JP4489270B2 - ケーブル支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2系統のバスダクトを配列配置して構成される電気幹線路内でのケーブル支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気幹線路内でのケーブルを支持するケーブル支持装置は、バスダクトを支持するバスダクト支持装置と別体に設けられ、それぞれを個々に天井等から吊りボルトで固定することにより、ケーブル配線路及びバスダクト幹線路を形成しているものが一般的であった。
【0003】
しかし、上記従来の技術では、天井等に空調設備等が存在した場合などは、ケーブル支持装置及びバスダクト支持装置の両方を固定するための天井空間を形成することが困難となり、どちらか一方のみとなってしまうという不具合が生じてしまう。
【0004】
上記問題点を解消するための、例えば実開昭58−115821号に開示されている技術があり、これはダクト内に導体を収納してなる一定長のバスダクトユニット内に信号線を配設する技術である。
【0005】
しかし、実開昭58−115821号に開示されている技術では、既設のバスダクト幹線路内に新たにケーブル支持装置を配設する場合などは、バスダクト自体を解体或いは交換する必要があり、多大な労力と費用を費やすこととなる。また、バスダクト内に信号線を配設しているため、バスダクト内の導体から発生する熱や電磁波の影響を受けやすく、良好な信号の送信を行うことが困難となる不具合が生じてしまう。
【0006】
上記問題点を解消するための、例えば実開昭48−29396号に開示されている技術があり、これは主回路がバスダクトで配線接続される電気機器間の制御配線を前記バスダクトに取りつけられた配線ダクトもしくは配線パイプを通して連結接続してなるバスダクト配線電気設備に関する技術である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実開昭48−29396号の技術では、バスダクトと配線ダクトもしくは配線パイプの固定方法について特に何らの開示もなされていない。また図3に示すように、バスダクトの下方に形成された配線ダクト内でケーブルを支持する場合、バスダクトの幅によって支持可能なケーブル数等が決められ、例えば比較的断面積の大きいケーブル等を支持する場合などは、支持固定が困難となる。また1系統のバスダクトで下方にケーブル支持装置を支持しているため強度が弱く、安全性に欠ける。
【0008】
本発明は、上記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、既存のバスダクト幹線路内であっても容易に取り付け及び取り外しすることが可能であり、且つ安定した電気幹線路及びケーブル配線が可能であり、更には新設の場合等に、ケーブルの断面積等を考慮してケーブル配線路を形成することができるケーブル支持装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のケーブル支持装置は、並列配置された一方のバスダクトと他方のバスダクト間に支持部材を配設し、該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの補強部と該他方のバスダクトの補強部に固定部材で固定し、該支持部材でケーブルを支持するケーブル支持装置において、該補強部は、該一方のバスダクトと該他方のバスダクトのそれぞれのハウジングで、バスダクトの導体の厚さ方向両側に配置されるバスダクト側板の幅方向両側を外側に屈曲して構成され、該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの該ハウジング側板と該他方のバスダクトの該ハウジング側板に接触させてなり、該接触箇所を、該一方のバスダクト内と該他方のバスダクト内の導体に対して該導体幅方向にずらした位置に配置してなることを特徴とする。また、本発明のケーブル支持装置は、並列配置された一方のバスダクトと他方のバスダクト間に支持部材を配設し、該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの補強部と該他方のバスダクトの補強部に固定部材で固定し、該支持部材でケーブルを支持するケーブル支持装置において、該一方のバスダクトと該他方のバスダクトのハウジングを、導体を収納する収納凹部と、該収納凹部から互いに離反するように延設されるフランジ部と、該フランジ部の外側に設けられる該補強部とから構成し、該支持部材の長手方向両端縁を該フランジ部に当接することを特徴とする。前記ケーブル支持装置は、例えば内部に1又は複数の導体がそれぞれ装填されたバスダクトが少なくとも2系統など複数系統で並列配置された電気幹線路に於いて設けられる。
【0010】
