JPH05336642A - 受金具取付装置 - Google Patents

受金具取付装置

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Publication number
JPH05336642A
JPH05336642A JP4165314A JP16531492A JPH05336642A JP H05336642 A JPH05336642 A JP H05336642A JP 4165314 A JP4165314 A JP 4165314A JP 16531492 A JP16531492 A JP 16531492A JP H05336642 A JPH05336642 A JP H05336642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing members
mounting piece
wall
mounting
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4165314A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
武 小林
Fumiaki Ishiyama
文昭 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Publication of JPH05336642A publication Critical patent/JPH05336642A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下共同溝のような洞道(トンネル)の横断
面が円形であっても、あるいは洞道の側壁から離れてい
る場所にも、送電線等の敷設物を載置するための受金具
を容易に取付けられるようにする。 【構成】 トンネルの上部壁の所定箇所とその所定箇所
の下方に位置するそのトンネルの下部壁とにそれぞれ固
定される一対の固定部材と、これら固定部材間に取付け
られる受金具取付片とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受金具取付装置に係り、
特に、地下共同溝のような洞道(トンネル)に敷設され
る、送電線やガス管等の敷設物を支持する受金具を取付
けるためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下共同溝に敷設される送電線
等の敷設物は、共同溝の垂直な側壁に片持支持された鉄
製等の受金具にトレイを載せ、そのトレイ内に配設され
ている。
【0003】従来の受金具としては、例えば実開昭60
−51727号に示されるように、取付面が垂直な共同
溝の側壁に、L型鋼の取付片をアンカーボルトで取付
け、その取付片に受金具の基部をねじ止め固定して片持
支持により取付けられている。
【0004】また、洞道の横断面形状が円形の場合は、
円形の外周形状に湾曲した取付片を用意し、その取付片
をアンカボルトで側壁に固定し、その取付片に受金具を
片持支持により取付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受金具の取付において、取付面である側壁が、前述
の平面の場合は比較的簡単であるが、後述の曲面の場合
は、取付片の形状を洞道の曲率に合わせたものとしなけ
ればならないという面倒があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、取付面が湾曲
していても、また洞道の側壁面から離れている箇所に
も、容易に受金具を取付けることのできる受金具取付装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受金具取付
装置は、上記目的を達成するために、洞道の上部壁の所
定箇所とその所定箇所の下方に位置するその洞道の下部
壁とにそれぞれ固定される一対の固定部材と、これら固
定部材間に取付けられる受金具取付片とを有することを
特徴としている。また、受金具取付片のほぼ中間位置
と、その中間位置に対向する洞道の側壁との間に、一端
がその受金具取付片に取付けられ、他端がその側壁に固
定される補強部材を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、一対の固定部材は、洞道の
上,下部壁にそれぞれ固定され、これら固定部材間に受
金具取付片が取付けられる。そして、受金具取付片には
受金具が取付けられて送電線等の敷設物が敷設される。
また、受金具取付片と洞道の側壁との間には補強部材が
設けられ、受金具取付片のねじれが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例装置を洞道に設置した状態を示
し、そのうち同図(a)はその側面図及び同図(b)は
その正面図である。そして、図2は、その装置の斜視図
である。なお、これら図には、アンカーボルトや各部材
を固定するためのボルト・ナットは、図面を簡略化する
ために省略されている。
【0010】洞道Tは、横断面形状が円形で、その洞道
Tの上壁の所定箇所と、その所定箇所の真下の箇所に一
対の固定部材1a,1bが図示しないアンカーボルトに
より固定されている。
【0011】固定部材1a,1bは、洞道の湾曲した壁
面に一致する曲面壁2aと、この曲面壁2aから垂直に
突設された取付壁2bとを有している。そして、曲面壁
2aには、X状軸にそれぞれ2個のアンカーボルト用の
穴3,3…が設けられている。このように、一つの軸に
対して2個ずつの穴3が設けられている理由は、一つの
穴が洞道の鉄筋位置に位置したときに他の一つの穴を用
いてアンカーボルトを取付けるためである。したがっ
て、固定部材1a,1bは、合計4本のアンカーボルト
で固定されるようになっている。
【0012】取付壁2bのほぼ中央部分には、図2に別
に示されるように、十字状の長穴4が設けられていて、
後述の接続片の取付位置に多少の余裕、つまり取付調整
代を持たせることができるとともに、取付壁2bの両面
には多数の溝が交差状に設けられていて、接続片との位
置決めを行い、しかも接続片の接合面に摩擦を持たせる
ようにしてある。
【0013】接続片6a,6bは、軟鋼製からなり一対
の固定部材1a,1b間に受金具取付片(以下、取付片
という)7を接続する際に用いられるもので、図2に別
に示されるように、一端部が上記十字状の長穴4に対応
した穴8を有するコ字状部6a′に形成され、他端部が
取付片7の後述する取付穴に対応した穴9を有する舌片
状部6a″に形成されている。また、コ字状部6a′の
内側の両面には、上記溝5に対応した十字状の突条10
が設けられているとともに、舌片上部6a″のコ字状部
6a′側には、舌片上部6a″を縦割りにする方向のス
リット6a1 が設けられている。したがって、コ字状部
6a′はスリット6a1 により弾性をおび、突条10と
溝5とが接合状態を保ちつつ移動して位置決めの役目を
果すとともに、一旦一致したときは、固定部材1a,1
bと接続部材6a,6bとのずれを防止する役目を果し
ている。
【0014】取付片7は、一対のL型鋼7a,7bを上
記接続片6a,6bの舌状部6a″の両面に位置させて
配置させ、上記穴9に対向して設けられた取付穴11
a,11bを介してボルト・ナット(図示せず)により
取付けられている。また、下方の取付穴11bは取付片
7の長手方向に伸びる長穴に形成されていて、取付の自
由度が高められている。
【0015】両取付穴11a,11bを結ぶ線上には、
所定間隔毎に多数の穴12,12…が設けられていて、
