JP3155679B2 - 導波管用支持金具 - Google Patents

導波管用支持金具

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JP3155679B2
JP3155679B2 JP15774595A JP15774595A JP3155679B2 JP 3155679 B2 JP3155679 B2 JP 3155679B2 JP 15774595 A JP15774595 A JP 15774595A JP 15774595 A JP15774595 A JP 15774595A JP 3155679 B2 JP3155679 B2 JP 3155679B2
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健次 八七橋
勇 野崎
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波を用いた通
信回線に使用される導波管を支持する金具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波を用いた通信回線に使用され
る導波管は、アンテナから通信機器間のルートに敷設す
る導波管として2種類の導波管が使用される。一つは、
鉄塔等のアンテナから通信機器間が収納されている局舎
の屋外系に敷設される、例えば波付長尺可撓導波管であ
り、もう一方は局舎の屋内系に敷設される例えば方形リ
ッジト導波管である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの導波管を現場
において敷設する場合、波付長尺可撓導波管は波付長尺
可撓導波管用の支持金具で鉄塔や局舎に所定間隔毎に支
持され、方形リッジト導波管は方形リッジト導波管用の
支持金具で局舎内に所定間隔毎に支持される。従って、
敷設現場においては、それらの支持金具を調達する場
合、波付長尺可撓導波管用の支持金具を何個、方形リッ
ジト導波管用の支持金具を何個とそれぞれの個数を調達
することになるが、敷設現場の作業員が全てマイクロ波
を用いた通信回線に使用される導波管の専門の敷設作業
員とは限らないので、調達する際にそれぞれの支持金具
の種類と員数の間違いを起こすことがままあった。
【0004】単に員数の間違いによる発注ミスならば追
加発注してそれぞれの支持金具を調達ることになるが、
敷設現場は街中の交通手段が発達している所ばかりでな
く、通常は道すらない山中の電波障害のない見通しの良
いところが大半であるために員数の間違いは工事の遅延
となってその影響が大きい問題となっていた。また、敷
設現場においては敷設ルートの変更等が生じることがあ
るために、通常は必要以上のそれぞれの支持金具を用意
しなければならなかった。さらに、問題となるのは、上
記敷設作業員が支持金具を間違えて、間違いに気が付か
ずにそのまま取り付けてしまう場合である。例えば、波
付長尺可撓導波管に方形リッジト導波管用の支持金具を
取り付けてしまうと波付長尺可撓導波管が破損してしま
うことになりかねなかった。勿論、上記のように支持金
具の種類が多いことは、在庫管理が複雑にもなってい
た。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、一つの導波
管用支持金具で波付長尺可撓導波管と方形リッジト導波
管の両方に使用可能な導波管用支持金具を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。本発明の
導波管用支持金具は、ドーナツ状の中空を有する導波管
支持具と、前記導波管支持具を把持する開閉自在な円弧
状の把持金具と、前記把持金具に連接した端部にオネジ
とナットを有する支柱とを備えた導波管用支持金具であ
って、前記導波管支持具の中空は、一つの軸線上の両内
面が円弧状に形成され、波付長尺可撓導波管のTM波が
その軸線に平行に伝播するようになっていて、前記軸線
に直交する他の軸線上の両内面が方形に形成されてい
て、方形リッジト導波管のTE波がその軸線に平行に
播するようになっていて、前記導波管支持具の中空は少
なくとも一か所に外周に連なる切り込みが設けられ、前
記導波管支持具は前記把持金具内で所定の角度に配置さ
れることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の導波管用支持金具によれば、ドーナツ
状の中空を有する導波管支持具は、中空の部分が一つの
軸線上の両内面が円弧状に形成され、波付長尺可撓導波
管のTM波がその軸線に平行に伝播するようになってい
るので、円弧状に形成されている部分で波付長尺可撓導
波管を支持する。また、方形リッジト導波管を支持する
場合は、導波管支持具を把持金具内で、例えば90°回
転させて中空の部分が一つの軸線上の両内面が方形に形
成され、方形リッジト導波管のTE波がその軸線に平行
伝播するようになっているので、方形に形成されてい
る部分で方形リッジト導波管を支持するしたがって、
本発明の導波管用支持金具は波付長尺可撓導波管と方形
リッジト導波管の両方に使用可能な導波管用支持金具と
なる。
【0008】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1に、本発明の導波管用支持金具10を示す。導
波管用支持金具10は、導波管支持具20と、把持金具
30と、支柱40を有している。導波管用支持金具20