更に本発明のケーブル支持装置は、上記ケーブル支持装置に於いて、少なくともバスダクトとケーブルとを仕切る仕切部材を前記支持部材に設けたことを特徴とする。前記仕切部材(スペーサ)は、例えば支持部材上にケーブルを載置して支持する場合には、上方に突出する突出片を有するものとする。
【0011】
また、本発明のケーブル支持装置は、前記固定部材を、該固定部材の一端にある基部片を前記支持部材の下面に固定し、該固定部材の他端を前記一方のバスダクト及び前記他方のバスダクトの下方側の補強部に引っ掛ける構成とすることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明のケーブル支持装置は、例えばバスダクトにケーブルを支持するための複数の支持部材(子桁)を所定間隔置いて固定しているため、ケーブル支持装置をバスダクトと別体に天井などから吊り金具等で吊り下げ固定する必要がなく、施工性を向上することができ、コストダウンを図ることができる。またケーブル支持装置を配設する位置に対応するバスダクト間の天井に何らかの設備が配設されていたとしても、問題なくケーブル支持装置を配設することができる。
【0013】
またケーブル支持装置は少なくとも2系統のバスダクト間に配設され、且つこの2系統のバスダクトでケーブル支持装置が支持されるので、強度や安定性に優れ、安全な電気幹線路及びケーブル配線路を形成することができる。
【0014】
またケーブル支持装置に仕切部材を設け、この仕切部材により少なくともバスダクトとケーブルとの間を仕切ることで、バスダクト及びケーブル相互間の影響を低減することが可能となり、快適な送電及び通信等を行うことができる。つまり例えばバスダクトから発生する電磁波に対して通信線としてのケーブルへの影響を軽減することが可能となる。またバスダクトハウジングで発生する熱のケーブルに対する影響を軽減することも可能となる。また異種ケーブルを設ける場合に、異種のケーブル相互間にも仕切部材が介在するように構成してもよく、これによりケーブル相互間の影響も低減することが可能となる。
【0015】
またケーブル支持装置の支持部材を固定部材を介してバスダクトハウジングなどバスダクトに固定する構成により、例えば形状の異なるバスダクトに支持部材を固定する場合であっても、固定部材のみを適宜変更することで対応することができ、コストダウンを図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下では本発明のケーブル支持装置を図に於ける具体的な実施形態に基づいて説明する。図1及び図2はバスダクトに固定した第1実施例のケーブル支持装置を示す斜視図及び平面図、図3は前記ケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図、図4及び図5は第1実施例のケーブル支持装置を示す斜視図及び分解斜視図である。
【0017】
第一実施例のケーブル支持装置を用いるバスダクト10は、図1乃至図3に示すように、3線式のバスダクト10である。前記バスダクト10は、アルミニウム或いは銅等からなり断面矩形或いは隅丸矩形の平板形状である電気導体をポリエステルシート等の電気絶縁層で被覆した絶縁被覆導体11と、積層された複数の絶縁被覆導体11、本実施例では3層の絶縁被覆導体を導体11の幅方向両端側と厚さ方向両側から保持して収納するバスダクトハウジング12とを有する。
【0018】
バスダクトハウジング12は、同一断面形で相対向する一対のハウジング半体120・120による2分割体によって形成されている。各ハウジング半体120は、断面略コ字形の収納凹部120aと、この収納凹部120aの開口部両端に沿って互いに離反するように延設される所定幅のフランジ部120b、及び各フランジ部120bの外側端縁に沿って付加形成される補強部を有する。
【0019】
前記補強部は、断面略U字形或いはコ字形であり、フランジ部120bの他方のフランジ部120bとの接合面から外方に延設されている第1補強部120cと、第1補強部120cの外側端からフランジ部120bと略平行で外方に延設されている第2補強部120dと、第2補強部120dの端部から内方に延設されている第3補強部120eとからなる。従って、接合されたハウジング半体120・120の第1補強部120c・120cは互いに外方に離反するように延設され、第2補強部120d・120dは互いに対峙するように延設され、第3補強部120e・120eは互いに近接するように延設されている。そして、対向する前記補強部の共同により、バスダクトハウジング12の両端縁に沿って一対の閉断面形状を形成している。
【0020】
前記補強部の各第2補強部120dの外側面は、収納凹部120aの外側面に対して少なくとも一部が面一に形成されている。また一方の補強部を形成している第3補強部120eの内側端部には、他方の補強部を形成している第3補強部120eの内側端縁の板厚に相応する段差寸法で階段状の段差部120fが形成され、補強部内に位置しており、他方の第3補強部120eの内側端縁と段差部120fとの係合により、第3補強部120e・120eの内側端部を相互に連結する係合部を構成している。
