JPH09138618A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09138618A JPH09138618A JP7295667A JP29566795A JPH09138618A JP H09138618 A JPH09138618 A JP H09138618A JP 7295667 A JP7295667 A JP 7295667A JP 29566795 A JP29566795 A JP 29566795A JP H09138618 A JPH09138618 A JP H09138618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- ozone
- image forming
- machine
- copying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防塵フィルターを付設しないオゾンフィルタ
ーを備える画像形成装置であっても、所定のオゾン除去
率を確保しながら、フィルター交換時期を延長できる装
置を提供する。 【解決手段】 機内で発生するオゾンを含む空気を吸引
するためのファン5と、当該ファン5により吸引された
空気を機外へ排出するための導通路と、当該導通路上に
配置されたオゾン除去のためのフィルター4とを有する
画像形成装置において、上記フィルター4が転回可能に
導通路上に取り付けられる。
ーを備える画像形成装置であっても、所定のオゾン除去
率を確保しながら、フィルター交換時期を延長できる装
置を提供する。 【解決手段】 機内で発生するオゾンを含む空気を吸引
するためのファン5と、当該ファン5により吸引された
空気を機外へ排出するための導通路と、当該導通路上に
配置されたオゾン除去のためのフィルター4とを有する
画像形成装置において、上記フィルター4が転回可能に
導通路上に取り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、レーザプリンタ等の画像形成装置、特に装置本体
内部で発生したオゾンを取り除くために通気路中にオゾ
ンフィルターを備えた構成の画像形成装置に関するもの
である。
ミリ、レーザプリンタ等の画像形成装置、特に装置本体
内部で発生したオゾンを取り除くために通気路中にオゾ
ンフィルターを備えた構成の画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた画像形成装
置が公知であり、広く実用化されている。これは像担持
体である感光体をコロナ放電器により一様に帯電させた
後、当該感光体を露光して静電潜像を形成し、この潜像
にトナーを付着させて顕像化した後、転写材に転写して
画像形成を行うものである。
置が公知であり、広く実用化されている。これは像担持
体である感光体をコロナ放電器により一様に帯電させた
後、当該感光体を露光して静電潜像を形成し、この潜像
にトナーを付着させて顕像化した後、転写材に転写して
画像形成を行うものである。
【0003】このようにコロナ放電器による感光体の帯
電あるいは除電を行う際に、オゾン(O3)等が発生す
る。その濃度が高いとオゾンによって感光体表面の変質
等を引き起こして画像劣化を生じるおそれがあるため、
装置外に排気処理する必要がある。一方、高濃度のオゾ
ンを含んだ空気は人体等に悪影響を及ぼすおそれがある
ことから、装置内で発生したオゾンをできるだけそのま
までは装置外へ排出しないことが望ましい。このためコ
ロナ放電器周辺の高濃度のオゾンを含んだ空気をファン
により吸引してオゾンフィルターに一旦通過させ、当該
オゾンフィルターによりオゾンを吸着除去した上で、装
置外へ排気することが行われている。
電あるいは除電を行う際に、オゾン(O3)等が発生す
る。その濃度が高いとオゾンによって感光体表面の変質
等を引き起こして画像劣化を生じるおそれがあるため、
装置外に排気処理する必要がある。一方、高濃度のオゾ
ンを含んだ空気は人体等に悪影響を及ぼすおそれがある
ことから、装置内で発生したオゾンをできるだけそのま
までは装置外へ排出しないことが望ましい。このためコ
ロナ放電器周辺の高濃度のオゾンを含んだ空気をファン
により吸引してオゾンフィルターに一旦通過させ、当該
オゾンフィルターによりオゾンを吸着除去した上で、装
置外へ排気することが行われている。
【0004】また装置本体内部では、内部で発生する塵
埃や飛散したトナーなどの粉塵が存在しており、これら
が画像形成ユニットに付着すると、画像品質を損ねるの
で、これら粉塵を取り除くことが行われている。即ち、
これら粉塵を取り除くための防塵フィルターが装置筐体
に、あるいはその近傍に配置され、また当該防塵フィル
ターを通過する気流を生じるために、当該フィルターの
