JP3285836B2 - 情報ボックス用管路構造 - Google Patents

情報ボックス用管路構造

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JP3285836B2
JP3285836B2 JP801199A JP801199A JP3285836B2 JP 3285836 B2 JP3285836 B2 JP 3285836B2 JP 801199 A JP801199 A JP 801199A JP 801199 A JP801199 A JP 801199A JP 3285836 B2 JP3285836 B2 JP 3285836B2
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sheath
tube
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tubes
same
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利貞 水野
邦廣 高橋
景心 國貞
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株式会社ヴァンテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報ボックス用管路
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブル等の情報ケーブル
の管路網を地中に布設するに際しては、大口径のボディ
管に複数本の小口径のさや管を収容し、各さや管に情報
ケーブルを挿通することとしている。
【0003】このとき、従来技術では、ボディ管とさや
管を例えば4m長にて部品化し、それらボディ管同士、
さや管同士を接続して管路網を布設することとしてい
る。そして、ボディ管に収容されるさや管のそれぞれを
異なる通信事業者A、B…のそれぞれに割当て、管路網
を構成するさや管は同一事業者用毎に接続して連続化せ
しめることを必須としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 管路網の布設に際し、既設管路端のボディ管に納めら
れている複数本のさや管のそれぞれに、新たなさや管を
接続するとき、各事業者用の既設さや管の相対的配置を
一定化することに困難がある。これは、既設さや管が既
設ボディ管の内部でねじれる等に起因するものであり、
例えば事業者Aのための既設さや管をボディ管の内部の
A位置、例えば上部中央位置に常に維持して光ファイバ
ーケーブルの当該さや管への通線の確実容易を図ること
に困難がある。従って、同一事業者用毎に接続すべきさ
や管の接続作業においては、接続ミスを防止するための
多大な困難を伴う。
【0005】管路網の分岐部等に設けられるハンドホ
ールにおいても、ハンドホールに設けられている固定板
の各分岐先毎の支持孔に対するさや管の支持位置も、上
記と同様にして、ハンドホールの相分岐する固定板間
で、各事業者用毎に一定化することに困難がある。
【0006】本発明の課題は、情報ケーブルの管路網を
構成するさや管を同一事業者用毎に簡易且つ確実に接続
可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、隣接するハンドホール間がボディ管にて連通接続さ
れ、このボディ管内に、複数本のさや管が結束された結
束体同士が順次連結されて収容され、各さや管に情報ケ
ーブルが挿通されてなる情報ボックス用管路構造におい
て、前記結束体を構成している各さや管には互いに異な
る色が付されるとともに、この結束体における各さや管
の色の相対的配置が特定化され、同色のさや管同士が接
続されることで結束体同士が連結され、前記隣接しあう
ハンドホール間のそれぞれの開口が他側の対応する開口
と統一されたさや管で接続されているものである。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1の本発明によれば下記の作用がある。(1) 管路網の布設に際し、ボディ管に収容される複数
本のさや管のそれぞれに互いに異なる色A、B…を付し
た。従って、既設管路網のボディ管に納められている複
数本のさや管のそれぞれに、新たなさや管を接続すると
き、既設さや管のそれぞれと新たなさや管のそれぞれを
同一色同士の色合せを行なって接続しさえすれば、それ
らさや管を同一事業者A、B…用毎に簡易且つ確実に接
続できるものとなる。(2)管路網の分岐部等に設けられるハンドホールにお
いても、相分岐する固定板の間で、各固定板の相対応す
る支持孔にスリーブを介する等により同一色のさや管を
支持せしめることにより、それらさや管の支持位置を同
一事業者A、B…用毎に一定化し、相分岐する固定板の
間で同一事業者A、B…毎にそれらさや管を簡易且つ確
実に対応設置することができる。 (3)さや管の接続に際し、複数本のさや管の色の相対
的配置を特定化した結束体を用いることにより、既設さ
や管の結束体の端面に新たなさや管の結束体の端面を突
き合わせ配置し、両結束体の一部のさや管同士の色合せ
を行なうだけで、複数本の全部のさや管の色合せを直ち
に確実に完了できるものとなる。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】図1は情報ボックス用管路構造の
全体構成を示す側面図、図2はボディ管とさや管の布設
状態を示す側面図、図3は図2のIII−III 線に沿う断
面図、図4はボディ管とさや管の布設状態を示す斜視
図、図5はハンドホールの内部構造を示す断面図、図6
はさや管の結束体を示す側面図である。
【0013】情報ボックス用管路網10は、図1〜図4
に示す如く、ボディ管11に複数本のさや管12を収容
し、各さや管12に光ファイバーケーブル13を挿通し
て地中布設される。また、管路網10の分岐部等にはハ
ンドホール14が設置され、図5に示す如く、ハンドホ
ール14の相分岐される双方(もしくは三方等)に設け
られる固定板15、16の複数の支持孔17にスリーブ
19を介して、それらさや管12のそれぞれを支持せし
めている。
【0014】このとき、ボディ管11とさや管12は、
例えば4m長にて部品化されており、それらボディ管1
1同士を受口11Aにて接続し、それらさや管12同士
を受口12Aにて接続することにより、管路網10を布
設している。そして、管路網10を構成するさや管12
は、同一事業者A、B…用毎に接続して連続化せしめら
