JP2017229167A - ケーブル保護管防護金具およびケーブル保護管防護金具の設置方法 - Google Patents

ケーブル保護管防護金具およびケーブル保護管防護金具の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐火性だけでなく、耐候性および耐水性に優れたケーブル保護管防護金具を提供する。
【解決手段】内部に電線や通信線等のケーブル類2を収容したFEP管3等のケーブル保護管の外側を覆うケーブル保護管防護金具1であって、所定長を有すると共に長手方向の両端部まで延びる切れ目を有し、FEP管3等のケーブル保護管の外側を覆う複数のケーブル保護管防護鋼管11と、隣接する複数のケーブル保護管防護鋼管11の端部同士を対向させ、隣接するケーブル保護管防護鋼管11の端部を覆いつつ連結する防護鋼管連結金具13とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管(波付硬質ポリエチレン管)等のケーブル保護管の外側を覆うケーブル保護管防護金具およびケーブル保護管防護金具の設置方法に関する。
電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆う耐火防護構造として、例えば、金属板に耐火塗料や耐火シートを一体化させたものを、ケーブル保護管にスペーサを介して被覆する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87922号公報
しかし、前述の従来のケーブル保護管防護金具では、耐火塗料や耐火シートは耐火性の点では保証されているものの、耐候性や耐水性に問題があり、紫外線や雨水等によって腐食してしまう、という問題があった。
そこで、本発明は、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性に優れたケーブル保護管防護金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管の外側を覆うケーブル保護管防護金具であって、所定長を有すると共に長手方向の両端部まで延びる切れ目を有し、FEP管の外側を覆う複数のケーブル保護管防護鋼管と、隣接する複数のケーブル保護管防護鋼管の端部同士を対向させ、隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管の端部を覆いつつ連結する防護鋼管連結金具と、を備えたことを第1の特徴とする。
また、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、前記ケーブル保護管防護金具において、前記ケーブル保護管防護鋼管は、断面形状がほぼ円形状の保護管防護鋼管本体と、その保護管防護鋼管本体の両側にそれぞれ設けられ、徐々に径がスカート状に広がる拡径部とが設けられている一方、前記防護鋼管連結金具は、開閉可能に連結された一対の半割防護鋼管連結金具から構成され、その一対の半割防護鋼管連結金具は、それぞれ、隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管の端部を覆う連結金具本体と、その連結金具本体の両側にそれぞれ設けられ、徐々に径が狭くなる狭径部とが設けられていることを第2の特徴とする。
また、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、前記ケーブル保護管防護金具において、前記ケーブル保護管防護鋼管の断面形状は、ほぼ円形状である一方、前記防護鋼管連結金具の断面形状は、内径として少なくとも長径と短径とを有する形状であり、前記防護鋼管連結金具の両端部の短径は、前記ケーブル保護管防護鋼管の外径よりも小さく形成されており、隣接するケーブル保護管防護鋼管の端部を覆う際、それらケーブル保護管防護鋼管の切れ目の間隔が狭まるように挟持しつつ覆うことを第3の特徴とする。
また、本発明に係るケーブル保護管防護金具の設置方法は、前記複数のケーブル保護管防護鋼管それぞれの切れ目を開いてケーブル保護管の外側に被せ、前記防護鋼管連結金具を構成する一対の半割防護鋼管連結金具の上端部および下端部を結ぶ直線上に、連結すべき前記ケーブル保護管防護鋼管の切れ目が位置するように前記防護鋼管連結金具を開いて被せ、その後、前記防護鋼管連結金具を閉じることによって当該防護鋼管連結金具と隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管を連結することにある。
本発明に係るケーブル保護管防護金具およびケーブル保護管防護金具の設置方法によれば、金属性の複数のケーブル保護管防護鋼管と防護鋼管連結金具によって電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆うので、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性を向上させることができる。
