JP2618080B2 - 鞘管用支持装置 - Google Patents

鞘管用支持装置

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JP2618080B2 JP2207062A JP20706290A JP2618080B2 JP 2618080 B2 JP2618080 B2 JP 2618080B2 JP 2207062 A JP2207062 A JP 2207062A JP 20706290 A JP20706290 A JP 20706290A JP 2618080 B2 JP2618080 B2 JP 2618080B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、配管あるいは配線案内用に予めコンクリー
トスラブや梁等に埋め込まれたり、天井や床等に固定さ
れる鞘管用の支持装置に関する。
(従来の技術) 鞘管をコンクリートスラブや梁等に固定する支持装置
としては、例えば、実公平1−33723号公報に記載され
ているようなものがある。
この支持装置は、個々に鞘管を固定するもので、鞘管
を保持する本体部材と、本体部材に保持されている鞘管
の抜けを防止するための固定維持杆とで構成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 配管あるいは配線案内用に設けられるこのような鞘管
は、その管理上の都合から配管途中で一箇所に集中され
ている。しかしながら、上述した従来の鞘管用支持装置
で鞘管を固定する場合には、一本の鞘管に対して一個の
支持装置が必要であるために、鞘管が集中した箇所にお
いては複数の支持装置をコンクリートスラブや梁等に集
中させて固定しなければならず、作業効率が悪い。
また、鞘管同士を結合する場合には、支持装置を二個
一組として各組毎に同軸上に配置させなければならず、
その位置合せが大変であり時間がかかるという問題もあ
った。
本発明は、上記従来の問題に着目し、鞘管の固定作業
及び連結作業を手際良く行うことができる鞘管用支持装
置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明の
鞘管用支持装置は、外表面に凹部と凸部が相互に周設さ
れた鞘管を支持する鞘管用支持装置であって、建物に固
定される固定壁の左右側縁に支持壁が立設され、該支持
壁に複数の鞘管を平行に並べて設置可能に切欠部が形成
されている受け部材と、前記切欠部の開口全体を覆って
前記受け部材に被せる止め部材とで構成され、上記鞘管
の凹部が上記切欠部の縁に嵌合するよう構成されている
ものである。
(作 用) 本発明の鞘管用支持装置を用いて鞘管を建物に固定す
る場合には、まず、建物に受け部材を固定し、その受け
部材の切欠部に鞘管を設置する。その後、前記切欠部の
開口全体を覆って受け部材に止め部材を被せ、受け部材
と止め部材とで鞘管を挟み込んで支持する。また、鞘管
同士を結合する場合には、一方の鞘管を左側の支持壁の
切欠部に設置すると共に、他方の鞘管を右側の支持壁の
切欠部に設置し、それら鞘管の端部同士を支持壁の間で
突き合せるようにする。
つまり、前記受け部材の切欠部は、複数の鞘管を平行
に並べて設置可能に形成されているので、複数の鞘管が
集中している箇所においては一個の支持装置で複数本の
鞘管を建物に固定することができると共に、鞘管同士を
多対多で複数結合することができる。
しかも、受け部材に止め部材を被せ、受け部材と止め
部材とで鞘管を挟み込んで支持することにより、切欠部
に設置した鞘管が切欠部から抜け落ちるのを防止するこ
とができる。
更に、鞘管の凹部が切欠部の縁に嵌合するようになっ
ているので、鞘管が軸方向にずれるのを防止でき、鞘管
同士の結合の信頼性も向上できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本発明実施例の鞘管用支持装置を示す斜視図
で、図中1は受け部材、2は止め部材である。
前記受け部材1は、建物に固定される固定壁11と、該
固定壁11の左右側縁に立設された支持壁12,13とで構成
されている。そして、固定壁11に、固定穴111が形成さ
れ、左右両側の支持壁12,13には、各々七本の鞘管を設
置できるように切欠部121,131が七個形成されている。
尚、前記切欠部121,131は、左側の支持壁12の切欠部1
21と、右側の支持壁13の切欠部131とが対向するように
配置されている。また、各切欠部121,131は、U字形状
に形成されており、開口幅が鞘管の外径にほぼ等しく形
成されている。
前記止め部材2は、前記切欠部121,131の開口全体を
