS334に分岐して3D
メニュー決定処理9を行う。これにより、水平軸情報を
月/時刻、垂直軸情報を稼働率として必要なデータが演
算され、3Dグラフが作成されて画面に表示される。ス
テップS334を経ると、ホールデータ分析画面イベン
ト処理にリターンする。
【0111】ステップS332でNOのときはステップ
S336に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「4、1」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「4」、Zメニュー番号=「1」とは、水平軸情報が
月/複数日で、垂直軸情報が売上という3Dグラフ(図
示略)に対応している。ステップS336でXY、Zメ
ニュー番号がそれぞれ「4、1」のときはステップS3
38に分岐して3Dメニュー決定処理10を行う(詳細
はサブルーチンで後述)。これにより、水平軸情報を月
/複数日、垂直軸情報を売上として必要なデータが演算
され、3Dグラフが作成されて画面に表示される。ステ
ップS338を経ると、ホールデータ分析画面イベント
処理にリターンする。ステップS336でNOのときは
ステップS340に進んでXY、Zメニュー番号はそれ
ぞれ「4、2」であるか否かを判別する。XYメニュー
番号=「4」、Zメニュー番号=「2」とは、水平軸情
報が月/複数日で、垂直軸情報が来店人数という3Dグ
ラフ(図示略)に対応している。ステップS340でX
Y、Zメニュー番号がそれぞれ「4、2」のときはステ
ップS342に分岐して3Dメニュー決定処理11を行
う。これにより、水平軸情報を月/複数日、垂直軸情報
を来店人数として必要なデータが演算され、3Dグラフ
が作成されて画面に表示される。ステップS342を経
ると、ホールデータ分析画面イベント処理にリターンす
る。
【0112】ステップS340でNOのときはステップ
S344に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「4、3」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「4」、Zメニュー番号=「3」とは、水平軸情報が
月/複数日で、垂直軸情報が稼働率という3Dグラフ
(図示略)に対応している。ステップS344でXY、
Zメニュー番号がそれぞれ「4、3」のときはステップ
S346に分岐して3Dメニュー決定処理12を行う。
これにより、水平軸情報を月/複数日、垂直軸情報を稼
働率として必要なデータが演算され、3Dグラフが作成
されて画面に表示される。ステップS346を経ると、
ホールデータ分析画面イベント処理にリターンする。ス
テップS344でNOのときはステップS348に進ん
でXY、Zメニュー番号はそれぞれ「5、1」であるか
否かを判別する。XYメニュー番号=「5」、Zメニュ
ー番号=「1」とは、水平軸情報が機種/日付で、垂直
軸情報が売上という3Dグラフ(図示略)に対応してい
る。ステップS348でXY、Zメニュー番号がそれぞ
れ「5、1」のときはステップS350に分岐して3D
メニュー決定処理13を行う(詳細はサブルーチンで後
述)。これにより、水平軸情報を機種/日付、垂直軸情
報を売上として必要なデータが演算され、3Dグラフが
作成されて画面に表示される。ステップS350を経る
と、ホールデータ分析画面イベント処理にリターンす
る。
【0113】ステップS348でNOのときはステップ
S352に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「5、3」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「5」、Zメニュー番号=「3」とは、水平軸情報が
機種/日付で、垂直軸情報が稼働率という3Dグラフ
(図示略)に対応している。ステップS352でXY、
Zメニュー番号がそれぞれ「5、3」のときはステップ
S354に分岐して3Dメニュー決定処理14を行う。
これにより、水平軸情報を機種/日付、垂直軸情報を稼
働率として必要なデータが演算され、3Dグラフが作成
されて画面に表示される。ステップS354を経ると、
ホールデータ分析画面イベント処理にリターンする。ス
テップS352でNOのときはステップS356に進ん
でXY、Zメニュー番号はそれぞれ「6、1」であるか
否かを判別する。XYメニュー番号=「6」、Zメニュ
ー番号=「1」とは、水平軸情報が機種/時刻で、垂直
軸情報が売上という3Dグラフ(図示略)に対応してい
る。ステップS356でXY、Zメニュー番号がそれぞ
れ「6、1」のときはステップS358に分岐して3D
メニュー決定処理15を行う(詳細はサブルーチンで後
述)。これにより、水平軸情報を機種/時刻、垂直軸情
報を売上として必要なデータが演算され、3Dグラフが
作成されて画面に表示される。ステップS358を経る
と、ホールデータ分析画面イベント処理にリターンす
る。
【0114】ステップS356でNOのときはステップ
S360に進んでXY、Zメニュー番号はそれぞれ
「6、3」であるか否かを判別する。XYメニュー番号
=「6」、Zメニュー番号=「3」とは、水平軸情報が
機種/時刻で、垂直軸情報が稼働率という3Dグラフ
(図示略)に対応している。ステップS360でXY、
Zメニュー番号がそれぞれ「6、3」のときはステップ
S362に分岐して3Dメニュー決定処理16を行う
(詳細はサブルーチンで後述)。これにより、水平軸情
報を機種/時刻、垂直軸情報を稼働率として必要なデー
タが演算され、3Dグラフが作成されて画面に表示され
る。ステップS362を経ると、ホールデータ分析画面
イベント処理にリターンする。
【0115】J.3Dメニュー決定処理1 図29は3D実行ボタン処理における3Dメニュー決定
処理1のサブルーチンを示すフローチャートである。3
Dメニュー決定処理1では、まずステップS400で3
Dグラフデータ用ファイルを確保する。これは、メモリ
(例えば、RAM178)に3Dグラフデータを格納す
るエリアを確保し、そこに3Dグラフデータ用ファイル
を作成するものである。次いで、ステップS402で指
定曜日を「日曜」に設定する。これは、便宜上最初の曜
日を「日曜」から始め、「日曜」のホールデータから作
成していくためである。次いで、ステップS404で実
践カレンダーファイルから1年前のレコードを取得す
る。実践カレンダーファイルは図13に示すように日
付、曜日、営業状況、天候、催事、年中行事、営業日番
号というデータを格納しており、これから1年前のレコ
ードを取得し、必要なデータを得るものである。
【0116】次いで、ステップS406で「取得レコー
ドの曜日」=「指定曜日」であるか否かを判別する。例
えば、最初のルーチンでは指定曜日が「日曜」であるか
ら、「取得レコードの曜日」=「日曜」であるか否かを
判別することになる。「取得レコードの曜日」=「日
曜」であるときは、ステップS408でホール成績ファ
イルより取得レコードと日付が一致するホール成績レコ
ードを取得する。ホール成績ファイルは図11に示すよ
うにホールの成績データをレコードとして格納してお
り、これから1年前の同じ日付のレコードを取得して3
Dグラフを表示する場合のホールデータとするものであ
る。
【0117】次いで、ステップS410で取得したホー
ル成績レコードから開店時刻データ、閉店時刻データを
取得する。これは、3Dグラフに時刻毎のデータを表示
するためである。次いで、ステップS412で3D用時
間データ作成処理(詳細はサブルーチンで後述)を行
う。これは、1時間毎の実際の営業時間を秒単位で作成
するものである。次いで、ステップS414で取得した
ホール成績レコードからホール売上額データを取得し、
これを結果データとする。次いで、ステップS416で
ホール時系列成績ファイルより取得実践カレンダーファ
イルレコードと日付が一致するホール時系列成績レコー
ドを取得する。ホール時系列成績ファイルは図12に示
すようにホールの成績データを時系列でレコードとして
格納しており、これから1年前の同じ日付のホール時系
列レコードを取得して3Dグラフを表示する場合のホー
ルデータとするものである。
【0118】次いで、ステップS418で取得したホー
ル時系列成績レコードからホール時系列売上額データを
取得し、これを時系列データとする。これにより、時系
列の売上額データが得られる。次いで、ステップS42
0で3D時間帯成績データ作成処理(詳細はサブルーチ
ンで後述)を行う。これは、開店から閉店までの1時間
単位の時間帯成績データを得るものである。次いで、ス
テップS422で実践カレンダーファイルから次のレコ
ードを取得する。これは、過去1年分のレコードから次
の日のレコードを取得するものである。次いで、ステッ
プS424で過去1年分前のレコードを全て取得したか
否かを判別し、取得していないときはステップS406
に戻って同様の処理を繰り返す。ステップS406〜ス
テップS424の処理を繰り返すことにより、過去1年
分前のレコードで日曜に属するデータが全て取得され
る。
【0119】そうすると、ステップS424の判別結果
がYES(過去1年分前のレコードを全て取得した)と
なり、次いで、ステップS426に進む。ステップS4
26では3Dグラフデータ用ファイル更新処理(詳細は
サブルーチンで後述)を行う。これは、開店から閉店ま
での秒当りの成績データを得るものである。次いで、ス
テップS428で次の曜日を指定曜日に設定する。最初
のルーチンでは指定曜日が「日曜」であるから、次は
「月曜」に設定する(すなわち、「取得レコードの曜
日」=「月曜」にする。次いで、ステップS430で全
部の曜日が終了したか否かを判別し、最初のルーチンで
は指定曜日が「日曜」であるから、NOとなり、ステッ
プS404に戻って同様の処理を繰り返す。したがっ
て、次回は過去1年分前のレコードで月曜に属するデー
タが全て取得される。以後同様に火曜〜土曜のデータが
取得される。ステップS404〜ステップS430の処
理を繰り返すことにより、過去1年分前のレコードで日
曜から土曜に属するデータが全て取得される。
【0120】そうすると、ステップS430の判別結果
がYES(過去1年分前のレコードで全部の曜日が終
了)となり、次いで、ステップS432に進む。ステッ
プS432ではグラフの軸ラベルにラベルパターン1を
設定する。ラベルパターン1は図14に示すようにX軸
ラベルが曜日ラベル、Y軸ラベルが時刻ラベル、Z軸ラ
ベルが売上ラベルというものである。次いで、ステップ
S434でグラフの軸タイトルにラベルにタイトルパタ
ーン1を設定する。タイトルパターン1は図15に示す
ようにX軸タイトルが曜日、Y軸タイトルが時刻、Z軸
タイトルが売上(×百万円)というものである。次い
で、ステップS436で水平軸、垂直軸の回転角度を標
準角度に設定(すなわち、デフォルトに設定)する。次
いで、ステップS438で3Dグラフを画面へ表示す
る。次いで、ステップS440でグラフの出力データを
評価し、メッセージを画面に表示する。ステップS44
0を経ると、3D実行ボタン処理にリターンする。この
ようにして、過去1年分のレコードに基づいてホール成
績データが時系列で取得され、X軸タイトルが曜日、Y