近傍にファンが設けられている。
埃や飛散したトナーなどの粉塵が存在しており、これら
が画像形成ユニットに付着すると、画像品質を損ねるの
で、これら粉塵を取り除くことが行われている。即ち、
これら粉塵を取り除くための防塵フィルターが装置筐体
に、あるいはその近傍に配置され、また当該防塵フィル
ターを通過する気流を生じるために、当該フィルターの
近傍にファンが設けられている。
【0005】しかしながら、装置本体内を移動する粉塵
は、防塵フィルター用のファンによって生じる気流にの
るだけでなく、オゾンフィルター用のファンによって生
じた気流にものり、このような粉塵がオゾンフィルター
を通過すると、オゾンフィルターの孔に付着し、オゾン
除去効率が低下する。そこで、オゾンフィルターに粉塵
が付着し、当該フィルターに目詰まりが生じることのな
いように、オゾンフィルターの気流上流側に防塵フィル
ターを備えることが行われている。このようにすること
で、オゾンフィルターの製品寿命を所望通りにすること
が可能になったが、防塵フィルターの表面に粉塵が付着
し、その量が増加し続けると、防塵フィルターの塵吸着
能が低下するだけでなく、空気の流れを悪化させるおそ
れがあり、このことは、引いてはオゾンフィルターによ
るオゾン除去の効率も低下させる問題を招来する。これ
を避けるためには、サービスマンによる定期的な防塵フ
ィルターの清掃・交換を必要とするが、コスト高になら
ざるをえない。
は、防塵フィルター用のファンによって生じる気流にの
るだけでなく、オゾンフィルター用のファンによって生
じた気流にものり、このような粉塵がオゾンフィルター
を通過すると、オゾンフィルターの孔に付着し、オゾン
除去効率が低下する。そこで、オゾンフィルターに粉塵
が付着し、当該フィルターに目詰まりが生じることのな
いように、オゾンフィルターの気流上流側に防塵フィル
ターを備えることが行われている。このようにすること
で、オゾンフィルターの製品寿命を所望通りにすること
が可能になったが、防塵フィルターの表面に粉塵が付着
し、その量が増加し続けると、防塵フィルターの塵吸着
能が低下するだけでなく、空気の流れを悪化させるおそ
れがあり、このことは、引いてはオゾンフィルターによ
るオゾン除去の効率も低下させる問題を招来する。これ
を避けるためには、サービスマンによる定期的な防塵フ
ィルターの清掃・交換を必要とするが、コスト高になら
ざるをえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−30566
4号公報では、このような問題を解決するために、ファ
ンにより吸引された装置内の空気を装置外に導くための
導通路の途中に、排気中の塵を除去するための導通路の
断面より広い防塵フィルターを設け、この防塵フィルタ
ーの塵吸着面の位置の切り換えを行う駆動手段を備えた
構成、具体的には導通路に交差するように巻き取り式の
防塵フィルターを配置する構成が開示されている。防塵
フィルターの巻き送りによって、防塵フィルターの交換
間隔を延長でき、しかもその間にオゾンフィルターが目
詰まりするようなこともないとされる。
4号公報では、このような問題を解決するために、ファ
ンにより吸引された装置内の空気を装置外に導くための
導通路の途中に、排気中の塵を除去するための導通路の
断面より広い防塵フィルターを設け、この防塵フィルタ
ーの塵吸着面の位置の切り換えを行う駆動手段を備えた
構成、具体的には導通路に交差するように巻き取り式の
防塵フィルターを配置する構成が開示されている。防塵
フィルターの巻き送りによって、防塵フィルターの交換
間隔を延長でき、しかもその間にオゾンフィルターが目
詰まりするようなこともないとされる。
【0007】しかしながら、このような巻き取り式防塵
フィルターはスペースを必要とし、装置の小型化に適さ
ない。小型の画像形成装置では、従来の防塵フィルター
を付設しないオゾンフィルターのみの構成のものも存在
する。そのようなオゾンフィルターは固定されているの
が一般的である。
フィルターはスペースを必要とし、装置の小型化に適さ
ない。小型の画像形成装置では、従来の防塵フィルター
を付設しないオゾンフィルターのみの構成のものも存在
する。そのようなオゾンフィルターは固定されているの
が一般的である。
【0008】このような固定式オゾンフィルターでは、
空気の流れがファンによって内部から外部への一方向の
みであり、気流上流側のフィルター表面の孔には、粉塵
が経時的に溜り、孔の有効面積が減少し、オゾン除去率
が低下する。
空気の流れがファンによって内部から外部への一方向の
みであり、気流上流側のフィルター表面の孔には、粉塵
が経時的に溜り、孔の有効面積が減少し、オゾン除去率
が低下する。
【0009】そこで本発明は、防塵フィルターを付設し