【0021】
そして、一方の第3補強部120eの段差部120fと他方の第3補強部120eの内側端縁とを互いに嵌合し、第3補強部120e・120eを相互に接合することにより、第3補強部の外側面が平坦に連続し、且つ対向する両ハウジング半体120・120の相対移動が規制され、両ハウジング半体120・120の相対的な位置決めがなされる。
【0022】
更にバスダクトハウジング12は、互いに対向するハウジング半体120・120のフランジ部120b・120bを、ボルト及びナットやリベット等の接合手段120gにより接合され、そのバスダクトハウジング12内に絶縁被覆導体11が収納されてバスダクト10が形成されている。
【0023】
第一実施例のケーブル支持装置20は、図4及び図5に示すように、支持部材21、一対の仕切部材22・22、支持部材21をバスダクト10に固定するための一対の固定部材23・23から構成されている。支持部材21は所定長さの棒状であり、その上面には長手方向に沿って略中央を切り欠かれてガイド部21aが形成され、断面略C字形のチャンネル金具である。仕切部材22は、平面視四角形の平板状である基部22aの対向する二辺端縁から略直角下方に縁部22b・22bが延設され、前記二辺以外の内側の他の一辺から略直角上方に突出片22cが延設されて構成され、支持部材21に固定される。
【0024】
仕切部材21と支持部材22の固定は、基部22aを支持部材21の上面及びガイド部21aの一部に載置して覆い、縁部22b・22bで支持部材21の側面の一部を覆った状態でなされる。基部22aにはボルト22e等の固定具を挿通する挿通孔22dが形成されており、支持部材21のガイド部21a内側にガイド部21aから上方に抜けない程度の大きさのワッシャー22f及びナットを配置し、ボルト挿通孔22dに挿通されたボルト22eとワッシャー22fを介したナットで強固に緊締し、仕切部材21と支持部材22とを固定する。なおボルト及びナット等以外の固定具等による固定も可能である。
【0025】
ワッシャー22fは少なくともナットと支持部材21の上面との間に介在すればよいが、ボルト22eの頭部と仕切部材22の基部22aとの間にも介在するようにしても良い。またワッシャー22fとして、例えば平面視略長方形或いは平面視略楕円形で、長辺(長径)が支持部材21のガイド部21aの幅よりも長く、短辺(短径)は支持部材21のガイド部21aの幅よりも短くするようにしても良く、これにより取付及び取外作業を容易にすることができる。また大径なナットを使用することにより、ワッシャー22fを使用しないようにしても良く、固定具は支持部材21と仕切部材22とを固定可能なものあれば適宜のものを使用できる。
【0026】
固定部材23は断面略C字形であり、第1固定片23aと、第1固定片23aから下方へ略直角方向に延設された第2固定片23bと、第2固定片23bの下端から内側方向へ略直角に延設された第3固定片23cと、第3固定片23cの内側端縁から内側方向へ向かって斜め上方に延設された支持片23dと、支持片23dの上端から内側方向に第3固定片23cと平行に延設された基部片23eとからなり、基部片23eにはボルト挿通孔23fが形成されている。第3固定片23cの長さは後述するバスダクト10の補強部への固定を行うので、前記固定が可能な長さとする。
【0027】
固定部材23は、一端である基部片23eがボルト挿通孔23fにボルトを挿通してナットで緊締するなど締着具で支持部材21の下面に固定され、他端はバスダクトハウジング12の下方側に形成された補強部に引っ掛けられ、両側のバスダクト10・10と支持部材21とを強固に固定する。この場合、固定部材23の第1固定片23aは外側の第1補強部120cに当接し、第2固定片23bは外側の第2補強部120dと当接し、第3固定片23cは外側の第3補強部120eと当接する構成である。なおボルト及びナット等以外の締着具等による固定も可能である。
【0028】
支持部材21、一対の仕切部材22・22、一対の固定部材23・23からなるケーブル支持装置20を、バスダクト10を並列配置してなる2系統のバスダクト20・20間に固定する場合、図1乃至図3に示すように、まず支持部材21と仕切部材22とをボルト22e及びナット等の締着具で固定しておき、その後に一対の固定部材23・23の第1固定片23a・23a、第2固定片23b・23b及び第3固定片23c・23cを並列配置されたバスダクト10・10の下方側の補強部に於いて、第1補強部120c・120c、第2補強部120d・120d、第3補強部120e・120eにそれぞれ当接し、基部片23c・23cが互いに向きあうように係止する。
