JPH09137995A - 空気調和設備風道用床スリーブ - Google Patents

空気調和設備風道用床スリーブ

Info

Publication number
JPH09137995A
JPH09137995A JP32777795A JP32777795A JPH09137995A JP H09137995 A JPH09137995 A JP H09137995A JP 32777795 A JP32777795 A JP 32777795A JP 32777795 A JP32777795 A JP 32777795A JP H09137995 A JPH09137995 A JP H09137995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
floor
main body
duct
sleeve main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32777795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mankichi Miura
万吉 三浦
Seiji Furusawa
精司 古沢
Masakatsu Takahashi
正勝 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakagawa Seisakusho Co Ltd filed Critical Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority to JP32777795A priority Critical patent/JPH09137995A/ja
Publication of JPH09137995A publication Critical patent/JPH09137995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/0209Ducting arrangements characterised by their connecting means, e.g. flanges
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空気調和設備風道用ダクトの床貫通部分の工事
おいて、短管を介さずに直接にダクトとの接続が可能な
床スリーブを提供する。 【構成】床用スリーブにおいて、スリーブ本体部の接続
フランジを外部に構成するとともに、スリーブ本体部
が、はかま部内を上下に移動可能なような構造であっ
て、建築物の床工事の完了後にスリーブ本体部を所定の
位置に移動させて固定することが可能な構造を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和設備風道用
ダクトが建築物の床を貫通する際に設置する床スリーブ
において、短管と呼ばれる短寸法のダクトを介してダク
ト本体と接続している従来の床スリーブに替えて、短管
を介さず直接にダクト本体と接続することの可能な床ス
リーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物の工事の際に、空気調
和設備の風道用ダクトが床を貫通する部分に床用スリー
ブが設置される。これは、図1の床スリーブおよび短管
の斜視図に示すように、床スリーブ(1)の下方部の周
囲に、はかま(2)と呼ばれる一般に末広がり状または
Z字型断面の金属板が一体構造として付属している。図
2の使用状態断面図に示すように、床スリーブ(1)
は、このはかま(2)を介して、床コンクリート(3)
の保持金物、例えばデッキプレート(4)上に床コンク
リート(3)打設前に固定される。床コンクリート
(3)打設後は、床スリーブ(1)の上部からデッキプ
レート(4)のダクト貫通部分(5)を切除して開口を
行った後、ダクト本体(6)との接続を行う必要があ
る。しかし、床スリーブ(1)は、前後にダクトを接続
するためのフランジ部(7)を内側に構成する構造、い
わゆる内フランジであるため、内フランジのスリーブ
と、通常、フランジ部を外側に構成する構造、いわゆる
外フランジであるダクトのフランジ部(8)とのボルト
止め接続作業は一般に不可能である。このため、スリー
ブ(1)の床上部分と、床下部分の両側について、それ
ぞれ図1および図2に示すような短管(9)と呼ばれる
長さの短い直管ダクトを接続し、この両側の短管(9)
を介してダクト本体(6)と接続せざるをえない。ま
た、一般にスリーブの製作・施工者とダクトの製作・施
工者が異なるため、短管(9)の設計・製作に当たって
は、スリーブ設置工事完了後に取付け寸法を実測し、こ
れに合せて長さ調整を行う必要がある。なお、短管
(9)はスリーブ側を内フランジとし、ダクト側を外フ
ランジの漏斗状としている場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床スリーブは、
前述のごとく、該スリーブとダクト本体とのボルト止め
接続作業を可能にする目的と、取付け寸法調整の目的
で、両端に必ず短管を設置する必要があった。また、短
管を設置するためには、床コンクリート打設後に該スリ
ーブの取付け位置寸法を実測して、短管を設計・製作
し、取付ける必要があるため余分の作業と時間を必要と
し、費用と工期の面で改善が求められていた。さらに、
床スリーブは内部にフランジを構成する内フランジ構造
となっているため、ダクト寸法よりフランジ幅だけ大き
く製作する必要がある。このため、スリーブ本体の重量
が大きくなるとともに、内部が平坦でないために接続部
の通風抵抗が増大し、エネルギー損失や騒音発生の原因
となっている。本発明は、これらの欠点を解決するため
に発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明になる床スリーブ
は、図3の斜視図および図4のコンクリート打設前の使
用状態断面図に示すように、これに接続するダクト本体
