JPH0736324A - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JPH0736324A
JPH0736324A JP5203607A JP20360793A JPH0736324A JP H0736324 A JPH0736324 A JP H0736324A JP 5203607 A JP5203607 A JP 5203607A JP 20360793 A JP20360793 A JP 20360793A JP H0736324 A JPH0736324 A JP H0736324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
filter
pressure valve
fan
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP5203607A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kawahara
真一 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5203607A priority Critical patent/JPH0736324A/ja
Publication of JPH0736324A publication Critical patent/JPH0736324A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクト内の負圧を打ち消すための圧力弁を設
けて、排気ファンの過回転を防止することにより、ファ
ンの寿命を伸ばす。 【構成】 排気装置は、集塵フィルタ2、その後部に位
置するオゾン処理フィルタ3および排気用ファン4の間
がダクト1で結ばれて構成され、ダクト1のオゾン処理
用フィルタ3と排気用ファン4を接続する部分には、ダ
クト1内の負圧を検知してコイルバネ6aの弾性力に抗
して内側へ開く圧力弁5aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、プリンター、ファクス等の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機、プリンタ
ー、ファクスには、機内の雰囲気を排出する排気装置を
備えたものが多い。以下、画像形成の一般的な例を図1
1を参照して説明する。
【0003】まず、帯電部で感光体が一様に帯電され
る。次に露光を行ない、潜像を形成する。潜像は現像部
にて現像される。現像された像は転写部で紙に転写され
る。画像が転写された紙は、分離部で感光体より分離さ
れる。分離された紙は搬送部を通って定着部へ運ばれて
定着された後、排紙される。なお、転写後、感光体上に
残留したトナーはクリーニング部にて除去される。
【0004】帯電部、転写・分離部ではコロナ放電方式
を用いているものが一般的である。コロナ放電において
は、放電に伴ない、オゾンや窒素酸化物を生成する。オ
ゾンや窒素酸化物が滞留すると画質の低下を招くので、
排出する必要がある。特にオゾンは濃度が高いと人体に
有害であるから、オゾン・フィルタに導いて分解した後
排出する必要があり、排気装置は必須である。
【0005】搬送部は搬送タンク上面に開口部を受け、
搬送タンク内を負圧にすることにより、前記開口部より
紙を吸引すると同時に搬送タンク周囲の搬送ベルトによ
り紙を定着部へ搬送する。搬送タンク内を負圧にするた
めの排気装置が必要である。
【0006】定着部では紙上に転写されたトナー像を定
着させるため、紙を加圧すると共に百数十から二百度位
まで加熱した定着ローラにはさまれる。機内の換気が不
十分だと定着部の高温により機内温度は上昇してゆく。
最終的にはトナーの溶融温度を超え、トナーボトル、現
像部、クリーニング部内部のトナーを溶かしてしまう。
従って、定着部周囲の高温の雰囲気を排気する必要があ
る。
【0007】ところで、機内、特にドラム廻りにおいて
は、浮遊トナーが存在する。浮遊トナーが機外に排出さ
れると環境を汚染することになる。前記排気装置にて排
出される空気は集塵フィルタによって浮遊トナーを除去
した後に排出される必要が有る。
【0008】このため、従来の電子写真方式の画像形成
装置には図12に示すような排気装置が付設され、上記
画像形成装置の各作用部からの気体はダクト1に入り、
集塵フィルタ2、オゾン処理フィルタ3の順に通過し、
浮遊トナー等の粉塵除去およびオゾン処理を行ってい
る。
【0009】しかして、上記の排気装置において、集塵
フィルタは上記の通りトナーを除去する役目を負ってい
るが、一般的には連続気泡の発泡材や不織布の静電フィ
ルタが用いられる。これらはフィルタ自体にトナーを付
着させて除去するので、経時的に圧損が大きくなり、最
終的には目詰まりを起こす。実際には、目詰まりを起こ
す前にフィルタを交換する指示が出される寿命検知設計
をしてある。
【0010】しかし、クリーニング部のクリーニング不
良により、クリーニング部よりトナーが機内に予定より
も多くもれ出る場合や、現像部よりのトナー飛散が予定
よりも多い場合がある。これらの場合は、フィルタの交
換時期に到達する前にフィルタが目詰まりを起こす。フ
