JPH09138138A - トリップメータのリセット装置 - Google Patents

トリップメータのリセット装置

Info

Publication number
JPH09138138A
JPH09138138A JP31856595A JP31856595A JPH09138138A JP H09138138 A JPH09138138 A JP H09138138A JP 31856595 A JP31856595 A JP 31856595A JP 31856595 A JP31856595 A JP 31856595A JP H09138138 A JPH09138138 A JP H09138138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
lid
trip meter
reset
fuel tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31856595A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Ito
朋美 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP31856595A priority Critical patent/JPH09138138A/ja
Publication of JPH09138138A publication Critical patent/JPH09138138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度計の近傍に設けられているトリップ
メータを、車両への燃料供給時に自動的にリセットす
る。 【解決手段】 燃料供給口に蓋が開いたことを検出する
蓋スイッチ1を設けると共に、燃料タンクに燃料が満杯
になったことを検出する燃料検出スイッチ2を設け、こ
れら両スイッチ1,2によって、燃料が燃料タンクに補
給され、燃料タンクが満杯になったときにアクチュエー
タとしてのソレノイド7を励磁し、プランジャ8でトリ
ップメータ9のリセットロッド10を押し、表示をリセ
ットする。蓋スイッチ1と燃料検出スイッチ2の両方が
オンとなることを条件としてリセットするので、給油以
外の目的で蓋を開けてもリセットされることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車あるいは自
動二輪車に適用するトリップメータのリセット装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車あるいは自動二輪車(以下、車両
という)には速度計が設けられ、車両の速度が常に確認
できるようにしてある。この速度計には、指針と目盛を
用いたアナログ式のものと、走行速度に対応する数字が
表示されるディジタル式のものがあるが、いずれのもの
もその表示機構の近傍に走行距離計が設けられ、その車
両の使用開始時からの通算走行距離が表示されるように
なっている。そしてこの走行距離計には、表示をゼロに
リセット可能にしたトリップメータが付属している。
【0003】このトリップメータは、たとえば燃料を燃
料タンクに満杯にしたときに表示をゼロにリセットし、
次に給油したときに加算された走行距離に対して何リッ
トルの燃料を消費したかというような測定に使用するの
が一般的である。このように使用するとき、トリップメ
ータの表示をゼロにリセットする操作は、メータパネル
から突出したリセットロッドを押すことにより人為的に
行う。このため、上記のような測定を行うときには、運
転者が忘れずにこれを行わなければならない。
【0004】そこで給油時にトリップメータを自動的に
リセットするものが案出され、既に出願されている(実
開昭57−4708号公報参照)。この出願の考案は、
燃料タンクの蓋(正確には、燃料タンクに通ずるキャッ
プを覆うために車体の一部を切欠いて設けた燃料供給口
の蓋)が開閉したときにこれを検知し、機械的、電気
的、あるいは油圧回路によってトリップメータの表示を
ゼロに復帰させるものである。この考案によれば、給油
を行うために蓋を開いたとき、あるいは給油が終了して
蓋を閉じたときに自動的にトリップメータの表示がゼロ
に復帰するから、非常に便利である。
【0005】しかしながら上記蓋は、たとえば蓋の内部
を清掃するときのように、給油以外にも開ける場合があ
る。また蓋を開けるためのレバーが運転席の側部にトラ
ンクの蓋を開けるレバーと並べて、あるいは兼ねて設け
られているときの操作ミスのように、不注意で開けてし
まうこともある。上記考案のものは、このように給油以
外に開けたときにもトリップメータのリセットが行われ
るので、先に述べたように燃費の計算を行うときには、
それができなくなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、燃料供給口の蓋を開けただけで
はトリップメータのリセットは行われず、燃料が十分に
供給されたときに初めてリセットされるトリップメータ
のリセット装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、燃料供給口に蓋が開いたこと
を検出する検出手段を設けると共に、燃料タンクに燃料
が満杯になったことを検出する検出手段を設け、これら
両手段によって、燃料が燃料タンクに補給され、燃料タ
ンクが満杯になったときに走行距離計のうちのトリップ
メータをリセットするように構成したことを特徴とす
る。
【0008】請求項2に記載された発明は、車体の燃料
供給口に開閉自在の蓋を設け、走行距離計にリセットロ