【0029】
その後に支持部材21の長手方向の両端縁を、並列配置されたバスダクトハウジング12・12の下方の向かい合うフランジ部120b・120bに当接し、その状態で各固定部材23の基部片23eに設けられたボルト挿通孔23fにボルト23gを挿通し、固定部材23を支持部材21の下面に固定する。
【0030】
バスダクト10と支持部材21の固定部材23による固定後にも、支持部材21上の仕切部材22は締着したボルト22eを緩めることにより、ガイド部21aに沿って仕切部材の位置を自由に変更可能に構成されているため、バスダクト10と支持部材21を固定するまでの間に、仕切部材22の取付位置に関して正確性が必要とされない。また上記ケーブル支持装置20ではケーブルの種類、大きさ、本数等に応じて、容易にケーブル配線路の幅を変更することが可能である。ケーブル支持装置20に支持されるケーブルとしては、例えば、バスダクト10から分岐された電気ケーブルや電気幹線路内の通信ケーブル等が考えられ、電話線や光ケーブル等全てが含まれる。
【0031】
また上記固定方式により、ケーブル支持装置20が下方へ落下する力を、互いに向きあうバスダクトハウジング12・12の下方の第1補強部120c・120c、固定部材23・23、及び互いに離反するバスダクトハウジングの下方の第1補強部120c・120cにより支持し、バスダクト10・10自体が相互に離反しあう方向への力は、固定部材23・23を介してバスダクトハウジングの下方で外側の第2補強部120d・120dにより支持しているため、ケーブル支持装置20をバスダクト10に安定して固定することができる。なおバスダクトハウジング12の下方の補強部ではなく上方の補強部に固定する構成としても良い。
【0032】
またケーブル支持装置20は、バスダクトハウジング12のうち熱の影響を受けにくい補強部に固定金具など固定部材23で固定されているため、固定部材23や支持部材21に熱伝導性の高い材質のものを使用した場合であっても、ケーブルに与える影響を極力少なくすることができる。つまりバスダクトハウジング12内に並設された絶縁被覆導体11の厚さ方向と、ケーブル支持装置20とバスダクトハウジング12の接触箇所が重ならないように固定されているため、換言すれば絶縁被覆導体11から出来るだけ遠い位置で固定されているため、熱の影響を受けにくい。
【0033】
またケーブル支持装置20をバスダクト10に固定する際に、バスダクト10自体にボルト等を貫通する必要がないため、容易に固定作業を行うことができると共に、既設のバスダクト幹線路であってもケーブル支持装置20を固定するための作業を容易に行える。またバスダクト10自体にボルト穴をあける必要がなく、設置作業等でバスダクト10自体に悪影響(粉塵の侵入等)を与えることがない。
【0034】
第1実施例のケーブル支持装置20を使用するバスダクト10の支持装置は適宜なものが採用可能であり、例えばバスダクト10を水平に支持する場合のバスダクト10の支持装置も適宜なものが採用可能である。ここでは例として、水平支持されたバスダクトにケーブル支持装置20を使用する場合について図6及び図7に基づき説明する。図6は第1実施例のケーブル支持装置、バスダクト支持装置、バスダクトの設置構成の第1例を示す平面図、図7は図6の設置構成でケーブルを支持した状態を示す正面図である。
【0035】
バスダクト10を支持するバスダクト支持装置30も、ケーブル支持装置20と同様に支持部材31と一対の仕切部材32・32を有し、支持部材31上にバスダクト10を載置し、固定部材33である断面略Z字形の金具をバスダクトハウジング12の補強部に係止することにより、バスダクト10とバスダクト支持装置30が固定されバスダクト10が支持されている。支持部材31の両端縁には天井から吊り下げられた吊りボルトなどの吊り金具34の先端が固定され、支持部材31を吊り下げて定置している。そして、バスダクト10が複数系統一括して並列状態で支持されている。なお支持部材31のガイド部等を有する構成は支持部材21と同様であり、仕切部材32の基部、縁部、突出片32c等を有する構成は仕切部材22と同様である。
【0036】
バスダクト支持装置30は、ケーブル支持装置20が配設された間隔よりも長い所定間隔で配設され、バスダクト支持装置30上に本例では2系統のバスダクト10・10を載置し、固定部材33で固定してバスダクト10が支持されている。バスダクト支持装置30の間にケーブル支持装置20を配設し、対向する仕切部材22・22間及び仕切部材32・32間にケーブル40を載置する構成により、使用するケーブル支持装置20を出来るだけ少なくしてケーブル40を容易に且つ確実に支持することが可能となる。つまり上記バスダクト支持装置30がバスダクト10及びケーブル40を支持可能であるため、バスダクト支持装置30・30間にのみケーブル支持装置20を配設するだけで確実にケーブルを支持することができる。
