JPH09139763A - 履歴情報記憶型電話装置 - Google Patents

履歴情報記憶型電話装置

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JPH09139763A
JPH09139763A JP29679995A JP29679995A JPH09139763A JP H09139763 A JPH09139763 A JP H09139763A JP 29679995 A JP29679995 A JP 29679995A JP 29679995 A JP29679995 A JP 29679995A JP H09139763 A JPH09139763 A JP H09139763A
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JP
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JP29679995A
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Masanori Watanabe
政徳 渡辺
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Fujitsu I Network Systems Ltd
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Fujitsu I Network Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間保留や保留忘れ等による相手切断時に
履歴情報を記憶し、確認操作によりその履歴情報を確認
して、長時間保留や保留忘れ等を防止する。 【構成】 外線保留中の相手切断時に相手終話情報を検
出して無効保留外線を開放する自動保留解除機能を有す
る履歴情報記憶型電話装置10は、外線保留中の相手切
断時に相手終話情報を検出する終話検出部12と、操作
キーの所定操作による履歴情報記憶モード設定時に相手
切断時の相手終話情報に基づいて、相手電話番号情報、
通話時間情報および保留待ち時間情報を含む履歴情報を
記憶部18へ記憶する記憶制御手段としてのCPU20
と、履歴情報確認時に記憶部18に記憶された履歴情報
を確認キーの所定操作に応じて順次読み出してLCDに
表示する表示制御部16等を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動保留解除機能
付き電話装置において外線保留中に相手切断により外線
終話となった場合、当該外線保留に関する履歴情報を記
憶して表示し得るようにした履歴情報記憶型電話装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】保留機能付き電話装置において外線保留
中に保留待ち時間が長時間になった場合、相手が先に終
話してしまうことがある。外線保留中に相手切断(オン
フック)がなされると、相手側から400Hzの話中音
信号が保留中の電話装置に送出されるため、保留中の電
話装置は話中状態となり、その話中状態は保留中の電話
装置で回線を切断する操作を行わない限り解消されな
い。このため、保留中の電話装置は他の電話装置から見
ると話中状態が続いていると見なされることになり、他
の電話装置から保留中の電話装置に通話できなくなり、
回線使用効率が低下する。
【0003】この対策として、例えば特開昭63−15
1251号公報には、外線保留中の相手切断時に相手切
断を示す信号(400Hzの話中音信号)を検出する検
出回路の出力によって当該外線保留状態を自動的に解除
するようにした、自動保留解除機能付き電話装置が提案
されている。この電話装置によれば、外線保留中の相手
切断時には、無効になった保留外線が自動的に開放され
るので、上述した通話できない不具合を解消することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した自動保留解除
機能は保留側の電話装置の使用者にとっては便利な機能
ではあるが、相手に対しては結果的に失礼な対応を取っ
たことになるおそれがある。例えば、相手を長時間待た
せため相手が先に終話した場合には、上記自動保留解除
