JP2018046645A - ケーブル保護管防護金具 - Google Patents

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Masaki Ezawa
昌樹 江沢
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Abstract

【課題】耐火性だけでなく、耐候性および耐水性に優れたケーブル保護管防護金具を提供する。
【解決手段】ケーブル保護管防護金具1は、金属製の一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12から構成されており、その一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12は、それぞれ、所定の小さい半径の小径半円筒部本体を有すると共に、その小径半円筒部本体の一方側には先端部の外径が当該小径半円筒部本体の外径よりも大きい小径半円筒拡径部を有する小径半円筒部と、小径半円筒部の他方側に設けられ、小径半円筒部本体の外径よりも大きい外径の大径半円筒部本体を有すると共に、大径半円筒部本体における小径半円筒部とは反対側には、先端部の内径が小径半円筒部本体の外径以上で、かつ、小径半円筒拡径部の外径よりも小さい内径の大径半円筒狭径部を有する大径半円筒部とを有する。
【選択図】図16

Description

本発明は、電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管(波付硬質ポリエチレン管)等のケーブル保護管の外側を覆うケーブル保護管防護金具に関する。
電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆う耐火防護構造として、例えば、金属板に耐火塗料や耐火シートを一体化させたものを、ケーブル保護管にスペーサを介して被覆する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87922号公報
しかし、前述の従来のケーブル保護管防護金具では、耐火塗料や耐火シートは耐火性の点では保証されているものの、耐候性や耐水性に問題があり、紫外線や雨水等によって腐食してしまう、という問題があった。
そこで、本発明は、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性に優れたケーブル保護管防護金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、数個連結することによって電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆う金属製のケーブル保護管防護金具であって、ヒンジ片部を介して開閉可能で、かつ、閉めた際にロック片部により開放不可状態に留めることができる一対の半割ケーブル保護管防護金具から構成されており、その一対の半割ケーブル保護管防護金具は、それぞれ、所定の小さい半径の小径半円筒部本体を有すると共に、その小径半円筒部本体の一方側には先端部の外径が当該小径半円筒部本体の外径よりも大きい小径半円筒拡径部を有する小径半円筒部と、前記小径半円筒部の他方側に設けられ、前記小径半円筒部本体の外径よりも大きい外径の大径半円筒部本体を有すると共に、前記大径半円筒部本体における前記小径半円筒部とは反対側には、先端部の内径が前記小径半円筒部本体の外径以上で、かつ、前記小径半円筒拡径部の外径よりも小さい内径の大径半円筒狭径部を有する大径半円筒部と、を有することを第1の特徴とする。
また、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、前記ケーブル保護管防護金具において、前記小径半円筒拡径部は、前記小径半円筒部本体の一方側から離れるに従って徐々に半割の逆円錐状に径が拡がるように形成されている一方、前記大径半円筒狭径部は、前記大径半円筒部本体における前記小径半円筒部とは反対側から離れるに従って徐々に半割の円錐状に径が狭くなるように形成されていることを第2の特徴とする。
また、本発明に係るケーブル保護管防護金具は、前記ケーブル保護管防護金具において、1前記ヒンジ片部は、前記一対の半割ケーブル保護管防護金具の前記大径半円筒部本体に設けられている一方、前記ロック片部は、前記一対の半割ケーブル保護管防護金具の前記小径半円筒部本体に設けられていることを第3の特徴とする。
本発明に係るケーブル保護管防護金具は、金属製の一対の半割ケーブル保護管防護金具から構成されており、各半割ケーブル保護管防護金具は、それぞれ、小径半円筒部と大径半円筒部とを有し、小径半円筒部は、所定の小さい半径の小径半円筒部本体を有すると共に、その小径半円筒部本体の一方側には先端部の外径が当該小径半円筒部本体の外径よりも大きい小径半円筒拡径部を有する一方、大径半円筒部は、小径半円筒部本体の外径よりも大きい外径の大径半円筒部本体を有すると共に、大径半円筒部本体における小径半円筒部とは反対側には、先端部の内径が小径半円筒部本体の外径以上で、かつ、小径半円筒拡径部の外径よりも小さい内径の大径半円筒狭径部を有する。