ィルタが目詰まりを起こすとフィルタとファンの間のダ
クト内が低圧となり、ファンの負荷が軽くなる。ファン
の負荷が軽くなると定格の回転数よりも回転が上昇し、
過回転となる。過回転はモータの特に軸受の寿命を縮
め、ひいてはファン自体の寿命を縮めることとなる。
【0011】このため、特開昭61−146315号公
報の様にフィルタを通過する気体の圧力を検知するセン
サを設け、フィルタの寿命を検出して他のフィルタへ切
替える弁を持つ装置が提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の排気装置にあっては、圧力検知センサ、制御
回路、切替弁等を必要としていたため、装置のコストア
ップを招くという問題点があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、ダクト内の負圧を打ち消すため
の圧力弁を設けて、排気ファンの過回転を防止して、フ
ァンの寿命を縮めることがない排気装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
排気装置は、排気用ファン、集塵フィルタおよび前記フ
ァンと前記フィルタを接続するダクトからなる排気装置
において、前記ダクトにはダクト内の負圧が所定値を超
えると前記負圧により前記ダクトの内側へ向かって開け
られる開閉自在の圧力弁が設けられてなることを特徴と
するものである。
【0015】請求項2記載の排気装置は、更に、第2の
フィルタが前記圧力弁の外側に設けられ、前記圧力弁の
開放時に前記圧力弁を通って前記ダクト内へ流入する気
流が、前記第2のフィルタを経由してダクト内へ流入排
気されるように構成されてなることを特徴とするもので
ある。
【0016】なお、本発明の好ましい実施態様として
は、以下のものがある。 (1) ダクトに設けられた圧力弁は、一端が回動自在
の弾性部材により前記ダクトに取付けされ、その弾性力
により前記弁が閉じられていることを特徴とする請求項
1記載の排気装置。 (2) ダクトに設けられた圧力弁は、一端が前記ダク
トに固定され、前記弁が弾性を有する材質により形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の排気装置。 (3) ダクトに設けられた弁が開いたことを検知する
手段と、該検知手段の出力状態を表示する表示装置を備
えてなることを特徴とする請求項1記載の排気装置。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の実施例において、従来例と同一の部
材については同じ符号を付して説明する。
【0018】図1は、請求項1記載の発明の排気装置の
第1実施例を示す図であり、図2は圧力弁の作用を説明
する図である。
【0019】図1の左側省略部は、図示省略のダクト1
により排気を必要とする電子写真方式の画像形成装置の
各ユニットに、例えば図11に示す定着、搬送、
帯電、転写・分離の各ユニットに接続されている。画
像形成の機械によってはこのうちのいずれかを省略した
り、別に排気装置を設けてもよい。また〜の各部の
ダクトを途中で合流させて1つのフィルタとファンとで
排気を行ってもよい。
【0020】図1において、排気装置は集塵フィルタ
2、その後部に位置するオゾン処理フィルタ3および排
気用ファン4の間がダクト1で結ばれており、前記ダク
ト1の前記オゾン処理フィルタ3と排気用ファン4を接
続する部分には、ダクト1内の負圧を検知してコイルバ
ネ6aの弾性力に抗して内側へ開く圧力弁5aが設けら
れている。
【0021】図1において、前記各ユニットからの気体
は、ダクト1を通り、集塵フィルタ2、オゾン処理フィ
ルタ3の順に通過し、各々浮遊トナー等の粉塵除去、及
びオゾン処理を行なう。フィルタ通過後の気体は排気用
ファン4により排出される。フィルタとファン4の間に
内側に開く様に設けられている弁5aは、集塵フィルタ
2が新しい時はコイルバネ6aにより閉じられている
が、集塵フィルタ2が目詰まりを起こしオゾン処理フィ
ルタ3とファン4の間が負圧となると、圧力弁5aはコ
イルバネ6aの弾性力に抗してダクト1の内側へ開く。
圧力弁5aが開くことにより、ダクト1内に気体が導入
され、排気用ファン4の回転上昇は抑えられる(図2参
照)。
【0022】図3および図4は、請求項2記載の発明の
排気装置を具体化した第2実施例を示す図であり、圧力
弁の拡大図である。図示および説明の簡便のために、前
記の第2の実施態様の具体例として図7および図8に示
す圧力弁5cの外側に第2の集塵フィルタ7を両面テー
プでダクト1に貼付している。ダクト1内が負圧になっ
て弾性を有する材料の薄板で作られた弁5が内側へ開い
たとき、ダクト1内へは第2の集塵フィルタ7を通過し
た気体が流入する。
【0023】図5および図6は、本発明の実施態様
(1)に対応する第3実施例の弁の拡大図である。圧力
弁5bは一端が回動自在にダクト1に取り付けられ、回
動部にねじりバネ6bが取り付けてある。通常は図5の
様にねじりバネ6bの弾性力により圧力弁5bは閉じら
れている。しかし、集塵フィルタ2が目詰まりを起こし
てダクト1内が負圧になると、図6の様に気体がダクト
1内に流入する。
【0024】図7および図8は、本発明の実施態様
