JPH0240368Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240368Y2 JPH0240368Y2 JP1984014050U JP1405084U JPH0240368Y2 JP H0240368 Y2 JPH0240368 Y2 JP H0240368Y2 JP 1984014050 U JP1984014050 U JP 1984014050U JP 1405084 U JP1405084 U JP 1405084U JP H0240368 Y2 JPH0240368 Y2 JP H0240368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- arm plate
- tip
- wire body
- supporting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、家屋の屋根に設置される諸設備から
延びる線体を壁面に沿つて支持するための支持金
具に関するものである。
延びる線体を壁面に沿つて支持するための支持金
具に関するものである。
第1図のように、家屋1の屋根2にたとえば避
雷設備の突針3を設置する場合、雷撃電流を大地
4へ導くための避雷導線5を支持金具6によつて
壁面7に沿つて支持するが、その場合、特に上記
壁面7の最上部においては、屋根2の斜面から垂
下される避雷導線を軒2′の先端位置で支持でき
るようにするため、特殊な支持金具が用いられ
る。
雷設備の突針3を設置する場合、雷撃電流を大地
4へ導くための避雷導線5を支持金具6によつて
壁面7に沿つて支持するが、その場合、特に上記
壁面7の最上部においては、屋根2の斜面から垂
下される避雷導線を軒2′の先端位置で支持でき
るようにするため、特殊な支持金具が用いられ
る。
それを第2図について説明すると、11はこの
支持金具6の主体を成す2枚の断面平板状の腕板
で、その先端部11′が互いに接合されてV形に
形成されている。そして上記先端部11′に避雷
導線5を支持する支持管12が設けられており、
また上記先端部11′から分岐された両基部1
1″に上記壁面7に対する取り付け孔13がそれ
ぞれあけられている。
支持金具6の主体を成す2枚の断面平板状の腕板
で、その先端部11′が互いに接合されてV形に
形成されている。そして上記先端部11′に避雷
導線5を支持する支持管12が設けられており、
また上記先端部11′から分岐された両基部1
1″に上記壁面7に対する取り付け孔13がそれ
ぞれあけられている。
したがつてこのような支持金具6を用いれば、
屋根2から垂下される避雷導線5を奥行の深い軒
2′の先端位置において支持する場合でも、腕板
11がV形に形成され壁面7に対し2箇所で固定
されるので、その取り付けが確実に行われるが、
軒2′の深さは家屋によつてまちまちであり、そ
のため従来は軒2′の深さに応じて腕板11の長
さの異なるものをそのつど用意しなければならな
い欠点があつた。
屋根2から垂下される避雷導線5を奥行の深い軒
2′の先端位置において支持する場合でも、腕板
11がV形に形成され壁面7に対し2箇所で固定
されるので、その取り付けが確実に行われるが、
軒2′の深さは家屋によつてまちまちであり、そ
のため従来は軒2′の深さに応じて腕板11の長
さの異なるものをそのつど用意しなければならな
い欠点があつた。
そこで上記腕板11の中間部をA片とB片とに
分割して伸縮可能とし、その長さを軒の深さに応
じて適宜に調節できるようにしたものが提案され
ている(実開昭55−130985号)が、上記A片とB
片との接合構造が、1片の端部が他片のガイド孔
に摺動可能に挿通され、それをねじ止めによつて
固定するものであるため、腕板が断面コ字状など
複雑な形状となり、構造が複雑となる欠点があ
る。
分割して伸縮可能とし、その長さを軒の深さに応
じて適宜に調節できるようにしたものが提案され
ている(実開昭55−130985号)が、上記A片とB
片との接合構造が、1片の端部が他片のガイド孔
に摺動可能に挿通され、それをねじ止めによつて
固定するものであるため、腕板が断面コ字状など
複雑な形状となり、構造が複雑となる欠点があ
る。
本考案は上記の点にかんがみ、上記腕板11を
断面コ字状など複雑な形状とすることなく、断面
平板状で構成してその長さを軒2′の深さに応じ
て適宜に調節できる線体の支持金具を得ることを
目的とするもので、家屋の屋根に設置される諸設
備から延びる線体を壁面に沿つて支持する線体の
支持金具が、V形に形成された断面平板状の腕板
11の先端部11′に上記線体を支持する支持管
12が設けられ、また上記先端部11′から分岐
された両基部11″に壁面に対する取り付け孔1
3がそれぞれあけられて構成されたものにおい
て、上記腕板11の先端部11′と基部11″との
間の中間部11がA片11aとB片11b
とに分割され、その一片に適宜の間隔を置いて複
数の丸孔14が、また他片に上記丸孔14の間隔
より長い長孔15がその長さ方向に沿つてそれぞ
