JP2007312482A - クロージャ取付金物およびクロージャ取付装置 - Google Patents

クロージャ取付金物およびクロージャ取付装置 Download PDF

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Yasuhiro Baba
康弘 馬場
Tomoya Watanabe
友哉 渡辺
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OTANI KOGYO CO Ltd
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Abstract

【課題】電柱にクロージャを容易に配設するクロージャ取付金物およびクロージャ取付装置を提供する。
【解決手段】クロージャ取付装置10は、一方のアームロッド22の先端部と他方のアームロッド22の先端部を接続したクロージャ支持部24と、一方のアームロッド22の基端部と他方のアームロッド22の基端部とに固着して、これらのアームロッド22で形成された開口を塞ぐ電柱取付部26と、電柱に配設した装柱バンド30と、この装柱バンド30から外方に向けて突出し、前記電柱取付部26の側面を挟み込んで保持した1対の結合部38とを備えた構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ケーブルのクロージャを電柱に取り付けるためのクロージャ取付金物およびクロージャ取付装置に関する。
電柱には、電話回線やケーブルテレビ、有線放送等の様々な種類の既設ケーブルおよびクロージャ等が配設されている。そして電柱によっては、1つの電柱に対して複数の会社がケーブルを配設し、また1つの会社が複数のケーブルを配設している場合もある。例えば、1本の電柱に7種類程度の既設ケーブル等を架設している場合もある。このような場合には、有線電気通信設備令第9条等や電柱の所有者との契約に基づいて、一方のケーブルから一定の距離を離して他方のケーブルを設置する必要があるため、ケーブルを設置する高さを変えて電柱に設置するようにしている。
なお特許文献1は、クロージャの設置装置について開示している。
特開2004−274969号公報
通信ケーブルの接続点に設けられるクロージャは、電柱間に架け渡されている吊線に吊下げられるようにして配設されている。そして、前述したように電柱に複数のケーブル等が既に配設されている場合は、クロージャを配設するために、新たに吊線を設けるスペースが無い。この場合には、既設の吊線にセパレータやクランクロッドを設けて、これにクロージャを配設していた。すなわち既にケーブルを支持している吊線にセパレータ等を設けて、既設の吊線の下方または側方に新たな吊線を部分的に設けたような形態とし、この新たな吊線(セパレータ等)にクロージャを配設していた。しかしながら、セパレータ等を使用する場合、前述した1本電柱に複数の既設ケーブルが架設されているので、この既設ケーブルの輻輳によってクロージャを取り付けし難く、多くの労力と作業時間を要していた。
本発明は、電柱にクロージャを容易に配設するクロージャ取付金物およびクロージャ取付装置を提供することを目的とする。
本発明に係るクロージャ取付金物は、正面視して略U字形状のクロージャ支持部と、クロージャ支持部の基端部を鉛直方向に配置しつつ、クロージャ支持部の基端部に固着した角型の電柱取付部とを備えたことを特徴としている。
また本発明に係るクロージャ取付装置は、アームロッドの一部を曲げ形状としたクロージャ支持部と、このクロージャ支持部の基端部に固着して、アームロッドで形成された開口を塞ぐ電柱取付部と、電柱に配設される装柱バンドと、この装柱バンドから外方に向けて突出し、電柱取付部の側面を挟み込んで保持した1対の結合部とを備えたことを特徴としている。
クロージャ取付金物およびクロージャ取付装置によれば、クロージャ支持部にクロージャを直接取り付けることができる。これにより吊線が不要になり、セパレータやクランクロッドによる施工が不要になる。