ないオゾンフィルターを備える画像形成装置であって
も、所定のオゾン除去率を確保しながら、フィルター交
換時期を延長できる装置を提供することを課題とする。
ないオゾンフィルターを備える画像形成装置であって
も、所定のオゾン除去率を確保しながら、フィルター交
換時期を延長できる装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】当該課題を解決するため
に、本発明にしたがい、機内で発生するオゾンを含む空
気を吸引するための吸引手段と、当該吸引手段により吸
引された空気を機外へ排出するための導通路と、当該導
通路上に配置されたオゾン除去のためのフィルターとを
有する画像形成装置において、上記フィルターが転回可
能に導通路上に取り付けられるように構成される。
に、本発明にしたがい、機内で発生するオゾンを含む空
気を吸引するための吸引手段と、当該吸引手段により吸
引された空気を機外へ排出するための導通路と、当該導
通路上に配置されたオゾン除去のためのフィルターとを
有する画像形成装置において、上記フィルターが転回可
能に導通路上に取り付けられるように構成される。
【0011】所定の時期を検知することに基づいて、上
記フィルターの上流側と下流側とを入れ替えるようにな
っていれば、好適である。また機内温度が異常温度域に
達した場合に、前記フィルターを90度だけ回転するよ
うになっていても、効果的である。
記フィルターの上流側と下流側とを入れ替えるようにな
っていれば、好適である。また機内温度が異常温度域に
達した場合に、前記フィルターを90度だけ回転するよ
うになっていても、効果的である。
【0012】オゾンフィルターを備える画像形成装置に
おいて、装置筐体に、即ち、装置最外面にオゾンフィル
ターを設け、その内側に付属のファンを配置するものが
ある一方、付属のファンの気流上流側にオゾンフィルタ
ーを配置する装置も存在する。オゾンフィルターを上流
側に配置するものでは、当該フィルターより上流側のオ
ゾンをフィルターより下流側のファンで吸引するため
に、ファンの回転数を上げざるをえない。オゾンフィル
ター用ファンの発生する回転音は、他の駆動系に比べ
て、コピー時には問題にならないレベルであるが、それ
でも他の駆動系が停止する待機時にはできるだけ低く抑
えることが求められる。そこで、コピー待機時にオゾン
フィルターを90度だけ回転するようにすれば、好都合
である。
おいて、装置筐体に、即ち、装置最外面にオゾンフィル
ターを設け、その内側に付属のファンを配置するものが
ある一方、付属のファンの気流上流側にオゾンフィルタ
ーを配置する装置も存在する。オゾンフィルターを上流
側に配置するものでは、当該フィルターより上流側のオ
ゾンをフィルターより下流側のファンで吸引するため
に、ファンの回転数を上げざるをえない。オゾンフィル
ター用ファンの発生する回転音は、他の駆動系に比べ
て、コピー時には問題にならないレベルであるが、それ
でも他の駆動系が停止する待機時にはできるだけ低く抑
えることが求められる。そこで、コピー待機時にオゾン
フィルターを90度だけ回転するようにすれば、好都合
である。
【0013】
【実施例】本発明の詳細を、図に示された実施例に基づ
いて、説明する。図1に本発明の一実施例に係る画像形
成装置の概略構成を示す。装置全体の基本構成としては
従来と同じであり、感光体ドラム1の周囲に、画像を形
成するために必要な所定の装置・ユニットが設けられて
いるが、説明の簡略化のために、従来公知の構成につい
ては説明を割愛して、ここでは本発明と特に関わりのあ
る事項についてのみ述べる。画像形成工程において、帯
電チャージャ2や分離チャージャ3のコロナ放電によっ
て感光体ドラム1を所定の電位に帯電する際に、オゾン
が発生する。このオゾンをオゾンフィルター4を通して
ファンモータ5で外部へ排出させることで、オゾン濃度
は相当程度除去されることになる。このオゾン濃度につ
いては、アメリカのUL規格、ドイツのBAM規格のそ
れぞれの値以下とするため、それぞれの規格にあったオ
ゾンフィルターを装着する必要がある。なお符号6は機
内温度を検知するためのサーミスタを示している。図2
に示されるような接続関係において、機内温度が上昇す
るとサーミスタ6の抵抗は小さくなり、その結果、CP
Uによる検知電圧が高くなる。ファンモータ5はトラン
ジスタドライバー7により駆動されるようになってい
る。
いて、説明する。図1に本発明の一実施例に係る画像形
成装置の概略構成を示す。装置全体の基本構成としては
従来と同じであり、感光体ドラム1の周囲に、画像を形
成するために必要な所定の装置・ユニットが設けられて
いるが、説明の簡略化のために、従来公知の構成につい
ては説明を割愛して、ここでは本発明と特に関わりのあ
る事項についてのみ述べる。画像形成工程において、帯
