JPH0214263Y2 - - Google Patents

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JPH0214263Y2
JPH0214263Y2 JP3328885U JP3328885U JPH0214263Y2 JP H0214263 Y2 JPH0214263 Y2 JP H0214263Y2 JP 3328885 U JP3328885 U JP 3328885U JP 3328885 U JP3328885 U JP 3328885U JP H0214263 Y2 JPH0214263 Y2 JP H0214263Y2
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JP
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support
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support rod
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は地下ケーブル洞道内で保安無線通話用
の誘導線路を支持する装置に関するものである。
[従来の技術] 多数の地下電力ケーブルが布設されている洞道
内で作業をしているときに地上と種々連絡をとる
必要が生ずることがあり、殊に保安上緊急の連絡
を要する場合にはどの場所からでも直ちに緊急連
絡をすることができるような手段が必要であるが
従来は格別有効な手段がなかつた。
[考案が解決しようとする課題] そのためかりに地上から洞道内に電話線を引込
んで電話機で通話連絡をするとしても、距離が長
い洞道内の作業現場に電話線を引込むことは容易
でなく、また洞道内に電話機の接続端子点を設置
するにはきわめて多数の地点に設置しなければな
らず、しかも保安上緊急に連絡を必要とする事態
は電話機の接続点から離れた地点で発生すること
もあるので、そのような電話線を引込んだ有線の
連絡手段では迅速に対処することは不可能であ
る。
このような洞道内のいかなる地点からでも随時
速やかに通話連絡をするには誘導無線通話が有効
であり、そのためには長距離の洞道内にアンテナ
線としての誘導線路たとえば1.6mmφのビニル絶
縁電線を誘導線路として張り渡し設置しなければ
ならないが、洞道内には多数のケーブルとその支
持金具等があるのでこれらに支障されることなく
誘導線路を張り渡すことが必要である。
そこで本考案はこの誘導線路を洞道内に支障な
く張り渡し支持する装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案の洞道内
保安無線通話用誘導線路の支持具は、プラスチツ
ク製丸棒状の支持棒1の両端部両側面に平面部2
を設けるとともに両端に開口するボルト孔3を設
け、前記支持棒1の下端にプラスチツク製の周溝
付絶縁円盤4をボルト軸6により取付け、前記支
持棒1の上方に取付部7,21を設け、洞道内の
ケーブル支持柱Aの支持腕先端部に前記の取付部
を取付け前記周溝付絶縁円盤4の周溝5に誘導線
路Lを添わせてバインドしたものである。
[作用] 前記の周溝付絶縁円盤4は、その周溝5に誘導
線路Lを添わせてバインドすることにより誘導線
路Lを支持する。
支持棒1は、この周溝付絶縁円盤4を洞道内ケ
ーブル支持柱Aの支持腕Bの先端部から垂下して
取付ける。
支持棒1の平面部2は、支持棒1両端のボルト
孔3にボルト軸6,8を回動して螺合するときに
スパナで挟み、これにより支持棒1が丸棒でも回
動せずに固く螺合することを可能にする。
前記のように構成された本考案の洞道内保安無
線通話用誘導線路の支持具により誘導線路が支持
されて洞道内に張り渡される。この誘導線路を介
することにより洞道内のどこの地点からでも随時
に地上局と誘導無線通話を行うことが可能とな
る。
[実施例] 第1図は本考案の第1の誘導線路支持具の正
面、第2図はその側面、第3図はその下面を示
し、第4図は第2図の−線断面を示す。同図
の1はプラスチツク製の丸棒状の支持棒であり、
2はその両端部両側面に設けたスパナ回動用の平
面部、3は両端に開口するボルト孔である。
4はプラスチツク製の周溝付絶縁円盤であり、
周面に周溝5を設けて滑車状に形成し、この絶縁
円盤4を前記支持棒1の下端からボルト孔3にボ
ルト軸6を螺合することにより支持棒下端に取付
ける。
7は前記支持棒1の上端に設けたU形の取付部
であり、ボルト軸8を前記支持棒1の上端からボ
ルト孔3に螺合することにより取付部7を支持棒
上端に取付け、そのU形の板の一方の板にはねじ
孔9を設けて取付けねじ10を螺入したものであ
る。なお11は平座金、12はばね座金である。
前記支持棒1両端のボルト孔3にボルト軸6,
8を螺合する際はスパナ回動用の平面部2をスパ
ナで挟んでボルト軸6,8を回動すれば支持棒1
が丸棒でも回動せずに螺合することができる。
前記のように構成した第1の誘導線路支持具
は第5図示のように洞道内のケーブル支持金具に
取付ける。同図のAは支持柱、Bは支持腕、Cは
ケーブル受枕であり、これは第8図、第9図示の
ように洞道内の側壁面に沿つて立設されているも
のである。この第5図示のように支持腕Bの先端
部を前記誘導線路支持具の上端のU形の取付部
7で挟み取付けねじ10を締付けることにより支
持棒1を支持腕先端部から吊下し、支持棒1の下
端の周溝付絶縁円盤4の周溝5に誘導線路Lのビ
ニル絶縁電線を添わせバインド線Wでバインドし
て支持し洞道内に張り渡すのである。
第6図、第7図は前記のような1つの誘導線路
をアンテナとするゾーンとその隣の誘導線路のア
ンテナゾーンとの境界点においてその2つの誘導
線路の各端部を支持するように第1図、第2図示