軸タイトルが時刻、Z軸タイトルが売上(×百万円)
で、回転角度がデフォルトという3Dグラフが画面(図
47)に表示される。
【0121】K.3Dメニュー決定処理10 図30は3D実行ボタン処理における3Dメニュー決定
処理10のサブルーチンを示すフローチャートである。
3Dメニュー決定処理10では、まずステップS450
で3Dグラフデータ用ファイルを確保する。これは、メ
モリ(例えば、RAM178)に3Dグラフデータを格
納するエリアを確保し、そこに3Dグラフデータ用ファ
イルを作成するものである。次いで、ステップS452
で指定月を「1月」に設定する。これは、便宜上最初の
月を「1月」から始め、「1月」のホールデータから作
成していくためである。次いで、ステップS454で指
定複数日を「1日〜3日」に設定する。これは、1ケ月
を複数のグループに分けて複数日としてデータを表示す
るので、最初の複数日=「1日〜3日」から指定してい
くためである。次いで、ステップS456で実践カレン
ダーファイルから1年前のレコードを取得する。実践カ
レンダーファイルは図13に示すように日付、曜日、営
業状況、天候、催事、年中行事、営業日番号というデー
タを格納しており、これから1年前のレコードを取得
し、必要なデータを得るものである。
【0122】次いで、ステップS458で日数カウンタ
を「0」にする。日数カウンタは1ケ月の日数をカウン
トアップしていくものである。次いで、ステップS46
0で「取得レコードの月」=「指定月」であるか否かを
判別する。例えば、最初のルーチンでは指定月が「1
月」であるから、「取得レコードの月」=「1月」であ
るか否かを判別することになる。「取得レコードの月」
=「1月」であるときは、ステップS462で取得レコ
ードの日付は指定複数日に属しているか否かを判別す
る。取得レコードの日付が指定複数日(例えば、最初は
「1日〜3日」)に属していれば、ステップS464で
ホール成績ファイルより取得レコードと日付が一致する
ホール成績レコードを取得し、さらにそのレコードから
ホール売上データを取得する。ホール成績ファイルは図
11に示すようにホールの成績データをレコードとして
格納しており、これから1年前で日付が指定複数日に属
するレコードを取得して3Dグラフを表示する場合のホ
ールデータとするものである。
【0123】次いで、ステップS466で日数カウンタ
を「+1」だけ更新(カウントアップ)する。これによ
り、次の日に移る。次いで、ステップS468で実践カ
レンダーファイルから次のレコードを取得する。これ
は、過去1年分のレコードから次の日のレコードを取得
するものである。次いで、ステップS470で過去1年
分のレコードを全て取得したか否かを判別し、取得して
いないときはステップS460に戻って同様の処理を繰
り返す。このとき、ステップS462で取得レコードの
日付が指定複数日(例えば、最初は「1日〜3日」)に
属していなければ、ステップS464、ステップS46
6をジャンプしてステップS468に進む。そして、指
定複数日について過去1年分のレコードからホール売上
データを取得すると、ステップS470の判別結果がY
ESとなり、ステップS472に抜ける。
【0124】ステップS472では取得したホール売上
額カウンタの合計を日数カウンタで割って、日平均のホ
ール売上額を算出する。次いで、ステップS474で
は、算出した日平均のホール売上額データを3Dグラフ
データ用ファイルへ格納する。次いで、ステップS47
6で次の複数日グループを指定複数日に設定する。例え
ば、最初のルーチンでは指定複数日が「1日〜3日」で
あったから、次は指定複数日=「4日〜6日」に設定す
る。次いで、ステップS478で全部の複数日が終了し
たか否かを判別する。最初のルーチンでは指定複数日が
「1日〜3日」であり、ステップS478の判別結果が
NOになって、ステップS456に戻る。そして、ステ
ップS456〜ステップS478の処理を繰り返す。し
たがって、最初の指定月「1月」で、指定複数日が「1
日〜3日」〜「28日〜31日」まで繰り返されて日平
均のホール売上額が算出され、同様に3Dグラフデータ
用ファイルに格納される。
【0125】そして、最初の指定月「1月」で全ての複
数日のデータを取得して、日平均のホール売上額を得て
3Dグラフデータ用ファイルに格納すると、ステップS
478の判別結果がYESとなってステップS480に
進む。ステップS480では次の月を指定月に設定す
る。例えば、最初は「1月」であったから、次は指定月
=「2月」に設定する。次いで、ステップS482で全
ての月が終了したか否かを判別し、指定月=「2月」の
段階では終了していないので、NOに分岐してステップ
S454に戻り、処理を繰り返す。したがって、次は
「2月」について上記同様に全ての複数日のデータを取
得して、日平均のホール売上額を得て3Dグラフデータ
用ファイルに格納する処理が行われる。ステップS45
4〜ステップS482の処理を繰り返し、「1月」から
「12月」までの全ての月について上記同様に全ての複
数日のデータを取得して、日平均のホール売上額を得て
3Dグラフデータ用ファイルに格納すると、ステップS
482の判別結果がYESとなってステップS484に
抜ける。
【0126】ステップS484ではグラフの軸ラベルに
ラベルパターン10を設定する。ラベルパターン1は図
14に示すようにX軸ラベルが月ラベル、Y軸ラベルが
複数日ラベル、Z軸ラベルが売上ラベルというものであ
る。次いで、ステップS486でグラフの軸タイトルに
ラベルにタイトルパターン10を設定する。タイトルパ
ターン10は図15に示すようにX軸タイトルが月、Y
軸タイトルが複数日、Z軸タイトルが売上(×百万円)
というものである。次いで、ステップS488で水平
軸、垂直軸の回転角度を標準角度に設定(すなわち、デ
フォルトに設定)する。次いで、ステップS490で3
Dグラフを画面へ表示する。次いで、ステップS492
でグラフの出力データを評価し、メッセージを画面に表
示する。ステップS492を経ると、3D実行ボタン処
理にリターンする。このようにして、過去1年分のレコ
ードに基づいてホール成績データが時系列で取得され、
X軸タイトルが月、Y軸タイトルが複数日、Z軸タイト
ルが売上(×百万円)で、回転角度がデフォルトという
3Dグラフが画面に表示される。
【0127】L.3Dメニュー決定処理13 図31は3D実行ボタン処理における3Dメニュー決定
処理13のサブルーチンを示すフローチャートである。
3Dメニュー決定処理13では、まずステップS500
で3Dグラフデータ用ファイルを確保する。これは、メ
モリ(例えば、RAM178)に3Dグラフデータを格
納するエリアを確保し、そこに3Dグラフデータ用ファ
イルを作成するものである。次いで、ステップS502
で機種情報ファイルから機種番号を取得する。これは、
最初の機種番号のデータから取得していくためである。
次いで、ステップS504で機種成績ファイルから前回
営業日のレコードを取得する。機種成績ファイルは図9
に示すように機種台数、機種玉貸売上額〜機種利益とい
うその機種番号(例えば、最初のルーチンでは初めの機
種番号)についての機種成績データを格納しており、こ
れから前回営業日のレコードを取得し、必要なデータを
得るものである。
【0128】次いで、ステップS506で取得するレコ
ードが存在しないか否かを判別する。取得するレコード
(前回営業日のレコード)がある場合は、ステップS5
08でその前回営業日のレコードを取得しステップS5
12に進む。一方、取得するレコード(前回営業日のレ
コード)がない場合、例えばホールにその機種を新規に
入れたような場合には、前回営業日のレコードがないか
ら、ステップS510に進んで機種売上額データを
「0」に設定し、ステップS512に進む。ステップS
512では7日分のデータ処理が終了したか否かを判別
する。これは、機種のデータを取得するのに、1ケ月単
位では多過ぎるので、適当な分量として7日分のデータ
にしたものである。ステップS512で7日分のデータ
処理が終了していなければ、ステップS514に進んで
さらに前回の営業日のレコードを機種成績ファイルから
取得する。次いで、ステップS506に戻って同様の処
理を繰り返す。そして、7日分のデータ処理が終了する
と、ステップS512からステップS516に抜ける。
ステップS516では7日分の機種売上額データを3D
グラフデータ用ファイルへ格納する。
【0129】次いで、ステップS518で機種情報ファ
イルから次の機種番号を取得する。これは、最初の機種
番号のデータを取得したので、次の機種番号のデータを
取得するためである。次いで、ステップS520で全機
種を終了したか(すなわち、全部の機種番号について上
記データを取得したか)否かを判別する。全機種を終了
していなければステップS540に戻って同様の処理を
繰り返す。そして、全部の機種番号について上記データ
を取得すると、ステップS520の判別結果がYESと
なってステップS522へ抜ける。これにより、全ての
機種について7日分の機種売上額データが3Dグラフデ
ータ用ファイルへ格納される。ステップS522では機
種登録ファイルから機種名を取得してラベルパターン1
3を設定する。機種登録ファイルは図6に示すようにホ
ールに設置されている全ての機種のデータを登録してい
るものであり、これから機種名を取得することで、後述
のようにラベルパターン13のX軸ラベルに機種名が設
定される。ラベルパターン13は図14に示すようにX
軸ラベルが機種名ラベル、Y軸ラベルが日付ラベル、Z
軸ラベルが売上ラベルというものである。次いで、ステ
ップS524で実践カレンダーファイルから7日分の日
付を取得してラベルパターン13を作成する。これによ
り、Y軸ラベル(日付ラベル)が作成される。
【0130】次いで、ステップS528でグラフの軸タ
イトルにラベルにタイトルパターン13を設定する。タ
イトルパターン13は図15に示すようにX軸タイトル
が機種名、Y軸タイトルが日付、Z軸タイトルが売上
(×百万円)というものである。次いで、ステップS5
30で水平軸、垂直軸の回転角度を標準角度に設定(す
なわち、デフォルトに設定)する。次いで、ステップS
532で3Dグラフを画面へ表示する。次いで、ステッ
プS534でグラフの出力データを評価し、メッセージ
を画面に表示する。ステップS534を経ると、3D実
行ボタン処理にリターンする。このようにして、機種成
績ファイルのデータに基づいてホール成績データが取得
され、X軸タイトルが機種名、Y軸タイトルが日付、Z
軸タイトルが売上(×百万円)で、回転角度がデフォル
トという3Dグラフが画面に表示される。
【0131】M.3Dメニュー決定処理15 図32は3D実行ボタン処理における3Dメニュー決定
処理15のサブルーチンを示すフローチャートである。
3Dメニュー決定処理15では、まずステップS550
で3Dグラフデータ用ファイルを確保する。これは、メ
モリ(例えば、RAM178)に3Dグラフデータを格
納するエリアを確保し、そこに3Dグラフデータ用ファ
イルを作成するものである。次いで、ステップS552
で機種情報ファイルから機種番号を取得する。これは、
最初の機種番号のデータから取得していくためである。
