JPS6139925Y2 - - Google Patents

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JPS6139925Y2
JPS6139925Y2 JP1985131331U JP13133185U JPS6139925Y2 JP S6139925 Y2 JPS6139925 Y2 JP S6139925Y2 JP 1985131331 U JP1985131331 U JP 1985131331U JP 13133185 U JP13133185 U JP 13133185U JP S6139925 Y2 JPS6139925 Y2 JP S6139925Y2
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JP
Japan
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bicycle
counter
microcomputer
sensor
alarm
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JP1985131331U
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JPS6150209U (ja
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、車輪の回転に伴ない発生するパルス
をマイクロコンピユータにより処理して走行距離
をデイジタル表示するようにした自転車用の走行
距離計に関するものである。 従来の自転車用走行距離計としては、機械式積
算距離計があるが、これは自転車の車輪が一回転
する毎に歯車を一定角度回転するようにし、更に
これを歯車により100m単位の走行距離数に変換
して積算表示するようにしている関係上、自転車
の車輪の寸法に応じて歯車比の異なる距離計を用
意する必要があるばかりでなく、距離計を車輪の
回転毎に機械的に駆動するため騒音が発生すると
共に負荷を伴ない、かつ表示部を読取り易い場所
に設けるには例えばフレキシブルシヤフトのよう
な機械的連動手段を付設する必要がある等の欠点
があり、またこれに代えてマイクロプロセツサを
使用した計器等の電気的計器があるが、車輪寸法
の異なる機種への転用が不可能であつたり、目的
地までの距離を表示する機能および盗難防止機能
等がなく、かつ器機の着脱が不便である等の欠点
があり、従つて車輪寸法の相違に拘わらず適用で
きるばかりでなく、目的地までの距離が表示で
き、かつ盗難防止用警報器があり、しかも器機の
着脱が容易なこの種距離計が要望されていた。 本考案は、上記要望に即応する目的のもとに、
車輪の回転に伴なつて発生するパルスをマイクロ
コンピユータにより処理して走行距離の計算並び
にその他の必要な計算を行なわせてデイジタル表
示部に表出することができるようにするほか、自
転車の車輪の寸法に応じたコードを複数種類設定
してこれを適宜切換えられるようにし、これによ
り多種類例えば28インチ型,26インチ型,24イン
チ型,22インチ型等のいずれにも適応させること
ができるようにし、かつ目的地までの距離を算出
する減算カウンタと、パスコードによるセツト並
びにリセツトができる警報器とを設けると共に、
警報器についてはパスコードによるセツト後には
一定数のインタラプトにより作動するように構成
し、更に着脱自在型器体を設けてこれにセンサを
除く他の機構を設けたことを特徴とするものであ
つて、以下添付図面に例示する態様について詳細
に説明する。 第1図および第2図のように、大体において車
体のホークブレイズに例えばマグネスケール,リ
ードスイツチ等をまたこれに対応する前輪の適宜
位置に磁石を取付けて前輪の一回転毎にパルスを
発生する無接点型センサ11を構成するほか、こ
のセンサ11からのパルスをリード線12により
ハンドル13上の着脱自在型器体14内の4ビツ
トマイクロコンピユータ15に増幅器16および
シユミツトトリガ回路17により増幅並びに整形
した後インタラプト入力させ、車輪寸法選択用切
換型接続手段としてのスイツチ18,19により
予じめ設定した処理システムに従つてコンピユー
タ15内において走行距離を演算並びに記憶する
ようにし、キーボード20における所要キーを必
要に応じ操作することにより、各ラツチ・デコー
ダ・ドライバ21を経て4桁の液晶表示部22に
走行距離を表出することができるようにしてなる
のであるが、第2図に例示した実施態様において
は、全走行距離の積算カウンタとしての機能のほ