は、ドーナツ状の中空を有する例えばネオプレンゴム等
の合成ゴムからなる弾性体で形成されている。導波管支
持具20のドーナツ状の中空の部分は、図1において水
平軸上の左右の両内面21が円弧状に形成されている。
また、垂直軸上の上下の両内面22は方形に形成されて
いる。中空の部分には、また、図示していない導波管を
中空の部分に装着するために開口する中空の部分から外
周に連なる切り込み23が設けられている。
【0009】上記の導波管支持具20は、その外周を金
属製の把持金具30によって把持される。把持金具30
は、半円弧状部31とその両側に延出するひれ状部32
とを有する2個の把持部材33、34が対向した状態
で、リング状に組み合わされてボルト34とナット35
で締着して導波管支持具20を所定の向きに把持するよ
うになっている。一方の把持部材33の下部には、支柱
40の連結部36がコ字状に折り返されて形成されてい
る。この連結部36のボルト貫通孔に支柱40のオネジ
が切られている一端が挿通されてナット41で固着され
ている。支柱40のオネジが切られている他方の一端に
も同じくナット42が螺着していて、例えば鉄塔の支持
柱等に固着できるようになっている。
【0010】上記の導波管用支持金具10は、以下のよ
うにして波付長尺可撓導波管と方形リッジト導波管の両
方に使用される。図1に示すように、導波管支持具20
が水平軸上の左右の両内面21が円弧状に形成されてい
る場合は、即ち水平軸の寸法がA、垂直軸の寸法がBの
場合は波付長尺可撓導波管の例えば、TM波が水平に配
置される。この配置の場合、垂直軸上の上下の両内面2
2は方形に形成されているので、垂直軸の寸法がC、水
平軸の寸法がDとなっているので、方形リッジト導波管
の例えばTE波が垂直に配置される。
【0011】図2に示すように、導波管支持具20が水
平軸上の左右の両内面21が方形に形成されている場合
は、即ち水平軸の寸法がC、垂直軸の寸法がDの場合は
方形リッジト導波管の例えば、TE波が水平に配置され
る。この配置の場合、垂直軸上の上下の両内面22は円
弧状に形成されているので、垂直軸の寸法がA、水平軸
の寸法がBとなり、波付長尺可撓導波管の例えばTM波
が垂直に配置される。
【0012】図1に示すように配置されている導波管支
持具20を図2に示すように配置するには、把持金具3
0のボルト34とナット35を緩め導波管支持具20を
90°回転せることによって達成できる。以上説明し
たように本発明の導波管用支持金具は、導波管を支持す
る導波管支持具の中空の内面が円弧状に形成されている
部分と方形に形成されている部分の2面を有しているの
で、一つの導波管用支持金具で2種類の導波管を支持す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の導波管用支
持金具によれば、ドーナツ状の中空を有する導波管支持
具は、中空の部分が一つの軸線上の両内面が円弧状に形
成されているので、円弧状に形成されている部分で波付
長尺可撓導波管を支持する。また、中空の部分がの軸
線上の両内面が方形に形成されているので、方形に形成
されている部分で方形リッジト導波管を支持する この
ように、一つの導波管用支持金具が波付長尺可撓導波管
と方形リッジト導波管の両方に使用可能な導波管用支持
金具となる。
【0014】従って、導波管用支持金具を調達する際
に、2種類の支持金具を調達する必要もなく、また余分
に調達する必要もない。勿論、導波管用支持金具は1種
類しかないので在庫管理が簡単になる。さらに、敷設作
業員が支持金具を取り付ける際に、導波管を円弧の部分
で支持するか、方形の部分で支持するかは一目で判るの
で間違って取り付けることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波管用支持金具の一実施例を示す正
面図である。
【図2】本発明の導波管用支持金具の他の実施例を示す
正面図である。
【符号の説明】
10 導波管用支持金具 20 導波管支持具 21 円弧状内面 22 方形内面 23 切り込み 30 把持金具 31 半円弧状部 32 ひれ状部 33、34 把持部材 36 連結部 40 支柱

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーナツ状の中空を有する導波管支持具
    と、前記導波管支持具を把持する開閉自在な円弧状の把
    持金具と、前記把持金具に連接した端部にオネジとナッ
    トを有する支柱とを備えた導波管用支持金具であって、
    前記導波管支持具の中空は、一つの軸線上の両内面が円
    弧状に形成され、波付長尺可撓導波管のTM波がその軸
    線に平行に伝播するようになっていて、前記軸線に直交
    する他の軸線上の両内面が方形に形成されていて、方形
    リッジト導波管のTE波がその軸線に平行に伝播する
    うになっていて、前記導波管支持具の中空は少なくとも
    一か所に外周に連なる切り込みが設けられ、前記導波管
    支持具は前記把持金具内で所定の角度に配置されること
    を特徴とする導波管用支持金具。
JP15774595A 1995-06-23 1995-06-23 導波管用支持金具 Expired - Fee Related JP3155679B2 (ja)

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