JPH0492053A

JPH0492053A - 鞘管用支持装置

Info

Publication number: JPH0492053A
Application number: JP2207061A
Authority: JP
Inventors: Mitsuhiro Watanabe; 光浩渡辺
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1990-08-03
Filing date: 1990-08-03
Publication date: 1992-03-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、配管あるいは配線案内用に予め一］ンクリー
トスラブや梁等に埋め込まれたり、天井や床等に固定さ
れる鞘管用の支持装置に関する。

（従来の技術）鞘管を］ンクリートスラブや梁等に固定する支持装置と
しては、例えば、実公平１−３３７２３号公報に記載さ
れているようなものがある。

この支持装置は、個々に鞘管を固定するもので、鞘管を
保持する本体部材と、本体部材に保持されている鞘管の
抜けを防１トするための固定維持打とで構成されている
。

（発明が解決しようとする課題）配管あるいは配線案内用に設けられるこのような鞘管は
、その管理上の都合から配管途中で一箇所に集中されて
いる。しかしながら、上述した従来の鞘管用支持装置で
鞘管を固定する場合には、−本の鞘管に対して一個の支
持装置が必要であるために、鞘管が集中した箇所におい
では複数の支持装置をコンクリートスラブや梁等に集中
させて固定しなければならず、作業効率が悪い。

また、鞘管同士を結合する場合には、支持装置を二個−
組として各組毎に同軸上に配置させなければならず、そ
の位置合せが大変であり時間がかかるという問題もあっ
た。

本発明は、上記従来の問題に着目し、鞘管の固定作業及
び連結作業を手際良く行うことができる鞘管用支持装置
を提供することを目的としている。

（課題を解決するだめの手段）本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の鞘
管用支持装置は、建物に固定される固定壁の左右側縁に
支持壁が立設され、該ム右両側の支持壁には、鞘管を設
置可能な切欠部が複数形成され、該切欠部は、左側の支
持壁の切欠部と右側の支持壁の切欠部どが対向するよう
に配設され、かつ各切欠部の開口縁に切欠部の開口幅が
鞘管の外径よりも小さくなるべく膨出した抜け１１め部
が形成されているものである。

（作　用）本発明の鞘管用支持装置を用いて鞘管を建物に固定する
場合には、まず、建物に鞘管用支持装置の固定壁を固定
し、支持壁の切欠部に鞘管を径ツノ向へ弾性変形させな
がら押（７込んで設置する６、：ｔた、鞘管同士を結合
する場合には、一方の鞘管＾・左側の支持壁の切欠部に
設置すると共（Ｊ、他方の鞘管を右側の支持壁の切欠部
に設置（，２、それら鞘管の端部同士を支持壁の間で突
き合ゼるようにする。

つまり、本発明の鞘管用支持装置は、建物に固定される
固定壁の左右側縁に支持壁が立設され、該り右両側の支
持壁に、鞘管を設置可能な切欠部が複数形成されている
ので、複数の鞘管が集中している箇所においては一個の
支持装置で複数本の鞘管を建物に同定することができる
と共に、鞘管同士を多対多で複数結合することができる
。

しかも、各切欠部の開口縁に、切欠部の開口幅が鞘管の
外径よりも小さくなるべく膨出（７た抜は止め部が形成
されているので、切欠部に設置する鞘管が、この抜は亡
め部（Ｓ″引っ掛かって切欠部から抜は落ちるのを防止
できる。

（実施例）以−ト、本発明の実施例を図面により詳述する。

まず、実施例の構成を説明する。

第１図は本発明実施例の鞘管用支持装置を示ず斜視図で
ある。

この図に示すように、本実施例の鞘管支持装置１は、建
物に固定される固定壁１１と、該固定壁１１の左右側縁
に立設された支持壁１２．１３とで構成されている。そ
して、固定壁１１に、固定穴１１１が形成され、左右両
側の支持壁１２，１３に、各々七本の鞘管を設置できる
ように切欠部１２１．１３１が各々七個形成されている
。

前記切欠部１２１，１３１は、左側の支持壁１２の切欠
部１２１と、右側の支持壁１３の切欠部１３１とが対向
するように配置されている。また、各切欠部１２１，１
３１は、略Ｕ字形状に形成されており、開口縁の両側に
は、開口幅が鞘管の外径よりも若干小さくなるように膨
出した抜（Ｊ止め部１２２，１３２が形成されている。