(6)と同じ寸法の外フランジ構造の床スリーブ本体部
(10)と、これを囲むはかま部(11)とからなる。
この両者は製造時には相互に固定せず、スリーブ本体部
(10)が、はかま部(11)内を自由に上下に移動で
きる程度の空隙を有する構造となっている。本発明によ
るこの構造の床スリーブを、図4に示すように、コンク
リート打設前に床コンクリート(3)を保持するデッキ
プレート(4)等の上部にはかま部(11)を介して固
定する。コンクリート打設後に、図5に示すように、ス
リーブ本体部(10)の貫通が可能なようにデッキプレ
ート(4)のスリーブ本体部(10)の貫通部分(5)
を切除して開口を行った後、スリーブ本体部(10)を
所定の位置まで下方に移動させ、あらかじめはかま部
(11)に開けてあったボルト孔(12)等を利用して
スリーブ本体部(10)を床上部分等において、はかま
部(11)に固定する。この結果、スリーブ本体部(1
0)の両端接続部は、床の上下にあり、ダクト本体
(6)と同じ寸法、同じ構造のフランジ接続部を持ち、
短管を介さずに直接にダクト本体(6)に接続すること
ができ、内部は平坦な構造となるので、従来の床スリー
ブの課題を解決することができる。
【0005】
【作用】本発明の床用スリーブは、図4に示すように、
建築物の床の空気調和設備用ダクトが貫通すべき部分に
おいて、床コンクリート(3)の保持金物であるデッキ
プレート(4)等の上にコンクリート打設前に固定す
る。コンクリート固化後に図5に示すように、スリーブ
のはかま部(11)の下端部域内のデッキプレート
(4)について、スリーブ本体部(10)の貫通部分
(5)を切除して開口を行う。開口後、はかま部(1
1)内のスリーブ本体部(10)を所定の位置に移動さ
せ、床上部のスリーブ露出部等において、あらかじめ開
孔してあったボルト孔(12)等を利用してスリーブ本
体部(10)をはかま部(11)に固定する。スリーブ
本体部(10)とダクト本体(6)は短管を介さずに、
それぞれ、フランジ部(7)とフランジ部(8)を直接
に接続する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図3、図4お
よび図5により説明する。本発明になるスリーブは、図
3の斜視図に例示するように、亜鉛鍍金鋼板、ステンレ
ス鋼板等の材料を切断、開孔、折曲げ、はぜ折り、溶
接、リベット止め等の加工を行って製造した、周囲にフ
ランジ部(7)を有する構造のスリーブ本体部(10)
と、同様の加工により製造した、スリーブ本体部(1
0)の周囲を取り囲むはかま部(11)により構成され
ている。ここで、スリーブ本体部(10)のフランジ部
(7)は、これと接続するダクト本体(6)と同じ寸法
の外フランジ構造である。フランジ部(7)は他の部分
と同一の材料を折曲げて構成させる、いわゆる共板フラ
ンジとする場合と、等辺山形綱のような別種の鋼材を取
付けて構成させる場合がある。スリーブ本体部(10)
の長さは、床の上下において両端をダクト本体(6)と
相互にフランジ接続をする際の作業に必要な50mm程
度の間隔を夫々確保するために、床厚さより100mm
程度長い寸法とする。使用する材料の厚さは、一般には
これに接続するダクト本体(8)と同じものとする。ス
リーブ本体部(10)と、その周囲を取り囲むはかま部
(11)は製造時には相互に固定せず、スリーブ本体部
(10)がはかま部(11)内を上下に移動できる程度
の間隙を有する寸法とする。なお、結露を防止する必要
のある場所において使用する場合には、スリーブ本体部
(10)外周に断熱材を貼る必要があり、この場合には
断熱材の厚さを勘案した間隙となるようにはかま部(1
1)寸法を設定する。一方、はかま部(11)の高さ
は、床コンクリート(3)上部に50mm程度露出する
寸法とし、この露出部等において最後にスリーブ本体部
(10)をはかま部(11)に固定する。この場合は、
はかま部(11)の露出部に相当する位置に、後にスリ
ーブ本体部(10)と固定するため、例えばボルト孔
(12)の開孔等をあらかじめ行っておく。このように
して製造した、本発明による床スリーブは、図4に示す
ようにコンクリート打設前に床を構成するデッキプレー
ト(4)等の上にはかま部(11)を介して固定する。
コンクリート打設後は、図5に示すように、はかま
(2)下部の域内でデッキプレート(4)にスリーブ本
体部(10)が貫通可能な寸法に開口を行う。この開口
作業は、床上のスリーブ上端から行い、開口寸法をスリ
ーブ本体部(10)の断面寸法より大きくする必要があ
るので、開口作業はスリーブ本体部(10)がはかま部
(11)内上端まで一杯に引き上げられた状態で行う。
開口後にスリーブ本体部(10)を下方所定位置に移動
し、あらかじめ開けてあったボルト孔(12)等を利用
してスリーブ本体部(10)をはかま部(11)に固定
する。このあと、短管を介することなく、スリーブ本体
部(10)を直接にダクト本体(6)に接続する。
【0007】
【発明の効果】空気調和設備風道用ダクト配管工事の
際、ダクトが床を貫通する部分においては、従来は、床
用スリーブの上下両端に短管を介することなくダクトと
スリーブの接続工事を行うことが困難であったが、本発
明によればダクトとスリーブを直接に接続することが可
能となる。このため、スリーブ設置を待ってその取付け
寸法を実測して短管を設計・製作し、これを取り付けて
いた従来の面倒な工程を省略することができ、大幅な工
期の短縮と費用の節減が可能となる。また、本発明によ
れば、スリーブの寸法がフランジ幅相当分小さくなると
ともに、法的規制を受けない使用場所については、スリ
ーブ本体部分の材料厚さをダクトと同じ厚さに小さくす
ることが可能となり、スリーブの重量が軽くなるので製
作作業および取付け作業が容易となって安全性も向上す
る。更に、ダクトの床貫通部分においてスリーブとダク
ト間に内部寸法の変化がなく、内部に接続機構が形成さ
れないので内部が平坦となり、使用時における気体の通
風抵抗が低下するので、エネルギー損失が減少するとと
もに、騒音や振動が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の床スリーブと取付け短管の斜視図