ッドを軸方向に駆動することにより表示をゼロに復帰す
るトリップメータを備えた車両において、前記蓋と車体
との間に蓋が開いたときオンとなるスイッチを設けると
共に、燃料タンクが満杯状態のときにオンとなるスイッ
チを設け、両スイッチがともにオンとなったときにパル
スを発生するパルス発生回路と、該パルス発生回路の出
力信号により前記リセットロッドを駆動するアクチュエ
ータとを設けたことを特徴とする。
【0009】このような構成とすれば、蓋が開けられ、
かつ燃料が燃料タンク一杯に入れられたときに2個のス
イッチの作動でトリップメータがリセットされるので、
給油以外のときには蓋を開けてもリセットされないこと
になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図3について説明する。図1において1は蓋スイ
ッチであり、2は燃料検出スイッチである。これら蓋ス
イッチ1と燃料検出スイッチ2の取付位置および構造に
ついては後述する。両スイッチ1,2の各一極は接地
(車体接地)されており、他極はそれぞれ電池3,4を
介してアンド回路5の入力側に接続されている。電池
3,4は便宜上別物のように記載したが、車両に搭載さ
れた1個のバッテリを用いることができる。アンド回路
5は両スイッチ1,2の両方がオンとなって入力側がハ
イレベルになったとき出力信号が出るものである。
【0011】アンド回路5の出力側にはパルス発生回路
6の入力側が接続されている。このパルス発生回路6
は、アンド回路5の出力信号を受けたときにパルス信号
を1個だけ発するものである。パルス信号が1個出る
と、その後はアンド回路5の出力信号が継続しても、パ
ルス信号は出ないことになる。パルス発生回路6の出力
側には、パルス発生回路6の出力信号によりリセットロ
ッド10を駆動するアクチュエータとしてのソレノイド
7が接続されている。ソレノイド7にはプランジャ8が
設けられており、パルス発生回路6の出力信号(パルス
信号)を受けたとき、プランジャ8を瞬間的に突出させ
るようになっている。
【0012】9はカウンタである。このカウンタ9には
図示しないが速度計に連係する回転軸が設けられてお
り、この回転軸の回転で、走行距離に応じて低い桁から
10進法で表示が加算されていく、周知の構造のもので
ある。カウンタ9にはリセットロッド10が設けられて
おり、外力により押されたときに表示がゼロにリセット
されるようになっている。このリセットロッド10はソ
レノイド7のプランジャ8に対向して設けられており、
プランジャ8が突出したとき押されてリセットされる。
【0013】図2は蓋スイッチ1の取付位置および構造
の一例を示すものである。この図において11は車体で
あり、12はその一部を凹ませて形成された燃料供給
口、13はキャップである。キャップ13は燃料タンク
14(図3参照)から延びている燃料供給管(図示せ
ず)の先端に嵌着される。燃料供給口12にはヒンジ1
5により蓋16が開閉自在に取付けられており、その内
側には、蓋16が開いたことを検出する検出手段として
の蓋スイッチ1が設けられている。蓋スイッチ1の構造
としては、ロッド17が蓋16を閉じたときにその内面
に当たって押され、蓋16を開いたときに蓋16の内面
から離れて突出する動きで作動するものがよい。そして
接点部分が密閉されており、蓋16の開閉時に火花など
が生じないものとする。
【0014】図3に示すものは、燃料タンクに燃料が充
満したことを検出する手段としての燃料検出スイッチ2
の一例である。この燃料検出スイッチ2は、燃料タンク
14内に設けられたフロート18のロッド19に取付け
られた接点20と、その上方にあって接点20が上方に
移動したときにこれに接する接点21とで概略構成され
る。22はリード線、23は接点21の支持体、24は
カバーである。フロート18は燃料25に浮いており、
燃料25の量が規定の上限(いわゆる満タン)になった
ときに接点20が接点21に接するようにしてある。
【0015】このように構成されたこのトリップメータ
のリセット装置は、燃料タンク14に燃料を補給するた
めに図示しないキーでロックを外し蓋16を開くと、蓋
スイッチ1がオンとなり、アンド回路5の一つの入力側
がハイレベルになる。キャップ13を取って燃料25を
補給していくと、燃料の液位が上昇するのに伴ってフロ
ート18が上昇し、接点20が接点21に接触する。こ
れにより燃料検出スイッチ2はオンとなるので、アンド
回路5の他の入力側もハイレベルとなり、アンド回路5
は出力信号を発する。これを受けてパルス発生回路6は
パルス信号を1個発し、ソレノイド7を一瞬励磁してプ
ランジャ8を瞬間的に突出させ、トリップメータ9のリ
セットロッド10を押して表示をゼロにする。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たトリップメータのリセット装置であるから、燃料タン
クが満杯まで補給されたときに、トリップメータを自動
的にリセットすることができる。したがって、燃費計算
等を行うときに便利になる。また洗車時などに燃料供給
口の蓋の内部を清掃するときなどにはリセットされない
ので、前掲公報のもののような不便はない。燃料供給口
の蓋が開き、かつ燃料が満杯になったことを条件にして
リセットされるので、走行中に燃料が揺れて液面が変化
し、燃料検出スイッチがオンになっても、リセットされ
るようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】蓋スイッチの取付位置および構造の一例を模式
的に示した斜視図である。
【図3】燃料検出スイッチの一例を模式的に示した断面
図である。
【符号の説明】
