JP5702239B2 - 配線・配管材固定具、配線・配管材固定構造及び配線・配管材固定方法 - Google Patents
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Description
なお、ケーブル31は、図2に示すように、屋外の地上48に設置された受変電設備45から建屋41の壁面43に沿って立上がり壁面43の引込口49から各階に配線されることもあり、このような場合も同様の不具合を生じていた。
即ち、配線・配管材固定具は、保護管同士を接続するカップリングとして用いられるとともに、内部において配線・配管材が固定されるものであり、固定具本体の蓋体を開いて配線・配管材を結束する結束線を固定具本体内の係合部に係合させ固定した後、蓋体を閉じるものとなっている。ここで、保護管としては、波付管等が使用される。
請求項3の配線・配管材固定具は、特に、係合部が、固定具本体の軸方向に直交する方向に延びる棒体で形成されている。
請求項4の配線・配管材固定具は、特に、開口から固定具本体の内面に取付けられる取付体を備え、その取付体は、外面に固定具本体の内面に沿って当接する当接部を備えるとともに、内面に配線・配管材の通過部を備えてなり、係合部は、該通過部に突出して形成されている。取付体は、これに係合部が取付けられ該係合部とともに固定具本体に着脱自在に取付けられる。
請求項5の配線・配管材固定具は、固定具本体が半円筒状の二つの分割体からなる円筒形状に形成され、取付体が半円筒状に形成され、前記固定具本体の一方の分割体は蓋体として機能し、固定具本体の他方の分割体は取付体が取付け可能になっている。
請求項6の配線・配管材固定具は、接続部が、固定具本体の両端部に備えられ、二つの接続部の間に取付体が取付けられるものである。
請求項3の発明は、特に、係合部が、固定具本体の軸方向に直交する方向に延びる棒体で形成されているから、係合部を簡易な構造でかつ安価に形成できるとともに、結束線を係合部に係合させ易く配線・配管材を結束し易い。
請求項4の発明は、固定具本体の内面に沿って当接する当接部を備えるとともに内面に配線・配管材の通過部を備えた取付体を備えているから、配線・配管材を保護管内及び固定具本体内に挿通させた後に、蓋体を開いた固定具本体の開口から取付体を挿入し固定具本体の内面に取付けて配線・配管材を固定具本体に固定することができる。
請求項5の発明は、固定具本体が半円筒状の二つの分割体からなる円筒形状に形成されているので、保護管に対応して接続することができる。また、取付体は半円筒状に形成されているので、簡易な構造で、取付体を固定具本体の分割体の内面に沿って当接させ、内面に配線・配管材を通過させることができるとともに、係合部を前記通過部に突出させて形成することができる。更に、係合部が前記棒体で形成されている場合は、簡単に係合部を取付体に取付け、固定具本体に設けることができる。そして、固定具本体の一方の分割体は蓋体として機能し、固定具本体の他方の分割体は取付体が取付け可能になっているので、配線・配管材を結束線により結束する作業を行なうための開口を広くすることができる。
請求項6の発明は、保護管の接続部が、固定具本体の両端部に備えられているので、保護管の途中に配線・配管材固定具を設置することができる。
図1及び図2において、ケーブル31は屋外の地上48に設置された受変電設備45から建屋41の壁面43に沿って立上がり壁面43の引込口49から各階に配線されている。ここで、図1は、図2に示す受変電設備45から引き出された3本のケーブル31のうち建屋41の3階に引き込まれたケーブル31の配線状態を示す。なお、図2では、図1の保護管3、固定具2、サドル47の図示は省略してある。
以上により、保護管3を壁面43に固定するとともに、固定具2内でケーブル31を固定する作業が完了する。
本実施形態の固定構造1及び固定具2は、保護管3同士を接続する固定具2内で保護管3内を挿通するケーブル31が固定され、その固定具2は壁面43に沿って垂下する保護管3の配管路において所定間隔をおいて複数設けられているとともに、固定具2と接続された保護管3は壁面43に沿って垂下する配管路の複数箇所でサドル47を使用して壁面43に固定される。ここで、結束線32による結束によって各固定具2に加わるケーブル31の荷重は、固定具2に接続された保護管3を介して最終的には保護管3を壁面43に固定するサドル47及び該壁面43が支持している。したがって、図1に示すように、壁面43に沿って保護管3内を垂下する部分のケーブル31の荷重W1は、複数箇所のサドル47及び壁面43の複数の被固定箇所に分散し、各サドル47及び壁面43の被固定箇所には図1の上から順にw0〜w4の分散した負荷となって加わることとなる。その結果、サドル47の各固定箇所及び壁面43の各被固定箇所にかかる重量負担は、図10に示す、従来の壁面43の上端部1箇所でケーブル31を直接壁面43に支持固定していたものと比較すれば、大幅に軽減される。これにより、従来のように特定の1つの固定箇所にケーブル31の荷重が過大に加わることによってサドル47及び壁面43が破損するのが防止される。