次いで、ステップS554で機種成績ファイルの機種成
績レコードから前回営業日の機種成績レコードを取得す
る。機種成績ファイルは図9に示すように機種台数、機
種玉貸売上額〜機種利益というその機種番号(例えば、
最初のルーチンでは初めの機種番号)についての機種成
績データを格納しており、これから前回営業日のレコー
ドを取得し、必要なデータを得るものである。
【0132】次いで、ステップS556でホール成績フ
ァイルから当該日付の開店時刻データ、閉店時刻データ
を取得する。これは、3Dグラフに時刻毎のデータを表
示するためである。次いで、ステップS558で3D用
時間データ作成処理(詳細はサブルーチンで後述)を行
う。これは、1時間毎の実際の営業時間を秒単位で作成
するものである。次いで、ステップS560で取得した
機種成績レコードから機種売上額データを取得し、これ
を結果データとする。次いで、ステップS562で機種
時系列成績ファイルより当該日付の機種時系列売上額デ
ータをすべて取得し、これを時系列データとする。これ
により、機種時系列の売上額データが得られる。次い
で、ステップS564で3D時間帯成績データ作成処理
(詳細はサブルーチンで後述)を行う。これは、開店か
ら閉店までの1時間単位の時間帯成績データを得るもの
である。次いで、ステップS566で過去1ケ月分のデ
ータ処理が完了したか否かを判別する。過去1ケ月分の
データ処理が完了してしいなければ、ステップS568
に進んでさらに前回の営業日のレコードを機種成績ファ
イルから取得する。次いで、ステップS570で取得す
るレコードが存在しないか否かを判別する。取得するレ
コード(前回営業日のレコード)がある場合は、ステッ
プS556に戻って処理を繰り返す。そして、取得する
レコード(前回営業日のレコード)がなくなると、ステ
ップS570の判別結果がYESとなってステップS5
72に抜ける。
【0133】また、ステップS570で最初からNOの
とき、すなわち取得するレコード(前回営業日のレコー
ド)がない場合、例えばホールにその機種を新規に入れ
たような場合には、前回営業日のレコードがないから、
直接にステップS572に抜ける。さらに、ステップS
566で過去1ケ月分のデータ処理が完了した場合に
も、ステップS568、ステップS570を経ることな
く、ステップS572に抜ける。ステップS572では
3Dグラフデータ用ファイル更新処理1(詳細はサブル
ーチンで後述)を行う。これは、1時間単位で秒当りの
データ(例えば、売上データ)を演算するものである。
次いで、ステップS574で機種情報ファイルから次の
機種番号を取得する。これは、最初の機種番号のデータ
を取得したので、次の機種番号のデータを取得するため
である。
【0134】次いで、ステップS576で全機種を終了
したか(すなわち、全部の機種番号について上記データ
を取得したか)否かを判別する。全機種を終了していな
ければステップS554に戻って同様の処理を繰り返
す。そして、全部の機種番号について上記データを取得
すると、ステップS576の判別結果がYESとなって
ステップS578へ抜ける。これにより、全ての機種に
ついて機種売上額データおよび機種時系列売上額データ
が得られる。ステップS578では機種登録ファイルか
ら機種名を取得してラベルパターン15を作成する。機
種登録ファイルは図6に示すようにホールに設置されて
いる全ての機種のデータを登録しているものであり、こ
れから機種名を取得することで、後述のようにラベルパ
ターン15のX軸ラベルに付ける機種名が作成される。
次いで、ステップS580でグラフの軸ラベルにラベル
パターン15を設定する。ラベルパターン15は図14
に示すようにX軸ラベルが機種名ラベル、Y軸ラベルが
時刻ラベル、Z軸ラベルが売上ラベルというものであ
る。したがって、ステップS578の処理で作成した機
種名がX軸ラベルに付けられるとともに、Y軸ラベルが
時刻ラベル、Z軸ラベルが売上ラベルとして設定され
る。
【0135】次いで、ステップS582でグラフの軸タ
イトルにタイトルパターン15を設定する。タイトルパ
ターン15は図15に示すようにX軸タイトルが機種
名、Y軸タイトルが時刻、Z軸タイトルが売上(×百万
円)というものである。次いで、ステップS584で水
平軸、垂直軸の回転角度を標準角度に設定(すなわち、
デフォルトに設定)する。次いで、ステップS586で
3Dグラフを画面へ表示する。次いで、ステップS58
8でグラフの出力データを評価し、メッセージを画面に
表示する。ステップS588を経ると、3D実行ボタン
処理にリターンする。このようにして、機種成績ファイ
ルおよび機種時系列成績ファイルのデータに基づいてホ
ール成績データが取得され、X軸タイトルが機種名、Y
軸タイトルが時刻、Z軸タイトルが売上(×百万円)
で、回転角度がデフォルトという3Dグラフが画面に表
示される。
【0136】N.3Dメニュー決定処理16 図33は3D実行ボタン処理における3Dメニュー決定
処理16のサブルーチンを示すフローチャートである。
3Dメニュー決定処理16では、まずステップS600
で3Dグラフデータ用ファイルを確保する。これは、メ
モリ(例えば、RAM178)に3Dグラフデータを格
納するエリアを確保し、そこに3Dグラフデータ用ファ
イルを作成するものである。次いで、ステップS602
で機種情報ファイルから機種番号を取得する。これは、
最初の機種番号のデータから取得していくためである。
次いで、ステップS604で機種成績ファイルの機種成
績レコードから前回営業日の機種成績レコードを取得す
る。機種成績ファイルは図9に示すように機種台数、機
種玉貸売上額〜機種利益というその機種番号(例えば、
最初のルーチンでは初めの機種番号)についての機種成
績データを格納しており、これから前回営業日のレコー
ドを取得し、必要なデータを得るものである。
【0137】次いで、ステップS606でホール成績フ
ァイルから当該日付の開店時刻データ、閉店時刻データ
を取得する。これは、3Dグラフに時刻毎のデータを表
示するためである。次いで、ステップS608で3D用
時間データ作成処理(詳細はサブルーチンで後述)を行
う。これは、1時間毎の実際の営業時間を秒単位で作成
するものである次いで、ステップS610で取得した機
種成績レコードから機種アウト玉数データを取得し、こ
れを結果データとする。次いで、ステップS612で機
種時系列成績ファイルより当該日付の機種時系列アウト
玉数データをすべて取得し、これを時系列データとす
る。これにより、機種時系列のアウト玉数データが得ら
れる。次いで、ステップS614で3D時間帯成績デー
タ作成処理(詳細はサブルーチンで後述)を行う。これ
は、開店から閉店までの1時間単位の時間帯成績データ
を得るものである。
【0138】次いで、ステップS616で過去1ケ月分
のデータ処理が完了したか否かを判別する。過去1ケ月
分のデータ処理が完了していなければ、ステップS61
8に進んでさらに前回の営業日のレコードを機種成績フ
ァイルから取得する。次いで、ステップS620で取得
するレコードが存在しないか否かを判別する。取得する
レコード(前回営業日のレコード)がある場合は、ステ
ップS606に戻って処理を繰り返す。そして、取得す
るレコード(前回営業日のレコード)がなくなると、ス
テップS620の判別結果がYESとなってステップS
622へ抜ける。
【0139】また、ステップS620で最初からNOの
とき、すなわち取得するレコード(前回営業日のレコー
ド)がない場合、例えばホールにその機種を新規に入れ
たような場合には、前回営業日のレコードがないから、
直接にステップS622に抜ける。さらに、ステップS
616で過去1ケ月分のデータ処理が完了した場合に
も、ステップS618、ステップS620を経ることな
く、ステップS6222へ抜ける。ステップS622で
は取得した機種成績レコードから機種台数データを取得
し、台数データとする。次いで、ステップS624で3
Dグラフデータ用ファイル更新処理2(詳細はサブルー
チンで後述)を行う。これは、1時間単位で秒当りのデ
ータ(例えば、稼働率データ)を演算するものである。
次いで、ステップS626で機種情報ファイルから次の
機種番号を取得する。これは、最初の機種番号のデータ
を取得したので、次の機種番号のデータを取得するため
である。
【0140】次いで、ステップS628で全機種を終了
したか(すなわち、全部の機種番号について上記データ
を取得したか)否かを判別する。全機種を終了していな
ければステップS604に戻って同様の処理を繰り返
す。そして、全部の機種番号について上記データを取得
すると、ステップS628の判別結果がYESとなって
ステップS630へ抜ける。これにより、全ての機種に
ついて機種アウト玉数データおよび機種時系列アウト玉
数データが得られる。ステップS630では機種登録フ
ァイルから機種名を取得してラベルパターン16を作成
する。機種登録ファイルは図6に示すようにホールに設
置されている全ての機種のデータを登録しているもので
あり、これから機種名を取得することで、後述のように
ラベルパターン16のX軸ラベルに付ける機種名が作成
される。次いで、ステップS632でグラフの軸ラベル
にラベルパターン16を設定する。ラベルパターン16
は図14に示すようにX軸ラベルが機種名ラベル、Y軸
ラベルが時刻ラベル、Z軸ラベルが稼働率ラベルという
ものである。したがって、ステップS630の処理で作
成した機種名がX軸ラベルに付けられるとともに、Y軸
ラベルが時刻ラベル、Z軸ラベルが稼働率ラベルとして
設定される。
【0141】次いで、ステップS634でグラフの軸タ
イトルにタイトルパターン16を設定する。タイトルパ
ターン16は図15に示すようにX軸タイトルが機種
名、Y軸タイトルが時刻、Z軸タイトルが稼働率(%)
というものである。次いで、ステップS636で水平
軸、垂直軸の回転角度を標準角度に設定(すなわち、デ
フォルトに設定)する。次いで、ステップS638で3
Dグラフを画面へ表示する。次いで、ステップS640
でグラフの出力データを評価し、メッセージを画面に表
示する。ステップS640を経ると、3D実行ボタン処
理にリターンする。このようにして、機種成績ファイル
および機種時系列成績ファイルのデータに基づいてホー
ル成績データが取得され、X軸タイトルが機種名、Y軸
タイトルが時刻、Z軸タイトルが稼働率(%)で、回転
角度がデフォルトという3Dグラフが画面に表示され
る。
【0142】O.3D用時間データ作成処理 図34は3Dメニュー決定処理1、3Dメニュー決定処
理15および3Dメニュー決定処理16における3D用
時間データ作成処理のサブルーチンを示すフローチャー
トである。3D用時間データ作成処理では、まずステッ
プS650で「10時台」を指定時間帯とする。これ
は、ホールの開店が通常10時なので、開店から最初の
時間帯から3D用時間データを作成するためである。以
後、後述のステップで1時間毎に指定時間帯を設定して
いくことになる。次いで、ステップS652で10時を
指定時間帯の先頭時刻とする。これにより、「10時
台」の先頭時刻が10時となる。次いで、ステップS6
54で11時を指定時間帯の最終時刻とする。これによ
り、「10時台」の最終時刻が11時となる。したがっ