覆って前記受け部材1に被せるカバー部21と該カバー部
21の両端から垂下され、建物に固定される脚部22,23と
で構成されている。尚、前記脚部22,23には、固定穴22
1,231が形成されている。また、前記止め部材2の脚部2
2,23の高さは、前記受け部材1の支持壁12,13の高さと
ほぼ等しく形成されている。
第2図は前記鞘管用支持装置で鞘管を連結する場合の
施工状態を示す斜視図、第3図は鞘管が取り付けられた
鞘管用支持装置を示す縦断面図である。
まず、前記鞘管Pは、外表面に凹部と凸部が交互に周
設された蛇腹状の可撓管で、軸方向に自在に変形できる
ようになっている。また、前記鞘管Pは径方向に若干弾
性変形できるものが好ましく、具体的には、合成樹脂製
のものあるいは薄肉金属製のものが好ましい。
即ち、本実施例の鞘管用支持装置を用いて鞘管Pを建
物に固定する場合には、まず、建物の床や天井等適宜の
箇所に木桟3を固定し、該木桟3に対して受け部材1を
木ネジ等の固定具4で固定する。そして、受け部材1の
各切欠部121,131に鞘管Pを設置し、最後に、前記切欠
部121,131の開口全体を覆って受け部材1に止め部材2
を被せて木ネジ等の固定具5で木桟3に固定する。そう
すると、鞘管Pは、受け部材1と止め部材2との間に挟
み込まれて支持される。また、鞘管P,P同士の結合は、
一方の鞘管Pを左側の支持壁12の切欠部121に設置する
と共に、他方の鞘管Pを右側の支持壁13の切欠部131に
設置し、それら鞘P,Pの端部同士を支持壁12,13の間で突
き合わせるようにする。更に、鞘管Pの凹部が切欠部12
1,131の縁に嵌合するように設置すると、鞘管Pが設置
後に軸方向へズレ動くのを防止することができる。よっ
て、鞘管P、P同士の結合の信頼性も向上することがで
きる。
つまり、本実施例の鞘管用支持装置は、受け部材1の
支持壁12,13に、鞘管Pを設置可能な切欠部121,131が各
々七個形成されているので、複数の鞘管Pが集中してい
る箇所においては、一個の支持装置で十四本の鞘管Pを
建物に固定することができると共に、鞘管P,P同士を七
対七の本数まで複数結合することができる。
しかも、受け部材1と止め部材2とで鞘管Pを挟み込
んで支持することができるので、切欠部121,131に設置
した鞘管Pが切欠部121,131から抜け落ちるのを防止す
ることができる。
尚、第3図に示すように、左側の支持壁12の切欠部12
1と右側の支持壁13の切欠部131の径を異ならせることに
より、異径の鞘管P,Pを結合することも可能である。
第4図の1aは、受け部材の変形例を示している。
この受け部材1aは、切欠部121a,131aが支持壁12a,13a
の長手方向に連続的に形成されており、一つの切欠部12
1a,131aに複数本の鞘管を設置することができるように
なっている。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
発明に含まれる。
例えば、実施例では、支持壁に形成されている切欠部
の数が七個である場合を例にとって説明したが、切欠部
の数は七個に限定されず、何個でもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の鞘管用支持装置に
あっては、複数の鞘管が集中している箇所においては一
個の支持装置で複数の鞘管を建物に固定することができ
ると共に、鞘管同士を多対多で複数結合することができ
るので、鞘管の固定及び連結作業を手際良く行うことが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の鞘管用支持装置を示す斜視図、
第2図は前記鞘管用支持装置に鞘管を取り付ける場合の
施工状態を示す斜視図、第3図は鞘管が取り付けられた
鞘管用支持装置を示す縦断面図、第4図は受け部材の変
形例を示す斜視図である。 1……受け部材 11……固定壁 12,13……支持壁 121,131……切欠部 2……止め部材 P……鞘管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外表面に凹部と凸部が相互に周設された鞘
    管を支持する鞘管用支持装置であって、建物に固定され
    る固定壁の左右側縁に支持壁が立設され、該支持壁に複
    数の鞘管を平行に並べて設置可能に切欠部が形成されて
    いる受け部材と、前記切欠部の開口全体を覆って前記受
    け部材に被せる止め部材とで構成され、上記鞘管の凹部
    が上記切欠部の縁に嵌合するよう構成されていることを
    特徴とする鞘管用支持装置。
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