の支持棒1、絶縁円盤4を2連に並べて構成した
第2の支持具を示し、第1図、第2図と同一符
号は同一部分を示す。この第6図、第7図におい
て20は2つの支持棒1,1の上端を橋絡するよ
うにボルト軸8,8で固定した上側橋絡板であ
り、21はこの上側橋絡板20の中央部に立設し
た取付部である。この取付部21は、上方にボル
ト挿通孔22を有しその下方に固定位置調整用の
長孔23を設けた取付板24の下端を前記橋絡板
20に溶接し、これと同様にボルト挿通孔と長孔
とを設けた取付板25を前記の取付板24に対向
させて取付ボルト26、ナツト27で固定する。
また前記2つの支持棒1,1の下端は下側橋絡板
30で橋絡するようにボルト軸6,6で固定す
る。
このように2連に構成した第2の支持具は第
8図、第9図の洞道断面図のように洞道内のケー
ブル支持金具に取付ける。同図においてDは洞
道、D1はマンホール、Eは電力ケーブルを示
し、第5図示のような支持柱A、支持腕Bよりな
るケーブル支持金具が洞道内側壁面に沿つて立設
されている。F1,F2は誘導線路のゾーンの端
部の境界点であり、この境界点F1,F2におけ
る各支持柱Aに装着されている支持腕Bの先端を
前記第6図、第7図示の2連の第2の支持具の
取付部21の取付板24,25で挟み取付ボルト
26、ナツト27を締付けてこの2連の支持具
を支持腕先端に取付ける。またこの境界点F1,
F2の間のゾーンにある各支持柱Aの支持腕B先
端には前述した第5図示のように単一の第1の支
持具を取付ける。そして境界点F1,F2に設
置した2連の支持具の一方の周溝付絶縁円盤4
の周溝5に誘導線路Lのビニル絶縁電線の端部を
添わせバインド線Wでバインドして引止め、境界
点F1,F2間における誘導線路Lの中間部分は
単一の支持具の周溝付絶縁円盤4の周溝5に添
わせバインド線Wでバインドして支持することに
より誘導線路Lを洞道内に張り渡すのである。そ
して前記の第2の支持具の2連の他の一方の周
溝付絶縁円盤には隣のゾーンの誘導線路の端部を
引止める。なお前記のように支持具,を取付
ける支持柱Aの支持腕Bは、支持柱に装着されて
いる多数の支持腕のうちの最高位置にある支持腕
に取付けるのがよく、このようにして洞道内に張
り渡された誘導線路Lは洞道の適宜の箇所を通し
て地上局に接続される。
前記のようにして誘導線路Lは洞道内全長にわ
たつて張り渡されるので、洞道内の作業者はこの
誘導線路Lを介して誘導無線通話により洞道内の
どの地点からでも随時に地上局と連話連絡するこ
とが可能となるのである。
[考案の効果] 本考案の誘導線路支持具は前述のように、洞道
内の支持柱Aの支持腕Bの先端に取付けて誘導線
路Lを支持するように構成したので、洞道内の狭
い空間においても容易に取扱い作業を行うことが
でき、その支持棒1と周溝付絶縁円盤4はプラス
チツク製としたので誘導線路Lの周囲の電界を障
害することなく良好な誘導無線通話を実現するこ
とができる。また周溝付絶縁円盤4の周溝5によ
り誘導線路Lの電線のバインド固定が確実とな
り、支持棒1の両端部両側面にはスパナ回動用の
平面部2を設けたのでボルト軸6,8を支持棒1
両端のボルト孔3に螺合するときに支持棒1が丸
棒でも固く螺合することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の支持具の正面図、第2
図はその側面図、第3図はその下面図、第4図は
第2図の−線の断面図、第5図はその取付け
状態図、第6図は本考案の第2の支持具の正面
図、第7図はその側面図、第8図は洞道の長さ方
向断面図、第9図はその横断面図である。 1:支持棒、2:平面部、3:ボルト孔、4:
周溝付絶縁円盤、6:ボルト軸、9,21:取付
部、A:支持柱、B:支持腕、D:洞道、L:誘
導線路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク製丸棒状の支持棒1の両端部両側
    面に平面部2を設けるとともに両端に開口するボ
    ルト孔3を設け、前記支持棒1の下端にプラスチ
    ツク製の周溝付絶縁円盤4をボルト軸6により取
    付け、前記支持棒1の上方に取付部を設け、洞道
    内のケーブル支持柱Aの支持腕先端部に前記の取
    付部を取付け前記周溝付絶縁円盤4の周溝5に誘
    導線路Lを添わせてバインドした洞道内保安無線
    通話用誘導線路の支持具。
JP3328885U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0214263Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328885U JPH0214263Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3328885U JPH0214263Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61149926U JPS61149926U (ja) 1986-09-16
JPH0214263Y2 true JPH0214263Y2 (ja) 1990-04-18

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ID=30535598

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JP3328885U Expired JPH0214263Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JPS61149926U (ja) 1986-09-16

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