て、「10時台」は10時から始まり11時で終わるこ
とになる。なお、10時30分に開店する場合も、「1
0時台」の先頭時刻は10時00分に設定する。ただ
し、この場合はホールの開店時刻が10時30分にな
る。
【0143】次いで、ステップS656で以下の設定を
行う。 A=開店時刻(ホールが開店する時刻、例えば、午前1
0時00分) a=先頭時刻(指定時間帯の先頭時刻) b=最終時刻(指定時間帯の最終時刻) B=閉店時刻(ホールが閉店する時刻、例えば、午後1
0時00分) これは、ホールの開店時間〜閉店時間と指定時間帯との
関係を調べるためである。次いで、ステップS658で
A<aかつb<Bが成立するか否かを判別する。これ
は、図40のケース(1)に示すように今回の指定時間
帯(すなわち、「10時台」)がホールの開店時間〜閉
店時間の間に入っているかどうかを判断するものであ
る。YESのときはステップS660に分岐して指定時
間帯の3D用時間データへ「3600」を代入する。こ
れにより、「10時台」の3D用時間データは「360
0」(秒)になる。つまり、「10時台」に1時間全て
が営業状態にあると、秒換算で「3600」にするもの
である。
【0144】ステップS658でNOのときは、ステッ
プS662に進んでA<aかつA<bかつb<Bが成立
するか否かを判別する。これは、図40のケース(4)
に示すように今回の指定時間帯(すなわち、「10時
台」)がホールの開店時間〜閉店時間とどのような関係
にあるかを判断するものである。YESのときはステッ
プS664に分岐して指定時間帯の3D用時間データへ
「b−A」を代入する。これにより、「10時台」の3
D用時間データは「b−A」(秒)になる。つまり、
「10時台」は1時間全てでなく一部のみがが営業状態
(例えば、午前10時を経過した後に開店した場合)に
あり、そのため秒換算で「b−A」になるものである。
ステップS662でNOのときは、ステップS666に
進んでA<aかつa<BかつB<bが成立するか否かを
判別する。これは、図40のケース(3)に示すように
今回の指定時間帯(すなわち、「10時台」)がホール
の開店時間〜閉店時間とどのような関係にあるかを判断
するものである。YESのときはステップS668に分
岐して指定時間帯の3D用時間データへ「B−a」を代
入する。これにより、「10時台」の3D用時間データ
は「B−a」(秒)になる。つまり、「10時台」は1
時間全てでなく一部のみがが営業状態(例えば、午前1
1時前に閉店した場合)にあり、そのため秒換算で「B
−a」になるものである。
【0145】ステップS666でNOのときは、ステッ
プS670に進んでa<AかつB<bが成立するか否か
を判別する。これは、図40のケース(2)に示すよう
に今回の指定時間帯(すなわち、「10時台」)がホー
ルの開店時間〜閉店時間とどのような関係にあるかを判
断するものである。YESのときはステップS672に
分岐して指定時間帯の3D用時間データへ「B−A」を
代入する。これにより、「10時台」の3D用時間デー
タは「B−A」(秒)になる。つまり、「10時台」は
1時間全てでなく一部のみがが営業状態(例えば、午前
10時間が経過した後に開店し、午前11時前に閉店し
た場合)にあり、そのため秒換算で「B−A」になるも
のである。ステップS670でNOのときは、ステップ
S674に進んで指定時間帯の3D用時間データへ
「0」を代入する。これは、図40のケース(5)又は
ケース(6)に示すように今回の指定時間帯(すなわ
ち、「10時台」)がホールの開店時間〜閉店時間の間
に存在しないと判断した場合である。これにより、「1
0時台」の3D用時間データは「0」(秒)になる。つ
まり、「10時台」は営業状態にない(例えば、午前1
1時間以後に開店し、その後閉店した場合、あるいは午
前10時前に開店し、午前10時前に閉店した場合)に
あり、そのため秒換算で「0」になるものである。
【0146】ステップS660、ステップS664、ス
テップS668、ステップS672あるいはステップS
676を経て、3D用時間データを作成すると、次い
で、ステップS676に進む。ステップS676では次
の指定時間帯、先頭時刻、最終時刻を設定する。ここで
は、次の指定時間帯として「11時台」を設定し、先頭
時刻を11時、最終時刻を12時とする。次いで、ステ
ップS678で全時間帯の処理が完了したか否かを判別
する。最初のルーチンでは、「10時台」を終了しただ
けであるから、ステップS678の判別結果がNOとな
ってステップS656に戻って処理を繰り返す。次回の
ループでは「11時台」について同様の処理が行われ
る。そして、ホールの開店から閉店まで全ての指定時間
帯で3D用時間データを作成する処理が完了すると、ス
テップS678の判別結果がYESとなって3D用時間
データ作成処理を終了し、3Dメニュー決定処理1、3
Dメニュー決定処理15あるいは3Dメニュー決定処理
16にリターンする。
【0147】P.3D用時間帯成績データ作成処理 図35は3Dメニュー決定処理1、3Dメニュー決定処
理15および3Dメニュー決定処理16における3D用
時間帯成績データ作成処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。3D用時間帯成績データ作成処理で
は、まずステップS700でホールの開店時刻は10時
よりも早いか否かを判別する。ホールの開店時刻が10
時よりも早ければステップS702で10時から開店時
刻までの時系列データを(0)とする。これは、3D用
時間データを作成するときに最初の指定時間帯を「10
時台」に設定しているので、10時より遅く開店する場
合は例外として、3D用時間データに加えないためであ
る。また、ホールの開店は通常午前10時なので、開店
時刻が午前10時というケースは稀だからである。ステ
ップS702を経ると、ステップS704に進む。一
方、ステップS700でホールの開店時刻は10時より
も早ければ、ステップS702をジャンプしてステップ
S704に進む。
【0148】ステップS704ではホールの閉店時刻は
22時(午後10時)よりも遅いか否かを判別する。ホ
ールの閉店時刻が22時よりも早ければ、ステップS7
06で閉店時刻から22時までの時系列データを結果デ
ータとする。これは、3D用時間データを作成するとき
に最後の指定時間帯を「21時台」に設定しているが、
ホールの閉店時間は各市町村の条例で決められるもので
あり、特に都市部では閉店時間が23時(午後11時)
という例も多いので、そのような場合には22時以後も
営業した場合の時系列データを結果データとするもので
ある。ステップS706を経ると、ステップS708に
進む。一方、ステップS704でホールの閉店時刻が2
2時よりも早ければ、ステップS706をジャンプして
ステップS708に進む。
【0149】ステップS708では時系列データの1時
間ごとの差分を取ることにより、時間帯成績データを作
成する。この処理を図41を参照して説明する。まず、
図41(a)に示すように、時系列データとして開店
(例えば、10時)から5分毎のデータを時系列で作成
する。例えば、10時10分の売上額が300万円とす
ると、5分経過した10時15分の売上額累計を算出す
ると310万円になる。以後、同様にして21時40分
の売上額累計を算出すると、830万円になる。次に、
図41(b)に示すように、11時以降の各時間帯の0
分の売上額データ(累計額)を順次作成する(10時は
開店直後なので、データがないことが多いので、ここで
は作成しない)。例えば、11時0分の売上額データは
370万円と算出される。同様に、12時0分の売上額
データは400万円と算出され、最後の21時0分の売
上額データは790万円と算出される。次に、図41
(c)に示すように、10時と22時のデータがないと
きは補充する。例えば、10時は開店直後のデータとし
て0円の売上額データを補助する。また、22時は21
時0分の売上額データを補充して850万円になる。こ
れにより、売上額データの結果データは850万円とし
て算出される。
【0150】次に、図41(d)に示すように、10時
台の時間帯成績データを以下の式に基づいて算出する。 (10時台の時間帯成績データ) =(11時台の時系列データ)−(10時台の時系列データ) =370[万円] 以下、同様にして各時間帯の成績データを算出する。例
えば、21時台の時間帯成績データは、以下の式で算出
する。 (21時台の時間帯成績データ) =(22時台の時系列データ)−(21時台の時系列データ) =60[万円] このようにして、時系列データの1時間ごとの差分を取
ることにより、時間帯成績データが作成される。
【0151】Q.3Dグラフデータ用ファイル更新処理
1 図36は3Dメニュー決定処理15における3Dグラフ
データ用ファイル更新処理1のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。3Dグラフデータ用ファイル更新処
理1では、まずステップS720で「10時台」を指定
時間帯とする。これは、ホールの開店が通常10時なの
で、開店から最初の時間帯から3Dグラフデータ用ファ
イルを更新するためである。以後、後述のステップで1
時間毎に指定時間帯を設定していくことになる。次い
で、ステップS722で「指定時間帯の3D時間帯成績
データを日数分合計した値」を「指定時間帯の3D時間
データを日数分合計した値」で割って、さらに3600
を掛けたものを出力データとする。これは、今回の指定
時間「10時台」における過去1ケ月分の成績データか
ら秒単位に換算した1時間当りの成績データを得るもの
である。
【0152】次いで、ステップS724では算出した出
力データを3Dグラフデータ用ファイルへ格納する。次
いで、ステップS726で次の時間帯を指定時間帯に設
定する。ここでは、最初のルーチンであるから、次の指
定時間帯として「11時台」を設定する。次いで、ステ
ップS728で全時間帯を完了したか否かを判別し、ま
だ完了していないので、ステップS722に戻って同様
の処理を繰り返し、「11時台」について同様の処理を
行う。そして、最後の指定時間帯として「21時台」ま
で処理を完了すると、ステップS728の判別結果がY
ESとなって3Dグラフデータ用ファイル更新処理1を
終了し、3Dメニュー決定処理15にリターンする。
【0153】本ルーチンの処理を図42を参照して説明
する。まず、図42(a)に示すように、3D時間帯成
績データを演算する。例えば、日曜日の例であれば、1
2月1日、12月8日、12月15日、12月22日と
日曜日に対応する日付をピックアップし、各日付におけ
る指定時間帯の成績データをそれぞれ作成する。そし
て、各指定時間帯の合計A10、A11、A12、・・・A21
を算出する。この場合、「10時台」の成績データはA
10となり、以後同様に、「21時台」の成績データはA
21として算出される。成績データの単位は、売上のとき
は[円]、来店人数のときは[人]となる。
【0154】次に、図42(b)に示すように、3D時
間データを演算する。例えば、日曜日の例であれば、1
2月1日、12月8日、12月15日、12月22日と