か、部分走行距離加算カウンタ機能を2種と、減
算走行距離のカウンタ機能と、前記減算カウンタ
機能以外の減算走行距離カウンタ機能に加えてカ
ウンタが0に達した場合に警報音を発生する警報
機能と、走行速度計測機能と、パスコードの利用
による盗難防止用警報機能とを併わせ保有させた
ものである。 前記スイツチ18および19はその開閉により
4通りの組合わせが可能であるから、その組合わ
せを車輪寸法例えば28型,26型,24型,22型に各
別に割当ててコードを指定するようにし、これに
より例えば26型用コードを入力した場合、自転車
の車輪が48回転して100m走行する関係上、プリ
スケーラにおいてパルスが48回入力して各走行距
離カウンタを1だけカウントするようにする等、
要するにこの実施態様においてはプリスケーラに
おける入力パルスがそれぞれ45,48,52,57回に
おいてカウンタが1カウントされるようにコンピ
ユータ15を予じめ設定する。 マイクロコンピユータ15内には、表に示すカ
ウンタないしを設定し、インタラプト処理に
より各種カウンタの加算および減算を行なわ
【表】 せ、インタラプト処理以外の時期にはキーの入力
と指定カウンタの表示とを行なうようにし、なお
命令のシーケンスはコンピユータ内部のROMに
書き込まれ、またプリスケーラおよび各カウンタ
の値はコンピユータ内部のRAMに記憶され、か
つRAMにおいて速度計算され、必要に応じキー
に対する操作に従い指定カウンタの値の表示指示
を行なうことができるようにする。各種データ入
力用のキーとしては第2図に表わすように数字
「0」ないし「9」並びに小数点「.」を設けて前
記各カウンタないしの指定に使用するほか、
加算カウンタおよび減算カウンタの距離数セツト
並びに警報用パスコードの入力等に使用するよう
にし、その他カウンタセツト用キー「S」と、カ
ウンタデイスプレー用キー「D」と、表示リセツ
ト用キー「R」とを設ける。 上記コンピユータ15には、圧電ブザ23を付
設して前記減算カウンタ5の数値が0に達した場
合に作動するように接続するほか、盗難防止用の
電磁ブザ24をドライバ25の介在のもとに付設
してこれを指定のパスコードによるセツト後にお
いては同パスコードによりリセツトされない限り
インタラプトの所定数例えば3回以上入力した場
合に作動するように接続する。 第3図ないし第5図は本実施態様におけるプロ
グラムフローチヤートであつて、実際に使用する
場合について以下説明する。 第3図のメインフローにおいて、パワーONす
るとプリスケーラがリセツトされ、その後キーに
対する入力が「D」であれば表示カウンタの指定
経路へ進み指定カウンタを表示し、「S」であれ
ばカウンタのプリセツト経路へ進み、プリセツト
のためのカウンタを指定するとそれが「7」であ
れば後述の警報器ルーチンへ進み、「7」以外で
あれば更に「1」ないし「5」および「R」のい
ずれかにキー入力し、それが「R」であれば指定
カウンタを0へリセツトし、「1」ないし「5」
の場合は所望の4桁の数字例えば「4」の減算走
行距離カウンタの目的地までの距離例えば20Kmを
020.0として入力すればプリセツトが完了する
等、所望のカウンタに所望の距離数をプリセツト
することができる。 パワーONにより始動後前記のような諸処理が
行なわれるのであるが、新たにキー入力がない場
合には第3図中の左側に示すように現在の表示モ
ードに従つてカウンタをデイスプレーすると共に
速度計算カウンタを1カウントした後遅延回路に
より適度にデイレーして戻し、このように一定周
期のもとに速度計算カウンタを加算するように
し、これを速度計算のための基準パルスとして利
用することができるようにする。 次に警報器ルーチンについて、第4図のように
メインフローにおけるカウンタのプリセツト経路
において、キーに対する操作が「S」に続き
「7」であつた場合にパスコードを例えば000.0の
ように任意に指定してセツトし、同時にプリスケ
ーラがリセツトされる。このような状態におい
て、前記パスコードによる警報器セツトが解除さ
れないまま、車輪が3回以上回転し即ち盗難に遭
遇した場合にはプリスケーラが3以上となつた時
点に前記電磁ブザ24が動作し、パスコードによ
り解除しない限りブザ24が動作を継続する。パ
スコードにより解除するには、リセツト用キー
「R」に入力した後パスコード番号を入力する
と、セツト時のパスコードと同等であれば表示部
22に例えば999.9と表示され、ブザ24をOFF
すると共に1秒間表示した後メインルーチンへ戻
り、また解除のためのパスコード入力が相違した
場合には表示部22に例えば888.8と1秒間表示