機能が作用することにより無効になった保留外線が自動
的に開放されるため、相手を長時間保留待ち状態にした
ことや外線保留していたこと自体を忘れてしまうことが
あり、その場合、相手に迷惑をかけたことに気付かない
ままになってしまう。また、上記自動保留解除機能が作
用した場合に当該保留に関する履歴を残すようになって
いないので、長時間保留や保留忘れ等により相手に迷惑
をかけたときの通話相手が誰で、相手の保留待ち時間が
どれ位で、いつ相手が通話切断をしたか等の情報を得る
ことができず、相手に迷惑をかけた場合の具体的な内容
を把握することができない。
【0005】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであり、長時間保留や保留忘れ等により相手切断が
なされた場合に履歴情報を記憶しておき、確認操作時に
その履歴情報を確認することにより長時間保留や保留忘
れ等を防止するようにした履歴情報記憶型電話装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の請求項1の構成は、外線保留中の相手切断時に相手終
話情報を検出して無効保留外線を開放する自動保留解除
機能を有する電話装置において、所定操作に応じて通常
モードから履歴情報記憶モードに設定変更するモード設
定変更手段と、履歴情報記憶モード設定時に、相手切断
時の相手終話情報に基づいて、相手電話番号情報、通話
時間情報および保留待ち時間情報を含む履歴情報を記憶
部へ記憶する記憶制御手段と、履歴情報確認時に、前記
記憶部に記憶された履歴情報を所定操作に応じて順次読
み出して表示部に表示する表示手段とを具備して成るこ
とを特徴とするものである。
【0007】上記において、予め登録された相手電話番
号情報と関連付けられる相手の名前等の文字情報を前記
記憶部に予め記憶しておき、履歴情報確認時に、相手電
話番号情報とともに相手の名前等の文字情報を表示し得
るようにするのが、長時間保留や保留忘れ等により迷惑
をかけた相手を、電話番号情報ばかりでなく相手の名前
等の文字情報によっても確認し得るようにする上で好ま
しい。
【0008】上記において、外線保留中に相手切断がな
されたとき長時間保留や保留忘れ等の警告のための音声
ガイダンスおよび警告メッセージを含む保留警告情報を
前記記憶部にセットする保留警告情報セット手段と、次
回の外線保留時に該保留警告情報に基づいて前記音声ガ
イダンスを送出するとともに前記表示部に前記警告メッ
セージを表示する保留警告手段とを具備するようにする
のが、長時間保留や保留忘れ等により迷惑をかけた相手
に対する対応を行い易くするとともに、通話のマナーの
向上を促す上で好ましい。
【0009】上記において、前記モード設定変更手段に
より設定された履歴情報記憶モードをリセットして通常
モードに戻すとともに前記保留警告情報記憶手段により
前記記憶部に記憶された保留警告情報をリセットするリ
セット手段を具備するようにするのが、履歴情報の確認
を必要としない場合に通常モードに戻すとともに警告の
目的を達した使用済みの保留警告情報を消去して次回の
履歴情報記憶モード設定に備えるようにする上で好まし
い。
【0010】本発明の請求項1の構成によれば、自動保
留解除機能を有する電話装置において、外線保留中の履
歴情報記憶モード設定時に相手切断がなされた場合、記
憶制御手段が、相手切断時の相手終話情報に基づいて相
手電話番号情報、通話時間情報および保留待ち時間情報
を含む履歴情報を記憶部へ記憶する。この履歴情報は、
履歴情報確認時に所定操作を行うことにより表示手段に
よって順次読み出され、表示部に表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の
履歴情報記憶型電話装置の制御系の構成を示すブロック
図である。本実施形態の履歴情報記憶型電話装置(以
下、電話装置という)10は、外線(電話回線)11を
介して図示しない他の電話装置(以下、発呼側電話装置
という)に接続されており、終話検出部12と、読出制
御部13と、音声ガイダンス制御部14と、トーン制御
部15と、表示制御部16と、ランプ制御部17と、記
憶部18と、時計制御部19と、これら全てに接続され
るCPU20とを具えている。なお、図1では説明の簡
略化のため電話装置10に1本の外線11を接続してい
るが、電話装置10には複数本の外線が接続されている
