JPH09140233A - 根菜収穫機の操縦装置 - Google Patents

根菜収穫機の操縦装置

Info

Publication number
JPH09140233A
JPH09140233A JP30124595A JP30124595A JPH09140233A JP H09140233 A JPH09140233 A JP H09140233A JP 30124595 A JP30124595 A JP 30124595A JP 30124595 A JP30124595 A JP 30124595A JP H09140233 A JPH09140233 A JP H09140233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering handle
support frame
section
disposed
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30124595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3540069B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Irie
信行 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP30124595A priority Critical patent/JP3540069B2/ja
Publication of JPH09140233A publication Critical patent/JPH09140233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3540069B2 publication Critical patent/JP3540069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体フレーム上に運転部と作業部と荷台部を
配置した根菜収穫機において、運転部に設けた第1操縦
ハンドル以外に第2操縦ハンドルを設けて、作業者が一
人でも、走行操作と収穫作業ができるようにする。 【解決手段】 根菜収穫機において、運転部に第1操縦
ハンドル14を配置し、該第1操縦ハンドルに第2操縦
ハンドル15の第2操縦ハンドル軸16を脱着可能に構
成し、該第2操縦ハンドルを荷台部上方に臨ませて配置
し、前記運転部の後部に支持フレーム34を配設し、該
支持フレーム上に第2操縦ハンドルの第2操縦ハンドル
軸を支持する保持筒60を脱着可能に設け、該支持フレ
ーム上に第2走行変速レバー63を回動自在に枢支し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機として根菜
収穫機の操縦装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、根菜収穫機の構成は、クローラー
式走行装置上に収穫装置と、収穫物の収容容器載置部
と、運転部と、補助作業者の搭乗位置が設けられ、一人
が運転して、もう一人の補助作業者が搬送装置後部にお
いて、選別作業等を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の根
菜収穫機は、車体の一隅部に設けられた運転部で、単一
の操縦ハンドルで操向するように構成されており、作業
者と運転者の最低限二人必要であり、人手不足で二人揃
わないときには作業ができないという不具合があった。
そこで、作業者が搭乗運転部以外の荷台上等に立って、
他の作業を行いながら、根菜収穫機を運転操作すること
ができるような副操縦ハンドル及び副走行変速レバーが
求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、走行装置上に機体フレーム
を設け、該機体フレームの前部一側に運転部、他側に作
業部を配置し、後部に荷台部を配置した構成において、
前記運転部に第1操縦ハンドルを配置し、該第1操縦ハ
ンドルに第2操縦ハンドルの第2操縦ハンドル軸を脱着
可能に構成し、該第2操縦ハンドルを荷台部上方に臨ま
せて配置するとともに、前記運転部の後部に支持フレー
ムを配設し、該支持フレーム上に第2操縦ハンドルの第
2操縦ハンドル軸を支持する保持筒を脱着可能に設け、
該支持フレーム上に第2走行変速レバーを回動自在に枢
支したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は、本発明の根菜収穫機の正面図、図2は、同
じく側面図、図3は、同じく平面図、図4は、本発明の
要部を示す側面図、図5は、第1操縦ハンドルの平面
図、図6は、図4に示すCーC矢視断面図、図7は、第
2走行変速レバーの配設状態を示す平面図、図8は、第
1及び第2操縦ハンドルの連結状態を示す斜視図、図9
は、第2走行変速レバーの配設状態を示す斜視図、図1
0は、第2走行変速レバーとHST変速アームとの連結
状態を示す斜視図である。
【0006】図1・図2・図3において、根菜収穫機で
大根を収穫する場合の全体構成について説明する。本実
施例の根菜収穫機は、機体フレーム10の前左側に大根
Kを掘り取り、搬送を行う作業部Aを、前右側に運転を
行う運転部Bを、後部に収穫物を乗せる荷台部22を形
成している。
【0007】先ず、前記作業部Aについて説明する。該
作業部Aは、平面視略L字型に形成された搬送装置23
に二本の搬送ベルト23L・23Rを左右平行に一対巻