れている。
【0015】然るに、本実施形態では、ボディ管11に
納められる複数本のさや管12に互いに異なる色A、B
…を付すものとした。このとき、各色は、事業者A、B
…毎に特定化したものともなる。そして、複数本の互い
に異なる色が付されたさや管12を、図6に示す如く、
予めバンド18Aで結束し、この結束体18における各
さや管12の色の相対的配置を特定化した(例えば色A
は上部中央位置、色Bは上部左側位置等)。
【0016】尚、ボディ管11、さや管12の構成材料
は、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)等のプラス
チック、鋼材等の金属体からなるもの等のいずれであっ
ても良い。
【0017】従って、管路網10は以下の如く布設され
る。 (1) ハンドホール14が設置される。
【0018】(2) ボディ管11に複数本のさや管12の
結束体18を収容し、このボディ管11を地中布設す
る。
【0019】(3) ハンドホール14とハンドホール14
の間で、ボディ管11に納められている複数本のさや管
12のそれぞれに、新たなさや管12を接続する。この
とき、既設さや管12のそれぞれと新たなさや管12の
それぞれは、同一色A、B…同士の色合せを行なって接
続される。これにより、これらさや管12を同一事業者
A、B…用毎に接続するものとなる。既設さや管12に
接続された新たなさや管12のまわりに新たなボディ管
11を嵌挿し、このボディ管11を既設ボディ管11に
接続する。
【0020】(4) ハンドホール14において、各固定板
15、16の相対応する支持孔17にスリーブ19を介
して、同一色のさや管12を支持せしめる。これによ
り、相分岐する固定板15、16の間で同一事業者A、
B…毎にそれらさや管12を対応配置するものとなる。
このとき、スリーブ19又は固体板15、16に色を付
与し、更に識別を容易にすることもできる。また、図
2、図5に示すように、さや管12(スリーブ19)の
端部に同色のキャップ18Bを挿着することにより識別
を更に容易にすることもできる。
【0021】(5) 上述(1) 〜(4) により管路網10を構
成することになった各事業者用さや管12の連続体のそ
れぞれに、光ファイバーケーブル13を通線する。尚、
光ファイバーケーブル13はハンドホール14の内部で
ループ状余長を付与され、或いは相対する固定板15、
16の間をストレートに延在せしめられて相対応するさ
や管12、12に通線せしめられる。
【0022】本実施形態によれば、以下の作用がある。 管路網10の布設に際し、ボディ管11に収容される
複数本のさや管12のそれぞれに互いに異なる色A、B
…を付した。従って、既設管路網10のボディ管11に
納められている複数本のさや管12のそれぞれに、新た
なさや管12を接続するとき、既設さや管12のそれぞ
れと新たなさや管12のそれぞれを同一色同士の色合せ
を行なって接続しさえすれば、それらさや管12を同一
事業者A、B…用毎に簡易且つ確実に接続できるものと
なる。
【0023】管路網10の分岐部等に設けられるハン
ドホール14においても、相分岐する固定板15、16
の間で、各固定板15、16の相対応する支持孔17に
スリーブ19を介する等により同一色のさや管12を支
持せしめることにより、それらさや管12の支持位置を
同一事業者A、B…用毎に一定化し、相分岐する固定板
15、16の間で同一事業者A、B…毎にそれらさや管
12を簡易且つ確実に対応設置することができる。
【0024】上記のさや管12の接続に際し、複数
本のさや管12の色の相対的配置を特定化した結束体1
8を用いることにより、既設さや管12の結束体18の
端面に新たなさや管12の結束体18の端面を突き合わ
せ配置し、両結束体18の一部のさや管12同士の色合
せを行なうだけで、複数本の全部のさや管12の色合せ
を直ちに確実に完了できるものとなる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、さや管に挿通される情報ケーブル
は、光ファイバーケーブルに限らず、他の通信ケーブル
であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、情報ケー
ブルの管路網を構成するさや管を同一事業者用毎に簡易
且つ確実に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は情報ボックス用管路構造の全体構成を示
す側面図である。
【図2】図2はボディ管とさや管の布設状態を示す側面
図である。
【図3】図3は図2のIII−III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4はボディ管とさや管の布設状態を示す斜視
図である。
【図5】図5はハンドホールの内部構造を示す断面図で
ある。
【図6】図6はさや管の結束体を示す側面図である。
【符号の説明】
11 ボディ管 12 さや管 13 光ファイバーケーブル(情報ケーブル) 18 結束体 18A バンド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−295033(JP,A) 特開 平8−163738(JP,A) 特開 平10−299040(JP,A) 実用新案登録3049157(JP,U) 実用新案登録3050361(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 9/06 F16L 9/19 H02G 1/02 G02B 6/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接するハンドホール間がボディ管にて連
    通接続され、このボディ管内に、複数本のさや管が結束
    された結束体同士が順次連結されて収容され、各さや管
    に情報ケーブルが挿通されてなる情報ボックス用管路構
    造において、前記結束体を構成している各さや管には互いに異なる色
    が付されるとともに、この結束体における各さや管の色
    の相対的配置が特定化され、同色のさや管同士が接続さ
    れることで結束体同士が連結され、前記隣接しあうハン
    ドホール間のそれぞれの開口が他側の対応する開口と統
    一されたさや管で接続されてい ることを特徴とする情報
    ボックス用管路構造。
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