第２図は前記鞘管用支持装置で鞘管を連結する場合の施
工状態を示す斜視図、第３図は鞘管が取り付けられた鞘
管用支持装置を示す縦断面図である。

まず、前記鞘管Ｐは、外表面に凹部ａと凸部Ｅ）が交互
に周設された蛇腹状の可撓管で、軸方向に１石に変形で
きるようになっている。また、Ｈ１工記鞘管ト）は、径
方向に若干弾性変形できるものが好ましく、具体的には
、合成樹脂製のものあるいは薄肉金属製のものが好まし
い。

即ち、本実施例の鞘管支持装置１を用いて鞘管Ｐを建物
に固定する場合には、まず、建物の床や天井等適宜の箇
所に木ネジ等の固定具２で鞘管支持装置１の固定壁１１
を固定する。そしで、支持壁１２，１３の各切欠部１２
１，１３１に鞘管Ｐを径ｊノ向に弾性変形させながら押
し込んで設置する。また、鞘管Ｐ、　　Ｐ同士の結合は
、一方の鞘管Ｐをムー側の支持壁１２の切欠部１２１に
設置すると共（Ｊ、他方の鞘管を右側の支持壁１３の切
欠部１３１に設置し、それら鞘管Ｐ、　Ｐの端部同士を
支持壁１２．１３の間で突き合せるようにする。

この際、鞘管Ｐの凹部ａが切欠部１２１，１３１の縁に
嵌合するように設置すると、鞘管Ｐが設置後に軸方向ヘ
ズレ動くのを防止することができる。

つまり、本実施例の鞘管用支持装置１は、各支持壁１２
，１３に、鞘管Ｐを設置可能な切欠部１２１，１３１が
七個形成され°Ｃいるので、複数の鞘管Ｅ）が集中して
いる箇所においては一個の支持装置１で十匹本の鞘管Ｐ
を建物に固定するＪ、とができると共に、鞘管Ｐ、Ｐ同
士を七対七の本数まで複数結合することができる。

しかも、各切欠部１２１，１３１の開口縁（、゛、切欠
部１２１，１３１の開［」幅が鞘管Ｐの外径よりも小さ
くなるように膨出した抜は止め部１２２．１３２が形成
されているので、各鞘管Ｐは、この抜は止め部１２２，
１３２ｉこ引っ掛かって切欠部１２１，１３１から抜は
落ちないようになつζいる。

尚、第３図に示すよう（１丁、一方の支持壁１２の切欠
部１２１と他方の支持壁１３の切欠部１３１の径を異な
らせることにより、異径の鞘管Ｐ、Ｐを結合することも
可能である。

以上、本発明の実施例を図面（：より詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例１，８限られるものではなく
本発明の要旨を逸脱（，７ない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。

例えば、実施例では、支持壁に形成されている切欠部の
数が七個である場合を例にとって説明したが、切欠部の
数は二個以、Ｆであればよく、七個に限定されない。

（発明の効果）以上説明してきたように、本発明の鞘管用支持装置にあ
っては、複数の鞘管が集中（７でいる箇所においては一
個の支持装置で複数の鞘管を建物に固定することかでき
ると共に、鞘管同士を多対多で複数結合することができ
るので、鞘管の固定及び連結作業を手際良く行うことが
できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の鞘管用支持装置を示す斜視図、
第２図は前記鞘管用支持装置に鞘管を取り付ける場合の
施工状態を示す斜視図、第３図は鞘管が取すイ・４けら
れた鞘管用支持装置を示す縦匪面図である。１・・・鞘管用支持装置１１・・・固定壁１２．１３・・・支持壁１２１．１３１・・・切欠部１２２．１３２・・・抜は止め部Ｐ・・・鞘管

Claims

【特許請求の範囲】

１）建物に固定される固定壁の左右側縁に支持壁が立設
され、該左右両側の支持壁には、鞘管を設置可能な切欠
部が複数形成され、該切欠部は、左側の支持壁の切欠部
と右側の支持壁の切欠部とが対向するように配設され、
かつ各切欠部の開口縁に切欠部の開口幅が鞘管の外径よ
りも小さくなるべく膨出した抜け止め部が形成されてい
ることを特徴とする鞘管用支持装置。