クロージャ取付金物を電柱に配設するには、装柱バンドを電柱に設けて、この装柱バンドとクロージャ取付金物を結合するだけなので、クロージャを容易に電柱に配設することができる。そしてクロージャ取付装置は、装柱バンドを電柱に配設できる隙間があれば、クロージャ取付金物を電柱に設けることができる。このため複数の既設ケーブルが設けられていて隙間が僅かしか残っていない電柱であっても、その隙間に装柱バンドを配設して、この装柱バンドにクロージャ取付金物を容易に取り付けることができる。そしてクロージャ支持部の基端部は鉛直方向に配置されるので、クロージャをクロージャ支持部に配設しても下方に撓むことを防止できる。したがって、クロージャを確実に電柱に配設できる。
以下に、本発明に係るクロージャ取付金物およびクロージャ取付装置の最良の実施形態について説明する。図1はクロージャ取付装置の斜視図である。クロージャ取付装置10は、クロージャ取付金物20と装柱バンド30とを備えている。
図2はクロージャ取付金物の正面図である。クロージャ取付金物20は、アームロッド22の一部を曲げ形状とした、正面視して略U字形状のクロージャ支持部24を有している。すなわちクロージャ支持部24は、図2において上方に位置する一方のアームロッド22aと、下方に位置する他方のアームロッド22bを有しており、これらのアームロッド22a,22bの先端部が接続している。そして、この略U字形状をしたクロージャ支持部24の基端側、すなわち一方のアームロッド22aと他方のアームロッド22bの基端部は開口している。この開口した部分に電柱取付部26を配設して、前記開口を塞いでいる。なお、電柱取付部26は、アームロッド22(クロージャ支持部24)の基端部を鉛直方向(図2に示す場合では上下方向)に配置しつつ、このアームロッド22の基端部に固着している。
そしてこの電柱取付部26は、具体的には、平面視して四角形をした管であり、これの上面と下面に開口部を配置している。そして電柱取付部26の右面26a(図1参照)をアームロッド22が貫通し、電柱取付部26の左面にアームロッド22の基端部が接合している。なお電柱取付部26の右面26aとアームロッド22を溶接するとともに、電柱取付部26の前記左面とアームロッド22の基端部を溶接することにより、電柱取付部26とアームロッド22が分離することなく固着している。このような電柱取付部26には、これの正面26bと背面26c(図1参照)に、これらを貫通する孔(貫通孔28)を設けている。なお以下では、電柱取付部26の正面26bや背面26cを電柱取付部26の側面という。
図3は装柱バンドの斜視図である。装柱バンド30は、図1に示すように電柱14に配設されて、クロージャ取付金物20が装着されるものである。具体的には、この装柱バンド30は、図3に示すように円周の1/4周分の円弧部32を組み合わせて形成してある。この円弧部32の基端側には、円弧に沿って複数の調整孔34を設けている。また円弧部32の先端は円周の外側に向けて折り曲げられ、この折り曲げられた部分に結合孔36を設けている。なお、この折り曲げられた部分は結合部38となっている。
そして一の円弧部32の基端側と他の円弧部32の基端側を重ね合わせて、この重なっている部分の調整孔34に円弧の内側からネジ40を挿入し、外側においてナット42で止めている。これにより円周の1/2周分の円弧部32となる。そして、この円周の1/2周分の円弧部32を2つ対面させて配置し、各円弧部32の先端(結合部38)に設けた結合孔36にネジ44を挿入してナット46で締めれば、ネジ44を介して対面している結合部38同士が接続し、略円形の装柱バンド30となる。
次に、クロージャ取付金物20およびクロージャ取付装置10の使用方法について説明する。まず装柱バンド30を電柱14に配設する。具体的には、まず電柱14の直径に応じて1/4周分の円弧部32の基端側を重ね合わせ、ネジ40とナット42で2つの円弧部32を結合する。そして1対の1/2周分の円弧部32を対面配置し、これの一方の結合部38同士をネジ44とナット46で接続し、この装柱バンド30を電柱14に嵌める。
