JP3337889B2 - 導波管用支持金具 - Google Patents

導波管用支持金具

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JP3337889B2
JP3337889B2 JP00087296A JP87296A JP3337889B2 JP 3337889 B2 JP3337889 B2 JP 3337889B2 JP 00087296 A JP00087296 A JP 00087296A JP 87296 A JP87296 A JP 87296A JP 3337889 B2 JP3337889 B2 JP 3337889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波を用い
た通信回線等に使用される導波管を支持する金具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波を用いた通信回線に使用され
る導波管は、通常梯子状の敷設ラダーに導波管用支持金
具を介して敷設固定される。図6は従来の導波管用支持
金具50を示すものである。従来の導波管用支持金具5
0は、ドーナツ状の中空を有する導波管支持具51と、
導波管支持具51を把持する開閉自在に連接された2つ
の円弧状の把持金具52、53を備えている。この導波
管用支持金具50は円弧状の把持金具の一方に略凹状に
屈曲された支柱固定部54が設けられていて、支柱固定
部54の略凹状の水平部55にオネジ61とナット62
を有する支柱63を螺着する支柱貫通孔56が設けられ
ている。上記の支柱貫通孔56に支柱63が螺着され、
導波管を把持した導波管用支持金具50が支柱63によ
りラダーに敷設固定される。
【0003】ところが最近、通信回線用アンテナの支持
構造物に円管柱が多く使用されている。この円管柱に導
波管を敷設する場合も、梯子状の敷設ラダーを円管柱に
添設して、敷設ラダーに導波管用支持金具50を介して
導波管を敷設固定している。通信回線用アンテナの支持
支持構造物に円管柱が使用されるのは、設置場所の設計
条件(風圧力の低減、設置面積および位置の制限、工事
期間の短縮、周囲環境のデザインなど)が厳しくなって
いるからである。しかし、円管柱に導波管を敷設する場
合も、梯子状の敷設ラダーを円管柱に添設するやり方で
は、上記のメリットが十分に生かしきれないという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、円管柱に導波
管を敷設する場合に、梯子状の敷設ラダーを使用するこ
となく直接円管柱に固着することのできる直付けタイプ
の導波管用支持金具が提案されている。この直付けタイ
プの導波管用支持金具を用いることで円管柱のメリット
を十分に生かすことができる。一方、通信回線用アンテ
ナの支持構造物に付随して設けられている局舎内に敷設
される導波管は当然敷設ラダーに導波管用支持金具を介
して敷設固定されている。従って、敷設現場において
は、それらの支持金具を調達する場合、円管柱用の直付
けタイプの導波管用支持金具を何個、敷設ラダー用の導
波管用支持金具を何個とそれぞれの個数を調達すること
になるが、敷設現場の作業員が全てマイクロ波を用いた
通信回線に使用される導波管の専門の敷設作業員とは限
らないので、調達する際にそれぞれの支持金具の種類と
員数の間違いを起こすことがままあった。
【0005】単に員数の間違いによる発注ミスならば追
加発注してそれぞれの支持金具を調達ることになるが、
敷設現場は街中の交通手段が発達している所ばかりでな
く、通常は道すらない山中の電波障害のない見通しの良
いところが大半であるために員数の間違いは工事の遅延
となってその影響が大きい問題となっている。また、敷
設現場においては敷設ルートの変更等が生じることがあ
るために、通常は必要以上のそれぞれの支持金具を用意
しなければならなかった。勿論、上記のように支持金具
の種類が多いことは、在庫管理が複雑にもなっていた。
【0006】本発明は上記の課題を解決し、一つの導波
管用支持金具で円管柱用の導波管用支持金具としても、
また敷設ラダー用の導波管用支持金具としても使用可能
な導波管用支持金具を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。本発明の
請求項1の導波管用支持金具は、ドーナツ状の中空を有
する導波管支持具と、前記導波管支持具を把持する開閉
自在に連接された2つの円弧状の把持金具とを備えた導
