JPH09140557A - 五徳に対する器の載置構造 - Google Patents

五徳に対する器の載置構造

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JPH09140557A
JPH09140557A JP32632195A JP32632195A JPH09140557A JP H09140557 A JPH09140557 A JP H09140557A JP 32632195 A JP32632195 A JP 32632195A JP 32632195 A JP32632195 A JP 32632195A JP H09140557 A JPH09140557 A JP H09140557A
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JP
Japan
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pot
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gotoku
trivet
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Withdrawn
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JP32632195A
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English (en)
Inventor
Norio Wakabayashi
紀夫 若林
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CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍋等の器を五徳上に安定して載せることがで
きるようにする。 【解決手段】 鋳鉄製の五徳11は、基台12の上縁に
3本の受け脚13が等角度間隔を開けて立てられてい
る。鉄製の丸鍋1の底部側の外周面には、断面三角形を
なす多数の縦向きの溝6が全周にわたって等ピッチで形
成され、それぞれの上端部分が被係止部7となってい
る。五徳11の各受け脚13における上端部の内面に
は、三角溝6に嵌合可能な三角歯14が形成され、その
上面が係止部15となっている。三角溝6を受け脚13
の三角歯14に嵌めつつ、丸鍋1の底部を各受け脚13
の内側に入れるようにして載せると、三角溝6の被係止
部7が三角歯14の係止部15で受けられて係止され、
丸鍋1が傾くことなく水平姿勢で保持される。また、三
角溝6とそこに嵌まった三角歯14の斜面同士が当たる
ことで、丸鍋1の回り止めもなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、五徳の上に鍋等
の器を載置する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、和食料理店等では、五徳の上に小
型の鉄鍋を載せ、固形燃料を利用して加熱調理しつつ、
各人が各別の鍋から食するといった形式の鍋料理が、料
理の一品として加えられるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、五徳の上に鉄鍋を載せる場合、五徳に設けられた受
け脚に単に鉄鍋の底部を載せるだけの構造であったた
め、鉄鍋が傾いたりして安定性に欠ける欠点があった。
そこで本発明は、鍋等の器を五徳上に安定して載せるこ
とができるようにした載置構造を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、基台に3以上の受
け脚が所定の角度間隔を開けて略円形の配置で立設され
た五徳の上に、鍋等の器を載置する構造であって、前記
器の載置部となる周面には、周方向に沿って突状または
凹状の被係止部が設けられるとともに、前記五徳の各受
け脚には、前記被係止部に係止して前記器の傾動を規制
する係止部が設けられているこ構成としたところに特徴
を有する。請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記被係止部と係止部とは、前記器が縦軸回りに回
動することを併せて規制する形状となっているこ構成と
したところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用および効果】請求項1の発明では、器を載
せた場合にその周面に設けられた被係止部が、五徳の各
受け脚の係止部で係止されて、器が傾くのが規制され
る。すなわち器を安定して載置し得る効果が得られる。
請求項2の発明では、さらに器の回り止めが図られ、よ
り安定して載置することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の数々の実施形態を
添付図面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、本発明の第1実施形態を図1な
いし図4によって説明する。符号1は鉄製からなる小型
の丸鍋であって、外形が略半球状に形成されており、上
縁に設けられた一対の耳部2の間に、取っ手となるつる
3が取り付けられているとともに、底部には、丸鍋1単