本発明に係る実施形態のケーブル保護管防護金具をFEP管に装着した状態を示す平面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成するケーブル保護管防護鋼管(カーブ部分用)を示す斜視図である。 (a)〜(c)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成するケーブル保護管防護鋼管(カーブ部分用)の平面図、底面図、右側面図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成するケーブル保護管防護鋼管(ストレート部分用)の平面図、底面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する防護鋼管連結金具の斜視図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する防護鋼管連結金具の平面図、右側面図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する防護鋼管連結金具の正面図、底面図である。 実施形態の防護鋼管連結金具を構成する一方の半割防護鋼管連結金具の斜視図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態の防護鋼管連結金具を構成する一方の半割防護鋼管連結金具の平面図、正面図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態の防護鋼管連結金具を構成する一方の半割防護鋼管連結金具の右側面図、左側面図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態の防護鋼管連結金具を構成する他方の半割防護鋼管連結金具の斜視図、正面図である。 (a)〜(c)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する複数のケーブル保護管防護鋼管をFEP管に装着する手順を示す図である。 (a),(b)それぞれ、実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する複数のケーブル保護管防護鋼管をFEP管に装着後、防護鋼管連結金具によって連結する手順を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態のケーブル保護管防護金具の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、下記に説明する実施形態はあくまで本発明の一例で、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。
<実施形態のケーブル保護管防護金具1の構成>
実施形態のケーブル保護管防護金具1は、図1に示すように、内部に電線や通信線等のケーブル類2を収容したFEP管3の外側を覆うもので、主にアルミやステンレス等の錆び難い金属性の複数のケーブル保護管防護鋼管11,12および防護鋼管連結金具13や、それらを締め付ける同様の金属製のネジやボルトおよびナットから構成されている。尚、図1では、実施形態のケーブル保護管防護金具1は、FEP管3のカーブ部分を覆っている為、短尺のケーブル保護管防護鋼管11を使用し、長尺のケーブル保護管防護鋼管12は使用していない。
<ケーブル保護管防護鋼管11,12の構成>
ケーブル保護管防護鋼管11,12は、それぞれ、図2〜図4に示すように、所定長を有すると共に長手方向の両端部まで延びる切れ目11a,12aを有し、内部に電線や通信線等のケーブル類2を収容したFEP管3の外側を覆うもので、ここでは、全長150mmの短尺で、主に図1に示すようにFEP管3の曲線部分(カーブ部分)に使用するケーブル保護管防護鋼管11と、全長300mmの長尺で、主にFEP管3の直線部分(ストレート部分)に使用するケーブル保護管防護鋼管12との2種類が用意されている。尚、ケーブル保護管防護鋼管11,12は一例であり、3種類以上の長さのものを用意しても良い。
短尺および長尺のケーブル保護管防護鋼管11,12は、それぞれ、断面形状がほぼ円形状の保護管防護鋼管本体11b,12bと、保護管防護鋼管本体11b,12bの両側にそれぞれ設けられ、防護鋼管連結金具13との連結を確実にするため徐々に径がスカート状に広がる拡径部11c,11c、12c,12cが設けられている。
ケーブル保護管防護鋼管11,12にはそれぞれ切れ目11a,12aが設けられており、外力を加えると撓んで、切れ目11a,12aの間隔が拡がったり、狭くなるように構成されている。尚、外力を加えていない場合におけるケーブル保護管防護鋼管11,12の外径は、共にr1とする。
<防護鋼管連結金具13の構成>