ものとする。
【0012】上記終話検出部12は、外線(電話回線)
11を介して接続される発呼側電話装置において外線保
留中に相手切断がなされた場合に発せられる相手終話情
報を検出してCPU20に入力する。上記読出制御部1
3は、記憶部18に記憶された情報を読み出すための各
種指令をCPU20に入力する。上記音声ガイダンス制
御部14は、CPU20からの指令に基づいて後述する
音声ガイダンスの制御を行う。上記トーン制御部15
は、CPU20からの指令に基づいてトーン制御を行
う。上記表示制御部16は、CPU20からの指令に基
づいて後述する履歴情報および保留警告情報の表示の制
御を行う。上記ランプ制御部17は、CPU20からの
指令に基づいて、何れかの外線の履歴情報が記憶部1に
記憶されている場合には記憶完了時以降確認ランプの点
灯表示を行う。
【0013】また、上記記憶部18は、CPU20から
の指令に基づいて、履歴情報および保留警告情報を記憶
するとともに、特定の相手電話番号を登録(記憶)した
場合にはその相手電話番号と関連付けられる名前等の文
字情報をも記憶する。上記時計制御部19は、通話開始
時刻、通話終了時刻および保留開始時刻の検出ならびに
通話時間および保留時間の算出を行う。上記通話開始時
刻情報、通話終了時刻情報、保留開始時刻情報、通話時
間情報および保留時間情報はCPU20からの指令に基
づいて記憶部18に記憶され、必要に応じて読み出され
る。
【0014】図2は第1実施形態の履歴情報記憶型電話
装置の外観を示す図である。この電話装置10には、操
作キー21と、確認キー22と、確認ランプ23と、L
CD24と、保留ボタン25と、ハンドセット26等が
設けられている。操作キー21、確認キー22、保留ボ
タン25およびハンドセット26は、図示しない入出力
インタフェースを介してCPU20に接続されており、
操作キー21、確認キー22、保留ボタン25、ハンド
セット26の操作時には、当該操作に応じた情報(ダイ
ヤル情報、確認操作情報、保留情報、オンフック/オフ
フック情報等)がCPU20に入力される。また、確認
ランプ23およびLCD24は夫々、ランプ制御部17
および表示制御部16に接続されている。
【0015】CPU20は、入力された相手切断情報、
確認操作情報および保留情報に基づいて図3〜図5の制
御プログラムを実行することにより、履歴情報表示およ
び保留警告表示を含む本発明の保留履歴情報制御を行
う。
【0016】図3は外線保留中の相手切断時に実行され
る履歴情報記憶処理の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。まず、図3のステップ51では、履歴情報
記憶モードに設定されているか否かを判別し、履歴情報
記憶モードに設定されている場合に限り処理をステップ
52に進める。ここで、履歴情報記憶モードに設定する
操作は、操作キー21の所定操作(例えば、キーを
「9」、「9」、「9」と順番に押す操作)により行う
ものとする。また、履歴情報記憶モードの設定をリセッ
トして通常モードに戻す操作は、操作キー21の所定操
作(例えば、キーを「1」、「1」、「1」と順番に押
す操作)により行うものとし、このリセットを行った場
合には、既に記憶されている履歴情報はキャンセルさ
れ、確認ランプ23は消灯し、保留忘れの警告のための
音声ガイダンスおよび警告メッセージ表示が送出されな
いことになる。また、上記履歴情報記憶モード/通常モ
ードの設定は、外線毎に個別に設定可能になっている。
なお、上記所定操作によりモード設定を行うようにする
代わりに、モード設定キーおよびリセットキーを独立に
設けるようにしてもよい。
【0017】ステップ52では外線使用中か否かを判別
し、外線使用中である場合に限り処理をステップ53に
進める。ステップ53では履歴情報の記憶が完了したか
否かを判別し、履歴情報の記憶が完了していない場合に
限り処理をステップ54に進める。ステップ54では通
話が開始されたか否かを判別し、通話が開始された場合
に限り処理をステップ55に進める。ステップ55で
は、時計制御部19より通話開始時の時計情報である通
話開始時刻情報を読み出して記憶部18に記憶する。
【0018】次のステップ56では、保留キー25の押
下の有無を判別し、保留キー押下による保留開始時には
ステップ57で時計制御部19より保留開始時刻情報を