【0037】
また水平支持されたバスダクトにケーブル支持装置20を使用する場合の別例について図8に基づき説明する。図8は第1実施例のケーブル支持装置、バスダクト支持装置、バスダクトの設置構成の第2例を示す正面図である。
【0038】
図8の例は、バスダクト10の上方を吊り金具34で吊して定置するものである。バスダクト支持装置30は、吊りボルトなど吊り金具34と、断面略コ字形で両端縁を互いに内側に屈曲延設された支持片35a・35aを有する支持金具35とからなり、バスダクトハウジング12の上方に形成された補強部を支持金具35により支持し、この支持金具35を吊り金具34で吊り下げてバスダクト10を一本吊りするものである。
【0039】
なお上記のように様々なバスダクト支持装置30に対して、ケーブル支持装置20を使用することが可能であり、上記第1例及び第2例に限定されるものではない。
【0040】
上記では第1実施例のケーブル支持装置20を水平支持したバスダクト10に適用した場合について説明したが、当然に垂直支持されたバスダクトであっても対応することは可能であり、更には図9及び図10に示すように、垂直支持されたバスダクトが水平支持へ屈曲する場合にも対応することができる。図9はバスダクトが垂直から水平へ屈曲している場合に第一実施例のケーブル支持装置を固定した状態を示す正面図、図10は図9の右側面図である。
【0041】
バスダクト10は、例えば導体及びハウジング12をそれぞれ略直角に溶接することにより屈曲することが可能であり、またバスダクト10の接続部にて屈曲することが可能であり、適宜の方式で屈曲することができる。そして、この屈曲されたバスダクト10に於ける屈曲部以外の補強部に、固定部材23を介してケーブル支持装置20を固定することにより対応することができる。また垂直支持されたバスダクト10に固定されたケーブル支持装置20とケーブル40は、別途固定部材で固定することが可能である。
【0042】
更にバスダクト10が垂直から水平へ分岐された場合にも同様に、図11及び図12に示すように対応することが可能である。図11はバスダクトが垂直から水平へ分岐している場合に第一実施例のケーブル支持装置を固定した状態を示す正面図、図12は図11の右側面図である。なお本例のバスダクト10も、上記図9及び図10に示すバスダクト10と同様に、例えば導体及びハウジング12をそれぞれ略直角に溶接する等で形成されたものである。
【0043】
ケーブル支持装置20の支持部材21は、垂直方向のバスダクト10に沿って一定間隔あけバスダクト10の補強部に固定されていると共に、分岐された水平方向のバスダクト10に沿って一定間隔あけバスダクト10の補強部に固定されている。そして、垂直方向に固定された支持部材21・21間を通して水平支持されている支持部材21上にケーブル40を分離することが可能であり、より様々なケーブル路を形成することができる。
【0044】
更に図13に示すように、バスダクト10を接続する接続部などで接続角度を調節可能な場合にも対応することができる。図13は接続部で角度調整可能である接続したバスダクトを示す側面図である。
【0045】
図13に於けるバスダクト10は、先端が露出した導体11の端部同士を重ね合わせ、各相毎及び最外側の導体11の端部と接続側板13との間に略円形の絶縁セパレータ14を介在し、これらをワッシャーを介在してなるボルトナットなど締着具15で一括緊締されている。さらに導体厚さ方向の対応開放面に、略中央に屈曲部16aを有する接続上下板16・16を被せることにより、接続部17でバスダクト10・10相互を角度調整可能に接続可能である。
【0046】
接続上下板16は、バスダクト10の端部に設けられた接続部17に、接続上下板16に設けられた導体長さ方向に長い略楕円形の長穴にボルト18を挿通してナットで緊締するなどで固定される。前記長穴は、バスダクト10を屈曲した際に、接続上下板16は図に示すように接続部17の締着具15を中心に屈曲するため、ボルト18等の固定位置と接続上下板16の固定位置がずれることを可能にするため長く形成されている。更に屈曲部16aを中心に接続上下板16の縁部16bに切欠部16cを形成し、容易に屈曲することが可能に構成されている。
【0047】
上記接続側板13は、バスダクト接続部17の締着具15を中心とする略半円形を互いに重ね合わせているため、屈曲の妨げとなることはない。更に、重ね合わせされたバスダクト10の絶縁被覆導体11の端部に於ける露出した端縁も同様に略半円形に形成すると好適であり、角度調節が一層容易となる。
【0048】
そして、上記構成のバスダクト10に対しても、接続部17以外のバスダクト10の補強部に、ケーブル支持装置20を固定部材23により容易に固定することが可能であり、あらゆる電気幹線路を形成することができると同時に、あらゆるケーブル路が形成することができる。