防護鋼管連結金具13は、任意の間隔を開けて隣接するケーブル保護管防護鋼管11,12の端部同士を対向させ、対向するケーブル保護管防護鋼管11,12の保護管防護鋼管本体の外側を覆いつつ保護管防護鋼管本体11,12の外側から内側に向けて押圧して連結する金属製の金具で、図5等に示すように、連結ボルト13c1およびナット13c2により一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bが開閉自在に連結されて構成されており、角根付き締結ボルト13d1およびナット13d2によって締結されるように構成されている。尚、角根付き締結ボルト13d1の頭部は、図5等に示すように長方形状に形成されている。
一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bは、それぞれ、図5〜図11に示すように、連結金具本体13a1,13b1と、連結金具本体13a1,13b1の両側にそれぞれ設けられ、ケーブル保護管防護鋼管11,12との連結を確実、すなわち連結後に外れ難くするため徐々に径が狭くなる狭径部13a2,13b2とから構成されている。
一方の半割防護鋼管連結金具13aの連結金具本体13a1における図9(a),(b)上、右側には、その面が狭径部13a2,13b2の縁部が形成する面と平行になるように切り起こされ、他方の半割防護鋼管連結金具13bと連結ボルト13c1およびナット13c2を介し回動可能に連結される回動用連結片13a11と、円形状のボルト孔13a12が設けられている。
また、図9(a),(b)上、半割防護鋼管連結金具13aの連結金具本体13a1の左側には、その面が狭径部13a2,13b2の縁部が形成する面と直交するように起こされ、他方の半割防護鋼管連結金具13bと角根付き締結ボルト13d1およびナット13d2によって締結される締結片13a13と、角根付き締結ボルト13d1の角根に対応した正方形状のボルト孔13a14が形成されている。
一方、他方の半割防護鋼管連結金具13bの連結金具本体13b1における図11(b)上、右側には、その面が狭径部13a2,13b2の縁部が形成する面と平行になるように切り起こされ、一方の半割防護鋼管連結金具13aと連結ボルト13c1およびナット13c2を介し回動可能に連結される回動用連結片13b11と、ボルト孔13b12が設けられている。
また、図11(b)上、他方の半割防護鋼管連結金具13bの連結金具本体13b1の左側には、その面が狭径部13a2,13b2の縁部が形成する面と直交するように起こされ、一方の半割防護鋼管連結金具13aと角根付き締結ボルト13d1およびナット13d2によって締結される締結片13b13と、角根付き締結ボルト13d1の長方形状の頭部が挿入し、かつ、回転して係合することによって締結するように長方形状のボルト孔13b14が形成されている。
そして、各半割防護鋼管連結金具13a,13bにおける連結金具本体13a1,13b1に対する狭径部13a2,13b2の狭まる角度は、ケーブル保護管防護鋼管11,12それぞれにおける保護管防護鋼管本体11b,12bに対する拡径部11c,11c、12c,12cの拡がる角度と同一または、ほぼ同じにしている。
これにより、一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bからなる防護鋼管連結金具13によってケーブル保護管防護鋼管11,12を連結した際、狭径部13a2,13b2と拡径部11c,11c、12c,12cとがほぼ密接状態で重ねることが可能となり、ケーブル保護管防護金具1内側への浸水等を極力防止できる。
また、一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bが閉じられた際の狭径部13a2,13b2の断面形状は、図7(b)に示すように、内径として少なくとも長径r2と短径r3とを有する楕円ないしは長円形状、または中心角が180度に満たない2つの扇形の円周等により形成される形状等に構成されており、一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bを閉じた際の狭径部13a2,13b2が形成する形状の短径r3は、ケーブル保護管防護鋼管11,12の保護管防護鋼管本体11b,12bの外径r1よりも小さくなるように構成されている。
そのため、複数のケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aを開いてFEP管3の外側に被せ、防護鋼管連結金具13は、一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bを開き、一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの両側の狭径部13a2,13b2が隣接するケーブル保護管防護鋼管11,12両側の拡径部11c,11c、12c,12cに重なるように被せると、半割防護鋼管連結金具13a,13bが閉じられた際の狭径部13a2,13b2の短径r3は、保護管防護鋼管本体11b,12bの外径r1よりも小さいので、ケーブル保護管防護鋼管11,12に切れ目11a,12aの部分が拡がっている場合でも、ケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aの間隔が狭まって0となるように外側から挟持ないしは締め付けることが出来る。
