JP3378158B2 - 電気配線ユニットの取付構造 - Google Patents

電気配線ユニットの取付構造

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JP3378158B2 JP34708096A JP34708096A JP3378158B2 JP 3378158 B2 JP3378158 B2 JP 3378158B2 JP 34708096 A JP34708096 A JP 34708096A JP 34708096 A JP34708096 A JP 34708096A JP 3378158 B2 JP3378158 B2 JP 3378158B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線ユニット
の取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、電気配線ユニットは、取付金
具を介して二階梁や小屋梁などに固定したり、これら二
階梁や小屋梁などにぶら下げた状態に取り付け、ブレー
スに沿って配線ケーブルをはわせていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の取
付構造の場合、配線ケーブルを壁などの立ち下り部分に
配線する際に、野縁上に敷設された断熱材を一部切り欠
いて配線しなければならない。したがって、電気工事の
作業は、造作工事と同時進行せざるを得ず、造作工事作
業者の手順に合わなければならなくなり、電気工事の作
業工数の振れ幅を減少させられないといった不都合を生
じることとなる。 【0004】また、断熱材を一部切り欠くため、室内の
断熱性を低下させてしまうといった不都合を生じること
となる。 【0005】さらに、電気配線ユニット、配線ケーブ
ル、および配線器具(トランスなど)などは、野縁上に
敷設した断熱材よりも上方に位置するので、断熱効果が
得られず、熱的影響を受けて性能を損なってしまうとい
った不都合を生じることとなる。 【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、断熱性および施工性に優れた電気配線ユニッ
トの取付構造を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電気配線ユニットの取付構造は、帯板状に形
成された取付金具の金具本体の中央部に、電気配線ユニ
ットが固定されるとともに、この金具本体の両端部に形
成された嵌合部が、平行するそれぞれの野縁間に嵌合さ
れ、この状態で電気配線ユニットが、野縁上に敷設され
た断熱材と取付金具との間に位置決めされるとともに、
この電気配線ユニットから延設された配線ケーブルが、
前記断熱材と野縁との間に位置決めされたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 【0009】図1および図2は、電気配線ユニット1の
取付構造の全体構成の概略を示している。 【0010】すなわち、この電気配線ユニット1の取付
構造は、取付金具2を介して電気配線ユニット1を野縁
材3に取り付けたものである。 【0011】電気配線ユニット1は、厚みのある円盤状
に形成されている。そして、放射状に複数本の配線ケー
ブル11が延設され、中央部には、この電気配線ユニッ
ト1をボルト固定するための取付孔10が設けられてい
る。 【0012】取付金具2は、金具本体21と嵌合部材2
2とによって形成されている。このうち、金具本体21
は、長尺の板材を断面逆溝型状に屈曲させた状態に形成
されている。また、この金具本体21の中央には、電気
配線ユニット1を取り付ける取付孔20が設けられてお
り、この取付孔20上に配置した電気配線ユニット1を
上下からボルト4とナット40で固定できるようになさ
れている。一方、嵌合部材22は、野縁材3の外周部に
嵌まり込む逆凹状に折り曲げ形成されている。また、野
縁材3に嵌め込んだ状態でこの野縁材3の溝部31に係
止するように戻り止め23が形成されている。この嵌合
部材22は、金具本体21の両端部にカシメ止め5され
ている。なお、この取付金具2としては、金具本体21
と嵌合部材22とが一体に形成されたものであっても良
い。また、本実施の形態では、金具本体21を断面逆溝
型状に屈曲させて強度を持たせているが、この金具本体
21の部分は、金具本体21自身に厚みを持たせて帯板
状のままとしても良いし、角パイプ状として強度を持た
せた形状としても良い。 【0013】この取付金具2は、平行する野縁材3間の
それぞれの野縁材3に、嵌合部材22を嵌合させること
によって取り付けられる。この際、野縁材3間の間隔に
合わせて取付金具2の嵌合部材22の間隔をスライド調
節した後、金具本体21にカシメ止め5できるようにし
ておいても良い。このように、野縁材3に取付金具2を
取り付けた状態で、野縁材3間は、取付金具2によって
補強されることとなる。 【0014】そして、この取付金具2の取付孔20上に
電気配線ユニット1を配置し、この電気配線ユニット1
の取付孔10と取付金具2の取付孔20を貫通するよう
にボルト4とナット40を締結して取付金具2上に電気
配線ユニット1を固定する。この際、野縁材3上に敷設
されている断熱材50を上方に押し上げながら作業を行
う。また、この電気配線ユニット1から放射状に延設さ
れている配線ケーブル11は、野縁材3の下に垂れ下が
るので、簡単によれとり作業を行うことができる。そし