体を安定して置くことができるように図示3個の脚4が
形成されている。
【0007】一方、符号11は鋳鉄製の五徳であって、
背の低い円筒状をなす基台12の上縁に、3本の受け脚
13が等角度間隔を開けて立てられている。基台12の
内側には、図示しない固形燃料を入れるための燃料入れ
15が収納できるようになっている。
【0008】さて、上記した丸鍋1の底部側の外周面に
は、断面三角形をなす多数の縦向きの溝6が、全周にわ
たって等ピッチで形成されており、図2に示すように、
各三角溝6の上端の窪んだ部分が被係止部7となってい
る。一方、五徳11の各受け脚13の上端部は内面側が
厚肉に形成されており、その内面に、上記した三角溝6
に嵌合可能な図示4個ずつの三角歯14が形成されてい
る。その三角歯14の上面が係止部15となっている。
【0009】この第1実施形態は上記のような構造であ
って、続いてその使用方法を説明する。まず五徳11を
卓上に載せたのち、三角溝6を受け脚13の三角歯14
に嵌めつつ、丸鍋1の底部を各受け脚13の内側に入れ
るようにして載せる。そうすると、図2、3に示すよう
に、三角溝6の被係止部7が三角歯14の係止部15で
受けられて係止され、丸鍋1が傾くことなく水平姿勢で
保持される。また、三角溝6とそこに嵌まった三角歯1
4の斜面同士が当たることで、丸鍋1の回り止めもなさ
れる。すなわち、図4に示すように、丸鍋1が五徳11
上に安定して載置される。
【0010】<第2実施形態>次に本発明の第2実施形
態を図5および図6によって説明する。この第2実施形
態では、丸鍋1aの底部側の外周面に、略半楕円球状を
なす複数の突部21が全周にわたって一定の角度間隔を
開けて形成されている。一方の五徳11aは、有底筒形
をなす基台22を備えており、その底部には、図示しな
い燃料入れを収納するための中心孔23が開口されてい
る。基台22の上縁には、基台22と同じ厚みで幅広状
をなす3本の受け脚13aが、等角度間隔を開けて形成
されている。各受け脚13aの上縁には、丸鍋1aの隣
合う2個の突部21を上方から嵌めることのできる嵌合
凹部24が、2個ずつ形成されている。
【0011】この第2実施形態では、突部21を受け脚
13aの嵌合凹部24に合わせつつ、丸鍋1aを五徳1
1aの上に載せる。図6に示すように、丸鍋1aの隣合
う2個ずつの突部21が各受け脚13aの嵌合凹部24
に嵌められることによって、丸鍋1aはその傾動を規制
され、かつ回り止めされた状態で載せられる。
【0012】<第3実施形態>図7および図8は本発明
の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、丸鍋1
bの底部側の外周面に、断面半円形をなす多数の縦向き
の溝26が、全周にわたって等ピッチで形成されてお
り、図8に示すように、各溝26の上縁の窪んだ部分が
被係止部27となっている。五徳11bは、基台22に
3本の受け脚13bが等角度間隔を開けて設けられてい
ることは同様であるが、各受け脚13bは、基台22の
外周面側から径方向に所定寸法突出した板状に形成され
ている。そして、各受け脚13bの上端部の内面側は、
丸鍋1bの外周面に倣うようにして引っ込んで形成され
ており、その引っ込んだ部分の底部が、係止部28とな
っている。
【0013】この第3実施形態では、溝26を受け脚1
3bに合わせつつ、丸鍋1bの底部を各受け脚13bの
内側に入れるようにして載せると、図8に示すように、
溝26の被係止部27が係止部28で受けられて、丸鍋
1bが傾動不能に載置され、また、係止部28の側面が
溝26の側面に当たることで、丸鍋1bの回り止めもな
される。
【0014】<第4実施形態>図9および図10は本発
明の第4実施形態を示す。この第4実施形態では、丸鍋
1cの底部側の外周面に、1本の突条30が全周にわた
って形成されている。五徳11cには、同じく3本の受
け脚13cが等角度間隔を開けて立てられており、各受
け脚13cの上端部の内面側は、丸鍋1cの外周面に倣
うようにして曲線状に形成され、その曲線部31の途中
位置に、上記した突条30を嵌めることのできる凹部3
2が形成されている。すなわち、丸鍋1cの底部を各受
け脚13cの上に載せると、図10に示すように、突条
30が各受け脚13cの凹部32に嵌まって受けられ、
丸鍋1cが傾動不能に載置される。
【0015】<第5実施形態>図11および図12は本
発明の第5実施形態を示す。この第5実施形態では、丸
鍋1dの底部側の外周面に1本の突条34が全周にわた
って形成されていることは、同様であるが、この突条3
4は、多数の半円形部35を連続して繋いだ形状に形成
されている。一方、五徳11dに設けられた幅広状の3
本の受け脚13dには、その内面側に、丸鍋1dの突条
34の隣合う2個の半円形部35内に嵌まるように、上
端部を曲面状とした突部36が2個ずつ形成されてい
る。すなわち、突条34の半円形部35を受け脚13d
の突部36に合わせつつ、丸鍋1dを五徳11dの上に
載せると、図12に示すように、隣合う2個ずつの半円
形部35に各受け脚13dの突部36が嵌まることによ
って、丸鍋1dはその傾動を規制され、かつ回り止めさ
れた状態で載せられる。
【0016】<第6実施形態>図13および図14は本
発明の第6実施形態を示す。この第6実施形態では、丸
鍋1eの底部側の外周面に、同じく1本の突条38が全
周にわたって形成されているが、この突条38はジグザ