れあけられ、上記A片11aとB片11bと
が重ねられて上記丸孔14と長孔15とに複数の
ねじ16が挿通されて締め付けられることにより
上記A,B両片11a,11bが互いに接合
されて成ることを特徴とするものである。
断面コ字状など複雑な形状とすることなく、断面
平板状で構成してその長さを軒2′の深さに応じ
て適宜に調節できる線体の支持金具を得ることを
目的とするもので、家屋の屋根に設置される諸設
備から延びる線体を壁面に沿つて支持する線体の
支持金具が、V形に形成された断面平板状の腕板
11の先端部11′に上記線体を支持する支持管
12が設けられ、また上記先端部11′から分岐
された両基部11″に壁面に対する取り付け孔1
3がそれぞれあけられて構成されたものにおい
て、上記腕板11の先端部11′と基部11″との
間の中間部11がA片11aとB片11b
とに分割され、その一片に適宜の間隔を置いて複
数の丸孔14が、また他片に上記丸孔14の間隔
より長い長孔15がその長さ方向に沿つてそれぞ
れあけられ、上記A片11aとB片11bと
が重ねられて上記丸孔14と長孔15とに複数の
ねじ16が挿通されて締め付けられることにより
上記A,B両片11a,11bが互いに接合
されて成ることを特徴とするものである。
腕板の中間部におけるA,B両片の接合が、適
宜の間隔を置いて複数のねじで締め付けられるの
で、腕板を断面コ字状など複雑な形状とすること
なく、断面平板状で構成することができる。
宜の間隔を置いて複数のねじで締め付けられるの
で、腕板を断面コ字状など複雑な形状とすること
なく、断面平板状で構成することができる。
本考案の実施例を説明すると、第3図に示すよ
うに、2枚の断面平板状の腕板11の先端部1
1′が互いに接合されてこの腕板11がV形に形
成され、その先端部11′に避雷導線5を支持す
る支持管12が設けられ、また上記先端部11′
から分岐された両基部11″に壁面7に対する取
り付け孔13がそれぞれあけられている点は、第
2図と全く同様であるが、上記各腕板11の先端
部11′と基部11″との間の中間部11がA片
11aとB片11bに分割され、A片11
aの適宜の間隔を置いた2箇所に丸孔14が、ま
たB片11bに上記丸孔14の間隔より長い長
孔15がその長さ方向に沿つてそれぞれあけられ
ている。そしてA片11aとB片11bとが
重ねられて上記丸孔14と長孔15とにねじ16
が挿通されて締め付けられることにより、A,B
両片11a,11bが互いに接合されてい
る。
うに、2枚の断面平板状の腕板11の先端部1
1′が互いに接合されてこの腕板11がV形に形
成され、その先端部11′に避雷導線5を支持す
る支持管12が設けられ、また上記先端部11′
から分岐された両基部11″に壁面7に対する取
り付け孔13がそれぞれあけられている点は、第
2図と全く同様であるが、上記各腕板11の先端
部11′と基部11″との間の中間部11がA片
11aとB片11bに分割され、A片11
aの適宜の間隔を置いた2箇所に丸孔14が、ま
たB片11bに上記丸孔14の間隔より長い長
孔15がその長さ方向に沿つてそれぞれあけられ
ている。そしてA片11aとB片11bとが
重ねられて上記丸孔14と長孔15とにねじ16
が挿通されて締め付けられることにより、A,B
両片11a,11bが互いに接合されてい
る。
本考案は以上のように構成されるので、ねじ1
6をゆるめればA,B両片11a,11bは
長孔14に沿つて互いに摺動可能となり、腕板1
1を適宜の長さに調節することができるようにな
る。したがつて屋根2の斜面から垂下される避雷
導線5を軒2′の先端位置で支持する場合、上記
のようにねじ16をゆるめて腕板11の長さを軒
2′の深さに合わせ、ねじ16をふたたび締め付
ければよい。
6をゆるめればA,B両片11a,11bは
長孔14に沿つて互いに摺動可能となり、腕板1
1を適宜の長さに調節することができるようにな
る。したがつて屋根2の斜面から垂下される避雷
導線5を軒2′の先端位置で支持する場合、上記
のようにねじ16をゆるめて腕板11の長さを軒
2′の深さに合わせ、ねじ16をふたたび締め付
ければよい。
なお以上の説明は、すべてこの支持金具を、家
屋の屋根に設置される避雷設備の突針から延びる
避雷導線を支持する場合に用いるものとして説明
したが、上記屋根にたとえばアンテナが設置され
る場合のように、そこから延びる線体を壁面に沿
つて支持する必要があるものはほかにもあり、こ
のような場合にも用いることができる。
屋の屋根に設置される避雷設備の突針から延びる
避雷導線を支持する場合に用いるものとして説明
したが、上記屋根にたとえばアンテナが設置され
る場合のように、そこから延びる線体を壁面に沿
つて支持する必要があるものはほかにもあり、こ
のような場合にも用いることができる。
以上のように本考案によれば、腕板の長さが自
由にかつ簡単に調節することができるので、家屋
によつて軒の深さが異なる場合でもそれに応じて
腕板の長さの異なるものをそのつど用意する必要
がない。そして上記腕板の中間部におけるA,B