回し、該搬送装置23を機体フレーム10に昇降アーム
を介して前低後高に昇降回動自在に配置して、油圧シリ
ンダー2によって昇降可能に構成されている。そして、
前記搬送装置23の最前部23bにて圃場の畝に植立す
る大根Kを掘り取り抜き上げて、該大根Kの根部を搬送
ベルト23L・23Rの間に挟持しながら、斜め後上方
に移送し、該搬送装置23の進行方向に対して直角方向
に配設した横搬送部で選別し、搬送終端部23aから収
納容器に収容して、いっぱいになると荷台部22に載置
するようにしている。なお、本実施例では、作業部Aを
機体の左側に、運転部Bを右側に配設しているが、左右
が逆でもよく、この位置は特に限定するものではない。
また、本実施例では、大根Kの収穫を想定しているが、
搬送装置23を取り替えて、人参等の根菜類やほうれん
草等の葉菜類やキャベツ等の結球野菜類の収穫も可能と
している。
【0008】また、図3に示すように、本実施例の搬送
装置23は、その後方終端部23aにおいて、右側の搬
送ベルト23Rが、左側の搬送ベルト23Lよりも長
く、突出するよう構成している。このように構成するこ
とにより、作業者が該搬送装置23にて搬送した大根K
を取出し易くしている。
【0009】次に、前記運転部Bについて説明する。該
運転部Bの前方には操作コラム21が設けられ、該操作
コラム21上部には、操作パネル9が構成されて、該操
作パネル9上に第1操縦ハンドル14、第1走行変速レ
バー52、作業レバー等を配設している。該操作コラム
21後方には座席20が配設され、該座席20の下方に
は、エンジンルーム19が形設されている。
【0010】また、前記機体フレーム10の下方に左右
一対の走行装置1・1が配設され、これらの走行装置1
・1はそれぞれ油圧モーターによって駆動され、該油圧
モータはエンジンルーム19内に搭載したエンジンEか
らトランスミッション27に設けた油圧ポンプと油圧配
管によって接続され、油圧式無段変速装置を構成してい
る。なお、本実施例の根菜収穫機の走行装置1・1は2
クローラ式走行装置を採用しているが、他に4クローラ
式走行装置や4輪ホイール式走行装置にしてもよく、ま
た、前後走行装置の一方のみを無端履帯装置にしたハー
フクローラ式の走行装置にすることもできる。
【0011】そして、かじ取機構が油圧ポンプの斜板傾
動アームと連結され、また、回転駆動軸であるハンドル
軸13の基部がかじ取機構に連結されている。該ハンド
ル軸13の上部が前記操作コラム21に沿って上方に延
出され、その延出端部に前記第1操縦ハンドル14が嵌
着されて、該第1操縦ハンドル14を左又は右に回転操
作すると、その回転角に従って左右の油圧ポンプから送
油される作動油量が変更されて、左右の油圧モータの回
転数が変更され、回転数の減少された側へ旋回するよう
にしている。
【0012】また、図2に示すように、前記第1走行変
速レバー52は、下端部を操作コラム21内に回動可能
に枢結された回動アーム55の中途部に枢結され、該回
動アーム55の前端部に連結ロッド57が枢結され、該
連結ロッド57の他端はベルクランクアーム56を介し
て連結ロッド58と連結され、該連結ロッド58の後端
はHST変速アーム59に連結されている。そして、本
実施例では、第1走行変速レバー52を前方に傾倒すれ
ば機体の前進走行速度が速くなり、後方に傾倒すれば遅
くなり、中立位置より後方へ倒すと後進走行するように
構成している。
【0013】次に、本発明の根菜収穫機の操縦装置につ
いて、図4〜図10を用いて説明する。図4・図5に示
すように、ハンドル軸13の上端には、第1操縦ハンド
ル14と、その中央部にフランジ受座29が固設され、
該フランジ受座29上にフランジ30を載せて、連結ボ
ルト31にて3箇所固定している。該フランジ30中央
部に第2操縦ハンドル軸16を軸支している。該第2操
縦ハンドル軸16の中途部には自在継手32が介装され
て、該自在継手部32部分で屈曲可能とし、該第2操縦
ハンドル軸16の後端部には、第2操縦ハンドル15が
嵌着されている。そして、該第2操縦ハンドル軸16の
後部が保持筒35に回動自在に支承され、該保持筒35
は図8・図9の如く、ハンドル支持フレーム34上の水
平部に支持されている。該ハンドル支持フレーム34は
門型に構成されて、前記エンジンルーム19の後背部で
機体フレーム10の両側に立設されている。
【0014】即ち、前記保持筒35は、図4に示すよう
に、正面視凹状の連結ガイド60に固設され、該連結ガ
イド60の前部下面は連結補助ガイド61の上端に固設
され、該連結補助ガイド61はプレートを逆V字状に折
り曲げて構成されている。一方、前記ハンドル支持フレ
ーム34の上下方向中途部に横フレーム34aが横架さ
れ、該横フレーム34aの両側にブラケット71・71
が設けられ、該ブラケット71・71上に連結補助ガイ
ド61の下端両側が連結ボルト33・33によって脱着
可能に固定されている。そして、連結ガイド60の後部
下面には取付プレート72が固設され、一方、ハンドル
支持フレーム34の上部水平フレーム上にブラケット7
0を固設し、該ブラケット70に前記取付プレート72
を連結ボルト36・36によって脱着可能に固定してい
る。
【0015】このように構成することによって、作業者
が、前記運転部Bの座席20に座って運転する場合に
は、保持筒35を固定する連結ボルト33・33・・・
及び連結ボルト36・36と、前記第2操縦ハンドル軸
16のフランジ30を固定する前記連結ボルト31・3
1・・・を外すことによって、保持筒35と第2操縦ハ
