JP2008287248A - 光エレメント集合ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】メッセンジャワイヤを複数本の光エレメントから容易に分離して引き留め固定でき、また、引き落とす光エレメントを他の光エレメントに影響を与えることなく識別、切断して取り出すことが可能な光エレメント集合ケーブルを提供する。
【解決手段】ファイバ心線とテンションメンバを外被で覆った光エレメント22の複数本を、メッセンジャワイヤ23に支持させ、任意の位置で取り出した所定の光エレメント22にドロップ光ケーブルを接続する光エレメント集合ケーブル20である。複数本の光エレメント22からなる集合体21は、メッセンジャワイヤ23に添わせて結束部材26により連結される。複数本の光エレメント22は集合体21において、1回/ピッチの撚り返しを入れた状態で同一方向に撚り合わせされ、あるいは、それぞれが分離した状態で束にされている。
【選択図】図2
【解決手段】ファイバ心線とテンションメンバを外被で覆った光エレメント22の複数本を、メッセンジャワイヤ23に支持させ、任意の位置で取り出した所定の光エレメント22にドロップ光ケーブルを接続する光エレメント集合ケーブル20である。複数本の光エレメント22からなる集合体21は、メッセンジャワイヤ23に添わせて結束部材26により連結される。複数本の光エレメント22は集合体21において、1回/ピッチの撚り返しを入れた状態で同一方向に撚り合わせされ、あるいは、それぞれが分離した状態で束にされている。
【選択図】図2
Description
本発明は、架空布設され、ドロップ光ケーブルを介して加入者宅に光ファイバを個別に引き落とすのに用いられる光エレメント集合ケーブルに関する。
映像配信、IP電話等を目的としたブロードバンドサービスの拡大により、光ファイバによる一般家庭向けのデータ通信サービス(FTTH:Fiber To The Home)の加入者が増加している。このFTTHでは、通常、多数の光ファイバを集合した架空光ケーブルから、クロージャと称されている接続函で光ファイバを分岐する。分岐された光ファイバにドロップ光ケーブル(吊線付き光ファイバ)を接続して加入者宅に引き落とす。
引き落とし用の光エレメント集合ケーブルとしては、例えば、特許文献1,2に開示されている構造のものがある。特許文献1に開示の光エレメント集合ケーブル1は、図11(A)に示すように、比較的に光ファイバ心数が少ない(8心程度)光ケーブルユニット(光エレメント)2を、鋼線等の外周を樹脂で被覆した抗張力線3の周りに撚って支持させている。なお、光ケーブルユニット2には、例えば、光ファイバ心線の両側にテンションメンバを配した形状のものが用いられている。特許文献2に開示の光エレメント集合ケーブル1’は、図11(B)に示すように、抗張力線3にポリエチレンパイプ4を一体に結合し、このパイプ4内に複数本の光ケーブルユニット2をルース状態で収納するようにしている。
特開平10−333000号公報(図1参照)
特開2003−270501号公報(図4〜6参照)
図11(A)に示す光エレメント集合ケーブル1は、中心に配した抗張力線3が架空布設の際のメッセンジャワイヤとなり、その周りに複数本の光エレメント2が螺旋状に撚られている。このため、メッセンジャワイヤが取り出し難いという問題がある。また、光エレメント2は、整列状態で密に撚られているため、引き落とす光エレメントだけを他の光エレメントに側圧や曲げ、外傷を与えることなく、切断して取り出すのが難しい。さらに、光エレメント2を抗張力線3の周りに2層に配置して心数を増やすと、内側の光エレメントが取り出すことが、さらに難しくなる。このため、光エレメント2の心数を増加させる場合、光エレメント2の配置スペースを確保するために、抗張力線3の外径を太くする必要があり、光ケーブル外径や重量が増加してしまうという問題がある。
また、光エレメント2は耐光性を持たせるため、通常、外被の色を黒色としている。そして、その識別には各エレメントの表面に付されたマーキングに依存している。しかし、マーキングは間欠的に施されているため、制約の多い電柱上での確認には難があり、また、汚れやケーブルの摺れ等によって判別し難くなることがある。
また、図11(B)に示す光エレメント集合ケーブル1’は、光エレメント2と抗張力線3(吊線または支持線ともいう)とは、分離されているため上記のような問題はないが、ポリエチレンパイプ4に光エレメント2を取り出すための開口5を開ける必要があり、作業性が悪いという問題があった。
また、図11(B)に示す光エレメント集合ケーブル1’は、光エレメント2と抗張力線3(吊線または支持線ともいう)とは、分離されているため上記のような問題はないが、ポリエチレンパイプ4に光エレメント2を取り出すための開口5を開ける必要があり、作業性が悪いという問題があった。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、メッセンジャワイヤを複数本の光エレメントから容易に分離して引き留め固定でき、また、引き落とす光エレメントを他の光エレメントに影響を与えることなく識別、切断して取り出すことが可能な光エレメント集合ケーブルの提供を目的とする。
本発明による光エレメント集合ケーブルは、光ファイバ心線とテンションメンバを外被で覆った光エレメントの複数本を、メッセンジャワイヤに支持させ、任意の位置で取り出した所定の光エレメントにドロップ光ケーブルを接続する光エレメント集合ケーブルである。複数本の光エレメントからなる集合体は、メッセンジャワイヤに添わせて結束部材により連結される。複数本の光エレメントは、集合体において1回/ピッチの撚り返しを入れた状態で、同一方向に撚り合わせされ、500mm以上800mm以下の撚りピッチで撚り合わされる。また、複数本の光エレメントは、集合体においてそれぞれが分離した状態で束にされているようにしてもよい。
上記の結束部材として、長尺の線条体を用い、光エレメントの集合体とメッセンジャワイヤとに螺旋状に巻き付けて連結する。この線条体の巻き付けピッチは、250mm以上400mm以下であることが好ましい。
また、結束部材として、モールド体を用い、前記のモールド体をメッセンジャワイヤに沿って所定の間隔で形成して、光エレメントの集合体とメッセンジャワとを連結するようにしてもよい。さらに、前記のモールド体は、光エレメントの集合体を再結束可能なバンド形状としてもよい。また、光エレメントの集合体は、モールド体の間で、撚り方向が反転するように撚られているようにしてもよい。
前記の光エレメントは、それぞれが識別可能な異なる断面形状を有し、または、識別可能な着色が施されているものを用いることができる。
また、結束部材として、モールド体を用い、前記のモールド体をメッセンジャワイヤに沿って所定の間隔で形成して、光エレメントの集合体とメッセンジャワとを連結するようにしてもよい。さらに、前記のモールド体は、光エレメントの集合体を再結束可能なバンド形状としてもよい。また、光エレメントの集合体は、モールド体の間で、撚り方向が反転するように撚られているようにしてもよい。
前記の光エレメントは、それぞれが識別可能な異なる断面形状を有し、または、識別可能な着色が施されているものを用いることができる。
本発明によれば、結束部材を切断または外すことにより、メッセンジャワイヤを光エレメントの集合体から簡単に分離することができ、任意の位置でメッセンジャワイヤの引き留め固定を容易に行うことができる。また、光エレメントの心数を増加することができ、しかも任意の個所で切断して取り出すことができるため、クロージャを用いることなくドロップ光ケーブルを直接接続して引き落とすことが可能となり、光ファイバの引き落とし工事を短時間で行うことが可能となる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は、データ通信等のサービス局から加入者宅に至る光配線形態の概略を説明する図である。図中、10はサービス局、11は幹線光ケーブル、12は幹線→支線クロージャ、13は支線光ケーブル、14は配線点クロージャ、15は光エレメント集合ケーブル、16はドロップ光接続部、17はドロップ光ケーブル、18は加入者宅を示す。
図1に示すように、データ通信等のサービス局10から加入者宅18に至る光配線は、サービス局10から、例えば、地中管を経て電柱上に引き出された幹線光ケーブル11を、幹線→支線クロージャ12で複数の支線光ケーブル13に分岐し、次いで、支線光ケーブル13を各配線地点に振り分ける配線形態が用いられる。各配線地点では、配線点クロージャ14を用いて支線光ケーブルを複数の光エレメント集合ケーブル15に分岐して、予め区画されたブロック内の加入者宅に振り分けられる。
光エレメント集合ケーブル15は、例えば、30m程度といった適宜間隔で配された電柱に沿って布設され、加入者宅近くの適当な地点で、光エレメント集合ケーブル15から所定の光ファイバ(光エレメント)が取り出される。取り出された光エレメントは、ドロップ光接続部16で、吊線付きのドロップ光ケーブル17に接続して、加入者宅18内に引き落とされる。なお、ドロップ光接続部16では、光コネクタ接続、融着接続、スリーブ接続などの各種の接続方法を用いることができる。ドロップ光接続部16は、電柱に固定するのが簡便であるが、それ以外の中間物に設置してもよい。
従来の上記の光エレメント集合ケーブル15に該当するケーブルは、図11(A)で説明したような10心以下のような少心数の光ケーブルであり、広いエリア(多数の加入者)をカバーすることができない。そのため、従来の光エレメント集合ケーブルを用いる光配線では、配線点の下流の光配線を準支線ケーブルと、準支線ケーブル上に複数箇所設けられた分配点から分岐する小心数の光エレメント集合ケーブルで構成することとなる。
したがって、分配点には分配クロージャが設置され、分配クロージャからは、準支線光ケーブルと光エレメント集合ケーブルが引き出される。この光配線では、分岐クロージャの設置個所が多くなり、準支線光ケーブルと少心数の光エレメント集合ケーブルとを重複して布設する配線路も多くなっていた。
本発明では、以下に説明するような光エレメント集合ケーブルを用いることにより、図1に示した布設形態が可能となり、工期、経費等を節約することが可能となる。
本発明では、以下に説明するような光エレメント集合ケーブルを用いることにより、図1に示した布設形態が可能となり、工期、経費等を節約することが可能となる。
図2〜図5は、本発明による光エレメント集合ケーブルの構成例を説明する図である。図2は本発明の光エレメント集合ケーブルの基本形態を説明する図、図3は第1の実施形態を説明する図、図4〜図5は第2の実施形態を説明する図である。図中、20,41a〜45は光エレメント集合ケーブル、21,21a,21bは光エレメントの集合体、22、22a,22b,22cは光エレメント、23はメッセンジャワイヤ、24は鋼線、25はワイヤ被覆、26は結束部材、27は光ファイバ心線、28はテンションメンバ、29は外被、30はノッチ、31は高強度繊維、32は線条体、33はモールド体、34はバンド付きモールド体、34aは環状部、34bはバンド部、34cは係止部を示す。
図2(A)は、本発明の光エレメント集合ケーブルの基本形態を説明する断面図である。光エレメント集合ケーブル20は、複数本の光エレメント22を束状に集合させて、円形に近い光エレメントの集合体21とし、これをメッセンジャワイヤ23(吊線または支持線ともいう)に沿わせて、所定の間隔で結束部材26により連結にして構成される。すなわち、光エレメントの集合体21及びメッセンジャワイヤ23は、結束部材26で結束している部分以外の個所は、外部に露出された状態となっている。
メッセンジャワイヤ23は、両端が構造物等に固定されて張設され、光エレメントの集合体21は、結束部材26によりメッセンジャワイヤ23に吊支持された状態となる。なお、メッセンジャワイヤ23は、撚り鋼線または単心の鋼線24の外周をポリエチレン樹脂等による被覆25で覆ったものが用いられ、例えば、外径1.8mmの鋼線を7本撚り合せ、被覆外径が7.4mm程度となるようにされたものである。
光エレメントの集合体21は、複数の光エレメント22(例えば、32心程度)をほぼ円形状になるように集合させたものである。集合体21とした状態で、光エレメント22は撚り合わせていても、撚り合わされていなくてもよい。光エレメントが撚り合わされていない場合は、光エレメント22を一旦適当なバインド線等(図示せず)により束ね、結束部材26でメッセンジャワイヤ23に連結結束させた後に、バインド線を除去するようにしてもよい。
図2(B)〜図2(D)は、光エレメント集合ケーブル20に用いられる光エレメント22の例を示す図である。図2(B)に示す光エレメント22aは、断面が長方形状で光ファイバ心線27と、その両側のテンションメンバ(抗張力体ともいう)28とが、ポリエチレンの樹脂等による外被29で一体に被覆されたものである。外被29の長辺側には、内部の光ファイバ心線の取り出しを容易にするためのV字状のノッチ30が形成されている。この光エレメント22aは、例えば、短辺側が1.6mm〜2.0mmで長辺側が3.0mm〜4.0mm程度の太さである。テンションメンバ28には、外径が0.4mm程度の鋼線または高強度繊維を樹脂で固めたFRPを用いることができる。
図2(C)に示す光エレメント22bは、断面が長方形状でテンションメンバを1本とした例である。この光エレメント22bは、一方のテンションメンバを省略した分、長辺側の寸法を短くすることができ、剛性も小さくすることができる。この結果、複数の光エレメント22bを集合させた際に、内部側の光エレメントを取り出すのが容易で作業性を向上させることができる。また、光エレメントの集合体21の外径寸法を小さくすることができ、外径寸法を同じとすれば束ねる本数を増やすことができる。なお、テンションメンバ28を1本減らしたことによる抗張力の低下は、テンションメンバ28の太さや、より抗張力の大きいものを用いることにより補償することができる。
図2(D)に示す光エレメント22cは、外被29の形状を円形とした例である。この光エレメント22cは、光ファイバ心線27の周囲にアラミド繊維等の高強度繊維31を配して、これらを断面円形状の外被29で被覆して構成されている。外被29はポリエチレンなどの樹脂が用いられ、外被外径は、例えば、外径2.8mm程度で成形される。なお、高強度繊維31は、光ファイバ心線の緩衝とテンションメンバとしての機能を有している。
光エレメント集合ケーブルの布設方向を変更する場合、通常はメッセンジャワイヤを電柱等に引き留め固定して方向変換する。この場合、本発明による光エレメント集合ケーブル20では、一部の結束部材26を切断ないしは外すことにより、光エレメント22には曲げや側圧等の影響を与えずにメッセンジャワイヤ23を光エレメントの集合体21から分離することができる。この結果、メッセンジャワイヤ23の引き留め固定を、容易、且つ確実に行うことが可能となる。
また、光エレメントの集合体21の途中から所定の光エレメントを取り出す場合、結束部材26間の露出している部分で、所定の光エレメントに切断工具を当てて切断する。この場合、複数の光エレメント22は、結束部分以外の部分では光エレメント間に隙間があり、多少の弛みもあることから、所定の光エレメントを識別して工具が当てられる程度に取り出すことが可能である。
光エレメント22の本数が多く、内部に位置している光エレメントを識別し取り出すことが難しい場合は、必要に応じて、結束部材26の一部を外して光エレメントの集合体21を弛ませることで、識別も切断も容易になる。所定の光エレメントが取り出された後は、再度、結束部材で束ねる。したがって、光エレメント集合ケーブル20を布設した後に、随時行われる引き落とし作業も容易に実施することが可能となる。
図3は、本発明の第1の実施形態を説明する図で、図3(A)は光エレメントを撚った光エレメント集合ケーブル41aの例を示し、図3(B)は光エレメントを撚らない光エレメント集合ケーブル41bの例を示す。この実施形態は、光エレメントを撚った集合体21a、または、光エレメントを撚らない集合体21bとメッセンジャワイヤ23との結束部材26として、長尺の線条体32を螺旋状に巻付けて連結するようにしたものである。
線条体32として、鉄、ニッケル、アルミ線、またはこれら金属の合金線の外周を樹脂で被覆したバインド線を用いることがき、例えば、直径1mmの鉄線にポリエチレン樹脂の被覆を施し外径2.6mmとなったものを用いることができる。この実施形態は、光エレメントの集合体21aまたは21bをメッセンジャワイヤ23に添わせて、その外周に線条体32を単に連続的に巻付けるだけの簡単な作業工程で製造することができ、製造が容易でコスト的にも安価なものである。
この図3に示す光エレメント集合ケーブル41a,41bは、曲がりが与えられる場合、最も剛性が大きいメッセンジャワイヤ23に沿って曲げられる。このため、光エレメントの集合体21a,21bとメッセンジャワイヤ23が緊密に結束されていると、光エレメント22内の光ファイバ心線に歪を与える恐れがある。したがって、光エレメントの集合体21a,21bとメッセンジャワイヤ23とは、ある程度、緩やかに結束するのが望ましい。このようにすることによって、図11(A)に示した光エレメント集合ケーブルと比べて、光エレメント集合ケーブル41a,41bでは、光エレメントは、歪が小さくなる位置に移動することができる。この結果、光ケーブルを曲げたときに曲げによる歪を小さくし、伝送損失の悪化を小さくできる。
一方、線条体32と光エレメントの集合体21a,21b、メッセンジャワイヤ23との間に大きな隙間があると、異物が挟まったり、製造工程やケーブル布設の際に引っ掛かったりすることがある。このため、線条体32の巻付けピッチを大きくして、隙間が空き過ぎない範囲の緩い巻き付け力で巻くようにすることが望ましい。
次の表1は、線条体の巻付けピッチを変えた光エレメント集合ケーブル(試料a1〜a7)を試作し、各ケーブルにおける光エレメント取り出し性と、巻取りドラムに巻いた状態を評価したものである。なお、ケーブル試料としては、撚られていない32心の光エレメント集合ケーブル41bを用い、巻取りドラムは胴径800mmのものを用いて評価した。
次の表1は、線条体の巻付けピッチを変えた光エレメント集合ケーブル(試料a1〜a7)を試作し、各ケーブルにおける光エレメント取り出し性と、巻取りドラムに巻いた状態を評価したものである。なお、ケーブル試料としては、撚られていない32心の光エレメント集合ケーブル41bを用い、巻取りドラムは胴径800mmのものを用いて評価した。
表1に示すように、巻付けピッチが200mm以下(試料a1,a2)では、光エレメント22の取り出しは容易ではなく、線条体32を切る必要があった。撚りピッチが250mm(試料a3)では多少手間はかかるが光エレメント22の取り出しは可能であった。撚りピッチが300mm以上(試料a4〜a7)では、光エレメント22の取り出しは支障なく実施することができた。
また、巻付けピッチが100mm〜300mm(試料a1〜a4)では、巻乱れなく巻き取ることができ、巻付けピッチが400mm(試料a5)では、わずかに巻乱れが多少あるものの実用上での支障はない程度であった。巻付けピッチが500mm以上(試料a6,a7)では、巻乱れが発生し布設時に支障がでる恐れがある。この結果、線条体32の巻付けピッチは、250mm以上400mm以下とするのが望ましい。
図3(A)に示す光エレメントを撚ったエレメント集合ケーブル41aの例では、光エレメント22は1回/ピッチの撚り返しを入れた状態で同一方向に撚り合わされている。この場合、集合体21aとして一体化されるため敷設時の障害物への引っ掛かりが起こりにくくなる。また、ドラムに巻いた状態で巻きの内側、外側の線長差が無くなり、光エレメント22相互間のもつれが無くなる。撚り返しがないと光エレメント22に1回/1ピッチのねじりが入ってしまい、エレメントの剛性が著しく高まり、内側のエレメントが取り出しにくくなるが、撚り返しがあることで任意のエレメントが取り出しやすくなる。
次の表2は、撚りピッチを変えた光エレメント集合ケーブル(試料b1〜b8)を試作し、各ケーブルにおける光エレメント取り出し性と、巻取りドラムに巻いた状態を評価したものである。なお、ケーブル試料としては、32心の光エレメント集合ケーブル41aを用い、巻取りドラムは胴径800mmのものを用いて評価した。
表2に示すように、撚りピッチが400mm以下(試料b1,b2)では、光エレメント22の取り出しは容易ではなかった。撚りピッチが500mm(試料b3)では、多少手間はかかるが光エレメント22の取り出しは可能であった。撚りピッチが600mm以上(試料b4〜b8)では、光エレメント22の取り出しは支障なく実施することができる。
また、撚りピッチが300mm〜700mm(試料b1〜b5)では、巻乱れなく巻き取ることができ、撚りピッチが800mm(試料b6)では、わずかに巻乱れが多少あるものの実用上での支障はない程度である。撚りピッチが900mm以上(試料b7,b8)では、巻乱れが発生し布設時に支障がでる恐れがある。この結果、光エレメント集合ケーブル40aの撚りピッチは、500mm以上800mm以下とするのが望ましい。
なお、光エレメント集合体21aは、複数本の光エレメント22のみからなり、剛性体のテンションメンバを含まないものが好ましい。剛性体が入っていると、それよりも奥側の光エレメントは容易に出しにくくなる。剛性体が入っていなければ、作業側と反対にある光エレメントも容易に取り出せる。
図3(B)に示す光エレメントを撚らない光エレメント集合ケーブル41bの例では、光エレメント22は、互いに撚り合わされることなく直線状のまま束ねて集合される。このため、集合体21bとして、線条体32によりメッセンジャワイヤ32と連結されるまで、あるいは、集合体21bの状態でドラムに巻き取る場合は、バインド線等により巻乱れが生じないように束ねておくことが望ましい。しかし、エレメント集合ケーブル41bが布設された状態においては、光エレメント22の撚りによる取り出しによる支障はなく、容易な取り出しを行うことができる。
図4,図5は、本発明による光エレメント集合ケーブルの第2の実施形態を説明する図である。図4(A)、(B)は、光エレメントを撚った光エレメント集合ケーブル42a,43aを示し、図5(A)、(B)は、光エレメントを撚らない光エレメント集合ケーブル42b,43bを示す図である。
図4(A)および図5(A)に示す光エレメント集合ケーブル42a,42bは、光エレメントの集合体21a,21bをメッセンジャワイヤ23に結束して連結支持させる結束部材として、モールド体33を用いるようにしたものである。モールド体33は、連続的に供給される光エレメントの集合体21a,21bとメッセンジャワイヤ23を添わせて、メッセンジャワイヤ23に沿って所定の間隔で環状に成形するだけでよい。なお、モールド体33は、光エレメント22と接着されている必要はなく、モールド体33を切断することで光エレメントの集合体21a,21bを容易に分離できるように形成されていることが望ましい。
図4(B)および図5(B)に示す光エレメント集合ケーブル43a,43bは、モールド体をバンド構造としたものである。光エレメント集合ケーブル43a,43bのモールド体34は、例えば、メッセンジャワイヤ23上に一体的に成形される環状部34aと、光エレメントの集合体21a,21bを巻き込むバンド部34b、バンド部の自由端が挿入されて引き留め固定する係止部34cを有している。このモールド体34は、所定の間隔でメッセンジャワイヤ23上に形成しておき、光エレメントの集合体21a,21bは、後でバンド部34bと係止部34cで結束し、メッセンジャワイヤ23に連結される。なお、バンド部34bと係止部34からなるバンド部材は、別に形成したものを取り付けるようにしてもよい。
光エレメント集合ケーブル43a,43bにおいては、モールド体34の結束を緩めるか外すことにより、複数本の光エレメントを弛ませることができる。そのため、ケーブル布設後に光エレメント集合ケーブル43a,43bの任意の位置で、光エレメント22の一部を引き落とすために取り出す場合、光エレメントの識別と切断を容易に行うことができる。所定の光エレメントを取り出した後は、再度、バンド部34bと固定部34cで結束して残りの光エレメントの弛みを解消する。
図6に示す光エレメント集合ケーブル44は、光エレメントの識別と取り出しを容易にする他の例を説明する図である。この例は、図5(A)で示した所定の間隔で形成されるモールド体33の間の光エレメント22が露出する部分で、光エレメント22の長さが互いに異なるようにする。複数本の光エレメント22は、一対のモールド体33間で弛みの少ない光エレメントと弛みの大きい光エレメントが入り混じって、光エレメント間に隙間が生じる。この結果、1対のモールド体33間において、光エレメントの識別と取り出しが容易になる。
図7に示す光エレメント集合ケーブル45は、光エレメントの識別と取り出しを容易にするその他の例を説明する図である。この例は、図5(A)または図5(B)で示した光エレメント集合ケーブル42bまたは43bにおいて、図7(A)に示すように、隣りあうモールド体33または34の間で、撚り方向が交互に反転するように光エレメントの集合体21bに撚りを与える。なお、撚りによる光エレメント22の曲げ径は、光ファイバの許容曲げ径以上となるようにする。
光エレメント集合ケーブル45から所定の光エレメントを取り出す場合、取り出し位置の左右いずれか一方のモールド体33または34を外すと、図7(B)に示すように、撚り状態がキャンセルされて、光エレメント22が1つのモールド体を取り除いた部分で大きく弛ませることができる。この状態での各光エレメント22は、図6の例の光エレメント集合ケーブル44より、ばらけも大きく容易に所定の光エレメントを識別し取り出すことができる。
また、図6の光エレメント集合ケーブル44のように光エレメント22を、常時弛ませておくと強風時には風圧加重を受けることがある。これに対し、図7の光エレメント集合ケーブル45のように、常時の使用状態では、光エレメントの集合体21bを撚って、弛みやばらけのない状態でメッセンジャワイヤ23に連結支持させることができる。これにより、風圧により受ける加重や振れを軽減することができる。なお、所定の光エレメントが取り出された後は、再度、ばらけた状態の光エレメントの集合体21bを中央部分で撚り方向が反対になるようにモールド体33,34で再結束する。この再結束に際しては、モールド体33,34は、他の結束部材(例えば、インシュロック)を用いてもよい。
図8〜図10は、識別を容易にするための光エレメントの構成例を説明する図である。図中、22は光エレメント、35aは凸条、35bは凹条、36は着色層、37は着色線、38は埋め込み着色線を示す。なお、例示する光エレメントとしては、図1(B)で示したような断面が長方形状で、中心に光ファイバ心線、その両側をテンションメンバを並行に配して外被で一体に被覆した構成のもので説明する。
光エレメント集合ケーブルから所定の光エレメントを取り出す際に、上述したように、光エレメントをそれぞれ識別する必要がある。光エレメントの表面には、通常、識別のためのマーキングが施されているが、断続的であったり、汚れなどで読み取りが困難なときもあり、作業性を低下させる一因ともなっている。本発明においては、光エレメント22の表面に、全長に亘って識別用の凹凸または着色層を形成し、ケーブルの長手方向のどの地点からも、光エレメントの識別が可能なようにしている。
図8は、光エレメントの表面に凸条35aまたは凹条35bをケーブル全長に亘って形成した例を示している。凸条35aまたは凹条35bの本数や形成位置を異ならせることにより、数種類の識別コードを形成することが可能となる。すなわち、光エレメントの断面形状を変えることにより、光エレメントを識別することができる。なお、凸条35a,凹条35bは、長さ方向に識別に支障のない程度で間欠的に形成されていてもよい。また、光エレメントの形状を異ならせる例として、上記のように光エレメントの表面に凸条または凹条を形成する代わりに、図2(C)に示した長辺の寸法が短縮されたもの、図2(D)のような円形断面を有するものなどと組み合わせた光エレメント集合ケーブルとしてもよい。
図9は、光エレメントの表面に着色層36または着色線37をケーブル全長に亘って形成した例を示している。図9(A)の着色層36は、光エレメント22のほぼ全面に付すようにしたもので、識別性がよく色を変えてグループ化するのに適している。図9(B)の着色線37は、複数の異なる色の着色線を付すことができ、限られた色の識別線で数種類の識別コードを形成することが可能となる。なお、着色層36および着色線37は、長さ方向に識別に支障のない程度で間欠的に形成されていてもよい。
図10は、図8の断面形状を異ならせることと、図9(B)の着色線を用いることを組み合わせた例である。凹条35aと着色線37を組み合わせることで、埋め込み着色溝38とすることができる。また、埋め込み着色溝38に凹条35aや凹条35bを組み合わせることにより、更に多くの光エレメントを識別する識別コードを形成することが可能となる。
なお、2本以上の光エレメントが撚り合わされてユニットとされている場合、少なくとも1つの光エレメントに上述したような識別手段を付して、他のユニットと識別するようにしてもよい。
なお、2本以上の光エレメントが撚り合わされてユニットとされている場合、少なくとも1つの光エレメントに上述したような識別手段を付して、他のユニットと識別するようにしてもよい。
20,41a〜45…光エレメント集合ケーブル、21,21a,21b…光エレメントの集合体、22、22a〜22c…光エレメント、23…メッセンジャワイヤ、24…鋼線、25…ワイヤ被覆、26…結束部材、27…光ファイバ心線、28…テンションメンバ、29…外被、30…ノッチ、31…高強度繊維、32…線条体、33…モールド体、34…バンド付きモールド体、34a…環状部、34b…バンド部、34c…係止部、35a…凸条、35b…凹条、36…着色層、37…着色線、38…埋め込み着色線。
Claims (11)
- 光ファイバ心線とテンションメンバを外被で覆った光エレメントの複数本を、メッセンジャワイヤに支持させ、任意の位置で取り出した所定の光エレメントにドロップ光ケーブルを接続する光エレメント集合ケーブルであって、
前記複数本の光エレメントからなる集合体は、前記メッセンジャワイヤに添わせて結束部材により連結されていることを特徴とする光エレメント集合ケーブル。 - 前記複数本の光エレメントは、前記集合体において1回/ピッチの撚り返しを入れた状態で、同一方向に撚り合わされていることを特徴とする請求項1に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記複数本の光エレメントは、500mm以上800mm以下の撚りピッチで撚り合わされていることを特徴とする請求項2に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記複数本の光エレメントは、前記集合体においてそれぞれが分離した状態で束にされていることを特徴とする請求項1に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記結束部材として長尺の線条体を用い、前記集合体と前記メッセンジャワイヤとに螺旋状に巻き付けて連結することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記線条体の巻き付けピッチが250mm以上400mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記結束部材としてモールド体を用い、前記モールド体を前記メッセンジャワイヤに沿って所定の間隔で形成して、前記集合体と前記メッセンジャワイヤとを連結することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記結束部材としてモールド体を用い、前記モールド体を前記メッセンジャワイヤに沿って所定の間隔で形成して、前記集合体と前記メッセンジャワイヤとを連結し、前記光エレメントは、前記モールド体の間で、撚り方向が反転するように撚られていることを特徴とする請求項1に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記モールド体は、前記集合体を再結束可能に形成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記光エレメントは、識別可能な断面形状を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光エレメント集合ケーブル。
- 前記光エレメントは、識別可能な着色が施されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光エレメント集合ケーブル。
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