された後000.0と表示されて解除のための正しい
パスコードの入力があるまでブザ24の動作が継
続されるのである。 次に第5図のインタラプト処理ルーチンについ
て、車輪の1回転毎にセンサ11からパルスが発
生してインタラプトが入力され、その都度プリス
ケーラに1が加えられ、スイツチ18および19
により選択された車輪寸法の指定に従つて100m
走行に対応した数に達したかどうかを判断して
100mに達した場合には加算カウンタ,,
にそれぞれ1だけ加算すると同時に減算カウンタ
,からそれぞれ1だけを減算し、カウンタ
が0に達した場合にはブザ23を1秒間作動さ
せ、カウンタが0に達しない場合はそのまま進
行してプリスケーラをリセツトしこの処理動作を
繰返えす。またインタラプト入力時に100m走行
に至らない場合には速度計算が行なわれ速度表示
レジスタがセツトされ、デイスプレーの指示があ
れば表示部22に走行速度が表示され、デイスプ
レーの指示がなければ速度計算カウンタはリセツ
トされこの動作を繰返えす。 速度の計算に当つては、前記第3図のメインフ
ローの説明において一定周期のもとに速度計算カ
ウンタが加算される関係上、速度計算カウンタは
第6図に示すように時間の経過に比例して値が大
となり、一方インタラプト入力の間隔は速度に反
比例するため、速度は次止 速度=1インタラプト/速度計算カウンタ×K (K=車輪寸法により決定される定数) により求められるのであり、なおタイマ内蔵のマ
イクロコンピユータを採択すれば速度計算プログ
ラムは著しく容易となる。 なお前記マイクロコンピユータ15としては
CMOSタイプを採択して消費電力を節減するのが
よい。 以上説明したように、本考案によれば次のよう
な諸利点がある。 (a) 車輪の回転に伴ないパルスを発生するセンサ
と、パルス入力に従い演算するマイクロコンピ
ユータと、演算結果を表出するデイジタル表示
部とを設けたことにより、走行距離の演算並び
に表示が即時デイジタル表示されるばかりでな
く、表示部をリード線によりセンサとは離隔し
た視認し易い部位に設けることが容易であり、
従つて走行中においても表示を容易に視読する
ことができる。 (b) マイクロコンピユータに単位走行距離に対応
する特定数のパルス入力により1をカウントす
るカウンタを設けたことにより、複数かつ故障
し易い歯車機構型に比較して正確なカウントを
長期にわたり行なわせることができる。 (c) マイクロコンピユータの採用により装備が著
しく小型軽量に製作することができる。 (d) 単位走行距離に対応するパルス数を車輪寸法
に応じ複数種設定してこれを選択的に接続する
ことができるようにしたことにより、単一の距
離計を用意するに拘わらず、車輪寸法の異なる
複数種の自転車に対し単に接続を切換えるだけ
の簡単な操作のもとにいずれにも容易に適応さ
せることができる。 (e) 距離計器体を車軸に取付ける必要がなく、し
かもリード線によりセンサと接続ができるから
視認の容易な例えばハンドル部分に取付けて走
行中においても表示を視読することができるば
かりでなく、器体の着脱が自在であるから、分
解した状態でバツグに収容して運搬しサイクリ
ングを楽しむいわゆる運行に当り好適である。 (f) 回転負荷および騒音がほとんどない。 (g) リセツト可能な走行距離カウンタを複数個設
けたから、部分的走行距離と全体的な走行距離
とを区別して知ることができるから、サイクリ
ングの運行管理上便利である。 (h) 減算カウンタを設けたから、目的地までの残
りの距離を直読することができ、また減算カウ
ンタが0になつた場合に警報音を発生させるよ
うにすると、目的地に到達したことを知ること
ができ、あるいは休憩を必要とする距離を走行
したことを知ることができる。 (i) パスコードによるセツト,リセツトが可能な
警報器を設けたから、走行距離計測用のマイク
ロコンピユータを利用して盗難防止機能を発揮
させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施態様における本考案の自転車用走
行距離計を示すものであつて、第1図は器体をハ
ンドルに取付けた状態の斜視図、第2図はブロツ
クダイヤグラム、第3図ないし第5図はプログラ
ムフローチヤートであつて、第3図はメインフロ
ー図、第4図は警報器ルーチン図、第5図はイン
タラプト処理ルーチン図、また第6図は速度計算
タイミングの説明図である。 11……回転センサ、13……ハンドル、14
……器体、15……マイクロコンピユータ、18
……選択用接続手段としてのスイツチ、19……
選択用接続手段としてのスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車輪の回転に伴ないパルスを発生する回転セ