両片の接合が、適宜の間隔を置いて複数のねじで
締め付けられるので、腕板を断面コ字状など複雑
な形状とすることなく、断面平板状で構成するこ
とができるため構造が簡単で作業性の点でもまた
経済性の点でもすぐれた支持金具が得られる効果
がある。
由にかつ簡単に調節することができるので、家屋
によつて軒の深さが異なる場合でもそれに応じて
腕板の長さの異なるものをそのつど用意する必要
がない。そして上記腕板の中間部におけるA,B
両片の接合が、適宜の間隔を置いて複数のねじで
締め付けられるので、腕板を断面コ字状など複雑
な形状とすることなく、断面平板状で構成するこ
とができるため構造が簡単で作業性の点でもまた
経済性の点でもすぐれた支持金具が得られる効果
がある。
第1図は支持金具の用途を説明するための説明
図、第2図は従来の支持金具を示す斜視図、第3
図は本考案の一実施例を示す斜視図である。 11……腕板、11′……腕板11の先端部、
11″……腕板11の基部、11……腕板11
の中間部、11a……中間部11のA片、1
1b……中間部11のB片、12……支持
管、13……取り付け孔、14……丸孔、15…
…長孔、16……ねじ。
図、第2図は従来の支持金具を示す斜視図、第3
図は本考案の一実施例を示す斜視図である。 11……腕板、11′……腕板11の先端部、
11″……腕板11の基部、11……腕板11
の中間部、11a……中間部11のA片、1
1b……中間部11のB片、12……支持
管、13……取り付け孔、14……丸孔、15…
…長孔、16……ねじ。
Claims (1)
- 家屋の屋根に設置される諸設備から延びる線体
を壁面に沿つて支持する線体の支持金具が、V形
に形成された断面平板状の腕板11の先端部1
1′に上記線体を支持する支持管12が設けられ、
また上記先端部11′から分岐された両基部1
1″に壁面に対する取り付け孔13がそれぞれあ
けられて構成されたものにおいて、上記腕板11
の先端部11′と基部11″との間の中間部11
がA片11aとB片11bとに分割され、そ
の一片に適宜の間隔を置いて複数の丸孔14が、
また他片に上記丸孔14の間隔より長い長孔15
がその長さ方向に沿つてそれぞれあけられ、上記
A片11aとB片11bとが重ねられて上記
丸孔14と長孔15とに複数のねじ16が挿通さ
れて締め付けられることにより上記A,B両片1
1a,11bが互いに接合されて成る線体の
支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1405084U JPS60129822U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 線体の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1405084U JPS60129822U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 線体の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129822U JPS60129822U (ja) | 1985-08-31 |
JPH0240368Y2 true JPH0240368Y2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=30498614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1405084U Granted JPS60129822U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 線体の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129822U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055805Y2 (ja) * | 1987-10-07 | 1993-02-16 | ||
JP4572836B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2010-11-04 | パナソニック電工株式会社 | ケーブルラック用組立体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111576Y2 (ja) * | 1979-03-09 | 1986-04-11 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1405084U patent/JPS60129822U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129822U (ja) | 1985-08-31 |
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