JPS5840627B2 - コンクリ−ト構造物の貫通孔の補強スリ−ブ構造体 - Google Patents

コンクリ−ト構造物の貫通孔の補強スリ−ブ構造体

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JPS5840627B2
JPS5840627B2 JP2859679A JP2859679A JPS5840627B2 JP S5840627 B2 JPS5840627 B2 JP S5840627B2 JP 2859679 A JP2859679 A JP 2859679A JP 2859679 A JP2859679 A JP 2859679A JP S5840627 B2 JPS5840627 B2 JP S5840627B2
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fixed sleeve
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄筋コンクリート造(以下RC造と称する)
渣たは鉄骨鉄筋コンクリート造(以下SRC造と称する
)の梁等に貫通孔を形成するためのスリーブと、このス
リーブの周囲に配設される補強手段とからなるコンクリ
ート構造物の貫通孔の補強スリーブ構造体に関する。
一般に、建物は建築基準法の高さ制限や経済性から階高
をなるべく低くすることが要求される。
しかしながら、建物には空気調和や給排水、衛生ガス、
電気などの付帯設備が不可欠であり、天井裏にはこれら
のダクトやパイプが縦横に走り、設備機械室や電気室、
ファンルームなどと各居室が連結されている。
このような付帯設備のダクトやパイプを全て天井と梁下
の空間に納めるには大きな階高が必要であり、これは必
然的に計画床面積の縮小やコストアップにつながり、さ
らに限られた土地の有効利用にも反し不経済である。
このような不合理を解消するために、従来から梁の腹部
に貫通孔を形成するためのスリーブ12を第3図のよう
に取りつけてスリーブの中にダクトやパイプを通す方法
が一般的に採用されていた。
しかしながら、RC造やSRC造の梁1の腹部に第1図
および第2図のような貫通孔3をあけると、貫通孔3の
周囲に応力集中が起るし、またせん断力Qを受ける部分
には斜張力が生じて貫通孔3の周囲から放射状にひび割
れ4が発生し、梁の剛性が低下する。
これらの影響を緩和するために貫通孔の周囲を補強しな
ければならないが、従来はこの補強を第3図むよび第4
図のような設計図により施工していた。
しかしながら、実際の現場では、施工の手順から非常に
困難であり、設計回通りに施工されている工事は皆無に
等しい現状である。
この理由は、理論的に補強筋量を算定して設計図で鉄筋
を単線で表現するから充分に補強されているように思わ
れるが、施工する段階では、鉄筋に太さがありかつぶし
もあるので、組立てられた主筋5と四角に形成されたス
ターラップ6゜7.8.9の中に、横筋10と、曲げ加
工された斜補強筋11を各貫通孔の周囲に6本づつしか
も梁の両面に組込むことが非常に困難になるからである
さらにまた、幅の大きい梁には6本1組の補強筋を数列
組込んで補強しなければならないので、いっそう現場作
業が困難になる。
以下、第3図と第4図に示した従来技術の欠点をあげる
と次のようになる。
(1)補強筋の組立てが終った段階では、鉄筋同志を接
触させて45°方向に配筋されている斜筋11のふしが
かみ合っていて、後の修正がむづかしく、正しい角度で
組立てられなくなったり、また4方向配筋のため離れた
ところにある鉄筋と結束しなければならず、作業中それ
らの結束線がゆるみやすい。
(2)鉄筋が複雑に交叉して混み合っているので、鉄筋
相互のあき(間隔)が小さく、従ってコンクリートの充
填性が悪くなって梁の内部に空洞ができる。
この空洞は貫通孔の他に梁の断面欠損を作ることになる
ので、設計強度を大幅に下廻った梁ができる。
(3)貫通孔の上下に設けるスターラップ7.8ば、貫
通孔のない部分のスターラップ6より成の部分(縦方向
)が小さいので、予想されるひび割れからの定着長さが
十分にとれないのが普通であり、このため補強が不完全
となる。
(4)RC造の梁の場合、型枠が仮組立て状態のときに
、スラブ型枠上に主筋を必要数だけ並べて継ぎ、スター
ラップをそれらの周りに廻して要所を結束してから梁の
型枠内へ落し入れるいわゆる1落し込み配筋“が一般的
な施工法であるが、梁にスリーブがある場合には、スリ
ーブ下のスターラップ8が非常に組立てにくい。
(5)スリーブ12には一般に硬質の紙チューブが使用