そのため、1種類のケーブル保護管防護金具を複数個用意して、あるケーブル保護管防護金具によりケーブル保護管の外側を覆った後、次のケーブル保護管防護金具の大径半円筒部を、前のケーブル保護管防護金具の円筒状に閉じられた一対の小径半円筒部の上から被せて連結することを繰り返すことにより、電線や通信線等のケーブル類を内部に収容した長尺のケーブル保護管の外側を覆うことが可能となり、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性を向上させることができる。
本発明に係る実施形態のケーブル保護管防護金具をFEP管に装着した状態を示す正面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具の閉じた状態の斜視図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具の閉じた状態の正面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具の閉じた状態の平面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具の閉じた状態の左側面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具の開いた状態の平面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する一方の反割ケーブル保護管防護金具の斜視図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する一方の反割ケーブル保護管防護金具の正面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する一方の反割ケーブル保護管防護金具の左側面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する一方の反割ケーブル保護管防護金具の平面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する他方の反割ケーブル保護管防護金具の斜視図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する他方の反割ケーブル保護管防護金具の正面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する他方の反割ケーブル保護管防護金具の右側面図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を構成する他方の反割ケーブル保護管防護金具の平面図である。 (a),(b)それぞれ実施形態のケーブル保護管防護金具をFEP管に装着するため開いた状態を示す斜視図、ケーブル保護管防護金具を閉じてFEP管に装着した状態を示す斜視図である。 (a),(b)それぞれFEP管に装着されているケーブル保護管防護金具に連結するため次のケーブル保護管防護金具を開いた状態を示す斜視図、次のケーブル保護管防護金具を連結した状態を示す図である。 実施形態のケーブル保護管防護金具を複数個連結しながらFEP管の外側を覆った状態を示す部分断面図である。
以下、本発明に係る実施形態のケーブル保護管防護金具の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、下記に説明する実施形態はあくまで本発明の一例で、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。
<実施形態のケーブル保護管防護金具1の構成>
実施形態のケーブル保護管防護金具1は、図1に示すように、複数個連結することによって内部に電線や通信線等のケーブル類2を収容したFEP管3の外側を覆うもので、主にアルミやステンレス等の錆び難い金属性の材料で構成されている。
<ケーブル保護管防護鋼管1の構成>
実施形態のケーブル保護管防護鋼管1は、図2〜図14に示すように、ヒンジ片部11c,12cに通したヒンジ用ボルト13aおよびヒンジ用ナット13bにより開閉可能で、かつ、閉めた際にはロック片部11d,12dに通したロック用ボルト14aおよびロック用ナット14bより開閉可能に留めることができる一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12から構成されている。
一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12は、それぞれ、小径半円筒部11a,12aと、大径半円筒部11b,12bと、ヒンジ片部11c,12cと、ロック片部11d,12dとを備える。