読み出して記憶部18に記憶し、保留開始時以外の場合
にはステップ57をスキップする。次のステップ58で
は、発呼側電話装置において外線保留中に相手切断がな
された場合に発せられる相手切断情報の有無を判別し、
相手終話情報が検出された場合に限り、ステップ59で
時計制御部19より通話終了時刻情報を読み出して記憶
部18に記憶し、この記憶の完了以降は確認ランプ23
を点灯する。この確認ランプ23の点灯により、履歴情
報が記憶されていることを確認することができる。そし
て、次のステップ60では、例えば図7(b)に示すよ
うな該当外線の保留警告情報をセットしておく。
【0019】図4は外線保留中の相手切断後の外線保留
時に実行される保留警告情報送出処理の制御プログラム
を示すフローチャートである。まず、図4のステップ6
1では、外線使用中か否かを判別し、外線使用中である
場合に限り処理をステップ62に進める。ステップ62
では保留キー25の押下の有無を判別し、保留キー押下
時に限り処理をステップ63に進める。ステップ63で
は該当外線の保留警告情報の有無を判別し、保留警告情
報がある場合に限り処理をステップ64に進める。ステ
ップ64では、保留忘れの警告のための音声ガイダンス
を電話装置10に内蔵するスピーカから発するととも
に、LCD24に図7(b)に例示するような保留忘れ
の警告のための警告メッセージを表示する。そして、次
のステップ65では、該当外線の保留警告情報をリセッ
トする。
【0020】図5は外線保留中の相手切断後の履歴情報
確認時に実行される履歴情報表示処理の制御プログラム
を示すフローチャートである。この図5の処理は確認キ
ー22の押下により開始され、この押下に伴い、LCD
24の初期表示状態は、保留警告情報がある場合には図
7(b)に例示するようになり、保留警告情報がない場
合には図7(a)に例示するようになる。図5におい
て、まずステップ71では、履歴情報の有無を判別し、
履歴情報がある場合に限り処理をステップ72に進め
る。ステップ72では、操作キー21より該当外線の番
号(図7(b)の例では2)を入力することにより、通
話開始時刻情報、通話終了(終話)時刻情報および保留
開始時刻情報を含む該当外線の履歴情報を記憶部18か
ら抽出する。
【0021】次のステップ73以降の処理においては、
確認キー22の押下の回数に応じて夫々異なる処理を行
う。すなわち、確認キー22の押下1回目には、処理は
ステップ73のYESからステップ74以降に進むこと
になる。ステップ74では、受信した相手電話番号が登
録済みか否かを判別し、受信した相手電話番号が登録さ
れた相手電話番号と一致した場合には、ステップ75で
相手電話番号の登録テーブルを検索する。この検索にお
いて相手電話番号に関連づけられた文字情報(図6にそ
の一例を示す)があった場合に限り、処理をステップ7
6のYESからステップ77に進めてその文字情報をL
CD24に転送し、通話相手を確認し得るようにする。
なお、ステップ74において受信した相手電話番号が未
登録と判別された場合には、上記ステップ75〜77の
処理をスキップする。次のステップ78では、相手電話
番号情報を記憶部18に記憶し、その相手電話番号情報
を次のステップ79でLCD24に転送する。そして、
次のステップ80では、転送された情報(この場合、相
手電話番号情報と、存在する場合には文字情報)をLC
D24に表示する。
【0022】また、確認キー22の押下2回目には、処
理はステップ73のNO−ステップ81のYES−ステ
ップ82と進むことになる。ステップ82では、通話開
始時刻情報および通話終了時刻情報をLCD24に転送
する。そして、次のステップ80では、転送された情報
(この場合、通話開始時刻情報および通話終了時刻情
報)をLCD24に表示する。
【0023】また、確認キー22の押下3回目には、処
理はステップ73のNO−ステップ81のNO−ステッ
プ83のYES−ステップ84と進むことになる。ステ
ップ84では、通話開始時刻情報および保留開始時刻情
報より、通話時間=保留開始時刻−通話開始時刻により
通話時間を算出して記憶部18に記憶する。ステップ8
5では上記通話時間情報をLCD24に転送する。そし
て、次のステップ80では、転送された情報(この場
合、通話時間情報)をLCD24に表示する。
【0024】また、確認キー22の押下4回目には、処