1 蓋スイッチ 2 燃料検出スイッチ 5 アンド回路 6 パルス発生回路 7 ソレノイド 8 プランジャ 9 トリップメータ 10 リセットロッド 11 車体 12 燃料供給口 14 燃料タンク 16 蓋 18 フロート 20 接点 21 接点 25 燃料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給口に蓋が開いたことを検出する
    検出手段を設けると共に、燃料タンクに燃料が満杯にな
    ったことを検出する検出手段を設け、これら両手段によ
    って、燃料が燃料タンクに補給され、燃料タンクが満杯
    になったときに走行距離計のうちのトリップメータをリ
    セットするように構成したことを特徴とするトリップメ
    ータのリセット装置。
  2. 【請求項2】 車体の燃料供給口に開閉自在の蓋を設
    け、走行距離計にリセットロッドを軸方向に駆動するこ
    とにより表示をゼロに復帰するトリップメータを備えた
    車両において、前記蓋と車体との間に蓋が開いたときオ
    ンとなるスイッチを設けると共に、燃料タンクが満杯状
    態のときにオンとなるスイッチを設け、両スイッチがと
    もにオンとなったときにパルスを発生するパルス発生回
    路と、該パルス発生回路の出力信号により前記リセット
    ロッドを駆動するアクチュエータとを設けたことを特徴
    とするトリップメータのリセット装置。
JP31856595A 1995-11-13 1995-11-13 トリップメータのリセット装置 Pending JPH09138138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31856595A JPH09138138A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 トリップメータのリセット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31856595A JPH09138138A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 トリップメータのリセット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09138138A true JPH09138138A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18100560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31856595A Pending JPH09138138A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 トリップメータのリセット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09138138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046587A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Equos Research Co Ltd 燃料電池車輌用の表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046587A (ja) * 1998-07-31 2000-02-18 Equos Research Co Ltd 燃料電池車輌用の表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5838726B2 (ja) 車両用航続可能距離表示方法
TWI236992B (en) Vehicle equipped with portable radio terminal and its walky-talky terminal
US20100102997A1 (en) Device for entering fuel price information into vehicles.
JPH09138138A (ja) トリップメータのリセット装置
JPS6042404B2 (ja) トリツプメ−タ
JP2000131098A (ja) 車両燃費計切替型タコメータ
JPS6344176B2 (ja)
JP2824580B2 (ja) 自動二輪車の走行情報表示装置
JPH0260969B2 (ja)
JPS62177453A (ja) 走行計付き自転車
CN108248386B (zh) 一种带加速度指示的电动车仪表装置
JP3385175B2 (ja) 燃料タンクの燃料残量計測装置
JP2012245896A (ja) 車両用表示装置
JPS6316697B2 (ja)
JP2003125599A (ja) 車両用指示計器
JPS58193419A (ja) 自動車用電子式走行距離計
JP2000144814A (ja) 作業機の表示装置
JPS5948623A (ja) 車輌用計測装置
JPH0328345Y2 (ja)
CN201245205Y (zh) 带液晶显示仪表的电动车
JP5659963B2 (ja) 車両用表示装置
TW593009B (en) Meter display device of motorcycle and motorcycle having the device
JPS6314286B2 (ja)
JPS6139925Y2 (ja)
JPH0755540A (ja) タンク液面測定装置