(2)を具体化した第4実施例の排気装置の弁の拡大図
である。圧力弁5cは弾性を有する樹脂又は金属の薄板
で形成され,一端が両面テープでダクト1に貼付されて
いる。圧力弁5cは通常は図7の様に閉じられている。
が、ダクト1内が負圧になると、図8の様に圧力弁5c
が弾性変形して、気体がダクト1内に流入する。
【0025】図9および図10は、本発明の好ましい実
施態様(3)を具体化した第5実施例の排気装置の弁の
作用を説明する図である。圧力弁5dはダクト1内が負
圧になって内側へ開くと、図10の様にフォトセンサ8
により検知されている。これにより、第一の集塵フィル
タ2が寿命であることを判断し、図示しない表示装置に
て第一の集塵フィルタ2の交換時期が来たことを表示す
る。なお、フォトセンサ8はマイクロスイッチ等他の手
段で代替しても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ダクト内
の負圧を打ち消すための弁が設けられているので、集塵
フィルタが目詰まりを起こしても、排気用ファンが回転
することを防止でき、排気用ファンの寿命を縮めること
がない。請求項2記載の発明によれば、ダクト内の負圧
を打ち消す圧力弁を通過する空気は、第2の集塵フィル
タを通過した後排気されるので、浮遊トナー濃度が高い
場所に弁を設けることにより浮遊トナーが外部に排気さ
れて環境汚染を起こすことが防止でき、設計の余裕度が
向上する。更に、本発明の好ましい実施態様(1)によ
れば、ダクト内の負圧を打ち消す圧力弁を平板状に形成
できるので、より有効にスペースを活用でき、排気装置
のコンパクト化を実現できる。本発明の実施態様(2)
によれば、ダクト内の負圧を打ち消す圧力弁に弾性のあ
る薄板を用いるので、バネ等の弾性付与部材を不要にで
き、また蝶番等の回動部材を不要にでき、低コストで提
供できる。本発明の実施態様(3)によれば、ダクト内
の負圧を打ち消す圧力弁が開いたことを検知して表示す
るので、集塵フィルタの交換時期を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気装置の第1実施例の内部構成
を示す断面図である。
【図2】図1の圧力弁の作用を説明する図である。
【図3】本発明に係る排気装置の第2実施例の圧力弁の
構成を示す断面図である。
【図4】図3の圧力弁の作用を説明する図である。
【図5】本発明の実施態様に係る第3実施例の圧力弁の
断面図である。
【図6】図5の圧力弁の作用を説明する図である。
【図7】本発明の第4実施例の圧力弁の断面図である。
【図8】図7の圧力弁の作用を説明する図である。
【図9】本発明の第5実施例の圧力弁の断面図である。
【図10】図9の圧力弁の作用を説明する図である。
【図11】電子写真方式の複写機の排気を必要とする部
分の機能を説明する断面図である。
【図12】従来の排気装置の一例の断面図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 集塵フィルタ 3 オゾン処理フィルタ 4 排気用ファン 5a,5b,5c 圧力弁 6a コイルバネ 6b ねじりバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気用ファン、集塵フィルタおよび前記
    ファンと前記フィルタを接続するダクトからなる排気装
    置において、前記ダクトにはダクト内の負圧力が所定値
    を超えると前記負圧により前記ダクトの内側へ向かって
    開けられる開閉自在の圧力弁が設けられてなることを特
    徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 更に、第2のフィルタが前記圧力弁の外
    側に設けられ、前記圧力弁の開放時に前記圧力弁を通っ
    て前記ダクト内へ流入する気流が、前記第2のフィルタ
    を経由してダクト内へ流入排気されるように構成されて
    なることを特徴とする請求項1記載の排気装置。
JP5203607A 1993-07-25 1993-07-25 排気装置 Pending JPH0736324A (ja)

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JP5203607A JPH0736324A (ja) 1993-07-25 1993-07-25 排気装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170102A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Idaburutei Sakurai Kogyo Kk 建築物の換気設備における中間ストレーナー装置
CN104714391A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 柯尼卡美能达株式会社 排气净化装置以及图像形成装置
JP2020148876A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 コニカミノルタ株式会社 排気構造および画像形成装置

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