日曜日に対応する日付をピックアップし、各日付におけ
る指定時間帯の3D時間データをそれぞれ作成する。そ
して、各指定時間帯の合計T10、T11、T12、・・・T
21を算出する。この場合、「10時台」の3D時間デー
タはT10となり、以後同様に、「21時台」の3D時間
データはT21として算出される。3D時間データの単位
は[秒]である。次に、図42(c)に示すように、各
指定時間帯の成績データA10、A11、A 12、・・・A21
をそれぞれ3D時間データT10、T11、T12、・・・T
21で割り、その後、3600を掛けて出力データを算出
する。例えば、「10時台」の出力データは、A10÷T
10×3600として算出する。以後、同様の演算を行
い、「21時台」の出力データは、A21÷T21×360
0として算出する。そして、このようにして算出した出
力データは秒当りに換算した1時間当りのデータとな
り、これを3Dグラフデータ用ファイルへ格納(前のデ
ータを更新して格納)する。
【0155】R.3Dグラフデータ用ファイル更新処理
2 図37は3Dメニュー決定処理16における3Dグラフ
データ用ファイル更新処理2のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。3Dグラフデータ用ファイル更新処
理2では、まずステップS750で「10時台」を指定
時間帯とする。これは、ホールの開店が通常10時なの
で、開店から最初の時間帯から3Dグラフデータ用ファ
イルを更新するためである。以後、後述のステップで1
時間毎に指定時間帯を設定していくことになる。次い
で、ステップS752で「指定時間帯の3D時間帯成績
データを日数分合計した値」を「指定時間帯の3D時間
データと台数データとの積を日数分合計した値」で割っ
て、さらに0.6を掛けたものを出力データとする。こ
れは、今回の指定時間「10時台」における過去1ケ月
分の成績データから、1時間毎の台当りの稼働率データ
を得るものである。
【0156】次いで、ステップS754では算出した出
力データを3Dグラフデータ用ファイルへ格納する。次
いで、ステップS756で次の時間帯を指定時間帯に設
定する。ここでは、最初のルーチンであるから、次の指
定時間帯として「11時台」を設定する。次いで、ステ
ップS758で全時間帯を完了したか否かを判別し、ま
だ完了していないので、ステップS752に戻って同様
の処理を繰り返し、「11時台」について同様の処理を
行う。そして、最後の指定時間帯として「21時台」ま
で処理を完了すると、ステップS758の判別結果がY
ESとなって3Dグラフデータ用ファイル更新処理2を
終了し、3Dメニュー決定処理16にリターンする。
【0157】本ルーチンの処理を図43、図44を参照
して説明する。まず、図43(a)に示すように、3D
時間帯成績データを演算する。例えば、日曜日の例であ
れば、12月1日、12月8日、12月15日、12月
22日と日曜日に対応する日付をピックアップし、各日
付における指定時間帯の3D時間データをそれぞれ作成
する。例えば、各日付における「10時台」の3D時間
データはT10-1、T10 -2、T10-3、T10-4となる。3D
時間データの単位は[秒]である。同様に、「11時
台」の3D時間データはT11-1、T11-2、T11-3、T
11-4となり、「21時台」の3D時間データはT21-1
21-2、T21-3、T21-4となる。次に、図43(b)に
示すように、同じく日曜日としてピックアップした12
月1日、12月8日、12月15日、12月22日に対
応する台数データを算出する。例えば、各日付におけ
る、その機種で営業した台数(稼働した延台数)は
1、D2、D3、D4となる。台数データの単位は[台]
である。
【0158】次に、図44(c)に示すように、12月
1日、12月8日、12月15日、12月22日のそれ
ぞれの指定時間帯について、(3D時間データ×台数デ
ータ)の演算を行う。例えば、各日付における「10時
台」の(3D時間データ×台数データ)の演算値は、T
10-1×D1、T10-2×D2、T10-3×D3、T10-4×D4
なる。そして、「10時台」における演算値の合計はS
10を算出する。同様にして、「11時台」、・・・「2
1時台」についても演算を行い、演算値の合計S11、S
12、・・・S21を算出する。この合計値S10、S11、S
12、・・・S21は過去1ケ月の同じ曜日に同一機種が稼
働した延営業時間(秒)になる。
【0159】次に、図44(d)に示すように、12月
1日、12月8日、12月15日、12月22日のそれ
ぞれの指定時間帯について、3D時間帯成績データ(こ
こではアウト玉数)を算出する。例えば、日曜日の例で
あれば、12月1日、12月8日、12月15日、12
月22日と日曜日に対応する日付をピックアップし、各
日付における指定時間帯の成績データをそれぞれ作成す
る。そして、各指定時間帯の合計A10、A11、A12、・
・・A21を算出する。この場合、「10時台」の成績デ
ータはA10となり、以後同様に、「21時台」の成績デ
ータはA21として算出される。成績データの単位は、ア
ウト玉数で[個]となる。
【0160】次に、図44(e)に示すように、12月
1日、12月8日、12月15日、12月22日におけ
る指定時間帯の稼働率データ(1時間毎の台当りの稼働
率データ)を算出し、これを出力データとする。例え
ば、「10時台」の出力データは、A10÷S10×0.6
として算出する。0.6という定数を掛けるのは、0.
6秒に1回遊技機が玉を発射するから、アウト玉数に対
して稼働率を求める演算を行うためである。以後、同様
の演算を行い、「21時台」の出力データは、A 21÷S
21×0.6として算出する。そして、このようにして算
出した出力データは指定時間帯の稼働率データとなり、
これを3Dグラフデータ用ファイルへ格納(前のデータ
を更新して格納)する。
【0161】M.データ収集プロセス 図38はデータ収集プロセスを示すフローチャートであ
る。データ収集プロセスは管理装置11や遊技機31よ
りのデータおよび管理装置11からの指令等を受信する
ものである。データ収集プロセスでは、まずステップS
800でオフライン処理を行う。これは、経営分析装置
12の電源をオンしたが、管理装置11、遊技機31と
のネットワークが形成されていないとき(回線がつなが
っていないとき)の処理で、例えば回線接続待ちで管理
装置11からの指令を待っている状態である。次いで、
ステップS802で開店準備処理を行う。これは、回線
がつながって管理装置11、遊技機31とのネットワー
クが形成された後、管理装置11からの開店準備のパケ
ットを待つものである。
【0162】次いで、ステップS804で開店待ち処理
を行う。これは、管理装置11からの開店指示を受信す
る等の処理である。次いで、ステップS806で営業中
処理を行う。これは、ホールの営業中に、経営分析に必
要な情報の収集およびリモコン装置100の操作来歴管
理で使用する各種情報の収集を行うもので、詳細はサブ
ルーチンで後述する。次いで、ステップS808で閉店
確認処理を行う。これは、閉店の準備を行う処理であ
る。次いで、ステップS810で集計処理1を行う。こ
れは、当日を含む実際のデータそのままについて集計を
行うものである。実際のデータには、当日以外の過去の
データ(例えば、昨日を含む過去の全データ)が含まれ
る。実際のデータそのままとは、データを加工しない
で、単に集計するという意味である。なお、集計したデ
ータは外部記憶装置157(例えば、ハードディスク装
置187、光磁気ディスク装置(MO)188、デジタ
ルテープ記憶装置(DAT)189)に退避して保存す
る。
【0163】次いで、ステップS812で閉店後業務処
理を行う。これは、翌日の売上目標を決める等の閉店後
に必要な業務処理を行うものである。次いで、ステップ
S814で台調整データ転送処理を行う。これは、経営
分析装置12で台調整に必要な各種のデータ(例えば、
ベース値等)を集計したので、各遊技機31のディスプ
レイユニット74に、各台毎に転送するものである。こ
れにより、店員は各台のディスプレイユニット74に表
示された台調整データを見ながら、当該台の釘調整等を
簡単に行うことができる。次いで、ステップS816で
集計処理2を行う。これは、集計処理1で収集した当日
分のデータおよび過去のデータに対して、必要な再計
算、加工処理等のためにデータの集計処理を行うもので
ある。ステップS816を経ると、ステップS800に
戻る。ステップS800に戻るということは、このデー
タ収集プロセスがホールの開店から閉店までを1つのル
ーチンとして、1日単位で実行されることを意味してい
る。このようにして、管理装置11や遊技機31よりの
実データが収集され、必要に応じて実データの再計算が
行われて集計される。
【0164】N.営業中処理 図39はデータ収集プロセスにおける営業中処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。営業中処理で
は、まずステップS900で営業中処理の初期化処理を
行う。これは、例えば営業中処理を行うための初期状態
を設定するものである。次いで、ステップS902で発
射データ収集処理を行う。これは、遊技機31のデータ
のうち、遊技盤に向けて発射される玉の数を収集するも
のである。次いで、ステップS904で回収データ収集
処理を行う。これは、遊技機31のデータのうち、遊技
盤を落下し遊技結果が確定した玉(例えば、入賞した玉
および入賞しなかった玉を含む:すなわち、回収玉)の
数を収集するものである。次いで、ステップS906で
入賞データ収集処理を行う。これは、遊技機31のデー
タのうち、入賞に伴う賞球数を収集するものである。次
いで、ステップS908でリモコンデータ収集処理を行
う。これは、リモコン装置100の操作状況の情報を収
集するものである。
【0165】次いで、ステップ910で盤情報データ収
集処理を行う。これは、遊技盤の各入賞口にアドレスを
割り付けておき、玉がどの入賞口に入ったかという情報
を収集したり、始動入賞、特図の図柄変動開始、特図の
図柄変動終了、大当りの開始、大当りの終了等の情報を
収集するものである。次いで、ステップS912で分析
データ収集処理を行う。これは、管理装置11から5秒
毎に送信されてくる定時データを受信するもので、例え
ばICカード400に金額を付加したときプレミアムが
あればそのプレミアム付加玉数累計値、来店人数累計
値、換金額累計値、貯玉額データ累計値を受信し、格納
(例えば、経営分析装置12にあるホールの当日成績フ
ァイルのデータに上書き)するものである。
【0166】次いで、ステップS914で呼び出し情報
受付処理を行う。これは、各台のディスプレイユニット
74の近傍にある店員呼出ボタンが操作されたとき、そ
の呼び出し情報を受信するものである。次いで、ステッ
プS916でエラー情報受付処理を行う。これは、遊技
機31にエラーが発生したとき、そのエラーを受信し、
累積していくものである。また、エラー回復を受信した
ときは累積した当該情報を消去するものである。次い
で、ステップS918で遊技参考データ提供処理を行
う。これは、経営分析装置12で収集した各種の情報の