電チャージャ2や分離チャージャ3のコロナ放電によっ
て感光体ドラム1を所定の電位に帯電する際に、オゾン
が発生する。このオゾンをオゾンフィルター4を通して
ファンモータ5で外部へ排出させることで、オゾン濃度
は相当程度除去されることになる。このオゾン濃度につ
いては、アメリカのUL規格、ドイツのBAM規格のそ
れぞれの値以下とするため、それぞれの規格にあったオ
ゾンフィルターを装着する必要がある。なお符号6は機
内温度を検知するためのサーミスタを示している。図2
に示されるような接続関係において、機内温度が上昇す
るとサーミスタ6の抵抗は小さくなり、その結果、CP
Uによる検知電圧が高くなる。ファンモータ5はトラン
ジスタドライバー7により駆動されるようになってい
る。
【0014】オゾンフィルター4は、例えばその活性炭
紙上のカーボンがオゾンと反応して、当該カーボンを取
られてしまうために寿命がある他、空気の流れの上流
面、図3で見て右側は、装置内部で発生したトナー等の
粉塵で、フィルター孔が詰まり、有効面積が減少して、
やがて寿命となってしまう。本実施例では、例えば、コ
ピー積算時間やコピー積算枚数に基づいて、所定タイミ
ングで図3(a)〜図3(c)に示されるようにオゾン
フィルター4を180度回転する。このフィルターの回
転にあたっては、図4に示されるように、フィルター4
の支持軸に直結されたモータ7により、その回転力でフ
ィルターの上流面と下流面を入れ替える。専用のモータ
7を設けることなく、他の駆動手段との接続・切離しに
より回転制御を行ってもよい。
紙上のカーボンがオゾンと反応して、当該カーボンを取
られてしまうために寿命がある他、空気の流れの上流
面、図3で見て右側は、装置内部で発生したトナー等の
粉塵で、フィルター孔が詰まり、有効面積が減少して、
やがて寿命となってしまう。本実施例では、例えば、コ
ピー積算時間やコピー積算枚数に基づいて、所定タイミ
ングで図3(a)〜図3(c)に示されるようにオゾン
フィルター4を180度回転する。このフィルターの回
転にあたっては、図4に示されるように、フィルター4
の支持軸に直結されたモータ7により、その回転力でフ
ィルターの上流面と下流面を入れ替える。専用のモータ
7を設けることなく、他の駆動手段との接続・切離しに
より回転制御を行ってもよい。
【0015】図示の例のように、ファンモータ5がオゾ
ンフィルター4の下流側に配置されているものは、オゾ
ンフィルター4を隔ててチャージャ2,3側の雰囲気か
ら空気の流れを生じさせるためには、ファンモータ5の
回転数をより高くしなければならない。図5に示される
ように、ファンモータ単体での気流特性の曲線Aに比べ
て、通路上に上記オゾンフィルター4が配置され、気流
の抵抗となる場合の特性曲線Bは、必要とされるだけの
空気の流れを生じるためには、その回転数をかなりアッ
プさせなければならない。このような回転数アップは、
騒音の増加を招くが、待機時には、他の駆動系が停止す
ることもあってできる限り抑えることが求められる。そ
こで本実施例では、複写処理の開始までの間と複写処理
終了後には、オゾンフィルターを図3(b)に示される
ように、90度だけ回転して、抵抗を下げる。その際の
気流特性は、図5の曲線Cのようになる。その結果、フ
ァンモータの回転数を下げることが可能となる。
ンフィルター4の下流側に配置されているものは、オゾ
ンフィルター4を隔ててチャージャ2,3側の雰囲気か
ら空気の流れを生じさせるためには、ファンモータ5の
回転数をより高くしなければならない。図5に示される
ように、ファンモータ単体での気流特性の曲線Aに比べ
て、通路上に上記オゾンフィルター4が配置され、気流
の抵抗となる場合の特性曲線Bは、必要とされるだけの
空気の流れを生じるためには、その回転数をかなりアッ
プさせなければならない。このような回転数アップは、
騒音の増加を招くが、待機時には、他の駆動系が停止す
ることもあってできる限り抑えることが求められる。そ
こで本実施例では、複写処理の開始までの間と複写処理
終了後には、オゾンフィルターを図3(b)に示される
ように、90度だけ回転して、抵抗を下げる。その際の
気流特性は、図5の曲線Cのようになる。その結果、フ
ァンモータの回転数を下げることが可能となる。
【0016】なお、オゾンフィルターの目詰まりが進ん
だ場合、当該フィルターを介して有効な排気ができな
い。そのため、機内温度が上昇し、場合によっては内部
のプラスチック部品が変形してしまうことがある。そこ
で、そのような異常な温度上昇がサーミスタ6(図1)
により検知された場合には、複写動作を停止するように
なっている。しかしながら、機械自身の熱時定数によっ
て機内温度はなお上昇を続ける。そこで、オゾンフィル
ターを図3(b)に示される90度回転の状態とするこ