<FEP管3へのケーブル保護管防護金具1の装着手順>
作業者はFEP管3の直線具合や曲がり具合に応じて、図12(a)〜(c)に示すように、ケーブル保護管防護鋼管11,12それぞれの切れ目11a,12aを拡げながら、防護鋼管連結金具13の全長より短い間隔を空けてFEP管3の外側に被せ装着する。
その際、なるべくケーブル保護管防護鋼管11,12それぞれの切れ目11a,12aは、下側に位置し、かつ、なるべく一直線上に並ぶようにする。
次に、作業者は、図13(a)に示すように防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bを、連結ボルト13c1およびナット13c2を介し回動させて拡げ、図13(b)に示すように一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの狭径部13a2,13b2がそれぞれ隣接する複数のケーブル保護管防護鋼管11の対向する拡径部11c,11cの上に覆い被さるように閉じ、角根付き締結ボルト13d1およびナット13d2によって締結する。
その際、防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの上端部および下端部を結ぶ直線上に、なるべく連結するケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aが位置するよう、すなわち防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの上端部および下端部が鉛直方向に位置するように設置する。
すると、防護鋼管連結金具13によって連結されるケーブル保護管防護鋼管11,12にはそれぞれ切れ目11a,12aが形成されており、半割防護鋼管連結金具13a,13bが閉じられた際の狭径部13a2,13b2が形成する形状の短径r3は保護管防護鋼管本体11b,12bの外径r1よりも小さいので、ケーブル保護管防護鋼管11,12に切れ目11a,12aの部分が拡がっている場合でも、防護鋼管連結金具13によってケーブル保護管防護鋼管11,12に切れ目11a,12aの間隔(隙間)がなくなるように外側から挟持ないしは締め付けて覆うことができる。
<実施形態のケーブル保護管防護金具1の効果等>
従って、実施形態のケーブル保護管防護金具1によれば、所定長を有すると共に長手方向の両端部まで延びる切れ目11a,12aを有し、FEP管3の外側を覆う金属製の複数のケーブル保護管防護鋼管11,12と、複数のケーブル保護管防護鋼管11,12の端部同士を対向させ、対向するケーブル保護管防護鋼管11,12の保護管防護鋼管本体11b,12bの外側を覆いつつ保護管防護鋼管本体11b,12bの外側から内側に向けて押圧して連結する金属性の防護鋼管連結金具13とを備えたため、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性を向上させることができる。
特に、実施形態のケーブル保護管防護金具1では、ケーブル保護管防護鋼管11,12は、保護管防護鋼管本体11b,12bの両端部にそれぞれ徐々に径がスカート状に広がる拡径部11c,12cが設けられている一方、防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの連結金具本体13a,13bの連結金具本体13a1,13b1の両端部にはそれぞれ徐々に径が狭くなる狭径部13a2,13b2を設けている。
そのため、ケーブル保護管防護鋼管11,12と防護鋼管連結金具13とを連結した際に外れ難くなり確実に連結できると共に、拡径部11c,11c、12c,12cと狭径部13a2,13b2とが傾斜した状態で重なることになるので、ケーブル保護管防護金具1の内側への浸水等も極力防止でき、耐水性をさらに向上することができる。
また、実施形態のケーブル保護管防護金具1では、ケーブル保護管防護鋼管11,12の断面形状は、ほぼ円形状である一方、半割防護鋼管連結金具13a,13bが閉じられた際の狭径部13a2,13b2が形成する形状の短径r3は、保護管防護鋼管本体11b,12bの外径r1よりも小さく形成されている。
そのため、防護鋼管連結金具13によって連結する前にケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aの部分が拡っていても、防護鋼管連結金具13による連結後は、半割防護鋼管連結金具13a,13bの狭径部13a2,13b2がケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aの間隔(隙間)が0になるように外側から挟持ないしは締め付けるため、FEP管3の外側を隙間なくより確実に覆うことができる。