小径半円筒部11a,12aは、金属製のパイプないしは鋼管等から構成されており、所定の小さい半径r1の小径半円筒部本体11a1,12a1を有すると共に、その小径半円筒部本体11a1,12a1の一方側、すなわち大径半円筒部11b,12bの反対側である図4上、上側には先端部の外径r2が当該小径半円筒部本体11a1,12a1の外径r1よりも大きい小径半円筒拡径部11a2,12a2を有する。
小径半円筒拡径部11a2,12a2は、小径半円筒部本体11a1,12a1の一方側から離れるに従って徐々に半割の逆円錐状に径が拡がるように形成されている。
また、小径半円筒部本体11a1,12a1には、それぞれ、ロック片部11d,12dが設けられている。尚、ロック用ボルト14aとして、頭部が平面視長方形の角根ボルトを使用しているので、一方のロック片部11dには、ロック用ボルト14aの角根部が嵌るように正方形のボルト11d1(図7や図9等参照。)が形成されている一方、他方のロック片部12dには、ロック用ボルト14aの頭部を通過させ、その通過後、90度回転させるとロック用ボルト14aの頭部が掛止するように長方形状の開口部12d1(図11や図13等参照。)が形成されている。
一方、大径半円筒部11b,12bは、小径半円筒部11a,12aの他方側、すなわち小径半円筒拡径部11a2,12a2とは反対側に設けられ、図4に示すように、小径半円筒部本体11a1,12a1の外径r1よりも大きい外径r4の大径半円筒部本体11b1,12b1を有すると共に、大径半円筒部本体11b1,12b1における小径半円筒部11a,12aとは反対側には、先端部の内径r3が小径半円筒部本体11a1,12a1の外径r1以上で、かつ、小径半円筒拡径部11a2,12a2の先端部の外径r2よりも小さい大径半円筒狭径部11b2,12b2を有する。
従って、r1〜r4との間には、r4>r2>r3≧r1の関係が成立する。
大径半円筒狭径部11b2,12b2は、大径半円筒部本体11b1,12b1における小径半円筒部11a,12aとは反対側から離れるに従って徐々に半割の円錐状に径が狭くなるように形成されている。
また、大径半円筒部11b,12bには、大径半円筒部11b,12bの一部を切り起こして、ヒンジ用ボルト13aが挿入されるボルト孔11b21,11b21が形成されたヒンジ片部11b2,11b2が設けられている。
<FEP管3へのケーブル保護管防護金具1の装着手順>
次に、以上のように構成された実施形態のケーブル保護管防護鋼管1のFEP管3への装着手順について、図15〜図17を参照して説明する。
まず、作業者は、以上のように構成された実施形態のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12を、図15(a)に示すようにヒンジ用ボルト13a等を中心に開き、続いて図15(b)に示すようにヒンジ用ボルト13a等を中心に閉じて、一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12によりFEP管3の周囲を覆うように閉じる。
すると、小径半円筒部11a,12aそれぞれのロック片部11d,12dが重なるので、ロック片部11d,12dのボルト孔11d1および開口部12d1にロック用ボルト14aを挿入し、その挿入後、ロック用ボルト14aの頭部を90度回転させ、その頭部の反対側からロック用ナット14bを螺合し締結して一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12同士を固定する。
次に、作業者は、次のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12を、ヒンジ用ボルト13a等を中心に開いて、既に図15(a),(b)に示す作業によってFEP管3の周囲を覆っているケーブル保護管防護鋼管1の小径半円筒部11a,12aに対し、図16(a)に示すようにその後から装着する次のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12の大径半円筒部11b,12bが被さるように閉じる。
すると、図16(b)および図17に示すように、その後から装着する次のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12の大径半円筒部11b,12bの大径半円筒狭径部11b2,12b2の先端部が、既に図5および図6に示す作業によってFEP管3の周囲を覆っているケーブル保護管防護鋼管1の小径半円筒部本体11a1,12a1の外周面まで延びて、2つのケーブル保護管防護鋼管1を連結することになる。
そのため、図17に示すように、既にFEP管3の周囲を覆っているケーブル保護管防護鋼管1の小径半円筒部11a,12aの小径半円筒拡径部11a2,12a2は、その後から装着した次のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12の大径半円筒部11b,12bの中に収容されることになる。