グ状をなしていて、その下面側に三角形状の多数の凹部
39が等ピッチで形成された形状となっている。一方、
五徳11eに設けられた幅広状の3本の受け脚13eに
は、その内面側に、丸鍋1eの突条38の隣合う2個の
三角形凹部39内に嵌まるように、上端部を三角形状と
した突部40が、2個ずつ形成されている。そして、突
条38の三角形凹部39を受け脚13eの突部40に合
わせつつ、丸鍋1eを五徳11eの上に載せると、図1
4に示すように、隣合う2個ずつの三角形凹部39に突
部40が嵌まることによって、丸鍋1eはその傾動を規
制され、かつ回り止めされた状態で載せられる。
【0017】<第7実施形態>図15および図16は本
発明の第7実施形態を示す。この第7実施形態では、丸
鍋1fの底部側の外周面に、鉛直姿勢から同じ方向に一
定角度で傾斜してなる縦向きの突部42が、多数個一定
の間隔を開けて形成されている。一方、五徳11fに設
けられた3本の受け脚13fには、その上端部の内側
に、それらを連結するようにして係止環43が形成され
ている。そして、丸鍋1fを五徳11fの上に載せる
と、図16に示すように、各突部42の下端が係止環4
3に載せられて係止されることで、丸鍋1fが傾動不能
に載置される。
【0018】<他の実施形態>本発明は上記に記載され
た実施形態に限定されるものではなく、以下に示すよう
な形態でも実施することが可能であり、また下記以外に
もその要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき
るものである。 (1)第4実施形態の変形例として、突条30の途中位
置に、受け脚13cの曲線部31の側面に当たるような
出っ張り部を設ければ、丸鍋1cの回り止めも併せて行
うことができる。 (2)また第7実施形態の変形例として、受け脚13f
の内側に設けた係止環43の内縁に、丸鍋1fの隣合う
突部42の間に入り込むような嵌入部を設ければ、丸鍋
1fの回り止めも併せて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図3】図2のXX線断面図である。
【図4】載置状態の斜視図である。
【図5】第2実施形態の分解斜視図である。
【図6】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図7】第3実施形態の分解斜視図である。
【図8】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図9】第4実施形態の分解斜視図である。
【図10】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図11】第5実施形態の分解斜視図である。
【図12】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図13】第6実施形態の分解斜視図である。
【図14】その載置状態の部分拡大断面図である。
【図15】第7実施形態の分解斜視図である。
【図16】その載置状態の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…丸鍋 6…三角溝 7…被係止部 11…五徳 1
2…基台 13…受け脚 14…三角歯 15…係止部 1a〜1
f…丸鍋 11a〜11f…五徳 13a〜13f…受け脚 21
…突部 22…基台 24…嵌合凹部 26…溝 27…被係止部 28…係
止部 30…突条 32…凹部 34…突条 35…半円形部 36…突部
38…突条 39…三角形凹部 40…突部 42…突部 43…係
止環

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に3以上の受け脚が所定の角度間隔
    を開けて略円形の配置で立設された五徳の上に、鍋等の
    器を載置する構造であって、 前記器の載置部となる周面には、周方向に沿って突状ま
    たは凹状の被係止部が設けられるとともに、前記五徳の
    各受け脚には、前記被係止部に係止して前記器の傾動を
    規制する係止部が設けられていることを特徴とする五徳
    に対する器の載置構造。
  2. 【請求項2】 前記被係止部と係止部とは、前記器が縦
    軸回りに回動することを併せて規制する形状となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の五徳に対する器の載
    置構造。
JP32632195A 1995-11-20 1995-11-20 五徳に対する器の載置構造 Withdrawn JPH09140557A (ja)

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JP (1) JPH09140557A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008055300A1 (en) * 2006-11-07 2008-05-15 Derek Thomas Mooney Cooktop safety arrangement
KR100973193B1 (ko) * 2009-10-16 2010-07-30 주식회사 해피콜 직화 오븐

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Effective date: 20030204