うち、遊技者に開示可能な情報(例えば、大当り発生回
数等)を各台のディスプレイユニット74に送信するも
ので、これにより、遊技者に遊技参考データが提供され
る。次いで、ステップS920で定時刻処理を行う。こ
れは、5分毎に内部メモリ(RAM178)から外部記
憶装置157(例えば、ハードディスク装置187)に
データを格納して、データをバックアップする処理であ
る。
【0167】次いで、ステップS922で遊技開始デー
タ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技機31にIC
カード400を挿入して遊技を開始した場合に、遊技開
始の時刻(カードイン時刻)、開始台番号、カード番号
を収集するものである。次いで、ステップS924で遊
技終了データ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技機
31からICカード400を排出して遊技を終了した場
合に、遊技終了の時刻(カードアウト時刻)、終了台番
号、カード番号を収集するものである。次いで、ステッ
プS926で玉貸使用データ収集処理を行う。これは、
遊技者が遊技した台についてICカード400の残金か
ら玉を貸し出した分の使用データ(売上データ)を収集
するものである。次いで、ステップS928で貯玉使用
データ収集処理を行う。これは、遊技者が遊技した台に
ついてICカード400の貯玉金額から玉を貸し出した
場合に、貯玉金額からの使用データ(売上データ)を収
集するものである。次いで、ステップS930で閉店パ
ケットを受信したか否かを判別し、閉店パケットを受信
しない場合にはステップS902に戻って処理を繰り返
し、閉店パケットを受信すると、ステップS932に進
んで営業中処理の最終処理を行う。これは、次の処理へ
移行するための設定を行うための処理である。ステップ
S932を経ると、データ収集プロセスにリターンす
る。
【0168】次に、カード式遊技システムの遊技方法に
ついて説明する。 (A)カードの購入 まず、最初にカード会社2よりセキュリティデータ、カ
ードのシリアル番号等の記録されたカード(いわゆる生
カード)を遊技店1a〜1n(以下、1の符号で代表す
る)が購入し、開店前にカード発行機23にセット(ス
トック)する。管理装置11は、カード会社2よりセキ
ュリティデータ等の情報を受け取り、初期値としてカー
ド発行機23へ送信し、カード発行機23の初期値を設
定する。一方、他の端末装置に対しては、カードの照合
を必要とする各端末装置(遊技機31、大型金額付加機
25、カード更新機24、景品POS14)には、管理
装置11より毎日、ホール情報、セキュリティデータ、
各端末装置の認識コード(個別認識番号)等を各端末装
置に送出して初期値の設定を行う。この場合、遊技店1
はカード会社2に対してカード代金の支払いを行うこと
になる(例えば、月末に1回精算等)。
【0169】次いで、遊技者は貨幣を投入してカード発
行機23より正当性を判断された生カード400を発行
してもらって購入する。すなわち、カード発行機23に
おいても、ICカード400とカード発行機23間で相
互に認証処理を行って発行する。また、同時にカード発
行機23から管理装置11へ発行したカード400の各
情報が送出され、管理装置11に当該カードの記憶領域
が確保される。なお、カードを購入した状態では、カー
ドの玉貸金額=0、貯玉金額=0、持玉数=0となって
いる。 (B)金額付加 次いで、遊技者は大型金額付加機25に購入したカード
を挿入するとともに、硬貨あるいは紙幣を投入して所望
の金額(最大20000円)をカードに付加(すなわ
ち、カードにプリペイド金額を入れる)してもらう。例
えば、10000円の金額付加が行われると、玉貸金額
=10000円となる。この場合も、同様に大型金額付
加機25とICカード400間で相互認証処理が行われ
て金額付加が行われ、付加金額等は稼働データとして定
時的に管理装置11に送信される。この場合、カード会
社2は遊技店1に対してカードに付加した金額の請求を
行い、一方、遊技店1はカード会社2に対してカードに
付加した金額の支払いを行うことになる(例えば、月末
に1回精算等)。
【0170】(C)遊技開始 次いで、遊技者は金額の付加されたカードを遊技機31
に挿入することで遊技を行う。この場合も、上述したの
と同様に、相互認証を行い、正当な場合に遊技が可能と
なる。封入球式の遊技を概略説明すると、遊技機31は
ICカード400の相互認証を行い、その結果に基づい
てICカード400に記録されている金額(有価価値情
報)を遊技に使用可能な持ち玉数(遊技価値情報)に変
換して遊技可能とし、また、遊技の結果既に記録してあ
る持ち玉数(遊技価値)により遊技可能とし、その遊技
の結果をICカード400に記録する。具体的には、I
Cカード400が挿入されることにより、ICカード4
00の情報(金額データ、持ち玉数データ等)を読み取
って玉貸しを行ったり、遊技者の獲得した玉数をICカ
ード400に記憶したりする制御を行い、ディスプレイ
ユニット74の光送受信部75を介してネットワーク網
でホールの管理装置11や経営分析装置12との間でI
Cカード400による玉貸し(つまり売上)情報等の転
送を行う。
【0171】ここで遊技機31の具体的動作を説明する
と、遊技機31の内部には40個の球が封入され、金額
データ(有価価値データ:残り度数)が記録されたIC
カード400をカード挿入口に挿入し、遊技者がタッチ
パネルの玉貸しスイッチ(あるいは貯玉スイッチ)を押
すと、玉の購入度数に応じて遊技者の持ち球数を増加さ
せ、持ち球数はLCDに表示され、この持ち球数の範囲
内で封入された遊技球を遊技領域内に発射可能にする。
そして、封入球の発射に応じて行われる遊技に対して、
遊技結果が特定の利益状態(セーフ球)であるかあるい
はそれ以外の状態(アウト球)であるかの判定を行な
い、特定の利益状態の場合には、所定数の賞品球(例え
ば、13個賞球あるいは7個賞球)に対応させて、遊技
者の利益(持ち球数)を増加させる。また、遊技領域を
経た遊技球を回収して発射位置に導くことにより、この
封入された遊技球を循環使用して第1種のパチンコ遊技
が行われる。
【0172】そして、上述の封入球の発射時点で、LC
Dに表示された持玉数の数値から”1”を減算し、その
結果に基づき持玉数の表示を更新する。このとき、遊技
領域内を落下する封入球に対して入賞球か否かを判定
し、入賞と判定された場合には、設定された賞球数(例
えば、13個賞球あるいは7個賞球)が持玉数に加算さ
れるとともに、その結果に基づき持玉数の表示が更新さ
れる。遊技者は、この持玉数の数値データにより、現在
の持ち玉数の確認ならびに増減を確認することになる。
遊技者が遊技を精算しようとするときは、終了スイッチ
を押すことにより持玉数として表示されている数値デー
タ分の遊技価値がカードリーダライタ243によってI
Cカード400に書き込まれ、その遊技価値を受け取る
ことになる。
【0173】遊技の過程では、遊技中に読み出したカー
ド情報を管理装置11に送信し、管理装置11側に記録
されている当該カードのカード情報(カードファイルの
情報)と、遊技機31より送信されてきたカード情報と
の比較を行う。この場合、比較結果(照合結果)が不一
致であっても、その来歴を不一致来歴ファイル(カード
使用来歴ファイル)に記録するだけで遊技は可能にす
る。それは、安全性の高いICカード400の使用と併
せて、暗号化情報を使用して極めて安全性を高くしたセ
キュリティシステムにより相互認証を行うことにより、
ICカード400内の情報を管理装置11に記録される
同様の情報より優先させ、迅速な遊技進行を図るためで
ある。
【0174】遊技者は玉貸金額(有価価値)の残金の範
囲内で、玉を借り、持ち玉数(遊技価値)に変換して遊
技を行う。その遊技の結果取得した球数は、持ち玉数に
加算され、カードに記録される。遊技機31においては
貯玉金額の範囲内でも玉貸しが行える。すなわち、景品
POS14において持ち玉数を所定の交換率で貯玉金額
に交換できる。ゲーム中、玉貸金額、貯玉金額はそれら
の範囲内で玉貸操作により自動減算される。また、持ち
玉数はゲーム中に自動増減算される。この場合、遊技店
1はカード会社2に対してカードによる玉貸金額の請求
行い(貯玉金額による玉貸しも含む)、一方、カード会
社2は遊技店1に対してカードを使用した玉貸金額の支
払いを行うことになる(例えば、1日1回の精算等)。
【0175】(D)遊技中断 遊技中に遊技機に配置されている中断スイッチを押す
と、遊技を一時的に中断状態にすることができる。例え
ば、食事、トイレ等にいく場合に遊技中断が行われる。 (E)遊技終了 遊技を終了するときは、遊技機に配置されている終了ス
イッチを押す。これにより、遊技機台番号(遊技機アド
レス)および持ち玉情報をカードに新たに記録させると
ともに、管理装置11に各カード情報が送出されて格納
される。このとき、カードに付加されている情報は最終
ホール名、最終ホール番号、遊技機番号記録、球貸し金
額、持ち玉数等がある。例えば、カードの玉貸金額=7
000円、貯玉金額=0、持玉数=2110というよう
に記憶される。遊技を終了すると、他台への移動あるい
は精算を行う。
【0176】(F)移動 遊技を終了した後、他の台に移動するときは、ICカー
ド400を持っていれば、そのまま他台へ移動できる。
なお、他台へそのまま移動できるのは当店、当日限りで
あり、かつホールの営業に沿った状態(例えば、1回交
換でなく、移動可能な営業形態)の場合である。(G)
精算 精算を行う場合、遊技者はカードを景品POS14に挿
入し、所定の交換率に従って現金との交換、景品との交
換、所定の交換率に従って貯玉金額との交換を選択し、
所望の形態の交換を行う。景品POS14においても、
上述したのと同様に、相互認証および情報の転送を行
う。なお、精算を終了した遊技者は、再び遊技機31に
いって、遊技を行うこともできる。 (H)他店 当店で精算を終了した遊技者は、持ち玉数=0となり、
全て玉貸金額あるいは貯玉金額という有価価値に変換さ
れるので、他店にいって遊技を行うことが可能になる。
持ち玉数は当店しか使用できないからである。
【0177】次に、上記各プログラムを実行することに
よる経営分析装置12の営業情報を見る場合の手順につ
いて、経営分析装置12の画面を参照して具体的に説明
する。 (A)メイン画面 経営分析装置12を起動したときのメイン画面は、図4
5のように表示される。当日の日付、ホール名が表示さ
れるとともに、サブ画面を出現可能な各種ボタン(例え
ば、「ホール」、「機種」、「顧客」、「労務」、・・
・、「設定」、・・・)が画面上に表示される。この場
合、「ホール」ボタンはホールデータの分析や画面表示
等、「機種」ボタンは機種に関する情報の表示等、「設
定」ボタンは機種情報等の登録に対応するものである。
【0178】(B)ホール情報画面 メイン画面から「ホール」ボタンを押すと、メイン画面
の上に重なるようにしてサブ画面であるホール情報画面
(図46参照)が出現する。図46はホール情報画面の
トップ画面である。ホール情報画面では、「売上」、
「利益」、「割数」、「来客人数」および「稼働数」の
各情報が図柄を用いて分かりやすく表示(例えば、本