とで、ファンモータ5による排気が可能となり、機内温
度を下げることが可能となる。
だ場合、当該フィルターを介して有効な排気ができな
い。そのため、機内温度が上昇し、場合によっては内部
のプラスチック部品が変形してしまうことがある。そこ
で、そのような異常な温度上昇がサーミスタ6(図1)
により検知された場合には、複写動作を停止するように
なっている。しかしながら、機械自身の熱時定数によっ
て機内温度はなお上昇を続ける。そこで、オゾンフィル
ターを図3(b)に示される90度回転の状態とするこ
とで、ファンモータ5による排気が可能となり、機内温
度を下げることが可能となる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、機内で
発生するオゾンを含む空気を吸引するための吸引手段
と、当該吸引手段により吸引された空気を機外へ排出す
るための導通路と、当該導通路上に配置されたオゾン除
去のためのフィルターとを有する画像形成装置におい
て、上記フィルターが転回可能に導通路上に取り付けら
れるように構成されているので、オゾン除去効率を保ち
ながらフィルターの使用寿命を延ばすことができるとと
もに、待機時の騒音を抑制でき、機内の異常昇温を回避
することができる。
発生するオゾンを含む空気を吸引するための吸引手段
と、当該吸引手段により吸引された空気を機外へ排出す
るための導通路と、当該導通路上に配置されたオゾン除
去のためのフィルターとを有する画像形成装置におい
て、上記フィルターが転回可能に導通路上に取り付けら
れるように構成されているので、オゾン除去効率を保ち
ながらフィルターの使用寿命を延ばすことができるとと
もに、待機時の騒音を抑制でき、機内の異常昇温を回避
することができる。
【0018】即ち、所定の時期を検知することに基づい
て、フィルターの上流側と下流側とを入れ替えれば、オ
ゾン除去効率を保ちながらフィルターの使用寿命を延ば
すことができ、コピー待機時にオゾンフィルターを90
度だけ回転することで、待機時の騒音を抑え、機内温度
が異常温度域に達した場合に、フィルターを90度だけ
回転することで、速やかに降温することが可能となる。
て、フィルターの上流側と下流側とを入れ替えれば、オ
ゾン除去効率を保ちながらフィルターの使用寿命を延ば
すことができ、コピー待機時にオゾンフィルターを90
度だけ回転することで、待機時の騒音を抑え、機内温度
が異常温度域に達した場合に、フィルターを90度だけ
回転することで、速やかに降温することが可能となる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
る。
【図2】本装置のCPUと駆動系並びにサーミスタの関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図3】オゾンフィルターの転回を説明する図で、
(a)から(c)に進むにつれてフィルターの面入替え
が実現する。
(a)から(c)に進むにつれてフィルターの面入替え
が実現する。
【図4】オゾンフィルターを回転する機構を例示する図
である。
である。
【図5】ファンの回転数と気流の程度の関係を示すグラ
フである。
フである。
1 感光体ドラム 2 停電チャージャ 3 分離チャージャ 4 オゾンフィルター 5 ファンモータ 6 サーミスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 機内で発生するオゾンを含む空気を吸引
するための吸引手段と、当該吸引手段により吸引された
空気を機外へ排出するための導通路と、当該導通路上に
配置されたオゾン除去のためのフィルターとを有する画
像形成装置において、 前記フィルターが転回可能に導通路上に取り付けられて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 所定の時期を検知することに基づいて、
前記フィルターの上流側と下流側とを入れ替えることを
特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 コピー待機時に前記フィルターを90度
だけ回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形
成装置。 - 【請求項4】 機内温度が異常温度域に達した場合に、