されているが、梁筋を落し込みやすいように梁幅すより
幾分短かく切断したスリーブを鉄筋に仮止めしてち・き
、鉄筋を落し込んでからスリーブを型枠に針止めするが
、スリーブの両端が梁の型枠に密着していないので固定
が不安定であり、従ってコンクリート打設時にスリーブ
が傾斜したり、スリーブ内にコンクリートが詰ってし1
つたりすることがしばしばあった。
このように傾斜したスリーブはその″!渣使用できない
ので、梁のコンクリートを折って孔をあけなければなら
ないが、RC梁にノミで孔をあける場合、梁の表面で必
要な孔径の3乃至4倍の漏斗形に折ることになり、その
結果苦労して組立てた補強筋を切断してし1うことにな
る。
この状態では、梁の強度低下が著しく、剛性低下による
撓みが増大して梁やスラブにひび割れが生じ、曲げ応力
やせん断応力に対しても危険性が増す。
このように従来の梁貫通孔の補強方法には、多くの欠点
があるが、これらを解決できる良策がない1渣、欠陥建
物が建築されているのが現状であり、大きな地震が襲来
すれば、崩壊につながる危険性がある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去して、梁等の貫通孔
の周囲に作用するせん断力や斜張力に対して補強の役目
を充分かつ確実に果し、しかも従来より組立てやすく、
コンクリートの充填性が良く、組立て後の梁の剛性低下
が少なく施工時間を短縮できる経済的な、コンクリート
構造物の貫通孔のための補強スリーブ構造体を提供する
ことである。
以下、本発明を実施例について附図を参照して詳細に説
明する。
第5.6.7図に本発明の基本的な補強スリーブ構造体
を示す。
コンクリート構造物の梁に貫通孔を形成するための固定
スリーブ22は、落し込み配筋の支障とならないように
梁幅すより271だけ短かい長さの厚内鋼管が適当であ
る。
この固定スリーブ220両端部の外周面には、梁貫通孔
の補強手段として環状のフランジ24が固定スリーブの
軸心に垂直に溶接されてあ・す、この鋼製フランジ24
により貫通孔のコンクリート断面欠損分が補なわれる。
固定スリーブ220両端には、硬質の紙で作ったスライ
ドスリーブ26が固定スリーブ22内を摺動可能に挿入
されている。
このスライドスリーブ26の両端には、さらにプラスチ
ック製の蓋28が挿入しである。
第8図乃至第10図は、RC造の例で、前述の基本的な
補強スリーブ構造体に配筋をして、梁型枠13に落し込
み配筋された状態を示す。
梁の貫通孔の別の補強手段として、固定スリーブ22の
両端のフランジ240間には、固定り−ブ22の外周面
から固定スリーブの周りを外方へらせん状に延びるよう
にスパイラル筋30が溶接されてあ・す、このスパイラ
ル筋30は、固定スリーブ22の外周面からその垂直な
中心線に対して上下左右に45°の角度で放射状に延び
る帯状支持板32に溶接されてしっかりと保持されてい
る。
スパイラル筋30ば、50r[Im程度の間隔で二重以
上に巻いた蚊取線香形にして、梁幅に応じてコンクリー
トの充填性がそこなわれない範囲で数多く設けるのが望
ましい。
スパイラル筋30の太さは、斜張力より断面積を算定し
て決めれば良い。
また、帯状支持板32は、スパイラル筋30の変形防止
と、貫通孔の部分に生じるせん断力を貫通孔のない部分
に伝達するのに役立つ。
実際には、コンクリート付着力の大きい縞鋼板を帯状支
持板32として使用すれば効果的である。
この場合、スパイラル筋30を帯状支持板32の縞のな
い側に溶接して、支持板32より突出するスパイラル筋
30の溶接部分でコンクリートとの付着強度を確保する
ことができる。
さらに、これらの補強スリーブ構造体を主筋5と連結さ
せて貫通孔の補強を確実にするために、第8図と第10
図から明らかなように、固定スリーブ22の両端のフラ
ンジ24の外側面上部と下部に、[形の上方スターラッ
プ7と下方スターラップ8が固定スリーブ22と閉鎖形
となるように溶接されている。
これによって従来法のコンクリート付着長さ不足による
鉄筋のすべりを防止することができる。
さらに、フランジ24の外側面には、貫通孔の両横の位
置に竪方向のスターラップ9が溶接されていると共に、
フランジ24の内側面には横補強筋10が溶接されてい
る。
貫通孔の上下にあり横補強筋10は、貫通孔中心より5
0d(d−鉄筋径)の定着が必要である。
第10図のように、貫通孔が最小間隔で連続している場
合には、これらの補強スリーブ22のフランジ24を1
とめて横補強筋10で連結するようにする。
以上述べた部品の製作加工はもちろん、第5図に示した
基本的な補強スリーブ構造体にスパイラル筋30と帯状