この後、装柱バンド30における他方の結合部38、すなわち結合部38同士が接続していない箇所にクロージャ取付金物20を取り付ける。具体的には、クロージャ取付金物20の電柱取付部26を一対の結合部38の間に配置し、この結合部38に設けた結合孔36と電柱取付部26に設けた貫通孔28とを重ねる。そして、この結合孔36と貫通孔28にネジ44を挿入し、このネジ44にナット46を配設して、これらを結合する。これにより電柱取付部26の側面が1対の結合部38に挟み込まれて、クロージャ取付金物20が装柱バンド30に保持されるとともに、電柱14に取り付けられる。なお、このときクロージャ取付金物20の一方のアームロッド22aと他方のアームロッド22bは上下に配置される。
そしてこの一方のアームロッド22aと他方のアームロッド22bの少なくともいずれかにクロージャ50を配設する。具体的には、図1に示すように、クロージャ50の背面にクランプ金具52と固定ボルト54が設けてあるので、このクランプ金具52でアームロッド22を把持した後、固定ボルト54を締め付けてクランプ金具52を固定すればよい。
このクロージャ取付金物20によれば、一方のアームロッド22aおよび他方のアームロッド22bの少なくともいずれかにクロージャ50を直接取り付けできる。これにより吊線が不要になり、セパレータやクランクロッドによる施工が不要になる。またクロージャ取付金物20は、クロージャ支持部24をアームロッド22で形成しているので、風によって受ける荷重を軽減できる。
またクロージャ取付装置10によれば、装柱バンド30を電柱14に設けて、この装柱バンド30とクロージャ取付金物20をネジ44等で結合させれば電柱14に配設できる。よってクロージャ取付金物20を電柱14に容易に取り付けできる。そしてクロージャ取付装置10は、装柱バンド30を電柱14に配設できる隙間があれば、クロージャ取付金物20を電柱14に設けることができる。このため複数の既設ケーブルが設けられていて隙間が僅かしか残っていない電柱14であっても、その隙間に装柱バンド30を配設してクロージャ取付金物20を取り付けることができ、このクロージャ取付金物20にクロージャ50を配設できる。すなわちクロージャ50を電柱14に容易に配設できる。
またクロージャ取付金物20を電柱14に配設したときは、一方のアームロッド22aと他方のアームロッド22bが上下に配置されるので、クロージャ50をクロージャ支持部24に取り付けても下方に向けて撓むことがない。したがってクロージャ取付装置10は、クロージャ50を電柱14に確実に取り付けできる。
また装柱バンド30は、各円弧部32の基端側に複数の調整孔34を設けているので、電柱14の直径に合わせて装柱バンド30の径を変えることができる。よってクロージャ取付装置10は、電柱14の直径にかかわらずクロージャ取付金物20を電柱14に取り付けできる。すなわち電柱14の直径にかかわらず、クロージャ50を電柱14に配設できる。
クロージャ取付装置の斜視図である。 クロージャ取付金物の正面図である。 装柱バンドの斜視図である。
符号の説明
10………クロージャ取付装置、14………電柱、20………クロージャ取付金物、22………アームロッド、24………クロージャ支持部、26………電柱取付部、28………貫通孔、30………装柱バンド、38………結合部、50………クロージャ。

Claims (2)

  1. 正面視して略U字形状のクロージャ支持部と、
    前記クロージャ支持部の基端部を鉛直方向に配置しつつ、前記クロージャ支持部の基端部に固着した角型の電柱取付部と、
    を備えたことを特徴とするクロージャ取付金物。
  2. アームロッドの一部を曲げ形状としたクロージャ支持部と、
    このクロージャ支持部の基端部に固着して、前記アームロッドで形成された開口を塞ぐ電柱取付部と、
    電柱に配設される装柱バンドと、
    この装柱バンドから外方に向けて突出し、前記電柱取付部の側面を挟み込んで保持した1対の結合部と、
    を備えたことを特徴とするクロージャ取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210137714A (ko) * 2020-05-11 2021-11-18 한국전력공사 전주용 암타이 래크밴드의 절연손잡이 구조체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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