【0049】
次に本発明のケーブル支持装置の第2実施例について説明する。図14はバスダクトに固定した第2実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図である。
【0050】
第2実施例で使用するバスダクト10には、第1実施例のバスダクト10と同一構成のバスダクト10を使用されているが、本実施例のバスダクト10は寝かした状態で並設支持されている。またケーブル支持装置20は、支持部材21及び仕切部材22には同一のものを使用し、固定金具などからなる固定部材23のみ形状の異なるものを使用している。
【0051】
本実施例の固定部材23は、支持部材21の端部下面で水平に固定支持される基部片23hと、基部片23hの外側端部から垂直方向へ下方に延設された第1固定片23iと、第1固定片23iの下端部から外側方向に延設された第2固定片23jと、第2固定片23jの外側端部から上方に延設された第3固定片23kとを有する。固定部材23・23は、その第1固定片23i・23iの下端縁から第2固定片23j・23jが互いに離反する方向で、支持部材21の端部下面に各々固定され、その基部片23hと支持部材21の下面にボルト23lを挿通してナットで緊締するなど締着具で固定されている。
【0052】
固定部材23でバスダクト10と支持部材21とを固定した際には、第1固定片23iはバスダクトハウジング12の第3補強部120eに当接し、第2固定片23jはバスダクトハウジング12の第2補強部120dに当接し、第3固定片23hはバスダクトハウジング12の第1補強部120cに当接すると共に、第3固定片23hの端縁はバスダクトハウジング12のフランジ部120bに当接する。
【0053】
つまり固定部材23により固定された状態では、支持部材21の端部下面とバスダクトハウジング12の第2補強部120dの上端面が当接し、支持部材21の下方への力をバスダクトハウジング12の第2補強部120dで受け止め、支持部材21の外方への力を固定部材23の第1固定片23iとバスダクトハウジングの第3補強部120eで受け止め、支持部材21の内方への力を固定部材23の第3固定片23kとバスダクトハウジング12の第1補強部120cで受け止め、支持部材21の上方への力を固定部材23の第2固定片23jとバスダクトハウジング12の第2補強部120dで受け止めることができ、ケーブル支持装置20及びバスダクト10を安定することができる。
【0054】
そして、上記のように寝かした状態で並設支持されたバスダクト10など、バスダクト10の施工形態が異なる場合に於いても、ケーブル支持装置20の固定部材23を変更するだけで、バスダクト10とケーブル支持装置20の固定やケーブル40の支持が可能であることから、汎用性が高く飛躍的なコストダウンも可能である。
【0055】
次に本発明のケーブル支持装置の第3実施例について説明する。図15はバスダクトに固定した第3実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図である。図15に於ける第3実施例のケーブル支持装置20は、バスダクト10のバスダクトハウジング12の形状が異なる場合に対応して固定されるものである。
【0056】
第3実施例に於けるバスダクト10は、第1実施例と同様に3線式のバスダクト10であり、断面矩形或いは隅丸矩形の平板形状でアルミニウム或いは銅等からなる電気導体を絶縁物で被覆してなる絶縁被覆導体11を積層し、絶縁被覆導体11の幅方向両端縁(上下方向)にスペーサ191・191を介在し、これらを導体11の厚さ方向両側から一対のバスダクト側板192・192で狭持し、ボルトナット等の締着具193で固定してなるものである。
【0057】
バスダクト側板192は、平板状の上下両端縁を導体11の厚さ方向へ外側に屈曲して延設された第1補強部192aと、第1補強部192aの外側両端縁から互いに向かい合うように屈曲して延設された第2補強部192bとを有する。またスペーサ191は、中空で断面略ロ字形のパイプスペーサであり、バスダクト10に於いて、その側面はバスダクト側板192に当接し、バスダクト側板192・192の狭持力で固定されている。
【0058】
バスダクト10にケーブル支持装置20を固定する場合、バスダクト側板192の第2補強部192bの上端縁に支持部材21を載置し、固定金具など固定部材23で下方から固定することでバスダクト10とケーブル支持装置20とを固定する。
【0059】
第3実施例の固定部材23は、第1実施例の固定部材23と略同一形状であって、第1固定片23a、第2固定片23b、第3固定片23c、支持片23d、基部片23eを有する。固定部材23でバスダクト10と支持部材21を固定した場合、基部片23eが支持部材21の下面にボルトナット等で固定され、支持片23dを介して形成された第3固定片23cはバスダクト側板192の下方側の第1補強部192a及びスペーサ191の下面を覆い隠すように配設され、第2固定片23bはバスダクト側板192の下方外側の第2補強部192bに当接し、第1固定片23aはバスダクト側板192の下方外側の第2補強部192bの上端縁を覆うように配設される。