支持板32を溶接する作業と、固定スリーブ22のフラ
ンジ24に上方および下方スターラップIと8、貫通孔
の両横のスターラップ9、横補強筋10を溶接する作業
と、フランジ24の範囲を除いて横補強筋10の範囲内
にあるスターラップ9′を横補強筋に溶接する作業を、
精度良く加工製作できる工場で行ってその補強スリーブ
構造体を現場に搬入することができる。
次に、RC造の場合に本発明の補強スリーブ構遺体を現
場で取付ける方法を、鉄筋、型枠の組立作業と関連して
第11図乃至第14図を参照して説明する。
(1)工場で製作した補強スリーブ構造体34を現場に
搬入し、所定位置の梁型枠13をまたぐように枕木40
をスラブ型枠14の上に必要個数並べる。
(2)枕木40の上に梁型枠13と平行に桟木42を2
列以上並べ、その上に補強スリーブ構造体34を載置す
る。
(第11図と第12図)(3)主筋5と、横補強筋の範
囲外にあるスターラップ9“の配筋をする。
(第13図と第14図(4)桟木42と枕木40を順次
引抜いて組終った鉄筋を梁の型枠13内へ落し込む。
(第8図、第10図) (5)スペーサーを使って鉄筋のかぶりを正しく保つ。
(6)固定スリーブ22の両側からスライドスリーブ2
6を梁の型枠13の内面1で引張り出しく第5図の左側
参照)、固定スリーブ22にあけである釘孔に釘25を
打ち込み、スライドスリーブ26を固定する。
このとき、蓋28が梁の型枠13の面に接触しているの
で、コンクリート打設時にスリーブ内へコンクリートが
流入しないように防止できる。
・(7)スラブ配筋、電気配管、床のスリーブ取付は等
が完了してから、コンクリートを打設する。
スリーブ22の周囲では鉄筋が比較的混み合っているの
で、十分に締め固めるようにする。
(8)梁型枠脱型後、蓋28とスライドスリーブ26を
取り外して、固定スリーブ22を配管やダクテイングに
利用する。
サービスの固定スリーブ22は、蓋28をかぶせた渣1
にして3く。
以上、RC造について述べたが、SRC造の場合は固定
スリーブ22、スパイラル筋30、帯状支持板32、フ
ランジ24の取付を工場で行い、他は現場で組立てるの
が良い。
本発明の補強スリーブ構造体を使用すれば、以下に述べ
るような多数の利点が得られる。
(1)梁貫通孔の断面欠損を、固定スリーブ22に固着
したフランジ24で補なうので、貫通孔の上方釦よび下
方スターラップ7.8を他のスターラップより太くする
必要がなく、余裕をもって補強できる。
(2)固定スリーブ22のフランジ24に貫通孔の上方
ち−よび下方のスターラップが閉鎖形に固着されている
ので、従来のものよりせん断強度が太きい。
(3)固定スリーブ22のフランジ24の内外面にスタ
ーラップと横補強筋を別々に固着しであるので、従来の
ように鉄筋同志の交叉がなく、コンクリートの充填性が
良い。
さらに、フランジ24における溶接長さが充分に確保さ
れるので、溶接強度が母材以上とれるし、さらに線状に
溶接できるので、ショートビードにより鋼材が脆くなる
ような材質変化も起し難い。
また、フランジ24における鉄筋溶接部の突起がコンク
リートとの付着強度を向上させる。
(4)固定スリーブ22とスライドスリーブ26の組合
わせにより梁型枠への落し込み配筋が容易となった。
(5)スライドスリーブ26の外側開放端部に蓋を設け
たので、コンクリート打設時にスリーブ内へコンクリー
トが流入しないように防止できる。
(6)本発明の補強スリーブ構造体は工場で作ることが
できるため精度が良く、孔の曲りや位置の狂いが少ない
(7)梁貫通孔の補強配筋が複雑に交叉する従来技術と
比較して、本発明の補強スリーブ構造体によると、工期
が大幅に短縮されるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は貫通孔のある鉄筋コンクリート造の梁を第2図
のI−Iに沿って切断した横断面図、第2図は第1図の
梁の側面図、第3図は貫通孔のある鉄筋コンクリート造
の梁を従来の方法により補強配筋した状態を示す図で、
第4図の線■−■に沿って切断した横断面図、第4図は
第3図の梁の側面図、第5図は本発明の基本的な補強ス
リーブ構造体の縦断面図、第6図は第5図の線■−■の
方向より見たスライドスリーブの蓋の端面図、第7図は
第5図の線■−■に沿って切断した横断面図、第8図は
本発明の基本的な補強スリーブ構造体を用いて配筋を完
了した状態を示す図で、第10図の線■−■に沿って切
断した横断面図、第9図は第8図の線IX−IXに沿っ
て切断してスパイラル補強部を示す横断面図、第10図
は第8図の線X−Xに沿って切断して梁の配筋状態を示