ンドル軸16と第2操縦ハンドル15を機体から取り外
し、図2に示すように、作業者が、荷台部22上で作業
しながら操縦する場合には保持筒35と第2操縦ハンド
ル軸16と第2操縦ハンドル15を取り付けるように構
成している。
【0016】また、前記ハンドル支持フレーム34の上
部側面には、図1、図9に示すように、逆L字型に屈曲
された連結部材62が固設され、該連結部材62上端に
回動支持パイプ64が左右方向に固設され、該回動支持
パイプ64に第2走行変速レバー63の軸部63aが回
動自在に挿入されて支持され、第2走行変速レバー63
が後方へ突出されている。また、図7に示すように、、
該第2走行変速レバー63の軸部63aの機体外側端に
は、連結アーム65が固設されている。該連結アーム6
5の先端部は連結ロッド66が枢結され、該連結ロッド
66の他端は、図4に示すように、ベルクランクアーム
67の一端に連結されている。ベルクランクアーム67
の中央部は機体に枢支されて、他端は回動アーム68を
介して、第1走行変速レバー52に連動するHST変速
レバー59に連結されている。
【0017】そして、前記第2走行変速レバー63を上
方に回動すると、図4に示すように、前記連結ロッド6
6が下方に移動し、ベルクランクアーム67、回動アー
ム68を介してHST変速レバー59を後方向に回動し
て、前述の如く、第1変速レバー52を前方に傾倒した
ときと同様に前進増速し、逆に該第2走行変速レバー6
3を下方に回動すると減速され、さらに中立位置より下
方へ回動すると後進するように構成している。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
如く構成したので、路上走行時等では運転部Bの座席2
0に着座して、第1操縦ハンドル14にて操向して移動
することができ、作業時には、第2操縦ハンドル15を
第1操縦ハンドル14に連結して、作業位置である荷台
部22に立って操向操作ができ、作業者が一人でも根菜
収穫作業が可能となる。
【0019】また、請求項2の如く構成したので、第2
操縦ハンドル15を容易に脱着できるようになり、運転
部Bと荷台部22で走行操作の切り換えが速やかに行え
るようになった。また、ハンドル支持フレーム34に、
第2走行変速レバー63を上下回動自在に連結したの
で、ハンドルやレバー等の支持構造を簡略化することが
でき、第2走行変速レバー63のための支持部材を新た
に構成する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の根菜収穫機の正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】本発明の要部を示す側面図である。
【図5】第1操縦ハンドルの平面図である。
【図6】図4に示すCーC矢視断面図である。
【図7】第2走行変速レバーの配設状態を示す平面図で
ある。
【図8】第1及び第2操縦ハンドルの連結状態を示す斜
視図である。
【図9】第2走行変速レバーの配設状態を示す斜視図で
ある。
【図10】第2走行変速レバーとHST変速アームとの
連結状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 作業部 B 運転部 14 第1操縦ハンドル 15 第2操縦ハンドル 16 第2操縦ハンドル軸 34 ハンドル支持フレーム 35 保持筒 63 第2走行変速レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置上に機体フレームを設け、該機
    体フレームの前部一側に運転部、他側に作業部を配置
    し、後部に荷台部を配置した構成において、前記運転部
    に第1操縦ハンドルを配置し、該第1操縦ハンドルに第
    2操縦ハンドルの第2操縦ハンドル軸を脱着可能に構成
    し、該第2操縦ハンドルを荷台部上方に臨ませて配置し
    たことを特徴とする根菜収穫機の操縦装置。
  2. 【請求項2】 走行装置上に機体フレームを設け、該機
    体フレームの前部一側に運転部、他側に作業部を配置
    し、後部に荷台部を配置した構成において、前記運転部
    の後部に支持フレームを配設し、該支持フレーム上に第
    2操縦ハンドルの第2操縦ハンドル軸を支持する保持筒
    を脱着可能に設け、該支持フレーム上に第2走行変速レ
    バーを回動自在に枢支したことを特徴とする根菜収穫機
    の操縦装置。
JP30124595A 1995-11-20 1995-11-20 根菜収穫機の操縦装置 Expired - Fee Related JP3540069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30124595A JP3540069B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 根菜収穫機の操縦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30124595A JP3540069B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 根菜収穫機の操縦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09140233A true JPH09140233A (ja) 1997-06-03
JP3540069B2 JP3540069B2 (ja) 2004-07-07