日、前日、前々日の3日分のデータが表示)されるとと
もに、2次元の折れ線グラフで本日を含めて8日前まで
のデータが表示される。また、ホール情報画面では、
「営業日報」、「ホールデータ」および「終了」の各ボ
タンが表示される。
【0179】(C)ホールデータ分析画面(3Dグラフ
画面を含む)を見たいとき ホール情報画面から「ホールデータ」ボタンを押すと、
ホール情報画面の上に重なるようにして図47に示すよ
うな3Dグラフ画面を含むホールデータ分析画面が出現
する。図47の画面はデフォルトの画面であり、画面の
左側に3Dグラフ画面が表示され、画面の右側にラベル
選択領域、タイトルパターン選択領域が配置される。ラ
ベル選択領域には「曜日/時刻」ボタン、「天候/時
刻」ボタン、「月/時刻」ボタン、「月/複数日」ボタ
ン、「機種/日付」ボタン、「機種/時刻」ボタンが表
示され、タイトルパターン選択領域には売上ボタン、来
店人数ボタン、稼働率ボタンが表示される。また、タイ
トルパターン選択領域の下側に「上向き」矢印ボタン、
「下向き」矢印ボタン、「左向き」矢印ボタンおよび
「右向き」矢印ボタンが表示され、これらの矢印ボタン
により3Dグラフ画面を回転操作が可能である。
【0180】デフォルト画面は、「曜日/時刻」ボタン
および売上ボタンを選択した状態の3Dグラフ画面を含
んで表示される。3Dグラフ画面はX軸を曜日(1週間
の曜日)、Y軸を時刻(開店から閉店までの時刻)、Z
軸を売上(×百万円)として必要なデータが演算され、
3Dグラフが作成されて画面に表示される。3Dグラフ
は各曜日毎に開店から閉店までの1時間単位で売上(×
百万円)が3次元の立体的な棒グラフとして、色を施し
て表示される。したがって、操作者(あるいは経営者、
以下同様)は3Dグラフを見ることにより、一目でホー
ルの成績データを認識できる。
【0181】(D)3Dグラフ画面を回転(垂直軸の回
転角度を変更)させるとき 垂直軸の回転角度を増加させたいときは、図47の画面
で「左向き」矢印ボタンを押す。これにより、図48に
示すように「左向き」矢印ボタンの色が変わり、選択さ
れたことを表示するとともに、同時にX軸、Y軸および
Z軸のパラメータは変更せず、そのままの状態で、3D
グラフの垂直軸の回転角度を現在値よりも5度増加させ
るように、ホールデータが再演算され、3Dグラフが再
表示され、図48に示す状態になる。さらに、続けて
「左向き」矢印ボタンを押すと、引続いて垂直軸の回転
角度を5度増加させるようにホールデータが再演算され
て3Dグラフが再表示される。以後、同様にして垂直軸
の回転角度を5度ずつ増加させて3Dグラフを再表示さ
せることができる。このように、3Dグラフを任意に回
転させることにより、営業情報の全体的な把握を詳細に
行うことができる。
【0182】次に、3Dグラフ画面の垂直軸の回転角度
を減少させるときは、図47の画面で「右向き」矢印ボ
タンを押す。これにより、図示は略すが「右向き」矢印
ボタンの色が変わり、選択されたことを表示するととも
に、同時にX軸、Y軸およびZ軸のパラメータは変更せ
ず、そのままの状態で、3Dグラフの垂直軸の回転角度
を現在値よりも5度減少させるように、ホールデータが
再演算され、3Dグラフが再表示される。さらに、続け
て「右向き」矢印ボタンを押すと、引続いて垂直軸の回
転角度を5度減少させるようにホールデータが再演算さ
れて3Dグラフが再表示される。以後、同様にして垂直
軸の回転角度を5度ずつ減少させて3Dグラフを再表示
させることができる。
【0183】(E)3Dグラフ画面を回転(水平軸の回
転角度を変更)させるとき 水平軸の回転角度を減少させたいときは、図47の画面
で「下向き」矢印ボタン このときは図47の画面で
「下向き」矢印ボタンを押す。これにより、図49に示
すように「下向き」矢印ボタンの色が変わり、選択され
たことを表示するとともに、同時にX軸、Y軸およびZ
軸のパラメータは変更せず、そのままの状態で、3Dグ
ラフの水平軸の回転角度を現在値よりも5度減少させる
ように、ホールデータが再演算されて3Dグラフが再表
示され、図49に示す状態になる。さらに、続けて「右
向き」矢印ボタンを押すと、引続いて水平軸の回転角度
を5度減少させるようにホールデータが再演算されて3
Dグラフが再表示される。以後、同様にして水平軸の回
転角度を5度ずつ減少させて3Dグラフを再表示させる
ことができる。
【0184】次に、3Dグラフ画面の水平軸の回転角度
を増加させるときは、図47の画面で「上向き」矢印ボ
タンを押す。これにより、図示は略すが「上向き」矢印
ボタンの色が変わり、選択されたことを表示するととも
に、同時にX軸、Y軸およびZ軸のパラメータは変更せ
ず、そのままの状態で、3Dグラフの水平軸の回転角度
を現在値よりも5度増加させるように、ホールデータが
再演算され、3Dグラフが再表示される。さらに、続け
て「上向き」矢印ボタンを押すと、引続いて水平軸の回
転角度を5度増加させるようにホールデータが再演算さ
れて3Dグラフが再表示される。以後、同様にして水平
軸の回転角度を5度ずつ増加させて3Dグラフを再表示
させることができる。
【0185】(F)3Dグラフ画面のX軸、Y軸および
Z軸のパラメータを変更するとき 3Dグラフ画面のX軸、Y軸およびZ軸のパラメータを
変更したいときは、図47の画面で水平軸選択領域の所
望のボタンを選択するとともに、所望の垂直軸選択領域
のボタンを選択する。なお、垂直軸情報を変更しないと
きは、垂直軸選択領域のボタンは選択する必要はない。
一方、垂直軸情報だけを変更したいときには、水平軸選
択領域のボタンを選択する必要はない。例えば、X軸、
Y軸およびZ軸のパラメータとして機種/日付および稼
働率に変更したいときは、水平軸選択領域のボタンとし
て機種/日付ボタンを選択し、垂直軸選択領域のボタン
として稼働率を選択する。これにより、図50に示すよ
うに選択したボタンの色が変わり、選択されたことを表
示する。次いで、「実行」ボタンを押す。そうすると、
選択されたX軸、Y軸およびZ軸のパラメータに対応す
るようにホールデータが再演算され、3Dグラフが再表
示され、図50に示す状態になる。このように、3Dグ
ラフの各軸のパラメータを変更して3Dグラフを再表示
することにより、複雑な営業情報を認識率を上げて容易
に把握することができる。
【0186】図50は3Dグラフにおいて、X軸、Y軸
およびZ軸のパラメータとして機種/日付および稼働率
に変更した場合の例であるが、他のパラメータに変更す
る場合も同様の手順で処理が行われてホールデータが再
演算され、3Dグラフが再表示される。また、3Dグラ
フでは「曜日/時刻」および「売上」を選択する例に限
らず、例えば天候/時刻、月/時刻、月/複数日、機種
/日付、機種/時刻の何れかを水平軸情報に選択し、売
上、来店人数、稼働率を垂直軸情報に選択して組み合せ
ることができ、何れの場合も速やかにホールデータが再
演算され、3Dグラフが再表示される。次に、図47に
示すホールデータ分析画面で「印刷」ボタンが押すと、
3Dグラフ画面を含むホールデータ分析画面をそのまま
ハードコピーして印刷することができる。また、「終
了」ボタンを押すと、ホールデータ分析画面を消去して
親画面であるホール情報画面に復帰することができる。
【0187】このように本実施例では、経営分析装置1
2が遊技情報画面作成のための基本となる情報画面基本
データを演算により作成してホールデータ分析画面(図
46)を表示し、ホールデータ分析画面でホールデータ
ボタンを選択して押すと、3Dグラフを表示するように
編集処理を行って3Dグラフ画面(例えば、図47)が
表示される。このとき、3Dグラフ画面の情報パラメー
タを選択することにより、水平軸情報および垂直軸情報
を様々に変更しながら遊技情報が3Dグラフ画面で表示
される。したがって、以下の効果を得ることができる。 (1)表示する遊技情報の種類を選択することが可能
で、情報画面中にホールデータをグラフィカル表示して
いるので、経営者(あるいは操作者、以下同様)に効果
良く、また、視覚的に容易に遊技情報を把握させること
ができる。 (2)したがって、全体的な営業状態が一目で分かり、
容易に認識させることができる。その結果、経営者ある
いはホールの管理者(例えば、マネージャ)が多忙であ
っても、営業状態の全体を短時間でかつ正確に把握する
ことができる。よって、遊技店のマネージメントを向上
させることができる。 (3)また、情報の種類の複雑化に伴って、要求される
表示情報も遊技機の製造メーカーが予め設定したもので
はなく、経営者が自ら選択したいという希望があるが、
本実施例では経営者が見たい情報を3Dグラフ画面の情
報パラメータを適宜選択することにより、水平軸情報お
よび垂直軸情報を変えて必要な遊技情報を3Dグラフ画
面で把握することができる。
【0188】(4)近時のように、遊技に関する情報数
の増大、情報の種類の複雑化があっても、本実施例では
単純なグラフ表示ではなく、立体的な3Dグラフ表示を
行っているので、極めて情報を分かりやすく表現するこ
とができる。 (5)3Dグラフ画面を任意に回転させることができる
ので、遊技情報(特に、営業情報)の全体的な把握を詳
細を行うことができる。 (6)3Dグラフ画面では水平軸のパラメータを組み合
せて選択できるボタンが予め作成されており、この選択
と垂直軸のパラメータを選択可能なボタンの選択とを組
み合せることにより、3Dグラフ画面の表示内容の変更
操作が容易で、複雑化された情報を認識率を上げて分か
りやすく表示することができる。 (7)情報画面上に情報表示の選択ボタンを配置してい
るので、画面を見ながら入力操作を行うことができ、操
作が極めて行いやすいという効果がある。 (8)3Dグラフ画面では垂直軸のパラメータとして営
業情報(例えば、売上、来店人数、稼働率)を選択可能
にしているので、3Dグラフ画面における営業状態の把
握を行いやすくすることができる。 (9)3Dグラフ画面では水平軸側の2軸に経時情報
(例えば、時刻、曜日)をパラメータとして配置してい
るので、ホールデータ分析の全体的なバランスを良くす
ることができる。また、垂直軸のパラメータが営業情報
(例えば、売上、来店人数、稼働率)であるので、経時
的に営業状態を把握する際の全体的なバランスを良くす
ることができる。特に、全体的に認識しやすい水平領域
の上に、営業情報が表示されるので、ある経時的範囲
(例えば、曜日/時刻)における営業状態を極めて容易
に認識することができる。
【0189】本発明の実施の形態は、上記実施例に限ら
ず、以下に述べるような各種の変形実施が可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。 (c)遊技機は封入球式のものに限るものではなく、ど
のような種類の遊技機であってもよい。 (d)遊技機からの情報を収集する構成は、上記実施例
のようなネットワーク網を使用した例に限るものではな
く、どのような構成で遊技機からの情報を収集してもよ
い。
【0190】(e)本発明は遊技場の情報処理装置とし
て、経営分析装置に適用した例であるが、遊技場の情報
処理装置であって遊技機の営業情報を管理するものであ
れば、経営分析装置に限るものではない。例えば、遊技