す側面図、第11図は本発明の補強スリーブ構造体を工
場で製作加工して、現場の梁型枠上に置いた状態を示す
図で、第12図の線M−Mに沿って切断した横断面図、
第12図は第11図の線■−■の方向より見た側面図、
第13図は第11図の補強スリーブ構造体に主筋とスタ
ーラップを配筋して梁型枠内へ落し込む前の状態を示す
図で、第14図の線xtn−xmに沿って切断した横断
面図、第14図は第13図の線XIV−XIVの方向よ
り見た側面図である。 7.8.9・・・・・・スターラップ、10・・・・・
・横補強筋、22・・・・・・固定スリーブ、24・・
・・・・フランジ、26・・・・・・スライドスリーブ
、28・・・・・・スライドスリーブ蓋、30・・・・
・・スパイラル筋、32・・・・・・帯状支持板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造
    の梁等に貫通孔を形成するためのスリーブと、このスリ
    ーブの周囲に配設される補強手段とからなるコンクリー
    ト構造物の貫通孔の補強スリーブ構造体において、前記
    スリーブが梁幅より短かい軸方向長さの固定スリーブと
    、この固定スリーブの両端にそれぞれ固定スリーブ内を
    摺動可能に挿入されたスライドスリーブとからなり、前
    記固定スリーブの両端外周面には貫通孔の補強手段とし
    て環状のフランジが固定スリーブの軸心と垂直に固定さ
    れている補強スリーブ構造体。 2 固定スリーブが鋼管で作られている特許請求の範囲
    第1項記載の補強スリーブ構造体。 3 スライドスリーブの外側開口部に蓋を設けた特許請
    求の範囲第1項記載の補強スリーブ構造体4 スライド
    スリーブが硬質の紙で作られている特許請求の範囲第1
    項記載の補強スリーブ構造体5 スライドスリーブを固
    定スリーブに固定するための手段を有する特許請求の範
    囲第1項記載の補強スリーブ構造体。 6 鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造
    の梁等に貫通孔を形成するためのスリーブと、このスリ
    ーブの周囲に配設される補強手段とからなるコンクリー
    ト構造物の貫通孔のための補強スリーブ構造体であって
    、前記スリーブが梁幅より短かい軸方向長さの固定スリ
    ーブと、この固定スリーブの両端にそれぞれ固定スリー
    ブ内を摺動可能に挿入されたスライドスリーブとからな
    り、前記固定スリーブの両端外周面には補強手段として
    環状のフランジが固定スリーブの軸心と垂直に固定され
    ている補強スリーブ構造体においてさらに、補強手段と
    して、前記環状のフランジの間の固定スリーブの外周面
    からその周りをらせん状に廻って外方へ延びるように固
    定スリーブに固着されたスパイラル筋と、このスパイラ
    ル筋を支持するために固定スリーブから放射方向に延び
    るように固定スリーブに固着された補数側の帯状支持板
    とが設けられている補強スリーブ構造体。 7 前記帯状支持板として縞鋼板を使用し、スパイラル
    筋を縞のない方に溶接した特許請求の範囲第5項記載の
    補強スリーブ構造体。 8 前記帯状支持板が、固定スリーブの軸心を通る垂直
    な中心線に対し上下左右に45°の方向に延びるように
    固定スリーブの外周面に固着されている特許請求の範囲
    第5項記載の補強スリーブ構造体。 9 鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造
    の梁等に貫通孔を形成するためのスリーブと、このスリ
    ーブの周囲に配設される補強手段とからなるコンクリー
    ト構造物の貫通孔の補強スリーブ構造体であって、前記
    スリーブが梁幅より短かい軸方向長さの固定スリーブと
    、この固定スリーブの両端にそれぞれ固定スリーブ内を
    摺動可能に挿入されたスライドスリーブとからなり、前
    記固定スリーブの両端外周面には貫通孔の補強手段とし
    て環状のフランジが固定スリーブの軸心と垂直に固定さ
    れている補強スリーブ構造体において、さらに補強手段
    として、固定スリーブのフランジの一方の面にスターラ
    ップをスリーブと閉鎖形に固着すると共に、フランジの
    反対側の面には横補強筋を固着することを特徴とする補
    強スリーブ構造体。
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