これにより、後から装着したケーブル保護管防護鋼管1を、既にFEP管3に装着したケーブル保護管防護鋼管1から離れる方向に引っ張っても、次のケーブル保護管防護鋼管1の大径半円筒部11b,12bの大径半円筒狭径部11b2,12b2が既にFEP管3に装着したケーブル保護管防護鋼管1の小径半円筒部11a,12aの小径半円筒拡径部11a2,12a2に当接するので、連結した2つのケーブル保護管防護鋼管1同士の連結が外れることを防止できる。
そして、保護すべきFEP管3が長い場合は、図15(a),(b)および図16(a),(b)に示す作業を繰り返すことによって、複数のケーブル保護管防護鋼管1を互いに外れないように順次連結しながら、図1に示すように電線や通信線等のケーブル類2を内部に収容した長尺のケーブル保護管3の外側を覆うことができる。
以上説明したように、実施形態のケーブル保護管防護金具1は、金属製の一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12から構成されており、その一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12は、それぞれ、小径半円筒部11a,12aと大径半円筒部11b,12bとを有し、小径半円筒部11a,12aは、小径半円筒部本体11a1,12a1を有すると共に、その小径半円筒部本体11a1,12a1の一方側には、先端部の外径r2が小径半円筒部本体11a1,12a1の外径r1よりも大きい小径半円筒拡径部11a2,12a2を有する一方、大径半円筒部11b,12bは、小径半円筒部本体11a1,12a1の外径よりも大きい外径の大径半円筒部本体11b1,12b1を有すると共に、大径半円筒部本体11b1,12b1における小径半円筒部11a,12aとは反対側には、先端部の内径r3が小径半円筒部本体11a,12aの外径r1以上の内径で、かつ、小径半円筒拡径部11a2,12a2の先端部の外径r2よりも小さい内径r3を有する大径半円筒狭径部11b2,12b2を有する。
そのため、1種類のケーブル保護管防護金具1を複数個用意して、あるケーブル保護管防護金具1によりケーブル保護管3の外側を覆った後、次のケーブル保護管防護金具1の大径半円筒部11b,12bを、前のケーブル保護管防護金具1の円筒状に閉じられた一対の小径半円筒部11a,12aの上から被せて連結することを繰り返すことにより、電線や通信線等のケーブル類2を内部に収容した長尺のケーブル保護管3の外側を覆うことが可能となり、耐火性だけでなく、耐候性および耐水性を向上させることができる。
また、実施形態のケーブル保護管防護金具1では、小径半円筒部11a,12aには先端部の外径r2が小径半円筒部本体11a1,12a1の外径r1よりも大きい小径半円筒拡径部11a2,12a2が設けられている一方、大径半円筒部11b,12bには先端部の内径r3が小径半円筒部本体11a,12aの外径r1以上の内径で、かつ、小径半円筒拡径部11a2,12a2の先端部の外径r2よりも小さい内径r3を有する大径半円筒狭径部11b2,12b2が設けられているため、既にFEP管3の周囲を覆っているケーブル保護管防護鋼管1の小径半円筒部11a,12aの小径半円筒拡径部11a2,12a2が、その後から装着する次のケーブル保護管防護鋼管1を構成する一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12の大径半円筒部11b,12b内に収容されるように連結することによって、2つのケーブル保護管防護鋼管1が抜けないように連結することができる。
そのため、図1等に示すように、複数のケーブル保護管防護金具1を順次連結しながらFEP管3の周囲を覆った後、FEP管3を移動したり、FEP管3を湾曲させた場合でも、隣接するケーブル保護管防護金具1同士は大径半円筒部11b,12bの大径半円筒狭径部11b2,12b2と、小径半円筒部11a,12aの小径半円筒拡径部11a2,12a2とが外れないように連結されているため、ケーブル保護管防護金具1同士の連結をより確実かつ強固に連結することができる。
また、実施形態のケーブル保護管防護金具1では、ヒンジ用ボルト13aおよびヒンジ用ナット13bによって開閉可能に支持されるヒンジ片部11c,12cは、一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12それぞれの大径半円筒部本体11b1,12b1に設けられている一方、ロック用ボルト14aおよびロック用ナット14bよって開閉可能に留められるロック片部11d,12dは、一対の半割ケーブル保護管防護金具具11,12それぞれの小径半円筒部本体11a1,12a1に設けられている。
そのため、一対の半割ケーブル保護管防護金具11,12を大径半円筒部本体11b1,12b1側のヒンジ片部11c,12cを支点として確実に開閉可能に支持することが出来ると共に、小径半円筒部本体11a1,12a1に設けられたロック片部11d,12dによってロックすることができるので、半割ケーブル保護管防護金具具11,12を確実に留めることができ、耐水性を向上させることができる。