受金具aの基部a′が取付けられるように構成されてい
る。
【0016】取付片7のほぼ中間位置の洞道側には、4
個の穴13,13…が設けられていて、補強部材14の
一端部14aが取付けられるように構成されている。
【0017】補強部材14は、一端部14aに上記穴1
3,13…に対応した穴15,15…を有し、その一端
部14と反対側には、アンカーボルト用の穴16を備え
るとともに、洞道Tの側壁の湾曲面に一致した曲面壁1
7を有している。そして、一端部14aと曲面壁17に
は、互いの方向に突出した垂直壁18a,18bが設け
られていて、一方の垂直壁18aに設けられた穴19と
他方の垂直壁18bに設けられている長穴20を介して
固定されて一体化されるように構成されている。
【0018】上記構成の受金具取付装置を洞道Tに設置
するには、先ず、洞道Tの所定の上,下壁に固定部材1
a,1bをアンカーボルトを介して取付けるとともに、
洞道Tの所定の側壁に補強部材14の曲面壁17をアン
カーボルトを介して取付ける。次いで、両固定部材1
a,1bに接続部材6a,6bをボルト・ナットで緩る
くそれぞれ支持し、そして、両接続部材6a,6bに取
付片7をボルト・ナットで緩るくそれぞれ支持するとと
もに、補強部材14の一端部14aをボルト・ナットを
介して取付部に固定する。さらに、上述の各ボルト・ナ
ットを固定して取付片7及び補強部材14を固定する。
【0019】そして、受金具aの基部a′を所定の穴1
2にボルト・ナットを介して取付けて組立を終了する。
【0020】上述のように、本実施例装置は、洞道Tの
上部壁の所定箇所とその所定箇所の下方に位置するその
洞道Tの下部壁とにそれぞれ固定される一対の固定部材
1a,1bと、これら両固定部材間に取付けられる取付
片7とを有するので、洞道Tの横断面が円形であって
も、また、側壁から離れている箇所にも容易に取付ける
ことができる。
【0021】また取付片のほぼ中間位置と、その中間位
置に対向する洞道Tの側壁との間に、一端がその取付片
に取付けられ、他端がその側壁に固定される補強部材1
4を設けたので、取付片7のねじれを効果的に防止する
ことができる。
【0022】図3及び図4は、他の実施例装置を示すも
のであって、洞道Tの内壁面を、例えばモルタルMで仕
上するような場合に、その内装工事の際に固定部材1
a′,1b′を埋設するようにしたものである。
【0023】この場合は、彎曲面を考慮する必要がない
ため、図4に示されるように、フラットな面で足り、固
定部材1a′,1b′を低コストに製造することができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、洞道の上部壁の所定箇所とそ
の所定箇所の下方に位置するその洞道の下部壁とにそれ
ぞれ固定される一対の固定部材と、これら両固定部材間
に取付けられる取付片とを有するので、洞道の横断面が
円形であっても、または、側壁から離れている箇所にも
容易に取付けることができる。また、取付片のほぼ中間
位置と、その中間位置に対向する洞道の側壁との間に、
一端がその取付片に取付けられ、他端がその側面に固定
される補強部材を設けたときは、取付片のねじれを効果
的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例装置の正面図及び側面図
である。
【図2】一実施例装置の斜視図である。
【図3】固定部材の他の例を示す正面図である。
【図4】他の例の固定部材斜視図である。
【符号の説明】
T 洞道 a 受金具 1a,1b 固定部材 7 取付片(受金具取付片) 14 補強部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洞道の上部壁の所定箇所とその所定箇所
    の下方に位置するその洞道の下部壁とにそれぞれ固定さ
    れる一対の固定部材と、 前記両固定部材間に取付けられる受金具取付片と、 を有することを特徴とする受金具取付装置。
  2. 【請求項2】 受金具取付片のほぼ中間位置と、その中
    間位置に対向する洞道の側壁との間に、一端がその受金
    具取付片に取付けられ、他端がその側壁に固定される補
    強部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の受金具
    取付装置。
JP4165314A 1992-06-01 1992-06-01 受金具取付装置 Pending JPH05336642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4165314A JPH05336642A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 受金具取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4165314A JPH05336642A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 受金具取付装置

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JPH05336642A true JPH05336642A (ja) 1993-12-17

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ID=15809981

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JP4165314A Pending JPH05336642A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 受金具取付装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030001137A (ko) * 2001-06-28 2003-01-06 평산에스아이 주식회사 파형강판 공동구
JP2010007734A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 位置出し装置
JP2015077020A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 株式会社ブレスト工業研究所 配線支持金具用台座具
JP2020156251A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 未来工業株式会社 配線・配管材支持装置、配線・配管材の配設構造、支持バー固定装置、及び支持バー台座

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KR20030001137A (ko) * 2001-06-28 2003-01-06 평산에스아이 주식회사 파형강판 공동구
JP2010007734A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 位置出し装置
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JP2020156251A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 未来工業株式会社 配線・配管材支持装置、配線・配管材の配設構造、支持バー固定装置、及び支持バー台座

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