波管用支持金具であって、前記円弧状の把持金具の一方
には略H状に屈曲された支柱固定部が設けられていて、
前記略H状の支柱固定部の水平部にはオネジとナットを
有する支柱を螺着する支柱貫通孔が設けられていて、か
つ前記略H状の支柱固定部の対向する両壁部には把持金
具固定バンドを貫通する把持金具固定バンド貫通孔が設
けられていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2の導波管用支持金具は、
把持金具固定バンド貫通孔は支柱固定部の水平部より上
部に設けられていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3の導波管用支持金具は、
H状の支柱固定部の対向する両壁部は下方が上方より末
広がりとなっていることを特徴とする。
【0010】本発明の導波管用支持金具によれば、円弧
状の把持金具の一方には略H状に屈曲された支柱固定部
が設けられていて、略H状の支柱固定部の水平部には支
柱貫通孔が設けられているので、敷設ラダー用の導波管
用支持金具として使用する場合は、支柱貫通孔にオネジ
とナットを有する支柱を螺着することによって導波管を
敷設ラダーに敷設固定することができる。また、略H状
の支柱固定部の対向する両壁部に設けられている矩形状
の把持金具固定バンド貫通孔に把持金具固定バンドを貫
通して把持金具固定バンドを円管柱に巻き回して締めつ
けることによって円管柱に直接、導波管用支持金具を固
着して導波管を円管柱に敷設固定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施の形態により
詳細に説明する。図1に、本発明の導波管用支持金具1
を示す。導波管用支持金具1は、導波管支持具10と、
把持金具20を有している。導波管支持具10は、ドー
ナツ状の中空を有する例えばネオプレンゴム等の合成ゴ
ムからなる弾性体で形成されている。導波管支持金具1
0のドーナツ状の中空の部分は、図1において水平軸上
の左右の両内面11は円弧状に形成され、垂直軸上の上
下の両内面12は方形に形成された中空となっている。
中空の部分には、また、図示していない導波管を中空の
部分に装着するために開口する中空の部分から外周に連
なる切り込み13が設けられている。
【0012】上記の導波管支持具10は、その外周を金
属製の把持金具20によって把持される。把持金具20
は、半円弧状部21とその両側に延出するひれ状部22
A、22Bとを有する2個の把持部材23、24が対向
した状態で、リング状に組み合わされて導波管支持具1
0を把持するようになっている。ひれ状部22A側には
ボルト貫通孔が設けられていてボルト25Aとナット2
5Bで固着できるようになっている。また、ひれ状部2
2B側は切れ込みが設けられていて、その切れ込みが屈
曲さらた状態で噛み合い把持部材23、24が回動自在
に連接されている。
【0013】一方の把持部材23の下部には、支柱固定
部26が略H字状に屈曲折り返されて形成されている。
この支柱固定部26の水平部27に支柱貫通孔28が設
けられている。また、略H字状に屈曲折り返された支柱
固定部26の対向する両壁部29には把持金具固定バン
ドを貫通する矩形状の把持金具固定バンド貫通孔30が
設けられている。この把持金具固定バンド貫通孔30の
位置は水平部27の上部となっているが、水平部27の
上部に限るものではなく水平部27の下部に設けられて
いても差し支えない。さらに、本実施の形態では略H字
状に屈曲折り返された支柱固定部26は、図1において
下方が上方より末広がりとなっている。
【0014】上記の導波管用支持金具1は、以下のよう
にして導波管を敷設ラダーや円管柱に敷設固着される。
図2は導波管用支持金具1を敷設ラダーに固着した状態
を示すもので、導波管2は導波管支持具10に把持さ
れ、さらにその外周を金属製の把持金具20によって把
持されて所定の向きに配置されている。導波管2を把持
した把持金具20は支柱固定部26の支柱貫通孔27に
支柱3のオネジが切られている一端が挿通されて図3に
示すようにナット4で固着されている。
【0015】支柱3が固着された導波管用支持金具1は
敷設ラダー5の支持柱6に設けられた支柱3の取り付け
孔に貫通されて締めつけナット7、7で締めつけられて
敷設ラダー5に敷設固着される。また、図4は、導波管
用支持金具1を円管柱8に固着した状態を示すもので、
導波管2は導波管支持具10に把持され、さらにその外
周を金属製の把持金具20によって把持されて所定の向