理はステップ73のNO−ステップ81のNO−ステッ
プ83のNO−ステップ86のYES−ステップ87と
進むことになる。ステップ87では、保留開始時刻情報
および通話終了時刻(終話時刻情報)情報より、保留時
間=通話終了時刻−保留開始時刻により保留時間を算出
して記憶部18に記憶する。ステップ88では上記保留
時間情報をLCD24に転送する。そして、次のステッ
プ80では、転送された情報(この場合、保留時間情
報)をLCD24に表示する。
【0025】なお、確認キー22の押下5回目には、処
理はステップ73のNO−ステップ81のNO−ステッ
プ83のNO−ステップ86のNO−ステップ74と進
むことになり、押下1回目と同一の処理が実施される。
また、図5には説明の簡略化のため記入を省略している
が、押下(4n+1)回目、(4n+2)回目、(4n
+3)回目、4n回目(n=0,1,2,・・)には夫
々、1回目、2回目、3回目、4回目と同一の処理が実
施されることになる。
【0026】次に、本実施形態の作用を図6および図7
(a)〜(f)を用いて説明する。外線を介して接続さ
れた発呼側電話装置から着信がなされ、本実施形態の電
話装置側で応答すると通話が開始される。この通話中、
保留キー25を押下すると外線保留状態となる。この外
線保留状態が長時間続いたり、保留者が外線保留にした
こと自体を忘れた場合、相手は長時間待たされることに
なるため、相手切断がなされることがある。このような
相手切断がなされた場合、本実施形態では以下の処理を
実施する。
【0027】すなわち、外線保留中に相手切断がなされ
た場合の次回以降の通話時に外線保留を行った場合、図
4のステップ62〜64が実行されて、保留忘れの警告
のための音声ガイダンスおよびLCD24に図7(b)
に例示するような保留忘れの警告のための警告メッセー
ジの表示がなされる。図7(b)の例では、保留忘れが
あることを示すメッセージとともに保留忘れが生じた外
線番号(この例では外線2)を表示するようにしてい
る。上記音声ガイダンスおよび警告メッセージとによ
り、保留に係る不適切な応対(長時間保留や保留忘れ)
が繰り返されないように、保留時に注意を促すことがで
き、通話マナーの向上を促すことにもなる。
【0028】上記音声ガイダンスおよび警告メッセージ
により保留忘れがあったことを確認した使用者が確認キ
ー22を押下すると、LCD24の表示内容が順次変更
される。すなわち、確認キー22を1回押下する図6の
読出操作1では、相手電話番号が表示されるが、その相
手電話番号が予め登録された相手電話番号と一致し、か
つその相手電話番号に相手の名前等の文字情報が関連付
けられて記憶されている場合には、図7(c)に示すよ
うにその文字情報も表示される。確認キー22をもう1
回押下する図6の読出操作2では、図7(d)に示すよ
うに通話開始時刻および通話終了時刻が表示され(この
例では相手終話であることを示すメッセージも同時に表
示するようにしている)、確認キー22をもう1回押下
する図6の読出操作3では、図7(e)に示すように通
話時間が表示され、確認キー22をさらにもう1回押下
する図6の読出操作4では、図7(f)に示すように保
留時間が表示される。
【0029】上記一連の履歴情報の表示により、「通話
相手が誰で、いつ、どれ位の時間通話して、どれ位相手
を保留で待たせたか」を確認することができる。この履
歴情報を確認により、保留に係る不適切な応対である長
時間保留や保留忘れを行った相手に対する対応が行い易
くなるとともに、長時間保留や保留忘れの再発を防止し
て、通話時のマナーの向上を促す効果が得られる。ま
た、長時間保留や保留忘れを防止することにより、通話
効率を向上させることにもなる。
【0030】なお、上記図3の制御プログラムにおい
て、ステップ58のNOの後に「所定時間内に保留解除
あり」か否かを判別するステップを追加し、このステッ
プがNOの場合、すなわち長時間保留時に限り、処理を
ステップ59に進めて通話終了時刻を記憶するようにし
てもよい。このようにすると、相手切断がなされない場
合であっても、保留により相手を長時間待たせた場合に
は上記実施形態と同様に音声ガイダンスおよび警告メッ
セージの送出ならびに履歴情報の確認を行うことが可能
になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