場の管理装置で遊技機の営業情報を管理してもよいし、
あるいは遊技機の営業情報のみを管理する専用の装置を
設けてもよい。又は、他の用途をメインとする装置に、
遊技機の営業情報を管理する機能を持たせてもよい。ま
た、パチスロ遊技機とパチンコ遊技機との両方を1台の
情報処理装置でそれらの営業情報を管理するようにして
もよい。 (f)本発明は遊技機の営業情報を分析し、表示、編集
する等して管理するものであり、その場合のホールデー
タ情報等の分析パラメータは上記実施例で示した売上、
来店人数、稼働率等に限るものではなく、遊技機の営業
情報を管理可能なものであれば、どのようなパラメータ
を使用してもよい。
【0191】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遊技場に
配置される各端末装置から収集された情報および設定さ
れた情報を所定の演算により遊技場の経営に関する営業
情報に加工し、加工した情報を記憶し、記憶手段から情
報を読み出し、3次元表示を含む情報画面の基本となる
情報画面基本データを作成し、3次元表示の直交する第
1の面の2辺の情報の組み合せを選択する第1パラメー
タ選択手段と、該第1の面に直交する1辺の情報を選択
する第2パラメータ選択手段と、を備えているので、以
下の効果を得ることができる。近時のように、遊技に関
する情報数の増大、情報の種類の複雑化があっても、単
純なグラフ表示ではなく、立体的な3Dグラフ表示を行
うことができるので、必要な遊技情報を分かりやすく表
現することができるうえに、3Dグラフ画面の情報パラ
メータを適宜選択することにより、グラフィカル表示の
直交する第1の面の情報および第1の面に直交する1辺
の情報を変えて必要な遊技情報を3Dグラフ画面で把握
することができる。したがって、全体的な営業状態が一
目で分かり、容易に認識させることができる。その結
果、経営者あるいはホールの管理者が多忙であっても、
営業状態の全体を短時間でかつ正確に把握することがで
きる。よって、遊技店のマネージメントを向上させるこ
とができる。請求項2記載の発明によれば、第1の面に
直交する1辺の情報として営業情報であるようにしてい
るので、この営業情報から営業状態の把握を行いやすく
することができる。請求項3記載の発明によれば、第1
パラメータ選択手段により選択される情報の組み合せを
経時的情報にしているので、ホールデータ分析の全体的
なバランスを良くすることができる。また、第1の面に
直交する1辺の情報が営業情報であるので、経時的に営
業状態を把握する際の全体的なバランスを良くすること
ができる。特に、全体的に認識しやすい水平領域の上
に、営業情報が表示されるので、ある経時的範囲におけ
る営業状態を極めて容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置を適用した遊技場設
備の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の遊技場の管理系統を示す図である。
【図3】同実施例の端末装置の通信系統を示す図であ
る。
【図4】同実施例の経営分析装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】同実施例の経営分析装置の詳細なブロック構成
を示す図である。
【図6】同実施例の機種登録ファイルを説明する図であ
る。
【図7】同実施例の機種情報ファイルを説明する図であ
る。
【図8】同実施例の機種レイアウトファイルを説明する
図である。
【図9】同実施例の機種成績ファイルを説明する図であ
る。
【図10】同実施例の機種時系列成績ファイルを説明す
る図である。
【図11】同実施例のホール成績ファイルを説明する図
である。
【図12】同実施例のホール時系列成績ファイルを説明
する図である。
【図13】同実施例の実践カレンダーファイルを説明す
る図である。
【図14】同実施例のラベルパターンの一覧を説明する
図である。
【図15】同実施例のタイトルパターンの一覧を説明す
る図である。
【図16】同実施例の経営分析装置のメインプログラム
を示すフローチャートである。
【図17】同実施例のメイン画面プロセスを示すフロー
チャートである。
【図18】同実施例のメイン画面出現処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図19】同実施例のメイン画面イベント処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図20】同実施例のメイン画面イベント処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図21】同実施例のホール情報画面出現処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図22】同実施例のホール情報画面イベント処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図23】同実施例のホールデータ分析画面出現処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図24】同実施例のホールデータ分析画面イベント処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図25】同実施例のホールデータ分析画面イベント処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図26】同実施例のホールデータ分析画面イベント処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図27】同実施例の3D実行ボタン処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図28】同実施例の3D実行ボタン処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図29】同実施例の3Dメニュー決定処理1のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図30】同実施例の3Dメニュー決定処理10のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図31】同実施例の3Dメニュー決定処理13のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図32】同実施例の3Dメニュー決定処理15のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図33】同実施例の3Dメニュー決定処理16のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図34】同実施例の3D用時間データ作成処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図35】同実施例の3D用時間帯成績データ作成処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図36】同実施例の3Dグラフデータ用ファイル更新
処理1のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図37】同実施例の3Dグラフデータ用ファイル更新
処理2のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図38】同実施例のデータ収集プロセスを示すフロー
チャートである。
【図39】同実施例の営業中処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図40】同実施例の3D用時間データ作成処理の一例
を示す図である。
【図41】同実施例の3D用時間帯成績データ作成処理
の一例を示す図である。
【図42】同実施例の3Dグラフデータ用ファイル更新
処理1の一例を示す図である。
【図43】同実施例の3Dグラフデータ用ファイル更新
処理2の一例を示す図である。
【図44】同実施例の3Dグラフデータ用ファイル更新
処理2の一例を示す図である。
【図45】同実施例の経営分析装置のメイン画面を示す
図である。
【図46】同実施例のホール情報画面を示す図である。
【図47】同実施例のホールデータ分析画面を示す図で
ある。
【図48】同実施例のホールデータ分析画面を示す図で
ある。
【図49】同実施例のホールデータ分析画面を示す図で
ある。
【図50】同実施例のホールデータ分析画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 遊技店 2 カード管理会社 11 カード管理装置 12 経営分析装置(遊技場の情報処理装置) 31、31a〜31n 遊技機(封入球式遊技機) 60 プリンタ 74、74a、74b ディスプレイユニット 100 リモコン装置(遠隔操作装置) 151 ワークステーション 152 グラフィックインターフェース 153 パラレルインターフェース 154 オーディオインターフェース 155 SCSIホストアダプタ 156 ATMインターフェース 159 ビデオスキャンコンバータ 160 ディスプレイ装置(CRT) 162 スピーカ 178 RAM 187 ハードディスク装置(HDD) 188 光磁気ディスク装置(MO) 189 デジタルテープ記憶装置(DAT) 191 キーボード 192 マウス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に配置される各端末装置からの情
    報を収集する情報収集手段と、 遊技場に配置される各端末装置の管理に関する情報を予
    め設定する設定手段と、 情報収集手段によって収集された情報および設定手段に
    よって設定された情報を所定の演算により遊技場の経営
    に関する営業情報に加工する情報加工手段と、 情報加工手段によって加工された情報を記憶する記憶手
    段と、 記憶手段から情報を読み出し、3次元表示を含む情報画
    面の基本となる情報画面基本データを作成する作成手段
    と、 前記3次元表示の直交する第1の面の2辺の情報の組み
    合せを選択する第1パラメータ選択手段と、 該第1の面に直交する1辺の情報を選択する第2パラメ
    ータ選択手段と、を備えたことを特徴とする遊技場の情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2パラメータ選択手段により選択
    される情報は、遊技営業情報であることを特徴とする請
    求項1記載の遊技場の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1パラメータ選択手段により選択
    される情報の組み合せは、経時的情報であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の遊技場の情報処理装置。
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