前記フィルターを90度だけ回転することを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7295667A JPH09138618A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7295667A JPH09138618A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09138618A true JPH09138618A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17823629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7295667A Pending JPH09138618A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09138618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020160271A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 粉体回収装置及びこれを用いた粉体処理装置 |
US10838340B2 (en) | 2018-07-10 | 2020-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP7295667A patent/JPH09138618A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10838340B2 (en) | 2018-07-10 | 2020-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2020160271A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 粉体回収装置及びこれを用いた粉体処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110222897A1 (en) | Image forming apparatus | |
US20030002881A1 (en) | System for managing temperature in an image forming apparatus by controlling printing speed | |
JP2008145826A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004109537A (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置で用いられるファンの駆動設定方法 | |
US9342048B2 (en) | Image-forming apparatus and image-forming method | |
JPH09138618A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07311519A (ja) | オゾン処理装置 | |
JP2005257768A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004354663A (ja) | 画像形成装置および排気装置 | |
JP2006330648A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0869243A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02116860A (ja) | 画像形成装置のオゾン検出方式 | |
JP2008096885A (ja) | 吸気装置を備えた画像形成装置 | |
JP2862432B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09325671A (ja) | 電子写真装置 | |
JP2006133469A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06317950A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04305664A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0736324A (ja) | 排気装置 | |
JPH0514284Y2 (ja) | ||
JPH0216514B2 (ja) | ||
JPH08272269A (ja) | フィルターの目詰り検出装置 | |
JPH0580682A (ja) | 電子写真装置のクリーニングブラシロール | |
JPH07199607A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH01221764A (ja) | 画像形成装置 |