特に、ロック片部11d,12dを小径半円筒部本体11a1,12a1に設けているため、大径半円筒部本体11b1,12b1の外側面からのロック片部11d,12dの突出量が小さくなり、FEP管3やケーブル保護管防護金具1の設置スペースを小さくできると共に、FEP管3やケーブル保護管防護金具1周辺での作業も実行し易くなる。
また、ロック片部11d,12dを小径半円筒部本体11a1,12a1に設けたことにより、大径半円筒部本体11b1,12b1の大径半円筒狭径部11b2,12b2先端が小径半円筒部本体11a1,12a1に設けたロック片部11d,12dに当接することによって、小径半円筒部本体11a1,12a1がケーブル保護管防護金具1同士を連結した際のストッパー的な役割を果たすので、長尺のFEP管3の周囲を保護する際に、複数のケーブル保護管防護金具1を効率良く使用して、コストを低減することもできる。
尚、上記実施形態の説明では、小径半円筒拡径部11a2,12a2は、小径半円筒部本体11a1,12a1の一方側から離れるに従って徐々に半割の逆円錐状に径が拡がるように形成する一方、大径半円筒狭径部11b2,12b2は、大径半円筒部本体11b1,12b1における小径半円筒部11a,12aとは反対側から離れるに従って徐々に半割の円錐状に径が狭くなるように形成して説明したが、本発明ではこれに限定されず、小径半円筒拡径部11a2,12a2および大径半円筒狭径部11b2,12b2はそれぞれ小径半円筒部本体11a1,12a1や大径半円筒部本体11b1,12b1の外周面から垂直に切リ起こすように構成しても勿論良い。
また、上記実施形態の説明では、ヒンジ片部11c,12cは大径半円筒部本体11b1,12b1に設ける一方、ロック片部11d,12dは小径半円筒部本体11a1,12a1に設けて説明したが、本発明では、これに限らず、ヒンジ片部11c,12cおよびロック片部11d,12dを大径半円筒部本体11b1,12b1等に設けても勿論良い。
1 ケーブル保護管防護金具
11,12 半割ケーブル保護管防護金具
11a,12a 小径半円筒部
11a1,12a1 小径半円筒部本体
11a2,12a2 小径半円筒拡径部
11b,12b 大径半円筒部
11b1,12b1 大径半円筒部本体
11b2,12b2 大径半円筒狭径部
11c,12c ヒンジ片部
11c1,12c1 ボルト孔
11d,12d ロック片部
11d1 ボルト孔
12d1 開口部
13a ヒンジ用ボルト
13b ヒンジ用ナット
14a ロック用ボルト
14b ロック用ナット
2 ケーブル類
3 FEP管(ケーブル保護管)

Claims (3)

  1. 数個連結することによって電線や通信線等のケーブル類を内部に収容したFEP管等のケーブル保護管の外側を覆う金属製のケーブル保護管防護金具であって、
    ヒンジ片部を介して開閉可能で、かつ、閉めた際にロック片部により開放不可状態に留めることができる一対の半割ケーブル保護管防護金具から構成されており、
    その一対の半割ケーブル保護管防護金具は、それぞれ、
    所定の小さい半径の小径半円筒部本体を有すると共に、その小径半円筒部本体の一方側には先端部の外径が当該小径半円筒部本体の外径よりも大きい小径半円筒拡径部を有する小径半円筒部と、
    前記小径半円筒部の他方側に設けられ、前記小径半円筒部本体の外径よりも大きい外径の大径半円筒部本体を有すると共に、前記大径半円筒部本体における前記小径半円筒部とは反対側には、先端部の内径が前記小径半円筒部本体の外径以上で、かつ、前記小径半円筒拡径部の外径よりも小さい内径の大径半円筒狭径部を有する大径半円筒部と、
    を有することを特徴とするケーブル保護管防護金具。
  2. 請求項1記載のケーブル保護管防護金具において、
    前記小径半円筒拡径部は、前記小径半円筒部本体の一方側から離れるに従って徐々に半割の逆円錐状に径が拡がるように形成されている一方、
    前記大径半円筒狭径部は、前記大径半円筒部本体における前記小径半円筒部とは反対側から離れるに従って徐々に半割の円錐状に径が狭くなるように形成されていることを特徴とするケーブル保護管防護金具。
  3. 請求項1または請求項2記載のケーブル保護管防護金具において、
    前記ヒンジ片部は、
    前記一対の半割ケーブル保護管防護金具の前記大径半円筒部本体に設けられている一方、
    前記ロック片部は、
    前記一対の半割ケーブル保護管防護金具の前記小径半円筒部本体に設けられていることを特徴とするケーブル保護管防護金具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108758170A (zh) * 2018-08-10 2018-11-06 德清三和塑胶有限公司 一种重型管道保护套
CN109378761A (zh) * 2018-10-31 2019-02-22 招商局重工(江苏)有限公司 一种电缆贯穿b级防火帘的施工方法

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