    ンサと、パルス入力に従い演算することができ
    るマイクロコンピユータと、演算結果を表出す
    ることができるデイジタル表示部とを備え、か
    つ前記マイクロコンピユータ内には単位走行距
    離に対応する特定数のパルス入力により1をカ
    ウントするカウンタと、リセツト可能な複数個
    の走行距離カウンタと、目的地までの距離を算
    出する減算カウンタとを設置すると共に、前記
    特定数を複数種の車輪寸法に従つて任意に切換
    えることができるように選択的接続手段を設け
    るほか、前記マイクロコンピユータに関連して
    パスコードによるセツト並びにリセツトができ
    る警報器を設け、この警報器はこれをパスコー
    ドによりセツトされた後の一定数のインタラプ
    トにより作動するように構成し、更に着脱自在
    型器体に前記センサを除く他の機構を設けてな
    る自転車用走行距離計。 2 減算カウンタの数値が0になつた場合に作動
    する警報器を設けてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の自転車用走行距離計。 3 走行距離カウント用のマイクロコンピユータ
    を使用した速度計を付設してなる実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項に記載の自転車
    用走行距離計。 4 センサを除く他の機構が設けられた器体14
    を自転車のハンドル13に着脱自在に設けてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    に記載の自転車用走行距離計。 5 センサを除く他の機構が設けられた器体14
    を自転車のハンドル13に着脱自在に設けてな
    る実用新案登録請求の範囲第3項または第4項
    に記載の自転車用走行距離計。
JP1985131331U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPS6139925Y2 (ja)

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JP1985131331U JPS6139925Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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JP1985131331U JPS6139925Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6150209U JPS6150209U (ja) 1986-04-04
JPS6139925Y2 true JPS6139925Y2 (ja) 1986-11-15

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ID=30689923

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JP1985131331U Expired JPS6139925Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107176A (ja) * 1975-03-18 1976-09-22 Koito Kogyo Kk Sekisankyorikei
JPS51133067A (en) * 1975-04-21 1976-11-18 Genzling Claude Calculator speedometer for bicycle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107176A (ja) * 1975-03-18 1976-09-22 Koito Kogyo Kk Sekisankyorikei
JPS51133067A (en) * 1975-04-21 1976-11-18 Genzling Claude Calculator speedometer for bicycle

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JPS6150209U (ja) 1986-04-04

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