【図2】従来の床スリーブの使用状態断面図
【図3】本発明による床スリーブの斜視図
【図4】本発明による床スリーブの使用状態断面図(コ
ンクリート打設前)
【図5】本発明による床スリーブの使用状態断面図(コ
ンクリート打設後)
【符号の説明】
1 従来の床スリーブ 2 従来の床スリーブのはかま 3 床コンクリート 4 デッキプレート 5 デッキプレート切除部分(ダクト又はスリーブの貫
通部) 6 ダクト本体 7 床スリーブのフランジ部 8 ダクトのフランジ部 9 短管 10 本発明になる床スリーブの本体部 11 本発明になる床スリーブのはかま部 12 ボルト孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に貫通させて設置する空気調和設備
    風道用スリーブであって、これに接続するダクトとの接
    続フランジ部がダクトと同じ形状と寸法を有する風道用
    スリーブ本体部が、これを床に固定させるためのはかま
    部を外套として、その内部を上下に移動することが可能
    で、所定の位置においてスリーブ本体部をはかま部に固
    定できる構造を持つことを特徴とする空気調和設備風道
    用床スリーブ。
JP32777795A 1995-11-13 1995-11-13 空気調和設備風道用床スリーブ Pending JPH09137995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32777795A JPH09137995A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気調和設備風道用床スリーブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32777795A JPH09137995A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気調和設備風道用床スリーブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09137995A true JPH09137995A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18202871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32777795A Pending JPH09137995A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 空気調和設備風道用床スリーブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09137995A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004036950A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Sanki Eng Co Ltd 実管スリーブ及びダクトの連結構造
JP2006017388A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sanki Eng Co Ltd スリーブ及びダクトの連結構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004036950A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Sanki Eng Co Ltd 実管スリーブ及びダクトの連結構造
JP2006017388A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sanki Eng Co Ltd スリーブ及びダクトの連結構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0379511B2 (ja)
JPH09137995A (ja) 空気調和設備風道用床スリーブ
JPH10160881A (ja) 原子力発電所の建屋構造および建屋建築工法
JPS5840627B2 (ja) コンクリ−ト構造物の貫通孔の補強スリ−ブ構造体
JPH0614827U (ja) 天井埋込型空気調和機の据え付け装置
AU603845B2 (en) Fire-resisting panel assembly and brackets therefor
JP2005220639A (ja) 鉄骨ボード壁貫通スリーブユニットとそれを用いた施工方法
JPH10252218A (ja) 鋼管柱
CA3076948A1 (en) Concrete anchor
JPH07116781B2 (ja) 外壁コンクリートパネルの取付け方法
JP3595987B2 (ja) ケーブルダクトの施工方法及びケーブルダクト装置
JPH0720485U (ja) 屋上スラブ置型ユニット
JPH0748277Y2 (ja) 梁下壁間のダクト等の貫通部構造
JP3378158B2 (ja) 電気配線ユニットの取付構造
JP3336264B2 (ja) 壁材設置用金具及びそれを用いた既設建築物の外壁材施工法
JP3836993B2 (ja) 断熱材取付け金具
JP2929265B2 (ja) 中空壁用パイプ固定金具
JP2710666B2 (ja) 床板固定構造
JP3229573B2 (ja) アンボンドpc鋼線の固定側端部の定着金具
JPH07173892A (ja) 建築物の外壁構造とその施工方法
JP2002131462A (ja) Rccvのペネトレーション及びその据付け工法
JPH06167067A (ja) デッキプレート工法
JP4105986B2 (ja) 建築物の外断熱工法及び外断熱構造
JP2000265591A (ja) 畳下の断熱構造および構法
JPH021335Y2 (ja)