【0060】
そして、バスダクト10の形状がどのような形状であっても、ケーブル支持装置20の固定部材23を変更するだけで、バスダクト10とケーブル支持装置20の固定やケーブル40の支持が可能であることから、第2実施例と同様に汎用性が高く飛躍的なコストダウンも可能である。
【0061】
また別途バスダクト支持装置30で支持されたバスダクト10・10間にケーブル支持装置20を配設することにより、少なくとも2系統のバスダクト10・10がケーブル支持装置20で固定されるため、設置されたバスダクト10及びケーブル支持装置20の構造的な強度が増すと共に、横方向等への震動に対して強いバスダクト10、バスダクト支持装置30及びケーブル支持装置20を提供することが可能となる。
【0062】
以上、本発明のケーブル支持装置の第1、第2及び第3実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、下記のような拡張及び変形をすることができる。例えば本発明のケーブル支持装置を適用するバスダクトは、上記実施例のバスダクトの形態等に限定されるものではなく、例えば3線式以外にも2線式や4線式以上のバスダクトでも対応することができ、又ハウジングの形状が様々異なっても良く、又絶縁被覆型のバスダクト以外の空気絶縁型バスダクト等にも対応することが可能である。
【0063】
また本発明のケーブル支持装置、これを適用するバスダクト支持装置やバスダクトに使用する部材、例えば支持部材21、一対の仕切部材22・22、一対の固定部材23・23等の形状、材質、個数等は上記実施例に限定されるものではない。支持部材21には施工現場で切断可能なで所定強度を有する材質を使用すると好適である。
【0064】
また第1実施例のケーブル支持装置20に関し、バスダクト支持装置30の第1例として、バスダクト支持装置30をケーブル支持装置20の一部として兼用する場合について説明したが、兼用しない場合も本発明に含まれる。
【0065】
また上記実施例で仕切部材22をバスダクト10とケーブル40との間に設ける構成について説明したが、本発明のケーブル支持装置20では少なくともバスダクト10とケーブル40を仕切る仕切部材22を設ければ良いため、例えば図16に示すように、異種のケーブル40a・40b間にも仕切部材22を設ける構成としても良い。前記異種のケーブル40a・40bの例として例えば電線と通信回線等があり、電線と通信回線間に仕切部材22等を配設することにより通信線が電線からの電磁波の影響を受けることを防ぐこと等ができ、より快適な送電及び通信を行うことが可能となる。
【0066】
また、上記実施形態では第1実施例のケーブル支持装置20を適用するバスダクト10に関して、垂直から水平への分岐或いは屈曲した状態のバスダクト10についても説明したが、第2及び第3実施例に於けるバスダクト10で垂直から水平への分岐或いは屈曲したものに対しても本発明のケーブル支持装置は適用可能であり、他の変形型バスダクトに対しても使用することが可能である。例えばレジューサーや水平方向、垂直方向へ屈曲或いは分岐するバスダクトでもよく、T方向のみの分岐でなく、X方向への分岐をしたバスダクトであっても良い。
【0067】
【発明の効果】
本発明のケーブル支持装置は、既設の並列配置された複数系統のバスダクト幹線路内等にも、容易にケーブル支持装置を付設及び撤去することが可能であると共に、安定した電気幹線路及びケーブル配線路を構築することができる効果を奏する。
【0068】
また本発明のケーブル支持装置は、例えば断面積の大きいケーブル等も容易に支持することができるなど、ケーブルの数、断面積、種類等に容易且つ適切に対応することができ、安定性及び安全性に優れたバスダクト幹線路及びケーブル配線路を形成することができる。
【0069】
また本発明のケーブル支持装置は、その使用の際にバスダクトとケーブル支持装置とを別個に天井から支持固定する必要等がないため、作業性を向上することができる。また本発明のケーブル支持装置は、支持部材をバスダクトハウジングに固定することで配設することが可能であるため、ケーブル支持装置を配設する位置に対応するバスダクト間の天井に何らかの設備が配設されている場合等であっても、容易に確実に配設することができる。
【0070】
また本発明のケーブル支持装置は、ケーブル支持装置にケーブルとバスダクトとを仕切る仕切部材を介在させているため、バスダクトとケーブル相互間に悪影響を与えることを未然に防止することが可能であり、快適な送電や通信等を行うことができる。また本発明のケーブル支持装置は構造が簡素化されており、安価に提供することができる。