Family

ID=17894526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30124595A Expired - Fee Related JP3540069B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 根菜収穫機の操縦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3540069B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3540069B2 (ja) 2004-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3862195B2 (ja) 普通形コンバイン
JPH09140233A (ja) 根菜収穫機の操縦装置
JP3540070B2 (ja) 根菜収穫機
JP3540071B2 (ja) 根菜収穫機
JP3864002B2 (ja) コンバイン
JPH09216571A (ja) 走行作業機の操向装置
JP4183809B2 (ja) 移動農機
JP2001509225A (ja) 横滑り操縦積み込み車両
JP2002362191A (ja) コンバイン
JP3458974B2 (ja) 自走式根菜収穫機
JP2002308140A (ja) 作業車
JP2002307961A (ja) 作業車
JP2000118430A (ja) 移動農機
JPH11266606A (ja) 普通形コンバイン
JP4094750B2 (ja) コンバイン
JPH11137057A (ja) コンバインの操作装置
JP3541058B2 (ja) 自走式根菜収穫機
JP2023081143A (ja) 作業機
JPH0965739A (ja) 農産物収穫機
JPH09221057A (ja) 走行車両の走行操作装置
JP2000108958A (ja) コンバイン
JP2004065012A (ja) 走行車輌
JPH09131124A (ja) コンバインの操作装置
JPH04101727U (ja) 農用走行車の操作装置
JPH07241125A (ja) コンバインの刈取部

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040324

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees