JP2013186362A - 光エレメント集合ケーブル - Google Patents

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篤裕 小名
Fumiaki Sato
佐藤  文昭
Heiji Sato
平次 佐藤
Kimihiko Fujita
公彦 藤田
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Abstract

【課題】複数本の光エレメントの形成と集合一体化が1回の押出成形で同時に行われると共に、光エレメント間の間隙を広くとることができる光エレメント集合ケーブルを提供する。
【解決手段】テンションメンバ13と光ファイバ心線12を外被で被覆一体化した光エレメント11、11’の複数本を、支持線17の周りに集合させた光エレメント集合ケーブルであって、複数本の光エレメント11、11’は、テンションメンバ13と光ファイバ心線12と支持線17とが直線状に並ぶ方向で、支持線17を中心に放射状に配され、光エレメントの外被14,14’と支持線の被覆17bとが薄肉の連結部16を介して一体に押出成形で形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数本の光ファイバケーブル(光エレメント)を集合させ、ケーブル長手方向の任意の位置から個別に引き出し可能とする光エレメント集合ケーブルに関する。
近年の映像配信、IP電話、データ通信等の拡大により、光ファイバによる家庭向けのデータ通信サービス(FTTH:Fiber To The Home)の加入者が増え、そのための光配線網の構築が進展している。この光配線網の構築には、例えば、テンションメンバと光ファイバ心線を外被で被覆一体化した光ファイバケーブル(以下、光エレメントという)の複数本を集合した光エレメント集合ケーブルが用いられる。そして、光エレメント集合ケーブルの任意の個所から所定の光エレメントを引き出し、これに引き落とし用のドロップ光ケーブルを接続して個々のユーザ宅に配線している。
上記の光エレメント集合ケーブルとしては、例えば、図3に示すような種々の構造のものが知られている。図3(A)の集合ケーブル1aは、複数本の光エレメント2を支持線3の周囲に撚り合わせた構造のものである。図3(B)の集合ケーブル1bは、複数本の光エレメント2を支持線3にバインド線4等で束ねて、光エレメント2の引き出しを容易にする構造のものである(特許文献1参照)。また、図3(C)に示す集合ケーブル1cは、複数本の光エレメント2を、支持線3の抗張力線3aを覆う樹脂被覆3bに切断容易な結合手段5を用いて放射状に連結一体化させた構造のものである(特許文献2参照)。
特開2008−287248号公報 特開2003−270501号公報
図3(A)および図3(B)に示す集合ケーブル1a,1bは、各光エレメント2を外被の押出成形で形成した後、各光エレメントを集合させて集合一体化させるという、2つの工程を経て製造される。また、図3(C)に示す集合ケーブル1cは、光エレメント2の外被と支持線3の樹脂被覆を結合手段5と共に一体に成形することで、各光エレメント2の形成と同時に集合一体化させることができる。
しかし、上記の図3(C)に示す構成は、光エレメント2のテンションメンバが配されていない長辺側の側面に、結合手段5が形成されているため、外被内の光ファイバを取り出すためのノッチが一方の側面にしか形成できない。このため、ニッパ等による切り込みが入れ難く、外被の引裂きの作業性が良くない。また、光エレメント2の長辺側が列状に連なるため、隣接する光エレメントとの間隙が小さく、光エレメントの引き出し性が悪い上に光エレメントの集合数が減ぜられるという問題がある。
本発明は、上述した実状に鑑みてなされたもので、複数本の光エレメントの形成と集合一体化が1回の押出成形で同時に行われると共に、光エレメント間の間隙を広くとることができる光エレメント集合ケーブルの提供を目的とする。
本発明による光エレメント集合ケーブルは、テンションメンバと光ファイバ心線を外被で被覆一体化した光エレメントの複数本を、支持線の周りに集合させた光エレメント集合ケーブルであって、複数本の光エレメントは、テンションメンバと光ファイバ心線と支持線とが直線状に並ぶ方向で、支持線を中心に放射状に配され、光エレメントの外被と支持線の被覆とが薄肉の連結部を介して一体に押出成形で形成されていることを特徴とする。
また、光エレメントのテンションメンバは、光ファイバ心線を内側にして1本のみ配されている構成として、ケーブル径を小さくするようにしてもよい。なお、複数本の光エレメントは、支持線に対して撚られていることが好ましい。
本発明によれば、押出成形による光エレメントの外被の形成と同時に光エレメントを集合一体化することができ、光エレメント集合ケーブルの製造工程を簡略にして製造コストの低減を可能にすることができる。また、光エレメント集合ケーブルから所定の光エレメントを引き出す作業や光エレメントの引裂く作業も容易に行うことができる。
本発明による光エレメント集合ケーブルの外観を示す図である。 本発明による光エレメント集合ケーブルの実施形態を説明する図である。 従来技術を説明する図である。
図1,2により本発明の概略と実施の形態を説明する。図において、10,10a,10bは光エレメント集合ケーブル、11,11’は光ファイバケーブル(光エレメント)、12は光ファイバ心線、13はテンションメンバ、14,14’は外被、15はノッチ、16は連結部、17は支持線、17aは抗張力線、17bは樹脂被覆、18は光接続部材、19ドロップ光ケーブルを示す。
本発明による光エレメント集合ケーブル10は、図1に示すように、支持線17を中心に複数本の光ファイバケーブル(以下、光エレメントという)11を集合してなり、光エレメント11の本数も支持線17の周囲に放射状に配列することが可能な4〜10本程度のものを対象とする。そして、架空または壁面等に沿わせて布設されたケーブル長手方向の任意の位置で、所定の光エレメントを切断してケーブル側方に引き出す。ケーブル側方に引き出された光エレメントは、光ファイバの光接続部材18によりドロップ光ケーブル19が接続され、ユーザ宅まで引き落とされる。なお、光接続部材18には、クロージャと称されている接続函を用いたり、融着接続やメカニカルスプライサによる光接続手段を用いることができる。
本発明による光エレメント集合ケーブルは、例えば、図2にケーブル断面で示すように、支持線17の周囲に、複数本の光エレメント11または11’を放射状に一体に形成した集合ケーブル10a,10bで示される。
図2(A)の光エレメント11は、光ファイバ心線12と平行に1本のテンションメンバ13を平行に配して、これを押出成形により形成される外被14で一体化したものである。また、図2(B)の光エレメント11’は、光ファイバ心線12の両側にテンションメンバ13を平行に配して、これを押出成形により形成される外被14’で一体化したものである。
光エレメント11,11’内の光ファイバ心線12は、例えば、外径125μmのガラスファイバを外径250μm程度の保護被覆を覆ったもので、1〜4心程度(図では1心で示している)が配される。なお、単心の光ファイバ心線の他に、4心程度の光ファイバテープ心線を用いることもできる。
テンションメンバ13には、例えば、外径0.4mm程度の鋼線あるいはガラス繊維強化プラスチック(FRP)、アラミド繊維強化プラスチック(K−FRP)などを用いられる。
テンションメンバ13は、通常、図2(B)に示されるように、外被の押出成形時の歪み発生を抑制するために光ファイバ心線12の両側に配されるが、後述する支持線17の被覆と一体成形することで、図2(A)に示すように、光ファイバ心線12を内側にして1本のみのテンションメンバ13とすることも可能である。テンションメンバ13を1本のみとすることにより、後述する光エレメントの長辺側の寸法を短くすることができ、剛性も小さくすることができる。
この結果、光エレメント集合ケーブル10aの外径寸法を小さくすることができると共に、光エレメントの引き出し性もよくなる。
外被14,14’の樹脂材としては、例えば、ポリエチレンまたは難燃ポリエチレンが用いられる。外被14,14’の形状は、断面が長方形状で光ファイバ心線12とテンションメンバ13とが直線C上に一列に並ぶ長手方向を長辺側としその幅を長辺幅Lとし、直線Cと直交する横方向を短辺側とし、その幅を短辺幅Wとする。例えば、長辺幅Lは3.0mm〜4.0mm程度であり、短辺幅Wは1.6mm〜2.0mm程度である。
なお、長辺側の両側面には、外被内の光ファイバ心線12を取り出し易くするためのV字状のノッチ15を設けることができる。
外被14,14’の短辺側の一方は、薄肉の連結部16を介して支持線17の被覆17bと一体に連結成形され、複数本の光エレメント11,11’が、支持線17の周りに放射状に一体的に形成される。薄肉の連結部16は、手などで切断して支持線から容易に分離できる厚さと長さで形成され、例えば、厚さXは外被の短辺幅Wの0.3〜0.7倍程度、長さYは長辺幅Lの0.5〜1.5倍程度とするのが好ましい。
支持線17は、ケーブル布設の際の抗張力体となるもので、鋼線等の抗張力線17aの外周を樹脂被覆17b等で覆ったものである。樹脂被覆17bに光エレメント11,11’の外被14,14’の樹脂材と同種のものを用いることにより、上記の連結部16を介して外被14,14’の成形と同時に一体に被覆成形することができる。この結果、図2に示すような支持線17の周りに、放射状に複数本の光エレメント11,11’が集合一体化された集合ケーブル10a,10bを、1回の押出成形で形成することができる。
なお、複数本の光エレメント11,11’は、支持線17と平行に直線状に配した構成であってもよいが、支持線17を中心に撚られた形状とするのが好ましい。光エレメント11,11’の撚りは、図1に示すような、1方向に螺旋状に撚る以外に、撚り方向を交互に反転させたSZ撚りであってもよい。この場合の撚りピッチは、0.1m〜1.0m程度とするのが好ましい。
複数本の光エレメント11,11’を撚ることにより、ボビンに巻き取り収納する際に、巻き付けの内側に生じる圧縮応力と外側に生じる引張応力をキャンセルすることができ、長尺の光エレメント集合ケーブルを巻き取ることができる。
上述の如く構成された光エレメント集合ケーブルは、ケーブル長手方向の任意の位置で切断した後、薄肉の連結部16を破断するようにして光エレメントを支持線17から分離して外方に引き出す。なお、連結部16は、図2(A)のように光エレメント側に残るようにしてもよく、図2(B)のように支持線側に残るようにしてもよい。何れの側に残すかは、連結部16の両端の根元部分の結合強度(厚さ)に差をつけておけばよい。
10,10a,10b…光エレメント集合ケーブル、11,11’…光エレメント、12…光ファイバ心線、13…テンションメンバ、14,14’…外被、15…ノッチ、16…連結部、17…支持線、17a…抗張力線、17b…樹脂被覆、18…光接続部材、19…ドロップ光ケーブル。

Claims (3)

  1. テンションメンバと光ファイバ心線を外被で被覆一体化した光エレメントの複数本を、支持線の周りに集合させた光エレメント集合ケーブルであって、
    複数本の前記光エレメントは、前記テンションメンバと前記光ファイバ心線と前記支持線とが直線状に並ぶ方向で、前記支持線を中心に放射状に配され、前記光エレメントの外被と前記支持線の被覆とが薄肉の連結部を介して一体に押出成形で形成されていることを特徴とする光エレメント集合ケーブル。
  2. 前記光エレメントの前記テンションメンバは、前記光ファイバ心線を内側にして1本のみ配されていることを特徴とする請求項1に記載の光エレメント集合ケーブル。
  3. 複数本の前記光エレメントは、前記支持線に対して撚られていることを特徴とする請求項1または2に記載の光エレメント集合ケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108181694A (zh) * 2018-01-31 2018-06-19 山东太平洋光纤光缆有限公司 一种多芯可分支干式引入光缆及其制造方法

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