また、実施形態のケーブル保護管防護金具1では、複数のケーブル保護管防護鋼管11,12はそれぞれの切れ目11a,12aを開いてFEP管3の外側に被せた後、防護鋼管連結金具13を隣接する複数のケーブル保護管防護鋼管11の対向する拡径部11c,11cの上に覆い被せて連結する際、防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの上端部および下端部を結ぶ直線上に、なるべく連結するケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aが位置するよう設置する。
そのため、防護鋼管連結金具13によってケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aの間隔(隙間)が0になるように外側から挟持ないしは締め付けることができ、FEP管3の外側を隙間なくより確実に覆うことができる共に、ケーブル保護管防護鋼管11,12の切れ目11a,12aや、防護鋼管連結金具13を構成する一対の半割防護鋼管連結金具13a,13bの締結部分が下方に位置することになり、この点でも防水性等をより向上させることができる。
1 ケーブル保護管防護金具
11,12 ケーブル保護管防護鋼管
11b,12b 切れ目
11b,12b 保護管防護鋼管本体
11c,11c、12c,12c 拡径部
13 防護鋼管連結金具
13a,13b 半割防護鋼管連結金具
13a1,13b1 連結金具本体
13a11 回動用連結片
13a12 ボルト孔
13a13 締結片
13a14 ボルト孔
13b11 回動用連結片
13b12 ボルト孔
13b13 締結片
13b14 ボルト孔
13a2,13b2 狭径部
13c1 連結ボルト
13c2 ナット
13d1 角根付き締結ボルト
13d2 ナット
2 ケーブル類
3 FEP管(ケーブル保護管)

Claims (4)

  1. 電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆うケーブル保護管防護金具であって、
    所定長を有すると共に長手方向の両端部まで延びる切れ目を有し、前記ケーブル保護管の外側を覆う複数のケーブル保護管防護鋼管と、
    隣接する複数のケーブル保護管防護鋼管の端部同士を対向させ、隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管の端部を覆いつつ連結する防護鋼管連結金具と、
    を備えたことを特徴とするケーブル保護管防護金具。
  2. 請求項1記載のケーブル保護管防護金具において、
    前記ケーブル保護管防護鋼管は、
    断面形状がほぼ円形状の保護管防護鋼管本体と、その保護管防護鋼管本体の両側にそれぞれ設けられ、徐々に径がスカート状に広がる拡径部とが設けられている一方、
    前記防護鋼管連結金具は、
    開閉可能に連結された一対の半割防護鋼管連結金具から構成され、その一対の半割防護鋼管連結金具は、それぞれ、隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管の端部を覆う連結金具本体と、その連結金具本体の両側にそれぞれ設けられ、徐々に径が狭くなる狭径部とが設けられていることを特徴とするケーブル保護管防護金具。
  3. 請求項1または請求項2記載のケーブル保護管防護金具において、
    前記ケーブル保護管防護鋼管の断面形状は、ほぼ円形状である一方、
    前記防護鋼管連結金具の断面形状は、内径として少なくとも長径と短径とを有する形状であり、
    前記防護鋼管連結金具の両端部の短径は、前記ケーブル保護管防護鋼管の外径よりも小さく形成されており、隣接するケーブル保護管防護鋼管の端部を覆う際、それらケーブル保護管防護鋼管の切れ目の間隔が狭まるように挟持しつつ覆うことを特徴とするケーブル保護管防護金具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずか一の請求項に記載のケーブル保護管防護金具の設置方法において、
    前記複数のケーブル保護管防護鋼管それぞれの切れ目を開いてケーブル保護管の外側に被せ、
    前記防護鋼管連結金具を構成する一対の半割防護鋼管連結金具の上端部および下端部を結ぶ直線上に、連結すべき前記ケーブル保護管防護鋼管の切れ目が位置するように前記防護鋼管連結金具を開いて被せ、その後、前記防護鋼管連結金具を閉じることによって当該防護鋼管連結金具と隣接する前記ケーブル保護管防護鋼管を連結することを特徴とするケーブル保護管防護金具の設置方法。
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