きに配置されている。導波管2を把持した把持金具20
は図5に示すように支柱固定部26の矩形状の把持金具
固定バンド貫通孔30にステンレスバンド9が挿通され
て円管柱8に巻き回されて周知の締めつけボルト等で締
めつけられて円管柱8に敷設固着される。
【0016】また、上記の実施の形態において略H字状
に屈曲折り返された支柱固定部26の対向する両壁部2
9は下方が上方より末広がりとなっているので、導波管
用支持金具1を円管柱8に固着する際に、広がっている
下方で円管柱8に接するので導波管用支持金具1が安定
した状態で固着される。なお、上記実施の形態において
支柱固定部は下方が上方より末広がりとなっているが、
必ず末広がりとなっている必要はなく対向する両壁部が
平行であっても問題はない。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の導波管用支
持金具によれば、円弧状の把持金具の一方には略H状に
屈曲された支柱固定部が設けられていて、略H状の支柱
固定部の水平部には支柱貫通孔が設けられているので、
敷設ラダー用の導波管用支持金具として使用する場合
は、支柱貫通孔にオネジとナットを有する支柱を螺着す
ることによって導波管を敷設ラダーに敷設固定すること
ができる。
【0018】また、略H状の支柱固定部の対向する両壁
部に設けられている矩形状の把持金具固定バンド貫通孔
に把持金具固定バンドを貫通して把持金具固定バンドを
円管柱に巻き回して締めつけることによって円管柱に直
接、導波管用支持金具を固着して導波管を円管柱に敷設
固定することができるので、敷設ラダーに対しても円管
柱に対しても使用可能な導波管用支持金具となる。
【0019】従って、導波管用支持金具を調達する際
に、2種類の支持金具を調達する必要もなく、また余分
に調達する必要もない。勿論、導波管用支持金具は1種
類しかないので在庫管理が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の導波管用支持金具の一実施の
形態を示す正面図、(ロ)は同側面図、(ハ)は同下面
図である。
【図2】図1の導波管用支持金具の使用状態を示す斜視
図である。
【図3】図1の導波管用支持金具の使用状態の主要部を
示す正面図である。
【図4】図1の導波管用支持金具の他の使用状態を示す
斜視図である。
【図5】図1の導波管用支持金具の他の使用状態の主要
部を示す正面図である。
【図6】従来の導波管用支持金具の一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 導波管用支持金具 2 導波管 3 支柱 5 敷設ラダー 8 円管柱 9 ステンレスバンド 10 導波管支持具 20 把持金具 21 半円弧状部 22A、22B ひれ状部 23、24 把持部材 26 略H字状に屈曲折り返されて形成された支柱固定
部 27 支柱固定部26の水平部 28 水平部27の支柱貫通孔 29 支柱固定部26の対向する両壁部 30 把持金具固定バンド貫通孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 3/00 F16L 3/08 H01P 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーナツ状の中空を有する導波管支持具
    と、前記導波管支持具を把持する開閉自在に連接された
    2つの円弧状の把持金具とを備えた導波管用支持金具で
    あって、前記円弧状の把持金具の一方には略H状に屈曲
    された支柱固定部が設けられていて、前記略H状の支柱
    固定部の水平部にはオネジとナットを有する支柱を螺着
    する支柱貫通孔が設けられていて、かつ前記略H状の支
    柱固定部の対向する両壁部には把持金具固定バンドを貫
    通する把持金具固定バンド貫通孔が設けられていること
    を特徴とする導波管用支持金具。
  2. 【請求項2】 把持金具固定バンド貫通孔は支柱固定部
    の水平部より上部に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の導波管用支持金具。
  3. 【請求項3】 H状の支柱固定部の対向する両壁部は下
    方が上方より末広がりとなっていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の導波管用支持金具。
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