【0071】
更には接続部にて角度調節可能に接続されたバスダクトにも本発明のケーブル支持装置を取り付けることが可能であるため、電気幹線路及びケーブル路が様々な建造物に対応することができ、建造物内の電気幹線路の形成予定路に障害物が存在する場合等にも容易にこれを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バスダクトに固定した第1実施例のケーブル支持装置を示す斜視図。
【図2】バスダクトに固定した第1実施例のケーブル支持装置を示す平面図。
【図3】バスダクトに固定した第1実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図。
【図4】第1実施例のケーブル支持装置を示す斜視図。
【図5】第1実施例のケーブル支持装置を示す分解斜視図。
【図6】第1実施例のケーブル支持装置、バスダクト支持装置、バスダクトの設置構成の第1例を示す平面図。
【図7】図6の設置構成でケーブルを支持した状態を示す正面図。
【図8】第1実施例のケーブル支持装置、バスダクト支持装置、バスダクトの設置構成の第2例を示す正面図。
【図9】バスダクトが垂直から水平へ屈曲している場合に第一実施例のケーブル支持装置を固定した状態を示す正面図。
【図10】図9の右側面図。
【図11】バスダクトが垂直から水平へ分岐している場合に第一実施例のケーブル支持装置を固定した状態を示す正面図。
【図12】図11の右側面図。
【図13】(a)接続部で角度調整可能である接続したバスダクトを示す側面図。(b)同図(a)で接続されたバスダクトの角度を変化した状態を示す側面図。
【図14】バスダクトに固定した第2実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図。
【図15】バスダクトに固定した第3実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態を示す正面図。
【図16】バスダクトに固定した第1実施例のケーブル支持装置でケーブルを支持した状態の変形例を示す正面図。
【符号の説明】
10 バスダクト
11 絶縁被覆導体
12 バスダクトハウジング
120 ハウジング半体
120a 収納凹部
120b フランジ部
120c 第1補強部
120d 第2補強部
120e 第3補強部
120f 段差部
20 ケーブル支持装置
30 バスダクト接続装置
21、31 支持部材
21a ガイド部
22、32 仕切部材
22a 基部
22b 縁部
22c、32c 突出片
23、33 固定部材
23a、23i 第1固定片
23b、23j 第2固定片
23c、23k 第3固定片
23d 支持片
23e、23h 基部片
34 吊り金具
35 支持金具
40、40a、40b ケーブル
Claims (3)
- 並列配置された一方のバスダクトと他方のバスダクト間に支持部材を配設し、
該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの補強部と該他方のバスダクトの補強部に固定部材で固定し、
該支持部材でケーブルを支持するケーブル支持装置において、
該補強部は、該一方のバスダクトと該他方のバスダクトのそれぞれのハウジングで、バスダクトの導体の厚さ方向両側に配置されるバスダクト側板の幅方向両側を外側に屈曲して構成され、
該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの該ハウジング側板と該他方のバスダクトの該ハウジング側板に接触させてなり、
該接触箇所を、該一方のバスダクト内と該他方のバスダクト内の導体に対して該導体幅方向にずらした位置に配置してなることを特徴とするケーブル支持装置。 - 並列配置された一方のバスダクトと他方のバスダクト間に支持部材を配設し、
該支持部材の略両端部をそれぞれ該一方のバスダクトの補強部と該他方のバスダクトの補強部に固定部材で固定し、
該支持部材でケーブルを支持するケーブル支持装置において、
該一方のバスダクトと該他方のバスダクトのハウジングを、導体を収納する収納凹部と、該収納凹部から互いに離反するように延設されるフランジ部と、該フランジ部の外側に設けられる該補強部とから構成し、
該支持部材の長手方向両端縁を該フランジ部に当接することを特徴とするケーブル支持装置。 - 前記固定部材を、該固定部材の一端にある基部片を前記支持部材の下面に固定し、該固定部材の他端を前記一方のバスダクト及び前記他方のバスダクトの下方側の補強部に引っ掛ける構成とすることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル支持装置。
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