また、壁面43に沿う保護管3の垂直方向の配管路が短い場合は、固定具2は、保護管3の配管路の上部のみに取付けることも可能である。この場合、固定具本体11の接続部13は、固定具本体11の両端部に形成してもよいし、いずれか一方のみに形成してもよい。
加えて、上記実施形態では、配線・配管材としてケーブル31を例示しているが、それ以外の信号線、電線管、給水管、給湯管等にも同様に適用できる。
2 固定具 18 取付体
3 保護管 19 当接部
11 固定具本体 20 通過部
12 空間 21 第1分割体
13 接続部 22 第2分割体
14 係合部 31 ケーブル
15 棒体(係合部) 32 結束線
16 開口 43 壁面
Claims (8)
- 筒状に形成されて内部に配線・配管材が挿通される保護管に取付けられ、前記保護管内の前記配線・配管材を固定するための配線・配管材固定具であって、
前記保護管内の前記配線・配管材が通過する空間を有する筒状に形成された固定具本体を備え、
前記固定具本体は、前記保護管が内挿されて接続される接続部と、前記配線・配管材を結束する結束線が係合する係合部と、前記空間を露出させて前記配線・配管材を前記結束線により結束する作業を行なうために形成された開口を開閉自在に覆う蓋体とを備えたことを特徴とする配線・配管材固定具。 - 前記係合部は、前記固定具本体に着脱可能に形成されてなり、前記接続部に前記保護管が接続されかつ前記配線・配管材が挿通された状態で、前記固定具本体に組付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材固定具。
- 前記係合部は、前記固定具本体の軸方向に直交する方向に延びる棒体で形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線・配管材固定具。
- 前記開口から前記固定具本体の内面に取付けられる取付体を備え、
前記取付体は、外面に前記固定具本体の内面に沿って当接する当接部を備えるとともに、内面に前記配線・配管材の通過部を備えてなり、
前記係合部は、前記通過部に突出して形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線・配管材固定具。 - 前記固定具本体は、半円筒状の二つの分割体からなる円筒形状に形成され、
前記取付体は、半円筒状に形成され、
前記固定具本体の一方の分割体は前記蓋体として機能し、前記固定具本体の他方の分割体は前記取付体が取付け可能であることを特徴とする請求項4に記載の配線・配管材固定具。 - 前記接続部は、前記固定具本体の両端部に備えられ、二つの前記接続部の間に前記取付体が取付けられることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の配線・配管材固定具。
- 壁面に沿って垂直に配管された保護管内に挿通された配線・配管材を固定する配線・配管材固定構造であって、
垂直に配管された前記保護管と、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の配線・配管材固定具と
からなり、
前記壁面に固定される前記保護管の配管路の上部及び途中の一方または双方に前記配線・配管材固定具が接続され、該配線・配管材固定具の内部において、前記係合部に係合する結束線で前記配線・配管材を結束してなることを特徴とする配線・配管材固定構造。 - 壁面に沿って垂直に配管される保護管内に挿通される配線・配管材を固定する配線・配管材固定方法であって、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の配線・配管材固定具を前記保護管の配管路の上部及び途中の一方または双方に接続し、前記保護管を前記壁面に沿って垂直に固定した後、前記保護管内に前記配線・配管材を挿通し、次に、前記配線・配管材が挿通されているとともに前記配線・配管材固定具の蓋体が開いて該配線・配管材が通過する空間が露出する状態で、前記配線・配管材固定具の係合部を前記開口から前記固定具本体に組付け、次いで、前記配線・配管材固定具の内部において結束線を前記係合部に係合させつつ該結束線で前記配線・配管材を結束し、前記蓋体を閉じることにより、前記配線・配管材を固定することを特徴とする配線・配管材固定方法。
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