構成によれば、自動保留解除機能を有する電話装置にお
いて外線保留中の履歴情報記憶モード設定時に相手切断
がなされた場合には、相手切断時の相手終話情報に基づ
いて相手電話番号情報、通話時間情報および保留待ち時
間情報を含む履歴情報を記憶することができるので、こ
の履歴情報を履歴情報確認時に所定操作を行うことによ
り順次読み出して確認することができる。この履歴情報
を確認により、長時間保留や保留忘れを行った相手に対
する対応が行い易くなるとともに、長時間保留や保留忘
れを防止する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の履歴情報記憶型電話装
置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の履歴情報記憶型電話装置の外観
を示す図である。
【図3】第1実施形態において外線保留中の相手切断時
に実行される履歴情報記憶処理の制御プログラムを示す
フローチャートである。
【図4】第1実施形態において外線保留中の相手切断後
の外線保留時に実行される保留警告情報送出処理の制御
プログラムを示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態において外線保留中の相手切断後
の履歴情報確認時に実行される履歴情報表示処理の制御
プログラムを示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態の履歴情報確認時の読み出し操作
を説明するための図である。
【図7】(a)〜(f)は第1実施形態におけるLCD
の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 履歴情報記憶型電話装置(電話装置) 11 外線 12 終話検出部 14 音声ガイダンス制御部 16 表示制御部 17 ランプ制御部 18 記憶部 19 時計制御部 20 CPU 21 操作キー 22 確認キー 23 確認ランプ 24 LCD(表示部) 25 保留キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線保留中の相手切断時に相手終話情報
    を検出して無効保留外線を開放する自動保留解除機能を
    有する電話装置において、 所定操作に応じて通常モードから履歴情報記憶モードに
    設定変更するモード設定変更手段と、 履歴情報記憶モード設定時に、相手切断時の相手終話情
    報に基づいて、相手電話番号情報、通話時間情報および
    保留待ち時間情報を含む履歴情報を記憶部へ記憶する記
    憶制御手段と、 履歴情報確認時に、前記記憶部に記憶された履歴情報を
    所定操作に応じて順次読み出して表示部に表示する表示
    手段とを具備して成ることを特徴とする履歴情報記憶型
    電話装置。
  2. 【請求項2】 予め登録された相手電話番号情報と関連
    付けられる相手の名前等の文字情報を前記記憶部に予め
    記憶しておき、履歴情報確認時に、相手電話番号情報と
    ともに相手の名前等の文字情報を表示し得るようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の履歴情報記憶型電話装
    置。
  3. 【請求項3】 外線保留中に相手切断がなされたとき長
    時間保留や保留忘れ等の警告のための音声ガイダンスお
    よび警告メッセージを含む保留警告情報を前記記憶部に
    セットする保留警告情報セット手段と、次回の外線保留
    時に該保留警告情報に基づいて前記音声ガイダンスを送
    出するとともに前記表示部に前記警告メッセージを表示
    する保留警告手段とを具備して成ることを特徴とする請
    求項1または2記載の履歴情報記憶型電話装置。
  4. 【請求項4】 前記モード設定変更手段により設定され
    た履歴情報記憶モードをリセットして通常モードに戻す
    とともに前記保留警告情報セット手段により前記記憶部
    にセットされた保留警告情報をリセットするリセット手
    段を具備して成ることを特徴とする請求項3記載の履歴
    情報記憶型電話装置。
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