て、よれとり作業を行った後、野縁材3上に通すこと
で、この野縁材3と断熱材50とに挟み込まれることと
なるので固定する必要が無くなる。したがって、取付金
具2上に電気配線ユニット1をボルト4とナット40で
固定するといった簡単な作業で、取付金具2上に電気配
線ユニット1を配置固定することができ、施工が簡単に
行えるとともに、配線ケーブル11の長さとしても、電
気配線ユニット1が野縁材3の位置にあることから、短
くてすむこととなり、施工費用や配線ケーブル11の資
材費用などの削減を図ることができる。 【0015】この取付構造によると、配線ケーブル11
の配線の際に断熱材50を切り欠いたりする必要が無く
なるので、断熱性を低下させることなく施工を簡単に行
うことが可能となる。また、電気配線ユニット1、配線
ケーブル11などが断熱材50の下方に位置するので、
これらのものが熱的影響を受けて性能を損なうといった
ことも防止できる。さらに、これら電気配線ユニット1
や配線ケーブル11などが、全て断熱材50の下に来る
ことから、施工完了状態での見栄えも良くなる。 【0016】また、断熱材50を切り欠いたりする必要
が無いので、このような断熱材50の敷設などの造作作
業と平行して電気配線ユニット1の配線作業を行う必要
が無くなり、造作工事と電気工事とをそれぞれ単独で集
中して作業することができる。したがって、作業工数の
削減を図ったり、作業工程を管理し易くなる。また、造
作工事と電気工事とをそれぞれ独立できるので、各施工
後の検査が容易に行える。 【0017】さらに、電気配線ユニット1が、野縁材3
間に設けた取付金具2の中央の位置に来るので、この電
気配線ユニット1廻りの配線ケーブル11が、野縁材3
が邪魔になって収まりが悪くなるといったことも防止で
きる。 【0018】なお、本実施の形態では、放射状に配線ケ
ーブル11が延設された電気配線ユニット1について述
べているが、この電気配線ユニット1としては、図3に
示すように、外周の一部から束状に配線ケーブル11が
延設されたものであっても良い。 【0019】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、電
気配線ユニットが、野縁上に敷設される断熱材の下方に
位置するので、配線の際に断熱材を切り欠いたりして配
線ケーブルを通す必要が無くなり、施工を簡単に行うこ
とができるとともに、断熱性の低下を防止することがで
きる。また、電気配線ユニットは、野縁間に嵌め込んだ
取付金具に固定するといった簡単な作業によって、この
取付金具上に配置固定することができるので、施工を簡
単に行うことができる。さらに、電気配線ユニット、配
線ケーブル、および配線器具などが断熱材よりも下方の
位置に来るので、熱的影響を受けて性能を損なってしま
うといったことも防止できる。さらに、工事完了後の検
査を容易に行うことができる。 【0020】また、電気配線ユニットから延設された配
線ケーブルが、断熱材と野縁との間に挟まれた状態で位
置決めされるので、配線ケーブルの固定が不要になり施
工を効率良く行うことができる。また、従来の小屋梁や
二階梁よりも低い野縁の位置から配線ケーブルを取り回
すことができるので、従来よりも短い配線ケーブルで配
線を行うことができ、配線ケーブルに係る資材費用の削
減、施工作業費用の削減を図るとともに、施工後の見栄
えも向上する。 【0021】さらに、内装下地の工事後、電気配線ユニ
ットを取り付け、その後に、断熱材を敷設して壁天井な
どの造作工事を行うといったように各作業を分けて行う
ことが可能となるので、電気工事を単独で集中して行う
ことが可能となり、作業工数を削減することができると
ともに、作業工程を管理しやすくなる。 【0022】さらに、電気配線ユニットの取付金具が野
縁補強の役割も果たすこととなる。 【0023】さらに、電気配線ユニットが、野縁間に設
けた取付金具の中央の位置に来るので、この電気配線ユ
ニット廻りの配線ケーブルが、野縁が邪魔になって収ま
りが悪くなるといったことも防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】電気配線ユニットの取付構造の全体構成の概略
を示す断面図である。 【図2】電気配線ユニットの取付構造の全体構成の概略
を示す斜視図である。 【図3】電気配線ユニットの取付構造の他の実施の形態
を示す平面図である。 【符号の説明】 1 電気配線ユニット 10 取付孔 11 配線ケーブル 2 取付金具 21 金具本体 22 嵌合部材(嵌合部) 3 野縁材 50 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/10 JSTファイル(JOIS)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 帯板状に形成された取付金具の金具本体
    の中央部に、電気配線ユニットが固定されるとともに、
    この金具本体の両端部に形成された嵌合部が、平行する
    それぞれの野縁間に嵌合され、この状態で電気配線ユニ
    ットが、野縁上に敷設された断熱材と取付金具との間に
    位置決めされるとともに、この電気配線ユニットから延
    設された配線ケーブルが、前記断熱材と野縁との間に位
    置決めされたことを特徴とする電気配線ユニットの取付
    構造。
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